JPH0211933Y2 - - Google Patents

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JPH0211933Y2
JPH0211933Y2 JP5195485U JP5195485U JPH0211933Y2 JP H0211933 Y2 JPH0211933 Y2 JP H0211933Y2 JP 5195485 U JP5195485 U JP 5195485U JP 5195485 U JP5195485 U JP 5195485U JP H0211933 Y2 JPH0211933 Y2 JP H0211933Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、協働してワークを塑性加工するため
の下型および上型がそれぞれ配設されるべく、前
記ワークの搬送方向に間隔をあけて設定された複
数の加工ステーシヨン間にわたつて、前記ワーク
を順次、搬送するための塑性加工機における搬送
装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、かかる搬送装置では、各加工ステーシヨ
ンの両側あるいは片側に配置したトランスフアー
バーに、ワークを保持可能なハンドリングアーム
を固定し、トランスフアーバーの昇降動作および
水平動作を組合せて、ワークの搬送を行なつてい
る。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところが、従来では、トランスフアーバーの上
下および水平移動を単一の駆動手段によつて行な
つているので、駆動エネルギーが必然的に大きく
ならざるを得なかつた。
そこで本出願人は、トランスフアーバーの上下
移動および水平移動をそれぞれ別の駆動手段によ
り行なうようにした搬送装置を既に提案(特願昭
59−8097号(特開昭60−174297号公報参照))し
ている。しかるに、この提案でも、トランスフア
ーバー全体を駆動するので、トランスフアーバー
の剛性が要求され、しかも塑性加工機の大型化に
伴つて駆動手段も大型化せざるを得ない。このた
め設備費の増大を招くだけでなく、駆動手段の設
備スペースも広くなるなどの不具合があつた。
またワークを安定的に保持するには、ハンドリ
ングバーによりワークを比較的広い範囲で保持す
ることが望ましいが、塑性加工時にはハンドリン
グバーを各加工ステーシヨン間に待機させる必要
があるので、各加工ステーシヨン間の間隔を小さ
くして全体の小型化を図るには待機時にハンドリ
ングバーの占めるスペースを極力小さくする必要
がある。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、ワークを搬送するための動力を減少し、駆
動手段の小型化を図るとともに、特に駆動源を用
いずに、一対のハンドリングアームを相互に近
接、離反させるようにしてワークの安定的な保持
および各加工ステーシヨン間の間隔の減少を可能
とした塑性加工機における搬送装置を提供するこ
とを目的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案によれば、搬送方向に沿つて各加工ステ
ーシヨンの両側で昇降可能に配置される一対のガ
イドレールと;各加工ステーシヨンの両側で対を
なして複数組配設されるとともに各組間が相互に
接続され、前記ガイドレール上を移動可能なアー
ム台車と;対をなすアーム台車間にわたつて一対
ずつ架設されるとともに各アーム台車に対して前
後に相対移動可能であり、ワークを保持し得るハ
ンドリングアームと;前記両ガイドレールの一方
の端部に搬送方向に沿つて移動可能に配置され、
両ガイドレール上の各アーム台車に接続される一
対の駆動台車と;前記各ハンドリングアームの両
端に搬送方向と平行にしてそれぞれ固設される被
動ラツクと;前記ガイドレール上の全アーム台車
および駆動台車間にわたつて移動自在に配設さ
