JPH0147339B2 - - Google Patents
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- JPH0147339B2 JPH0147339B2 JP17473181A JP17473181A JPH0147339B2 JP H0147339 B2 JPH0147339 B2 JP H0147339B2 JP 17473181 A JP17473181 A JP 17473181A JP 17473181 A JP17473181 A JP 17473181A JP H0147339 B2 JPH0147339 B2 JP H0147339B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- pressure receiving
- hydraulic
- pistons
- valve
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/26—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels
- B60T8/28—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels responsive to deceleration
- B60T8/282—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels responsive to deceleration using ball and ramp
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、二連式マスタシリンダを使用して、
制動油圧回路を互いに独立した二系統に構成して
なる、車両の制動装置における制動油圧制御装
置、特に、後輪の制動油圧として、前輪の制動油
圧より減圧した油圧を供給するようにした、制動
油圧制御装置に関するものである。
制動油圧回路を互いに独立した二系統に構成して
なる、車両の制動装置における制動油圧制御装
置、特に、後輪の制動油圧として、前輪の制動油
圧より減圧した油圧を供給するようにした、制動
油圧制御装置に関するものである。
この種の制動油圧制御装置として、二連式マス
タシリンダの各独立した第1及び第2出力ポート
より延出して左右一対の後輪ブレーキの油圧作動
部にそれぞれ至る第1及び第2流路の途中に共通
のハウジングを介装し、このハウジング内のシリ
ンダ孔に相対向する一対の第1及び第2受圧ピス
トンを摺合し、これら第1及び第2受圧ピストン
の内端側に、前記第1及び第2流路の上流に各別
に連通する第1及び第2入力油圧室を、また外端
側に、同両流路の下流に各別に連通する第1及び
第2出力油圧室をそれぞれ形成すると共に、前記
第1及び第2受圧ピストンの各出力油圧室側の受
圧面積を各入力油圧室側の受圧面積より大きく設
定し、各隣接する前記入、出力油圧室間を前記第
1及び第2受圧ピストンの各外方摺動根で開弁
し、内方摺動時に閉弁するバルブを介して連通
し、前記第1及び第2受圧ピストン間に共通の調
圧ばねを縮設したものが既に知られている。かか
る制動油圧制御装置によれば、一定値以上の制動
入力が加えられるとき、車体の下向き荷重が増大
する側の前輪に対しては前輪ブレーキを強力に、
また下向き荷重が減少する側の後輪に対しては後
輪ブレーキを弱目に作動させて、効率の良い制動
を行うことができ、しかも、ハウジング及び調圧
ばねをそれぞれ第1及び第2流路の系統に共通化
させることができるため、簡単でコンパクトな構
造が得られる利点がある。
タシリンダの各独立した第1及び第2出力ポート
より延出して左右一対の後輪ブレーキの油圧作動
部にそれぞれ至る第1及び第2流路の途中に共通
のハウジングを介装し、このハウジング内のシリ
ンダ孔に相対向する一対の第1及び第2受圧ピス
トンを摺合し、これら第1及び第2受圧ピストン
の内端側に、前記第1及び第2流路の上流に各別
に連通する第1及び第2入力油圧室を、また外端
側に、同両流路の下流に各別に連通する第1及び
第2出力油圧室をそれぞれ形成すると共に、前記
第1及び第2受圧ピストンの各出力油圧室側の受
圧面積を各入力油圧室側の受圧面積より大きく設
定し、各隣接する前記入、出力油圧室間を前記第
