JPH0216005Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216005Y2 JPH0216005Y2 JP1986110577U JP11057786U JPH0216005Y2 JP H0216005 Y2 JPH0216005 Y2 JP H0216005Y2 JP 1986110577 U JP1986110577 U JP 1986110577U JP 11057786 U JP11057786 U JP 11057786U JP H0216005 Y2 JPH0216005 Y2 JP H0216005Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separator
- oil
- wall
- chamber
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
≪産業上の利用分野≫
この考案は、エンジンの上端に設置されるロツ
カカバー内にブローバイガス中のオイルを分離す
るために設けられるオイルセパレータに関し、特
にオイルセパレータ内で分離されたオイルのリタ
ーン通路の改良に関する。
カカバー内にブローバイガス中のオイルを分離す
るために設けられるオイルセパレータに関し、特
にオイルセパレータ内で分離されたオイルのリタ
ーン通路の改良に関する。
≪従来の技術≫
一般にエンジンには、燃焼室からクランクケー
ス内に漏れるガスを吸気通路に還流し、CO,HC
などを含んだ未燃焼ガスの大気への流出を防止す
るブローバイガス還元装置が設けてある。
ス内に漏れるガスを吸気通路に還流し、CO,HC
などを含んだ未燃焼ガスの大気への流出を防止す
るブローバイガス還元装置が設けてある。
この種の還元装置で吸気通路に戻されるブロー
バイガス中には、通常オイルミストが含まれてお
り、そのまま還流したのではオイル消費が多くな
るので従来からオイルとガスとを分離するオイル
セパレータを備えたものが提案されており、例え
ば実開昭61−51425号公報にその一例が示されて
いる。
バイガス中には、通常オイルミストが含まれてお
り、そのまま還流したのではオイル消費が多くな
るので従来からオイルとガスとを分離するオイル
セパレータを備えたものが提案されており、例え
ば実開昭61−51425号公報にその一例が示されて
いる。
同号報に開示されているオイルセパレータは、
シリンダヘツドの上方に設けられるロツカカバー
内に設けられており、ロツカカバーの天井壁から
垂設されたセパレータ壁と、このセパレータ壁の
下端に取付けられたセパレータプレートとを有
し、これらの部材で形成されたセパレータ室内に
は、オイルミストの分離を促進するための蛇行状
通路が設けてあるが、この公報に示されたものを
含め、従来のオイルセパレータには、特に、その
内部にブローバイガスを導入するとともに、内部
で分離されたオイルを戻すリターン通路に以下に
説明する問題があつた。
シリンダヘツドの上方に設けられるロツカカバー
内に設けられており、ロツカカバーの天井壁から
垂設されたセパレータ壁と、このセパレータ壁の
下端に取付けられたセパレータプレートとを有
し、これらの部材で形成されたセパレータ室内に
は、オイルミストの分離を促進するための蛇行状
通路が設けてあるが、この公報に示されたものを
含め、従来のオイルセパレータには、特に、その
内部にブローバイガスを導入するとともに、内部
で分離されたオイルを戻すリターン通路に以下に
説明する問題があつた。
≪考案が解決しようとする問題点≫
すなわち、オイルセパレータのリターン通路と
しては、一般的にセパレータプレートに凹状の溝
を設けているが、この通路は前述した如きセパレ
ータ室へのブローバイガスの導入口をも兼ねてい
る。従つて、この凹状の溝が小さいとブローバイ
ガス導入時の流速が速くなつてオイルを吸込み易
くなり、また、エンジンの高速高負荷運転時には
