JPH02137733A - 結晶化ジルコニア系ゾル - Google Patents

結晶化ジルコニア系ゾル

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JPH02137733A
JPH02137733A JP28917588A JP28917588A JPH02137733A JP H02137733 A JPH02137733 A JP H02137733A JP 28917588 A JP28917588 A JP 28917588A JP 28917588 A JP28917588 A JP 28917588A JP H02137733 A JPH02137733 A JP H02137733A
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JP
Japan
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zirconia
sol
crystallized
aqueous
dmso
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JP28917588A
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Masato Yoshikawa
正人 吉川
Akinori Moto
元 秋則
Takehisa Inoue
井上 武久
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ジルコニアと複合化した繊維や樹脂の製造用
原料として有用な結晶化ジルコニア系ゾルに関するもの
である。
〈従来の技術〉 近年、遠赤外線を高効率に放q−tする材料としてジル
コニアが注目されており、このジルコニアと複合化した
繊維や樹脂の有用性が評価されつつある。
従来、結晶化ジルコニア系ゾルはそのほとんどがジルコ
ニウムの塩水溶液を加熱処理することにより、水系ゾル
として得られていたが、最近ではアルコール、アセトン
およびベンゼンなどの有機溶媒などにジルコニアを分散
させた結晶化ジルコニア系ゾル(特開昭62−2268
15号公報)および多価アルコールを含む各種アルコー
ルにジルコニアを分散させた結晶化ジルコニア系ゾル(
特開昭63−2809号公報)などが知られている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記従来の有機溶媒系結晶化ジルコニア
系ゾルは、化粧品や塗料などの原料としては好適に使用
し得るものの、その粒子分散性などに問題があり、lI
a紺や樹脂の製造用原料としてはいまだに改良の余地が
残されていた。
そこで本発明の課題は、ジルコニアの分散粒子径がV&
細でかつ分散性がすぐれ、とくにアクリル繊維などの合
成繊維や樹脂の製造用原料として好適な新規結晶化ジル
コニア系ゾルを提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 すなわち、本発明は、分散媒の主成分がジメチルスルホ
キサイドであることを特徴とする結晶化ジルコニア系ゾ
ルを、発明の要旨とするものである。
本発明の結晶化ジルコニア系ゾルは、たとえば水系結晶
化ジルコニア系ゾルにジメチルスルホキサイド(以下、
DMSOと略称する)を加え、加熱脱水することにより
得ることができる。
ここで、原料として使用する水系結晶化ジルコニア系ゾ
ルの製造方法としては、任意の方法を採ることができる
が、たとえば水酸化ジルコニウムを含有する水性懸濁液
を80℃以上の温度で、十分に結晶化するまで加熱状態
に保持した後、得られた結晶化ジルコニア含有水性混合
物に酸またはアルカリを添加し、解こうすることにより
製造することができる。
以下に本発明の詳細な説明する。
結晶化ジルコニア含有水性混合物とは、結晶化ジルコニ
アと水性溶媒との混合物であり、この混合物は水性懸濁
液の状態であっても、また水性溶媒含有ゲータの状態で
あってもよい。
