JPH0138123B2 - - Google Patents

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JPH0138123B2
JPH0138123B2 JP1984581A JP1984581A JPH0138123B2 JP H0138123 B2 JPH0138123 B2 JP H0138123B2 JP 1984581 A JP1984581 A JP 1984581A JP 1984581 A JP1984581 A JP 1984581A JP H0138123 B2 JPH0138123 B2 JP H0138123B2
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JP
Japan
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titanium trichloride
solid titanium
solid
treatment
propylene
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Application number
JP1984581A
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English (en)
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JPS57133102A (en
Inventor
Masayoshi Hasuo
Sadanori Suga
Kazuhisa Kojima
Yukitoshi Suzuki
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP1984581A priority Critical patent/JPS57133102A/ja
Publication of JPS57133102A publication Critical patent/JPS57133102A/ja
Publication of JPH0138123B2 publication Critical patent/JPH0138123B2/ja
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はポリオレフインの製造方法に関する。 エーテルの存在下で可溶化せしめた三塩化チタ
ン液状物を150℃以下の温度で加熱処理して得ら
れる微粒状固体三塩化チタンをα―オレフイン重
合用触媒とすることは知られている。 本発明者等は、先に特開昭59−91794号におい
て、この触媒の製造に際し、三塩化チタン液状物
よりの微粒状固体三塩化チタンの析出処理を、エ
ステル、フオスフアイト等の電子供与性化合物の
存在下におこなうことによりさらに高い立体規則
性の重合体を与える触媒とする方法を提示した。
また、特開昭55−116626号において、上記触媒の
製造に際し、三塩化チタン液状物よりの微粒状固
体三塩化チタンの析出処理を、炭素数が大でとく
に嵩高いカルボン酸エステルの存在下におこなう
ことにより、重合活性が向上した、高立体規則性
の重合体を与える触媒とする方法を提示した。 一方、三塩化チタンをエステル、エーテル等の
酸素含有ルイス塩基、窒素含有ルイス塩基、リン
含有ルイス塩基等で接触処理することによつてα
―オレフイン重合体の立体規則性が改良されるこ
とは知られている。例えば特開昭51−24684号に
おいては四塩化チタンを有機アルミニウム化合物
で還元して得た固体の還元三塩化チタンをエーテ
ルおよび/または有機アルミニウム化合物で接触
処理し、ついで安息香酸エチルまたはメタクリル
酸メチル等の如きルイス塩基で接触処理する方法
が提示され、また特開昭54−46191号では固体の
還元三塩化チタンをエーテルで接触処理し、つい
でグリセリン誘導体または安息香酸エチル等の如
きルイス塩基で接触処理する方法が提示され、ま
た特開昭55−99904号では前述した如き固体の還
元三塩化チタンをエーテルで接触処理し、ついで
安息香酸エチル、ベンゾフエノンの如きルイス塩