大量のガス発生があり且つ、これに伴いオイルミ
スト量も大きくなるので、このガスの導入量とオ
イルのリターン量、およびブローバイガスの導入
時の流速とを考えれば、その開口断面積は大きけ
れば大きい程望ましいが、大きくすればエンジン
の全高が高くなるという問題があつた。
しては、一般的にセパレータプレートに凹状の溝
を設けているが、この通路は前述した如きセパレ
ータ室へのブローバイガスの導入口をも兼ねてい
る。従つて、この凹状の溝が小さいとブローバイ
ガス導入時の流速が速くなつてオイルを吸込み易
くなり、また、エンジンの高速高負荷運転時には
大量のガス発生があり且つ、これに伴いオイルミ
スト量も大きくなるので、このガスの導入量とオ
イルのリターン量、およびブローバイガスの導入
時の流速とを考えれば、その開口断面積は大きけ
れば大きい程望ましいが、大きくすればエンジン
の全高が高くなるという問題があつた。
そこで、高さを大きくできなければ、リターン
通路をセパレータプレートの凹溝と、セパレータ
プレートが取付けられたセパレータ壁に、凹溝と
対峙した位置に開口する切欠部を設ければ、通路
の断面積は大きくできる。
通路をセパレータプレートの凹溝と、セパレータ
プレートが取付けられたセパレータ壁に、凹溝と
対峙した位置に開口する切欠部を設ければ、通路
の断面積は大きくできる。
しかしながら、この構成によるとリターン通路
の断面積は大きくなるものの、凹溝と切欠部との
幅を考慮しないと、次のような問題が生じる惧れ
があつた。
の断面積は大きくなるものの、凹溝と切欠部との
幅を考慮しないと、次のような問題が生じる惧れ
があつた。
すなわち、セパレータ室は吸気通路に連通して
おり、エンジンの運転中には内部が負圧となり、
ブローバイガスをセパレータ室内に吸引する方向
の流れが生ずる。
おり、エンジンの運転中には内部が負圧となり、
ブローバイガスをセパレータ室内に吸引する方向
の流れが生ずる。
一方、セパレータ壁の外面にはロツカアームの
揺動などによつてオイルがはねかけられる。従つ
て、例えば凹溝の幅よりも切欠部の幅を大きくす
ると、はねかけられたオイルがセパレータ壁を伝
わつて流下し、セパレータプレートの周縁部がセ
パレータ壁の外面よりも多少外方へ突き出ている
ことから、このオイルがセパレータプレートの周
縁部に留まり、負圧によつて切欠部の内方に位置
する周縁部に吸われ、セパレータ室に侵入する可
能性が大きくなる。
揺動などによつてオイルがはねかけられる。従つ
て、例えば凹溝の幅よりも切欠部の幅を大きくす
ると、はねかけられたオイルがセパレータ壁を伝
わつて流下し、セパレータプレートの周縁部がセ
パレータ壁の外面よりも多少外方へ突き出ている
ことから、このオイルがセパレータプレートの周
縁部に留まり、負圧によつて切欠部の内方に位置
する周縁部に吸われ、セパレータ室に侵入する可
能性が大きくなる。
この考案は、このような従来の問題点に鑑みて
なされたものであつて、セパレータ室へのブロー
バイガスの導入時の流速を遅くしてオイルの侵入
を抑制し、またセパレータ室へのブローバイガス
の導入と、セパレータ室からのオイルリターンと
を十分に図りつつ、しかもセパレータ壁の外面か
らセパレータ室内へのオイルの侵入を防止できる
エンジンのオイルセパレータを提供することにあ
る。
なされたものであつて、セパレータ室へのブロー
バイガスの導入時の流速を遅くしてオイルの侵入
を抑制し、またセパレータ室へのブローバイガス
の導入と、セパレータ室からのオイルリターンと
を十分に図りつつ、しかもセパレータ壁の外面か
らセパレータ室内へのオイルの侵入を防止できる
エンジンのオイルセパレータを提供することにあ
る。
≪問題点を解決するための手段≫
上記目的を達成するために、この考案では、ロ
ツカカバーの天井壁から下方に延びるセパレータ
壁を設けるとともに、該セパレータ壁の下端に当
接し、かつ、前記セパレータ壁よりも外方に突出
したセパレータプレートを設けてブローバイガス