1及び第2受圧ピストンの各外方摺動根で開弁
し、内方摺動時に閉弁するバルブを介して連通
し、前記第1及び第2受圧ピストン間に共通の調
圧ばねを縮設したものが既に知られている。かか
る制動油圧制御装置によれば、一定値以上の制動
入力が加えられるとき、車体の下向き荷重が増大
する側の前輪に対しては前輪ブレーキを強力に、
また下向き荷重が減少する側の後輪に対しては後
輪ブレーキを弱目に作動させて、効率の良い制動
を行うことができ、しかも、ハウジング及び調圧
ばねをそれぞれ第1及び第2流路の系統に共通化
させることができるため、簡単でコンパクトな構
造が得られる利点がある。
ところで、上記従来装置においては、調圧ばね
のセツト荷重が常に一定であるので、各後輪ブレ
ーキへの制動油圧の減圧伝達開始点が一定である
が、制動効率をより高めるためには、上記減圧伝
達開始点を車両の重量変化に応じて上下に調節さ
せる必要がある。
のセツト荷重が常に一定であるので、各後輪ブレ
ーキへの制動油圧の減圧伝達開始点が一定である
が、制動効率をより高めるためには、上記減圧伝
達開始点を車両の重量変化に応じて上下に調節さ
せる必要がある。
そこで本発明は、前記制動油圧制御装置におい
て、制動時、車両に一定の減速度が生じるときの
マスタシリンダの出力油圧に応じて調圧ばねのセ
ツト荷重を自動的に補正するようにして、それ本
来の利点を何等損じることなく上記要求を満足さ
せ得る、簡単有効な前記装置を提供することを目
的とする。
て、制動時、車両に一定の減速度が生じるときの
マスタシリンダの出力油圧に応じて調圧ばねのセ
ツト荷重を自動的に補正するようにして、それ本
来の利点を何等損じることなく上記要求を満足さ
せ得る、簡単有効な前記装置を提供することを目
的とする。
以下、図面により本発明の一実施例について説
明する。
明する。
先ず、第1図は自動車の制動装置の油圧回路を
示すもので、互いに対角線上に位置して組をなす
前、後輪ブレーキBf,Br′及びBf′,Brの油圧作
動部に、二連式マスタシリンダMの出力側から延
出する互いに独立した第1及び第2流路L1,L2
が各別に接続され、これら第1及び第2流路L1,
L2が後輪ブレーキBr,Br′に至る途中に本発明の
制動油圧制御装置Cが設けられる。
示すもので、互いに対角線上に位置して組をなす
前、後輪ブレーキBf,Br′及びBf′,Brの油圧作
動部に、二連式マスタシリンダMの出力側から延
出する互いに独立した第1及び第2流路L1,L2
が各別に接続され、これら第1及び第2流路L1,
L2が後輪ブレーキBr,Br′に至る途中に本発明の
制動油圧制御装置Cが設けられる。
第2図に示すように、二連式マスタシリンダM
はタンデム型に構成され、ブレーキペダル1の作
動時に、シリンダ内の前後一対のピストン21,
22が、それぞれ第1及び第2出力ポートP1,P2
から第1及び第2流路L1,L2へ圧油を給送し得
るようになつている。この圧油は、前輪ブレーキ
Bf,Bf′及び制動油圧制御装置Cに導かれるよう
になつている。
はタンデム型に構成され、ブレーキペダル1の作
動時に、シリンダ内の前後一対のピストン21,
22が、それぞれ第1及び第2出力ポートP1,P2
から第1及び第2流路L1,L2へ圧油を給送し得
るようになつている。この圧油は、前輪ブレーキ
Bf,Bf′及び制動油圧制御装置Cに導かれるよう
になつている。
制動油圧制御装置Cのハウジング3は一対のハ
ウジング半体31,32より構成され、それらはフ
ランジ41,42を介してボルト5により互いに接
合される。ハウジング半体31には、大径部7
1′を外方に向けた段付シリンダ孔71とそれの内
端に連なる大径のばね室8とが形成され、また、
ハウジング半体32には、ばね室8を挾んでシリ
ンダ孔71と対向し、且つ大径部72′を外方に向
けた段付シリンダ孔72とが形成されており、段
付シリンダ孔71,72には図で左右に離隔した互
いに同径の第1及び第2受圧ピストン91,92が
それぞれ摺合される。
ウジング半体31,32より構成され、それらはフ
ランジ41,42を介してボルト5により互いに接
合される。ハウジング半体31には、大径部7
1′を外方に向けた段付シリンダ孔71とそれの内
端に連なる大径のばね室8とが形成され、また、
ハウジング半体32には、ばね室8を挾んでシリ
ンダ孔71と対向し、且つ大径部72′を外方に向
けた段付シリンダ孔72とが形成されており、段
付シリンダ孔71,72には図で左右に離隔した互
