JPH02115263A - 耐溶剤性ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物 - Google Patents

耐溶剤性ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物

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JPH02115263A
JPH02115263A JP26718688A JP26718688A JPH02115263A JP H02115263 A JPH02115263 A JP H02115263A JP 26718688 A JP26718688 A JP 26718688A JP 26718688 A JP26718688 A JP 26718688A JP H02115263 A JPH02115263 A JP H02115263A
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岡部 勝郎
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章一 雨谷
Yoshitoku Kondo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特に耐溶剤性に優れ、機械的強度、成形加工
性等の諸性質lこも優れた新規なポリフェニレンエーテ
ル系樹脂組成物に関する。
(従来の技術) ポリフェニレンエーテルは、耐熱性、剛性、電気的特性
等に禿山た樹脂であり、エンジニアリングプラスチック
スとして有用な高分子材料である。しかしながら、ポリ
フェニレンエーテルは、耐溶剤性に劣り、更には、成形
加工性が悪いという大きな欠点をもつことはよく知られ
ている。
ポリフェニレンエーテルの成形加工性、すなわち流れ特
性を改良するための技術としては、例えば、ポリスチレ
ン樹脂をブレンドする方法が米国特許第3.383.4
35号明細書に、又、ゴム補強されたスチレン系化合物
と、α。
β−不飽和ジカルボン酸無水物との共重合体をブレンド
する技術が特開昭52−128947号公報に開示され
ている。しかしながら、これらの技術によっては、ポリ
フェニレンエーテルの耐溶剤性は改良されない。
そこでポリフェニレンエーテルの耐溶剤性ト成形性を改
良するために、ポリフェニレンエーテルにポリオレフィ
ンを配合することが行われているが、本発明者らは変性
したポリフェニレンエーテルに変性したポリオレフィン
を配合することにより両者の相溶性が著しく改良され優
れた耐溶剤性と成形性を持つことを見いだし先に特許出
願した(特開昭63−128056)。
しかしながらこの樹脂組成物は優れた耐溶剤性と成形性
を持つが機械的強度がやや劣っていた。
ボIJ 7二二レンエーテルの耐溶剤性と成形性を改良
するための他の手法として、ポリフェニレンエーテルに
ポリアミドを配合することが行なわれている。ポリフェ
ニレンエーテルにポリアミドを配合することによりポリ
フェニレンエーテルの耐溶剤性と成形性は改良される。
またその樹脂組成物は機械的強度も優れているがその反
面吸水性が高いという欠点を持っている。
吸水性と@衝撃性を改善するためにポリオレフィンおよ
びポリオレフィン系エラストマーを配合する試みがなさ
れてきたが、機械的強度を損なうことなく吸水性と衝撃
強度を改善するに必要な量を配合し得なかった(特開昭
63−146948等)。
ポリアミドの吸水性改良の方法として、ポリアミドにポ
リオレフィンを配合する手法がなされてきた(GB  
1403797)。しかしこの手法で得られた樹脂組成
物では機械的強度、耐熱性に劣るものしか得られていな
かった。
そこで本発明者らは1械的強度、耐熱性、耐溶剤性、成
形性に優れた樹脂組成物を碍るためlこ鋭意検討した結
果、変性したポリフェニレンエーテル、変性したポリプ
ロピレンとポリアミドを用いて限られた組成域で屓れた
性質を持つ熱可塑性樹脂組成物を得るに至った。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、ポリフェニレンエーテル、ポリオレフ
ィンとポリアミドをブレンドすることにより耐溶剤性、
成形性、機械的強度、吸水性の改良を同時に満足する新
規な樹脂組成物を得ることにあり、具体的にはポリフェ
ニレンエーテルとポリアミド、ポリアミドとポリオレフ
ィンの各々の樹脂間に物理的あるいは化学的結合を導入
