JPH02238993A - 熱転写インクシート - Google Patents
熱転写インクシートInfo
- Publication number
- JPH02238993A JPH02238993A JP1060474A JP6047489A JPH02238993A JP H02238993 A JPH02238993 A JP H02238993A JP 1060474 A JP1060474 A JP 1060474A JP 6047489 A JP6047489 A JP 6047489A JP H02238993 A JPH02238993 A JP H02238993A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal transfer
- transfer ink
- wax
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- intermediate adhesive
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔目次〕
概要
産業上の利用分野
従来の技術(第4図)
発明が解決しようとする課題
課題を解決するための手段(第1図)
作用
実施例
(a) 一実施例の説明(第2図、第3図)(ロ)他
の実施例の説明 発明の効果 〔概要〕 繰り返し転写して用いることのできる熱転写インクシー
トに関し、 ウレタン結合を有するワックスを含む熱転写インク層を
用いた場合における繰り返し特性を向上することを目的
とし、 基材上に中間接着層及びインク層を順次積層構成した繰
り返し使用可能な熱転写インクシートにおいて、該イン
ク層はウレタン結合を有するワックスを含み、該中間接
着層は塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体を含む. 〔産業上.の利用分野〕 本発明は、繰り返し転写して用いることができる熱転写
インクシートに閲し、特に基材とインク層とを接着する
中間接着層を改良した繰り返し使用可能な熱転写インク
シートに関する.熱転写記録装置は、サーマルヘッドと
用紙間に熱転写インクシートを設け、サーマルヘッドの
印加熱によって、熱転写インクシートの熱転写インクを
溶解又は昇華させて、用紙に転写するものである. 近年、この熱転写インクシートとして、1回でインク層
を消費してしまうワンタイム熱転写インクシートに代わ
って、繰り返し使用可旋な熱転写インクシートが市場に
提供されている.係る繰り返し使用可能な熱転写インク
シートでは、インク層との十分な接着性を保つことが、
繰り返し使用を保証する上で必要である.〔従来の技術
〕 第4図は従来技術の説明図である. 繰り返し使用可能な熱転写インクシートは、第4図に示
すように、ポリエステル樹脂より成る基材I上に中間接
着層2を形成し、この中間接着層2上に熱転写インク層
3を形成し、構成される.熱転写インクシートの基材1
側には、サーマルヘッドhdが、熱転写インク層3g!
Jには、用祇PPが位置され、サーマルヘッドhdの加
熱によって熱転写インク層3のインク材が滲み出し、転
写が行われる. この中間接着層2は、繰り返し使用可能な熱転写インク
シートに不可欠の構成要素である.すなわち、この中間
接着層2は、基材1とインク層3を強固に接着させるこ
とにより、従来の1回でインク層を消費してしまうワン
タイム熱転写インクリボンのようなインク層の剥がれを
防止し、インク層中の充填材の隙間から徐々に染料及び
ワックスからなるインク材のみが滲み出し、転写してい
くことにより、良好な繰り返し印字を可能としている. 従って、中間接着層2に対して、実際の印字時に考えら
れるlO℃〜35℃(冬季〜夏季)の環境条件内におい
て、良好な柔軟性及び接着特性が要求される. この熱転写インクシートでは、従来熱転写インク層3と
して、脂肪酸アミドワックス及びパラフィンワックスよ
り成る低融点材と、染料と、充填材のカーボンプランク
を、有機溶剤を用いて塗布乾燥されたものが、特許出願
公開昭56−89984号公報等で開示されている. そして、特許出願公開昭60−49998号公報、特許
出願公開昭61−74892号公報等では、中間接着層
2の材料として、インク層材料である脂肪酸アミドワッ
クスと相溶性あるいは接着力のあるボリアミド樹脂と、
