JPH0219631Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0219631Y2 JPH0219631Y2 JP1985180387U JP18038785U JPH0219631Y2 JP H0219631 Y2 JPH0219631 Y2 JP H0219631Y2 JP 1985180387 U JP1985180387 U JP 1985180387U JP 18038785 U JP18038785 U JP 18038785U JP H0219631 Y2 JPH0219631 Y2 JP H0219631Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parking brake
- brake lever
- outer casing
- inner cable
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Arrangements (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案はパーキングブレーキ付デイスクブレー
キの改良に関するものである。
キの改良に関するものである。
従来技術
パーキングブレーキレバーを備え、可撓性のア
ウタケーシングとそのアウタケーシング内に軸方
向の移動可能に縦通させられたインナケーブルと
を備えた操作力伝達装置を介して伝達された操作
力により前記パーキングブレーキレバーが回動さ
せられてブレーキが作動させられる形式のパーキ
ングブレーキ付デイスクブレーキが知られてい
る。
ウタケーシングとそのアウタケーシング内に軸方
向の移動可能に縦通させられたインナケーブルと
を備えた操作力伝達装置を介して伝達された操作
力により前記パーキングブレーキレバーが回動さ
せられてブレーキが作動させられる形式のパーキ
ングブレーキ付デイスクブレーキが知られてい
る。
かかるパーキングブレーキ付デイスクブレーキ
においては、通常、操作力伝達装置のアウタケー
シングは一端部がデイスクブレーキのキヤリパ
に、他端部が湾曲させられた状態で車体に固定さ
れているとともに、アウタケーシングの一端部か
ら突き出したインナケーブルがキヤリパに回動可
能に取り付けられたパーキングブレーキレバーの
先端に連結されている。そして、パーキングブレ
ーキ操作に伴つてアウタケーシングの内部を縦通
するインナケーブルが引き込まれると、パーキン
グブレーキレバーが回動させられてパツドが押圧
され、これにより、パーキングブレーキ力が得ら
れるようになつている。
においては、通常、操作力伝達装置のアウタケー
シングは一端部がデイスクブレーキのキヤリパ
に、他端部が湾曲させられた状態で車体に固定さ
れているとともに、アウタケーシングの一端部か
ら突き出したインナケーブルがキヤリパに回動可
能に取り付けられたパーキングブレーキレバーの
先端に連結されている。そして、パーキングブレ
ーキ操作に伴つてアウタケーシングの内部を縦通
するインナケーブルが引き込まれると、パーキン
グブレーキレバーが回動させられてパツドが押圧
され、これにより、パーキングブレーキ力が得ら
れるようになつている。
考案が解決すべき問題点
しかしながら、かかるパーキングブレーキ付デ
イスクブレーキにおいて、充分なパーキングブレ
ーキ力を得るためにはパーキングブレーキレバー
の回動中心とインナケーブルにより操作力が加え
られる部分との間の距離を大きく確保する必要が
あるが、それに伴つてブレーキ操作ストロークが
増大するため、ブレーキ操作ストロークを維持し
つつ充分なパーキングブレーキ力を得ることは必
ずしも容易なことではなかつた。
イスクブレーキにおいて、充分なパーキングブレ
ーキ力を得るためにはパーキングブレーキレバー
の回動中心とインナケーブルにより操作力が加え
られる部分との間の距離を大きく確保する必要が
あるが、それに伴つてブレーキ操作ストロークが
増大するため、ブレーキ操作ストロークを維持し
つつ充分なパーキングブレーキ力を得ることは必
ずしも容易なことではなかつた。
これに対し、たとえば特開昭54−12074号公報
の第4図に示されているように、共通のピンによ
りそれぞれ枢着されて鋏型を成す一対のレバーの
