JPH02160865A - 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性ポリエステル樹脂組成物

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JPH02160865A
JPH02160865A JP31593488A JP31593488A JPH02160865A JP H02160865 A JPH02160865 A JP H02160865A JP 31593488 A JP31593488 A JP 31593488A JP 31593488 A JP31593488 A JP 31593488A JP H02160865 A JPH02160865 A JP H02160865A
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JP
Japan
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carbonate
resin
weight
thermoplastic
thermoplastic resin
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Application number
JP31593488A
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English (en)
Inventor
Suehiro Sakazume
坂爪 寿恵広
Yuichi Origasa
析笠 雄一
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Petrochemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、優れた機械的性質、特に耐m撃性、剛性など
を向上させた成形品を与え得る熱可塑性ポリエステル樹
脂組成物に関するものであり、その組成物tま工業部品
、電気および゛重子機械部品、自動車部品などの広い分
野で使用されうるちのである。
[従来の技術] ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレ
ートに代表される熱可塑性ポリエステルは、優れた特性
を有する反面、耐衝撃性、特にノツチ付き衝撃強さや剛
性が劣るため、その改良が試みられてきた。
特開昭55−137155号公報には、繊維状および/
または粒状の強化材と、α−オレフィンおよびα。
β−不飽和酸のグリシジルエステルからなるオレフィン
系共重合体と、特定の多官能性化合物との三成分を熱可
塑性ポリエステルに配合することによって、耐衝撃性、
剛性および表面光沢が改良されることが開示されている
また、特開昭57−192454号公報、特開昭571
92455号公報には、エポキシシランで被覆したガラ
スピーズと、または0.2〜1鑞の長さのガラス繊Hお
よび50μm以Fの粒子径のガラスピーズと、エチレン
/メタクリル酸グリシジル共小合体とを配合することに
よって、形状安定性および耐m撃性が改良されることが
開示されている。
[発明が解決しようとする問題点1 しかしながら、前記従来の技術は、特定の多官能性化合
物と組合せて用いたり、特定のガラスピーズや、特定形
状のガラス繊維とがラスビーズとを組合せて用いるもの
であり、これらの条件外では、熱可塑性ポリエステル樹
脂の耐衝撃性が向上しても成形物の表面光沢が悪かった
り、耐熱性が低下するという問題があった。また従来の
組成物でも、さらに耐wm性や耐熱性の改良が求められ
ている。
[問題点を解決するための手段1 本発明者らは、前記従来の欠点を解決すべく鋭意研究し
た結果、第3成分を添加したり、強化材を特に処理しな
くても、特定の多相構造熱可塑性樹脂と強化材とを特定
量組合せて用いることによって、表面光沢や耐熱性が良
好で、かつ耐衝撃性や剛性をさらに向上させることがで
きることを見い出し本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、 (I)熱可塑性ポリエステル 50〜99重量%(「)
