JPH0140005B2 - - Google Patents
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- JPH0140005B2 JPH0140005B2 JP58051199A JP5119983A JPH0140005B2 JP H0140005 B2 JPH0140005 B2 JP H0140005B2 JP 58051199 A JP58051199 A JP 58051199A JP 5119983 A JP5119983 A JP 5119983A JP H0140005 B2 JPH0140005 B2 JP H0140005B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caries
- hinokitiol
- mixture
- myutans
- activity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q11/00—Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/92—Oils, fats or waxes; Derivatives thereof, e.g. hydrogenation products thereof
- A61K8/922—Oils, fats or waxes; Derivatives thereof, e.g. hydrogenation products thereof of vegetable origin
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Birds (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、抗齲蝕性組成物、すなわち、齲蝕
を予防しまたはその進行を阻止するために用いる
組成物に関するものである。 〔従来の技術〕 近年、齲蝕、すなわち、虫歯の羅患率は著しく
増大しており、大きな社会問題にまで発展してい
る。一方、これに伴つて齲蝕の原因の研究も進ん
でおり、現在の定説では齲蝕の原因は食物中の蔗
糖が齲蝕原因菌の作用により変化を受け不溶性か
つ粘着性のグルカンを生成することにあるとされ
ている。このようにして生成されたグルカンによ
つて齲蝕原因菌が歯面に付着して増殖し歯垢を形
成する。そして、この歯垢をベースとしてその中
の細菌が糖醗酵により酸を発生し、その酸により
齲蝕が進行するのである。齲蝕の防止には歯の抵
抗性を高める方法、蔗糖を排除するか、蔗糖に代
わる甘味料を使用する方法、蔗糖より生成する不
溶性のグルカンを分解するかまたはグルカンの生
成を阻止する方法もしくは齲蝕原因菌を撲滅する
方法等が考えられる。上記の方法にはそれぞれ長
所欠点を備えているが齲蝕の本質が齲蝕原因菌に
よる感染症であるため、この原因となる齲蝕原因
菌を撲滅することが齲蝕防止に最も効果的である
と考えられる。上記の菌としてはストレプトコツ
カスミユータンス(Streptococcus Mutans)や
ストレプトコツカスサングイス(Streptococcus
Sanguis)があげられる。齲蝕防止のためにこの
ような齲蝕原因菌を駆遂しようとする試みはこれ
までも数多くなされている。例えば、ペニシリン
やエリスロマイシン等の抗生物質、齲蝕原因菌の
細胞壁を溶解する細胞壁溶解酵素やシクロヘキシ
ジン等の殺菌剤の使用が試みられている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、これらは口腔内および腸内細菌
叢の攪乱により自然の細菌バランスを壊し、しか
も副作用を惹起するという問題がある。このよう
な副作用の問題の解決がなされていないため広く
用いられるには到つていない。また、天然精油で
あるヒバ油の成分であるヒノキチオールを用いて
上記齲蝕原因菌を死滅させようとする試みもなさ
れているが、ヒノキチオールの抗齲蝕性にも限界
があり、単独で用いた場合には比較的その抗齲蝕
性が短時間で失われてしまう。そのため、例えば
チユーイングガムのように比較的長時間咀嚼する
ようなものに添加しても充分は齲蝕予防効果が期
待できない。したがつて、目下のところ齲蝕防止
のために決定的な方法がないのが実情であり、食
後、歯ブラシで清掃するという物理的な方法に勝