中のオイルを分離するセパレータ室を形成したエ
ンジンにおいて、前記セパレータプレートに前記
セパレータ室で分離されたオイルをリターンさせ
る下方に凹んだオイル溝を形成するとともに、こ
のオイル溝の開口部に位置する前記セパレータ壁
に前記オイル溝と対峙して開口し且つこのオイル
溝の幅よりも小幅な切欠部を形成した。
ツカカバーの天井壁から下方に延びるセパレータ
壁を設けるとともに、該セパレータ壁の下端に当
接し、かつ、前記セパレータ壁よりも外方に突出
したセパレータプレートを設けてブローバイガス
中のオイルを分離するセパレータ室を形成したエ
ンジンにおいて、前記セパレータプレートに前記
セパレータ室で分離されたオイルをリターンさせ
る下方に凹んだオイル溝を形成するとともに、こ
のオイル溝の開口部に位置する前記セパレータ壁
に前記オイル溝と対峙して開口し且つこのオイル
溝の幅よりも小幅な切欠部を形成した。
≪作用≫
上記構成のオイルセパレータによれば、セパレ
ータ室内へのブローバイガスを導入し、且つセパ
レータ室内でガスから分離されたオイルをリター
ンさせる通路が、セパレータプレートに設けられ
たオイル溝と、これに対峙するセパレータ壁に設
けられた切欠部とで形成されるので、エンジンの
全高を高くしなくても、セパレータ室へのブロー
バイガスの導入を、オイル吸込みができるだけな
いようにその流速を遅くし、しかも高速高負荷時
に発生するブローバイガスと、これから分離され
たオイルを戻すために必要な断面積が確保され
る。
ータ室内へのブローバイガスを導入し、且つセパ
レータ室内でガスから分離されたオイルをリター
ンさせる通路が、セパレータプレートに設けられ
たオイル溝と、これに対峙するセパレータ壁に設
けられた切欠部とで形成されるので、エンジンの
全高を高くしなくても、セパレータ室へのブロー
バイガスの導入を、オイル吸込みができるだけな
いようにその流速を遅くし、しかも高速高負荷時
に発生するブローバイガスと、これから分離され
たオイルを戻すために必要な断面積が確保され
る。
また、セパレータ壁に形成される切欠部は、セ
パレータプレートに形成されるオイル溝の幅より
も小さくなつているので、セパレータ壁の外面に
はねかけられたオイルは、壁を伝わつて流下した
後に、確実にリターン用のオイル溝に落下させる
ことができる。
パレータプレートに形成されるオイル溝の幅より
も小さくなつているので、セパレータ壁の外面に
はねかけられたオイルは、壁を伝わつて流下した
後に、確実にリターン用のオイル溝に落下させる
ことができる。
≪実施例≫
以下、この考案の好適な実施例について添附図
面を参照にして詳細に説明する。
面を参照にして詳細に説明する。
第1図から第3図は、この考案に係るエンジン
のオイルセパレータの一実施例を示している。
のオイルセパレータの一実施例を示している。
同図に示すオイルセパレータは、シリンダヘツ
ドの上部に1本のカム軸が配設され、複数の吸気
バルブを備えたSOHCエンジンに適用したもので
あつて、第1図に示すようにシリンダヘツド10
の上端には、ガスケツト12を介在させてロツカ
カバー14が取付けられていて、シリンダヘツド
10の上方に動弁室16を画成している。
ドの上部に1本のカム軸が配設され、複数の吸気
バルブを備えたSOHCエンジンに適用したもので
あつて、第1図に示すようにシリンダヘツド10
の上端には、ガスケツト12を介在させてロツカ
カバー14が取付けられていて、シリンダヘツド
10の上方に動弁室16を画成している。
動弁室16内には、シリンダの配列方向に沿つ
てカムシヤフト18が配置され、カムシヤフト1
8の上方には、カム20によつて揺動され吸気弁
を開閉するロツカアーム22を有する一対のロツ
カアームシヤフト24,24が設けてある。
てカムシヤフト18が配置され、カムシヤフト1
8の上方には、カム20によつて揺動され吸気弁
を開閉するロツカアーム22を有する一対のロツ
カアームシヤフト24,24が設けてある。
そして、ロツカアームシヤフト24の上方に、
