JPH0141303B2 - - Google Patents

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JPH0141303B2
JPH0141303B2 JP62312045A JP31204587A JPH0141303B2 JP H0141303 B2 JPH0141303 B2 JP H0141303B2 JP 62312045 A JP62312045 A JP 62312045A JP 31204587 A JP31204587 A JP 31204587A JP H0141303 B2 JPH0141303 B2 JP H0141303B2
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JP
Japan
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oil
emulsion
water
fat
added
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JP62312045A
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English (en)
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JPS63157933A (ja
Inventor
Yasuyuki Takahashi
Toshiro Yoshida
Takeshi Takahashi
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Meiji Dairies Corp
Original Assignee
Meiji Milk Products Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meiji Milk Products Co Ltd filed Critical Meiji Milk Products Co Ltd
Priority to JP62312045A priority Critical patent/JPS63157933A/ja
Publication of JPS63157933A publication Critical patent/JPS63157933A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、低脂肪で、かつ、濃厚感を有する合
成(濃縮)乳の製造法に関するものである。 従来、合成乳はO/W型エマルジヨンからなる
もので、脂肪含量はほぼ決つており、通常脂肪率
1〜4%程度とされているものである。また、合
成濃縮乳は4〜10%もの高脂肪含量となつてい
る。 本発明はこれら合成乳及び合成濃縮乳の改良を
目的としたものである。 最近になつて、低カロリー食品を指向する消費
者の好みから、合成(濃縮)乳から脂肪含量を低
下させる試みがなされるようになつた。 しかし、合成(濃縮)乳の脂肪含量をただ単に
低下させると、濃厚感がなくなり、飲用してもう
ま味を感じなくなる欠点があつた。 そこで、本発明者らは、従来の合成(濃縮)乳
の品質を維持しつつ、脂肪含量を低減させるため
に鋭意研究した結果、乳化剤としてポリグリセリ
ン縮合リシノレイン酸エステルを用いてエマルジ
ヨンをW/O/W型にすることによつて解決する
ことができたのである。 合成(濃縮)乳をW/O/W型複合エマルジヨ
ンにすることによつて真の脂肪率は2%であつて
も、見掛けの脂肪率は4.5%にもなり、その濃厚
感は著じるしく向上するものである。しかも、本
発明においては、W/O/W型のうち最初の水相
が油脂中に水適となつて安定化されていて、外の
水相と一緒になることがないので、2段階の製法
による場合は、エマルジヨンの最初の水相中に比
重調整料や栄養料を含有させることが可能とな
る。 本発明の合成(濃縮)乳の製造法の第1は、水
又は水相とポリグリセリン縮合リシノレイン酸エ
ステルを添加した油脂を混合し、得られたW/O
型エマルジヨンを、水又は乳化作用及び/又は乳
化安定作用を有する物質を含む水相と混合するこ
とを特徴とする合成(濃縮)乳の製造法である。 本発明の合成(濃縮)乳の製造法の第2は、ポ
リグリセリン縮合リシノレイン酸エステルを添加
した油脂と、水又は乳化作用及び/又は、乳化安
定作用を有する物質を含む水相を混合し、直接
W/O/W型複合エマルジヨンとすることを特徴
とする合成(濃縮)乳の製造法である。 両方法によつて得られるエマルジヨンはきわめ
て微細で、かつ、安定性に秀れた複合乳化型油脂
組成物である。 従来、W/O/W型複合エマルジヨンの調整に
は、最初の一次乳化において、ソルビタンモノオ
レート等のスパン系乳化剤を対油10%以上用いて
乳化し、次いで二次乳化することが行なわれてい
た。(特公昭55−23087) しかしながら、対油10%以上もの乳化剤を使用
した場合、乳化剤の味が強く感じられるようにな
つて、好ましくなく、特に食品用としては一般に