れ、前記各被動ラツクに対向する一対の駆動ラツ
クと;対をなすハンドリングアームを相互に逆方
向に駆動すべく個数を選択して前記駆動ラツクお
よび各被動ラツク間に介装されるピニオンと;前
記各駆動台車に回動自在に支承されるカムホロア
と;各駆動台車の側方に固定配置され、前記カム
ホロアを当接可能なカムと;カムホロアのカムに
よる回動に応動して回動すべく前記駆動台車に支
承され、前記駆動ラツクに噛合する駆動ピニオン
と;前記駆動台車を走行駆動するための駆動機構
と;前記ガイドレールを昇降するための昇降駆動
手段と;を備える。
(2) 作用 駆動機構によりガイドレール上で駆動台車を走
行させることにより、各アーム台車が水平方向に
移動し、また昇降駆動手段によりガイドレールを
昇降するとアーム台車も上下に移動し、これらの
組合せにより、各加工ステーシヨン間のワークの
搬送が可能となる。また駆動台車がガイドレール
上を移動すると、カムホロアがカムによつて回動
し、それに応じて駆動ピニオンが回動して駆動ラ
ツクがその長手方向に移動する。これにより各ア
ーム台車の一対のハンドリングアームは、ワーク
を保持するときには相互に離反移動し、各加工ス
テーシヨン間に待機するときには相互に近接移動
する。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、塑性加工機とし
てのプレス機1には、ワークWの搬送方向2に沿
つて複数の加工ステーシヨン、たとえば第1〜5
加工ステーシヨンS1〜S5が等間隔に設定されてお
り、各加工ステーシヨンS1〜S5には協働してワー
クWをプレス加工するための下型31〜35および
上型41〜45がそれぞれ配設される。すなわち下
型31〜35は、基台5のボルスタ6に、搬送方向
2に沿つて等間隔に固定されており、昇降台7に
固定されたホルダ8には、各下型31〜35に対応
して上型41〜45がそれぞれ支持される。このプ
レス機1に搬送装置9が付設されており、昇降台
7の下降による下型31〜35および上型41〜45
のプレス加工機、前記搬送装置9が作動して、ワ
ークWは搬送方向2に沿つて搬送される。すなわ
ち、ワークWは、搬送方向2に沿う後端の搬入ス
テーシヨンSiから前記第1〜第5加工ステーシヨ
ンS1〜S5を経て、搬送方向2に沿う前端の搬出ス
テーシヨンSoまで、プレス機1のプレス作動毎
に搬送装置9によつて順次、搬送される。
搬送装置9は、搬入ステーシヨンSi、第1〜第
5加工ステーシヨンS1〜S5および搬出ステーシヨ
ンSoの両側で搬送方向2と平行に配置された一
対の主ガイドレール10,10と、両主ガイドレ
ール10,10上を移動可能な複数組たとえば6
組のアーム台車11と、対をなすアーム台車1
1,11間にわたつてそれぞれ一対ずつ設けられ
るハンドリングアーム12a,12bとを有す
る。
前記各アーム台車11、ハンドリングアーム1
2a,12bなどの構成は、搬入ステーシヨン
Si、第1〜第5加工ステーシヨンS1〜S8および搬
出ステーシヨンSoに関して全て基本的に同一の
ものであり、以下、主として第5加工ステーシヨ
ンS5付近のみについて構成の説明を行なう。
第2図および第3図において、両主ガイドレー
ル10,10は搬送方向2に沿つて水平かつ平行
に配置される。各主ガイドレール10,10の下
面には、その長手方向に間隔をあけた位置で下方
に向けて延びる支持棒13が固設されており、各
支持棒13は支柱14により昇降可能に支承され
る。すなわち両主ガイドレール10,10は昇降
可能にして支柱14に支承される。
第1〜第5加工ステーシヨンS1〜S5の各前後で
対をなすアーム台車11,11が主ガイドレール
10,10上に搬送方向2に沿う前後に走行し得
るように配置されており、同一の主ガイドレール
10上の各アーム台車11は接続バー15によつ
て相互に接続される。したがつて、各アーム台車
11は連動して走行する。
第4図および第5図において、各アーム台車1
1上には、搬送方向2と平行な副ガイドレール1