基で接触処理する方法が提示されている。しかる
に本発明者等の検討によると紫色の三塩化チタン
を前述した如きルイス塩基で接触処理した場合、
α―オレフインを重合して得られた重合体の立体
規則性は改良されるが、重合活性が低下する。本
発明者等はかかる欠点を改良すべく鋭意検討を行
つた結果本発明に到達したものである。 すなわち本発明の要旨は、エーテルの存在下で
液状化した三塩化チタンを含有する液状物から
150℃以下の温度で析出させるかまたは四塩化チ
タンを有機アルミニウム化合物で還元して得られ
た固体三塩化チタンを錯化処理及びハロゲン化合
物処理するかして得られる微粒状固体三塩化チタ
ン系錯体に、一般式
【式】(式中、R1 およびR2は水素または炭素数1〜3のアルキル
基であり、R3は炭素数9以上のアルキル基を示
す)で表わされるモノカルボン酸エステルを添加
して接触処理することにより得られる固体触媒成
分と有機アルミニウム化合物とからなる触媒系を
用いてα―オレフインを重合することを特徴とす
るポリオレフインの製造方法に存する。 本発明をさらに詳細に説明するに、本発明にお
いて固体触媒成分を調製する際に用いられる微粒
状固体三塩化チタン系錯体は、特公昭55−8451
号、同55−8452号、同53−24194号、同55−8003
号、同54−41040号、同54−28316号、特開昭53−
12796号、特公昭53−3356号、同53−44958号、同
52−35350号、特開昭50−112289号各公報に記載
されている方法に従い、 (イ) エーテルの存在下に液状化した三塩化チタン
を含有する液状物から150℃以下の温度で析出
させる (ロ) 四塩化チタンを有機アルミニウム化合物で還
元して得られた固体三塩化チタンを、錯化剤処
理及びハロゲン化合物処理する などの方法により容易に製造することができる。 (イ)の方法において液状化した三塩化チタンを含
有する液状物を得る方法としては次の2つの手法
があげられる。 (A) 四塩化チタンを出発原料として、これをエー
テル及び必要に応じて適当な炭化水素溶媒の存
在下に有機アルミニウム化合物で還元する方
法。 (B) 固体の三塩化チタンを出発原料として、これ
を必要に応じて適当な炭化水素溶媒の存在下、
エーテルで処理する方法。 ここで使用されるエーテルとしては、炭化水素
溶媒に可溶なエーテルが選ばれ、ジ―n―ブチル
エーテル、ジ―n―ヘキシルエーテル、ジ―n―
オクチルエーテル、ジ―n―ドデジルエーテル等
のジアルキルエーテルのほか、ジアルケニルエー
テル、アルキルアルケニルエーテル等が挙げられ
る。有機アルミニウム化合物としては、ジエチル
アルミニウムモノクロリド、ジプロピルアルミニ
ウムモノクロリド、エチルアルミニウムセスキク
ロリド、メチルアルミニウムジクロリド等のアル
キルアルミニウムクロリド、トリエチルアルミニ
ウム、トリプロピルアルミニウム等のトリアルキ
ルアルミニウムが挙げられる。炭化水素溶媒とし
ては、n―ヘキサン、n―ヘプタン等の脂肪族炭
化水素、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素
が挙げられる。 微粒状固体三塩化チタン系錯体を析出させる方
法には特に制限はなく、液状物をそのままあるい
は必要に応じて炭化水素希釈剤を加えてのち、
150℃以下の温度、好ましくは40〜120℃、とくに
好ましくは60〜100℃に昇温して、析出させる。
なお、三塩化チタン液状物中のチタンとアルミニ
ウムとの合計モル数がエーテル又はチオエーテル
のモル数より少ない場合には、遊離化剤を添加し
て析出を促進してもよい。遊離化剤としては、四
塩化チタン、アルミニウムハロゲン化物、例えば
三ハロゲン化アルミニウム、アルキルアルミニウ
ムジハライド等が好ましい。遊離化剤の使用量
は、液状物中のチタンの5モル倍以下が好まし
い。 (ロ)の方法における錯化剤としては、さきに例示
したエーテルが、同様に挙げられる。ハロゲン化
合物としては、四塩化チタン又は四塩化炭素が挙
げられる。錯化剤処理とハロゲン化合物処理は、
同時におこなつてもよいが、先ず錯化剤処理をお
こない、次いでハロゲン化合物処理をおこなつて
もよい。錯化剤処理は、通常、希釈剤中、固体三