エチレンおよび不飽和グリシジル基含右単吊体からなる
エチレン系共重合体5〜95重量部と、少なくとも1種
のビニル単吊体から得られるビニル系(共)重合体95
〜5重吊部とからなり、一方の(共)重合体が粒子径0
.001〜10μmの分散相を形成している多相構造熱
可塑性樹脂 50〜1重最% および、上記(I ) + (n)100重量部に対し
てfill)強化材 1〜150ffl串部を含む熱可
塑性ポリエステル樹脂組成物である。
本発明で用いる熱可塑性ポリエステルとは、実質的には
、芳香環を重合体の連鎖単位に有するポリエステルで、
芳香族ジカルボン酸(あるいはそのエステル形成性誘導
体)とジオール(あるいはそのエステル形成性誘導体)
とを生成物とする縮合反応により得られる重合体ないし
共重合体である。
ここでいう芳香族ジカルボン酸どしては、テレフタル酸
;イソフタル酸:フタル酸;26−ナフタレンジカルボ
ンM:1,5−ナフタレンジカルボン酸;ビス(p−カ
ルボキシフェニル)メタン;アントラヒンジカルボンl
:4,4’  〜ジフェニルジカルボン ボン 4、4′  −ジカルボン酸あるいはそれらのエステル
形成性誘導体などが挙げられる。
またジオール成分としては、炭素数2〜10の脂肪族ジ
オールすなわちエチレングリコール;プロピレングリコ
ール:1.4−ブタンジオール;ネA゛ペンチルグリコ
ール;1.5−ベンタンジオール;1、6−ヘキサンジ
オール;デカメチレンジグリコール;シクロヘキサンジ
オールなど、あるいは分子fi 400〜6000の長
鎖グリコール、すなわらポリエチレングリコール:ボリ
−13−プロピレングリコール:ポリテトラメチレング
リコールなどおよびそれらの混合物が挙げられる。
本発明で使用される好ましい熱可塑性ポリエステルとし
ては、具体的にはポリエチレンテレフウレート;ボリプ
ロビレンテレフタレート:ボリブチレンテレフタレー1
〜;ポリへキサメチレンテレフタレート;ポリエチレン
−2.6−ナフタレート;ポリエチレン−1.2−ビス
(フェノキシ)エタン− 4.4′  −ジカルボキシ
レートなどが挙げられる。さらに好ましくは、ポリエチ
レンテレフタレート:ポリエチレンテレフタレートであ
る。
これらの熱可塑性ポリエステルの固有粘度は、トリフル
オロ酢1! (25)/塩化メチレン(75) 100
Id。
中、0.329の濃度として25十0.10℃下に測定
される。好ましくは固有粘度が0.4〜4.0dl/g
である。0.4dl/ g以下であると熱可塑性ポリエ
ステルが充分な機械強度を発現できず好ましくない。
また4.0dl/gを超えると、溶融時の流動性が低下
し、成形物の表面光沢が低下するため好ましくない。
本発明において使用される多相構造熱可塑性樹脂中のエ
チレン系共重合体とは、エポキシ基含有エチレン共重合
体であって、エチレンと不飽和グリシジル基含有型吊体
との共重合体である。
上記不飽和グリシジル基含有111n体としては、アク
リル酸グリシジル:メタクリル酸グリシジル;イタコン
酸モノグリシジルエステル;ブテントリカルボン酸モノ
グリシジルエステル:ブテントリカルボン ルボン酸トリグリシジルエステル:およびマレイン酸、
クロトン酸、フマール酸などのグリシジルエステル類ま
たはビニルグリシジルエーテル;アリルグリシジルエー
テル;グリシジルオキシエチルビニルエーテル:スチレ
ン−p−グリシジルエーテルなどのグリシジルエーテル
類:p−グリシジルスチレンなどが挙げられるが、特に
好ましいものとしてメタクリル酸グリシジル:アリルグ
リシジルエーテルを挙げることができる。
本発明において、特に好ましいエチレン系共重合体は、
エチレン/メタクリル酸グリシジル共重合体である。
前記エチレン系共重合体は、好ましくは高圧ラジカル重
合によって製造される。すなわちエポキシ基含有エチレ
ン共重合体の製造法は、エチレン60〜99.5重量%
、1種以上の不飽和グリシジル阜含有単■体0.5〜4
0重量%を、それらの全車吊体の総重量に基づいてo.
 oooi〜1重間%のラジカル重合開始剤の存在下で
重合圧力500〜4,000 K9/d,好ましくは1
, 000 〜3, 500にg/ci、反応温度50
