JPH018871Y2 - - Google Patents

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JPH018871Y2
JPH018871Y2 JP5889584U JP5889584U JPH018871Y2 JP H018871 Y2 JPH018871 Y2 JP H018871Y2 JP 5889584 U JP5889584 U JP 5889584U JP 5889584 U JP5889584 U JP 5889584U JP H018871 Y2 JPH018871 Y2 JP H018871Y2
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oil cooler
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JP5889584U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、主として自動二輪車等に取付けられ
る空冷積層型オイルクーラーに関し、耐振性及び
審美性の優れたものに関する。
〔考案の技術的背景及びその問題点〕
一例として、自動二輪車に取付けられる空冷積
層型オイルクーラーであつて、本出願人の製作に
かかる従来例として第6図〜第10図に示す如き
ものが存在した。即ち、いわゆるドロウンカツプ
型の細長いエレメント3を有し、それを複数積層
してオイルクーラー本体を構成する。このエレメ
ント3は一対の薄肉金属板からなり、その周縁部
がわずかに立ち上げられると共に、長手方向両端
部に夫々オイル出入り孔1が穿設される。そし
て、中間部にはオイルを撹拌するための斜め方向
の波型が形成されたものである。そして、一対の
薄肉金属板を互いに逆向きにして波型の稜線方向
が互いに交差するように(第10図)重ね合わ
せ、両金属板2,2間にオイルがジグザグ状に流
通するように形成させたものである。そして、各
エレメントを構成する薄肉金属板はすべてその両
面に予めろう材が被覆されたクラツド材が用いら
れる。そして、最も外側のエレメント3には夫々
各エレメントの平面形状に等しい平板からなる支
持板5が載置され、それにオイル出入り用のボス
部6及びクーラー取付け用のブラケツト7が取付
けられる。そして、各エレメント間及びボス部並
びにブラケツトの間が夫々ろう付けされて第6図
及び第7図の如く構成されたものである。
ところが、このようなオイルクーラーを特に振
動の激しい自動二輪車に取付けると、最も外側の
エレメントに亀裂か生じることがしばしばあつ
た。即ち、振動に基づきボス部6の付け根部分に
繰り返し外力が加わると、支持板5自体が歪み、
それに接合されている薄肉金属板2に比較的大き
な繰り返し荷重が加えられる。そのため、ボス部
6近傍のA点あるいはブラケツト近傍のB点で薄
肉金属板2に亀裂が生じオイル漏れを起こす原因
になつていた。
又、積層型オイルクーラーは各エレメントの内
外面にろう材が予め被覆され、炉内においてそれ
が溶融することにより互いに接合してオイルクー
ラーを完成するものである。ところが、炉内にお
いて溶融したろう材が支持板5の外表面側に流れ
出て、体裁を悪くすることがしばしばあつた。
〔考案の概要〕
そこで、本考案は以上の問題点を取り除いたオ
イルクーラーを提供することを目的とし、その要
旨とするところは次の通りである。
即ち、各エレメント3が予めろう材が両面に被
覆された一対の細長い薄肉金属板からなり、その
ろう材により両者の周縁を互いに接合し、それら
の間に流路を形成すると共に、その端部にオイル
出入り孔1を形成したものである。そして、この
ようなエレメントを複数積層して積層型オイルク
ーラーを構成する。ここにおいて、特に本考案で
は次の構成を特徴とする。
先ず、支持板5が前記薄肉金属板2の平面形状
にほぼ等しく形成されると共に、その外周にわず
かの垂れ縁4が形成される。そして、最も外側に
位置するエレメントにこの支持板5を積層し、そ
の垂れ縁4が前記エレメント側に向くように位置
される。そして、支持板5の外面の端部にはオイ
ル出入り用のボス部6を位置させる。そして、両
面にクラツド材が予め被覆された前記薄肉金属板
と、少なくとも外面側にはろう材が被覆されてい
ない前記支持板5と、ボス部6との夫々の間がろ
う付け固定されてなることを特徴とする。
従つて、オイルクーラーによれば、支持板5の
外周縁に垂れ縁4が形成されているから、ボス部
6に加わる曲げモーメントに対しその断面係数が
大となる。そのため、支持板5に接合されている
薄肉金属板2に過度な歪が生ずることがなく、亀
裂の発生を防止し、オイル漏れをなくすことがで
きる。又、垂れ縁4の存在により、ろう付けの
際、ろう材が支持板5の外表面に流れ出ることを
防止し、体裁のよいオイルクーラーを提供し得
る。
〔考案の実施例〕
次ぎに図面に基づいて本考案の実施例につき説
明する。
第1図〜第3図は本考案の第1実施例を示し、
第1図はその立面略図、第2図は支持板5の横断
面図、第3図は第1実施例の側面図である。
本オイルクーラーでは特に支持板5が第1図及
び第2図の如くその周縁全周に垂れ縁4が形成さ
れている。この垂れ縁4の深さは各薄肉金属板2
の高さより小に形成されている。なお、この支持
板5の板厚は薄肉金属板2のそれより厚いものが
一般に用いられる。又、この支持板5の平面形状
は各薄肉金属板2の平面形状にほぼ等しく形成さ
れ、各金属板2のオイル出入り孔1に整合する位
置に同様の図示しない孔が穿設されている。な
お、この支持板5にはろう材は被覆されていな
い。而して、内面及び外面に夫々ろう材が被覆さ
れた薄肉金属板を第1図及び第3図の如く積層
し、その上端に支持板5を被嵌する。そして、そ
の垂れ縁4が図において下向きに位置するように
積層する。さらに、ブラケツト7と支持板5との
間及びボス部6の孔縁と支持板5との間にろう箔
を介装し、又は、ろう材がクラツドされた金属板