上記基材lと接着力のあるポリエステル樹脂の混合材を
用いることで、インク層と基材との両方に対して接着強
度を大としたものが促案されている. (発明が解決しようとする課題〕 ところで、熱転写インク層3セして、少なくともウレタ
ン結合を有するようなワックスを材料としたものが、特
許出願公開昭62−142690号公報、特許出願公開
昭62−144996号公報に開示されている. このようなウレタン結合のワックスを材料としたもので
は、熱転写インク層3の皮膜形成能が高く、使用後もも
ろさがなく、強い皮膜を形成し、記録紙への地汚れを妨
げるという他にみられない利点を有する. このウレタン結合のワックスを熱転写インク層3に用い
た場合に、中間接着層2として従来捉案されているボリ
アミド樹脂を用いたものを使用すると、ボリアミド樹脂
とウレタン結合のワックスとの相溶性(接着力)が低い
ため、中間接着層2としての効果が低下し、繰り返し特
性が悪化するという問題が生じていた. 従って、本発明は、ウレタン結合を有するワックスを含
む熱転写インク層を用いた場合における繰り返し特性を
向上することのできる熱転写インクシートを提供するこ
とを目的とする.(課題を解決するための手段〕 第l図は本発明の原理図である. 本発明は、第1図に示すように、基材l上に中間接着層
2及びインク層3を順次積層構成した繰り返し使用可能
な熱転写インクシートにおいて、該インク層3はウレタ
ン結合を有するワックスを含み、該中間接着層2は塩化
ビニル・酢酸ビニル共重合体を含むものである. 〔作用〕 本発明では、ウレタン結合を有するワックスと相溶性の
良い材料を検討したところ、塩化ビニル・酢酸ビニル共
重合体が相溶性が良いことを見出し、中間接着層2に塩
化ビニル・酢酸ビニル共重合体を含ませ、ウレタン結合
を有するワックスを材料とする熱転写インク層3との接
着を発現させたものである. 〔実施例〕 (a) 一実施例の説明 本発明による熱転写インクシートは、基材1として厚さ
6pmのポリエステル樹脂フィルムを用い、このフィル
ム基材l上に、ポリエステル樹脂(日立化成ポリマー製
)l00重量部と、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(
日本化薬製)40重量部を混合した樹脂を厚さ2amに
塗布形成し、中間接着層2を形成した. 更に、中間接着層2の上には、熱転写インク層3として
、染料(日本化薬製)25重量部と、ウレタン結合を有
するワックス(ウレタンワックス:日本油脂製)50重
量部及びパラフィンワックス(日本精蝋製)25重量部
と、充填材であるカーボンブラク(東海カーボン製)の
微粉末lO重量部とをアセトン等の有機溶剤に溶解分散
したインク塗液を塗布し、乾燥することによって、厚さ
101mに形成し、繰り返し転写可簡な熱転写インクシ
ートを構成した. このようにして形成した熱転写インクシートを、記録エ
ネルギー35mJ/mm”で、同一箇所を繰り返し印字
した結果、1回目の転写濃度(0.D. ) =1.2
3、5回目71回目転写濃度比40%の繰り返し特性を
示した. 従って、5回目の転写においても、1回目の40%の転
写濃度かえられ、少なくとも5回の繰り返しに耐えるこ
とが証明された. 又、1回目の転写濃度も1.23と適切なものであり、
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体が適切に熱転写インク
層3のウレタン結合を有するワックスを接着しているこ
とが証明された. 上記実施例について、上記中間接着層2の組成について
、更に検討を加えるべく、ポリエステル樹脂100重量
部に対して、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合を0〜85
重量部の範囲で変化して混合した樹脂を、厚さ2μmで
塗布形成した中間接着層2を用いて、繰り返し使用が可
能な熱転写インクシートを構成し、記録エネルギー35
mJ/mm”で、同一箇所の繰り返し印字を行った.第
2図は係る実施例の1回目転写濃度特性図であり、横軸
に中間接着層2におけるポリエステル樹脂100重量部
に対する塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体の添加liF
(重量部)をとり、縦軸に1回目転写濃度(0. D.