し、従来技術では到達し得なかった良好な耐溶剤性と溌
械的強度、さらには良好な成形加工性を有するポリフェ
ニレンエーテル系樹脂組成物を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は、 囚 ポリフェニレンエーテルを分子中に(a)エチレン
性2重結合と、う)カルボキシル基、酸無水物基からな
る群からえらばれる官能基とを有する有機化合物から選
ばれた変性剤でラジカル開始剤の存在下または不存在下
に変性して得られる変性ポリフェニレンエーテル20〜
60重量%。
■ ポリオレフィンを前記変性剤のみ、もしくは前記変
性剤とビニルまたはビニリデン化合物とでラジカル開始
剤の存在下または不存在下に変性して得られる変性ポリ
オレフィン20〜6offi量%。
ら 0 ポリアミド20〜番O重量%。
からなる樹脂組成物に係わり、その組成割合を変性ポリ
フェニレンエーテル20〜60fifi%、変性ポリオ
レフィン20〜60重量%、ボリアら ミド20〜会0重量%、1こすることによって、ポリフ
ェニレンエーテル、ポリアミドとポリオレフィンとの相
溶性が著しく改善され、かつ得られた樹脂組成物が、優
れた耐溶剤性を示すばかりでなく、成形加工性1ども機
械的性能にも優れていることを見いだしたものである。
更に、上記樹脂組成物1こ、 ■ 分子中にエステル基、アミド基、水酸基、アミノ基
、カルボキシル基、カルボキシル無水物基、インシアネ
ート基、オキサゾリン基およびエポキシ基から成る群か
ら選ばれる官能基を少なくとも2個以上有する有機化合
物から選ばれた結合剤 を配合することによって、さらに耐溶剤性と機械的性質
の向上が見られるのである。
本発明の樹脂組成物に用いられる変性ポリフェニレンエ
ーテルおよび変性ポ1,1オレフィンとは、ポリフェニ
レンエーテルセよびポリオレフィンを後述の特定の変性
剤で後述の方法により変性した物をいう。ここにいうポ
リフェニレンエーテルとは、一般式(I)で示される単
環式フェノールの一種以上を重縮合して得られるポリフ
ェニレンエーテルである。
(ここに、R1は炭素数1〜3の低級アルキル基、R2
およびR3は水素原子または炭素数1〜3の低級アルキ
ル基である。) このポリフェニレンエーテルは、単独重合体であっても
よい。
前記一般式(I)で示される単環式フェノールとしては
、例えば、216−ジエチルフェノール、2 、6−ジ
エチルフェノール、2.6−ジプロピルフェノール、2
−メチル−6−エチルフェノール、2−メチル−6−プ
ロピルフェノール、2−エチル−6−プロピルフェノー
ル、0−クレゾール、2#3−ジメチルフェノール、2
03−ジエチルフェノール、2.3−ジプロピルフェノ
ール、2−メチル−3−エチルフェノール、2−メチル
−3−プロピルフェノール、2−エチル−3−メチルフ
ェノール、2−エチル−3−プロピルフェノール、2−
プロピル−3−メチルフェノール、2−プロピル−3−
エチルフェノール、2,3.6−ドリメチルフエノール
、2 、3 、6−)ジエチルフェノール、203.6
−ドリプロビルフエノール、2.6−シメチルー3−エ
チルフェノール、2.6−シメチルー3−プロピルフェ
ノール等が挙げられる。
そして、これらのフェノールの一種以上の重縮合(こよ
って得られるポリフェニレンエーテルとしては、例えば
、ポリ(2,6−シメチルー1゜4−〕二ユニン)エー
テル、ポリ(2,6−ジエチル−1,4−フエニレン)
エーテル、ポリ(2,6−ジプロビルー1.4−フェニ
レン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−ニチルー1゜
4−7エニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−ブ
ロビルー1.4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−エ
チル−6−ブロビルー1,4−フェニレン)エーテル、
2.6−シメチルフエ/−ル/2,3.6−)リメチル
フェノール共重合体、2.6−ジエチルフェノール/2
03.6−ドリエチルフエノール共重合体、206−ジ
エチルフェノール/2.3.6−ドリメチルフエノール
、2.6−ジプロビルフエノール/2,3.6−ドリメ
チルフエノール共重合体等があげられる。特に、ポリ 
(2,6−シメチルー1,4−)ユニレン)エーテル、
2.6−シメチルフエノール/2,3.6−)リメチル
フェノール共重合体が本発明に用いるポリフェニレンエ
ーテルとして好ましいものである。