いに同径の第1及び第2受圧ピストン91,92が
それぞれ摺合される。
ばね室8において、第1、第2受圧ピストン9
1,92間にリテーナ101,102を介して調圧ば
ねSが介装される。この調圧ばねSは、同心上に
配置した外側の第1コイルばね11と内側の第2
コイルばね12の少なくとも2本よりなり、第1
ばね11はその両端を所定のセツト荷重を以て両
リテーナ101,102に常時圧接していて調圧機
能を発揮し得るが、第2ばね12は、通常は両リ
テーナ101,102間で遊んでいて、両リテーナ
101,102がそれらの間隔を一定距離以下に狭
めるように近接したときに遊びがなくなつて第1
ばね11と協働して調圧機能を発揮するようにな
つている。
1,92間にリテーナ101,102を介して調圧ば
ねSが介装される。この調圧ばねSは、同心上に
配置した外側の第1コイルばね11と内側の第2
コイルばね12の少なくとも2本よりなり、第1
ばね11はその両端を所定のセツト荷重を以て両
リテーナ101,102に常時圧接していて調圧機
能を発揮し得るが、第2ばね12は、通常は両リ
テーナ101,102間で遊んでいて、両リテーナ
101,102がそれらの間隔を一定距離以下に狭
めるように近接したときに遊びがなくなつて第1
ばね11と協働して調圧機能を発揮するようにな
つている。
第1及び第2受圧ピストン91,92は、段付シ
リンダ孔71,72の大径部71′,72′に摺合する
大径の受圧部91′,92′を各外端に有し、各受圧
部91′,92′には互いに狭い受圧面、外端に広い
受圧面が形成されている。これら受圧部91′,9
2′の内端受圧面と外端受圧面とによつて段付シリ
ンダ孔71,72の大径部71′,72′内部に第1、
第2入力油圧室131,132と第1、第2出力油
圧室141,142とが画成される。そして、第1
及び第2入力油圧室131,132には流入ポート
151,152を介して前記第1及び第2流路L1,
L2の上流が、また、第1及び第2出力油圧室1
41,142には流出ポート161,162を介して
両流路L1,L2の下流がそれぞれ常時連通するよ
うに接続される。
リンダ孔71,72の大径部71′,72′に摺合する
大径の受圧部91′,92′を各外端に有し、各受圧
部91′,92′には互いに狭い受圧面、外端に広い
受圧面が形成されている。これら受圧部91′,9
2′の内端受圧面と外端受圧面とによつて段付シリ
ンダ孔71,72の大径部71′,72′内部に第1、
第2入力油圧室131,132と第1、第2出力油
圧室141,142とが画成される。そして、第1
及び第2入力油圧室131,132には流入ポート
151,152を介して前記第1及び第2流路L1,
L2の上流が、また、第1及び第2出力油圧室1
41,142には流出ポート161,162を介して
両流路L1,L2の下流がそれぞれ常時連通するよ
うに接続される。
第1及び第2受圧ピストン91,92には第1及
び第2入力油圧室131,132にそれぞれ連通す
る弁室171,172と、これら弁室171,172
を第1及び第2出力油圧室141,142にそれぞ
れ連通させる弁孔181,182とが設けられ、弁
室171,172には弁孔181,182をそれぞれ
開閉するバルブ191,192と、それらを閉弁方
向に付勢する閉じばね201,202とが収容され
る。バルブ191,192は、弁孔181,182を
貫通する開弁棒211,212を一体に備えてお
り、通常はこれら開弁棒211,212がシリンダ
孔71,72の外端壁に当接して、各受圧ピストン
91,92の外方摺動根でバルブ191,192を開
弁位置に保持するようになつている。受圧ピスト
ン91,92が内方に移動して、バルブ191,1
92が弁室171,172の内端壁に係合すると、
弁孔181,182は閉塞される。
び第2入力油圧室131,132にそれぞれ連通す
る弁室171,172と、これら弁室171,172
を第1及び第2出力油圧室141,142にそれぞ
れ連通させる弁孔181,182とが設けられ、弁
室171,172には弁孔181,182をそれぞれ
開閉するバルブ191,192と、それらを閉弁方
向に付勢する閉じばね201,202とが収容され
る。バルブ191,192は、弁孔181,182を
貫通する開弁棒211,212を一体に備えてお
り、通常はこれら開弁棒211,212がシリンダ
孔71,72の外端壁に当接して、各受圧ピストン