図外のクランク室から動弁室16内に流入するブ
ローバイガス中のオイルミストを分離するための
オイルセパレータ26が配置されている。
図外のクランク室から動弁室16内に流入するブ
ローバイガス中のオイルミストを分離するための
オイルセパレータ26が配置されている。
オイルセパレータ26は、ロツカカバー14の
天井壁14aから下方に垂設されたセパレータ壁
28と、セパレータ壁28間の下端に配置される
セパレータプレート30とを備え、セパレータプ
レート30をビス32でセパレータ壁28の下端
に当接して固設することでセパレータ室34を画
成している。
天井壁14aから下方に垂設されたセパレータ壁
28と、セパレータ壁28間の下端に配置される
セパレータプレート30とを備え、セパレータプ
レート30をビス32でセパレータ壁28の下端
に当接して固設することでセパレータ室34を画
成している。
セパレータ壁28の詳細を第2図に示してい
る。
る。
セパレータ壁28は、ロツカカバー14の中心
から側方に偏位し、シリンダの配列方向に沿つて
延びる略長方形状の外周壁28aと、外周壁28
aの長手方向と直交するようにして設けられた複
数の補強壁28b,28b……と、外周壁28a
の長辺と内接するようにして設けられたオイルキ
ヤツプ取付用の環状壁28cとから構成されてい
る。
から側方に偏位し、シリンダの配列方向に沿つて
延びる略長方形状の外周壁28aと、外周壁28
aの長手方向と直交するようにして設けられた複
数の補強壁28b,28b……と、外周壁28a
の長辺と内接するようにして設けられたオイルキ
ヤツプ取付用の環状壁28cとから構成されてい
る。
上記外周壁28aと環状壁28cとは、それぞ
れの下端がセパレータプレート30の上面と当接
する高さを有しているが、補強壁28bは図中の
左方から2番目のもの(28b′)だけがセパレー
タプレート30と当接し、これ以外の補強壁28
bはセパレータプレート30の上面から離間する
ように短くなつている。
れの下端がセパレータプレート30の上面と当接
する高さを有しているが、補強壁28bは図中の
左方から2番目のもの(28b′)だけがセパレー
タプレート30と当接し、これ以外の補強壁28
bはセパレータプレート30の上面から離間する
ように短くなつている。
また、外周壁28aのロツカカバー14の周壁
14bに近接した側の長辺には、所定の間隔を置
いて2カ所の凹状切欠部28d,28dが設けら
れるとともに、環状壁28cにも同様な切欠部2
8d′が1カ所設けてある。
14bに近接した側の長辺には、所定の間隔を置
いて2カ所の凹状切欠部28d,28dが設けら
れるとともに、環状壁28cにも同様な切欠部2
8d′が1カ所設けてある。
以上の構成により、セパレータ壁28にセパレ
ータプレート30を取付けると、セパレータ室3
4は、環状壁28cを含む第1室34aと、これ
以外の第2室34bとに区画され、第1室34a
にはエンジンの吸気通路と図外のPCVバルブを
介して連通されるブローバイガスの取出口36が
開口し、また、第2室34bには図外のエアクリ
ーナと連通する新気取入口38が開口している。
ータプレート30を取付けると、セパレータ室3
4は、環状壁28cを含む第1室34aと、これ
以外の第2室34bとに区画され、第1室34a
にはエンジンの吸気通路と図外のPCVバルブを
介して連通されるブローバイガスの取出口36が
開口し、また、第2室34bには図外のエアクリ
ーナと連通する新気取入口38が開口している。
上記セパレータプレート30の詳細を第3図に
示している。
示している。
セパレータプレート30は、上記外周壁28a
の平面形状と概略同じ形状で周縁部が外周壁より
多少外方へ突き出す程度の大きさを有し、その端
縁部近傍にはビス32の挿通孔30aが穿設され
るとともに、その長手方向に沿つて所定の間隔を
置いて、長手方向に直交するようにしてL字形の
バツフルプレート40が上面側に突設されてい
る。
