JPH02249120A - 固定磁気ディスク装置用コアスライダの製造法 - Google Patents

固定磁気ディスク装置用コアスライダの製造法

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Publication number
JPH02249120A
JPH02249120A JP6994789A JP6994789A JPH02249120A JP H02249120 A JPH02249120 A JP H02249120A JP 6994789 A JP6994789 A JP 6994789A JP 6994789 A JP6994789 A JP 6994789A JP H02249120 A JPH02249120 A JP H02249120A
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JP
Japan
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track
air bearing
gap
width
ferrite
Prior art date
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Application number
JP6994789A
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English (en)
Inventor
Hideto Sandaiji
三大寺 秀人
Nobuhiro Terada
寺田 伸大
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、固定磁気ディスク装置用コアスライダの製造
法に係り、特に、トラック幅精度の高いコアスライダを
良好な生産性をもって製造するための方法に関するもの
である。
(背景技術) 固定磁気ディスク装置1f(RDD)に用いられる浮上
型磁気ヘッド用のコアスライダは、一般に、スライダ本
体と、該スライダ本体との間で閉磁路を形成すると共に
、そのディスク摺動面に臨む磁路形成部位において、ス
ライダ本体との間で所定間隙の磁気ギャップを形成する
少なくとも1つのヨーク部とを含んで構成されており、
スライダ本体のディスク摺動面に、所定高さの左右一対
の空気ヘアリング部が設けられると共に、該スライダ本
体の空気ベアリング面高さとディスク摺動面高さ(先端
面高さ)が一致する状態で、スライダ本体とヨーク部の
ディスク摺動面に磁気ギャップを挾んで跨るように、所
定幅のトランク部が設けられた構造とされている。
ところで、このようなコアスライダの製造手法として、
近年、特開昭62−18615号公報において、スライ
ダ本体に対して、トラック幅規定ギャップ用のトラック
幅規定溝を形成したヨーク部をガラス溶着して一体化し
、しかる後、空気ベアリング部およびヨーク部の左右両
側面を傾斜面に切削形成して、目的とするコアスライダ
を得るようにした手法が提案されている。しかし、かか
る公報に開示のコアスライダの製造手法は、空気ベアリ
ング部やトラック部の形状加工を始めとする各部の加工
が、専ら、時間を要するダイヤモンド砥石等による機械
加工によって行なわれるようになっていることから、そ
の生産性が必ずしも良好きは言い難く、量産品の製造手
法としては未だ決して好ましいものとは言い難かった。
そこで、本願出願人は、先に、特願昭63−80133
号において、ディスク摺動面に所定高さの左右一対の空
気ベアリング部を備えたスライダ本体の少な(とも一方
の空気ベアリング部の延長部位において、前述の如き閉
磁路と磁気ギャップを該スライダ本体との間で形成する
ヨーク部を設け、そのディスク摺動面に、磁気ギャップ
を挟んでスライダ本体とヨーク部に跨る状態で、空気ベ
アリング部と同じ高さのトラック部を周囲から所定高さ
突出して形成したコアスライダ構造を提案し、また、そ
のコアスライダの製造に際して、空気ベアリング部とト
ラック部とをエンチング手法にて同時に形成するように
したコアスライダの製造手法を提案した。
コアスライダの構造として上述の如き構造を採用し、そ
の製造に際して、空気ベアリング部とトラック部とをエ
ツチング手法にて同時に形成する手法を採用すれば、所
期の機能を備えたコアスライダを良好な生産性をもって
製造できるのであり、コアスライダの製造コストを有利
に低減化できるのである。
ところが、このようなコアスライダの製造手法では、上
述のように、優れた生産性は得られるものの、トラック
部がエツチングによるフェライトブロックの侵食作用に