)をとったものである.又、第3図は係る実施例の5
回目/1回目転写濃度比特性図であり、横軸に中間接着
層2におけるポリエステル樹Jlml00重量部に対す
る塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体の添加量(重量部)
をとり、縦軸に5回目/1回目転写濃度比(%)をとっ
たものである. 第2図に示す実験結果から、塩化ビニル・酢酸ビニル共
重合体の添加量が60重量部を越えると、1回目転写濃
度が低下することが判明した.このことは、添加量が6
0重量部を越えると、熱転写インク層3のウレタン結合
を有するワックスとの接着力が強すぎ、熱転写インクN
3が転写されにくくなっているものと考えられる.又、
第3図に示す実験結果から、塩化ビニル・酢酸ビニル共
重合体の添加量が20重量部以上で良好な転写濃度比を
発現することが判った.このことは、添加量が20重量
部未満では、熱転写インク層3のウレタン結合を有する
ワックスとの接着力が十分でなく、熱転写インク層3が
転写されやすくなりずきていると考えられる.以上の二
点から、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体の添加量は、
ポリエステル樹脂100重量部に対し、20〜60重量
部の範囲が好ましい.また、比較のため従来の中間接着
層を用いて、少なくともウレタン結合を有するワックス
を材料とする前記インク層からなる繰り返し使用が可姥
な熱転写インクシートを形成し、実験した.即ち、厚さ
6μmのポリエステル樹脂フィルム基材l上に、ポリエ
ステル樹脂100重量部と、ポリアミド樹脂50重量部
とを混合した樹脂を中間接着層2として厚さ2μmで塗
布形成し、さらに、インク層3として、染料(日本化薬
ml)25重量部と、ウレタン結合を有するワックス(
ウレタンワックス;日本油脂製)5′0重量部及びパラ
フィンワックス(日本精蝋製)25重量部と、充填材で
あるカーボンブラク(東海カーボンI1)の微粉末lO
重量部とを、アセトン等の有機溶剤に溶解分散したイン
クシートを構成した.この従来のボリアミド樹脂を含む
中間接着層を用いたインクシートを同様に、記録エネル
ギー35mJ/mm”で同一箇所を繰り返し印字を行っ
た. その結果は、1回目濃度1.3 (0. D. ) 5
回目/1回目転写濃度比20%以下であった.中間接着
層2におけるボリアミド樹脂の添加量を変えても、この
値に変化はなかった.この従来例の実験結果は、第2図
及び第3図より、中間接着層2に塩化ビニル・酢酸ビニ
ル共重合体を無添加にした場合(0重量部添加)と、同
様の傾向を示している. 従って、中間接着層2にポリアミド樹脂を混合しても、
熱転写インク層3のウレタン結合を有するワックスとの
接着力は期待できず、接着力が乏しいことが明らかとな
った. これに対し、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体を混合し
たものでは、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体を1%で
も添加しても、従来のポリアミド樹脂を含ませた中間接
着層2より、繰り返し特性の向上に効果があることがわ
かった. しかも、中間接着層2の塩化ビニル・酢酸ビニル共重合
体の添加量を変えることで、1回目転写濃度、5回目/
1回目転写濃度比を任意にコントロールできる. (ロ)他の実施例の説明 熱転写インク層3のウレタン結合を有するワックスの添
加量を変えて実験したところ、第2図、第3図と同様の
傾向の結果かえられた.従って、熱転写インク層3のウ
レタン結合を有するワックスの添加量に関係なく、塩化
ビニル・酢酸ビニル共重合体の接着効果が発揮されるこ
とが証明された. 又、基材lをポリエステル樹脂を用いているため、これ
との接着のため、中間接着層2にポリエステル樹脂を含
ませているが、他のポリエステル樹脂と相溶性のある材
料を用いてもよく、基材lがポリエステル樹脂でなけれ
ば、周知の他の基材1の材料七相溶性のある樹脂材料等
を用いてもよい. 以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない.〔発明の効果〕 以上説明した様に、本発明によれば、ウレタン結合を有
するワックスを熱転写インク層3に含ませても、安定で
良好な繰り返し特性を実現できるという効果を奏し、ウ
レタン結合を有するワックスを含む−インク層による良
好な皮膜形成姥を持つ熱転写インクシートの繰り返し使
用を可能とすることに寄与するところが大きく、ひいて
は係る熱転写インクシートのランニングコストの低減に
寄与する.