る予防法の確立がなされていないのが現状であ
る。 この発明は、このような事情に鑑みなされたも
ので、副作用が全くなくて安全性が高く、連用が
可能で、かつ齲蝕予防効果に優れた抗齲蝕性組成
物の提供をその目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成するため、この発明の抗齲蝕
性組成物は、有効成分として、下記の(A)成分とと
もに、(B)成分および(C)成分の少なくとも一方が含
有され、かつ上記(A)成分の含有量が全体に対し
0.01重量%以上に設定されているという構成をと
る。 (A) ヒノキチオール。 (B) C3〜C18のカルボン酸。 (C) C9〜C14のラクトン。 〔作用〕 すなわち、本発明者らは、ヒノキチオール自体
の有する優れた抗齲蝕性に着目し、その齲蝕予防
効果の向上を中心に一連の研究を重ねた。その結
果、ヒノキチオールを単独で使用するのではな
く、他の各種の化合物と組み合わせて使用する
と、組み合わせた化合物によつては、齲蝕予防効
果が増大することをつきとめた。そして、さらに
研究を重ねた結果、上記組み合わせる各種の化合
物のうち、特にカルボン酸とラクトンが、効果の
点で最も優れていることを見出しこの発明に到達
した。 このように、この発明は、副作用が全くなく安
全性の極めて高いヒノキチオールと、カルボン酸
と、ラクトンとを抗齲蝕性組成物の有効成分とし
て用いるところに最大の特徴がある。 つぎに、この発明を詳しく説明する。 天然精油や天然物質あるいは香料化合物ないし
はそれらの有効成分のある種のものには抗菌作用
があるという報告が散見されている。しかしなが
ら、最も強い齲蝕作用をもつミユータンス菌に対
する抗菌活性に関する報告は皆無である。そこで
本発明者らは、ヒノキチオールの抗菌作用の確認
に先立ち、まず第1段階として何らかの抗菌作用
が報告されているか比較的汎用されている天然精
油を対象としミユータンス菌に対する抗菌活性を
測定した。抗菌活性は、それぞれ上記天然精油を
5%のアルコール溶液とし(これを供試成分とす
る)、これを、5%の蔗糖を含有するハートイン
フユージヨン培地に、培地全体に対する天然精油
の割合が1/100〜1/1000(5%アルコール溶液
中の天然精油濃度が1/100〜1/1000)となる
ように添加し、培地が固化したのち、ミユータン
ス菌(ストレプトコツカスミユータンス
RIMD3125001)を穿刺接種して37℃で72時間以
上培養し、培地中、培地表面における菌の生育を
観察して測定した。抗ミユータンス菌活性がある
ものは後記の第1表のとおりである。抗ミユータ
ンス菌活性があるということは、天然精油を、培
地に対し1/1000の割合になるように添加し37℃
で72時間以上培養した場合においてミユータンス
菌の生育が認められないということである。そし
て、供試成分中の天然精油濃度をどんどん希釈し
てゆき、抗ミユータンス菌活性が認められる最小
濃度(有効生育阻止濃度)の逆数、例えば、天然
精油濃度が1/1000であるときは、その逆数の
1000を抗ミユータンス菌活性値として示した。対
象用として、厚朴エキス、厚朴エキスの有効成分
であるマグノロールならびにミユータンス菌に対
する殺菌作用をもつ抗生物質エリスロマイシンを
用い同様の実験を行つて第1表に併せて示した。
第1表に掲げる天然精油は、抗齲蝕用剤として知
られている厚朴エキス(特開昭57−85319号参照)
と同等かそれ以上の優れた抗ミユータンス菌活性
を示している。 つぎに、第1表に示した天然精油についてそれ
ぞれその有効成分を調べ、その有効成分のなかか
ら抗菌性が認められている成分を抽出し同様の試
験を実施した。その結果は後記の第2表のとおり
であつた。第2表から明らかなように、ヒバ油の
有効成分であるヒノキチオールの抗ミユータンス
菌活性値は、ヒバ油のそれが2000であるのに対し
て10000であり、極めて抗ミユータンス菌活性が
高いことが確認できた。この発明は、このように
驚異的に抗ミユータンス菌活性が高いヒノキチオ
ールを抗齲蝕性組成物の有効成分とするものであ
る。つぎに、上記ヒノキチオールと組み合わせる
と、その齲蝕予防効果を向上させる化合物の目安
をつける目的で、その対象を、天然精油、合成香
料およびカルボン酸ならびにラクトンの分野まで
広げ抗ミユータンス菌活性を調べた。その結果は
後記の第3表のとおりである。第3表に掲げる合
