JPH0210153B2 - - Google Patents
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- JPH0210153B2 JPH0210153B2 JP57221995A JP22199582A JPH0210153B2 JP H0210153 B2 JPH0210153 B2 JP H0210153B2 JP 57221995 A JP57221995 A JP 57221995A JP 22199582 A JP22199582 A JP 22199582A JP H0210153 B2 JPH0210153 B2 JP H0210153B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- hydrogen atom
- thia
- prostaglandin
- formula
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
本発明は新規な5―チア―△7―プロスタグラ
ンジンA類およびその製造法に関する。 天然プロスタグランジン類は生物学的および薬
理学的に高度な活性をもつオータコイドであり、
それらは強い血小板凝集抑制作用や血管拡張作用
を有し、プロスタグランジンE1のようにすでに
臨床への応用が行なわれているものもある。また
一方では天然プロスタグランジンのもつ薬理的な
欠点、すなわち種々の生理活性を同時にもちあわ
せること、生理活性の短い持続時間、および経口
不能を克服すべく種々の誘導体に関する研究が数
多く行なわれている。 また、プロスタグランジンのA型およびD型に
関しては、ガン細胞に対して細胞毒性を有してい
ることが知られている。 プロスタグランジン類は幅広い生理活性をもつ
ために、その骨格を化学修飾することにより種々
の医薬品として発展する可能性を秘めている。本
発明者はプロスタグランジンのかかる特徴に着目
し、新しいプロスタグランジン誘導体を得るべく
鋭意研究した結果、新規な5―チア―△7―プロ
スタグランジンA類およびその製造法を見出し本
発明に到達したものである。 本発明によつて提供される5―チア―△7―プ
ロスタグランジンA類は、下記式〔〕 [式中、R1は水素原子又は炭素数1〜10のアル
キル基を表わし、R2は直鎖もしくは分岐鎖の炭
素数1〜10のアルキル基又は5〜6員のシクロア
ルキル基を表わし、表示
ンジンA類およびその製造法に関する。 天然プロスタグランジン類は生物学的および薬
理学的に高度な活性をもつオータコイドであり、
それらは強い血小板凝集抑制作用や血管拡張作用
を有し、プロスタグランジンE1のようにすでに
臨床への応用が行なわれているものもある。また
一方では天然プロスタグランジンのもつ薬理的な
欠点、すなわち種々の生理活性を同時にもちあわ
せること、生理活性の短い持続時間、および経口
不能を克服すべく種々の誘導体に関する研究が数
多く行なわれている。 また、プロスタグランジンのA型およびD型に
関しては、ガン細胞に対して細胞毒性を有してい
ることが知られている。 プロスタグランジン類は幅広い生理活性をもつ
ために、その骨格を化学修飾することにより種々
の医薬品として発展する可能性を秘めている。本
発明者はプロスタグランジンのかかる特徴に着目
し、新しいプロスタグランジン誘導体を得るべく
鋭意研究した結果、新規な5―チア―△7―プロ
スタグランジンA類およびその製造法を見出し本
発明に到達したものである。 本発明によつて提供される5―チア―△7―プ
ロスタグランジンA類は、下記式〔〕 [式中、R1は水素原子又は炭素数1〜10のアル
キル基を表わし、R2は直鎖もしくは分岐鎖の炭
素数1〜10のアルキル基又は5〜6員のシクロア
ルキル基を表わし、表示
【式】は7Z体,
7E体,又は7Z体と7E体とが任意の割合で共存す
ることを示す。] で表わされる5―チア―△7―プロスタグランジ
ンA類又はR1が水素原子を表わすときその酸の
非毒性塩である。 上記式〔〕においてR1は水素原子又は炭素
数1〜10のアルキル基を表わす。かかるアルキル
基としては例えばメチル基,エチル基,プロピル
基,イソプロピル基,ブチル基,t―ブチル基,
ペンチル基,ヘキシル基,ヘプチル基,オクチル
基,ノニル基,デシル基などが挙げられ、特に水
素原子,メチル基、エチル基が好ましい。R2は
直鎖もしくは分岐鎖の炭素数1〜10のアルキル基
又は5〜6員のシクロアルキル基を表わす。直鎖
もしくは分岐鎖の炭素数1〜10のアルキル基とし
ては例えば、メチル基,エチル基,プロピル基,
イソプロピル基,ブチル基,t―ブチル基,ペン
チル基,ヘキシル基,ヘプチル基,オクチル基,
ノニル基,デシル基などが挙げられる。5〜6員
のシクロアルキル基としては、例えばシクロペン
チル基,シクロヘキシル基などが挙げられる。こ
れらのなかでR2としては、ペンチル基,2―メ
チルヘキシル基,シクロペンチル基,シクロヘキ
シル基が好ましい。 上記式〔〕の表示
ることを示す。] で表わされる5―チア―△7―プロスタグランジ
ンA類又はR1が水素原子を表わすときその酸の
非毒性塩である。 上記式〔〕においてR1は水素原子又は炭素
数1〜10のアルキル基を表わす。かかるアルキル
基としては例えばメチル基,エチル基,プロピル
基,イソプロピル基,ブチル基,t―ブチル基,
ペンチル基,ヘキシル基,ヘプチル基,オクチル
基,ノニル基,デシル基などが挙げられ、特に水
素原子,メチル基、エチル基が好ましい。R2は
直鎖もしくは分岐鎖の炭素数1〜10のアルキル基
又は5〜6員のシクロアルキル基を表わす。直鎖
もしくは分岐鎖の炭素数1〜10のアルキル基とし
ては例えば、メチル基,エチル基,プロピル基,
イソプロピル基,ブチル基,t―ブチル基,ペン