91,92の外方摺動根でバルブ191,192を開
弁位置に保持するようになつている。受圧ピスト
ン91,92が内方に移動して、バルブ191,1
92が弁室171,172の内端壁に係合すると、
弁孔181,182は閉塞される。
また、第2受圧ピストン92は、その小径部に
おいて外側ピストン22と内側ピストン23とに
分割され、これらピストン22,23の対向端面
により油圧作動室24がシリンダ孔72内に画成
される。而して、内、外側ピストン22,23及
び油圧作動室24は第2受圧ピストン92の有効
長さを増加させ得る伸長装置Eを構成する。
おいて外側ピストン22と内側ピストン23とに
分割され、これらピストン22,23の対向端面
により油圧作動室24がシリンダ孔72内に画成
される。而して、内、外側ピストン22,23及
び油圧作動室24は第2受圧ピストン92の有効
長さを増加させ得る伸長装置Eを構成する。
油圧作動室24には第2入力油圧室132が重
錘弁25を介して連通するように接続されるもの
で、次にそれらの構成について説明する。
錘弁25を介して連通するように接続されるもの
で、次にそれらの構成について説明する。
ハウジング半体32には車両の前後方向に延び
る軸線をもつ円筒状の弁室26が形成され、これ
に球状の重錘弁25が収納される。弁室26の後
端開口部はソケツトねじ27により閉鎖される。
また、ハウジング半体32には、弁室26と第2
入力油圧室132間を連通する流入路28と、弁
室26の前面に開口する弁孔29と、その弁孔2
9を前記油圧作動室24に連通する流出路30と
が設けられる。弁室26に開口する弁孔27の周
囲には弾性弁座31が形成されており、重錘弁2
5は、その弁座31に着座あるいは離脱すること
によつて弁孔29を開閉することができる。
る軸線をもつ円筒状の弁室26が形成され、これ
に球状の重錘弁25が収納される。弁室26の後
端開口部はソケツトねじ27により閉鎖される。
また、ハウジング半体32には、弁室26と第2
入力油圧室132間を連通する流入路28と、弁
室26の前面に開口する弁孔29と、その弁孔2
9を前記油圧作動室24に連通する流出路30と
が設けられる。弁室26に開口する弁孔27の周
囲には弾性弁座31が形成されており、重錘弁2
5は、その弁座31に着座あるいは離脱すること
によつて弁孔29を開閉することができる。
ハウジング3は、弁室26の底面が水平面Gに
対して所定角度θ傾いて弁孔29側が車両前方に
向つて上向きになるように車体の適所に取付けら
れる。したがつて、重錘弁25は通常、ソケツト
ねじ27に支承された下方位置にあり、弁孔29
を開放している。
対して所定角度θ傾いて弁孔29側が車両前方に
向つて上向きになるように車体の適所に取付けら
れる。したがつて、重錘弁25は通常、ソケツト
ねじ27に支承された下方位置にあり、弁孔29
を開放している。
尚、第2図中32はエアブリーダである。
次に、この実施例の作用について説明すると、
マスタシリンダMの非作動時には、第1及び第2
受圧ピストン91,92はともに調圧ばねSの第1
ばね11のセツト荷重により図示の外方摺動限に
押圧され、バルブ191,192はそれぞれ開弁し
ていて、第1及び第2入、出力油圧室131,1
41間及び132,142間はそれぞれ連通状態に
ある。したがつて、ここでブレーキベダル1を操
作すると、マスタシリンダMの出力油圧が第1及
び第2流路L1,L2の各下流まで伝達され、前、
後輪ブレーキBf,Bf′及びBr,Br′が同時に作動
する。
マスタシリンダMの非作動時には、第1及び第2
受圧ピストン91,92はともに調圧ばねSの第1
ばね11のセツト荷重により図示の外方摺動限に
押圧され、バルブ191,192はそれぞれ開弁し
ていて、第1及び第2入、出力油圧室131,1
41間及び132,142間はそれぞれ連通状態に
ある。したがつて、ここでブレーキベダル1を操
作すると、マスタシリンダMの出力油圧が第1及
び第2流路L1,L2の各下流まで伝達され、前、
後輪ブレーキBf,Bf′及びBr,Br′が同時に作動
する。
そして、マスタシリンダMの出力油圧の上昇に
伴い、第1及び第2入、出力油圧室131,141
及び132,142内の圧力も上昇するが、その圧
力が一定値に達すると、第1、第2受圧ピストン
91,92の各受圧部91′,92′の内外端受圧面積
の差により各受圧ピストン91,92に作用する作
動油圧が、第1ばね11のセツト荷重より大とな