よって形成されるものであるところから、高いトラック
幅精度を安定して確保しようとすると、エツチングの際
のトラック幅の寸法管理が難しくなるといった事情があ
り、トラック幅精度を高めることに限界があった。
(解決課N) 本発明は、このような事情を背景として為されたもので
あり、その解決すべき課題とするところは、良好な生産
性をもって製造でき、しかもトラック部の幅寸法を所望
の寸法に高い精度をもって安定して設定することのでき
る固定磁気ディスク装置用コアスライダの製造法を提供
することにある。
(解決手段) そして、かかる課題を解決するために、本発明にあって
は、固定磁気ディスク装置用のコアスライダの構造とし
て、ディスク摺動面に所定高さの左右一対の空気ベアリ
ング部を備えたスライダ本体と、該スライダ本体の少な
(とも一方の空気ベアリング部の延長部位において、該
スライダ本体との間で閉磁路を形成すると共に、前記デ
ィスク摺動面に臨む磁路形成部位において該スライダ本
体との間で所定間隙の磁気ギャップを形成する状態で、
該スライダ本体に一体的に接合されたヨーク部とを備え
、そのディスク摺動面に、前記磁気ギャップを挟んでス
ライダ本体とヨーク部とに跨る状態で、前記空気ヘアリ
ング部と同じ高さのトラック部が周囲から突出して形成
されてなる構造を採用し、かかる構造のコアスライダの
製造に際して、(a)前記スライダ本体を与える第一の
フェライトブロックと、前記ヨーク部を与える第二のフ
ェライトブロックとを突き合わせて一体的に接合し、前
記閉磁路および磁気ギャップを備えたギャップバーを作
製する工程と、(b)前記第二のフェライトブロック側
から、前記トラック部の幅方向の両端部を規定する状態
で、前記第一のフェライトブロック側まで延びる一対の
斜め溝を該ギャップバーに切込形成し、該切込形成した
斜め溝に非磁性の充填材を充填せしめる工程と、(c)
該斜め溝に充填材が充填せしめられたギャップバーの前
記ディスク摺動面に対して、前記第一および第二のフェ
ライトブロックの前記空気ベアリング部およびトラック
部の形成部位を覆うようにマスクを付与し、該マスクを
付与したギャップバーのディスク摺動面にエツチング処
理を施して、該第一および第二のフェライトブロックの
マスク付与部分をそれらフェライトブロックの非マスク
付与部分から所定高さ突出せしめて、前記空気ベアリン
グ部およびトラック部を周りから突出形成せしめる工程
と、(d)該空気ベアリング部およびトラック部が形成
されたギャップバーから、それら空気ベアリング部およ
びトラック部を含むように、前記コアスライダ本体とヨ
ーク部からなる最終形状のコアスライダを切り出す工程
とを、含むようにしたのである。
なお、トラック部の磁気ギャップを所謂メタルインギャ
ップ構造となす場合には、前記第一のフェライトブロッ
クと第二のフェライトブロックとの突き合わせに先立っ
て、それらフェライトブロックの少なくとも一方の突合
せ面の磁気ギャップ形成部位に、所定厚さの金属磁性材
層を形成するようにすればよい。
(実施例) 以下、本発明をより一層具体的に明らかにするために、
その実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、本発明に従って固定磁気ディスク装置用のコアス
ライダを製造するに際しては、第1図の(a)および(
b)に示されている如き、後述のスライダ本体58およ
びヨーク部6oを与える長手短形ブロック状の第一のフ
ェライトブロック1oと第二のフェライトブロック12
が準備される。
なお、これらフェライトブロック10.12のフェライ
ト材としては、従来からの高透磁率フェライト材、例え
ばMn−Znフェライト、Ni−Znフェライト等の単
結晶体や多結晶体、或いはそれらの複合体が好適に採用
されることとなるが、フェライト材として単結晶体が用
いられる場合には、後述の空気ベアリング面(ディスク
摺動面36)の結晶面と後述の空気ベアリング部38の
長手稜部(エツジ部)の結晶方位の組合せとして、(1
00)と<100> 、(100)と<110>(11
(1)と<100> 、(110)と<110>。
(311)と<332>、(332)と<311>(6
11)と<331>、(331)と<611>。
(211)と<111>の組合せが好適に選択されるこ
ととなる。
声だ、ここでは、後述の説明から明らかになるように、
目的とするコアスライダを各々複数個(ここでは各2個
)切り出し得る後述のギャップパー32を2個取りでき
るように、各フェライトブロック10.12の大きさが
設定されている。
準備されたフェライトブロック10.12には、第2図
の(a)および0))に示されているように、それらの