うちの一方のレバーの一端部にインナケーブルの
端部を連結し且つその一方のレバーの一端部と相
対向する他方のレバーの一端部にアウタケーシン
グの端部を連結するようにすれば、インナケーブ
ルを引き込むことにより一方のレバーが作用方向
へ回動させられ且つアウタケーシングに生じた反
力により他方のレバーも作用方向へ回動させられ
るため、インナケーブルが連結された前記一方の
レバーの一端部と前記ピンとの間の距離およびイ
ンナケーブルの操作ストロークが比較的小さくて
もレバーの作用力が好適に得られると考えられる
が、この場合には、前記他方のレバーの一端部に
対するアウタケーシングの反力の作用方向はその
他方のレバーの長手方向に対して比較的大きく傾
斜することが避け難いため、アウタケーシングの
反力のロスが大きくなつて他方のレバーの作用方
向への回動力を充分に得難い。
の第4図に示されているように、共通のピンによ
りそれぞれ枢着されて鋏型を成す一対のレバーの
うちの一方のレバーの一端部にインナケーブルの
端部を連結し且つその一方のレバーの一端部と相
対向する他方のレバーの一端部にアウタケーシン
グの端部を連結するようにすれば、インナケーブ
ルを引き込むことにより一方のレバーが作用方向
へ回動させられ且つアウタケーシングに生じた反
力により他方のレバーも作用方向へ回動させられ
るため、インナケーブルが連結された前記一方の
レバーの一端部と前記ピンとの間の距離およびイ
ンナケーブルの操作ストロークが比較的小さくて
もレバーの作用力が好適に得られると考えられる
が、この場合には、前記他方のレバーの一端部に
対するアウタケーシングの反力の作用方向はその
他方のレバーの長手方向に対して比較的大きく傾
斜することが避け難いため、アウタケーシングの
反力のロスが大きくなつて他方のレバーの作用方
向への回動力を充分に得難い。
また、アウタケーシングおよびその内部を縦通
するインナケーブルを有する操作力伝達装置によ
り回動させられるパーキングブレーキレバーの回
動軸がそのパーキングブレーキレバーに一体的に
設けられており、その操作力伝達装置の操作力が
パーキングブレーキレバーの回動軸の回転力に変
換され、その回転力に基づいてブレーキが作動さ
せられる形式のパーキングブレーキ付デイスクブ
レーキにおいては、パーキングブレーキレバーの
回動軸の回転力を増大させるために、上述のよう
に回動軸に鋏型を成す一対のレバーを設けてそれ
ら一対のレバーの相対向する一端部にインナケー
ブルおよびアウタケーシングを連結する構成を採
用することはできない。
するインナケーブルを有する操作力伝達装置によ
り回動させられるパーキングブレーキレバーの回
動軸がそのパーキングブレーキレバーに一体的に
設けられており、その操作力伝達装置の操作力が
パーキングブレーキレバーの回動軸の回転力に変
換され、その回転力に基づいてブレーキが作動さ
せられる形式のパーキングブレーキ付デイスクブ
レーキにおいては、パーキングブレーキレバーの
回動軸の回転力を増大させるために、上述のよう
に回動軸に鋏型を成す一対のレバーを設けてそれ
ら一対のレバーの相対向する一端部にインナケー
ブルおよびアウタケーシングを連結する構成を採
用することはできない。
問題点を解決するための手段
本考案は以上の事情を背景として為されたもの
であつて、その目的とするところは、アウタケー
シングおよびその内部を縦通するインナケーブル
を有する操作力伝達装置の操作力によりパーキン
グブレーキレバーが回動させられるに伴つてその
パーキングブレーキレバーの回動軸に生じた回転
力に基づいてブレーキが作動させられる形式のパ
ーキングブレーキ付デイスクブレーキにおいて、
アウタケーシングの反力を好適に利用して回動軸
の回転力を一層大きく確保することにある。斯か
る目的を達成するために、本考案の要旨とすると
ころは、回動軸と、その回動軸に軸回りの相対回
転不能に設けられたパーキングブレーキレバーと
を備え、可撓性のアウタケーシングとそのアウタ
ケーシング内に軸方向の移動可能に縦通させられ
たインナケーブルとを有する操作力伝達装置を介
して伝達された操作力により前記パーキングブレ
ーキレバーが回動させられるに伴つて前記回動軸
に生じた回転力に基づいてブレーキが作動させら
れる形式のパーキングブレーキ付デイスクブレー
キにおいて、中間部分を回動中心とする長手状パ