チル基,ヘキシル基,ヘプチル基,オクチル基,
ノニル基,デシル基などが挙げられる。5〜6員
のシクロアルキル基としては、例えばシクロペン
チル基,シクロヘキシル基などが挙げられる。こ
れらのなかでR2としては、ペンチル基,2―メ
チルヘキシル基,シクロペンチル基,シクロヘキ
シル基が好ましい。 上記式〔〕の表示
【式】は7Z体,7E
体,又は7Z体と7E体とが任意の割合いで共存す
ることを示す。 本発明の5―チア―△7―プロスタグランジン
A類の12位,15位の炭素原子は不整炭素原子であ
り、かかる不整炭素原子の絶対配置はR―配置又
はS―配置のいずれでもよく、あるいは両者の任
意の割合の混合物でもよい。 したがつて本発明においては、天然型プロスタ
グランジンと異なる立体配置を有する5―チア―
△7―プロスタグランジン類をも得ることが出来、
これらの化合物は、天然プロスタグランジンと同
じ立体配置を有するものと異なる生理活性を有す
ることも期待される。 本発明の5―チア―△7―プロスタグランジン
類のうち上記式〔〕におけるR1が水素原子の
場合には、分子内にカルボン酸部分を有すること
を利用してこれを塩基との非毒性塩とすることも
出来る。この場合の塩としては薬理学的に許容し
うる非毒性塩ならばいかなる塩基を用いてもよ
く、例えば塩基として水酸化ナトリウム,水酸化
カルシウム,炭酸ナトリウム,炭酸カリウム,重
炭酸ナトリウム,重炭酸カリウムなどの無機塩
基;アンモニア,エタノールアミン,ジエタノー
ルアミンなどの有機塩基が好ましく用いられる。 本発明の5―チア―△7―プロスタグランジン
A類の具体例を示すと以下の通りである。 (1) 5―チア―△7―プロスタグランジンA1 (2) 17,20―ジメチル―5―チア―△7―プロス
タグランジンA1 (3) 16,17,18,19,20―ペンタノルー15―シク
ロヘキシル―5―チア―△7―プロスタグラン
ジンA1 (4) 16,17,18,19,20―ペンタノル―15―シク
ロペンチル―5―チア―△7―プロスタグラン
ジンA1 (5) 20―メチル―5―チア―△7―プロスタグラ
ンジンA1 (6) (1)〜(5)の化合物の鏡像体で15―位のエピマー (7) (1)〜(6)の化合物のナトリウム塩,カリウム
塩,カルシウム塩,アンモニウム塩,エタノー
ルアンモニウム塩あるいはジエタノールアンモ
ニウム塩 (8) (1)〜(6)の化合物のメチルエステル 本発明で得られる5―チア―△7―プロスタグ
ランジンA類は新規なプロスタグランジン類であ
り、特に7,8位に二重結合を有しかつ5位に硫
黄原子を有するという新しい骨格を有するもので
ある。 一方、プロスタグランジン類は種々の生理活性
を有することが知られており、現在種々の誘導体
の合成研究が行われている。本発明における5―
チア―△7―プロスタグランジンA類も新しい骨
格を有するという意味において新しい薬効が発現
する可能性を秘めており、例えば抗ガン,血圧降
下,抗潰瘍又は抗ウイルス作用などが期待され
る。 本発明の5―チア―△7―プロスタグランジン
A類の上記式〔〕で表される化合物は下記式
〔〕 [式中、R1,R2,表示
ることを示す。 本発明の5―チア―△7―プロスタグランジン
A類の12位,15位の炭素原子は不整炭素原子であ
り、かかる不整炭素原子の絶対配置はR―配置又
はS―配置のいずれでもよく、あるいは両者の任
意の割合の混合物でもよい。 したがつて本発明においては、天然型プロスタ
グランジンと異なる立体配置を有する5―チア―
△7―プロスタグランジン類をも得ることが出来、
これらの化合物は、天然プロスタグランジンと同
じ立体配置を有するものと異なる生理活性を有す
ることも期待される。 本発明の5―チア―△7―プロスタグランジン
類のうち上記式〔〕におけるR1が水素原子の
場合には、分子内にカルボン酸部分を有すること
を利用してこれを塩基との非毒性塩とすることも
出来る。この場合の塩としては薬理学的に許容し
うる非毒性塩ならばいかなる塩基を用いてもよ
く、例えば塩基として水酸化ナトリウム,水酸化
カルシウム,炭酸ナトリウム,炭酸カリウム,重
炭酸ナトリウム,重炭酸カリウムなどの無機塩
基;アンモニア,エタノールアミン,ジエタノー
ルアミンなどの有機塩基が好ましく用いられる。 本発明の5―チア―△7―プロスタグランジン
A類の具体例を示すと以下の通りである。 (1) 5―チア―△7―プロスタグランジンA1 (2) 17,20―ジメチル―5―チア―△7―プロス
タグランジンA1 (3) 16,17,18,19,20―ペンタノルー15―シク
ロヘキシル―5―チア―△7―プロスタグラン
ジンA1 (4) 16,17,18,19,20―ペンタノル―15―シク
ロペンチル―5―チア―△7―プロスタグラン
ジンA1 (5) 20―メチル―5―チア―△7―プロスタグラ
ンジンA1 (6) (1)〜(5)の化合物の鏡像体で15―位のエピマー (7) (1)〜(6)の化合物のナトリウム塩,カリウム
塩,カルシウム塩,アンモニウム塩,エタノー
ルアンモニウム塩あるいはジエタノールアンモ
ニウム塩 (8) (1)〜(6)の化合物のメチルエステル 本発明で得られる5―チア―△7―プロスタグ
ランジンA類は新規なプロスタグランジン類であ
り、特に7,8位に二重結合を有しかつ5位に硫
黄原子を有するという新しい骨格を有するもので
ある。 一方、プロスタグランジン類は種々の生理活性
を有することが知られており、現在種々の誘導体
の合成研究が行われている。本発明における5―
チア―△7―プロスタグランジンA類も新しい骨
格を有するという意味において新しい薬効が発現
する可能性を秘めており、例えば抗ガン,血圧降
下,抗潰瘍又は抗ウイルス作用などが期待され
る。 本発明の5―チア―△7―プロスタグランジン
A類の上記式〔〕で表される化合物は下記式