使用される水性溶媒には、メタノール、エタノル、プロ
パツールおよびブタノールなどの低級アルコールおよび
アセトンなどのケトン類またはそれらの混合溶媒を含有
せしめることができる。
結晶化ジルコニア含有水性混合物は、ジルコニア以外に
ジルコニアに固溶し得る他の元素の酸化物を含有してい
てもよい、このような元素としては、好ましくはアルカ
リ土類金属、粘土族および希土類などの元素が挙げられ
、さらに好ましくはマグネシウム、カルシウム、イツト
リウムおよびセリウムなどが挙げられる。なかでもイツ
トリウムおよびセリウムが最も好ましく用いられる。
結晶化ジルコニア含有水性混合物は、水酸化ジルコニウ
ムを含有する水性懸濁液を加熱することからなる水熱合
成法によって得られる。
水酸化ジルコニウムを含有する水性懸濁液の製造方法と
しては種々の方法を採用することができ、たとえば水酸
化ジルコニウムを水性溶媒に混合することによって得る
ことができる4通常、工業的には塩化ジルコニウムや硝
酸ジルコニウムなどのジルコニウムの塩の水溶液を塩基
で中和して得られるが、ジルコニウムの塩とジルコニア
に固溶し得る他の元素との塩、たとえば塩化イツトリウ
ムなどとの混合水性溶液を塩基で中和共沈して得ること
ができる。
ここで、ジルコニウムの塩とは、塩化ジルコニルなどの
ジルコニルの塩をも含むものである。また塩基としては
、アンモニア、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウム
などが挙げられるが、これらの外にも熱分解して塩基性
となる尿素のような化合物も使用可能であり、これらの
塩基は通常、水性溶液の形態で使用される。
なお、上記において「水酸化ジルコニウム」および「ジ
ルコニア」などには、普通に含有される10%以下のハ
フニアおよびその他のV&量不純物を含有する一般的な
意味のものも含まれることは勿論である。
水酸化ジルコニウムを含有する水性@濁液の濃度は1モ
ル/a以下が好ましい。
中和共沈を行なう場合はジルコニウムと他の元素の塩を
含む水溶液と塩基水溶液とを撹拌しながら同時に混合す
るのが好ましい。
水酸化ジルコニウムを含有する水性懸濁液が、その中に
不純物として多量のイオン、たとえば塩素イオンなどを
含む場合、加熱に共する前に水酸化ジルコニウムを含有
する水性懸濁液を洗浄するか、もしくは加熱状態に保持
して得られた結晶化ジルコニア含有水性懸濁液を洗浄す
ることが好ましい。洗浄は通常、水性溶媒の除去および
新たな水性溶媒の添加を必要に応じて繰り返すことによ
って行なわれる。たとえば塩化ジルコニルとアンモニア
水との中和により水酸化ジルコニウムを含む水性懸濁液
を得た場合、濾過などにより過剰の塩化アンモニウムを
除去し、次いで固形分に新たな水性溶媒を加えて懸濁液
とすることにより洗浄することができる。ここで使用す
る新たな水・比溶媒としては、水性懸濁液を構成する水
性溶媒と同様なものが使用可能である。
このように洗浄することによって、ゾルを不安定化し、
凝集させるイオンを予め除去することができるため、安
定な微細ジルコニア系ゾルを得ることができる。
洗浄は不純物イオンがジルコニアに対して3モル%以下
、とくに0.3モル%以下となるまで行なうのが好まし
い。
水酸化ジルコニウムを含有する水性懸濁液を加熱するこ
とによって、水酸化ジルコニウムの大部分は結晶化ジル
コニアに変わる。
加熱温度は好ましくは80℃以上であり、さらに好まし
くは140℃以上である。加熱温度が80℃未満では結
晶化物が十分に成長するまでに著しく長大な時間を要す
ることになるため好ましくない、加熱温度の上限はとく
に制限されないが、工業的には300℃以下が好ましい
加熱は結晶化物が十分生成するまで保持して行なう。加
熱保持時間はとくに限定されないが、たとえば150℃
で12時間以上、200℃ならば2時間も加熱すれば十
分である。加熱保持は、好ましくは生成するジルコニア
の結晶化度が80%以上になるまで行なう、結晶化度8
0%以上のジルコニアを得ることにより安定なゾルを製
造することができるが、さらに安定なゾルを得るために