6,17がそれぞれ設けられており、対をなす両
アーム台車11,11間にはそれらの副ガイドレ
ール16,17上を移動可能なハンドリングアー
ム12a,12bが架設される。すなわち、搬送
方向2に沿う前方側で、両アーム台車11,11
間にはハンドリングアーム12aが架設され、搬
送方向2に沿う後方側で、両アーム台車11,1
1間にはハンドリングアーム12bが架設され
る。このようにして各ハンドリングアーム12
a,12bは、各アーム台車11に対して搬送方
向2に沿う前後に相対移動可能である。
前記ハンドリングアーム12a,12bの下部
には、図示しない吸盤が設けられており、これら
の吸盤によりワークWが保持される。
第6図および第7図を併せて参照して、主ガイ
ドレール10,10上の各アーム台車11を走行
駆動するための走行駆動手段18は、搬送方向2
に沿う前端側で主ガイドレール10,10上を走
行可能な駆動台車19,19と、それらの駆動台
車19,19を駆動する駆動機構20とを備え
る。
各駆動台車19,19は、主ガイドレール1
0,10上で駆動台車19,19寄りのアーム台
車11,11に接続バー15,15を介して連結
される。また駆動機構20は、両駆動台車19,
19間の床面上に固定配置されるモータなどの駆
動源21と、該駆動源21から両側方に延設され
る水平な駆動軸22,22と、それらの駆動軸2
2,22の端部に基端が固定されるとともに先端
が上方に延びて各駆動台車19,19に連結され
る揺動アーム23,23とから成る。各揺動アー
ム23,23の先端部には長手方向に延びる長孔
24がそれぞれ設けられており、それらの長孔2
4には駆動台車19,19の側部に突設したピン
25がそれぞれ嵌合される。したがつて、駆動源
21を作動して揺動アーム23,23を左右に揺
動させることにより、駆動台車19,19は主ガ
イドレール10,10上を往復走行し、各アーム
台車11も駆動台車19,19に牽引あるいは押
圧されて主ガイドレール10,10上を往復走行
する。
各ハンドリングアーム12a,12bを各アー
ム台車11に対して前後に相対移動させるため
に、両主ガイドレール10,10上には、駆動台
車19および各アーム台車11間にわたつて延び
る駆動ラツク26がそれぞれその長手方向に沿つ
て移動自在にして配設され、駆動ラツク26の一
端は駆動台車19に設けられるラツク駆動手段2
7に連結される。
第8図において、搬送方向2に沿う前方側のハ
ンドリングアーム12aにおける両端部には、搬
送方向2に沿う被動ラツク28が前記駆動ラツク
26に対向するようにして固設される。被動ラツ
ク28および駆動ラツク26間には、相互に噛合
する一対のピニオン29,30が介装されてお
り、両ピニオン29,30はアーム台車11によ
つて回転自在に支承される。これにより、被動ラ
ツク28すなわちハンドリングアーム12aは、
駆動ラツク26の移動方向と同一方向に移動す
る。
第9図において、搬送方向2に沿う後方側のハ
ンドリングアーム12bにおける両端部には、搬
送方向2に沿う被動ラツク31が前記駆動ラツク
26に対向するようにして固設される。しかも被
動ラツク31および駆動ラツク26間には、アー
ム台車11により回転自在に支承された単一のピ
ニオン32が介装される。したがつて、被動ラツ
ク31すなわちハンドリングアーム12bは、駆
動ラツク26の移動方向とは逆方向に移動する。
第10図を併せて参照して、ラツク駆動手段2
7は駆動台車19に回転自在に支承された水平な
回転軸33と、該回転軸33に固定されるととも
に駆動ラツク26に噛合する駆動ピニオン34
と、回転軸33に固定される大径ギヤ35と、回
転軸33に固定される小径ギヤ36と、回転軸3
3と平行にして駆動台車19に回動自在に支承さ
れる回動軸37と、軸方向の相対移動を許容する
が相対回動を阻止するようにして回動軸37に装
着されるとともに前記大径ギヤ35および小径ギ
ヤ36に選択的に噛合し得る選択ギヤ38と、回
動軸37の駆動台車19からの突出端部に軸方向