また、ここにいうポリオレフィンとは、結晶性または非
結晶性のオレフィン重合体であり、具体的には、たとえ
ば、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン、低密度ポリ
エチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、プロピレン−エ
チレン共重合体、ポリ−4−メチルペンテン−1等のオ
レフィン自身の重合体;有意量のオレフィンと、これと
共重合可能なビニル単量体〔たとえば、アクリル酸エス
テル類、メタクリル酸エステル類1グリシジ/I/(メ
タ)アクリレート等〕との共重合体を挙げることができ
る。これらは単独でも、2種以上の混合物としても用い
ることができる。これらのポリオレフィンのうち、ポリ
エチレン及びポリプロピレンが好ましく、特に好ましい
のはポリプロピレンである。これらのポリオレフィンは
、当業者に公知の方法、例えば、「エンサイクロペヂア
・オブ・ポリマー・サイエンス・アンド・チクノロシイ
J  (ENCYCLOPEDIA  OF  POL
YMER5CIENCE  ANDTECHNOLOG
Y ) 6巻、275頁(1967年刊)および11善
、597頁(1969年刊)「ジョン・ワイリ・アンド
・サンズ社(John Wi 1ley&  5ons
、  Inc )Jに記載の方法で製造される。
ポリフェニレンエーテルおよびポリオレフィンの「変性
剤」は、分子中に(a)エチレン性2重結合と(b)カ
ルボキシル基、酸無水物基から成る群から選ばれた官能
基とを有する有d化合物であり、具体的には、マレイン
酸、クロロマレイン酸、シトラコン酸、イタコン酸等で
例示されるα、l−不飽和ジカルボン酸;アクリル酸、
プラン酸、クロトン酸、ビニル酢酸、メタクリル酸、ペ
ンテン酸、アンゲリカ酸等で例示される不a和モノカル
ボン酸が挙げられる。これらの中で、好ましいものは、
マレイン酸、アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン
酸であり、さらに好ましい物は、無水マレイン酸である
ポリオレフィンの変性に際して、上記変性剤と併用され
るビニルまたはビニリデン化合物とは、重合性のビニル
基またはビニリデン基を有し、上記変性剤に包含されな
いα、β−不飽和化合物をいう。かかる化合物としては
、具体的には、α−メチルスチレン、メチルスチレン、
クロロスチレン、ブロモスチレン、ジビニルベンゼン、
ヒドロキシスチレン、アミノスチレン等で例示される芳
香族ビニルまたはビニリデン化合物; (メタ)アクリ
ル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アク
リル酸プロピル、(メタ)アクリル酸オクチル等で例示
される(メタ)アクリル酸エステル化合物;アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル等て例示されるシアノビニ
ル化合物;酢酸ビニルで代表されるビニルエステル化合
物;メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、ブ
チルビニルエーテル等で例示されるビニルエーテル化合
物をあげることができる。これらの中で好ましいのは、
芳香族ビニルまたはビニリデン化合物と(メタ)アクリ
ル酸エステル化合物であり、更に好ましいものは、スチ
レン、ジビニルベンゼン、アクリル酸メチルまたはメタ
クリル酸メチルであり、最も好ましいものは、スチレン
である。
本発明で用いる変性ポリフェニレンエーテル及び変性ポ
リオレフィンの調製は、次の様な方法によって行うが、
特にこれに限定されるものでない。例えば、変性ポリフ
ェニレンエーテルは、前記ポリフェニレンエーテルと変
性剤とをロールミル、バンバリーミキサ−1押出し機を
用いて200〜350℃の温度で溶融混練し、反応させ
ること1こよって調製しても、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、デカリン、テトラリン等で例示される溶媒中で
ポリフェニレンエーテルと変性剤とを加熱、反応させる
ことによって調製してもよい。同様に、変性ポリオレフ
ィンは、前記ポリオレフィンと前記変性剤と、それと併
用されるビニルまたはビニリデン化合物とをロールミル
、パンバリ7ミキサー、押出し機を用・。
いて150〜300℃の温度で溶融混練し、反応させる