ーキングブレーキレバーの一端部と前記アウタケ
ーシングの端部とを、そのパーキングブレーキレ
バーと略直角を成す状態で相対距離固定に連結す
る連結部材を設ける一方、そのパーキングブレー
キレバーの他端部に前記インナケーブルを連結し
たことにある。
であつて、その目的とするところは、アウタケー
シングおよびその内部を縦通するインナケーブル
を有する操作力伝達装置の操作力によりパーキン
グブレーキレバーが回動させられるに伴つてその
パーキングブレーキレバーの回動軸に生じた回転
力に基づいてブレーキが作動させられる形式のパ
ーキングブレーキ付デイスクブレーキにおいて、
アウタケーシングの反力を好適に利用して回動軸
の回転力を一層大きく確保することにある。斯か
る目的を達成するために、本考案の要旨とすると
ころは、回動軸と、その回動軸に軸回りの相対回
転不能に設けられたパーキングブレーキレバーと
を備え、可撓性のアウタケーシングとそのアウタ
ケーシング内に軸方向の移動可能に縦通させられ
たインナケーブルとを有する操作力伝達装置を介
して伝達された操作力により前記パーキングブレ
ーキレバーが回動させられるに伴つて前記回動軸
に生じた回転力に基づいてブレーキが作動させら
れる形式のパーキングブレーキ付デイスクブレー
キにおいて、中間部分を回動中心とする長手状パ
ーキングブレーキレバーの一端部と前記アウタケ
ーシングの端部とを、そのパーキングブレーキレ
バーと略直角を成す状態で相対距離固定に連結す
る連結部材を設ける一方、そのパーキングブレー
キレバーの他端部に前記インナケーブルを連結し
たことにある。
作用および考案の効果
このようにすれば、上記のような形成のパーキ
ングブレーキ付デイスクブレーキにおいて、パー
キングブレーキレバーのインナケーブルが連結さ
れた側と反対側の端部とアウタケーシングの端部
とが連結部材により相対距離固定に連結されてい
るので、インナケーブルが引き込まれると、その
インナケーブルによりパーキングブレーキレバー
がパーキングブレーキ作動方向へ回動させられる
とともに、インナケーブルの引込みに伴つてアウ
タケーシングに生じた反力が連結部材を介してパ
ーキングブレーキレバーのインナケーブル側と反
対側の端部に伝達され、この反力によつてもパー
キングブレーキレバーがパーキングブレーキ作動
方向へ回動させられるため、パーキングブレーキ
レバーの回動軸を間にして互いに反対側に位置す
る二箇所に略偶力となる力が作用させられつつパ
ーキングブレーキレバーがブレーキ作動方向へ回
動させられることとなる。これにより、パーキン
グブレーキレバーの回動軸とインナケーブルが連
結された部分との間の距離やインナケーブルの操
作ストローク等を小さくしても回動軸の回転力す
なわちパーキングブレーキ力を大きく確保するこ
とができるとともに、ブレーキ効率が一層向上す
る。
ングブレーキ付デイスクブレーキにおいて、パー
キングブレーキレバーのインナケーブルが連結さ
れた側と反対側の端部とアウタケーシングの端部
とが連結部材により相対距離固定に連結されてい
るので、インナケーブルが引き込まれると、その
インナケーブルによりパーキングブレーキレバー
がパーキングブレーキ作動方向へ回動させられる
とともに、インナケーブルの引込みに伴つてアウ
タケーシングに生じた反力が連結部材を介してパ
ーキングブレーキレバーのインナケーブル側と反
対側の端部に伝達され、この反力によつてもパー
キングブレーキレバーがパーキングブレーキ作動
方向へ回動させられるため、パーキングブレーキ
レバーの回動軸を間にして互いに反対側に位置す
る二箇所に略偶力となる力が作用させられつつパ
ーキングブレーキレバーがブレーキ作動方向へ回
動させられることとなる。これにより、パーキン
グブレーキレバーの回動軸とインナケーブルが連
結された部分との間の距離やインナケーブルの操
作ストローク等を小さくしても回動軸の回転力す
なわちパーキングブレーキ力を大きく確保するこ
とができるとともに、ブレーキ効率が一層向上す
る。
しかも、連結部材とパーキングブレーキレバー
とは略直角を成しているため、アウタケーシング
から連結部材を介してパーキングブレーキレバー
に伝達される反力のロスが少なく、連結部材の回
転力増大に一層好適に寄与し得る。
とは略直角を成しているため、アウタケーシング