成香料、カルボン酸およびラクトン群は高い抗ミ
ユータンス菌活性を備えてはいる。しかし、それ
らは、単独使用では、いずれもヒノキチオールの
それよりもかなり低い。
を予防しまたはその進行を阻止するために用いる
組成物に関するものである。 〔従来の技術〕 近年、齲蝕、すなわち、虫歯の羅患率は著しく
増大しており、大きな社会問題にまで発展してい
る。一方、これに伴つて齲蝕の原因の研究も進ん
でおり、現在の定説では齲蝕の原因は食物中の蔗
糖が齲蝕原因菌の作用により変化を受け不溶性か
つ粘着性のグルカンを生成することにあるとされ
ている。このようにして生成されたグルカンによ
つて齲蝕原因菌が歯面に付着して増殖し歯垢を形
成する。そして、この歯垢をベースとしてその中
の細菌が糖醗酵により酸を発生し、その酸により
齲蝕が進行するのである。齲蝕の防止には歯の抵
抗性を高める方法、蔗糖を排除するか、蔗糖に代
わる甘味料を使用する方法、蔗糖より生成する不
溶性のグルカンを分解するかまたはグルカンの生
成を阻止する方法もしくは齲蝕原因菌を撲滅する
方法等が考えられる。上記の方法にはそれぞれ長
所欠点を備えているが齲蝕の本質が齲蝕原因菌に
よる感染症であるため、この原因となる齲蝕原因
菌を撲滅することが齲蝕防止に最も効果的である
と考えられる。上記の菌としてはストレプトコツ
カスミユータンス(Streptococcus Mutans)や
ストレプトコツカスサングイス(Streptococcus
Sanguis)があげられる。齲蝕防止のためにこの
ような齲蝕原因菌を駆遂しようとする試みはこれ
までも数多くなされている。例えば、ペニシリン
やエリスロマイシン等の抗生物質、齲蝕原因菌の
細胞壁を溶解する細胞壁溶解酵素やシクロヘキシ
ジン等の殺菌剤の使用が試みられている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、これらは口腔内および腸内細菌
叢の攪乱により自然の細菌バランスを壊し、しか
も副作用を惹起するという問題がある。このよう
な副作用の問題の解決がなされていないため広く
用いられるには到つていない。また、天然精油で
あるヒバ油の成分であるヒノキチオールを用いて
上記齲蝕原因菌を死滅させようとする試みもなさ
れているが、ヒノキチオールの抗齲蝕性にも限界
があり、単独で用いた場合には比較的その抗齲蝕
性が短時間で失われてしまう。そのため、例えば
チユーイングガムのように比較的長時間咀嚼する
ようなものに添加しても充分は齲蝕予防効果が期
待できない。したがつて、目下のところ齲蝕防止
のために決定的な方法がないのが実情であり、食
後、歯ブラシで清掃するという物理的な方法に勝
る予防法の確立がなされていないのが現状であ
る。 この発明は、このような事情に鑑みなされたも
ので、副作用が全くなくて安全性が高く、連用が
可能で、かつ齲蝕予防効果に優れた抗齲蝕性組成
物の提供をその目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成するため、この発明の抗齲蝕
性組成物は、有効成分として、下記の(A)成分とと
もに、(B)成分および(C)成分の少なくとも一方が含
有され、かつ上記(A)成分の含有量が全体に対し
0.01重量%以上に設定されているという構成をと
る。 (A) ヒノキチオール。 (B) C3〜C18のカルボン酸。 (C) C9〜C14のラクトン。 〔作用〕 すなわち、本発明者らは、ヒノキチオール自体
の有する優れた抗齲蝕性に着目し、その齲蝕予防
効果の向上を中心に一連の研究を重ねた。その結
果、ヒノキチオールを単独で使用するのではな
く、他の各種の化合物と組み合わせて使用する
と、組み合わせた化合物によつては、齲蝕予防効
果が増大することをつきとめた。そして、さらに
研究を重ねた結果、上記組み合わせる各種の化合
物のうち、特にカルボン酸とラクトンが、効果の
点で最も優れていることを見出しこの発明に到達
した。 このように、この発明は、副作用が全くなく安
全性の極めて高いヒノキチオールと、カルボン酸
と、ラクトンとを抗齲蝕性組成物の有効成分とし
て用いるところに最大の特徴がある。 つぎに、この発明を詳しく説明する。 天然精油や天然物質あるいは香料化合物ないし
はそれらの有効成分のある種のものには抗菌作用
があるという報告が散見されている。しかしなが
ら、最も強い齲蝕作用をもつミユータンス菌に対
する抗菌活性に関する報告は皆無である。そこで