ことによってpB5しても、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、テトラリン等で例示される溶媒中で加熱、反応さ
せることによってmWしてもよい。変性反応を進めるた
めに、反応系にベンゾイルパーオキサイド、ジ−t−ブ
チルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、t−ブ
チルバーオキシベンゾエート等で例示される有機過酸化
物やアゾビスイソバレロニトリル、アゾビスイソバレロ
ニトリル等で例示されるアゾ化合物で代表されるラジカ
ル重合開始剤を存在させることは有効である。より実用
的な変性方法は、ラジカル重合開始剤の存在下に溶融混
錬する方法である。
次1ζ本発明の樹脂組成物で用いられるポリアミドは、
繰り返し単位構造中に−CONH−基を有するポリマー
を意味し、通常下記式 %式% (式中、nは4〜12の間の整数。) で示されるジアミンと下記式の HOOC−(CH2)m−COOH (式中、mは2〜12の間の整数。) で示されるジカルボン酸、または下記式%式% (式中、mは2〜12の間の整数であり、Rはメチル、
エチル、プロピル、フェニル基等を表す。)で示される
ジカルボン酸エステルとの縮合寥こよって、あるいは前
述のジカルボン酸と下記式 %式% (式中、kは4〜12の間の整数。) で示されるジイソシアネートとの縮合によって得られる
物や、あるいはラクタムの開環重合によって得られる物
などが便用される。これらのポリアミドの好ましい例は
、ナイロン6.6、ナイロン6 、9、ナイロン6.1
0、ナイロン6.12、ナイロン6、ナイロン12、ナ
イロン11、ナイロン4.6等である。
また、ナイロン6/6.6、ナイロン6/6゜10、ナ
イロン6/12、ナイロン6/6,12、ナイロン6/
6 、6/6 、10、ナイロン6/6 、6/12等
の共重合ポリアミド類、さらにはナイロン6/6.T(
T;テレフタル酸成分)、テレフタル酸、イソフタル酸
等の芳香1寅ジカルボン酸とへキサメチレンジアミン等
の脂肪族ジアミンあるいはメタキシリレンジアミンから
得られる半芳香族ポリアミド類、メタキシリレンジアミ
ンと上式のジカルボン酸から得られるポリアミド類、ポ
リエステルアミド、ポリエーテルアミドを挙げることが
できる。なおポリアミドは単独で用いてもよく、また2
種以上のポリアミドを併用することもできる。
本発明の樹脂組成物において、耐溶剤性を含む諸物性を
更に向上させるために、(D)結合剤を配合することは
、有効である。ここに結合剤(D)とは、分子中に、カ
ルボキシル基、カルボキシ無水物基、エステル基、アミ
ド基、水酸基、アミノ基、インシアネート基、オキサゾ
リン基、およびエポキシ基からなる群から選ばれる官能
基を少なくとも2個V上有する有機化合物をさし、これ
ら化合物群から適宜選んで用いられる。これらの化合物
を具体的に示せばエチレングリコール、プロピレングリ
コール、トリメチレングリコール、ブタン−1,3−ジ
オール、ブタン−1,4−ジオール、2.2−ジメチル
プロパン−1,3−ジオール、cis−2−ブテン−1
,4−ジオール、trans−2−ブテン−1,4−ジ
オール、テトラメチレングリコール、ペンタエチレング
リコール、ヘキサメチレンクリコール、ヘプタメチレン
グリコール、オクタメチレングリコール、デカメチレン
グリコール、クリセロール、トリメチロールプロパン、
ペンタエリスリトール等で例示される脂肪族ポリオール
化合物;ヒドロキノン、レゾルシン、カテコール、m−
キシリレンジオール、p−キシリレンジオール、4,4
−ジヒドロキシビフェニル、4,4−ジヒドロキシビフ
ェニルエーテル、ビスフェノールA、ビスフェノールS
1ビスフエノールF、ピロガロール、フロログリシン等
で例示される芳香族ポリヒドロキシ化合物;エチレンジ
アミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン
等で代表される脂肪族ポリアミン化合物;m−フェニレ
ンジアミン、p−7二二レンジアミン、トリレンジアミ
ン、m−キシリレンジアミン、p−キシリレンジアミン
等で代表される芳香族ポリアミン化合物;ビスフェノー
ルAジグリシジルエーテル、エポキシ樹脂、テレフタル
酸ジグリシジルエステル等で代表されるポリエポキシ化
合物等があり、またオキサゾリン基を持つ化合物として
はオキサゾリン環が少な(とも2個以上脂肪族あるいは
芳香族基に結合した化合物であり、具体的には1,3−
ビス(2−オキサゾリン−2−イル)ベンゼ:/、1.