〜400℃、好ましくは 100〜350℃の条件下、
連鎖移動剤、必要に応じて助剤の存在下に検便または管
型反応器内で該’III体を同時に、あるいは段階的に
接触、重合させる方法である。
本発明において使用される多相構造熱可塑性樹脂中のビ
ニル系(共)重合体とは、具体的には、スチレン、核置
換スチレン例えばメチルスチレン、ジメチルスチレン、
エチルスチレン、イソプロピルスチレン、クロロスチレ
ン、α−置換スチレン例えばα−メチルスチレン、α−
エチルスチレンなどのビニル芳香族単量体;アクリル酸
もしくはメタクリル酸の炭素数1〜7のアルキルエステ
ル、例えば(メタ)アクリル酸のメチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチルエステルなどの(メタ)ア
クリル酸エステル単量体;(メタ)アクリロニトリル[
1体;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエ
ステル単量体; (メタ)アクリルアミド単礒体;無水
マレイン酸、マレイン酸のモノエステル、ジエステルな
どのビニル単量体の1種または2種以上を重合して得ら
れた(共)重合体である。これらの中でも特に、ビニル
芳香族単齢体、(メタ)アリクル酸エステル単量体、(
メタ)アクリロニトリル単量体およびビニルエステル単
量体が好ましく使用される。
特に、ビニル芳香族単量体または(メタ)アクリル酸エ
ステル単量体を50重量%以上含むビニル系(共)重合
体は、熱可塑性芳香族ポリエステル樹脂への分散性が良
好なため最し好ましい態様となる。
本発明でいう多相構造熱可塑性樹脂とは、エチレン系共
重合体またはビニル系(共)重合体マトリックス中に、
それとは異なる成分であるビニル系(共)重合体または
エチレン系共重合体が球状に均一に分散しているものを
いう。
分散している重合体の粒子径は0.001〜10μm、
好ましくは001〜5μmである。分散樹脂粒子径がo
.oo1t1m未満の場合あるいは10μmを超える場
合、熱可塑性ポリエステルにブレンドしたときの分散性
が悪く、例えば外観、特に表面光沢の悪化、あるいは耐
衝撃性の改良効果が不足するtこめ好ましくない。
本発明の多相構造熱iiJ塑性樹脂中のビニル系(共)
重合体の数平均重合度は5〜10, 000、好ましく
は10〜5,000の範囲である。数平均重合度が5未
満であると、本発明の熱可塑性組成物の耐衝撃性を向上
させることは可能であるが、耐熱性が低下するので好ま
しくない。また数平均重合度が10、 000を超える
と、溶融粘度が高く、成形性が低下したり、表面光沢が
低下するので好ましくない。
本発明における多相構造熱可塑性樹脂は、エチレン系共
重合体が5〜95申帛%、好ましくは20〜90重量%
からなるものである。したがってビニル系(共〉重合体
は95〜5十最%、好ましくは80・〜10重間%であ
る。
エチレン系共重合体が5重量%未満であると、熱可塑性
ポリエステルとの相溶化効果が充分に発揮できず、エチ
レン系共重合体が95重品%を超えるとブレンド物の耐
熱性や寸−八女定性を屓なうので好ましくない。
本発明における多相構造熱OJ塑性樹脂は、グラフ1へ
共重合体を主成分としてなるものが好ましい。
本発明の多相構造熱可塑性樹脂を製造する際のグラフト
化法は、一般に良く知られている連鎖移動法、電l11
[rlI射線照射法などいずれの方法によってもよいが
、鰻も好ましいのは下記に示す方法によるものである。
その理由はグラフト効率が高く、熱による二次的凝集が
起こらないため、性能の発現がより効果的であるためで
ある。
以下、本発明における多相構造熱可塑性樹脂の製造方法
を具体的に説明する。
すなわら、エチレン系共重合体100ffl渚部に水を
懸濁させ、次に少なくとも1種のビニル単量体5〜40
0車最部に、下記−数式 (a)または(b)で表わさ
れるラジカル(共)重合性有機過酸化物の1種または2
種以上の混合物を該ビニル単量体100重量部に対して
0.1〜10重吊部と、10時間の半減期を得るための
分解湯度が40〜90℃であるラジカル重合開始剤をビ
ニル単量体とラジカル(共)重合性有機過酸化物との合
計 100重量部に対して0101〜5重蛍部とを溶解