塩化チタンに、TiCl3に対し0.2〜3モル倍の錯化
剤を添加し、−20〜80℃の温度でおこなう。錯化
剤処理後、得られた固体を分離洗浄することが好
ましい。ハロゲン化合物処理は、通常、希釈剤
中、−10〜50℃の温度でおこなう。ハロゲン化合
物の使用量は、TiCl3に対し通常、0.1〜10モル
倍、好ましくは1〜5モル倍である。ハロゲン化
合物処理後、得られた固体を分離洗浄することが
好ましい。 このようにして得られる微粒状固体三塩化チタ
ン系錯体は、紫色で、少量の錯化したエーテル、
アルミニウム化合物成分を含むものである。 かくして得られる微粒状固体三塩化チタン系錯
体に、一般式
【式】(式中、R1および R2は水素または炭素数1〜3のアルキル基であ
り、R3は炭素数9以上のアルキル基を示す)で
表わされるモノカルボン酸エステルを添加して接
触処理して固体触媒成分を調製する。かかるモノ
カルボン酸エステルとしては具体的にはアクリル
酸のデシル、ドデシル、トリデシル、オクタデシ
ルエステル;メタクリル酸のデシル、ドデシル、
トリデシル、オクタデシルエステル;クロトン酸
のデシル、ドデシル、トリデシル、オクタデシル
エステル;イソクロトン酸のデシル、ドデシルト
リデシル、オクタデシルエステル;アンゲリカ酸
のデシル、ドデシル、トリデシル、オクタデシル
エステル;チグリン酸のデシル、ドデシル、トリ
デシル、オクタデシルエステル等が挙げられる。 このようなモノカルボン酸エステルとしては、
前示一般式中のR1およびR2が水素またはメチル
基であつてR1およびR2のうち少くとも一方が水
素であり、R3が炭素数10〜30のアルキル基であ
るような化合物が好ましい。このうちメタクリル
酸エステル例えばデシル、ドデシル、オクタデシ
ルエステル等が特に好ましい。また、添加量はモ
ノカルボン酸エステル/微粒状固体三塩化チタン
系錯体のモル比で0.005〜1.0好ましくは0.01〜0.3
である。接触処理は適当な溶媒中で行うのが好ま
しく、特に前述微粒状固体三塩化チタン系錯体を
製造する際に用いたのと同じ炭化水素溶媒あるい
はハロゲン化炭化水素溶媒を用いるのが工業的に
有利である。処理温度は0℃〜150℃、好ましく
は20℃〜60℃であり、処理時間は10分〜数時間、
通常1時間程度で充分である。かくして得られる
固体触媒成分を反応混合物のまま重合系に導入し
てもよいが、反応混合物から該成分を分離し、溶
媒で洗浄することが好ましい。 以上のようにして得られた固体触媒成分は、α
―オレフイン重合用触媒成分として、とくに有用
である。すなわち、有機アルミニウム化合物と組
合せてα―オレフインの重合に用いると、とくに
高い重合活性と極めて良好な立体規則性の従つて
剛性が大きいα―オレフイン重合体を与える触媒
系となる。 α―オレフインの重合に用いる場合について説
明すると、共触媒として用いられる有機アルミニ
ウム化合物としては、一般式AlR4 nY3-n(式中、
R4は炭素数1〜8のアルキル基を、mは1〜3
の数を、Yはハロゲン原子を示す)で表わされる
有機アルミニウム化合物例えば、ジエチルアルミ
ニウムモノクロリド、ジメチルアルミニウムモノ
クロリド、ジ―n―プロピルアルミニウムモノク
ロリド、ジ―n―ブチルアルミニウムモノクロリ
ド、ジ―n―ヘキシルアルミニウムモノクロリド
等のジアルキルアルミニウムモノハライド等が挙
げられる。このうち、R4がノルマルプロピルま
たはノルマルヘキシルで、Yが塩素で、mが1.95
〜2.10であるような化合物は、とくに高い重合活
性と極めて良好な立体則性のα―オレフイン重合
体を与える点で好ましい。α―オレフインの重合
には、上記固体触媒成分および共触媒のほかに触
媒第3成分として電子供与性化合物を用いること
ができる。このような電子供与性化合物として
は、トリアルキルホスフアイト、トリアリールホ
スフアイト、カルボン酸エステル等が挙げられ
る。触媒各成分の使用割合は、通常、固体触媒成
分中の三塩化チタン:有機アルミニウム化合物の
モル比で1:1〜100好ましくは1:2〜40の範
囲から選ばれる。触媒第3成分を使用する場合に
は、同じく三塩化チタン:触媒第3成分のモル比
で、1:0.01〜10好ましくは1:0.05〜2になる