の実施例の説明 発明の効果 〔概要〕 繰り返し転写して用いることのできる熱転写インクシー
トに関し、 ウレタン結合を有するワックスを含む熱転写インク層を
用いた場合における繰り返し特性を向上することを目的
とし、 基材上に中間接着層及びインク層を順次積層構成した繰
り返し使用可能な熱転写インクシートにおいて、該イン
ク層はウレタン結合を有するワックスを含み、該中間接
着層は塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体を含む. 〔産業上.の利用分野〕 本発明は、繰り返し転写して用いることができる熱転写
インクシートに閲し、特に基材とインク層とを接着する
中間接着層を改良した繰り返し使用可能な熱転写インク
シートに関する.熱転写記録装置は、サーマルヘッドと
用紙間に熱転写インクシートを設け、サーマルヘッドの
印加熱によって、熱転写インクシートの熱転写インクを
溶解又は昇華させて、用紙に転写するものである. 近年、この熱転写インクシートとして、1回でインク層
を消費してしまうワンタイム熱転写インクシートに代わ
って、繰り返し使用可旋な熱転写インクシートが市場に
提供されている.係る繰り返し使用可能な熱転写インク
シートでは、インク層との十分な接着性を保つことが、
繰り返し使用を保証する上で必要である.〔従来の技術
〕 第4図は従来技術の説明図である. 繰り返し使用可能な熱転写インクシートは、第4図に示
すように、ポリエステル樹脂より成る基材I上に中間接
着層2を形成し、この中間接着層2上に熱転写インク層
3を形成し、構成される.熱転写インクシートの基材1
側には、サーマルヘッドhdが、熱転写インク層3g!
Jには、用祇PPが位置され、サーマルヘッドhdの加
熱によって熱転写インク層3のインク材が滲み出し、転
写が行われる. この中間接着層2は、繰り返し使用可能な熱転写インク
シートに不可欠の構成要素である.すなわち、この中間
接着層2は、基材1とインク層3を強固に接着させるこ
とにより、従来の1回でインク層を消費してしまうワン
タイム熱転写インクリボンのようなインク層の剥がれを
防止し、インク層中の充填材の隙間から徐々に染料及び
ワックスからなるインク材のみが滲み出し、転写してい
くことにより、良好な繰り返し印字を可能としている. 従って、中間接着層2に対して、実際の印字時に考えら
れるlO℃〜35℃(冬季〜夏季)の環境条件内におい
て、良好な柔軟性及び接着特性が要求される. この熱転写インクシートでは、従来熱転写インク層3と
して、脂肪酸アミドワックス及びパラフィンワックスよ
り成る低融点材と、染料と、充填材のカーボンプランク
を、有機溶剤を用いて塗布乾燥されたものが、特許出願
公開昭56−89984号公報等で開示されている. そして、特許出願公開昭60−49998号公報、特許
出願公開昭61−74892号公報等では、中間接着層
2の材料として、インク層材料である脂肪酸アミドワッ
クスと相溶性あるいは接着力のあるボリアミド樹脂と、
上記基材lと接着力のあるポリエステル樹脂の混合材を
用いることで、インク層と基材との両方に対して接着強
度を大としたものが促案されている. (発明が解決しようとする課題〕 ところで、熱転写インク層3セして、少なくともウレタ
ン結合を有するようなワックスを材料としたものが、特
許出願公開昭62−142690号公報、特許出願公開
昭62−144996号公報に開示されている. このようなウレタン結合のワックスを材料としたもので
は、熱転写インク層3の皮膜形成能が高く、使用後もも
ろさがなく、強い皮膜を形成し、記録紙への地汚れを妨
げるという他にみられない利点を有する. このウレタン結合のワックスを熱転写インク層3に用い
た場合に、中間接着層2として従来捉案されているボリ
アミド樹脂を用いたものを使用すると、ボリアミド樹脂
とウレタン結合のワックスとの相溶性(接着力)が低い
ため、中間接着層2としての効果が低下し、繰り返し特
性が悪化するという問題が生じていた. 従って、本発明は、ウレタン結合を有するワックスを含
む熱転写インク層を用いた場合における繰り返し特性を
向上することのできる熱転写インクシートを提供するこ
とを目的とする.(課題を解決するための手段〕 第l図は本発明の原理図である. 本発明は、第1図に示すように、基材l上に中間接着層
2及びインク層3を順次積層構成した繰り返し使用可能
な熱転写インクシートにおいて、該インク層3はウレタ
ン結合を有するワックスを含み、該中間接着層2は塩化
ビニル・酢酸ビニル共重合体を含むものである. 〔作用〕 本発明では、ウレタン結合を有するワックスと相溶性の
良い材料を検討したところ、塩化ビニル・酢酸ビニル共
重合体が相溶性が良いことを見出し、中間接着層2に塩
化ビニル・酢酸ビニル共重合体を含ませ、ウレタン結合
を有するワックスを材料とする熱転写インク層3との接