4−ビス(2−オキサゾリン−2−イル)ナフタリン、
1.3−ビス(2−オキサゾリン−2−イル)プロパン
、1゜4−ビス(2−オキサゾリン−2−イル)ブタン
等を挙げることができる。
本発明に用いられる結合剤(D)は、これらに限定され
るものではなく、さらには、−分子中に前記官能基を2
種以上もつ化合物、例えば、アミノカルボン酸類、ヒド
ロキシカルボン酸類、メルカプトカルボン酸類、アミ7
安息香酸類、ヒドロキシ安息香酸類、アミノアルコール
類、ヒドロキシアニリン等をあげることができる。
さらには、ポリカルボン酸化合物とポリオール化合物と
を反応させて得られるヒドロキシカルボン酸化合物で例
示される上記結合剤同士の反応生成物も、結合剤として
同様の目的で使用することができる。
これらの化合物のうちで、テレフタル酸、イソフタル酸
、無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリッ
ト酸、フェニレンジアミン類、キシレンジアミン類、ヘ
キサメチレンジアミン、ビスフェノール類、アミノ安息
香酸類、ヒドロキシ安息香酸類、ジェポキシ化合物、ジ
イソシアネート化合物、ビスオキサゾリン化合物は入手
も容易であり、望ましい性能をもたらすところから、最
も好ましい結合剤である。
本発明の樹脂組成物において、(A)変性ポリフェニレ
ンエーテルと(B)変性ポリオレフィンと(C)ポリア
ミドは任意の割合で容易に混合し得るが、本発明の目的
を達成するためには、変性ポリフェニレンエーテルは(
A)、(B)、(C)の合計量に対して20〜60重景
%を占める歌で配合されるべきであり、好ましくは20
〜50重量%の範囲であり、変性ポリオレフィンは20
〜60重全%を占める肴で配合されるべきであり、好ま
しくは20〜50重ら 量%である。またポリアミドは20〜番O重量X (7
) N 囲? J5 ’) s ’IF t t、< 
it 20−X Om jl Xである。この樹脂混合
系に結合剤(D)を配合する場合は、(A)、(B)お
よび(C)成分の合計量にたいして(D)成分が0.0
1〜10重量%を占める量で配合されるべきであり、好
ましくは0.01〜57f[量%の範囲である。
ポリフェニレンエーテルを変性するに際して使用される
変性剤の量は、ポリフェニレンエーテルに対して0.0
1〜20重情%を占める範囲で選ばれ、好ましくは、0
.01〜10重量%、更に好ましくは、0.01〜3重
量%の範囲で選ばれる。ポリオレフィンを変性するに際
して使用される変性剤とビニルまたはビニリデン化合物
のうち変性剤の量はポリオレフィンに対して0.01〜
20重景%を占める範囲で選ばれ、好ましくは0.1〜
5重量%である。またビニルもしくはビニリデン化合物
の量は、ポリオレフィンに対して0.01〜50重量%
を占める範囲で選ばれ、好ましくは、0.01〜30重
量%、更に好ましくは0.1〜20重量%の範囲で選ば
れる。ここで、変性剤とビニルまたはビニリデン化合物
とを用いる場合両者の比率は、両者の合計量に対して、
変性剤が1〜90重量%、好ましくは、5〜50重量%
を占める範囲で選ばれる。更に、ポリフェニレンエーテ
ルおよびポリオレフィンを変性する際にラジカル開始剤
を使用する場合には、ラジカル開始剤は、ポリフェニレ
ンエーテルまたはポリオレフィン100重量部に対して
0.01〜5重量部、好ましくは、0.01〜3重層部
の範囲の量で用いられる。本発明の樹脂組成物には、所
望番ζ応じて、他の樹脂;エラストマー;難燃剤、′a
慾助剤、安定剤、紫外線吸収剤、可塑剤、滑剤等の各種
添加剤;顔料、充填剤、その他の成分が適宜配合され得
る。
また、エラストマーとは、−船釣な意味でのエラストマ
ーであり、例えばA、V、Tobolsky著“Pro
perties  and  5tructures 
 ofPolymers ” (John  Will
ey  and  5ons。
Inc、、  1960年)71〜78ページに採用さ
れた定義を引用でき、エラストマーとは常温におけるヤ
ング率が10〜10  dyne/ad (0.1〜1
020 Kf/ff1)である重合体を意味する。エラ
ストマーの具体例としては、A−B−A’uエラストマ
ー状ブロブロック共重合体リブタジェン部分の二重結合
が水素添加されたA−B−A”!エラストマー状ブロッ
ク共重合体、ポリブタジェン、ポリイソプレン、ジエン
化合物とビニル芳香族化合物との共重合体、ニトリルゴ