ように選ばれる。重合させるα―オレフインとし
ては、プロピレン、ブテン―1,4―メチルペン
テン―1等が挙げられ、これらのα―オレフイン
の単独重合、これらとエチレンとの共重合、又は
これらの相互の共重合がおこなわれる。とくに、
プロピレン単独重合体、プロピレン90重量%以上
を含むランダム共重合体またはプロピレン80重量
%以上を含むブロツク共重合体を製造する立体規
則性重合に好適である。重合反応は、気相重合で
おこなつてもよいし、ペンタン、ヘキサン、ヘプ
タン、液状プロピレン等の稀釈剤の存在下にスラ
リー重合でおこなつてもよい。また、重合の温度
と圧力については特に限定はないが、通常、30℃
〜100℃、好ましくは50℃〜90℃、圧力は大気圧
〜100気圧程度である。なお、重合の際、水素、
ハロゲン化炭化水素等の公知の分子量制御剤を用
いることもできる。 以下本発明を実施例および比較例に従つて更に
詳細に説明する。なお、実施例および比較例中、
触媒効率CEは、固体触媒成分中の三塩化チタン
1g当りのポリプロピレン生産量gである。また
触媒活性Kは三塩化チタン1g当り、1時間当
り、プロピレン圧1Kg/cm2当りのポリプロピレン
生産量gである。CE及びKの算出は生成重合体
粉末からプレス片を作成して螢光X線分析(以
下、FX分析と略す)でTi含量を定量して求め
た。IIはアイソタクチツクインデツクスを示し改
良型ソツクスレー抽出器で沸騰ノルマルヘプタン
により生成重合体を6時間抽出した際の残量(重
量%、以下単に%と略す)である。非晶性重合体
は沸騰ノルマルヘプタンに可溶であるから、IIは
全生成重合体中の結晶性重合体の割合を示す。ま
た嵩密度ρBはJIS―K―6721に従い、100c.c.のシリ
ンダーにポリマー粉末を自然落下方式で充填し、
ポリマー重量を測定し単位c.c.当りの重量を算出し
た値である。また、第1図及び第2図は、本発明
に含まれる技術内容の理解を助けるためのフロー
チヤート図であり、本発明はその要旨を逸脱しな
い限り、フローチヤート図によつて何ら制約を受
けるものではない。 実施例 1 〔〕 微粒状固体三塩化チタン系錯体の製造 充分に乾燥し、アルゴン置換した容量1の四
つ口フラスコに精製トルエン600ml、TiCl4600m
mol、ジ―n―ブチルエーテル600mmolを加え
撹拌下25℃に保つた。次いでジエチルアルミニウ
ムモノクロライド300mmolを添加し褐色の均一
溶液を得た。次いでこの均一溶液を徐々に加熱し
て昇温した。昇温途中50℃附近より紫色の固体三
塩化チタンの生成が認められた。 触媒溶液系は更に昇温を続け95℃に昇温後同温
度で撹拌下90分保持し紫色の固体三塩化チタンを
得た。次いで冷却后沈澱紫色固体三塩化チタンを
別し精製トルエン500mlで8回洗浄し紫色固体
三塩化チタンスラリーを得た。 〔〕 モノカルボン酸エステル処理 充分に乾燥し、アルゴン置換した容量200mlの
四つ口フラスコに、〔〕で得られた紫色固体三
塩化チタンスラリーを三塩化チタンとして5g分
取し、ついで撹拌下にメタクリル酸n―ドデシル
(DMAと略す)3.2mmolを添加した。DMA/
TiCl3mol比は0.1であつた。撹拌下、25℃で1時
間保つた後、精製トルエン100mlで5回洗浄し紫
色の固体三塩化チタン触媒スラリーを得た。固体
三塩化チタン触媒の分析の結果組成はTiCl3
(nBu2O)0.07・(DMA)0.07であつた。又、BET法
によるこの固体三塩化チタン触媒の比表面積は2
m2/gであつた。 〔〕 プロピレンの重合 〔〕で得られた固体三塩化チタン触媒をジ―
n―プロピルアルミニウムモノクロライドおよび
トルエンと共にフラスコに仕込み、ついで重合し
たプロピレンが三塩化チタンに対し重量比で5倍
になるまで撹拌下にプロピレンを供給し、前処理
を行つた(以下においてこれを前重合という)。
かくして得られたポリプロピレン含有三塩化チタ
ンスラリーを用いてプロピレンの高触媒効率重合
を次の様にして行つた。 充分に乾燥し精製窒素で置換した容量2の誘
導撹拌式オートクレープに共触媒ジ―n―プロピ
ルアルミニウムモノクロライド(以下これを
DPAと略す)2.0mmolを仕込み次いで水素ガス
を1.2Kg/cm2ゲージ圧加え更に液化プロピレン700