着を発現させたものである. 〔実施例〕 (a) 一実施例の説明 本発明による熱転写インクシートは、基材1として厚さ
6pmのポリエステル樹脂フィルムを用い、このフィル
ム基材l上に、ポリエステル樹脂(日立化成ポリマー製
)l00重量部と、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(
日本化薬製)40重量部を混合した樹脂を厚さ2amに
塗布形成し、中間接着層2を形成した. 更に、中間接着層2の上には、熱転写インク層3として
、染料(日本化薬製)25重量部と、ウレタン結合を有
するワックス(ウレタンワックス:日本油脂製)50重
量部及びパラフィンワックス(日本精蝋製)25重量部
と、充填材であるカーボンブラク(東海カーボン製)の
微粉末lO重量部とをアセトン等の有機溶剤に溶解分散
したインク塗液を塗布し、乾燥することによって、厚さ
101mに形成し、繰り返し転写可簡な熱転写インクシ
ートを構成した. このようにして形成した熱転写インクシートを、記録エ
ネルギー35mJ/mm”で、同一箇所を繰り返し印字
した結果、1回目の転写濃度(0.D. ) =1.2
3、5回目71回目転写濃度比40%の繰り返し特性を
示した. 従って、5回目の転写においても、1回目の40%の転
写濃度かえられ、少なくとも5回の繰り返しに耐えるこ
とが証明された. 又、1回目の転写濃度も1.23と適切なものであり、
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体が適切に熱転写インク
層3のウレタン結合を有するワックスを接着しているこ
とが証明された. 上記実施例について、上記中間接着層2の組成について
、更に検討を加えるべく、ポリエステル樹脂100重量
部に対して、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合を0〜85
重量部の範囲で変化して混合した樹脂を、厚さ2μmで
塗布形成した中間接着層2を用いて、繰り返し使用が可
能な熱転写インクシートを構成し、記録エネルギー35
mJ/mm”で、同一箇所の繰り返し印字を行った.第
2図は係る実施例の1回目転写濃度特性図であり、横軸
に中間接着層2におけるポリエステル樹脂100重量部
に対する塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体の添加liF
(重量部)をとり、縦軸に1回目転写濃度(0. D.
)をとったものである.又、第3図は係る実施例の5
回目/1回目転写濃度比特性図であり、横軸に中間接着
層2におけるポリエステル樹Jlml00重量部に対す
る塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体の添加量(重量部)
をとり、縦軸に5回目/1回目転写濃度比(%)をとっ
たものである. 第2図に示す実験結果から、塩化ビニル・酢酸ビニル共
重合体の添加量が60重量部を越えると、1回目転写濃
度が低下することが判明した.このことは、添加量が6
0重量部を越えると、熱転写インク層3のウレタン結合
を有するワックスとの接着力が強すぎ、熱転写インクN
3が転写されにくくなっているものと考えられる.又、
第3図に示す実験結果から、塩化ビニル・酢酸ビニル共
重合体の添加量が20重量部以上で良好な転写濃度比を
発現することが判った.このことは、添加量が20重量
部未満では、熱転写インク層3のウレタン結合を有する
ワックスとの接着力が十分でなく、熱転写インク層3が
転写されやすくなりずきていると考えられる.以上の二
点から、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体の添加量は、
ポリエステル樹脂100重量部に対し、20〜60重量
部の範囲が好ましい.また、比較のため従来の中間接着
層を用いて、少なくともウレタン結合を有するワックス
を材料とする前記インク層からなる繰り返し使用が可姥
な熱転写インクシートを形成し、実験した.即ち、厚さ
6μmのポリエステル樹脂フィルム基材l上に、ポリエ
ステル樹脂100重量部と、ポリアミド樹脂50重量部
とを混合した樹脂を中間接着層2として厚さ2μmで塗
布形成し、さらに、インク層3として、染料(日本化薬
ml)25重量部と、ウレタン結合を有するワックス(
ウレタンワックス;日本油脂製)5′0重量部及びパラ
フィンワックス(日本精蝋製)25重量部と、充填材で
あるカーボンブラク(東海カーボンI1)の微粉末lO
重量部とを、アセトン等の有機溶剤に溶解分散したイン
クシートを構成した.この従来のボリアミド樹脂を含む
中間接着層を用いたインクシートを同様に、記録エネル
ギー35mJ/mm”で同一箇所を繰り返し印字を行っ
た. その結果は、1回目濃度1.3 (0. D. ) 5
回目/1回目転写濃度比20%以下であった.中間接着
層2におけるボリアミド樹脂の添加量を変えても、この