本発明者らは、ヒノキチオールの抗菌作用の確認
に先立ち、まず第1段階として何らかの抗菌作用
が報告されているか比較的汎用されている天然精
油を対象としミユータンス菌に対する抗菌活性を
測定した。抗菌活性は、それぞれ上記天然精油を
5%のアルコール溶液とし(これを供試成分とす
る)、これを、5%の蔗糖を含有するハートイン
フユージヨン培地に、培地全体に対する天然精油
の割合が1/100〜1/1000(5%アルコール溶液
中の天然精油濃度が1/100〜1/1000)となる
ように添加し、培地が固化したのち、ミユータン
ス菌(ストレプトコツカスミユータンス
RIMD3125001)を穿刺接種して37℃で72時間以
上培養し、培地中、培地表面における菌の生育を
観察して測定した。抗ミユータンス菌活性がある
ものは後記の第1表のとおりである。抗ミユータ
ンス菌活性があるということは、天然精油を、培
地に対し1/1000の割合になるように添加し37℃
で72時間以上培養した場合においてミユータンス
菌の生育が認められないということである。そし
て、供試成分中の天然精油濃度をどんどん希釈し
てゆき、抗ミユータンス菌活性が認められる最小
濃度(有効生育阻止濃度)の逆数、例えば、天然
精油濃度が1/1000であるときは、その逆数の
1000を抗ミユータンス菌活性値として示した。対
象用として、厚朴エキス、厚朴エキスの有効成分
であるマグノロールならびにミユータンス菌に対
する殺菌作用をもつ抗生物質エリスロマイシンを
用い同様の実験を行つて第1表に併せて示した。
第1表に掲げる天然精油は、抗齲蝕用剤として知
られている厚朴エキス(特開昭57−85319号参照)
と同等かそれ以上の優れた抗ミユータンス菌活性
を示している。 つぎに、第1表に示した天然精油についてそれ
ぞれその有効成分を調べ、その有効成分のなかか
ら抗菌性が認められている成分を抽出し同様の試
験を実施した。その結果は後記の第2表のとおり
であつた。第2表から明らかなように、ヒバ油の
有効成分であるヒノキチオールの抗ミユータンス
菌活性値は、ヒバ油のそれが2000であるのに対し
て10000であり、極めて抗ミユータンス菌活性が
高いことが確認できた。この発明は、このように
驚異的に抗ミユータンス菌活性が高いヒノキチオ
ールを抗齲蝕性組成物の有効成分とするものであ
る。つぎに、上記ヒノキチオールと組み合わせる
と、その齲蝕予防効果を向上させる化合物の目安
をつける目的で、その対象を、天然精油、合成香
料およびカルボン酸ならびにラクトンの分野まで
広げ抗ミユータンス菌活性を調べた。その結果は
後記の第3表のとおりである。第3表に掲げる合
成香料、カルボン酸およびラクトン群は高い抗ミ
ユータンス菌活性を備えてはいる。しかし、それ
らは、単独使用では、いずれもヒノキチオールの
それよりもかなり低い。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
つぎに、ヒノキチオールを必須成分とし、これ
に上記第1表、第2表および第3表に示す成分を
混合してその抗ミユータンス菌活性とグルカン形
成率を調べた。ただし、上記グルカン形成率は、
つぎのようにして測定した。 〈グルカン形成率測定法〉 第4表のNo.1〜No.5の組成の混合物を200ml
容量の試験管にそれぞれ1mlずつ計り取り、純
水を100ml入れ撹拌する。 このようにして得られた各液から1mlずつ別
の試験管に計り取り、純水を2mlずつ加える。 それぞれの試験管に、5%蔗糖と0.1NaN3を
含む0.2Mリン酸ナトリウム緩衝液(PH6.0)を
1.5ml加え、ミユータンス菌(ストレプトコツ
カスミユータンスRIMD3125001)を接種し、
37℃×18時間培養する。 培養後生じたグルカンを超音波で分散させ、
吸光度550nmで濁度を測定する。 抗齲蝕組成物を添加しない系をブランクと
し、グルカン形成率を次の式より求める。 形成率(%)=測定値/ブランク×100 この結果を下記の第4表に示す。
に上記第1表、第2表および第3表に示す成分を
混合してその抗ミユータンス菌活性とグルカン形
成率を調べた。ただし、上記グルカン形成率は、
つぎのようにして測定した。 〈グルカン形成率測定法〉 第4表のNo.1〜No.5の組成の混合物を200ml
容量の試験管にそれぞれ1mlずつ計り取り、純
水を100ml入れ撹拌する。 このようにして得られた各液から1mlずつ別