から連結部材を介してパーキングブレーキレバー
に伝達される反力のロスが少なく、連結部材の回
転力増大に一層好適に寄与し得る。
実施例
以下、本考案の一実施例を示す図面に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は本考案が適用されたパーキングブレー
キ付デイスクブレーキの概要図であつて、車輪等
と共に回転可能に設けられたデイスクロータ10
の外周部にはキヤリパ12がデイスクロータ10
をその厚み方向に跨いだ状態でかつ非回転部材
(図示せず)に固定されたトルクプレート14に
突設された図示しない一対のスライドピンにより
浮動可能に支持されている。キヤリパ12は、シ
リンダ部16と、そのシリンダ部16の一端であ
つてデイスクロータ10の外周側に位置する部分
からその軸心と平行な方向に延び出す連結部18
と、その連結部18の先端部においてシリンダ部
16の軸心と略直角な方向であつてデイスクロー
タ10の径方向内側に向かつて延び出す爪部20
とを備えている。シリンダ部16の内部にはピス
トン22が摺動可能に嵌合されている。ピストン
22と爪部20との間には一対のパツド24,2
6がデイスクロータ10を間に挟んだ状態で配設
されており、一方のパツド24は前記トルクプレ
ート14上においてピストン22の軸心方向の移
動可能に支持されているとともに、他方のパツド
26は爪部20によりピストン22の軸心方向の
移動可能に支持されている。
キ付デイスクブレーキの概要図であつて、車輪等
と共に回転可能に設けられたデイスクロータ10
の外周部にはキヤリパ12がデイスクロータ10
をその厚み方向に跨いだ状態でかつ非回転部材
(図示せず)に固定されたトルクプレート14に
突設された図示しない一対のスライドピンにより
浮動可能に支持されている。キヤリパ12は、シ
リンダ部16と、そのシリンダ部16の一端であ
つてデイスクロータ10の外周側に位置する部分
からその軸心と平行な方向に延び出す連結部18
と、その連結部18の先端部においてシリンダ部
16の軸心と略直角な方向であつてデイスクロー
タ10の径方向内側に向かつて延び出す爪部20
とを備えている。シリンダ部16の内部にはピス
トン22が摺動可能に嵌合されている。ピストン
22と爪部20との間には一対のパツド24,2
6がデイスクロータ10を間に挟んだ状態で配設
されており、一方のパツド24は前記トルクプレ
ート14上においてピストン22の軸心方向の移
動可能に支持されているとともに、他方のパツド
26は爪部20によりピストン22の軸心方向の
移動可能に支持されている。
ピストン22の頂壁27の中央部には、第2図
に示すように、雌ねじ穴28を有する突部29が
軸心方向において一体に形成されており、その突
部29はシリンダ部16の底壁31にシリンダ部
16の軸心方向に形成された貫通穴33内に摺動
可能に嵌め入れられている。突部29の雌ねじ穴
28には頭部にアジヤストホイール35を有する
調節ボルト37が相対回転可能に螺合されてお
り、その頭部側は底壁31から所定寸法突出させ
られている。
に示すように、雌ねじ穴28を有する突部29が
軸心方向において一体に形成されており、その突
部29はシリンダ部16の底壁31にシリンダ部
16の軸心方向に形成された貫通穴33内に摺動
可能に嵌め入れられている。突部29の雌ねじ穴
28には頭部にアジヤストホイール35を有する
調節ボルト37が相対回転可能に螺合されてお
り、その頭部側は底壁31から所定寸法突出させ
られている。
シリンダ部16の底壁31には、第1図および
第2図に示すように、一対の支持部30(他方は
図示せず)がシリンダ部16の軸心と平行な方向
に突設されており、その一対の支持部30には図
示しないブツシユおよびニードルベアリング等を
介して回動軸32が回転可能に支持されている。
回動軸32の長手方向中央部にはカム溝39が形
成されており、そのカム溝39と調節ボルト37
の頭部先端面の中央部との間には棒状のトグル4
1が介装されている。回動軸32の一端部には長
手板状を成すパーキングブレーキレバー34がそ
の中間部分において一体的に固着されており、そ
の中間部分にはパーキングブレーキレバー34の
長手方向と略直角な方向であつてかつ回動軸32
と直角な方向へ所定距離突き出す突起36が形成