値に変化はなかった.この従来例の実験結果は、第2図
及び第3図より、中間接着層2に塩化ビニル・酢酸ビニ
ル共重合体を無添加にした場合(0重量部添加)と、同
様の傾向を示している. 従って、中間接着層2にポリアミド樹脂を混合しても、
熱転写インク層3のウレタン結合を有するワックスとの
接着力は期待できず、接着力が乏しいことが明らかとな
った. これに対し、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体を混合し
たものでは、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体を1%で
も添加しても、従来のポリアミド樹脂を含ませた中間接
着層2より、繰り返し特性の向上に効果があることがわ
かった. しかも、中間接着層2の塩化ビニル・酢酸ビニル共重合
体の添加量を変えることで、1回目転写濃度、5回目/
1回目転写濃度比を任意にコントロールできる. (ロ)他の実施例の説明 熱転写インク層3のウレタン結合を有するワックスの添
加量を変えて実験したところ、第2図、第3図と同様の
傾向の結果かえられた.従って、熱転写インク層3のウ
レタン結合を有するワックスの添加量に関係なく、塩化
ビニル・酢酸ビニル共重合体の接着効果が発揮されるこ
とが証明された. 又、基材lをポリエステル樹脂を用いているため、これ
との接着のため、中間接着層2にポリエステル樹脂を含
ませているが、他のポリエステル樹脂と相溶性のある材
料を用いてもよく、基材lがポリエステル樹脂でなけれ
ば、周知の他の基材1の材料七相溶性のある樹脂材料等
を用いてもよい. 以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない.〔発明の効果〕 以上説明した様に、本発明によれば、ウレタン結合を有
するワックスを熱転写インク層3に含ませても、安定で
良好な繰り返し特性を実現できるという効果を奏し、ウ
レタン結合を有するワックスを含む−インク層による良
好な皮膜形成姥を持つ熱転写インクシートの繰り返し使
用を可能とすることに寄与するところが大きく、ひいて
は係る熱転写インクシートのランニングコストの低減に
寄与する.
第1図は本発明の原理図、
第2図は本発明の一実施例による1回目転写濃度特性図
、 第3図は本発明の一実施例による5回目/1回目転写濃
度比特性図、 第4図は従来技術の説明図である. 図中、1・一基材、 2・−中間接着層、 3−熱転写インク層.
、 第3図は本発明の一実施例による5回目/1回目転写濃
度比特性図、 第4図は従来技術の説明図である. 図中、1・一基材、 2・−中間接着層、 3−熱転写インク層.
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 基材(1)上に中間接着層(2)及びインク層(3)を
順次積層構成した繰り返し使用可能な熱転写インクシー
トにおいて、 該インク層(3)はウレタン結合を有するワックスを含
み、 該中間接着層(2)は塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体
を含むことを 特徴とする熱転写インクシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1060474A JPH02238993A (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 熱転写インクシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1060474A JPH02238993A (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 熱転写インクシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02238993A true JPH02238993A (ja) | 1990-09-21 |
Family
ID=13143307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1060474A Pending JPH02238993A (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 熱転写インクシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02238993A (ja) |
-
1989
- 1989-03-13 JP JP1060474A patent/JPH02238993A/ja active Pending
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