の相対移動を許容するが相対回動を阻止するよう
にして装着される回動体39と、搬送方向2に沿
う前方側に向けて斜め上方に回動体39から延設
される腕40と、該腕40の先端に軸支されるカ
ムホロアとしてのローラ41と、該ローラ41を
当接させるようにして駆動台車19の側方に配設
されるカム42とを含む。
選択ギヤ38は、第1抱持部材43で抱持され
ており、この第1抱持部材43は回動軸37の軸
線と平行な方向に移動自在に駆動台車19を貫通
し、レバー44の端部にピン結合される。このレ
バー44の中間部は鉛直な軸45によつて駆動台
車19に回動自在に支承されており、レバー44
の回動操作に応じて第1抱持部材43が選択ギヤ
38を回動軸37の軸方向に移動させる。これに
より、選択ギヤ38と、大径ギヤ35および小径
ギヤ36との噛合状態が切換えられる。
主ガイドレール10,10の端部には支持枠4
6が固設されており、この支持枠46の一方の側
板47の上面にカム42が設けられる。すなわ
ち、側板47の上面には、搬送方向2に沿う後方
側から前方側に向けて順に、搬送方向2前方に向
かうにつれて上方に傾斜した第1傾斜面48と、
水平面49と、搬送方向2前方に向かうにつれて
下方に傾斜した第2傾斜面50とが設けられてお
り、第1傾斜面48、水平面49および第2傾斜
面50によつてカム42が構成される。
回動体39は第2抱持部材51によつて抱持さ
れており、第2抱持部材51は、回動軸37と平
行な軸線を有して駆動台車19に支持されたシリ
ンダ52のピストン棒53に連結される。このた
めシリンダ52の伸縮作動に応じて、回動体39
は第2抱持部材51によつて回動軸37の軸方向
に移動せしめられる。すなわち、シリンダ52を
伸長した状態では、回動体39はローラ41をカ
ム42に当接させる位置にあり、シリンダ52を
縮小すると、回動体39はローラ41がカム42
の側方に退避する位置まで移動する。
また腕40はローラ41をカム42に当接させ
る方向にばね付勢されており、このばね付勢方向
の腕40の回動は駆動台車19に設けたストツパ
(図示せず)によつて規制される。
両主ガイドレール10,10を昇降するための
昇降駆動手段54は、各支持棒13に連続して一
体的に設けられたラツク55と、該ラツク55に
各支柱14内で噛合するピニオン56とを備え、
図示しない駆動源によりピニオン56を正逆自在
に回転することにより、両主ガイドレール10,
10が昇降作動する。
次にこの実施例の作用について説明すると、各
加工ステーシヨンS1〜S5における下型31〜35お
よび上型41〜45によるプレス加工時には、各ア
ーム台車11は、搬入ステーシヨンSiおよび第1
加工ステーシヨン1間、第1および第2加工ステ
ーシヨンS1,S2間、第2および第3加工ステーシ
ヨンS2,S3間、第3および第4加工ステーシヨン
S3,S4間、第4および第5加工ステーシヨンS4,
S5間ならびに第5加工ステーシヨンS5および搬出
ステーシヨンSo間に待機しており、ローラ41
はカム42における水平面49のほぼ中央に当接
している。この状態で、ハンドリングアーム12
a,12bは、各アーム台車11の中央側に移動
している。
各加工ステーシヨンS1〜S5でのプレス加工が完
了すると、走行駆動手段18の働きにより、駆動
台車19は各アーム台車11が搬入ステーシヨン
Siならびに各加工ステーシヨンS1〜S5のほぼ中央
に位置するように後退せしめられる。この駆動台
車19の後退動作により、ローラ41はカム42
における水平面49から第1傾斜面48へと転動
する。このため、腕40は第10図の時計方向に
回動し、その回動動作が回動軸37、選択ギヤ3
8、大径ギヤ35あるいは小径ギヤ36を介して
回転軸33に伝達され、回転軸33が回動軸37
と逆方向に角変位する。すなわち駆動ピニオン3
4を介して駆動ラツク26が搬送方向2に沿う前
方に向けて移動する。
この駆動ラツク26の前進動作により、アーム
台車11に対して前方側のハンドリングアーム1