gを仕込んだ。内温が70℃になつた時点で、上記
で得られたポリプロピレン含有三塩化チタンスラ
リーを精製窒素で圧入し重合反応を開始した。3
時間後未反応のプロピレンを速やかにパージし放
冷後白色粉末状ポリプロピレンを得た。FX分析
によるポリマー中のTi分析の結果17.2ppmであ
り、CE=18050、K=201であつた。またII=98.6
%、ρB=0.50g/c.c.であつた。 比較例 1 実施例1を繰返したが、ただし実施例1の
〔〕の操作は行なわなかつた。即ち、実施例1
の〔〕で得られた固体三塩化チタンを、モノカ
ルボン酸エステル処理することなく実施例1の
〔〕と同様にしてプロピレンの重合を行つた。
その結果を表1に示した。 比較例 2 実施例1を繰返したが、ただし紫色固体三塩化
チタンを〔〕のDMA処理せずに、直接前重合
をして重合反応系に加え、DMAはDPAと混合し
て重合反応系に添加してプロピレンを重合した。
即ち比較例1でDMA/TiCl3mol比が0.07(実施
例1の固体三塩化チタンに付着しているものと同
一量)となる様にDMAをDPAと混合して重合系
に添加した外は比較例1と同様にプロピレンの重
合を行ない結果を表1に示した。表1から明らか
な様に、固体三塩化チタンのモノカルボン酸エス
テル処理を行なわなかつた比較例1の場合、上記
処理を行つた実施例1に比べIIが低い結果であ
り、また、上記処理を行なわなかつた固体三塩化
チタンに、重合時にモノカルボン酸エステルを添
加した比較例2の場合でも実施例1に比べIIが低
く、本発明方法がIIの改良方法として優れている
ことがわかる。 実施例 2〜7 実施例1の〔〕において、DMAの代りに表
2に示すエステルを用いたこと以外は実施例1の
〔〕と同様にして固体三塩化チタンを製造し、
得られた固体三塩化チタンを用いて実施例1の
〔〕と同様にして、プロピレンを重合した。そ
の結果を表2に示した。 比較例 3〜5 実施例1の〔〕において、DMAの代りに表
2に示すエステルを用いたこと以外は実施例1の
〔〕と同様にして固体三塩化チタンを製造し、
得られた固体三塩化チタンを用いて実施例1の
〔〕と同様にして、プロピレンを重合した。そ
の結果を表2に示した。IIは向上し、モノカルボ
ン酸エステルによる処理の効果はみられるが、そ
の反面重合活性、Kが低下した。 比較例 6〜8 比較例1を繰返したが、ただし重合反応系に表
3に示すエステルをDPAと混合して直接添加し
てプロピレンを重合した。その結果を表3に示し
た。固体三塩化チタンのエステル処理を行つた実
施例2,3,5と比べ明らかにIIは低い結果であ
つた。
【表】
【表】
【表】
【表】 実施例 8 〔〕 微粒状固体三塩化チタンの製造 充分に乾燥し、アルゴン置換した容量500mlの
四つ口フラスコに、n―ヘキサン45ml、四塩化チ
タン100mmolを加え、0℃に冷却後、撹拌下に
n―ヘキサン70mlとエチルアルミニウムセスキク
ロライド200mmolとから成る溶液を30分にわた
り滴下した。滴下終了後、さらに0℃で2時間撹
拌を続け熟成を行つた。ついでn―ヘキサン100
mlを用いて5回洗浄を行い、赤紫色の固体物質21
gを得た。この赤紫色の固体物質にn―ヘキサン
150ml及びジイソアミルエーテル(iAm2Oと略
す)21mlを加え、30℃で1時間撹拌下に反応を行
つた。ついでn―ヘキサン100mlを用いて5回洗
浄を行い、減圧乾燥を行つて褐色の物質21gを得
た。ついで、この褐色の物質に対し、400mmol
の四塩化チタンを加えた。40℃で2時間反応を行
つた後n―ヘキサン100mlで8回洗浄を行つて紫
色の固体三塩化チタン約20gを得た。 〔〕 モノカルボン酸エステル処理 充分に乾燥し、アルゴン置換した容量200mlの
四つ口フラスコに、〔〕で得られた紫色固体三
塩化チタンスラリーを三塩化チタンとして5g分
取し、ついで撹拌下にメタクリル酸n―ドデシル
(DMAと略す)3.2mmolを添加した。DMA/
TiCl3mol比は0.1であつた。撹拌下、30℃で1時
間保つた後、n―ヘキサン100mlで5回洗浄し、
紫色の固体三塩化チタンスラリーを得た。分析の
結果、このものの組成はTiCl3・(iAm2O)0.05
