JPH0145462B2 - - Google Patents

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JPH0145462B2
JPH0145462B2 JP56050127A JP5012781A JPH0145462B2 JP H0145462 B2 JPH0145462 B2 JP H0145462B2 JP 56050127 A JP56050127 A JP 56050127A JP 5012781 A JP5012781 A JP 5012781A JP H0145462 B2 JPH0145462 B2 JP H0145462B2
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JP
Japan
Prior art keywords
benzylisopropylamino
formula
indole
benzyloxypropoxy
reaction
Prior art date
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Expired
Application number
JP56050127A
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English (en)
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JPS57165365A (en
Inventor
Haruhiko Kikuchi
Noryoshi Sueda
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Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式 で表わされる4―(3―イソプロピルアミノ―2
―ヒドロキシプロポキシ)インドールの新規な製
造方法に関する。この化合物はβ―アドレナリン
作動神経遮断作用を示し、従つて医薬として有用
である。
従来、前記式()で表わされる化合物の製造
方法としては、式 で表わされる4―ヒドロキシ―インドールと、エ
ピクロルヒドリンとを塩基の存在下に縮合させそ
して次いで更にイソプロピルアミンと縮合させる
方法が知られている。しかしながら、この方法で
は突然変異原性を有するエピクロルヒドリンの使
用による危険性があるのみならず、原料たる4―
ヒドロキシインドールの製造には2―ヒドロキシ
―6―ニトロトルエンから5個の反応工程を必要
とする難点がある。また4―ヒドロキシインドー
ルとエピクロルヒドリンとの縮合収率がそれ自体
低く、更に縮合後の製造過程における損失が大き
い等の欠点があつた。
本発明者らは、このような従来法における欠点
を解決すべく種々検討した結果、下記式で示すよ
うに、エピクロルヒドリンを原料物質として使用
せず、しかも高収率で4―(3―イソプロピルア
ミノ―2―ヒドロキシプロポキシ)インドールを
得る方法を完成するに至つた。本発明の方法を化
学式で示すと次のとおりである。
次に、本発明を詳細に説明すると、まず式 で表わされる3―(ベンジルイソプロピルアミ
ノ)―2―ベンジルオキシプロパノール―1をア
ルゴン気流中において例えば触媒量の塩化第一銅
の存在下に式 で表わされるジシクロヘキシルカルボジイミドと
100〜120℃で1〜2時間反応させて式 で表わされるN,N′―ジシクロヘキシル―o―
〔3―(ベンジルイソプロピルアミノ)―2―ベ
ンジルオキシプロピル〕イソ尿素を得る。この場
合添加するジシクロヘキシルカルボジイミドは前
記式()で表わされる化合物に対して0.8〜1.0
倍モル量で使用するのが好ましい。溶媒は無溶媒
でもよいし、またはトルエン、キシレン等の溶媒
を使用することもできる。反応の完結は赤外分光
法により確認することができる。
次いで式 で表わされる2―ヒドロキシ―6―ニトロトルエ
ンを添加して100℃〜120℃において2〜10時間加
熱して式 で表わされる新規な2―〔3―(ベンジルイソプ
ロピルアミノ)―2―ベンジルオキシプロポキ
シ〕―6―ニトロトルエンを得る。この場合添加
する前記式()で表わされる化合物はジシクロ