は結晶化度を90%以上とすることが好ましい。
なお、この場合の結晶化度とは、0.3モル/nの水酸
化ジルコニウムを含む水性懸濁液を200℃で24時間
耐圧容器内で加熱処理して精製したジルコニアを100
%結晶化物として用い、X線解析測定により得られたチ
ャートのジルコニアの(111)面ピークの面積を比較
して相対値で示したものをいう。
加熱保持時に、過酸化水素、水酸化ナトリウムおよび水
酸化カリウムなどが存在することにより微細なゾルが生
成されるため、これらの添加は好ましく行なわれる。ま
た、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムなどの添加
物の種類、濃度や加熱温度などを種々変更することによ
り、反応時間の短縮や様々な結晶形態の結晶化ジルコニ
ア系ゾルを得ることが可能となる。
このようにして結晶化ジルコニア含有水性懸濁液が得ら
れる。この懸濁液から加熱または減圧濾過などで水性溶
媒を除去することによって、水性溶媒含有結晶化ジルコ
ニア懸濁液ないしゲータとなる。
次に、結晶化ジルコニア含有水性混合物に酸またはアル
カリを添加してジルコニアを解膠する。
ここで添加する酸としては、たとえば塩酸、硝酸、酢酸
および乳酸などが挙げられる。アルカリとしては、たと
えばメチルアミン、エチルアミンおよびn−プロピルア
ミンなどの1ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジ−n
プロピルアミンおよびジイソプロピルアミンなどの2級
アミン、アンモニア、テトラメチルアンモニウムヒドロ
オキサイド、テトラエチルアンモニウムしドロオキサイ
ドおよびテトラ−n−プロピルアンモニウムしドロオキ
サイドなどの4級アンモニウムハイドロオキサイド、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよび水酸化カルシウ
ムなどが挙げられる。これらの酸またはアルカリは、通
常、水溶液として使用される。
これらの添加量は、酸またはアルカリの種類によって異
なるが、酸を使用する場合にはPHが0゜1〜5.0、
とくに0.5〜3.0の範囲になるように加えるのが好
ましい。またアルカリを使用する場合にはPHが8〜1
4、とくに10〜13の範囲になるように加えるのが好
ましい。
また、解膠時には加熱下でリフラックスすることがさら
に好ましい。
さらには、酸またはアルカリを添加した後に、そのまま
蒸発乾固を行ない、次いで水性溶媒に添加する方法も採
用可能である。ここで、蒸発乾固は200℃以下で行な
うことが好ましく、減圧、加圧、常圧のいずれの条件下
でも行なうことができる。なかでも減圧下に100℃以
下の温度で行うのがより好ましい、なお、この場合の乾
燥温度が高くなると、ゾルを安定化させる酸または塩基
が取り除かれてしまい、結晶化した粒子の凝集を生じて
粒度分布が広がるなどのゾル性状悪化を招くことになる
蒸発乾固の程度は、800℃焼成後を基準として、減量
割合が15〜1重量%、とくに10〜3重量%程度が好
ましい。
蒸発乾固によって得た固体塊を添加する水性溶媒として
は、原料として使用する結晶化ジルコニア含有水性混合
物において用いたものと同様のものが使用できる。
かくしてジルコニアは解膠され、水性溶媒に分散された
RMな水系結晶化ジルコニアが得られる。
かかるゾルにおける水性溶媒の量は、連常ジルコニアお
よび他の固形分の合計量に対して1〜100重量倍であ
ることが好ましい。
このようにして得られたジルコニア系ゾルにDMSOを
添加して、水を除去することにより、本発明の結晶化ジ
ルコニア系ゾルを得ることができる。
水の除去方法としては、特に限定されないが、たとえば
加熱により除去する方法あるいは脱水剤や逆浸透膜を用
いて除去する方法などが挙げられる。さらにP Hを調
製したい場合には、ジルコニア粒子の分散性を損なわな
い範囲で酸やアルカリの添加・除去を行なうことができ
る。
かくして、分散媒の主成分がDMSOであり、分散性お
よび分散安定性が共にすぐれた結晶化ジルコニア系ゾル