(DMA)0.07であつた。 〔〕 プロピレンの重合 〔〕で得られた固体三塩化チタン触媒をジ―
n―プロピルアルミニウムモノクロライドおよび
n―ヘキサンと共にフラスコに仕込み、ついで重
合したプロピレンが三塩化チタンに対し重量比で
5倍になるまで撹拌下にプロピレンを供給し、前
処理を行つた(以下においてこれを前重合とい
う)。かくして得られたポリプロピレン含有三塩
化チタンスラリーを用いてプロピレンの高触媒効
率重合を次の様にして行つた。 充分に乾燥し精製窒素で置換した容量2の誘
導撹拌式オートクレーブに共触媒ジ―n―プロピ
ルアルミニウムモノクロライド2.0mmolを仕込
み次いで水素ガスを1.2Kg/cm2ゲージ圧加え更に
液化プロピレン700gを仕込んだ。内温が70℃に
なつた時点で、上記で得られたポリプロピレン含
有三塩化チタンスラリーを精製窒素で圧入し重合
反応を開始した。3時間後未反応のプロピレンを
速やかにパージし放冷後白色粉末状ポリプロピレ
ンを得た。FX分析によるポリマー中のTi分析の
結果20.3ppmであり、CE=15300、K=170であ
つた。またII=96.4%、ρB=0.44g/c.c.であつた。 比較例 9 実施例8を繰返したが、ただし実施例8の
〔〕の操作は行なわなかつた。即ち、実施例8
の〔〕で得られた固体三塩化チタンを、モノカ
ルボン酸エステル処理することなく実施例8の
〔〕と同様にしてプロピレンの重合を行つた。
その結果を表4に示した。 比較例 10 実施例8を繰返したが、ただし紫色固体三塩化
チタンを〔〕のDMA処理せずに、直接前重合
をして重合反応系に加えDMAはDPAと混合して
重合反応系に添加してプロピレンを重合した。即
ち比較例9でDMA/TiCl3mol比が0.07(実施例
8の固体三塩化チタンに付着しているものと同一
量)となる様にDMAをDPAと混合して重合系に
添加した外は比較例9と同様にプロピレンの重合
を行ない結果を表4に示した。表4から明らかな
様に、固体三塩化チタンのモノカルボン酸エステ
ル処理を行なわなかつた比較例9の場合、上記処
理を行つた実施例8に比べIIが低い結果であり、
また、上記処理を行なわなかつた固体三塩化チタ
ンに、重合時にモノカルボン酸エステルを添加し
た比較例10の場合でも実施例8に比べIIが低く、
本発明方法がIIの改良方法として優れていること
がわかる。 実施例 9〜11 実施例8の〔〕において、DMAの代りに表
5に示すエステルを用いたこと以外は実施例8の
〔〕と同様にして固体三塩化チタンを製造し、
得られた固体三塩化チタンを用いて実施例8の
〔〕と同様にして、プロピレンを重合した。そ
の結果を表5に示した。 比較例 11〜13 実施例8の〔〕において、DMAの代りに表
5に示すエステルを用いたこと以外は実施例8の
〔〕と同様にして固体三塩化チタンを製造し、
得られた固体三塩化チタンを用いて実施例8の
〔〕と同様にして、プロピレンを重合した。そ
の結果を表5に示した。IIは向上し、モノカルボ
ン酸エステルによる処理の効果はみられるが、そ
の反面重合活性、Kが低下した。
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の一態様を示すフ
ローチヤート図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エーテルの存在下に液状化した三塩化チタン
    を含有する液状物から150℃以下の温度で析出さ
    せるかまたは四塩化チタンを有機アルミニウム化
    合物で還元して得られた固体三塩化チタンを錯化
    処理及びハロゲン化合物処理するかして得られる
    微粒状固体三塩化チタン系錯体に、一般式
    【式】(式中、R1およびR2は水素また は炭素数1〜3のアルキル基であり、R3は炭素
    数9以上のアルキル基を示す)で表わされるモノ
    カルボン酸エステルを添加して接触処理すること
    により得られる固体触媒成分と有機アルミニウム
    化合物とからなる触媒系を用いてα―オレフイン
    を重合することを特徴とするポリオレフインの製
    造方法。
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