突合せ面(ギャップ対向面;接合面)14の対応する位
置に、後述の磁気ギャップ30のギャップデプス位置を
規定する状態で、コイル巻線用の溝24が形成される。
なお、ここでは、前述のように、目的とするコアスライ
ダを切り出すための後述のギャップパー32が2個取り
であるため、各フェライトブロック10.’12の突合
せ面14゜14に各2条のコイル巻線用溝24が形成さ
れる。
また、ここでは、コイル巻線用溝24がフェライトブロ
ック10.12の双方に形成されるが、かかるコイル巻
線用溝24は、フェライトブロック10.12の突合せ
面14.14の一方だけに形成するようにしてもよい。
突合せ面14にコイル巻線用溝24が形成されたフェラ
イトブロック10.12には、次いで、フェライトブロ
ック10.12の突合せ面1414の少なくとも一方の
ギャップ形成部位18(第2図の(a)、 (b)参照
)に対して、エツチング処理等によって、ギャップ長に
相当する所定深さのギャップ加工が施される。そして、
かかるギャップ加工が施されたフェライトブロック10
.12が、第3図に示されているように、それぞれの突
合せ面14.14において、ギャップ形成部位18が互
いに一致する状態で突き合わされ、ガラス溶着手法やフ
ェライトブロック10.12同士の固相反応手法等によ
り、非磁気ギャップ形成部位20において、互いに一体
的に接合せしめられる。そして、この接合により、各突
き合わされた一対のコイル巻線用溝24,2.4をそれ
ぞれ取り囲む状態で、2組の環状の閉磁路が形成され、
またフェライトブロック10.12の各磁気ギャップ形
成部位18.18間において、所定間隙の磁気ギヤツブ
30が形成せしめられる。
なお、かかる磁気ギャップ30には、通常、第3図に示
されているように、コイル巻線用溝24内において溶融
された補強ガラス28の一部が侵入、充填せしめられ、
その保護が図られることとなる。また、磁気ギャップ3
0は、上述のように、ギャップ形成部位18にギャップ
加工を施す他、それらギャップ形成部位18の少なくと
も一方に、SiO□、ガラス等の非磁性材からなる非磁
性層(ギャップ形成層)を所定厚さで設けることによっ
ても形成することができる。
このように接合された二つのフェライトブロック10.
12からなる接合体26は、第4図に示されている如き
、コアスライダを切り出すためのブロック組合せ体、所
謂ギャップパー32を得るために、第3図に示される如
き切断線34に沿って切断されて二分割される。そして
、このようにして得られたギャップパー32に対して、
第5図の(a)および(b)に示されているように、後
述の各トラック部40の幅方向両端をそれぞれ規定する
状態で、第二のフェライトブロック12側から、磁気ギ
ャップ30を横切って第一のフェライトブロックlO側
まで延びる溝22が、後述のヨーク部60の幅に比して
充分狭い形成幅をもって砥石にて斜めに切削形成される
なお、この斜め溝22は、第5図の(b)に示されてい
るように、通常、コイル巻線用溝24に達する深さをも
って、より厳密には、両ブロック10゜12のギャップ
デプス長の小さい方のデプス規定部(アペックス部)よ
り10μm程度以上深く切り込まれるが、この斜め溝2
2のディスク摺動面36に対する角度は、ヘッド性能上
手さい方が望ましく、通常は、5〜20°の角度が選択
されることとなる。また、この斜め溝22は、通常、第
一のフェライトブロック10の後述の空気ヘアリング部
38の形成部位まで達する状態で形成されることとなる
が、その空気ヘアリング部形成部位への斜め溝22の延
出量はできるだけ小さく抑制されることとなる。
ギャップパー32に斜め溝22が切込形成されると、そ
の斜め溝22に対して、第6図に示されているように、
非磁性の充填材であるガラス34が充填せしめられる。
そして、その充填後、磁気ギャップ30の深さ(デプス
長)が所望の寸法となるように、磁気ディスクに臨むデ
ィスク摺動面36側に研磨が施され、更にその後、次工
程のエツチング処理のために、そのギャップパー32の
ディスク摺動面36に対して、レジスト等のマスクの密
着性および均一なサイドエッチ量を得るための表面処理
が適宜節される。
エツチング処理のための表面処理が施されたギャップパ
ー32のディスク摺動面36には、第7図に示されてい
るように、目的とするコアスライダに形成すべき後述の
空気ベアリング部38、トラック部40およびトラック
保護凸部42に対応した形状のマスク43が、それら空
気ベアリング部38、トラック部40およびトラック保
護凸部42の形成部位を覆うように付与される。
すなわち、マスク43は、第7図に示されているように
、後述の空気ベアリング部38の形状に対応した長手矩