ヘキシルカルボジイミドに対して0.7〜0.9倍モル
量で使用するのが好ましい。
得られた式()化合物を一般式 (式中Rは低級アルキル基を示す)で表わされ
るビス―(ジアルキルアミノ)―第3級ブトキシ
メタンと100〜130℃において1〜2時間反応させ
て一般式 (式中Rは前記と同じ意味をあらわす)の新規
な2―〔3―(ベンジルイソプロピルアミノ)―
2―ベンジルオキシプロポキシ〕―6―ニトロ―
β―ジアルキルアミノスチレンを生成させる。こ
の場合ビス―(ジアルキルアミノ)―第3級ブト
キシメタンは前記式()で表わされる化合物に
対して1.0〜10.0倍モル量で使用するのが好まし
い。溶媒はジメチルホルムアミドが好ましいが、
無溶媒でもよい。
次に前記一般式()で表わされる化合物を例
えば酢酸エチル中で酸化白金または10%パラジウ
ム―炭素等を用いて水素による接触還元閉環を行
なつて式 で表わされる4―〔3―(ベンジルイソプロピル
アミノ)―2―ベンジルオキシプロポキシ〕イン
ドールを生成させる。
次に上記の式()で表わされる化合物を例え
ばエタノール中で10%パラジウム炭素を用いて加
水素分解してベンジル基を除去する。反応終了後
目的生成物をメタノールから再結晶させると前記
式()で表わされる4―(3―イソプロピルア
ミノ―2―ヒドロキシプロポキシ)インドールが
高収率で得られる。
前記式()で表わされる、本発明方法の出発
原料3―(ベンジルイソプロピルアミノ)―2―
ベンジルオキシプロパノール―1は、式 で表わされる2,3―エポキシプロパノール―1
をたとえばパラ―トルエンスルホン酸のピリジン
塩の存在下に過剰量の2,3―ジヒドロピランと
反応させて式 で表わされる新規な2,3―エポキシプロピル―
テトラヒドロピラニルエーテルを生成せしめ、得
られた式(XI)の化合物と式 のベンジルイソプロピルアミンとを等モル比にお
いてステンレス製封管中で120〜130℃で反応させ
て式 の新規な3―(ベンジルイソプロピルアミノ)―
2―ヒドロキシプロピル―テトラヒドロピラニル
エーテルを得、次いでこの式()の化合物を
塩基の存在下に溶媒中でたとえばベンジルハライ
ドのようなベンジル化剤でベンジル化して式 の新規な3―(ベンジルイソプロピルアミノ)―
2―ベンジルオキシプロピルテトラヒドロピラニ
ルエーテルを成させ、そして次いでこのものを酸
性条件下で加水分解して式 で表わされる新規な3―(ベンジルイソプロピル
アミノ)―2―ベンジルオキシプロパノール―1
を生成させることにより製造される。
次に本発明をさらに具体的に説明するために実
施例を挙げる。
実施例 1 2―〔3―(ベンジルイソプロピルアミノ)―
2―ベンジルオキシプロポキシ〕―6―ニトロ
トルエン 3―(ベンジルイソプロピルアミノ)―2―ベ
ンジルオキシプロパノール―18.90g(0.028モ
ル)、ジシクロヘキシルカルボジイミド5.53g
(0.027モル)および塩化第一銅0.25g(2.04ミリ
モル)をアルゴン気流下で100〜120℃で2時間反
応させた後、赤外分光法によりジシクロヘキシル
カルボジイミドが完全に反応したことを確認す
る。次に2―ヒドロキシ―6―ニトロトルエン
4.0g(0.026モル)を添加する。2.5時間後、薄層
クロマトグラフイーにより反応が終了したことを
確認してから反応系を冷却し、ベンゼンを加えて
希釈し、そして不溶物を過した後減圧濃縮して
15.2gの粗生成物を得た。これをシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイー〔展開溶媒:ベンゼン/酢
酸エチル(10:1)〕を用いて精製することによ
り、10.7g(0.024モル)の目的化合物が得られ
た。
NMR δCDCl 3TMC:1.0(dd,6H),2.8(s,3H)、 2.5〜3.4(m,3H),3.6(s,2H) 3.6〜4.2(m,3H),4.7(s,2H) 6.8〜7.6(m,13H) IR νnax(cm-1):2950,1605,1530,1350,
1265,1060, Mass:m+448 実施例 2 4―〔3―(ベンジルイソプロピルアミノ)―
2―ベンジルオキシプロポキシ〕―インドール 2―〔3―(ベンジルイソプロピルアミノ)―
2―ベンジルオキシプロポキシ〕―6―ニトロト