使用できるものではなかつたのである。 従来、合成(濃縮)乳としてW/O/W型複合
エマルジヨンが製造されたことはない。 本発明で使用するポリグリセリン縮合リシノレ
イン酸エステルは次式()で示される。 ここでn=2〜12,R1,R2,R3は水素又は次
式()の縮合リシノレイン酸を示すが、R1
R2,R3のうち少くとも一つは次式()の縮合
リシノレイン酸を示す。 ここでm=2〜10を示す。 本発明ではここに一般式で示されるポリグリセ
リン縮合リシノレイン酸エステルから適宜選択し
た1種又は2種以上の混合物が使用される。 本発明においては、まず、油脂にポリグリセリ
ン縮合リシノレイン酸エステルが対油0.1〜5%、
好ましくは0.7〜2.5%、更に好ましくは1.0〜2.3
%添加、混合される。また、油分が少い場合は、
対油5〜30%添加、混合してもよい。 乳化剤としては、その他にグリセリンモノ脂肪
酸エステル、グリセリンジ脂肪酸エステル等の一
般的な乳化剤を混合使用することもできる。 油脂としてはいかなるものでもよいが、硬化油
を用いる場合は、加温して溶融して使用される。 本発明の第1の方法においては、水を用意する
が、水には各種添加物、添加料等を混合して水相
としておいてもよく、また加温しておいてもよ
い。また、水にはキシロール、グルコース、フラ
クトース、液糖、デキストリン、澱粉などの糖
類、アミノ酸、ペプタイド、蛋白質などの窒素化
合物など水溶性物質を比重調整剤として添加して
もよく、また、塩化カルシウム、炭酸カルシウ
ム、燐酸カルシウム等の強化用カルシウム、ビタ
ミンB1、ビタミンB2、ビタミンB12、ビタミンC
などのビタミン、リジンなどのアミノ酸などの栄
養料を添加することもできる。 水又は水相とポリグリセリン縮合リシノレイン
酸エステルを添加した油脂は添加混合される。ま
た、油脂と水(又は水相)の量は目的に応じて適
宜の量でよいが、油脂:水(又は水相)=3:1
〜1:3程度がよい。 ここで、得られた混合物は、W/O型になつて
いなければ、ホモミキサーによつて十分撹拌する
ことによつてW/O型に転相させられる。この転
相によつてきわめて微細でなめらかな乳化剤を得
ることができ、油中の水相に各種添加物を封じ込
むことができるものである。この際の撹拌は、ホ
モミキサーで例えば3000〜8000rpm程度の強力な
ものが好ましい。また、ホモジナイザー等の乳化
機、ボタテー等の撹拌装置でもよい。また、この
W/O型油脂組成物は後の乳化を良くするために
50〜80℃に加温しておくとよい。 別に、水又は乳化作用及び/又は乳化安定作用
を有する物質を含む水相を用意する。 本発明において使用される乳化作用及び/又は
乳化安定作用を有する物質としては、従来知られ
ているものであつて、シユガーエステル、レシチ
ン、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、親水性のポリグリセリン脂肪酸エステルなど
の親水性乳化剤、脱脂乳、ナトリウムカゼイネー
ト、カゼイン分解物、大豆たんぱく質、大豆たん
ぱく質の分解物、ゼラチン、糖たんぱく質などの
たんぱく質または複合たんぱく質、澱粉、デキス
トリン、ガム質などの高分子多糖類などがある。 また、その他、目的に応じて、着色料、呈味料
等が添加される。この水相は乳化が良好に行なわ
れるように、50〜80℃程度に加温されているのが
よい。 この水相と上記W/O型油脂組成物を混合し、
撹拌機で例えば250〜500rpm5〜10分撹拌混合し、
次いでホモゲナイザー処理する。 ここに得られるエマルジヨンはきわめて微細な
水滴を有し、かつ安定したW/O/W型複合エマ
ルジヨンで、合成(濃縮)乳として最適のもので
ある。 本発明の第2の方法では、ポリグリセリン縮合
リシノレイン酸エステルを添加した油脂と水又は
水相から直接W/O/W型複合エマルジヨンが形
成される。 ここにおいては、上述したポリグリセリン縮合
リシノレイン酸エステルを添加した油脂と、上述
した水又は乳化作用及び/又は乳化安定作用を有
する物質を含む水相と混合される。油脂と水(又
は水相)の量は目的に応じて適宜の量でよいが、
油脂量は2〜5%程度がよい。 添加順序としては油脂に水又は水相を逐次添加
してもよく、また、水又は水相に油脂を逐次添加
してもよく、更には同時に大量混合してもよい。 撹拌は、ホモミキサーで例えば3000〜8000rpm
程度の強力なものが好ましい。また、ホモジナイ
ザー等の乳化機、ボタテー等の撹拌装置でもよ
い。また、この場合乳化を良くするために50〜80
℃に加温しておいてもよい。 ここに得られるエマルジヨンを顕微鏡下600倍
程度で観察すると、水相中の油滴の中に1〜6個
の水滴がみられ、また水相中の油滴の中に大きな
水滴があり、更にその中に1〜7個の油滴がみら
れるなどかなり複雑なエマルジヨンを形成してい
るのがわかる。 ここに得られるエマルジヨンは安定したW/
O/W型複合エマルジヨンで、合成(濃縮)乳と
して最適のものである。 次に本発明の試験例及び実施例を示す。 試験例 1 50℃の大豆硬化油300gに乳化剤としてテトラ
グリセリン縮合ヘキサリシノレイン酸エステル又
はソルビタンモノオレート(スパン80)を対油
0.5〜10%(変量)添加し、混合した。 これを、50℃の水200gと混合し、ホモミキサ
