JPH02279708A - 塩化ビニル系単量体の重合方法 - Google Patents

塩化ビニル系単量体の重合方法

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JPH02279708A
JPH02279708A JP9866889A JP9866889A JPH02279708A JP H02279708 A JPH02279708 A JP H02279708A JP 9866889 A JP9866889 A JP 9866889A JP 9866889 A JP9866889 A JP 9866889A JP H02279708 A JPH02279708 A JP H02279708A
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JP
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vinyl chloride
chloride monomer
polymer
polymerization initiator
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JP9866889A
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Shuji Suyama
須山 修治
Tomoyuki Nakamura
知之 中村
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、塩化ビニル系単量体を重合させる際に、特定
の重合開始剤を用いることにより、50°C以下の重合
温度で高収率で高重合度の重合体を得ることができ、し
かも得られた重合体が熱安定性、特に着色性が改良され
、かつ臭気のないものが得られる塩化ビニル系単量体の
重合方法に関するものである。
(従来の技術) 当業界では、塩化ビニル系重合体のうち平均重合度が6
00〜1500のものを一般品、1500以上のものを
高重合度品と呼称している。高重合度品は一般品に比べ
、機械的強度、熱安定性、寸法安定性および耐寒性など
といった物性が特に優れていることが知られている。さ
らに、ポリ塩化ビニルに可塑剤を使用して製品化した軟
質ポリ塩化ビニルでは、高重合度になる程ゴム弾性を向
上することができる。
表−1に示されるようにポリ塩化ビニルの平均重合度は
その重合温度によって決定されるので、このような高重
合度ポリ塩化ビニルを得るためには、塩化ビニルを50
°C以下の比較的低い温度で重合しなければならない。
表−1 重合温度(C)  平均重合度 この理由から低温でも十分活性のある重合開始剤が望ま
れている。
従来より塩化ビニル系単量体を重合するのに際し、前記
のような低温活性重合開始剤としてジイソブチリルペル
オキシド(以下、IBPOと略記する)、アセチルシク
ロへキシルスルホニルペルオキシド(以下、ACSPと
略記する)(特開昭40−16795号公報)や、クミ
ルペルオキシネオデカノエート(以下、CHDと略記す
る)(特開昭58−120611号公報)などを用いる
ことが知られている。またt−オクチルペルオキシフェ
ノキシアセテート(以下、OPAと略記する)(特開昭
54−15990号公報)なども低温活性であることが
知られている。
(発明が解決しようとする課題) 前記IBPO1^C5PSCNDおよびOPAを重合開
始剤として用いる重合方法にはそれぞれ問題があった。
即ち、IBPOは水に対して非常に不安定で、水と接触
して分解するため、重合活性の持続性がなく、結果とし
て重合体の収率が低かった。またACSPは分解生成物
の衛生上の問題と、得られた重合体が着色するなどの熱
安定性が悪かった。さらにCNDは分解生成物のために
重合体に特有の臭気があるという欠点を有していた。ま
たOPAは、CNDとほぼ同等の活性を持つものの、化
合物自体が非常に強い不快臭を持つため、工業的に使用
するには問題があった。
さらに、これらの重合開始剤は、いずれも温度に対し非
常に不安定であり、取扱上の危険性が大であるという欠
点を有していた。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、上記の従来法の問題点について長期にわ
たって研究した結果、特定の重合開始剤を用いることに
よって、50゛C以下の重合温度でも収串良(高重合度
ポリ塩化ビニルが得られ、しかも得られた重合体が熱安