させた溶液を添加し、ラジカル重合開始剤の分解が実質
的に起こらない条件で加熱し、ビニル単量体、ラジカル
(共)重合性有機過酸化物およびラジカル重合開始剤を
該エチレン系共重合体に含浸させ、その含浸率が初めの
50重量%以上に達したとき、この水性懸濁液の温度を
上昇さけ、ビニル単吊体とラジカル(共)重合性有機過
酸化物とをエチレン系共重合体中で共重合させて、グラ
フト化前駆体(^)を得る。このグラフト化前駆体も多
相構造熱可塑性樹脂である。
したがって、このグラフト化前駆体(A)を直接熱可塑
性ポリエステルと共に溶融・混合してもよいが、最も好
ましいのはグラフト化前駆体を混線して得られた多相熱
可塑性樹脂(I)である。
すなわち、グラフト化前駆体(八)を100〜300℃
の溶融下、混練することによりグラフト化し、多相構造
熱可塑性樹脂とするものである。このときグラフト化前
駆体に別にエチレン系共重合体(8)またはビニル系(
共)重合体(C)をa合し、溶融下に混練しても多相構
造熱可塑性樹脂を得ることができる。
前記−数式 (a)および(b)で表わされるラジカル
(共)重合性有機過酸化物とは、−数式(式中、R4は
水素原子または炭素数1〜2のフルキル基、R,R7は
水素原子またはメチル基、R6は水素原子または炭素数
1〜4のアルキル基、R、RおよびR、Rはそれぞれ炭
素数 1〜4のアルキル基、R,Rloは炭素数1〜12のア
ルキル基、フェニル基、アルキル置換フェニル基または
炭素数3〜12のジクロフルキル基を示し、mは1また
は2であり、nは0.1または2である)。
にて表わされる化合物である。
一般式(a)で表わされるラジカル(共)重合性有機過
酸化物として、具体的には、t−ブチルペルオキシアク
リロイロキシエチルカーボネート、t−アミルペルオキ
シアクリロイロキシエチルカーボネート、t−ヘキシル
ベルオキシアクリロイロキシエチルカーボネーh、1,
1,3.3−テトラメチルブチルペルオキシアクリロイ
ロキシエチルカーボネート、クミルペルオキシアクリロ
イロキシエチルカーボネート、p−イソプロピルクミル
ペルオキシアクリ t−プチルペルオキシメタクリロイロキシエチルカーボ
ネート、t−アミルベルオキシメタクリロイロキシエチ
ルカーボネート、1,1,3.3−テトラメチルブチル
ペルオキシアクリロイロキシエチルカーボネート、クミ
ルベルオキシメタクリロイロキシエチルカーボネート、
p−イソブロビルクミルベルオキシメタクリロイロキシ
エチルカーボネート、t−ブチルペルオキシアクリロイ
ロキシエトキシエチルカーボネート、t−アミルペルオ
キシアクリロイ0キシエトキシエチルカーボネート、t
−へキシルペルオキシアクリDイDキシエトキシエチル
カーボネート、1,1,3.3−テトラメチルブチルペ
ルオキシアクリロイロキシエトキシ■チルカーボネート
、クミルペルオキシアクリロイロキシエトキシエチルカ
ーボネート プロピルクミルペルオキシアクリロイロキシエトキシエ
チルカーボネート、t−ブチルペルオキシメタクリロイ
0キシエトキシエチルカーボネート、t−アミルペルオ
キシアクリロイ0キシエトキシエチルカーボネート、t
−ヘキシルペルオキシメタクリロイロキシエトキシエチ
ルカーボネート、1、1,3.3−テトラメチルプチル
ベルオキシメタクリロイロキシエトキシエチルカーボネ
ート、クミルペルオキシアクリロイロキシエトキシエチ
ルカーボネート、p−イソブロビルクミルベルオキシメ
タクリロイロキシエトキシエチルカーボネート、t−ブ
チルペルオキシアクリロイロキシイソプロピルカーボネ
ート、t−アミルペルオキシアクリロイロキシイソプロ
ビルカーボネート、tヘキシルペルオキシアクリロイロ
キシイソプロピルカーボネート、1,1,3.3−テト
ラメチルブチルペルオキシアクリロイロキシイソブロビ
ルカーボネート、クミルペルオキシアクリロイロキシイ
ソプロピルカーボネート、ρーイソブロピルクミルペル
オキシアクリロイロキシイソブロピルカ−ボネート、t
−プチルベルオキシメタクリロイロキシイソプロピルカ
ーボネート、t−アミルペルオキシアクリロイロキシイ
ソプロビルカーボネート、t−へキシルベルオキシメタ
クリロイロキシイソプロビルカーボネート、1,1,3