を介装して適宜な治具により保持する。そして、
このような状態で真空炉またと不活性ガス封入炉
に入れ、ろう材を溶融させてオイルクーラーを完
成する。このようにして、完成したオイルクーラ
ーは支持板5の垂れ縁4が最上段のエレメント3
を被蔽するように構成されているから、例えば薄
肉金属板2の外表面に溶融したろう流れ跡が存在
しても外側からはほとんど見えない。又、この実
施例では垂れ縁4と薄肉金属板2の鍔部との間が
わずかに離間しているから、両者の間に水等が溜
る虞れがないと共に、これらの間にも冷却空気が
流通する。なお、この実施例では第3図から明ら
かなように、下端に位置する支持板5は全く平板
状に形成されているが、この支持板5も上端に位
置する支持板と同様に構成してもよい。次ぎに、
第4図及び第5図は本考案の第2実施例を示し、
この実施例では支持板5の深さが薄肉金属板2の
高さにほぼ等しく形成され、その金属板2の外面
と支持板5の内面とが接合されると共に、垂れ縁
4の下面と薄肉金属板2の鍔部とが一体的に接合
される。そのため、より剛性の優れたオイルクー
ラーとなり得る。なお、この実施例では垂れ縁4
の適宜位置に水抜け孔8を穿設し、雨水等が支持
板5内に溜ることを防止している。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案の積層
型オイルクーラーは、次の構成からなる。
即ち、各エレメント3が予めろう材が両面に被
覆された一対の細長い薄肉金属板からなり、その
ろう材により両者の周縁を互いに接合し、それら
の間に流路を形成すると共に、その端部にオイル
出入り孔1を形成したものである。そして、この
ようなエレメントを複数積層して積層型オイルク
ーラーを構成する。ここにおいて、特に本考案で
は次の構成を特徴とする。
先ず、支持板5が前記薄肉金属板2の平面形状
にほぼ等しく形成されると共に、その外周にわず
かの幅の垂れ縁4が形成される。そして、最も外
側に位置するエレメントにこの支持板5を積層
し、その垂れ縁4が前記エレメント側に向くよう
に位置される。そして、支持板5の外面の端部に
はオイル出入り用のボス部6を位置させる。そし
て、両面にクラツド材が予め被覆された前記薄肉
金属板と、少なくとも外面側にはろう材が被覆さ
れていない前記支持板5と、ボス部6との夫々の
間がろう付け固定されてなることを特徴とする。
本考案のオイルクーラーは以上のような構成か
らなり、次の効果を有する。
(1) 本オイルクーラーの支持板5はその外周縁に
わずかの幅の垂れ縁4が形成されているため、
曲げ荷重に対する断面係数が大となるから、オ
イル出入り用のボス部6に外力が加えられて
も、支持板5がほとんど変形することがない。
そのため、その支持板5内面にろう付けされて
いる薄肉金属板2に過度な歪が加わることがな
い。従つて、オイルクーラーの最も外側に位置
するエレメントに亀裂が生じることを防止し、
耐振性の優れたオイルクーラーを提供し得る効
果がある。
(2) 又、オイルクーラーは、その薄肉金属板2の
両面にろう材が予め被覆され、それが炉内で溶
融して支持板5とろう付けされるものである
が、その支持板5の少なくとも外面にはろう材
が被覆されていないから、オイルクーラーの最
も外側の外面はろう材の溶融跡の存在しない体
裁のよい外面となり得る。それと共に、薄肉金
属板2の表面及び支持板5の内面に溶融したろ
う材の溶融跡は、支持板5の外周に形成された
垂れ縁4により被蔽されて見え難くなるため、
全体として極めて体裁のよい積層型オイルクー
ラーを提供し得る効果がある。さらには、垂れ
縁4により溶融したろう材がそこに保持され、
ろう材の滴下を防止し、さらに体裁のよいオイ
ルクーラーとなり得る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の第1実施例を示し、
第1図はこの立面略図、第2図は同実施例に用い
る支持板5の横断面図、第3図は同実施例の側面
図、第4図は本考案の第2実施例の立面略図、第
5図は同側面略図、第6図は本出願人にかかる従
来型オイルクーラーの立面略図、第7図は同側面
図、第8図は本オイルクーラーを構成するエレメ
ントの平面図、第9図は同縦断面図、第10図は
同エレメントの一部を示す破断説明図。 1……オイル出入り孔、2……薄肉金属板、3
……エレメント、4……垂れ縁、5…支持板、6
……ボス部、7……ブラケツト、8……水抜け
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端部にオイル出入り孔1を有し、ろう材が予め
    両面に被覆されると共に、周縁が互いに該ろう材
    により接合される一対の細長い薄肉金属板2,2
    間に流路を形成してエレメント3を構成し、該エ
    レメント3を複数積層した積層型オイルクーラー
    において、外周に僅かの幅の垂れ縁4が形成され
    ると共に、少なくとも外面側にはろう材が被覆さ
    れず、その平面形状が前記金属板2にほぼ等しい
    支持板5を、最も外側に位置する前記エレメント
    3に前記垂れ縁4が該エレメント3に向くように
    して積層し、前記支持板5の端部外面にオイル出
    入り用のボス部6を位置させ、夫々の間がろう付
    け固定されてなることを特徴とする積層型オイル
    クーラー。
JP5889584U 1984-04-20 1984-04-20 積層型オイルク−ラ− Granted JPS60170583U (ja)

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JPS60170583U JPS60170583U (ja) 1985-11-12
JPH018871Y2 true JPH018871Y2 (ja) 1989-03-09

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