〔〕 [式中、R1,R2,表示
【式】は上記定義
に同じ。R3,R4は同一もしくは異なり水素原子
またはトリ(C1〜C6)炭化水素シリル基を表
す。] で表わされる5―チア―△7―プロスタグランジ
ン類を酸性化合物で処理せしめ、次いで必要によ
り脱保護及び/又は加水分解及び/又は塩生成反
応に付すことによつて製造される。 上記式〔〕において、R1,R2,表示は上記
定義に同じであり、R3,R4は同一もしくは異な
り水素原子またはトリ(C1〜C6)炭化水素シリ
ル基を表す。トリ(C1〜C6)炭化水素シリル基
としては、例えばトリメチルシリル,トリエチル
シリル,t―ブチルジメチルシリルなどのトリ
(C1〜C4)アルキルシリル基;t―ブチルジフエ
ニルシリル基などのジフエニル(C1〜C4)アル
キルシリル基が挙げられる。 上記式〔〕の化合物のうちで、基R3及びR4
が水素原子である場合の化合物は、下記式〔〕 [式中、R1,R2は上記定義に同じであり、R3,
R4はトリ(C1〜C6)炭化水素シリル基を表す。] で表される7―ヒドロキシプロスタグランジン類
を、塩基性化合物の存在下に有機スルホン酸の反
応性誘導体との反応の後、脱保護反応に付すこと
によつて得られるものである。 上記式〔〕の化合物を処理する際に用いられ
る酸性化合物としては、フツ化水素酸,塩酸,硫
酸などの鉱酸や、酢酸,シヨウ酸,p―トルエン
スルホン酸などの有機酸が好ましく用いられる。
用いられる酸性化合物の量は、原料化合物〔〕
に対し、1〜200倍モル、好ましくは1〜10倍モ
ルの範囲である。 この時使用する溶媒としては、例えばメタノー
ル,エタノール,イソプロピルアルコール等のア
ルコール類;水,ジオキサン,テトラヒドロフラ
ン(THF),アセトニトリル,ジメチルスルホキ
シド(DMSO),あるいはこれらの混合溶媒が好
ましく、特に好ましいのは、水,メタノール,
THF,アセトニトリル,およびそれらの混合溶
媒である。溶媒の使用量は反応をすみやかに進行
させるのに十分な量があればよく、通常は原料化
合物〔〕に対し1〜1000倍容量、好ましくは5
〜400倍容量が用いられる。反応温度は使用する
原料化合物、試薬,溶媒によつて異なるが、0℃
〜120℃の範囲、好ましくは10℃〜80℃の範囲で
行なわれる。反応時間は条件により異なるが30分
〜48時間程度が好ましく、さらに好ましいのは1
時間〜24時間である。反応の進行は薄層クロマト
グラフイー等の方法により追跡される。 上記の反応は、次のようにして行なうこともで
きる。すなわち前述した一般式〔〕の7―ヒド
ロキシプロスタグランジン類と有機スルホン酸の
反応性誘導体との反応の後、フツ化水素酸,酢酸
等の酸性化合物を用いて脱保護反応に付す場合に
は、同じ反応系中で脱保護反応に引き続いて、上
記の反応を行なうことができる。 かくしてPGA型の上記式〔〕の化合物が得
られ、かかる化合物は更に必要に応じて、脱保護
反応,加水分解反応,塩生成反応に付すことがで
きる。 トリ(C1〜C6)炭化水素シリル基の脱保護は
次のようにして行うことができる。 例えばテトラブチルアンモニウムフルオライド
あるいはセシウムフルオライド(更に好ましく
は、トリエチルアミンなどの塩基性化合物の共存
下)の存在下に、例えばジクロロメタン,クロロ
ホルムなどのハロゲン化炭化水素類;エーテル,
テトラヒドロフラン等のエーテル類;ベンゼン,
トルエン等の炭化水素類の如き反応溶媒(好まし
くは水以外の反応溶媒)中でほぼ同様の温度でほ
ぼ同様の時間実施される。あるいは、フツ化水素
酸,酢酸などの酸性化合物を用いて、通常の脱保
護反応に付すことによつてもトリ(C1〜C6)炭
化水素シリル基を脱離することもできる。 エステル基の加水分解は、リパーゼ,エステラ
ーゼ等によつて、水又は水を含む溶媒中で処理す
ることによつて行われる。 塩生成反応は、フリーのカルボキシル基を有す
る5―チア―△7―プロスタグランジンA類と前
述した無機塩基又は有機塩基との中和反応によつ
て行うことができる。 本発明の上記式〔〕で表される5―チア―△
7―プロスタグランジン類は上記式〔〕で表さ
れる7―ヒドロキシプロスタグランジン類を、塩
基性化合物の存在下に有機スルホン酸の反応性誘
導体と反応せしめて、対応する7―有機スルホニ
ルオキシプロスタグランジン類とし、次いで塩基
性化合物で処理し、必要に応じて脱保護及び/又
は加水分解及び/又は塩生成反応に付すことによ
り製造される。 上記式〔〕で表される7―ヒドロキシプロス
タグランジン類は、下記チヤート1に例を示すよ
うに、特開昭57―7464号公報に記載された7―ヒ
ドロキシプロスタグランジンE類の製造法に類似
の方法により合成される。 目的化合物は、反応液を通常の方法で処理する
ことにより分離精製される。すなわち、例えば抽
出,洗浄,乾燥,濃縮,クロマトグラフイー等の
組合わせによる方法により分離精製される。 本発明によれば、以上に詳述した如き方法によ
り、5―チア―△7―プロスタグランジンA類が
得られ、かかる化合物は例えば抗ガン,血圧降
下,抗潰瘍作用等の薬理作用が期待されるもので
ある。 以下実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。 参考例 1 5―チア―△7―プロスタグランジンE1メチル
エステル11,15―ビス―t―ブチルジメチルシ
リルエーテル及びその鏡像体の15―エピ体の合
成 参考例1で得られた7―ヒドロキシ―5―チア
プロスタグランジンE1メチルエステル11,15―
ビス―t―ブチルジメチルシリルエーテル及びそ
の鏡像体の15―エピ体の混合物1.25g
(1.98mmol)を10mlの無水ジクロロメタンにとか
し、4―ジメチルアミノピリジン1.65g
(13.5mmol)を加え、0℃にてメタンスルホニル