ム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM
)、チオコールゴム、ポリスルフィドゴム、アクリル酸
ゴム、ポリウレタンゴム、ブチルゴムとポリエチレンと
のグラフト物、ポリエステルエラストマー、ポリアミド
エラストマー等があげられる。またさら(こはこれらの
エラストマーに官能基を持った化合物を重合させた物も
あげられる。
A −B −A’  型エラストマー状ブロック共重合
体の末端ブロックAおよびA’  は重合されたビニル
系芳香族炭化水素ブロックであり、Bは重合された共役
ジエンブロックあるいは二重結合の大部分が水素添加さ
れた共役ジエンブロックであり、Bブロックの分子量は
AおよびA’ブロックの組み合わされた分子量よりも大
であることが望ましい。末端ブロックAおよびAIは同
一でも異なってもよく、かつ該ブロックは、芳香族部分
が単環でも多環でもよいビニル芳香族化合物から誘導さ
れた熱可塑性単独重合体または共重合体である。かかる
ビニル芳香族化合物の例は、スチレン、α−メチルスチ
レン、ビニルトルエン、ビニルキシレン、エチルビニル
キシレン、ビニルナフタレン及びそれらの混合物があげ
られる。中央ブロックBは、共役ジエン系炭化水素、例
えば1,3−ブタジェン、203−ジメチルブタジェン
、イソプレン及び1゜3−ペンタジェン及びそれらの混
合物から誘導されたエラストマー状重合体である。各末
端ブロックAおよびN の分子量は好ましくは約200
00〜約100,000の範囲であり、一方中央フロッ
クBの分子量は好ましくは約25゜000〜約t 、c
oo 、oooの範囲である。
オレフィン系エラストマーとは、エチレン−rz −#
 L/フィン共重合体、及びエチレン−α−オレフィン
−ジエン化合物共重合体であり、α−オレフィンとは、
プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−
1−ペンテン、1−デセン等であり、ジエン化合物とは
エチリデンノルボルネン、1,4−へキサジエン、ジシ
クロペンタジェン等である。
ポリエステル系エラストマーとはテレフタル酸−脂肪族
ジオール共重合体であり、ここにいう脂肪族ジオールは
、ヘキサン−1,6−ジオール、オクタン−1,8−1
オール、ウンデカン−1,12−ジオール、ブタン−1
,4−ジオール等がある。
ウレタン系エラストマーとは、カプロラクトン型、アジ
ピン酸型、ポリテトラメチレングリコール型等がある。
ポリアミド系エラストマーとはナイロンとポリグリコー
ルとの共重合体でありナイロンとしては6−ナイロン、
12−ナイロン、11−ナイロン等があり、ポリグリコ
ールはポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレン
グリコール等がある。
さらに変性を行ったエラストマーとしては、水素添加型
スチレン−ブタジェン共重合体と無水マレイン酸、ある
いはエチレン−α−オレフィン共重合体と無水マレイン
酸をラジカル開始剤の存在下で押出機等を用いて溶融変
性した物などがある。これらエラストマーの配合量はこ
の樹脂組成物1ζたいして3〜25重量%が望ましい。
難燃剤として用いられるリン系難燃剤は赤リンあるいは
、トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェート、
トリエチルホスフェート、オクチルジフェニルホスフェ
ート、トリス(203ジブロモプロピル)ホスフェート
等で示されるリン酸エステルがある。
ハロゲン系難燃剤は臭素化ポリスチレン、臭素化ポリカ
ーボネート、臭素化エポキシ禰脂、トリブロモフェノー
ル、ヘキサブロモビフェニルエーテル、塩素化パラフィ
ン、塩素化ポリエチレン等がある。難燃助剤としては酸
化アンチモン等があげられる。また難燃剤の使用量はこ
の樹脂組成物に対して2〜15重量%が望ましいO 充填剤としてはガラス繊維、タルク等があげられる。ガ
ラス繊維はその形状に特に制限を受けないが、長さが0
.5〜20闘、直径が1〜100μ程度の物が望ましい
。またガラス繊維の表面を珪素化合物等によって処理す
ることの有無には特に制限を受けない。タルクは滑石を
粉砕した粉末であり、その平均粒子径は1〜20t1が
望ましい。ガラス繊維もしくはタルクの配合量はこの樹
脂組成物に対して5〜30重量%が望ましい。
(実施例) 以下、参考例、実施例及び比較例により本発明のポリフ
ェニレンエーテル系樹脂組成物を説明する。