.3−テトラメチルブチルペルオキシメタクリ0イロキ
シイソプロピルカーボネート、クミルベルオギシメタク
リロイqキシイソプロピルカーボネート、p−イソブロ
ビルクミルペルオキシメタクリロイロキシイソブロビル
カーボネートなどを例示することができる。
さらに、−数式(b)で表わされる化合物としては、t
−ブチルペルオキシアリルカーボネートt−アミルペル
オキシアリルカーボネート、t−ヘキシルペルオキシア
リルカーボネート1、1,3.3−テトラメチルブチル
ペルオキシアリルカーボネート、p−メンタンペルオキ
シアリルカーボネート ト ネ−]へ、t−アミルペルオキシメタリルカーボネート ト シアリルカーボネート、p−メンタンペルオキシメタリ
ルカーボネート、クミルベルオ主シメタリルカーボネー
ト、t−ブチルペルオキシ7リロキシエチルカーボネー
ト アリロキシニブ・ルーカーボネート、t−ブチルペルオ
キシ7リロキシエチルカーボネート、t−7ミルベルオ
キシメタリロキシエチルカーボネートt−ヘキシルペル
オキシメタリロキシ1チルカーボネート、t−ブチルペ
ルオキシアリロキシイソプロビルカーボネート、t−ア
ミルペルオキシアリ0キシイソプロピルカーボネート、
t−へキシルペルオキシアリロキシイソプロピルカーボ
ネート、t−プチルベルオキシメタリロキシイソプロビ
ルカーボネート、t−ヘキシルベルオキシメタリロキシ
イソプロビルカーボネートなどを例示できる。
中でも好ましいものは、t−ブチルペルオキシアクリロ
イロキシエチルカーボネート、t−プチルペルオキシメ
タクリロイロキシエチルカーボネート、t−ブチルペル
オキシアリルカーボネートである。
本発明においては、熱可塑性ポリエステル50〜99重
量%、好ましくは60〜95重量%が必要である。
したがって、多相構造熱可塑性樹脂は50〜1重量%、
好ましくは40〜5@行を%の割合で配合される。
熱可塑性ポリエステルが50重ω%未満では機械的強度
および耐熱性の低下を招き好ましくない。
また熱可塑性ポリエステルが99市聞%を越える場合は
、本発明の目的とする耐衝撃性改良効果が少ない。
本発明においては、前記(I>+(II)を含む樹脂成
分100重吊部に対して1〜150重世部の強化材(1
)を配合する。
前記強化材としては、粉粒状、平板状、鱗片状、針状、
球状または中空状および繊維状等の形状を有するもので
あり、具体的には硫酸カルシウム、珪酸カルシウム、ク
レー、珪藻土、タルク、アルミナ、珪砂、ガラス粉、酸
化鉄、アルミニウム、銀等の金属粉、グラフアイ1−、
炭化珪素、窒化珪素、シリカ、窒化ホウ素、窒化アルミ
ニウム、カーボンブラック等の粉粒状強化44:雲母、
ガラス板、セリサイト、パイロフライト、アルミフレー
ク等の金属箔、黒鉛等の平板状もしくは鱗片状強化材;
シラスバルーン、金属バルーン、ガラスバルーン、軽石
などの中空状強化材;ガラス繊維、炭素ll紺、グラフ
ァイト繊維、ヂタン酸カリウム等のウィスカー、アルミ
ニウム、スチール、ステンレス等の金属繊維、シリコン
カーバイト繊維、アスベスト、ウオストナイト等の鉱物
繊維等の例を挙げることができる。
これらの強化材は、1種または2種以上の混合物として
用いられる。また用途に応じて適宜使いわけられる。例
えばIII状の強化材の場合には、方向性があるために
成形品にそりを発生させる傾向にあり、一方、粉粒状の
強化材の場合には、そりが改善できても耐衝撃強度が低
下する傾向にあることから繊維状のものと粉粒状のもの
とを01用することによって両前の欠点を改良(ること
もできる。また、高温での耐衝撃性が特に要求されるよ
うな揚台には、ウィスノj−強化材を、また電気特性の
改善には、金属粉末、金属!!紺、金属−ウィスカー、
金属リボン、金属被覆粉末等の強化材を用いることがで
きる。
本発明において、強化材の配合帛が熱可塑性ポリエステ
ルと多相構造熱可塑性樹脂との合計100重吊部に対し
て 150小聞部を越えると成形品の衝撃強度の向上が
それ程なく、また1重量部未満では、衝撃強度が向上し
ないので好ましくない。
また、前記強化Iの表面は、ステアリン酸、オレイン酸
、バルミチン酸またはそれらの金属塩、パラフィンワッ
クス、ポリエチレンワックスまたはそれらの変性物、有