2aは前進し、後方側のハンドリングアーム12
bは後退する。したがつて、各アーム台車11が
所定の位置まで後退したときに、ハンドリングア
ーム12a,12bは相互に離反している。そこ
で、昇降駆動手段54を作動して両主ガイドレー
ル10,10を降下すると、搬入ステーシヨンSi
および各加工ステーシヨンS1〜S5のワークWが比
較的広い範囲でハンドリングアーム12a,12
bによつて安定的に保持される。
ここで、シリンダ52を縮小作動せしめ、ロー
ラ41をカム42の側方に退避させるとともに、
昇降駆動手段54により主ガイドレール10,1
0を上昇させる。
次いで、走行駆動手段18により駆動台車19
を搬送方向2に沿う前方に向けて走行させ、各ア
ーム台車11が、第1〜第5加工ステーシヨンS1
〜S5および搬出ステーシヨンSoのほぼ中央まで
来たときに、昇降駆動手段54により主ガイドレ
ール10,10を降下させる。これにより、各ワ
ークWは次の加工ステーシヨンS1〜S5および搬出
ステーシヨンSoにもたらされたことになる。
各ワークWを加工ステーシヨンS1〜S5の各下型
31〜35上および搬出ステーシヨンSo上に載置す
ると、昇降駆動手段54により主ガイドレール1
0,10を上昇させるとともに、シリンダ52を
伸長作動せしめる。これにより、ローラ41はカ
ム42における第2傾斜面50に当接することに
なる。そこで走行駆動手段18より駆動台車19
を搬送方向2に沿う後方側へと移動せしめる。
この駆動台車19の後退動作により、ローラ4
1は第2傾斜面50上を転動し、回動軸37は第
10図の反時計方向に回動する。したがつて回転
軸33および駆動ピニオン34は回動軸37を逆
方向に角変位し、駆動ラツク26が搬送方向2に
沿う後方側へと移動する。このため、各アーム台
車11においては、ハンドリングアーム12a,
12bが相互に近接する方向に移動し、ローラ4
1が水平面49のほぼ中央に達したときに、各ア
ーム台車11は、第3図で示すように搬入ステー
シヨンSi、第1〜第5加工ステーシヨンS1〜S5お
よび搬出ステーシヨンSo相互間に位置すること
になり、各ハンドリングアーム12a,12bも
相互に近接した位置となり、ハンドリングアーム
12a,12bの占めるスペースも小さくなる。
これによつて、搬送装置9の一回の作動による
ワークWの搬送が完了するが、プレス機1と搬送
装置9とを交互に作動することにより、ワークW
が順次搬送されながらプレス加工されていく。
この搬送装置9によれば、主ガイドレール1
0,10は昇降駆動手段54により昇降され、各
アーム台車11は走行駆動手段18により主ガイ
ドレール10,10上を走行するので、上下移動
および水平移動が両駆動手段54,18によつて
行なわれることになり、それらの駆動手段54,
18の必要動力が比較的小さくてすみ、小型化が
達成される。しかも各ハンドリングアーム12
a,12bは比較的広い範囲でワークWを安定的
に保持することができ、待機時にはスペースを小
さくして搬入ステーシヨンSi、各加工ステーシヨ
ンS1〜S5および搬出ステーシヨンSo相互間の間
隔を小さくすることができ、全体の小型化が図ら
れる。
また、搬送すべきワークWの大きさが変化した
ときには、レバー44を操作して、選択ギヤ38
と、大径ギヤ35および小径ギヤ36との噛合状
態を切換えれば良く、一対のハンドリングアーム
12a,12bが最大限に離反したときの両者間
の間隔を大小に切換えて対処することができる。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、昇降駆動手段に
より一対のガイドレールが昇降駆動され、それら
のガイドレール上を移動可能な複数組のアーム台
車に駆動台車が接続され、該駆動台車が駆動機構
により走行駆動され、加工ステーシヨンの両側で
対をなすアーム台車間にわたつてはワークを保持
可能なハンドリングアームが架設されるので、ワ
ークを各加工ステーシヨン間にわたつて搬送する
ための水平移動と上下移動とを、駆動機構と昇降