形状部43aと、後述のトラック部40の幅寸法よりは
大きく、該トラック部4゜を挟んで設けられた充填ガラ
ス34.34の両端幅よりは狭い幅の狭幅部43bと、
長手矩形状部43aよりは狭く、トラック部40を挟ん
で設けられた充填ガラス34.34の両端幅よりは所定
寸法大きい幅のランド部43cとを含み、長手短形状部
43aの長手方向の一端部において、ランド部43cが
狭幅部43bを介して長手矩形状部43aに連結された
形状として与えられる。そして、このような形状のマス
ク43が、1個のコアスライダについて2個、即ち1個
のギャップパー32について2対、計4個、長手矩形状
部43aとランド部43cとがそれぞれ第一および第二
のフェライトブロック10.12上に位置して、狭幅部
43bにおいて磁気ギャップ30を横切るように、互い
に平行な状態でギャップパー32のディスク摺動面36
に付与されるのである(第8図参照)。
なお、このようなマスク43の形成には、スフG リーン印刷等の公知の手法が必要精度と経済性の点から
適宜選択されて採用されることとなるが、中でも、パタ
ーン精度と工程の簡便さから、フォトレジストを用いた
露光による方法が好適に採用されることとなる。また、
かかるマスク43には、ポジ型或いはネガ型のフォトレ
ジストや、真空蒸着、スパッタリング若しくはCVD法
等によって形成されるCr等の金属やSiO若しくは5
in2等の各種のマスクを採用することが可能である。
かかるマスク43が付与されたギャップパー32には、
そのディスク摺動面36のフェライト露出部分を介して
、所定深さのエツチング処理が施され、これによって、
第9図の(a)および(b)に示されている如く、マス
ク43の非付与部分であるフェライトブロック10..
12部分が侵食、除去されて、マスク43で覆われたフ
ェライトブロック10.12部分および充填ガラス34
部分が所定高さの凸部として残される。つまり、空気ベ
アリング部3B、トラック部4oおよびトラック保護凸
部42が、充填ガラス34部分と共に、周りのフェライ
トブロック10.12部分から所定高さ突出した凸部と
して形成せしめられるのである。
なお、上記空気ヘアリング部38およびトラック保護凸
部42の充填ガラス34との非接触部である凸部側面は
、かかるエツチング操作により、ディスク摺動面36と
の為す角度が45°〜80゜程度、好ましくは60°〜
75°程度の傾斜面44に形成される。従って、ディス
クとの摺接に起因して空気ベアリング部38やトラック
保護凸部42の稜部(エツジ部)に欠けが生じるごとを
回避する目的で、そのような傾斜面(44)を機械的に
切削加工すること、特に空気ヘアリング部38およびト
ラック保護凸部42の左右両側面をそのような傾斜面(
44)に切削加工することが不要となる。
また、このようなエツチング処理は、通常の電解エツチ
ング或いは化学エツチングで行なわれることとなるが、
本願出願人が特願昭60−222388号において明ら
かにした、リン酸主体水溶液を用いた化学エツチング処
理にて特に有利に実施されることとなる。
エツチング処理が完了すると、ギャップパー32には、
コアスライダの長さを決めるべく、ギャップパー32の
両端部を切断する加工が施される。
第9図の(a)における46.48は、この時の切断線
を示している。
コアスライダの長さを決めるための切断加工が完了する
と、第10図に示されているように、エツチング操作に
よって形成された凸部のリーディング側の端部、即ち空
気ベアリング部38のリーディング側端部に対して、空
気ベアリング面(ディスク摺動面36)に対する傾斜角
度が緩やかなテーパ部(リーディングランプ)50が研
磨加工される。また、このテーバ部50の形成と前後し
て、その凸部のトレーリング側の端部、即ちトラック保
護凸部42のトレーリング側端部に対して、面取り加工
としてのチャンバー加工が施される。
そして、かかるチャンバー加工により、かかるトラック
保護凸部42のトレーリング側端部が充填ガラス34と
共に所定量切除されて、充填ガラス34の露出面とフェ
ライトブロック12の露出面が面一とされた、傾斜が緩
やかなテーパ面52が、トラック保護凸部42のトレー
リング側端部を画定する状態で形成される(第11図参
照)。
かかるリーディングランプ加工およびチャンバー加工に
よるテーパ部50およびテーパ面52の形成により、回
転開始時や回転停止時のディスクの摺接によって、空気
ヘアリング部38のリーディング側端部の稜部やトラッ
ク保護凸部42のトリーリング側端部の稜部に欠けが惹
起されないようにされるのであり、またそれら稜部との
摺接によって、ディスクが損傷せしめられないようにさ
れるのである。