ルエン0.59g(1.35ミリヨル)をジメチルホルム
アミド7ml中に溶解し、次にビス―(ジメチルア
ミノ―第3級ブトキシメタン2.0g(11.5ミリモ
ル)を加えて130℃で4時間反応させた後、薄層
クロマトグラフイーで反応が完了したことを確認
する。反応液を冷却後、水洗し、芒硝乾燥後、減
圧濃縮して0.70gの粗生成物を得た。続いて、得
られた粗生成物を20mlの酢酸エチル中に溶解し、
0.01gの酸化白金を用いて常温、常圧において3
時間接触還元を行なう。得られた粗生成物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフイー(展開溶媒:ベ
ンゼン)によつて精製することにより、0.39g
(0.92ミリモル)の目的化合物が得られた。
NMR δCDCl 3TMC:1.0(dd,6H),2.5〜3.0(m,
3H)、 3.5(s,2H),3.4〜4.3(m,3H)、 4.6(s,2H),6.3(dd,1H)、 6.5(m,1H),6.8〜7.4(m,12H)、 7.9(m,1H) IR νnax(cm-1):3400,2950,1500,1360,
1240,1085 Mass:m+428 実施例 3 4―(3―イソプロピルアミノ―2―ヒドロキ
シプロポキシ)インドール 4―〔3―(ベンジルイソプロピルアミノ)―
2―ベンジルオキシプロポキシ〕インドール0.48
g(1.12ミリモル)を30mlのエタノール中で10%
パラジウム炭素0.69gを用いてベンジル基の加水
素分解を行なう。反応終了後、反応液を過し、
液を濃縮する。メタノールから再結晶を行ない
0.22g(0.89ミリモル)の目的化合物が得られ
た。
NMR δDMSOd 6TMS:1.0(d,6H),2.3〜2.7(m,
2H)、 3.0〜3.3(m,3H),3.8(s,3H)、 6.3(m,2H),6.8〜7.2(m,3H) IR νnax(cm-1):3220,1580,1360,1240,
1090 m.p.:168.4〜169.0℃ 実施例 4 2,3―エポキシプロピル―テトラヒドロピラ
ニルエーテル 30.0g(0.41モル)の2,3―エポキシプロパ
ノール―1を無水塩化メチレン60mlに溶解し、得
られる溶液に2,3―ジヒドロピラン145g
(1.73モル)およびパラトルエンスルホン酸ピリ
ジン塩8.5g(0.03モル)を加える。この混合物
を室温で2時間撹拌する。次に反応液を希アルカ
リ水溶液で洗浄し、残留物を乾燥し、そして計算
量まで減圧濃縮する。このようにして得られた粗
生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフイーに
よつてベンゼン/酢酸エチル(9:2)の溶媒系
を用いて精製して無色透明液体として2,3―エ
ポキシプロピル―テトラヒドロピラニルエーテル
32.0g(0.20モル)を得た。このものの物性を示
せば下記のとおりである。
NMR δCDCl 3TMS:1.3〜1.8(m,6H),2.4〜2.7(m

2H) 2.8〜3.1(m,1H),3.2〜3.9(m,4H) 4.5(s,1H) IR νnax(cm-1):2940,1440,1260,1200,
1120,1030 実施例 5 3―(ベンジルイソプロピルアミノ)―2―ヒ
ドロキシプロピル―テトラヒドロピラニルエー
テル ベンジルイソプロピルアミノ14.0g(0.09モ
ル)および2,3―エポキシプロピルテトラヒド
ロピラニルエーテル15.0g(0.09モル)をステン
レス製の封管に仕込み、そして120〜130℃で一晩
反応させる。その後、内容物をベンゼンで希釈し
且つ希アルカリ水および飽和食塩水で洗浄後、乾
燥させそして減圧濃縮する。このようにして得ら
れた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフイーに
よつてベンゼン/酢酸エチル(3:1)の溶媒系
を用いて精製して液体の目的化合物23.0g(0.07
モル)を得た。このものの物性を示せば下記のと
おりである。
NMR δCDCl 3TMS:1.0(dd,6H),1.3〜1.8(m,
6H)、 2.4(d,2H),2.7〜3.1(m,2H)、 3.2〜4.0(m,7H),4.5(s,1H)、 7.2(s,5H) IR νnax(cm-1):3450,2950,1460,1365,