り、第1、第2受圧ピストン91,92はそれぞれ
第1ばね11を圧縮しながら内方へ摺動する。こ
の場合、第2受圧ピストン92を構成する2本の
ピストン22,23は互いに当接状態にある。
伴い、第1及び第2入、出力油圧室131,141
及び132,142内の圧力も上昇するが、その圧
力が一定値に達すると、第1、第2受圧ピストン
91,92の各受圧部91′,92′の内外端受圧面積
の差により各受圧ピストン91,92に作用する作
動油圧が、第1ばね11のセツト荷重より大とな
り、第1、第2受圧ピストン91,92はそれぞれ
第1ばね11を圧縮しながら内方へ摺動する。こ
の場合、第2受圧ピストン92を構成する2本の
ピストン22,23は互いに当接状態にある。
一方、バルブ191,192は、閉じばね201,
202の偏倚力により開弁棒211,212をシリ
ンダ孔71,72の端壁に当接させた状態に保持さ
れる。したがつて、第1、第2受圧ピストン91,
92がそれぞれ内方に移動したとき、バルブ19
1,192は弁孔181,182を閉じる。そして、
この間は後輪の制動油圧は増加しない。
202の偏倚力により開弁棒211,212をシリ
ンダ孔71,72の端壁に当接させた状態に保持さ
れる。したがつて、第1、第2受圧ピストン91,
92がそれぞれ内方に移動したとき、バルブ19
1,192は弁孔181,182を閉じる。そして、
この間は後輪の制動油圧は増加しない。
更にマスタシリンダMの出力油圧が上昇する
と、第1、第2入力油圧室131,132内の圧力
が上昇して、第1、第2受圧ピストン91,92を
外方へ押動する。したがつて、バルブ191,1
92は再び開き、第1、第2出力油圧室141,1
42内の圧力を増加させる。この圧力がある値に
達すると、第1、第2受圧ピストン91,92が再
び作動して、弁孔181,182が閉塞され、その
圧力の上昇を止める。このような作用の繰返しに
よつて、各入力油圧室131,132の油圧は一定
の比率で減圧されて各出力油圧室141,142、
したがつて各後輪ブレーキBr,Br′に伝達され
る。
と、第1、第2入力油圧室131,132内の圧力
が上昇して、第1、第2受圧ピストン91,92を
外方へ押動する。したがつて、バルブ191,1
92は再び開き、第1、第2出力油圧室141,1
42内の圧力を増加させる。この圧力がある値に
達すると、第1、第2受圧ピストン91,92が再
び作動して、弁孔181,182が閉塞され、その
圧力の上昇を止める。このような作用の繰返しに
よつて、各入力油圧室131,132の油圧は一定
の比率で減圧されて各出力油圧室141,142、
したがつて各後輪ブレーキBr,Br′に伝達され
る。
一方、前輪ブレーキBf,Bf′にはマスタシリン
ダMの出力油圧が直接作用するので、前輪制動油
圧はマスタシリンダMの出力油圧の上昇に伴つて
急速に増加する。こうして、強度に制動をかけた
とき、車体が前傾して下向き荷重が増大する側の
前輪に対しては前輪ブレーキBf,Bf′を強力に、
荷重が減少する側の後輪に対しては後輪ブレーキ
Br,Br′を弱めに作動させることになるので、各
車輪にスキツドを生じさせることなく、効率のよ
い制動を行うことができる。
ダMの出力油圧が直接作用するので、前輪制動油
圧はマスタシリンダMの出力油圧の上昇に伴つて
急速に増加する。こうして、強度に制動をかけた
とき、車体が前傾して下向き荷重が増大する側の
前輪に対しては前輪ブレーキBf,Bf′を強力に、
荷重が減少する側の後輪に対しては後輪ブレーキ
Br,Br′を弱めに作動させることになるので、各
車輪にスキツドを生じさせることなく、効率のよ
い制動を行うことができる。
第3図は、上記制動時における前、後輪制動油
圧の分配比率特性、換言すれば隣接する入、出力
油圧室131と141、132と142の各油圧分配
比率特性を示すもので、点aからcまでの範囲に
各入力油圧室131,132から各出力油圧室14
1,142への油圧の減圧伝達開始点が存在し、そ
の点は調圧ばねSのセツト荷重により決定され
る。また、その後の各入力油圧室131,132の
油圧に対する各出力油圧室141,142の油圧の
減圧比率、即ち線及びの勾配は第1、第2
受圧ピストン91,92の受圧部91′,92′の各入、
出力油圧室131,141及び132,142におけ
る受圧面積の比により決定される。
圧の分配比率特性、換言すれば隣接する入、出力
油圧室131と141、132と142の各油圧分配