なお、上述の説明から明らかなように、トラック部40
を挟んで空気ヘアリング部38と対向するように設けら
れるトラック保護凸部42は、上記チャンバー加工によ
って最終形状に仕上げられることとなる。
上記リーディングランプ加工およびチャンバー加工が完
了すると、次に、第12図に示されているように、目的
とするコアスライダのトレーリング側にヨーク部形状を
与えるように、フェライトブロック10.12の不要部
分が第二のフェライトブロック12側から切削除去され
、その後、同図に示される如き切断線54に沿ってギャ
ップパー32が切断されて、第13図に示されている如
き、目的とする固定磁気ディスク装置用コアスライダが
切り出される。
すなわち、ディスク摺動面36に所定高さの左右一対の
空気ベアリング部38.38が形成されたスライダ本体
58と、それら空気ヘアリング部38.38のそれぞれ
の延長部位において、スライダ本体58との間で閉磁路
を形成すると共に、ディスク摺動面36に臨む磁路形成
部位においてスライダ本体58との間で磁気ギャップ3
0を形成する状態で、スライダ本体58に一体的に接合
された一対のヨーク部60’、60とからなり、そのデ
ィスク摺動面36に、スライダ本体58とヨーク部60
とにそれぞれ磁気ギャップ30を挾んで跨る状態で、空
気ベアリング部38と同じ高さのトラック部40が周り
から突出して形成されると共に、そのトラック部40を
挾んで空気ヘアリング部38と対向する状態で、それら
空気ベアリング部38およびトラック部40と同じ高さ
の、空気ベアリング部38よりは狭く、トラック部40
よりは広い幅のトラック保護凸部42が周りから所定高
さ突出して形成された構造のコアスライダが切り出され
るのである。
なお、第13図から明らかなように、かかるコアスライ
ダは、通常、空気ベアリング部38およびトラック保護
凸部42の両側に微小幅の段差部62が残るように、ギ
ャップパー32から切り出されることとなる。
また、第13図から明らかなように、各斜め溝22に充
填せしめられた充填ガラス34は、チャンバー加工によ
って形成されたテーパ面52部分以外は、空気ベアリン
グ部38.トラック部40およびトラック保護凸部42
の先端面と同じ高さで残される。つまり、斜め溝22.
22間に形成されたトラック部40を同じ高さで挾む状
態で、充填ガラス34が残されるのである。
このようにして製造される固定磁気ディスク装置用コア
スライダは、前述のように、空気ベアリング部38、ト
ラック部40およびトラック保護凸部42がエツチング
操作によって周りから同時に突出形成され、しかもその
形成と同時に、それら空気ベアリング部38およびトラ
ック保護凸部42を取り囲むように、傾斜面44が形成
されるため、それら空気ベアリング部38、トラック部
40およびトラック保護凸部42を周りから突出形成す
るために、また空気ベアリング部38およびトラック保
護凸部42の左右の傾斜面(44)を形成するために、
時間を要する砥石を用いた機械加工を施す必要がないの
であり、それ故、前記公報(特開昭62−18615号
公報)に開示のコアスライダの製造手法に比べて、その
生産性が大幅に優れているのである。
そして、本実施例手法に従って製造されるコアスライダ
においては、前述のように、砥石を用いて切削形成され
る斜め溝22.22によってトラエツチング処理によっ
てトラック部40の幅を直接設定する場合に比べて、ト
ラック部40の幅寸法を所望の寸法により高い精度でよ
り安定して設定することができるのである。
なお、かかる手法に従って製造されるコアスライダでは
、第13図に示されているように、トラック部40が幅
の狭い形状として与えられるが、かかるトラック部40
のリーディング側には、同じ高さの空気ベアリング部3
8が、またトレーリング側には、同じ高さのトラック保
護凸部42が設けられ、しかもトラック部40の両側に
は、充填ガラス34.34が同じ高さで設けられている
ため、トラック部40の機械的強度は、それら空気ベア
リング部38、トラック保護凸部42および充填ガラス
34.34の存在によって充分良好に保証されることと
なる。
ところで、上記実施例では、トラック部40の幅を規定
する斜め溝22.22がヨーク部60の幅に比して充分
狭い幅をもってギャップバー32に切込形成され、その
結果として、ヨーク部60に充填ガラス34..34の
両端幅よりも広い幅のトラック保護凸部42が形成され
得るようになっていたが、ギャップパー32に切込形成
する斜め溝22.,22の両端幅をヨーク部60の幅よ
りも広く設定して、そのような斜め溝22.22にガラ
ス34. 34を充填してコアスライダを製造するよう
にすることも可能である。