定性、特に着色性に優れ、また臭気のないものであるこ
と、さらにこの重合開始剤が貯蔵安定性上極めて安全で
あること、を確認して本発明を完成した。
即ち、本発明は塩化ビニル系単量体を50°C以下の重
合温度で重合させ高重合度品を得る際に、重合開始剤と
して2,5−ビス(フェノキシアセチルペルオキシ)−
2,5−ジメチル−3−ヘキシンを用いることを特徴と
する塩化ビニルの重合方法である。
本発明に使用される塩化ビニル系単量体とは、塩化ビニ
ル単量体単独、または塩化ビニル単量体及びこれと共重
合可能な単量体との混合物をいう。
本発明に使用される塩化ビニル単量体と共重合可能な他
のビニル単量体としては、例えばエチレン、酢酸と二″
ル、塩化ビニリデン、スチレン、アクリル酸エステル等
である。
本発明で用いる特定の重合開始剤は、例えば以下のよう
にして得ることができる。
即ち、2.5−ジメチル−2,5−ジヒドロペルオキシ
−3−ヘキシンと、フェノキシ酢酸ハライドを水酸化ナ
トリウムか水酸化カリウムまたはピリジンのようなアミ
ン類を触媒として、通常のペルオキシエステルと同様の
反応条件下で得られる。
即ち、溶媒として芳香族炭化水素(例えばトルエン、エ
チルベンゼン)を用いて合成するか、または合成後希釈
して用いることが出来る。なお反応温度は、−10°C
〜30°C程度である。
本発明に用いる重合開始剤の使用量は適宜に選択できる
が、通常は塩化ビニル系単量体の仕込量100重量部に
対して純品換算で0.001〜2重量部程度置部り、好
ましくは0.01〜1重量部である。
その量が0.001重量部未満では重合速度が遅くなる
。また2重量部を越えると重合反応の制御が困難となり
、得られる重合体の物性も低下するので好ましくない。
本発明に用いられる特定の重合開始剤は、単独で使用し
ても、また従来用いられている池のペルオキシジカーボ
ネート、ジアシルペルオキシド、ペルオキシエステルや
アゾビス系重合開始剤と併用して用いることも可能であ
る。
併用できるペルオキシドとしては、ペルオキシジカーボ
ネートは、例えばビス(2−エチルヘキシル)ペルオキ
シジカーボネート、ジイソプロピルペルオキシジカーボ
ネートなどがあげられ、ジアシルペルオキシドは、例え
ばIBPo、 3. 5. 5−トリメチルヘキサノイ
ルペルオキシドなど、ペルオキシエステルは、例えばt
−オクチルペルオキシネオデカノエート、t−プチルベ
ルオキシピバレ−1・などである。
さらに、アゾビス系重合開始剤としては、例えばアブビ
スイソブチロニトリルやアゾビス−2゜4−ジメチルバ
レロニトリルなどがあげられる。
本発明において用いられている重合方法は、通常の懸濁
重合でも乳化重合でもよい。
本発明における重合温度は高重合変品を得るための温度
を選べばよく、特に制約は受けないが、平均重合度15
00を得る温度50″Cを上限として、下限は特に制限
されない。しかし通常の工業的製造方法による冷却方式
で冷却できる最低の温度とするのがよい。好ましくは2
0〜50℃の温度範囲である。
(発明の効果) 特定の重合開始剤を用いる本発明は、以下に述べる特徴
を有している。
即ち、従来の重合開始剤(例えばACSP、 CND 
)を用いた方法に比べ、得られる重合体の臭気がな(熱
安定性、特に着色がない点で優れている。また従来の重
合開始剤(例えばIBPO)を用いた方法に比べて重合
活性の持続性が高く、重合速度が大きい。従って結果と
して重合体収率が高くなる点で優れている。また、本発
明で用いる特定の重合開始剤は従来の重合開始剤(例え
ばOPA )に比べ、臭気が殆どないので工業的にも問
題なく使用できる。
さらに本発明で用いる特定の重合開始剤は、従来の重合
開始剤に比べ貯蔵安定性上極めて安全である点で優れて
いる。即ち、本発明で用いる特定の重合開始剤は、貯蔵
温度0°Cで1ケ月以上純度の低下がみられない。一方
、前記の重合開始剤は貯蔵温度O″CにおいてIBPO
が48時間で2.5%、ACSPおよびCNDが1ケ月
でそれぞれ1.8%、5.5%純度低下し、さらにAC
SPは淡黄色に着色した。
(実施例) 以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
参考例 (2,5−ビス(フェノキシアセチルペルオキシ)−2
,5−ジメチル−3−ヘキシンの合成)撹拌機を備えた
300mj2の4つロフラスコに、20%水酸化カリウ
ム水溶液89.9 g  (0,32モル)と98.9
%2.5−ジメチル−2,5−ジヒドロペルオキシ−3
−ヘキシン17.6g  (0,1モル)を入れ撹拌を