クロリド0.5ml(6.7mmol)を加え、0℃で5時
間撹拌し、さらに室温にて1時間撹拌した。水を
加え、ジクロロメタンで抽出した。無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濃縮後シリカゲルクロマトグ
ラフイーにて分離精製し、5―チア―△7―プロ
スタグランジンE1メチルエステル11,15―ビス
―t―ブチルジメチルシリルエーテル及びその鏡
像体の15―エピ体の混合物を得た。そのうち7E
体は590mg(収率49%),7Z体は150mg(収率12
%)であつた。 TLC,7E体,Rf:0.65(溶媒;ヘキサン:酢酸
エチル=3:1) 7Z体,Rf:0.68(溶媒;ヘキサン:酢
酸エチル=3:1) 7E体 IR(cm-1,neat): 2980,2870,1740,1640,1460,1360,
1255 NMR(δ ppm in CDCl3): 0.9(s.18H),0.7〜2.1(m.13H),2.1〜2.8
(m.6H),3.0〜3.5(m.3H),3.70(s.3H),
3.9〜4.3(m.2H),5.55(m.2H),6.8(dt,
1H,J=7.5,2.0) 7Z体 IR(cm-1,neat): 2980,2870,1740,1450,1255 NMR(δ ppm in CDCl3): 0.9(s.18H),0.7〜2.1(m.13H),2.1〜2.7
(m.6H),3.0〜3.6(m.3H),3.7(s.3H),
3.7〜4.35(m.2H),5.3〜5.9(m.1H),5.55
(m.2H) 参考例 2 16,17,18,19,20―ペンタノル―15―シクロ
ヘキシル―5―チア―△7―プロスタグランジ
ンE1メチルエステル11,15―ビス―t―ブチ
ルジメチルシリルエーテルの合成 16,17,18,19,20―ペンタノル―15―シクロ
ヘキシル―7―ヒドロキシ―5―チアプロスタグ
ランジンE1メチルエステル11,15―ビス―t―
ブチルジメチルシリルエーテル560mg
(0.87mmol)を5mlの無水ジクロロメタンにとか
し、4―ジメチルアミノピリジン530(4.35mmol)
を加え、0℃にてメタンスルホニルクロリド
170μ(2.2mmol)を加え、そのまま2時間撹拌
し、さらに室温にて3時間撹拌した。水を加え、
ジクロロメタンで抽出した。無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濃縮後シリカゲルクロマトグラフイ
ーにて分離精製し、16,17,18,19,20―ペンタ
ノル―15―シクロヘキシル―5―チア―△7―プ
ロスタグランジンE1メチルエステル11,15―ビ
ス―t―ブチルジメチルシリルエーテル315mg
(収率58%,7E体と7Z体との混合物,7E:7Z=
4:1) IR(cm-1),neat): 2970,2860,1740,1640,1455,1355,1260 NMR(δ ppm in CDCl3): 0.9(s.18H),0.9〜2.2(m.13H),2.2〜2.7
(m.6H),3.0〜3.65(m.3H),3.65(s.3H),
3.7〜4.4(m.2H),5.2〜5.9(m.0.2H,7Z体),
5.5(m.2H),6.9(t,0.8H,J=8,7E体) 参考例 3 (7E)―7,8―デヒドロ―5―チアプロス
タグランジンE1メチルエステル及びその鏡像
体の15―エピ体の合成 (7E)―7,8―デヒドロ―5―チアプロス
タグランジンE1メチルエステル11,15―ビス―
t―ブチルジメチルシリルエーテル及びその鏡像
体の15―エピ体213mg(0.35mmol)を10mlのアセ
トニトリルにとかし、40%のフツ化水素水溶液を
0.5ml加え、室温にて30分撹拌する。40分後炭酸
水素ナトリウム水溶液を加えて反応を終結させ、
酢酸エチルにて抽出を行なう。乾燥後溶媒を留去
し、薄層クロマトグラフイーにて分離精製し、
(7E)―7,8―デヒドロ―5―チアプロスタグ
ランジンE1メチルエステル及びその鏡像体の15
―エピ体の混合物100mg(収率75%)を得た。 TLC,Rf: 0.45(溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=1:4) IR(cm-1,neat): 3400,2770,2750,2670,1720,1640,
1440,1240 NMR(δ ppm in CDCl3): 0.9(m.3H),0.7〜2.0(m.8H),1.9(dd.2H,
J=7),2.2〜3.0(m.8H),3.25(d.2H,J=
8),3.5(m.1H),3.7(s.3H),4.2(m.2H),
5.65(m.2H),6.8(dd.J=8.0,1.5) 他の化合物も同様にして脱保護することができ
る。 実施例 1 (7E)―7,8―デヒドロ―5―チアプロス
タグランジンA1メチルエステル及びその12―
エピ体の合成 (7E)―7,8―デヒドロ―5―チアプロス
タグランジンE1メチルエステル11,15―ビス―
t―ブチルジメチルシリルエーテル及びその鏡像
体の15―エピ体121mg(0.2mmol)を10mlのアセ
トニトリルにとかし、40%のフツ化水素水溶液を
0.5ml加え、40℃に加温し4時間撹拌する。反応
後室温にもどし、炭酸水素ナトリウム水溶液を加
えて反応を終結させ、酢酸エチルにて抽出を行な
う。乾燥後溶媒を留去し、薄層クロマトグラフイ
ー(溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=1:3)にて
分離精製し、(7E)―7,8―デヒドロ―5―チ
アプロスタグランジンA1メチルエステル(Rf=
0.5)23mg(収率32%)及びその12―エピ体(Rf
=0.57)24mg(収率33%)を得た。 (7E)―7,8―デヒドロ―5―チアプロス