比率特性を示すもので、点aからcまでの範囲に
各入力油圧室131,132から各出力油圧室14
1,142への油圧の減圧伝達開始点が存在し、そ
の点は調圧ばねSのセツト荷重により決定され
る。また、その後の各入力油圧室131,132の
油圧に対する各出力油圧室141,142の油圧の
減圧比率、即ち線及びの勾配は第1、第2
受圧ピストン91,92の受圧部91′,92′の各入、
出力油圧室131,141及び132,142におけ
る受圧面積の比により決定される。
そこで、上記減圧伝達開始点がaないしcの範
囲において車両の積載重量に応じて変化する作用
を、運転者のみが乗車する1名乗車時と、定員あ
るいは制限重量の貨物を搭載した定積時について
説明する。
囲において車両の積載重量に応じて変化する作用
を、運転者のみが乗車する1名乗車時と、定員あ
るいは制限重量の貨物を搭載した定積時について
説明する。
マスタシリンダMの出力油圧により前、後輪ブ
レーキBf′,Br及びBf,Br′を作動させたとき、
マスタシリンダMから第2入力油圧室132に供
給された圧油は流入路28、弁室26、弁孔29
及び流出路30の経路を経て油圧作動室24に流
入し、その油圧は内、外側ピストン23,22間
を離間させて第2受圧ピストン92を伸長させよ
うとする。
レーキBf′,Br及びBf,Br′を作動させたとき、
マスタシリンダMから第2入力油圧室132に供
給された圧油は流入路28、弁室26、弁孔29
及び流出路30の経路を経て油圧作動室24に流
入し、その油圧は内、外側ピストン23,22間
を離間させて第2受圧ピストン92を伸長させよ
うとする。
而して、前、後輪ブレーキBf′,Br及びBf,
Br′の作動により車両は減速するが、1名乗車時
には、制動油圧が比較的低いうちに大きな減速度
が得られるため、第2受圧ピストン92を伸長さ
せる以前に、車両の減速度は所定値に達する。
Br′の作動により車両は減速するが、1名乗車時
には、制動油圧が比較的低いうちに大きな減速度
が得られるため、第2受圧ピストン92を伸長さ
せる以前に、車両の減速度は所定値に達する。
このように車両に所定値の減速度が発生する
と、重錘弁25がそれを感知して、自己の慣性力
により弁室26の傾斜した底面を登り、弁座31
に着座して弁孔29を閉じるもので、この時点は
第3図に点g1で表わされる。したがつて、その
後、第2入力油圧室132内の油圧が更に上昇し
ても、内、外側ピストン23,22は当接状態を
維持し、したがつて第2受圧ピストン92の伸長
は生起しないので、両リテーナ101,102間で
は第2ばね12が依然遊んでいて、第1ばね11
のセツト荷重のみが第1、第2受圧ピストン91,
92に外方押圧力として作用する。その結果、1
名乗車時における各出力油圧室141,142への
油圧の減圧伝達は最下点aより開始される。
と、重錘弁25がそれを感知して、自己の慣性力
により弁室26の傾斜した底面を登り、弁座31
に着座して弁孔29を閉じるもので、この時点は
第3図に点g1で表わされる。したがつて、その
後、第2入力油圧室132内の油圧が更に上昇し
ても、内、外側ピストン23,22は当接状態を
維持し、したがつて第2受圧ピストン92の伸長
は生起しないので、両リテーナ101,102間で
は第2ばね12が依然遊んでいて、第1ばね11
のセツト荷重のみが第1、第2受圧ピストン91,
92に外方押圧力として作用する。その結果、1
名乗車時における各出力油圧室141,142への
油圧の減圧伝達は最下点aより開始される。
これに対して、定積時には、車両の減速度が所
定値に達するまでに制動油圧はかなり高くなる。
したがつて、この場合には、重錘弁25が弁座2
6に着座するまでに、油圧作動室24内の油圧は
第2入力油圧室132内の油圧と共に充分に高め
られ、この油圧によつて内、外側ピストン23,
22が互いに離間されて第2受圧ピストン92が
伸長し、その結果、リテーナ102を他方のリテ
ーナ101に向つて押動し、第1ばね11を圧縮
すると共に、第2ばね12をも圧縮してこれをセ
ツト状態に至らしめる。かくして、第1ばね11
のセツト荷重は増加補正され、しかも、それに第
2ばね12のセツト荷重が加わり、かくして調圧
ばねSのセツト荷重が全体として飛躍的に増加補
正され、その反発力が第1及び第2受圧ピストン
91,92を今までより強くそれぞれ外方へ押圧す
る。この時点で車両に所定の減速度が発生し、重