開始した。さらに湿潤剤としてジオクチルスルホコハク
酸ナトリウム系界面活性剤(商品名「ラピヅールB−8
0,1日本油脂類) 0.5 gを加えた後、内温を1
5°Cに保ちながらフェノキシ酢酸クロライド37.5
 g  (0,22モル)を6分にわたって滴下した。
添加後、その反応混合物を15゛Cの温度でさらに1時
間撹拌した。次いで、その溶液に冷水100gを加え5
分間撹拌した後、白色結晶を吸引濾過によって取り出し
た。この結晶を5%水酸化ナトリウム水溶液100gで
洗浄し、さらに冷水1200 gで3回洗浄して、白色
微粉末状結晶として粗生成物52gを得た。この結晶を
180gの塩化メチレンに溶解させ、含有された水を分
離し、さらに無水硫酸ナトリウムにより脱水を行った。
この塩化メチレン溶液を、撹拌下350cj2の石油エ
ーテルに投入し析出した白色結晶を吸引濾別した。
この結晶をさらに石油エーテル100mj2により3回
洗浄し、乾燥させ白色結晶27.1gを得た。この結晶
をIRおよびNMRで分析した結果、2.5−ビス(フ
ェノキシアセチルペルオキシ)−2,5=ジメチル−3
−ヘキシンであることを確認した。
この固体の活性酸素量を測定した結果、7.12%であ
った。計算により純度98.5%、収率60.3モル%
であった。この固体の融点を測定したところ72°Cで
あった。さらに、この固体の臭気を調べたがほとんど臭
いはなかった。
実施例1 容量400m lのステンレス製オートクレイプに、イ
オン交換水200s iとポリビニルアルコール0.1
重量部とを入れ溶解させた。次に、参考例で得られた2
、5−ビス(フェノキシアセチルペルオキシ)−2,5
−ジメチル−3−ヘキシン(以下、25PAと略記する
’) 0.15ミリモルを添加し、−80°C以下に冷
却し、塩化ビニル単量体100重量部を加えた。オート
クレイプの空間部分を窒素ガスで十分に置換した後密栓
した。それを45°Cに保った恒温水槽中に8時間浸し
重合させた。撹拌は、オートクレイプを水槽中で32r
p−で回転させることにより行った。重合を行った後冷
却し、未反応の塩化ビニル単量体を除き、得られた白色
粉末を2回100mj!の水で洗浄した後、真空で乾燥
した0重量から塩化ビニル重合体の収率は85%であり
、平均重合度は2520であった。
得られた塩化ビニル重合体の熱安定性試験として下記に
示す着色試験を行い、同時に臭気についても調べた。そ
れぞれの結果を表−2及び表−3に示す。
[着色性試験] 塩化ビニル重合体100重量部、ジブチルスズマレート
2.5重量部、可塑剤としてジオクチルフタレート80
重量部を混合し、160°Cのロール上で10分間混練
し、11厚みのシートを取り出し、そのシートの着色度
合を目視にて観察した。
実施例2.3 重合開始剤の25PAの添加量、重合温度を変えた以外
は、実施例1に準じて塩化ビニル単量体の重合を行った
。これらの結果をそれぞれ表−2及び表−3に示す。
実施例4 塩化ビニル単量体を塩化ビニル単量体90重量部及び酢
酸ビニル単量体10重量部に変えた以外は、実施例1に
準じて塩化ビニル単量体の重合を行った。これらの結果
をそれぞれ表−2及び表−3に示す。
比較例1〜3 重合開始剤として、従来のアセチルシクロへキシルスル
ホニルペルオキシド(ACSP) 、クミルペルオキシ
ネオデカノエー)(CND) 、ジイソブチリルペルオ
キシド(IBPO)をそれぞれ用いた以外は、表−2に
示される条件で実施例1に準じて塩化ビニル単量体の重
合を行った。これらの結果をそれぞれ表−2及び表−3
に示す。
表−3 以上、表−2及び表−3から明らかなように、従来の重
合開始剤を用いた方法では、得られた重合体の耐熱性(
着色性)が悪いか、臭気があるかのいずれかであるか、
あるいは着色性や臭気が良くても収率が低いなどの問題
があるのに対し、本発明の方法では、これらをすべて満
足している。
臭気がないということは、成型や加工時における作業環
境上から好ましいことである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、塩化ビニル系単量体を重合温度50℃以下で重合さ
    せ平均重合度1500以上の重合体を得る際に、重合開
    始剤として2,5−ビス(フェノキシアセチルペルオキ
    シ)−2,5−ジメチル−3−ヘキシンを用いることを
    特徴とする塩化ビニル系単量体の重合方法。
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