が得られる。
本発明でいう分散媒の主成分がDMSOで結晶化ジルコ
ニア系ゾルとは、水の含有率が10重量%以下のDMS
Oで分散安定化された結晶化ジルコニア系ゾルを意味す
るが、ゾルの安定性を41なわないものであれば、他の
溶媒を添加してもよい。
こで混合使用し得る溶媒としては水および水溶性有機溶
媒があげられる。水溶性有機溶媒としてはメタノールお
よびエタノールなどのアルコール、グリセリンおよびブ
タンジオールなどの多価アルコール、アセトンなどのケ
トン類およびフェノール類などが挙げられる。
本発明の分散媒の主成分がDMSOである結晶化ジルコ
ニア系ゾルには、ジルコニア単独のゾル以外に、前記の
ジルコニアに固溶し得る元素の酸化物を含有したジルコ
ニアも包含される。また、本発明の結晶化ジルコニア系
ゾルは、立方、正方または単斜型のいかなる結晶格子を
有するものであってもよい。
〈実施例〉 以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施PA1 セリアとしてジルコニアに対して6モル%含むように塩
化セリウムが入った1、2塩化ジルコニル水溶液200
m1および5.16Mアンモニア水200 mlを同時
に添加して、水酸化ジルコニウムと水酸化イツトリウム
を共沈させた。
得られたスラリーを耐圧容器(容積:500m1)に入
れ、150℃、24時間の加熱処理を行った。
生成した結晶化度90%のセリウム含有ジルコニアスラ
リーを500 mlの蒸溜水で5回水洗し、得られたケ
ーク50gに酢酸20+ntを添加して撹拌した後、ロ
ータリーエバポレーターで乾燥させて、800’C減J
16.3重量%の固体塊を得た。
この固体塊20+rに水80 mlを加えると、分散し
てゾルになった。
これに80m1のDMSOを加えた後、加熱によって水
と酢酸を蒸発させたところ、分散性および安定性共にす
ぐれたDMSO系ゾルが得られた。
実施例2 1.2M塩化ジルコニル水溶液200 mlおよび4.
8Mアンモニア水200 m+を同時に添加して、水酸
化ジルコニウムを沈澱させた。
得られたスラリーを耐圧容器(容積:500f!+I)
に入れ、150℃、24時間の加熱処理を行った。
生成した結晶化度90%のジルコニアスラリーを500
m1の蒸溜水で5回水洗し、得られたケーク50gに0
.5%塩酸水溶液100m1を添加して撹拌した後、ロ
ータリーエバポレーターにより70°Cで乾燥した。
得られた乾燥塊20「に水50m1を加えて撹拌するる
と、分散してゾルになった。
これに80 mlのDMSOを加え、陰イオン交換樹脂
を用いてPHを6以上に調整した。
その後、減圧、加熱により水を除去し、安定なりMSO
系ゾルを得た。
実施例3 イツトリアとしてジルコニアに対して3モル%含むよう
に塩化イツトリウムが入った1、2塩化ジルコニル水溶
液200の1を用いて実施例1と同様に試験した結果、
同様に分散性および安定性共にすぐれたDMSO系ゾル
が得られた。
〈発明の効果〉 以上説明したように、分散媒の主成分がDMSOである
本発明の結晶化ジルコニア系ゾルは、ジルコニア粒子の
分散粒子径が微細であり、しかも分散性および分散安定
性がすぐれているため、繊維および樹脂製造原料として
有用であり、とくにアクリル繊維などを製造する際の強
度劣化などの具合を効果的に解消することができる。
また、分散媒として用いるDMSOは、各種樹脂やアク
リル繊維などの製造においてよく使用されている溶媒で
あることから、本発明の結晶化ジルコニア系ゾルは樹脂
や繊維に対して容易に適用することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 分散媒の主成分がジメチルスルホキサイドであることを
    特徴とする結晶化ジルコニア系ゾル。
JP28917588A 1988-11-16 1988-11-16 結晶化ジルコニア系ゾル Pending JPH02137733A (ja)

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