の試験管に計り取り、純水を2mlずつ加える。 それぞれの試験管に、5%蔗糖と0.1NaN3を
含む0.2Mリン酸ナトリウム緩衝液(PH6.0)を
1.5ml加え、ミユータンス菌(ストレプトコツ
カスミユータンスRIMD3125001)を接種し、
37℃×18時間培養する。 培養後生じたグルカンを超音波で分散させ、
吸光度550nmで濁度を測定する。 抗齲蝕組成物を添加しない系をブランクと
し、グルカン形成率を次の式より求める。 形成率(%)=測定値/ブランク×100 この結果を下記の第4表に示す。
【表】
このように、この発明の抗齲蝕性組成物は、ヒ
ノキチオールと、カルボン酸およびラクトンの片
方もしくは双方とを有効成分とするものであつ
て、上記ヒノキチオールを全体量に対し0.01重量
%以上に設定することにより優れた抗齲蝕効果が
得られるため、うがい薬、トローチ、はみがき、
チユーインガム等に最適である。そして、その使
用により従来の抗生物質のような副作用が全く生
じないのであり、長期間の連用に充分耐えうる極
めて実用性の高いものである。 つぎに、この発明を実施例にもとづいて説明す
る。 ただし、以下の実施例では、ヒノキチオールと
他の成分との混用により優れた相乗効果が得られ
る第4表の混合物を用いて行つた。 〔実施例 1〕 第4表のNo.1の混合物を対象とし、これのミユ
ータンス菌に対する有効生育阻止濃度を調べたと
ころその有効生育阻止濃度は1/4000(抗ミユー
タンス菌活性値4000)であつた。この混合物はハ
ーブ調のレモンの風味を有しており、その5%ア
ルコール溶液を濃度10%の蔗糖溶液に、上記混合
物が1/4000の割合で含有されるように添加して
口に含んでも違和感および刺激は全く感じられな
かつた。 〔実施例 2〕 第4表のNo.2の混合物を対象とし、この混合物
のミユータンス菌に対する有効生育阻止濃度を求
めた。その結果、有効生育阻止濃度は1/8000
(抗ミユータンス菌活性値8000)であつた。そし
て、このものの5%アルコール溶液を濃度10%の
蔗糖溶液に、上記混合物が1/8000の割合で含有
されるように添加して口に含んでも違和感および
刺激は全く感じられなかつた。 〔実施例 3〕 第4表のNo.3の混合物を対象とし、これのミユ
ータンス菌に対する有効生育阻止濃度を求めた。
このものの有効生育阻止濃度は1/8000(抗ミユ
ータンス菌活性値8000)であつた。そして、この
ものの5%アルコール溶液を濃度10%の蔗糖溶液
に、上記混合物が1/8000の割合で含有されるよ
うに添加して口に含んでも違和感および刺激は全
く感じられなかつた。 〔実施例 4〕 第4表のNo.4の混合物を対象とし、これのミユ
ータンス菌に対する有効生育阻止濃度を調べたと
ころ、その有効生育阻止濃度は1/7000(抗ミユ
ータンス菌活性値7000)であつた。この混合物は
ハーブ調のレモンの風味を有しており、その5%
アルコール溶液を濃度10%の蔗糖溶液に、上記混
合物が1/7000の割合で含有されるように添加し
て口に含んでも違和感および刺激は全く感じられ
なかつた。 〔実施例 5〕 第4表のNo.5の混合物を対象とし、これのミユ
ータンス菌に対する有効生育阻止濃度を調べたと
ころ、その有効生育阻止濃度は1/6000(抗ミユ
ータンス菌活性値6000)であつた。この混合物は
ハーブ調のレモンの風味を有しており、その5%
アルコール溶液を濃度10%の蔗糖溶液に、上記混
合物が1/6000の割合で含有されるように添加し
て口に含んでも違和感および刺激は全く感じられ
なかつた。
ノキチオールと、カルボン酸およびラクトンの片
方もしくは双方とを有効成分とするものであつ
て、上記ヒノキチオールを全体量に対し0.01重量
%以上に設定することにより優れた抗齲蝕効果が
得られるため、うがい薬、トローチ、はみがき、
チユーインガム等に最適である。そして、その使
用により従来の抗生物質のような副作用が全く生
じないのであり、長期間の連用に充分耐えうる極
めて実用性の高いものである。 つぎに、この発明を実施例にもとづいて説明す
る。 ただし、以下の実施例では、ヒノキチオールと
他の成分との混用により優れた相乗効果が得られ
る第4表の混合物を用いて行つた。 〔実施例 1〕 第4表のNo.1の混合物を対象とし、これのミユ
ータンス菌に対する有効生育阻止濃度を調べたと
ころその有効生育阻止濃度は1/4000(抗ミユー
タンス菌活性値4000)であつた。この混合物はハ