機シラン、有機ボラン、有機チタネート等を使用して表
面ffiJ!lを施すことが製造性の点から好ましい。
本発明の熱可塑性ポリエステル樹脂組成物は、温度15
0〜350℃、好ましくは180〜320℃のψ囲で溶
融・混合することによって製造される。上記温度が15
0未満の場合は溶融が不完全であったり、また溶融粘度
が高く、混合が不十分となり、層状剥離などが生じ好ま
しくない。また350℃を越えると樹脂の分解もしくは
ゲル化が起こり好ましくない。
溶融・混合する方法としては、バンバリーミキサ−、加
圧ニーダ−、混練押出機、二軸押出機、ロール等の通例
用いられる混線機により行うことができる。
本発明では、さらに本発明の要日を逸脱しない笥囲にお
いて、他の熱可塑性樹脂、例えばポリオレフィン系樹脂
、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、
ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリフェ
ニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂
、ポリスルホン樹脂、天然ゴム、合成ゴム、あるいは無
機難燃剤、有機難燃剤、酸化防止剤、紫外線防止剤、滑
剤、分散剤、発泡剤、架橋剤、着色剤などの添加剤を添
加しても差し支えない。
[発明の効果1 本発明の熱可塑性ポリエステル樹脂組成物は、従来のよ
うに特定の多官能性化合物や、表面処理した強化剤や特
定の形状の強化材を用いなくても、表面光沢や耐熱性を
低下させることなく、高い衝撃強度と剛性とを有するも
のである。
前記の特徴は、本発明で用いる特定の多相構造熱可塑性
樹脂の熱可塑性ポリエステルへの分散性に優れていると
同時に、強化材とのなじみにも優れているからと思われ
る。
また、本発明の熱可塑性ポリエステル樹脂組成物は、各
成分を溶融下で混合するだ番)で容易に製造できるとい
う特徴も有している。
以上のことから、本発明の熱可塑性ポリエステル樹脂組
成物は、例えば自動車部品、電子・電気部品、耐熱性容
器、■業部品などの幅広い用途に使用されつる。
E実 施 例] 以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
参考例1(多相構造熱可塑性樹脂11aの製造)容積5
1のステンレス製オートクレーブに、純水25009を
入れ、さらに懸濁剤としてポリビニルアルコール2.5
9を溶解さけた。この中にエポキシ基含有エチレン共重
合体としてエチレン/メタクリル酸グリシジル共重合体
(メタクリル酸グリシジル含有沿15重階%)[商品名
:レクスパールJ −3700J  (日本石油化学■
製)  700gを入れ、撹拌・分散した。別にラジカ
ル重合開始剤としてベンゾイルペルオキシド「商品名;
ナイパーB」(日本油脂@製)  1.59、ラジカル
く共)重合性有機過酸化物としてt−プチルペルオギシ
メタクリロイロキシエチルカーボネー1〜6913よび
分子量調整剤としてn−ドデシルメルカプタン0.64
/をビニル単量体としてのメタクリル酸メチル3009
に溶解させ、この溶液を前記オートクレーブ中に投入・
撹拌した。次いでオートクレーブを60〜65℃に昇温
し、2時間撹拌することによりラジカル重合開始剤およ
びラジカル(共)重合性有機過酸化物を含むビニル単量
体をエポキシ基含有エチレン共重合体中に含浸させた。
次いで、含浸されたビニル単量体、ラジカル(共)重合
性有機過酸化物およびラジカル重合開始剤の合計量が初
めの50手吊%以上になっていることを確認した後、温
度を80〜85℃に上げ、その温度で7時間維持して重
合を完結させ、水洗および乾燥してグラフト化前駆体を
得た。このグラフト化前駆体中のメタクリル酸メチル重
合体を酢酸エチルで抽出し、GPCにより数平均重合度
を測定したところ、700であった。
次いで、このグラフト化前駆体をラボプラストミル−軸
押し出し機〔四東洋精機製作所製〕て・200℃にて押
し出し、グラフト化反応させることにより多相構造熱可
塑性樹脂[aを得た。
この多相構造熱可塑性樹脂を走査型電子顕微鏡[商品名
、JEOL JSHT300 J  (日本電子味!!