の平面形状と概略同じ形状で周縁部が外周壁より
多少外方へ突き出す程度の大きさを有し、その端
縁部近傍にはビス32の挿通孔30aが穿設され
るとともに、その長手方向に沿つて所定の間隔を
置いて、長手方向に直交するようにしてL字形の
バツフルプレート40が上面側に突設されてい
る。
バツフルプレート40は取付状態において天井
壁14aから離間し、これと対面状態となる補強
壁28bとでセパレータ室34内に、上下方向に
蛇行するブローバイガスの通路を形成する。
壁14aから離間し、これと対面状態となる補強
壁28bとでセパレータ室34内に、上下方向に
蛇行するブローバイガスの通路を形成する。
また、セパレータプレート30には、上記環状
壁28cに対応した位置に貫通孔30bが設けら
れるとともに、セパレータ室34内で分離された
オイルミストを動弁室16にリターンさせるため
の第1および第2のオイル溝30c,30dが設
けてある。
壁28cに対応した位置に貫通孔30bが設けら
れるとともに、セパレータ室34内で分離された
オイルミストを動弁室16にリターンさせるため
の第1および第2のオイル溝30c,30dが設
けてある。
これらのオイル溝30c,30dは断面がV字
形をなし、第1のオイル溝30cは上記セパレー
タ室34の第1室34aにあつて、略L字形に折
曲され、その一端側の開口部30c′は貫通孔30
bの周縁に位置しており、他端側から開口部30
c′に向けて溝深さが次第に深くなるように傾斜し
ている。
形をなし、第1のオイル溝30cは上記セパレー
タ室34の第1室34aにあつて、略L字形に折
曲され、その一端側の開口部30c′は貫通孔30
bの周縁に位置しており、他端側から開口部30
c′に向けて溝深さが次第に深くなるように傾斜し
ている。
第2のオイル溝30dは、上記セパレータ室3
4の第2室34b内にあつて凹形に折曲され、そ
の両端の開口部30d′はセパレータプレート30
の長辺上に位置しており、凹形のセンターからそ
れぞれの開口部30d,30d′に向けて溝深さが
次第に深くなるように傾斜している。
4の第2室34b内にあつて凹形に折曲され、そ
の両端の開口部30d′はセパレータプレート30
の長辺上に位置しており、凹形のセンターからそ
れぞれの開口部30d,30d′に向けて溝深さが
次第に深くなるように傾斜している。
上記オイル溝30c,30dのそれぞれの開口
部30c′,30d′は、取付状態において、セパレ
ータ壁28の切欠部28d′,28dに対峙する位
置に設定してある。
部30c′,30d′は、取付状態において、セパレ
ータ壁28の切欠部28d′,28dに対峙する位
置に設定してある。
そして、オイル溝30c,30dの各開口部3
0c′,30d′の幅W1′,W1は、切欠部28d′,2
8dの切欠幅W2′,W2よりも大きくなつている。
0c′,30d′の幅W1′,W1は、切欠部28d′,2
8dの切欠幅W2′,W2よりも大きくなつている。
以上のように構成されたオイルセパレータ26
にあつては、エンジンの低速低負荷時には、セパ
レータ室34の第1室34a内からPVCバルブ
を介してブローバイガスが吸気通路に還元され、
高速高負荷時にはこれとともに第2室34bから
もブローバイガスは新気取入口38とエアクリー
ナとを介して吸気通路に還元される。
にあつては、エンジンの低速低負荷時には、セパ
レータ室34の第1室34a内からPVCバルブ
を介してブローバイガスが吸気通路に還元され、
高速高負荷時にはこれとともに第2室34bから
もブローバイガスは新気取入口38とエアクリー
ナとを介して吸気通路に還元される。
そして、各セパレータ室34a,34bでブロ
ーバイガス中から分離されたオイルミストは、外
周壁28a,補強壁28b,バツフルプレート4
0を伝わつてセパレータプレート30上に流下
し、オイル溝30c,30d内を通過した後、各
開口部30c′,30d′から動弁室16に排出され
る。
ーバイガス中から分離されたオイルミストは、外