駆動手段とにそれぞれ分担させることができ、駆
動力を減少して、駆動機構および昇降駆動手段を
小型化することができる。
また、ハンドリングアームは対をなすアーム台
車間に該アーム台車に対して前後に相対移動可能
にして一対ずつ架設され、各ハンドリングアーム
に固設された被動ラツクは、対をなすハンドリン
グアームを相互に逆方向に駆動すべく個数を選択
されたピニオンを介して、駆動ラツクに噛合さ
れ、駆動台車の移動に応じてカムにより回動する
カムホロアに応動する駆動ピニオンに前記駆動ラ
ツクが噛合されるので、特に駆動源を設けずと
も、一対のハンドリングアームを相互に近接、離
反移動せしめることができ、ワークの安定的な保
持と、塑性加工時のハンドリングアームの占める
スペースの減少とを図ることができ、全体の小型
化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は全体概略側面図、第2図は第1図の要部拡
大側面図、第3図は第2図の平面図、第4図はア
ーム台車の拡大平面図、第5図はアーム台車の拡
大側面図、第6図は駆動台車の拡大平面図、第7
図は第6図の−線断面図、第8図は第4図の
−線断面図、第9図は第4図の−線断面
図、第10図は第6図の矢視図である。 1……塑性加工機としてのプレス機、2……搬
送方向、31〜35……下型、41〜45……上型、
9……搬送装置、10……ガイドレール、11…
…アーム台車、12a,12b……ハンドリング
アーム、19……駆動台車、20……駆動機構、
26……駆動ラツク、28,31……被動ラツ
ク、29,30,32……ピニオン、34……駆
動ピニオン、41……カムホロアとしてのロー
ラ、42……カム、54……昇降駆動手段、S1〜
S5……加工ステーシヨン、W……ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 協働してワークを塑性加工するための下型およ
    び上型がそれぞれ配設されるべく、前記ワークの
    搬送方向に間隔をあけて設定された複数の加工ス
    テーシヨン間にわたつて、前記ワークを順次搬送
    するための塑性加工機における搬送装置におい
    て、前記搬送方向に沿つて各加工ステーシヨンの
    両側で昇降可能に配置される一対のガイドレール
    と;各加工ステーシヨンの両側で対をなして複数
    組配設されるとともに各組間が相互に接続され、
    前記ガイドレール上を移動可能なアーム台車と;
    対をなすアーム台車間にわたつて一対ずつ架設さ
    れるとともに各アーム台車に対して前後に相対移
    動可能であり、前記ワークを保持し得るハンドリ
    ングアームと;前記両ガイドレールの一方の端部
    に搬送方向に沿つて移動可能に配置され、両ガイ
    ドレール上の各アーム台車に接続される一対の駆
    動台車と;前記各ハンドリングアームの両端に搬
    送方向と平行にしてそれぞれ固設される被動ラツ
    クと;前記ガイドレール上の全アーム台車および
    駆動台車間にわたつて移動自在に配設され、前記
    各被動ラツクに対向する一対の駆動ラツクと;対
    をなすハンドリングアームを相互に逆方向に駆動
    すべく個数を選択して前記駆動ラツクおよび各被
    動ラツク間に介装されるピニオンと;前記各駆動
    台車に回動自在に支承されるカムホロアと;各駆
    動台車の側方に固定配置され、前記カムホロアを
    当接可能なカムと;カムホロアのカムによる回動
    に応動して回動すべく前記駆動台車に支承され、
    前記駆動ラツクに噛合する駆動ピニオンと;前記
    駆動台車を走行駆動するための駆動機構と;前記
    ガイドレールを昇降するための昇降駆動手段と;
    を備えることを特徴とする塑性加工機における搬
    送装置。
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