りにより観察したところ、粒子径0.1〜042μ次の
真球状樹脂が均一に分散だ多相構造熱可塑性樹脂であっ
た。
なお、このときのメタクリル酸メチル重合体のグラフト
効率は68,8%であった。
瀧考例2(多相構造熱可塑性樹脂nbの製造)参考例1
において、ビニル単量体としてのメタクリル酸メチル単
吊体3009をスチレン300 gに変更し、分子量調
節剤としてのn−ドデシルメルカプタンを使用しなかっ
た以外は、参考例1を繰り返して多相#8造熱可塑性樹
脂mbを得た。
このときスチレン系重合体の数平均重合度は900、ま
たこの樹脂組成物中に分散している樹脂の平均粒子系は
0.3〜0.4μmであった。
参考例3(多相構造熱可塑性樹脂[Cの製造)参考例2
において、ビニル単量体としてのスチレン300 gを
溶媒とし1のベンびン3003に溶解し、さらに分子量
調節剤としてのn−ドデシルメルカプタン2.5gを添
加した以外は、参考例2を繰り返してグラフト化前駆体
を製造し、さらに多相構造熱可塑性樹脂nc @oた。
このときのスチレン重合体の数平均重合度は4.1であ
り、またこの樹脂組成物中に分散している樹脂の平均粒
子径は0.001μlI′L未満であった。
参考例4(ランダム共重合体の製造) 容積3.8gの攪拌機付反応槽に、エチレン16009
、メタクリル酸グリシジル32gおよびメタクリル酸メ
チル40gの混合物を供給し、ぞれらの全重湯に基づい
て連鎖移動剤としてn−ヘキサン2003および0.0
012重量%のラジカル重合開始剤(ジt−ブチルペル
オキシド)の存在下で、重合圧力1600KFI/〜、
反応温度170℃で反応させた。得られたエチレン/メ
タクリル酸グリシジル/メタクリル酸メチルランダム共
重合体を電子顕微鏡で観察したが、単一相構造であり本
発明のような多相構造ではなかった。
参考例5(熱可塑性樹脂ndの製造) 通常のグラフト化法により以下のようにして熱可塑性樹
脂IIdを製造した。
すなわら、参考例1で用いたエチレン/メタクリル酸グ
リシジル共重合体950gと、メタクリル酸メチル50
gにジクミルペルオキシド[商品名:パークミルDI 
 (日本油脂■製)  0.59を溶した混合溶液とを
高速Uん断ミキサーにて、常温で5分間混ぜた後、押出
機で200℃にて押し出し、グラフト化反応させること
により、熱可塑性樹脂を得た。この熱可塑性樹脂を電子
顕微鏡で観察した結果、多相構造ではなく、単一相構造
であった。
参考例6(ブレンド物の製造) 参考例1において使用したエポキシ基含有エチレン共虫
合体にポリメタクリル酸メチル「商品名ニアクリベット
MDJ  (三菱レイヨン@Jl)を30重世%配合し
、250℃で溶融下で混合した。このブレンド物を電子
顕微鏡で12察した結果、ポリメタクリル酸メチルの分
散粒子は10μmよりはるかに大きな粒子径を有するも
のであった。
実施例1〜6 固有粘(、f2.2dl/ gのポリエチレンテレフタ
レートの吊を第1表のように変え、参考例1で得た多相
構造熱可塑性樹脂flaの山を第1表のように変え、長
さ4mのガラスJIIltおよび/または平均粒径60
μmのガラスピーズ30型開部とトライブレンドし、2
50℃に設定したプラストミル−軸押し出し機〔−東洋
精機製作所製)により混合した。
次いで250℃に設定した射出成形機でそれぞれの試験
片を作成し、25℃下におけるノツチ付きアイゾツト衝
撃強度、18.6Ng/cIi荷重下の熱変形温度を、
次の試験法で測定した。
(1)  アイゾツト衝撃値(ノツチ付さ)JIS  
K7110 (2)  荷重たわみ一度 JIS  K7207 なお、試料作成時に、試料表面を目視で観察して表面光
沢について判定した。判定基準は次のとおりである。
01表面の光沢が均一である へ二表面の光沢に不均一な部分がある ×:表面に光沢がないかまたは強化材が表面に浮き出て
いるもの それぞれの測定結果を第1表に示す。
第 表 (重量部) 比較例1〜6 実施例2〜6において、ガラス繊維を添加しない(比較
例1)か、または多相構造熱可塑性樹脂(Ila)の代
わりにエチレン/メタクリル酸グリシジル共重合体(商
品名:レクスパールJ −3700)〔日本石油化学■
製〕を用いる(比較例2および4〜6)か、または前記
共重合体と組合せて多官能性化合物としてエポキシ化合
物(商品名:エビコート819)  (シェル石油化学
@製)を用いた(比較例3)以外は第2表の組成で、実
施例1〜6に準じて試験片を作成し、同じ試験を行なっ
た。