周壁28a,補強壁28b,バツフルプレート4
0を伝わつてセパレータプレート30上に流下
し、オイル溝30c,30d内を通過した後、各
開口部30c′,30d′から動弁室16に排出され
る。
この場合、特に高速高負荷時には、ブローバイ
ガスおよびオイルミストが多量に発生するが、セ
パレータ室34内にミストを伴つたブローバイガ
スを導入する通路は、V字形の開口部30c′,3
0d′と凹形の切欠部28d′,28dとで構成して
いるので、断面積が大きくとれ、これによりブロ
ーバイガスの導入速度が遅くできるとともに、高
速高負荷時にセパレータ室34で分離したオイル
を十分にリターンさせることができ、且つ十分な
ブローバイガスの導入が確保される。
ガスおよびオイルミストが多量に発生するが、セ
パレータ室34内にミストを伴つたブローバイガ
スを導入する通路は、V字形の開口部30c′,3
0d′と凹形の切欠部28d′,28dとで構成して
いるので、断面積が大きくとれ、これによりブロ
ーバイガスの導入速度が遅くできるとともに、高
速高負荷時にセパレータ室34で分離したオイル
を十分にリターンさせることができ、且つ十分な
ブローバイガスの導入が確保される。
また、エンジンの駆動に伴つてロツカアーム2
2も揺動され、これによりオイルセパレータの外
周壁28aの外面にオイルがはねかけられ、しか
も、クランク室がセパレータ室34よりも相対的
に高圧になつて、ブローバイガスは動弁室16か
らセパレータ室34側に流入する傾向となり、は
ねかけられたオイルはセパレータ室34内に侵入
しようとするが、切欠部28d,28d′の幅W2,
W2′が各オイル溝30d,30cの開口部30d′,
30c′の幅W1,W1′よりも小幅となつているの
で、切欠部28d,28d′まで外周壁28aの外
面を伝わつて流下したオイルは、確実にオイル溝
30d,30c内に落下する。すなわち、本願考
案のようなエンジン用のセパレータでは、通常、
セパレータ壁28よりセパレータプレート30の
外周縁を外方に突出させて、寸法誤差などによつ
てセパレータ壁28とのシール面が確保できなく
なることを防止したり、周辺部を下方に折り曲げ
て、プレート30に剛性を持たせて、シール性を
確保している。
2も揺動され、これによりオイルセパレータの外
周壁28aの外面にオイルがはねかけられ、しか
も、クランク室がセパレータ室34よりも相対的
に高圧になつて、ブローバイガスは動弁室16か
らセパレータ室34側に流入する傾向となり、は
ねかけられたオイルはセパレータ室34内に侵入
しようとするが、切欠部28d,28d′の幅W2,
W2′が各オイル溝30d,30cの開口部30d′,
30c′の幅W1,W1′よりも小幅となつているの
で、切欠部28d,28d′まで外周壁28aの外
面を伝わつて流下したオイルは、確実にオイル溝
30d,30c内に落下する。すなわち、本願考
案のようなエンジン用のセパレータでは、通常、
セパレータ壁28よりセパレータプレート30の
外周縁を外方に突出させて、寸法誤差などによつ
てセパレータ壁28とのシール面が確保できなく
なることを防止したり、周辺部を下方に折り曲げ
て、プレート30に剛性を持たせて、シール性を
確保している。
ところが、このようなセパレータプレート30
の構造では、前述したように、はねかけられたオ
イルがセパレータ壁28を伝わつて流下し、プレ
ート30の外周縁にオイルが溜まり、この溜まつ
たオイルがブローバイガスによつて吸気系に逆流
するという問題がある。この場合、ブローバイガ
スは、セパレータ壁28の切欠部28d,28
d′とセパレータプレート30のオイル溝30c,
30dの対峙した部分からセパレータ室34内に
吸引され、切欠部28d,28d′とオイル溝30
c,30dとの幅が、本願考案と逆の関係にある
とプレート30の周縁に溜まつたオイルが逆流し
易くなる。つまり、オイル溝30c,30dの幅
W1,W1′よりも切欠部28d,28d′の幅W2,
W2′を大きくすると、オイル溝30c,30dの