タグランジンA1メチルエステル IR(cm-1,neat): 3450,2950,2870,1735,1700,1645,
1580,1435 NMR(δ ppm in CDCl3): 0.8〜2.2(m.14H),2.2〜2.8(m.4H),3.3
(d.2H,J=8.0),3.7(s.3H),4.0〜4.35
(m.2H),5.5(dd.1H,J=15.0,6.0),5.9
(dd.1H,J=15.0,6.0),6.4(dd.1H,J=
6.0,2.0),6.7(t.1H,J=8.0),7.5(dd.1H,
J=6.0,3.0) Mass(20eV,m/e): 366(M+),348,215,134,120,101(100%) 12―エピ体 IR(cm-1,neat): 3450,2950,2870,1735,1700,1645,
1580,1435 NMR(δ ppm in CDCl3): 0.8〜2.2(m.14H),2.2〜2.8(m.4H),3.35
(d.2H,J=8.0),3.7(s.3H),3.9〜4.4
(m.2H),5.4(dd.1H,J=16.0,6.0),5.85
(dd.1H,J=46.0,6.0),6.4(dd.1H,J=
6.0,2.0),6.7(t.1H,J=8.0),7.4(dd.1H,
J=6.0,3.0) Massは(7E)―7,8―デヒドロ―5―チア
プロスタグランジンA1メチルエステルと同じパ
ターンである。 実施例 2 16,17,18,19,20―ペンタノル―15―シクロ
ヘキシル―7(E)―7,8―デヒドロ―5―
チアプロスタグランジンA1メチルエステルの
合成 16,17,18,19,20―ペンタノル―15―シクロ
ヘキシル―7(E)―7,8―デヒドロ―5―チ
アプロスタグランジンE1メチルエステル102mg
(0.26mmol)を2mlのテトラヒドロフランにとか
し、0.5N塩酸水溶液を加え、40℃に加熱して3
時間撹拌する。炭酸水素ナトリウム水溶液を加え
て反応を終結させ、酢酸エチルにて抽出を行な
い、乾燥後溶媒を留去し、薄層クロマトグラフイ
ーにて精製し、16,17,18,19,20―ペンタノル
―15―シクロヘキシル―7(E)―7,8―デヒ
ドロ―5―チアプロスタグランジンA1メチルエ
ステル55mg(収率56%)を得た。 TLC:Rf=0.5(溶媒;ヘキサン:酢酸エチル
=1:3) IR(cm-1,neat):2960,2860,1740,1700,
1645,1575 NMR(δ ppm in CDCl3): 0.8〜2.2(m.14H),2.2〜2.7(m.4H),3.3
(d.2H,J=8.0),3.65(s.3H),3.9〜4.3
(m.2H),5.5(dd.1H,J=15.0,6.0),5.9
(dd.1H,J=15.0,6.0),6.4(dd.1H,J=
6.0,2.0),6.7(t.1H,J=8.0),7.5(dd.1H,
J=6.0,3.0)
またはトリ(C1〜C6)炭化水素シリル基を表
す。] で表わされる5―チア―△7―プロスタグランジ
ン類を酸性化合物で処理せしめ、次いで必要によ
り脱保護及び/又は加水分解及び/又は塩生成反
応に付すことによつて製造される。 上記式〔〕において、R1,R2,表示は上記
定義に同じであり、R3,R4は同一もしくは異な
り水素原子またはトリ(C1〜C6)炭化水素シリ
ル基を表す。トリ(C1〜C6)炭化水素シリル基
としては、例えばトリメチルシリル,トリエチル
シリル,t―ブチルジメチルシリルなどのトリ
(C1〜C4)アルキルシリル基;t―ブチルジフエ
ニルシリル基などのジフエニル(C1〜C4)アル
キルシリル基が挙げられる。 上記式〔〕の化合物のうちで、基R3及びR4
が水素原子である場合の化合物は、下記式〔〕 [式中、R1,R2は上記定義に同じであり、R3,
R4はトリ(C1〜C6)炭化水素シリル基を表す。] で表される7―ヒドロキシプロスタグランジン類
を、塩基性化合物の存在下に有機スルホン酸の反
応性誘導体との反応の後、脱保護反応に付すこと
によつて得られるものである。 上記式〔〕の化合物を処理する際に用いられ
る酸性化合物としては、フツ化水素酸,塩酸,硫
酸などの鉱酸や、酢酸,シヨウ酸,p―トルエン
スルホン酸などの有機酸が好ましく用いられる。
用いられる酸性化合物の量は、原料化合物〔〕
に対し、1〜200倍モル、好ましくは1〜10倍モ
ルの範囲である。 この時使用する溶媒としては、例えばメタノー
ル,エタノール,イソプロピルアルコール等のア
ルコール類;水,ジオキサン,テトラヒドロフラ
ン(THF),アセトニトリル,ジメチルスルホキ
シド(DMSO),あるいはこれらの混合溶媒が好
ましく、特に好ましいのは、水,メタノール,
THF,アセトニトリル,およびそれらの混合溶
媒である。溶媒の使用量は反応をすみやかに進行
させるのに十分な量があればよく、通常は原料化
合物〔〕に対し1〜1000倍容量、好ましくは5
〜400倍容量が用いられる。反応温度は使用する
原料化合物、試薬,溶媒によつて異なるが、0℃
〜120℃の範囲、好ましくは10℃〜80℃の範囲で
行なわれる。反応時間は条件により異なるが30分
〜48時間程度が好ましく、さらに好ましいのは1
時間〜24時間である。反応の進行は薄層クロマト
グラフイー等の方法により追跡される。 上記の反応は、次のようにして行なうこともで
きる。すなわち前述した一般式〔〕の7―ヒド
ロキシプロスタグランジン類と有機スルホン酸の
反応性誘導体との反応の後、フツ化水素酸,酢酸
等の酸性化合物を用いて脱保護反応に付す場合に
は、同じ反応系中で脱保護反応に引き続いて、上
記の反応を行なうことができる。 かくしてPGA型の上記式〔〕の化合物が得
られ、かかる化合物は更に必要に応じて、脱保護
反応,加水分解反応,塩生成反応に付すことがで