ーブ調のレモンの風味を有しており、その5%ア
ルコール溶液を濃度10%の蔗糖溶液に、上記混合
物が1/4000の割合で含有されるように添加して
口に含んでも違和感および刺激は全く感じられな
かつた。 〔実施例 2〕 第4表のNo.2の混合物を対象とし、この混合物
のミユータンス菌に対する有効生育阻止濃度を求
めた。その結果、有効生育阻止濃度は1/8000
(抗ミユータンス菌活性値8000)であつた。そし
て、このものの5%アルコール溶液を濃度10%の
蔗糖溶液に、上記混合物が1/8000の割合で含有
されるように添加して口に含んでも違和感および
刺激は全く感じられなかつた。 〔実施例 3〕 第4表のNo.3の混合物を対象とし、これのミユ
ータンス菌に対する有効生育阻止濃度を求めた。
このものの有効生育阻止濃度は1/8000(抗ミユ
ータンス菌活性値8000)であつた。そして、この
ものの5%アルコール溶液を濃度10%の蔗糖溶液
に、上記混合物が1/8000の割合で含有されるよ
うに添加して口に含んでも違和感および刺激は全
く感じられなかつた。 〔実施例 4〕 第4表のNo.4の混合物を対象とし、これのミユ
ータンス菌に対する有効生育阻止濃度を調べたと
ころ、その有効生育阻止濃度は1/7000(抗ミユ
ータンス菌活性値7000)であつた。この混合物は
ハーブ調のレモンの風味を有しており、その5%
アルコール溶液を濃度10%の蔗糖溶液に、上記混
合物が1/7000の割合で含有されるように添加し
て口に含んでも違和感および刺激は全く感じられ
なかつた。 〔実施例 5〕 第4表のNo.5の混合物を対象とし、これのミユ
ータンス菌に対する有効生育阻止濃度を調べたと
ころ、その有効生育阻止濃度は1/6000(抗ミユ
ータンス菌活性値6000)であつた。この混合物は
ハーブ調のレモンの風味を有しており、その5%
アルコール溶液を濃度10%の蔗糖溶液に、上記混
合物が1/6000の割合で含有されるように添加し
て口に含んでも違和感および刺激は全く感じられ
なかつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 有効成分として、下記の(A)成分とともに、(B)
成分および(C)成分の少なくとも一方が含有され、
かつ上記(A)成分の含有量が全体に対し0.01重量%
以上に設定されていることを特徴とする抗齲蝕性
組成物。 (A) ヒノキチオール。 (B) C3〜C18のカルボン酸。 (C) C9〜C14のラクトン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58051199A JPS59175410A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 抗齲蝕性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58051199A JPS59175410A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 抗齲蝕性組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59175410A JPS59175410A (ja) | 1984-10-04 |
| JPH0140005B2 true JPH0140005B2 (ja) | 1989-08-24 |
Family
ID=12880217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58051199A Granted JPS59175410A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 抗齲蝕性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59175410A (ja) |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1983
- 1983-03-26 JP JP58051199A patent/JPS59175410A/ja active Granted
Also Published As
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