それぞれの試験結果を第2表に示す。
(以下余白) 第1表と第2表に示される試験結果から明らかなように
、多相構造熱可塑性樹脂(Ila)を含む実施例1〜6
では、表面光沢が優れているのに対し、従来技術のよう
にエチレン/メタクリル酸グリシジル共重合体を含む比
較例2〜6では、多官能性化合物との組合せで若干表面
光沢が改良されるものの、この化合物を含まないものは
表面光沢が悪い。
また、実施例の組成は対応する比較例と較べ、衝撃強度
や耐熱性に優れている。
実施例7〜12 ポリエチレンテレフタレートを固有粘度1,9dl/ 
9のポリブチレンテレフタレートに変更した以外は第3
表に示される組成で実施例1〜6に準じて試験片を作成
し、同じ試験を行なった。
それぞれの試験結果を第3表に示す。
(以下余白) (重量部) (重量部) 比較例7〜12 ポリエチレンテレフタレートをポリブチレンテレフタレ
ートに変更した以外は、比較例1〜6に準じて試験片を
作成し、実施例1〜6と同じ試験を行なった。
それぞれの試験結果を第4表に示す。
(以下余白) 第3表と第4表に示される試験結果から明らかなように
、多相構造熱可塑性樹脂< II b)のmが多すぎて
も(比較例7)、少なすぎても(比較例8)′#4衝撃
性と耐熱性を改良することができない。
また多相構造熱可塑性樹脂の代わりに従来技術のエチレ
ン/メタクリル酸グリシジル共重合体と多官能性化合物
と組合せたもの(比較例9および10)や、多官能性化
合物を含まないもの(比較例10および11)は、実施
例(7〜12)と較べ、耐衝撃性、耐熱性および表面光
沢が悪い。
実施例13〜11 強化材の秤類と旧を第5表のように変更した以外は実施
例1〜6に準じて試験片を作成し、同じ試験を行なった
それぞれの試験結果を第5表に示す。
(以下余白) (重量部) 実施例4で使用したガラスピーズをエポキシシランで姶
埋したもの 比較例13〜18 多相構造熱可塑性樹脂(Ila)の代わりに参考例で製
造した各種の樹脂を用いた以外は実施例13〜17に準
じて試験片を作成し、同じ試験を行なった。
それぞれの試験結果を第6表に示す。
(以下余白) * 第5表と同じ ** 繊維長15μyrt、m組径0.3μmのウィス
カー第5表と第6表に示される試験結果から明らかなよ
うに、多相構造熱可塑性樹脂を用いても、その分散粒径
が小さすぎると(比較例13)、表面光沢がよくても耐
衝撃性および耐熱性が実施例13・〜17に較べて悲く
、またその分散粒径が大きすぎても(比較例16および
+7) tN衝撃性、耐熱性および表面光沢が悪い。ま
た単一相構造熱可塑性樹脂を用いたもの(比較例14.
15および18)も同様に耐衝撃性、耐熱性J3よび表
面光沢が悪い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ( I )熱可塑性ポリエステル50〜99重量%、(II
    )エチレンおよび不飽和グリシジル基含有単量体からな
    るエチレン系共重合体5〜95重量部と、少なくとも1
    種のビニル単量体から得られるビニル系(共)重合体9
    5〜5重量部とからなり、一方の(共)重合体が粒子径
    0.001〜10μmの分散相を形成している多相構造
    熱可塑性樹脂50〜1重量%、 および、上記( I )+(II)100重量部に対して、
    (III)強化材1〜150重量部 を含む熱可塑性ポリエステル樹脂組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106519410A (zh) * 2016-10-28 2017-03-22 常州大学怀德学院 一种高性能lldpe/pet微纤增强共混物的制备方法
CN106519387A (zh) * 2016-10-28 2017-03-22 常州大学怀德学院 一种高性能ldpe/pet微纤增强共混物的制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106519410A (zh) * 2016-10-28 2017-03-22 常州大学怀德学院 一种高性能lldpe/pet微纤增强共混物的制备方法
CN106519387A (zh) * 2016-10-28 2017-03-22 常州大学怀德学院 一种高性能ldpe/pet微纤增强共混物的制备方法

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