錘弁25は作動して弁座31に着座し、弁孔29
を閉じる。この時点は第3図に点g2で表わされ
る。その結果、定積時における各出力油圧室14
1,142への油圧の減圧伝達は最上点cより開始
される。
定値に達するまでに制動油圧はかなり高くなる。
したがつて、この場合には、重錘弁25が弁座2
6に着座するまでに、油圧作動室24内の油圧は
第2入力油圧室132内の油圧と共に充分に高め
られ、この油圧によつて内、外側ピストン23,
22が互いに離間されて第2受圧ピストン92が
伸長し、その結果、リテーナ102を他方のリテ
ーナ101に向つて押動し、第1ばね11を圧縮
すると共に、第2ばね12をも圧縮してこれをセ
ツト状態に至らしめる。かくして、第1ばね11
のセツト荷重は増加補正され、しかも、それに第
2ばね12のセツト荷重が加わり、かくして調圧
ばねSのセツト荷重が全体として飛躍的に増加補
正され、その反発力が第1及び第2受圧ピストン
91,92を今までより強くそれぞれ外方へ押圧す
る。この時点で車両に所定の減速度が発生し、重
錘弁25は作動して弁座31に着座し、弁孔29
を閉じる。この時点は第3図に点g2で表わされ
る。その結果、定積時における各出力油圧室14
1,142への油圧の減圧伝達は最上点cより開始
される。
以上のように本発明によれば、第2受圧ピスト
ン92にその有効長さを増加させ得る油圧式伸長
装置Eを設け、この伸長装置Eの油圧作動室24
と第1流路L1または第2流路L2とを結ぶ油路に、
車両の所定値以上の減速度を感知して該油路を閉
じる重錘弁25を介装し、調圧ばねSを常時作動
状態の第1ばね11と、前記伸長装置Eの作動に
より第2受圧ピストン92が一定長さ以上に伸長
されたとき作動状態となる第2ばね12との少な
くとも2本より構成したので、定積時には調圧ば
ねSのセツト荷重を大幅に増加補正して、油圧回
路を別にする左右の後輪ブレーキBr,Br′への制
動油圧の減圧伝達開始点を大幅に上昇させること
ができ、したがつて、車両の重量変化に拘らず常
に高効率をもつて制動を行うことができる。しか
も、各1個の油圧式伸長装置Eと重錘弁25の付
設は、従来装置に比べ構造を格別複雑、高価にす
るものでもない。また、重錘弁25は、この種の
制動油圧制御装置Cによる本来の減圧比率を何等
損わず、さらに、重錘弁25が万一、弁座31に
膠着する等の故障を起こしても、調圧ばねSのセ
ツト荷重が一定となるだけで、すべてのブレーキ
Bf,Bf′,Br,Br′は支障なく作動することがで
きて安全である。
ン92にその有効長さを増加させ得る油圧式伸長
装置Eを設け、この伸長装置Eの油圧作動室24
と第1流路L1または第2流路L2とを結ぶ油路に、
車両の所定値以上の減速度を感知して該油路を閉
じる重錘弁25を介装し、調圧ばねSを常時作動
状態の第1ばね11と、前記伸長装置Eの作動に
より第2受圧ピストン92が一定長さ以上に伸長
されたとき作動状態となる第2ばね12との少な
くとも2本より構成したので、定積時には調圧ば
ねSのセツト荷重を大幅に増加補正して、油圧回
路を別にする左右の後輪ブレーキBr,Br′への制
動油圧の減圧伝達開始点を大幅に上昇させること
ができ、したがつて、車両の重量変化に拘らず常
に高効率をもつて制動を行うことができる。しか
も、各1個の油圧式伸長装置Eと重錘弁25の付
設は、従来装置に比べ構造を格別複雑、高価にす
るものでもない。また、重錘弁25は、この種の
制動油圧制御装置Cによる本来の減圧比率を何等
損わず、さらに、重錘弁25が万一、弁座31に
膠着する等の故障を起こしても、調圧ばねSのセ
ツト荷重が一定となるだけで、すべてのブレーキ
Bf,Bf′,Br,Br′は支障なく作動することがで
きて安全である。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は本発明装置を備えた制動油圧回路図、第2図は
本発明装置の縦断側面図、第3図は本発明装置に
よる前、後輪制動油圧分配比率特性線図である。 C……制動油圧制御装置、Br,Br′……後輪ブ
レーキ、E……伸長装置、L1,L2……第1、第
2流路、M……マスタシリンダ、P1,P2……第
1、第2出力ポート、S……調圧ばね、3……ハ
ウジング、71,72……段付シリンダ孔、91,
92……第1、第2受圧ピストン、11……第1
ばね、12……第2ばね、131,132……第
1、第2入力油圧室、141,142……第1、第