参考例 1 25℃でクロロホルム中て測定された極限粘度がo 、
 47 (dz/g)の2,6−シメチルフエノール/
2,3.6−)ジメチルフェノール共重合体(2,3,
6−)ジメチルフェノールの占める割合は5モル%)3
Kfに無水マレイン酸 30gとジクミルパーオキサイ
ド 15gを添加し、ヘンシェルミキサーにより混合し
た後、二輪押出し様で300〜320℃の温度で溶融混
練しペレット化した。得られたベレット2gをクロロホ
ルム 50−に溶解したのち、この溶液にメタノール 
500fntを加えてポリマーを沈殿せしめた。得られ
たポリマーをろ別、乾燥した(減圧下、80℃、10時
間)。得られた粉末の赤外吸光分析を行い、ポリフェニ
レンエーテルと無水マレイン酸とから前もって作製して
おいた検量線をもちいて、ポリフェニレンエーテルに結
合している無水マレイン酸の重量%を算出し、無水マレ
イン酸の結合量とした。
無水マレイン酸の結合量は0.9重量%であった。
参考例 2 参考例1をジクミルパーオキサイドを使用しないで繰り
返した。無水マレイン酸の結合量は0 、7@量%であ
った。
参考例 3 ポリプロピレン(三井石油化学(へ)製、商品名「ハイ
ボール J−300J ;メルトインデックス 1.4
g/10分、密度 0.915/−) 3に9に無水マ
レイン酸 90g、スチレン 300gおよびジクミル
パーオキサイド15&を加え、よく混合した後、二軸押
し出し改で180〜220℃の温度でlW融混練しペレ
ット化した。得られたベレット 49をメチルエチルケ
トンを用いて24時間ソ、フクスレー抽出を行い、抽出
残物を乾燥(減圧下80’010時間)した後、重量を
測定した。得られた抽出残物の赤外分光分析を行い、ポ
リプロピレンとポリスチレン及び無水マレイン酸より前
もって作製しておいた検量線を用いて、ポリプロピレン
に結合しているスチレンと無水マレイン酸の1i量%を
それぞれ算出し、無水マレイン酸とスチレンの結合量と
した。結合量は無水マレイン酸 1.3重量%、スチレ
ン 4,7重量%であった。
参考例 4 8考例3をスチレンを除いた組成で縁り返した。無水マ
レイン酸の結合量は0.8重量%であった。
実施例 1 参考例1で得られた無水マレイン酸変性ポリフェニレン
エーテルのペレット IK9と参考例3で得られた無水
マレイン酸変性ポリプロピレン I Kfと6−ナイロ
ン(東し株製)IKgの混合物を270°Cで押出磯を
用いて溶融混練した。得られた樹脂組成物を射出成形機
により成形してASTM規格の引張試験片、曲げ試験片
を得て、引張強度と伸び、そして曲げ弾性率を測定した
。また更に引っ張り試験片を用いて吸水率を測定し、高
化式フローテスターで230’C160Kf荷重で溶融
流れ値を測定した。結果は表11と示した。
一方別の引張試験片を用いて耐溶剤性試験を次のように
行った。即ち引張試験片をその最大応力の60%がかか
るようjこ治具に固定して、そのまま室温でサラダオイ
ル中に浸漬し、2時間後に取り出して引張試験を行い、
「伸び」をサラダオイルへの浸漬前の値と比較してその
保持率を求め耐溶剤性の目安とした。結果を表3に示し
た。
作製し物性を測定した。結果を表1に示した。
又実施例1と同様に耐溶剤性の試験を行いその結果を表
31こ示した。
実施例 3 参考例2で得られた無水マレイン酸変性ポリフェニレン
エーテル I K9と参考例4で得うした無水マレイン
酸変性ポリプロピレン IKfと6−ナイロン IKf
を実施例1と同様に溶融混練し、試験片を得て物性を測
定した。結果は表1に示した。又実施例1と同様に耐溶
剤性の試験を行いその結果を表3に示した。
実施例 2 参考例1で得られた無水マレイン酸変性ポリフェニレン
エーテル IKfと参考例3で得られた無水マレイン酸
変性ポリプロピレン IK4と6−ナイロン IK4に
ビスオキサゾリン(BOX−210竹本油脂株製)を3
0g添加した。
そして実施例1と同様に溶融混練し、試験片を比較例 
1 実施例1で得られた無水マレイン酸変性ポリフェニレン
エーテル 2に9と6−ナイロン 2匂を実施例1と同
様に溶暑混棟し試験片を得て物性を測定した。結果は表
1に示した。
比較例 2 参考例1で得られた無水マレイン酸変性ポリフェニレン
エーテル 2匂と参考例3で得られた無水マレイン酸変
性ポリプロピレン 2KIIを実施例1と同様に溶融混
練して、試験片を得て物性を測定した。結果は表1に示
した一0比較例 3 参考例1で得られた無水マレイン酸変性ポリフェニレン