なお、ギャップパー32に対して上述のような幅をもっ
て斜め溝22を形成して、そのような斜め溝22にガラ
ス34を充填してコアスライダを製造する場合には、そ
のガラス34の充填後の操作は以下のようにして行なわ
れることとなる。
すなわち、ギャップパー32に形成された斜め溝22に
ガラス34が充填せしめられると、前記実施例と同様に
、ギャップパー32のディスク摺動面36に対してギャ
ップデプス長を規定するための研磨が施された後、その
ディスク摺動面36に対して次のエツチング処理を行な
うための表面処理が適宜族される。そして、その表面処
理の後、該表面処理が施されたギャップパー32のディ
スク摺動面36に対して、第14図に示されているよう
に、空気ヘアリング部38およびトランク部40の形成
部位に相当するフェライトブロック1012部分を覆う
ように、前記実施例と同様のマスク43が付与される(
第15図参照)。なお、本実施例では、前記実施例のト
ラック保護凸部42に対応するフェライトブロック部の
突出部(凸部)は形成されないため、マスク43は、第
二のフェライトブロック12を覆う部分においては、隣
接する充填ガラス3.4..34間のフェライトブロッ
ク露出部分を覆うだけの幅を有していればよい。
ギヤシブバー32のディスク摺動面36にマスク43が
付与されると、ディスク摺動面36のフェライト露出部
を介して、前記実施例と同様にしてエツチング処理が施
され、そのエツチング操作によって、第16図の(a)
および(b)に示されているように、フェライトブロッ
ク10.12のマスク付与部分と充填ガラス34部分が
、前記実施例と同様に、フェライトブロック10.12
の非マスク付与部分から所定高さ突出させられる。そし
て、これにより、第一のフェライトブロック10のディ
スク摺動面36に所定高さの複数対の空気ベアリング部
38が形成されると共に、それら空気ベアリング部38
の延長部位において、該空気ベアリング部38とディス
ク摺動面36高さが等しいトラック部40が、それぞれ
同じ高さの充填ガラス34.3’4で両側部を挟まれた
状態で、磁気ギャップ30を挟んでフェライトブロック
10,12に跨るように形成される。なお、充填ガラス
34.34との非接触部位のフェライトブロック凸部の
側面がかかるエツチング操作によって傾斜面44に形成
されるのは、前記実施例と同様である。
かかる空気ベアリング部38およびトラック部40を突
出形成するためのエツチング操作が完了すると、前記実
施例と同様に、第16図の(a)に示されている如き切
断線46.48に沿って、コアスライダの長さを決定す
るための切断加工が行なわれ、その切断加工後、第17
図に示されているように、空気ベアリング部38のリー
ディング側の端部に対して、テーパ部50を形成するリ
ーディングランプ加工が施されると共に、トラック部4
0のトレーリング側の端部にテーパ面52を形成するチ
ャンバー加工が施される。そして、その後、前記実施例
と同様に、第18図に示されている如く、フェライトブ
ロック10.12のギャップパー32の幅方向の不要部
分が切除されて、ヨーク部60が形成され、更にその後
、第18図に示されている如き切断線57に沿ってギャ
ップパー32が切断されて、第19図に示されている如
きコアスライダが切り出される。
なお、第19図に示されているように、ヨーク部60は
、充填ガラス34.34の両端幅よりも狭い幅に切り出
され、その結果、ヨーク部60は、トラック部40のフ
ェライト露出部以外は、充填ガラス34.34でディス
ク摺動面36が覆われた状態で形成せしめられる。
このようにして製造されるコアスライダにあっても、空
気ヘアリング部38およびトラック部40がエツチング
操作によって周りから同時に突出形成され、しかもその
形成と同時に、空気ベアリング部38の左右両側面が傾
斜面44に形成されるため、前記実施例の製造手法と同
様に、優れた生産性をもって所期の機能を有するコアス
ライダを製造できるのである。
また、本実施例手法に従って製造されるコアスライダに
おいても、砥石を用いて切削形成される斜め溝22.2
2によってトラック部40の幅が実質的に規定されるこ
とから、前記実施例と同様に、トラック部40の幅寸法
を高い精度で安定して設定することができるのである。
そして、かかる本実施例手法に従って製造されるコアス
ライダにおいても、トラック部゛40が狭い幅をもって
周囲のフェライト部分から突出して形成されることとな
るが、その両側部に同じ高さの充填ガラス34.34が
設けられることから、その機械的強度が充分良好に保証
されるのである。
以上、本発明の幾つかの実施例を詳細に説明したが、こ
れらは文字通りの例示であり、本発明が、それらの具体