2出力油圧室、24……油圧作動室、25……重
錘弁、26……弁室、28……流入路、29……
弁孔、30……流出路。
は本発明装置を備えた制動油圧回路図、第2図は
本発明装置の縦断側面図、第3図は本発明装置に
よる前、後輪制動油圧分配比率特性線図である。 C……制動油圧制御装置、Br,Br′……後輪ブ
レーキ、E……伸長装置、L1,L2……第1、第
2流路、M……マスタシリンダ、P1,P2……第
1、第2出力ポート、S……調圧ばね、3……ハ
ウジング、71,72……段付シリンダ孔、91,
92……第1、第2受圧ピストン、11……第1
ばね、12……第2ばね、131,132……第
1、第2入力油圧室、141,142……第1、第
2出力油圧室、24……油圧作動室、25……重
錘弁、26……弁室、28……流入路、29……
弁孔、30……流出路。
Claims (1)
- 1 二連式マスタシリンダMの各独立した第1及
び第2出力ポートP1,P2より延出して左右一対
の後輪ブレーキBr,Br′の油圧作動部にそれぞれ
至る第1及び第2流路L1,L2の途中に共通のハ
ウジング3を介装し、このハウジング3内のシリ
ンダ孔71,72に相対向する一対の第1及び第2
受圧ピストン91,92を摺合し、これら第1及び
第2受圧ピストン91,92の内端側に、前記第1
及び第2流路L1,L2の上流に各別に連通する第
1及び第2入力油圧室131,132を、また外端
側に、同両流路の下流に各別に連通する第1及び
第2出力油圧室141,142をそれぞれ形成する
と共に、前記第1及び第2受圧ピストン91,92
の各出力油圧室141,142側の受圧面積を各入
力油圧室131,132側の受圧面積より大きく設
定し、各隣接する前記入、出力油圧室131,1
41;132,142間を前記第1及び第2受圧ピ
ストン91,92の各外方摺動限で開弁し、内方摺
動時に閉弁するバルブ191,192を介して連通
し、前記第1及び第2受圧ピストン91,92間に
共通の調圧ばねSを介装したものにおいて、前記
第2受圧ピストン92にその有効長さを増加させ
得る油圧式伸長装置Eを設け、この伸長装置Eの
油圧作動室24と前記第1流路L1または第2流
路L2とを結ぶ油路に、車両の所定値以上の減速
度を感知して該油路を閉じる重錘弁25を介装
し、前記調圧ばねSを常時作動状態の第1ばね1
1と、前記伸長装置Eの作動により前記第2受圧
ピストン92が一定長さ以上に伸長されたとき作
動状態となる第2ばね12との少なくとも2本よ
り構成した、車両の制動油圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17473181A JPS5876354A (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | 車両の制動油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17473181A JPS5876354A (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | 車両の制動油圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5876354A JPS5876354A (ja) | 1983-05-09 |
| JPH0147339B2 true JPH0147339B2 (ja) | 1989-10-13 |
Family
ID=15983668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17473181A Granted JPS5876354A (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | 車両の制動油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5876354A (ja) |
-
1981
- 1981-10-31 JP JP17473181A patent/JPS5876354A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5876354A (ja) | 1983-05-09 |
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