されている。また、一方の支持部30とトグル4
1との間には全体として略円板状の調節部材43
が回動軸32に一体的に設けられており、その一
部がアジヤストホイール35と係合させられてい
る。
第2図に示すように、一対の支持部30(他方は
図示せず)がシリンダ部16の軸心と平行な方向
に突設されており、その一対の支持部30には図
示しないブツシユおよびニードルベアリング等を
介して回動軸32が回転可能に支持されている。
回動軸32の長手方向中央部にはカム溝39が形
成されており、そのカム溝39と調節ボルト37
の頭部先端面の中央部との間には棒状のトグル4
1が介装されている。回動軸32の一端部には長
手板状を成すパーキングブレーキレバー34がそ
の中間部分において一体的に固着されており、そ
の中間部分にはパーキングブレーキレバー34の
長手方向と略直角な方向であつてかつ回動軸32
と直角な方向へ所定距離突き出す突起36が形成
されている。また、一方の支持部30とトグル4
1との間には全体として略円板状の調節部材43
が回動軸32に一体的に設けられており、その一
部がアジヤストホイール35と係合させられてい
る。
かかるデイスクブレーキのパーキングブレーキ
操作時においては、パーキングブレーキレバー3
4が第2図において右まわりに回動させられる
と、回動軸32の回転に伴うカム溝39の回転変
位に応じてトグル41がパツド24に接近する方
向(第2図中右方向)へ押し出され、その推力が
調節ボルト37を介して突部29に伝達されてピ
ストン22が押し出される。これにより、一方の
パツド24がデイスクロータ10の一面に押し付
けられるとともに、その反力でキヤリパ12がピ
ストン22とは反対の方向へ相対移動させられて
爪部20により他方のパツド26がデイスクロー
タ10の他面に押し付けられ、デイスクロータ1
0が一対のパツド24,26により所定の押圧力
にて狭圧されてその回転が抑制される。なお、パ
ツド24,26が摩耗してパーキングブレーキレ
バー34の回動量が予め定められた回動量を超え
たときには、調節ボルト37、アジヤストホイー
ル35、および調節部材43等の作動に基づい
て、パーキングブレーキレバー34の回動量がそ
の回動操作に伴つて自動的に調節されるのである
が、本考案の理解に直接必要ではないため詳細な
説明は省略する。
操作時においては、パーキングブレーキレバー3
4が第2図において右まわりに回動させられる
と、回動軸32の回転に伴うカム溝39の回転変
位に応じてトグル41がパツド24に接近する方
向(第2図中右方向)へ押し出され、その推力が
調節ボルト37を介して突部29に伝達されてピ
ストン22が押し出される。これにより、一方の
パツド24がデイスクロータ10の一面に押し付
けられるとともに、その反力でキヤリパ12がピ
ストン22とは反対の方向へ相対移動させられて
爪部20により他方のパツド26がデイスクロー
タ10の他面に押し付けられ、デイスクロータ1
0が一対のパツド24,26により所定の押圧力
にて狭圧されてその回転が抑制される。なお、パ
ツド24,26が摩耗してパーキングブレーキレ
バー34の回動量が予め定められた回動量を超え
たときには、調節ボルト37、アジヤストホイー
ル35、および調節部材43等の作動に基づい
て、パーキングブレーキレバー34の回動量がそ
の回動操作に伴つて自動的に調節されるのである
が、本考案の理解に直接必要ではないため詳細な
説明は省略する。
パーキングブレーキレバー34の両端部には、
アウタケーシング38、インナケーブル40、キ
ヤツプ42、押圧部材44等から成る操作力伝達
装置が連結されている。アウタケーシング38は
可撓性かつ非圧縮性の部材にて構成されており、
車体46において一部がクランプされているとと
もに湾曲させられた状態で配設されている。な
お、第1図においては理解を容易とするために、
アウタケーシング38およびインナケーブル40
の湾曲方向は所定角度回転して示されている。イ
ンナケーブル40はアウタケーシング38の内部
に軸方向の移動可能に縦通させられており、イン
ナケーブル40の一端部は図示しないパーキング
ハンドルあるいはパーキングペダル等に連結され
ているとともにその他端部はパーキングブレーキ
レバー34の一方の端部に回動可能に連結されて
いる。アウタケーシング38の先端部には全体と