きる。 トリ(C1〜C6)炭化水素シリル基の脱保護は
次のようにして行うことができる。 例えばテトラブチルアンモニウムフルオライド
あるいはセシウムフルオライド(更に好ましく
は、トリエチルアミンなどの塩基性化合物の共存
下)の存在下に、例えばジクロロメタン,クロロ
ホルムなどのハロゲン化炭化水素類;エーテル,
テトラヒドロフラン等のエーテル類;ベンゼン,
トルエン等の炭化水素類の如き反応溶媒(好まし
くは水以外の反応溶媒)中でほぼ同様の温度でほ
ぼ同様の時間実施される。あるいは、フツ化水素
酸,酢酸などの酸性化合物を用いて、通常の脱保
護反応に付すことによつてもトリ(C1〜C6)炭
化水素シリル基を脱離することもできる。 エステル基の加水分解は、リパーゼ,エステラ
ーゼ等によつて、水又は水を含む溶媒中で処理す
ることによつて行われる。 塩生成反応は、フリーのカルボキシル基を有す
る5―チア―△7―プロスタグランジンA類と前
述した無機塩基又は有機塩基との中和反応によつ
て行うことができる。 本発明の上記式〔〕で表される5―チア―△
7―プロスタグランジン類は上記式〔〕で表さ
れる7―ヒドロキシプロスタグランジン類を、塩
基性化合物の存在下に有機スルホン酸の反応性誘
導体と反応せしめて、対応する7―有機スルホニ
ルオキシプロスタグランジン類とし、次いで塩基
性化合物で処理し、必要に応じて脱保護及び/又
は加水分解及び/又は塩生成反応に付すことによ
り製造される。 上記式〔〕で表される7―ヒドロキシプロス
タグランジン類は、下記チヤート1に例を示すよ
うに、特開昭57―7464号公報に記載された7―ヒ
ドロキシプロスタグランジンE類の製造法に類似
の方法により合成される。 目的化合物は、反応液を通常の方法で処理する
ことにより分離精製される。すなわち、例えば抽
出,洗浄,乾燥,濃縮,クロマトグラフイー等の
組合わせによる方法により分離精製される。 本発明によれば、以上に詳述した如き方法によ
り、5―チア―△7―プロスタグランジンA類が
得られ、かかる化合物は例えば抗ガン,血圧降
下,抗潰瘍作用等の薬理作用が期待されるもので
ある。 以下実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。 参考例 1 5―チア―△7―プロスタグランジンE1メチル
エステル11,15―ビス―t―ブチルジメチルシ
リルエーテル及びその鏡像体の15―エピ体の合
成 参考例1で得られた7―ヒドロキシ―5―チア
プロスタグランジンE1メチルエステル11,15―
ビス―t―ブチルジメチルシリルエーテル及びそ
の鏡像体の15―エピ体の混合物1.25g
(1.98mmol)を10mlの無水ジクロロメタンにとか
し、4―ジメチルアミノピリジン1.65g
(13.5mmol)を加え、0℃にてメタンスルホニル
クロリド0.5ml(6.7mmol)を加え、0℃で5時
間撹拌し、さらに室温にて1時間撹拌した。水を
加え、ジクロロメタンで抽出した。無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濃縮後シリカゲルクロマトグ
ラフイーにて分離精製し、5―チア―△7―プロ
スタグランジンE1メチルエステル11,15―ビス
―t―ブチルジメチルシリルエーテル及びその鏡
像体の15―エピ体の混合物を得た。そのうち7E
体は590mg(収率49%),7Z体は150mg(収率12
%)であつた。 TLC,7E体,Rf:0.65(溶媒;ヘキサン:酢酸
エチル=3:1) 7Z体,Rf:0.68(溶媒;ヘキサン:酢
酸エチル=3:1) 7E体 IR(cm-1,neat): 2980,2870,1740,1640,1460,1360,
1255 NMR(δ ppm in CDCl3): 0.9(s.18H),0.7〜2.1(m.13H),2.1〜2.8
(m.6H),3.0〜3.5(m.3H),3.70(s.3H),
3.9〜4.3(m.2H),5.55(m.2H),6.8(dt,
1H,J=7.5,2.0) 7Z体 IR(cm-1,neat): 2980,2870,1740,1450,1255 NMR(δ ppm in CDCl3): 0.9(s.18H),0.7〜2.1(m.13H),2.1〜2.7
(m.6H),3.0〜3.6(m.3H),3.7(s.3H),
3.7〜4.35(m.2H),5.3〜5.9(m.1H),5.55
(m.2H) 参考例 2 16,17,18,19,20―ペンタノル―15―シクロ
ヘキシル―5―チア―△7―プロスタグランジ
ンE1メチルエステル11,15―ビス―t―ブチ
ルジメチルシリルエーテルの合成 16,17,18,19,20―ペンタノル―15―シクロ
ヘキシル―7―ヒドロキシ―5―チアプロスタグ
ランジンE1メチルエステル11,15―ビス―t―
ブチルジメチルシリルエーテル560mg
(0.87mmol)を5mlの無水ジクロロメタンにとか
し、4―ジメチルアミノピリジン530(4.35mmol)
を加え、0℃にてメタンスルホニルクロリド
170μ(2.2mmol)を加え、そのまま2時間撹拌
し、さらに室温にて3時間撹拌した。水を加え、
ジクロロメタンで抽出した。無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濃縮後シリカゲルクロマトグラフイ
ーにて分離精製し、16,17,18,19,20―ペンタ
ノル―15―シクロヘキシル―5―チア―△7―プ
ロスタグランジンE1メチルエステル11,15―ビ
ス―t―ブチルジメチルシリルエーテル315mg
(収率58%,7E体と7Z体との混合物,7E:7Z=
4:1) IR(cm-1),neat): 2970,2860,1740,1640,1455,1355,1260 NMR(δ ppm in CDCl3): 0.9(s.18H),0.9〜2.2(m.13H),2.2〜2.7