エーテル 2.1に4と参考例3 テ4られた無水マ・
レイン酸変性ポリプロピレン 0゜45に9と6−ナイ
ロン 0 、45 K9を実施例1と同様に溶融混練し
て、試験片を得て物性を測定した。結果は表1に示した
。又実施例1と同様に耐溶剤性の試験を行いその結果を
表3に示した。
比較例 4 参考例1で得られた無水マレイン酸変性ポリフェニレン
エーテル 0.45Kfと参考例3で得られた無水マレ
イン酸変性ポリプロピレン0.45匂と6−ナイロン 
2.1Kqを実施例1と同様iこ溶融混練して、試験片
を得て物性を測定した。結果は表1に示した。
実施例 4 実施例1で用いた変性ポリフェニレンエーテルと変性ポ
リプロピレンと6−ナイロンを表2に示す組成にした以
外は実施例1と同様の操作を繰り返した。結果は表2に
示した。
実施例 5 実施例1で用いた変性ポリフェニレンエーテルと変性ポ
リプロピレンに6.6−ナイロン(東し株製)を配合し
て表2に示した組成で実施例1と同様の操作を繰り返し
た。結果は表2に示した。
実施例 6 実施例2で用いた変性ポリフェニレンエーテルと変性ポ
リプロピレンに半芳香族ナイロン(「レニー」三菱瓦斯
化学株製)を表2で示す組成で配合して実施例2と同様
の操作を繰り返した。結果は表21と示した。
実施例 7 実施例1で用いた変性ポリフェニレンエーテルと変性ポ
リプロピレンと6−ナイロンにエラストマー(クレイト
ンG−1651シェル化学株製)を配合して実施例1と
同様の操作を繰り返した。結果は表2に示した。また実
施例1と同様に耐溶剤性の試験を行いその結果を表3に
示した。
実へ例 8 ’1例1で用いた変性ポリフェニレンエーテルと変性ポ
リプロピレンと6−ナイロンにグラスファイバーを配合
して実施例1と同様の操作を繰り返した。結果は表2に
示した。
25℃でクロロホルム中で測定された極限粘度が0 、
47 (d//、9) の2,6−シメチルフエノール
/2 、3 、6−ドリメチルフエノール共i1一体(
2、3、6−)リメチルフェノールの占める割合は5モ
ル%)  50重量%、ポリスチレン(三菱モノサンド
化戊va製 HH102) 50重量%からなる混合物
を溶融況疎した組成物置ついて実施例1と同様の方法で
耐溶剤性を試験した。その結果を表3に示した。
(発明の効果) 実施例及び比較例の結果から明らかなごとく、ホIJ 
フェニレンエーテル/ポリオレフィン系樹脂組成物に比
べて、本発明の樹脂組成物には、優れた機械的強度が付
与され、またポリフェニレンエーテル/ポリアミド系樹
@組成物に比べて小さな吸水率をもっている。したがっ
て本発明の樹脂組成物は自動車、電気、τ子機器の用途
にきわめて有用である。
参考例 5

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)ポリフェニレンエーテルを分子中に(a)
    エチレン性二重結合と、(b)カルボキシル基、酸無水
    物基からなる群から選ばれる官能基とを有する有機化合
    物からえらばれた変性剤でラジカル開始剤の存在下、又
    は不存在下に変性して得られる変性ポリフェニレンエー
    テル20〜60重量%。 (B)ポリオレフィンを分子中に(a)エチレン性二重
    結合と(b)カルボキシル基、酸無水物基からなる群か
    ら選ばれた官能基を有する有機化合物から選ばれた変性
    剤のみ、もしくは該変性剤とビニルまたはビニリデン化
    合物とでラジカル開始剤の存在下または不存在下に変性
    して得られる変性ポリオレフィン20〜60重量%。 (C)ポリアミド20〜60重量%。 とからなる耐溶剤性ポリフェニレンエーテル系樹脂組成
    物。
  2. (2)請求項(1)に記載の変性ポリフェニレンエーテ
    ル、変性ポリオレフィンとポリアミドからなる樹脂組成
    物に (D)分子中に、エステル基、アミド基、水酸基、アミ
    ノ基、イソシアネート基、オキサゾリン基、カルボキシ
    ル基、カルボキシル無水物基及びエポキシ基から成る群
    から選ばれる官能基を少なくとも2個以上有する有機化
    合物から選ばれた結合剤を配合してなる請求項(1)に
    記載の耐溶剤性ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物。
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