してY字状を成すキヤツプ42が設けられてお
り、キヤツプ42はインナケーブル40が縦通さ
せられる第1部分48およびその第1部分48の
長手方向略中央部から所定角度を成して突き出す
第2部分50を有している。押圧部材44は非圧
縮性の部材にて構成されており、その一端部がキ
ヤツプ42の第2部分50に固定されているとと
もに他端部がコネクタ52を介してパーキングブ
レーキレバー34の他方の端部に回動可能に連結
されており、パーキングブレーキレバー34と押
圧部材44とは互いに略直角を成している。これ
により、アウタケーシング38の先端部がパーキ
ングブレーキレバー34の他方の端部に一定距離
離隔させられた状態で相対距離固定に取り付けら
れている。本実施例においては、上記押圧部材4
4が連結部材を構成している。ここで、前記一定
距離は、インナケーブル40が引き込まれたとき
において、パーキングブレーキレバー34の一方
の端部とアウタケーシング38の先端部との距離
と略等しくなるように、より望ましくは、パーキ
ングブレーキレバー34の両端部およびアウタケ
ーシング38の先端部の三点によつてアウターケ
ーシング38の先端を頂点とする2等辺三角形が
形成されるように決定される。また、キヤツプ4
2と車体46に固定された掛止部材56との間に
は、アウタケーシング38等をパーキングブレー
キレバー34から離隔する方向へ常時付勢するス
プリング58が張設されている。支持部30には
シリンダ部16の軸心と平行な方向に突き出す突
出部60が一体的に設けられており、その突出部
60の先端部とパーキングブレーキレバー34の
押圧部材44が連結されている側の端部近傍との
間にはパーキングブレーキレバー34をブレーキ
非操作方向へ常時付勢するリターンスプリング6
2が張設されているとともに、支持部30にはパ
ーキングブレーキレバー34の所定量以上の戻り
を突起36との当接に基づいて阻止するストツパ
64が設けられている。
アウタケーシング38、インナケーブル40、キ
ヤツプ42、押圧部材44等から成る操作力伝達
装置が連結されている。アウタケーシング38は
可撓性かつ非圧縮性の部材にて構成されており、
車体46において一部がクランプされているとと
もに湾曲させられた状態で配設されている。な
お、第1図においては理解を容易とするために、
アウタケーシング38およびインナケーブル40
の湾曲方向は所定角度回転して示されている。イ
ンナケーブル40はアウタケーシング38の内部
に軸方向の移動可能に縦通させられており、イン
ナケーブル40の一端部は図示しないパーキング
ハンドルあるいはパーキングペダル等に連結され
ているとともにその他端部はパーキングブレーキ
レバー34の一方の端部に回動可能に連結されて
いる。アウタケーシング38の先端部には全体と
してY字状を成すキヤツプ42が設けられてお
り、キヤツプ42はインナケーブル40が縦通さ
せられる第1部分48およびその第1部分48の
長手方向略中央部から所定角度を成して突き出す
第2部分50を有している。押圧部材44は非圧
縮性の部材にて構成されており、その一端部がキ
ヤツプ42の第2部分50に固定されているとと
もに他端部がコネクタ52を介してパーキングブ
レーキレバー34の他方の端部に回動可能に連結
されており、パーキングブレーキレバー34と押
圧部材44とは互いに略直角を成している。これ
により、アウタケーシング38の先端部がパーキ
ングブレーキレバー34の他方の端部に一定距離
離隔させられた状態で相対距離固定に取り付けら
れている。本実施例においては、上記押圧部材4
4が連結部材を構成している。ここで、前記一定
距離は、インナケーブル40が引き込まれたとき
において、パーキングブレーキレバー34の一方
の端部とアウタケーシング38の先端部との距離
と略等しくなるように、より望ましくは、パーキ
ングブレーキレバー34の両端部およびアウタケ
ーシング38の先端部の三点によつてアウターケ
ーシング38の先端を頂点とする2等辺三角形が
形成されるように決定される。また、キヤツプ4
2と車体46に固定された掛止部材56との間に
は、アウタケーシング38等をパーキングブレー
キレバー34から離隔する方向へ常時付勢するス
プリング58が張設されている。支持部30には
シリンダ部16の軸心と平行な方向に突き出す突