ーで6000rpmで撹拌し、W/O系エマルジヨンを
得た。 次いで、ナトリウムカゼイネート3%添加した
水500gを70℃にし、これに70℃にした前記W/
O系エマルジヨンを添加し、撹拌機で250rpmで
5分撹拌し、更にホモナイザーで100Kg/cm2で処
理し、5℃に冷却した。 得られた各W/O/W型複合エマルジヨンにつ
いて、W/O/W型生成率をみた。その結果は第
1図に示される。ここでAはテトラグリセリン縮
合ヘキサリシノレイン酸エステルを用いた場合、
Bはスパン80を用いた場合を示している。 第1図から明らかなように、W/O/W型複合
エマルジヨンを得るのに、テトラグリセリン縮合
ヘキサリシノレイン酸エステルが著じるしくすぐ
れているのが分る。 なお、W/O/W型の生成率の測定は油化学26
(10)655(1977)に記載されている松本らの方法に従
つた。 試験例 2 試験例1の方法と同様の処理において、テトラ
グリセリン縮合ヘキサリシノレイン酸エステルを
他の各種乳化剤にかえ、すべて対油2%の添加
で、それぞれW/O/W型複合エマルジヨンを製
造し、それぞれの平均水滴径、W/O/W型の生
成率、5℃で1ケ月保存後のW/O/W型の生成
率をみた。その結果は、次の表1に示される。 なお、W/O/W型の生成率の測定は試験例1
の方法によつた。
【表】
【表】 試験例 3 50℃の大豆硬化油300gに乳化剤としてグリセ
リン重合度およびリシノレイン酸の縮合度の異な
るポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステルを
各々、対油1%添加し、混合した。 これを、50℃の水200gに逐次添加し、O/W
型エマルジヨンを得、これをホモミキサーで
6000rpmで撹拌し、転相させ、W/O型エマルジ
ヨンを得た。 次いで、ナトリウムカゼイネート1%、ソルビ
タンモノステアレート2%添加した水500gを70
℃にし、これに70℃にした前記W/O型エマルジ
ヨンを添加した後、底部に撹拌翼のついた撹拌機
で250rpmで5分撹拌し、更にホモゲナイザーで
100Kg/cm2で処理し、5℃に冷却した。 得られた各W/O/W型エマルジヨンについ
て、W/O/W型生成率をみた。その結果は表2
に示される。 なお、W/O/W型の生成率の測定は試験例1
の方法によつた。
【表】 ただし、表2のn及びmは式()及び式
()と同じ意味である。 試験例 4 試験例3のポリグリセリン縮合リシノレイン酸
エステルの代りに、モノ又はポリグリセリンリシ
ノレイン酸エステルを対油1%使用し、試験例3
と同様に操作して試験した。 得られた各W/O/W型エマルジヨンについ
て、W/O/W型生成率をみた。その結果は表3
に示される。 なおW/O/W型の生成率の測定は試験例1の
方法によつた。
【表】 表3から縮合タイプでないリシノレイン酸のエ
ステルでは、いずれも、生成率はきわめて低いこ
とがわかる。 実施例 1 大豆硬化油300gを70℃に加温し、テトラグリ
セリン縮合ヘキサリシノレイン酸エステル6gを
添加し、この大豆硬化油混合物に、ホモミキサー
で10000rpmの撹拌下に、70℃に加温した水500g
を500g/分の速度で注入混合し、W/O型組成
物800gを得た。別に、水7300g、脱脂粉乳1800
g、ソルビタンモノステアレート100gを混合し、
70℃に加温し、これに上記W/O型組成物800g
を500rpmの撹拌下1000g/分の速度で注入し、
撹拌し、更にホモゲナイザーで200Kg/cm2均質化
し、W/O/W型複合エマルジヨンを得た。 得られたW/O/W型エマルジヨンは、常温で
保存しても、きわめて長期間安定して、合成濃縮
乳として好適のものであつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、試験例1で各乳化剤を濃度をかえた
W/O/W型油脂組成物の生成率を示す図であ
る。 A……テトラグリセリン縮合ヘキサリシノレイ
ン酸エステル、B……スパン80。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水又は水相とポリグリセリン縮合リシノレイ
    ン酸エステルを添加した油脂を混合し、得られた
    W/O型エマルジヨンを、水又は乳化作用及び/
    又は乳化安定作用を有する物質を含む水相と混合
    しW/O/W型複合エマルジヨンとすることを特
    徴とする濃厚感を有する合成(濃縮)乳の製造
    法。 2 ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル
    を添加した油脂と、水又は乳化作用及び/又は乳
    化安定作用を有する物質を含む水相を混合し、
    W/O/W型複合エマルジヨンとすることを特徴
    とする濃厚感を有する合成(濃縮)乳の製造法。
JP62312045A 1987-12-11 1987-12-11 合成乳及び合成濃縮乳の製造法 Granted JPS63157933A (ja)

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