両側のセパレータプレート30の外周縁上端が切
欠部28d,28d′の両端から内方に突出した状
態になり、セパレータ壁28を伝つて流下したオ
イルは、この突出した部分を通過しなければオイ
ル溝30c,30dに到達せず、ブローバイガス
が吸引されている個所をオイルが通過することに
なるので、オイルがブローバイガスによつてセパ
レータ室34内に逆流することになるが、本願考
案の構造では、オイル溝30c,30dの幅W1,
W1′よりも切欠部28d,28d′の幅W2,W2′が
小さくなつているので、上記とは逆に、オイル溝
30c,30dの両端からセパレータ壁28の下
端が内方に突出した状態になり、セパレータ壁2
8を伝つて流下したオイルは、オイル溝30c,
30dの端部に到達すると、直ちに溝に流れこ
み、ブローバイガスの吸引による影響を殆ど受け
ることがなく、オイル溝30c,30dを介して
リターンさせることができる。
の構造では、前述したように、はねかけられたオ
イルがセパレータ壁28を伝わつて流下し、プレ
ート30の外周縁にオイルが溜まり、この溜まつ
たオイルがブローバイガスによつて吸気系に逆流
するという問題がある。この場合、ブローバイガ
スは、セパレータ壁28の切欠部28d,28
d′とセパレータプレート30のオイル溝30c,
30dの対峙した部分からセパレータ室34内に
吸引され、切欠部28d,28d′とオイル溝30
c,30dとの幅が、本願考案と逆の関係にある
とプレート30の周縁に溜まつたオイルが逆流し
易くなる。つまり、オイル溝30c,30dの幅
W1,W1′よりも切欠部28d,28d′の幅W2,
W2′を大きくすると、オイル溝30c,30dの
両側のセパレータプレート30の外周縁上端が切
欠部28d,28d′の両端から内方に突出した状
態になり、セパレータ壁28を伝つて流下したオ
イルは、この突出した部分を通過しなければオイ
ル溝30c,30dに到達せず、ブローバイガス
が吸引されている個所をオイルが通過することに
なるので、オイルがブローバイガスによつてセパ
レータ室34内に逆流することになるが、本願考
案の構造では、オイル溝30c,30dの幅W1,
W1′よりも切欠部28d,28d′の幅W2,W2′が
小さくなつているので、上記とは逆に、オイル溝
30c,30dの両端からセパレータ壁28の下
端が内方に突出した状態になり、セパレータ壁2
8を伝つて流下したオイルは、オイル溝30c,
30dの端部に到達すると、直ちに溝に流れこ
み、ブローバイガスの吸引による影響を殆ど受け
ることがなく、オイル溝30c,30dを介して
リターンさせることができる。
なお、切欠部28d,28d′の幅W2,W2′と開
口部30d′,30c′の幅W1,W1′とは、W2,
W2′がW1,W1′よりも大きくならなければよいの
で、極く僅かにW2,W2′がW1,W1′よりも小さ
くなるような条件でもよい。
口部30d′,30c′の幅W1,W1′とは、W2,
W2′がW1,W1′よりも大きくならなければよいの
で、極く僅かにW2,W2′がW1,W1′よりも小さ
くなるような条件でもよい。
また、切欠部28d,28d′の形状は凹形だけ
でなく台形,半円形,V字形などであつてもよ
い。
でなく台形,半円形,V字形などであつてもよ
い。
さらに、上記実施例ではセパレータ室34が2
つに分けられたをのを例示したが、1つのセパレ
ータ室のエンジンであつてもこの考案を適用でき
る。
つに分けられたをのを例示したが、1つのセパレ
ータ室のエンジンであつてもこの考案を適用でき
る。
≪考案の効果≫
以上、実施例で詳細に説明したように、この考
案に係るエンジンのオイルセパレータによれば、
セパレータ室へのブローバスガスの導入流速を遅
くしてオイルの吸込みを抑制し、且つ十分なセパ
レータ室からのオイルのリターンを図りつつ、し
かもセパレータ壁の外面に付着したオイルのセパ
レータ室内への侵入を防止し、ブローバイガスオ
イルとの分離化を促進させる。