出部60が一体的に設けられており、その突出部
60の先端部とパーキングブレーキレバー34の
押圧部材44が連結されている側の端部近傍との
間にはパーキングブレーキレバー34をブレーキ
非操作方向へ常時付勢するリターンスプリング6
2が張設されているとともに、支持部30にはパ
ーキングブレーキレバー34の所定量以上の戻り
を突起36との当接に基づいて阻止するストツパ
64が設けられている。
このように構成されたパーキングブレーキ付デ
イスクブレーキのパーキングブレーキ操作時にお
いては、インナケーブル40が引き込まれると、
その反力でアウタケーシング38の先端部がイン
ナケーブル40の先端に向かつて移動させられる
ので、アウタケーシング38の先端部が押圧部材
44等を介して相対距離固定に取り付けられたパ
ーキングブレーキレバー34の他方の端部(図中
の上端部)にもブレーキ操作方向の力が加えられ
る。これにより、パーキングブレーキレバー34
の回動軸32を間にして互いに反対側に位置する
両端部に略偶力となるブレーキ操作力がそれぞれ
作用させられるので、パーキングブレーキレバー
34の回動軸32とインナケーブル40が連結さ
れた部分との間の距離やインナケーブル40の操
作ストローク等が比較的小さい場合であつても、
回動軸32には従来に比べて一層大きい回転力が
得られる。この結果、ピストン22にトグル41
等を介して従来に比べて一層大きい推力が伝達さ
れ、充分なパーキングブレーキ力が得られるとと
もに、ブレーキ効率が一層向上する。
イスクブレーキのパーキングブレーキ操作時にお
いては、インナケーブル40が引き込まれると、
その反力でアウタケーシング38の先端部がイン
ナケーブル40の先端に向かつて移動させられる
ので、アウタケーシング38の先端部が押圧部材
44等を介して相対距離固定に取り付けられたパ
ーキングブレーキレバー34の他方の端部(図中
の上端部)にもブレーキ操作方向の力が加えられ
る。これにより、パーキングブレーキレバー34
の回動軸32を間にして互いに反対側に位置する
両端部に略偶力となるブレーキ操作力がそれぞれ
作用させられるので、パーキングブレーキレバー
34の回動軸32とインナケーブル40が連結さ
れた部分との間の距離やインナケーブル40の操
作ストローク等が比較的小さい場合であつても、
回動軸32には従来に比べて一層大きい回転力が
得られる。この結果、ピストン22にトグル41
等を介して従来に比べて一層大きい推力が伝達さ
れ、充分なパーキングブレーキ力が得られるとと
もに、ブレーキ効率が一層向上する。
また、本実施例によれば、押圧部材44とパー
キングブレーキレバー34とは互いに略直角を成
しているため、アウタケーシング38から押圧部
材44を介してパーキングブレーキレバー34に
伝達される反力のロスが少なくて済み、回動軸3
2の回転力増大に一層好適に寄与し得る。そし
て、このように、アウタケーシング38の反力を
好適に利用してパーキングブレーキ力を増大させ
ることの効果は、ドラムブレーキに比べて制動力
が小さいデイスクブレーキにおいては一層大きな
ものである。
キングブレーキレバー34とは互いに略直角を成
しているため、アウタケーシング38から押圧部
材44を介してパーキングブレーキレバー34に
伝達される反力のロスが少なくて済み、回動軸3
2の回転力増大に一層好適に寄与し得る。そし
て、このように、アウタケーシング38の反力を
好適に利用してパーキングブレーキ力を増大させ
ることの効果は、ドラムブレーキに比べて制動力
が小さいデイスクブレーキにおいては一層大きな
ものである。
なお、前述の実施例においては、押圧部材44
およびコネクタ52等を介してアウタケーシング
38に生ずる反力がパーキングブレーキレバー3
4に伝達されるようになつているが、必ずしもそ
のように構成する必要はなく、たとえば、キヤツ
プ42の第2部分50を一層長く形成してその先
端部をパーキングブレーキレバー34の他方の端
部に直接取り付けるようにすることも可能であ
る。
およびコネクタ52等を介してアウタケーシング
38に生ずる反力がパーキングブレーキレバー3
4に伝達されるようになつているが、必ずしもそ
のように構成する必要はなく、たとえば、キヤツ
プ42の第2部分50を一層長く形成してその先
端部をパーキングブレーキレバー34の他方の端