1130,1040 実施例 6 3―(ベンジルイソプロピルアミノ)―2―ベ
ンジルオキシプロピル―テトラヒドロピラニル
エーテル 60%NaH1.14gをヘキサンで洗浄後30mlのN,
N―ジメチルホルムアミドに懸濁させる。これに
N,N―ジメチルホルムアミド10mlに溶解した3
―ベンジルイソプロピルアミノ―2―ヒドロキシ
―プロピル―テトラヒドロピラニルエーテル8.00
g(0.026モル)を20分間で滴下する。続いてベ
ンジルクロリド4.20g(0.034モル)を注加した
後、水浴中で一晩反応させる。反応後を氷水中へ
注加後、ベンゼンで抽出し、水洗し、乾燥し、そ
して減圧濃縮する。このようにして得られた粗生
成物をシリカゲルカラムクロマトグラフイーによ
りヘキサン/酢酸エチル(20:1)の溶媒系を用
いて精製する。粘稠液体として7.80gの生成物
(0.020モル)を得た。このものの物性を示せば下
記のとおりである。
NMR δCDCl 3TMS:1.0(d,6H),1,3〜1.6(m,
6H) 2.5(d,2H),2.7〜3.1(t,1H) 3.2〜3.9(m,7H),4.5(s,3H) 7.2(s,10H) IR νnax(cm-1):2950,1450,1360,1120,
1030 Mass:m+397 実施例 7 3―(ベンジルイソプロピルアミノ)―2―ベ
ンジルオキシプロパノール―1 3―(ベンジルイソプロピルアミノ)―2―ベ
ンジルオキシプロピル―テトラヒドロピラニルエ
ーテル6.40g(0.016モル)に撹拌しながら3N
HCl15mlを滴下し、次いでそれにメタノールを10
ml加えて反応系を均一化し、そしてこの系を室温
で1時間撹拌する。反応終了後、反応混合物を減
圧濃縮し、飽和重曹水で中和しそしてベンゼンで
抽出する。水そして飽和食塩水で洗浄後、乾燥し
そして減圧濃縮する。このようにして得られた粗
生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフイーで
ヘキサン/酢酸エチル(4:1)の溶媒系を用い
て精製する。粘稠液体として目的化合物4.80g
(0.015モル)を得た。このものの物性を示せば下
記のとおりである。
NMR δCDCl 3TMS:1.0(dd,6H),2.4〜2.6(m,2H

2.7〜3.0(t,1H),3.1〜3.7(m,7H) 4.4(s,2H),4.6(s,1H),7.1(s,10H) 9.7(s,1H) IR νnax(cm-1):3400,2950,1490,1450,
1360,1070 元素分析(C20H27O2Nとして) 計算値:76.64 8.68 4.47 実測値:76.40 8.75 4.42

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 3―(ベンジルイソプロピルアミノ)―2―
    ベンジルオキシプロパノール―1をジシクロヘキ
    シルカルボジイミドと反応させてN,N′―ジシ
    クロヘキシル―0―〔3―(ベンジルイソプロピ
    ルアミノ)―2―ベンジルオキシプロピル〕イソ
    尿素を生成せしめ、これを2―ヒドロキシ―6―
    ニトロトルエンと反応させて2―〔3―(ベンジ
    ルイソプロピルアミノ)―2―ベンジルオキシプ
    ロポキシ〕―6―ニトロトルエンとなし、これを
    ビス―(ジアルキルアミノ)―第3級ブトキシメ
    タンと反応させて2―〔3―(ベンジルイソプロ
    ピルアミノ)―2―ベンジルオキシプロポキシ〕
    ―6―ニトロ―β―ジアルキルアミノスチレンを
    生成させ、これを還元閉環して4―〔3―(ベン
    ジルイソプロピルアミノ)―2―ベンジルオキシ
    プロポキシ〕インドールとなし、次いでこれを加
    水分解して4―(3―イソプロピルアミノ―2―
    ヒドロキシプロポキシ)インドールを生成させる
    ことを特徴とする、4―(3―イソプロピルアミ
    ノ―2―ヒドロキシプロポキシ)インドールの製
    造方法。
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