(m.6H),3.0〜3.65(m.3H),3.65(s.3H),
3.7〜4.4(m.2H),5.2〜5.9(m.0.2H,7Z体),
5.5(m.2H),6.9(t,0.8H,J=8,7E体) 参考例 3 (7E)―7,8―デヒドロ―5―チアプロス
タグランジンE1メチルエステル及びその鏡像
体の15―エピ体の合成 (7E)―7,8―デヒドロ―5―チアプロス
タグランジンE1メチルエステル11,15―ビス―
t―ブチルジメチルシリルエーテル及びその鏡像
体の15―エピ体213mg(0.35mmol)を10mlのアセ
トニトリルにとかし、40%のフツ化水素水溶液を
0.5ml加え、室温にて30分撹拌する。40分後炭酸
水素ナトリウム水溶液を加えて反応を終結させ、
酢酸エチルにて抽出を行なう。乾燥後溶媒を留去
し、薄層クロマトグラフイーにて分離精製し、
(7E)―7,8―デヒドロ―5―チアプロスタグ
ランジンE1メチルエステル及びその鏡像体の15
―エピ体の混合物100mg(収率75%)を得た。 TLC,Rf: 0.45(溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=1:4) IR(cm-1,neat): 3400,2770,2750,2670,1720,1640,
1440,1240 NMR(δ ppm in CDCl3): 0.9(m.3H),0.7〜2.0(m.8H),1.9(dd.2H,
J=7),2.2〜3.0(m.8H),3.25(d.2H,J=
8),3.5(m.1H),3.7(s.3H),4.2(m.2H),
5.65(m.2H),6.8(dd.J=8.0,1.5) 他の化合物も同様にして脱保護することができ
る。 実施例 1 (7E)―7,8―デヒドロ―5―チアプロス
タグランジンA1メチルエステル及びその12―
エピ体の合成 (7E)―7,8―デヒドロ―5―チアプロス
タグランジンE1メチルエステル11,15―ビス―
t―ブチルジメチルシリルエーテル及びその鏡像
体の15―エピ体121mg(0.2mmol)を10mlのアセ
トニトリルにとかし、40%のフツ化水素水溶液を
0.5ml加え、40℃に加温し4時間撹拌する。反応
後室温にもどし、炭酸水素ナトリウム水溶液を加
えて反応を終結させ、酢酸エチルにて抽出を行な
う。乾燥後溶媒を留去し、薄層クロマトグラフイ
ー(溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=1:3)にて
分離精製し、(7E)―7,8―デヒドロ―5―チ
アプロスタグランジンA1メチルエステル(Rf=
0.5)23mg(収率32%)及びその12―エピ体(Rf
=0.57)24mg(収率33%)を得た。 (7E)―7,8―デヒドロ―5―チアプロス
タグランジンA1メチルエステル IR(cm-1,neat): 3450,2950,2870,1735,1700,1645,
1580,1435 NMR(δ ppm in CDCl3): 0.8〜2.2(m.14H),2.2〜2.8(m.4H),3.3
(d.2H,J=8.0),3.7(s.3H),4.0〜4.35
(m.2H),5.5(dd.1H,J=15.0,6.0),5.9
(dd.1H,J=15.0,6.0),6.4(dd.1H,J=
6.0,2.0),6.7(t.1H,J=8.0),7.5(dd.1H,
J=6.0,3.0) Mass(20eV,m/e): 366(M+),348,215,134,120,101(100%) 12―エピ体 IR(cm-1,neat): 3450,2950,2870,1735,1700,1645,
1580,1435 NMR(δ ppm in CDCl3): 0.8〜2.2(m.14H),2.2〜2.8(m.4H),3.35
(d.2H,J=8.0),3.7(s.3H),3.9〜4.4
(m.2H),5.4(dd.1H,J=16.0,6.0),5.85
(dd.1H,J=46.0,6.0),6.4(dd.1H,J=
6.0,2.0),6.7(t.1H,J=8.0),7.4(dd.1H,
J=6.0,3.0) Massは(7E)―7,8―デヒドロ―5―チア
プロスタグランジンA1メチルエステルと同じパ
ターンである。 実施例 2 16,17,18,19,20―ペンタノル―15―シクロ
ヘキシル―7(E)―7,8―デヒドロ―5―
チアプロスタグランジンA1メチルエステルの
合成 16,17,18,19,20―ペンタノル―15―シクロ
ヘキシル―7(E)―7,8―デヒドロ―5―チ
アプロスタグランジンE1メチルエステル102mg
(0.26mmol)を2mlのテトラヒドロフランにとか
し、0.5N塩酸水溶液を加え、40℃に加熱して3
時間撹拌する。炭酸水素ナトリウム水溶液を加え
て反応を終結させ、酢酸エチルにて抽出を行な
い、乾燥後溶媒を留去し、薄層クロマトグラフイ
ーにて精製し、16,17,18,19,20―ペンタノル
―15―シクロヘキシル―7(E)―7,8―デヒ
ドロ―5―チアプロスタグランジンA1メチルエ
ステル55mg(収率56%)を得た。 TLC:Rf=0.5(溶媒;ヘキサン:酢酸エチル
=1:3) IR(cm-1,neat):2960,2860,1740,1700,
1645,1575 NMR(δ ppm in CDCl3): 0.8〜2.2(m.14H),2.2〜2.7(m.4H),3.3
(d.2H,J=8.0),3.65(s.3H),3.9〜4.3
(m.2H),5.5(dd.1H,J=15.0,6.0),5.9
(dd.1H,J=15.0,6.0),6.4(dd.1H,J=
6.0,2.0),6.7(t.1H,J=8.0),7.5(dd.1H,