部に直接取り付けるようにすることも可能であ
る。
また、前述の実施例においては、デイスクロー
タ10の一方の側にピストン22等が配設される
形式のキヤリパ12を備えたパーキングブレーキ
付デイスクブレーキについて説明したが、本考案
はピストン22等がデイスクロータ10の両側に
配設される形式のキヤリパ等を備えたパーキング
ブレーキ付デイスクブレーキに適用することも可
能である。
タ10の一方の側にピストン22等が配設される
形式のキヤリパ12を備えたパーキングブレーキ
付デイスクブレーキについて説明したが、本考案
はピストン22等がデイスクロータ10の両側に
配設される形式のキヤリパ等を備えたパーキング
ブレーキ付デイスクブレーキに適用することも可
能である。
その他、本考案はその趣旨を逸脱しない範囲に
おいて種々変更が加えられ得るものである。
おいて種々変更が加えられ得るものである。
第1図は本考案が適用されたパーキングブレー
キ付デイスクブレーキの概要図である。第2図は
第1図におけるキヤリパの要部を示す背面断面図
である。 32:回動軸、34:パーキングブレーキレバ
ー、38:アウタケーシング、40:インナケー
ブル、44:押圧部材(連結部材)。
キ付デイスクブレーキの概要図である。第2図は
第1図におけるキヤリパの要部を示す背面断面図
である。 32:回動軸、34:パーキングブレーキレバ
ー、38:アウタケーシング、40:インナケー
ブル、44:押圧部材(連結部材)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 回動軸と、該回動軸に軸回りの相対回転不能に
設けられたパーキングブレーキレバーとを備え、
可撓性のアウタケーシングと該アウタケーシング
内に軸方向の移動可能に縦通させられたインナケ
ーブルとを有する操作力伝達装置を介して伝達さ
れた操作力により前記パーキングブレーキレバー
が回動させられるに伴つて前記回動軸に生じた回
転力に基づいてブレーキが作動させられる形式の
パーキングブレーキ付デイスクブレーキにおい
て、 中間部分を回動中心とする長手状パーキングブ
レーキレバーの一端部と前記アウタケーシングの
端部とを、該パーキングブレーキレバーと略直角
を成す状態で相対距離固定に連結する連結部材を
設ける一方、該パーキングブレーキレバーの他端
部に前記インナケーブルを連結したことを特徴と
するパーキングブレーキ付デイスクブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985180387U JPH0219631Y2 (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985180387U JPH0219631Y2 (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6289541U JPS6289541U (ja) | 1987-06-08 |
| JPH0219631Y2 true JPH0219631Y2 (ja) | 1990-05-30 |
Family
ID=31124296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985180387U Expired JPH0219631Y2 (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0219631Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5412074A (en) * | 1977-06-30 | 1979-01-29 | Dana Corp | Disc brake mechanism |
| JPS5712847U (ja) * | 1980-06-27 | 1982-01-22 |
-
1985
- 1985-11-22 JP JP1985180387U patent/JPH0219631Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6289541U (ja) | 1987-06-08 |
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