案に係るエンジンのオイルセパレータによれば、
セパレータ室へのブローバスガスの導入流速を遅
くしてオイルの吸込みを抑制し、且つ十分なセパ
レータ室からのオイルのリターンを図りつつ、し
かもセパレータ壁の外面に付着したオイルのセパ
レータ室内への侵入を防止し、ブローバイガスオ
イルとの分離化を促進させる。
第1図はシリンダヘツドにロツカカバーを取付
けた状態の要部断面図、第2図はロツカカバーの
詳細図、第3図はセパレータプレートの詳細図で
ある。 10……シリンダヘツド、14……ロツカカバ
ー、14a……天井壁、26……オイルセパレー
タ、28……セパレータ壁、28d,28d′……
切欠部、30……セパレータプレート、30c,
30d……オイル溝、30c′,30d′……開口
部、34……セパレータ室。
けた状態の要部断面図、第2図はロツカカバーの
詳細図、第3図はセパレータプレートの詳細図で
ある。 10……シリンダヘツド、14……ロツカカバ
ー、14a……天井壁、26……オイルセパレー
タ、28……セパレータ壁、28d,28d′……
切欠部、30……セパレータプレート、30c,
30d……オイル溝、30c′,30d′……開口
部、34……セパレータ室。
Claims (1)
- ロツカカバーの天井壁から下方に延びるセパレ
ータ壁を設けるとともに、該セパレータ壁の下端
に当接し、かつ、該セパレータ壁よりも外方に突
出したセパレータプレートを設けてブローバイガ
ス中のオイルを分離するセパレータ室を形成した
エンジンにおいて、該セパレータプレートに該セ
パレータ室で分離されたオイルをリターンさせる
下方に凹んだオイル溝を形成するとともに、この
オイル溝の開口部に位置する該セパレータ壁に該
オイル溝と対峙して開口し、かつ、該オイル溝の
幅よりも小幅な切欠部を形成したことを特徴とす
るエンジンのオイルセパレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986110577U JPH0216005Y2 (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986110577U JPH0216005Y2 (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6317817U JPS6317817U (ja) | 1988-02-05 |
| JPH0216005Y2 true JPH0216005Y2 (ja) | 1990-05-01 |
Family
ID=30989702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986110577U Expired JPH0216005Y2 (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0216005Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020033879A (ja) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | いすゞ自動車株式会社 | カバー内オイルセパレータ装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5922911U (ja) * | 1982-08-04 | 1984-02-13 | 本田技研工業株式会社 | シリンダヘツドカバのオイルセパレ−タ室 |
-
1986
- 1986-07-21 JP JP1986110577U patent/JPH0216005Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6317817U (ja) | 1988-02-05 |
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