例に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内
において、種々なる変更、修正、改良等を施した態様で
実施できることは、言うまでもないところである。
例えば、前記実施例では、ディスクの回転停止時におい
て、ディスクがディスク摺動面36の凸部のトレーリン
グ側端部のエツジ部に摺接することによって、該端部エ
ツジ部やディスクを損傷−1しめないように、その凸部
のトレーリング側端部のエツジ部にチャンバー加工によ
ってテーパ面52が形成されるようになっていたが、そ
のようなチャンバー加工を施す代わりに、フッ酸やKO
H等のアルカリ水溶液で充填ガラス34.34をフェラ
イトブロック10.12と共にエツチング処理して、デ
ィスク摺動面36の凸部のトレーリング側端部に上記テ
ーパ面52の機能と同様の機能を果たす傾斜面を形成す
るようにすることも可能である。
なお、かかるエツチング操作に際しては、前記斜め溝2
2の形成幅に拘わらず、そのマスクの付与形態により、
トラック部40を挟む充填ガラス34.34の幅をその
斜め溝22の形成幅よりも狭い任意の幅に設定すること
ができるが、前記第一の実施例のように、斜め溝22の
形成幅がヨーク部60の幅に比べて充分狭く、トラック
部40を挾んで空気ベアリング部38と対向するように
トラック保護凸部42が形成されるような場合には、通
常、第20図に示されている如く、かかるトラック部4
0を挟む充填ガラス34.34部位を全面的に覆うよう
に、マスク64が付与されることとなり、また前記第二
の実施例のように、斜め溝22の形成幅が充分広いよう
な場合には、第21図に示されている如く、トラック部
40を挾む充填ガラス34.34部位を少なくとも所定
の幅で覆うように、即ちか男・るエツチング操作によっ
て凸部として残される充填ガラス34.34部位がトラ
ック部40を充分良好に保護し得るような幅をもって、
マスク64が付与せしめられることとなる。ここで、マ
スク64としては、前記実施例のエツチング操作におけ
るマスク43をそのきる。
また、前記実施例においては、フェライトブロック10
.12の相対向するフェライト面(突合せ面14)間に
おいて磁気ギャップ30が直接形成されるようになって
いるが、そのようなフェライト面の少なくとも何れか一
方に所定厚さの金属磁性膜を形成して、磁気ギャップ3
0を所謂メタルインギャップ構造となすことも可能であ
る。なお、磁気ギャップ、30をメタルインギャップ構
造となす場合には、磁気ギャップ30のギャップ長を規
定するためのギャップ加工後において、フェライトブロ
ック10.12の少なくとも一方の突合せ面14の磁気
ギャップ成形部位に対して、公知の手法に従って金属磁
性材層を形成するようにすればよい。
更に、前記実施例では、何れも、スライダ本体58の一
対の空気ベアリング部38.38の延長部位のそれぞれ
にヨーク部60を備えた構造のコアスライダを製造する
場合について本発明の適用例を説明したが、スライダ本
体58の一方の空気ベアリング部3日の延長部位に1個
のヨーク部60を備えただけのコアスライダの製造に本
発明を適用することも可能である。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、固定
磁気ディスク装置用のコアスライダの製造に際して、そ
のディスク摺動面の空気ベアリング部およびトラック部
をエツチング手法にて周りから同時に突出して形成でき
ることから、コアスライダを優れた生産性をもって安価
に製造できるのであり、またトラック部の幅が、機械的
に切削されて形成される2条の斜め溝によって規定され
ることから、その幅寸法精度を良好に高め得て、トラッ
ク幅寸法精度の高いコアスライダ′を安定して得ること
ができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第13図は、本発明の一実施例を説明するた
めの各工程の説明図であって、第1図の(a)および(
ト))は、それぞれ、組み合わされるフェライトブロッ
クを示す斜視図であり、第2図の(a)および(b)は
、それぞれ、コイル巻線用の溝加工が施された状態のフ
ェライトブロックを示す斜視図であり、第3図は、二つ
のフェライトブロックが一体的に接合された状態を示す
斜視図であり、第4図は、第3図のフェライトブロック
接合体を二分割して得られるギャップバーを示す斜視図
であり、第5図の(a)は、トラック部の幅を規定する
ための斜め溝が形成された状態のギャップバーを示す斜
視図であり、第5図の(b)は、第5図の(a)のギャ
ップバーの要部断面図であり、第6図は、斜め溝に充填