J=6.0,3.0)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記式〔〕 [式中、R1は水素原子または炭素数1〜10のア
ルキル基を表し、R2は直鎖もしくは分岐鎖の炭
素数1〜10のアルキル基または5〜6員のシクロ
アルキル基を表し、表示【式】は7Z体、 7E体または7Z体と7E体とが任意の割合で共存す
ることを示す。] で表される5―チア―△7―プロスタグランジン
A類またはR1が水素原子であるときその酸の非
毒性塩。 2 上記式〔〕において、R1が水素原子、メ
チル基またはエチル基である特許請求の範囲第1
項記載の5―チア―△7―プロスタグランジンA
類またはR1が水素原子を表すときその酸の非毒
性塩。 3 上記式〔〕において、R2がペンチル基、
2―メチルヘキシル基、シクロペンチル基または
シクロヘキシル基である特許請求の範囲第1項ま
たは第2項記載の5―チア―△7―プロスタグラ
ンジンA類またはR1が水素原子を表すときその
酸の非毒性塩。 4 下記式〔〕 [式中、R1は水素原子または炭素数1〜10のア
ルキル基を表し、R2は直鎖もしくは分岐鎖の炭
素数1〜10のアルキル基または5〜6員のシクロ
アルキル基を表し、R3,R4は同一もしくは異な
り水素原子またはトリ(C1〜C6)炭化水素シリ
ル基を表し、表示【式】は7Z体、7E体ま たは7Z体と7E体とが任意の割合で共存すること
を示す。] で表される5―チア―△7―プロスタグランジン
類を酸性化合物で処理せしめ、次いで必要に応じ
て脱保護および/または加水分解および/または
塩生成反応に付すことを特徴とする下記式〔〕 [式中、R1、R2、表示【式】は上記定義 に同じ。] で表される5―チア―△7―プロスタグランジン
A類またはR1が水素原子を表すときその酸の非
毒性塩の製造法。 5 酸性化合物が無機酸である特許請求の範囲第
4項記載の5―チア―△7―プロスタグランジン
A類またはR1が水素原子を表すときその酸の非
毒性塩の製造法。 6 上記式〔〕において、R1が水素原子、メ
チル基またはエチル基である特許請求の範囲第4
項または第5項記載の5―チア―△7―プロスタ
グランジンA類またはR1が水素原子を表すとき
その酸の非毒性塩の製造法。 7 上記式〔〕において、R2がペンチル基、
2―メチルヘキシル基、シクロペンチル基または
シクロヘキシル基である特許請求の範囲第4項〜
第6項のいずれか1項記載の5―チア―△7―プ
ロスタグランジンA類またはR1が水素原子を表
すときその酸の非毒性塩の製造法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57221995A JPS59112962A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 5―チア―δ↑7―プロスタグランジンa類およびその製造法 |
| EP83306792A EP0112633A3 (en) | 1982-12-20 | 1983-11-08 | Novel 5-thiaprostaglandin, process for production thereof, and pharmaceutical use thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57221995A JPS59112962A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 5―チア―δ↑7―プロスタグランジンa類およびその製造法 |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1016332A Division JPH02167A (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 5‐チア‐△↑7‐プロスタグランジンe類およびその製造法 |
| JP3036611A Division JPH06739B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 5−チア−△7−プロスタグランジンe類およびその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59112962A JPS59112962A (ja) | 1984-06-29 |
| JPH0210153B2 true JPH0210153B2 (ja) | 1990-03-06 |
Family
ID=16775433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57221995A Granted JPS59112962A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 5―チア―δ↑7―プロスタグランジンa類およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59112962A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58198466A (ja) * | 1982-05-12 | 1983-11-18 | Teijin Ltd | 5−チアプロスタグランジン類およびその製造法 |
-
1982
- 1982-12-20 JP JP57221995A patent/JPS59112962A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59112962A (ja) | 1984-06-29 |
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