材であるガラスが充填された状態のギャップバーを示す
要部斜視図でありミ第7図は、ディスク摺動面にエツチ
ングのためのマスクが付与された状態のギャップバ一部
を示す平面図であり、第8図は、第7図の要部拡大図で
あり、第9図の(a)および(b)は、それぞれ、エツ
チング処理が施されたギャップバーを示す平面図および
正面図であり、第1O図は、空気ベアリング部の長手方
向のリーディング側端部にリーディングランプ加工が施
されると共に、トラック保護凸部のトレーリング側端部
にチャンバー加工が施された状態のギャップバーを示す
平面図であり、第11図は、第10図の右側面要部図で
あり、第12図は、不要部分の切除加工にてヨーク部が
形成された状態のギャップバーを示す平面図であり、第
13図は、ギャップバーから切り出された最終形状のコ
アスライダを示す平面図である。 第14図乃至第19図は、本発明の別の実施例を説明す
るための各工程の説明図であって、第14図は第7図に
、第15図は第8図に、第16図の(a)は第9図の(
a)に、第16図の(b)は第9図の(b)に、第17
図は第10図に、第18図は第12図に、第19図は第
13図に、それぞれ対応する説明図である。 第20図および第21図は、それぞれ、本発明の更に別
の実施例の工程を説明するための説明図である。 10:第一のフェライトブロック 12:第二のフェライトブロック 14:突合せ面 24:コイル巻線用溝 32:ギャップバー 34:充填ガラス(充填材) 36:ディスク摺動面 38:空気ベアリング部 42ニドラック保護凸部 43.64=マスク 50:テーパ部 58ニスライダ本体 22:斜め溝 30:磁気ギャップ 40 ニ ドラック部 44:傾斜面 52:テーバ面 60:ヨーク部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディスク摺動面に所定高さの左右一対の空気ベア
    リング部を備えたスライダ本体と、該スライダ本体の少
    なくとも一方の空気ベアリング部の延長部位において、
    該スライダ本体との間で閉磁路を形成すると共に、前記
    ディスク摺動面に臨む磁路形成部位において該スライダ
    本体との間で所定間隙の磁気ギャップを形成する状態で
    、該スライダ本体に一体的に接合されたヨーク部とを備
    え、そのディスク摺動面に、前記磁気ギャップを挟んで
    前記スライダ本体とヨーク部とに跨る状態で、前記空気
    ベアリング部と同じ高さのトラック部が周囲から突出し
    て形成されてなる構造の磁気ディスク装置用コアスライ
    ダを製造する方法であって、 前記スライダ本体を与える第一のフェライトブロックと
    、前記ヨーク部を与える第二のフェライトブロックとを
    突き合わせて一体的に接合し、前記閉磁路および磁気ギ
    ャップを備えたギャップバーを作製する工程と、 前記第二のフェライトブロック側から、前記トラック部
    の幅方向の両端部を規定する状態で、前記第一のフェラ
    イトブロック側まで延びる一対の斜め溝を該ギャップバ
    ーに切込形成し、該切込形成した斜め溝に非磁性の充填
    材を充填せしめる工程と、 該斜め溝に充填材が充填せしめられたギャップバーの前
    記ディスク摺動面に対して、前記第一および第二のフェ
    ライトブロックの前記空気ベアリング部およびトラック
    部の形成部位を覆うようにマスクを付与し、該マスクを
    付与したギャップバーのディスク摺動面にエッチング処
    理を施して、該第一および第二のフェライトブロックの
    マスクの付与部分をそれらフェライトブロックの非マス
    ク付与部分から所定高さ突出せしめて、前記空気ベアリ
    ング部およびトラック部を周りから突出形成せしめる工
    程と、 該空気ベアリング部およびトラック部が形成されたギャ
    ップバーから、それら空気ベアリング部およびトラック
    部を含むように、前記スライダ本体とヨーク部からなる
    最終形状のコアスライダを切り出す工程とを、 含むことを特徴とする固定磁気ディスク装置用コアスラ
    イダの製造法。
  2. (2)前記第一のフェライトブロックと第二のフェライ
    トブロックとの突き合わせに先立って、それらフェライ
    トブロックの少なくとも一方の突合せ面の磁気ギャップ
    形成部位に、所定厚さの金属磁性材層を形成せしめるこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の製造法。
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