JPH0227990B2 - Benzochiajinjudotai - Google Patents

Benzochiajinjudotai

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JPH0227990B2
JPH0227990B2 JP18628782A JP18628782A JPH0227990B2 JP H0227990 B2 JPH0227990 B2 JP H0227990B2 JP 18628782 A JP18628782 A JP 18628782A JP 18628782 A JP18628782 A JP 18628782A JP H0227990 B2 JPH0227990 B2 JP H0227990B2
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JP
Japan
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reaction
compound
acid
benzothiazine
general formula
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JP18628782A
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Hiroshi Ishikawa
Tetsuyuki Uno
Hisashi Myamoto
Kazuyuki Nakagawa
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規なベンゾチアジン誘導体及びその
塩に関する。 本発明のベンゾチアジン誘導体は、一般式 〔式中R1は低級アルキル基を、X1及びX2はハロ
ゲン原子を夫々示す。〕 で表わされる。 本明細書において、低級アルキル基としては例
えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、tert―ブチル、ペンチル、ヘキシル基等
の炭素数1〜6のアルキル基を挙げることがで
き、ハロゲン原子としては例えば塩素原子、弗素
原子、臭素原子等を挙げることができる。 上記一般式(1)で表わされる本発明の化合物は、
広くグラム陽性菌及びグラム陰性菌に対し優れた
抗菌活性を発揮し、低毒性で、副作用が弱く人、
動物、魚類等の各種病原細菌に起因する疾病の治
療薬として、また医薬用器具等の外用殺菌剤及び
消毒剤として有用なピリド〔1,2,3―de〕
〔1,4〕ベンゾチアジン誘導体の合成中間体と
して有用である。該最終化合物及び本発明化合物
からの該化合物の誘導方法の詳細は後述する通り
である。 上記一般式(1)で表わされる化合物は種々の方法
により製造されるが、その好ましい一例を挙げれ
ば例えば下記の方法により製造される。 反応行程式―1 〔上記各式においてX1、X2及びR1は上記に同
じ。X及びX3はハロゲン原子を示す。〕 上記において一般式(2)で表わされる化合物のニ
トロ化反応は、通常のニトロ化剤例えば発煙硝
酸、濃硝酸等を用い、無溶媒もしくは適当な溶媒
中で行なわれる。溶媒としては例えば硝酸、濃硝
酸等を有利に使用できる。ニトロ化剤は一般に原
料化合物に対し少なくとも等モル量、好ましくは
2〜10倍モル量用いられる。反応温度としては通
常室温〜100℃程度、好ましくは50〜60℃付近が
採用され、反応は約1〜6時間で終了する。 一般式(3)で表わされる化合物の二量化反応は、
例えば硫化ナトリウム、水酸化ナトリウム等のア
ルカリ金属硫化物を、原料化合物に対し少なくと
も等モル量、好ましくは約2〜10倍モル量用い、
不活性溶媒中で実施される。該不活性溶媒として
は例えば水、ジメチルスルホキシド(DMSO)、
ジメチルホルムアミド(DMF)、ヘキサメチルリ
ン酸トリアミド、ベンゼン、トルエン等の芳香族
炭化水素類等を好ましく使用できる。反応は通常
室温〜150℃、好ましくは室温〜約100℃の温度下
に約30分〜3時間を要して行なわれる。 一般式(4)で表わされる化合物の還元による一般
式(5)で表わされる化合物の製造は、適当な溶媒及
び還元剤を用いて行なわれる。溶媒としては例え
ば水、酢酸、希塩酸、アンモニア水等を使用でき
る。また還元剤としてはジスルフイド結合をメル
カプト基に還元できる通常のもの、例えば鉄、
錫、亜鉛、塩化錫等の金属乃至化合物と塩酸等の
鉱酸との組み合せを有利に使用できる。還元剤の
使用量は特に制限されないが、通常一般式(4)の化
合物に対して少なくとも等モル量、好ましくは約
2〜10倍モル量とされる。該還元反応は一般に約
50〜120℃、好ましくは約70〜90℃の温度下に約
30分〜3時間で完結する。 かくして得られる一般式(5)の化合物と一般式(6)
の化合物との反応は、通常適当な不活性溶媒中、
脱ハロゲン化水素剤の存在下に実施される。不活
性溶媒としては、例えばメタノール、エタノー
ル、プロパノール等のアルコール類、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン(THF)等のエーテル
類、アセトニトリル等のニトリル類、DMSO,
DMF、ヘキサメチルリン酸トリアミド
(HMPA)、アセトン等を例示することができる。
脱ハロゲン化水素剤としては、例えば炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水
素ナトリウム等の無機炭酸塩、ピリジン、キノリ
ン、トリエチルアミン等の第3級アミン類等を例
示することができる。一般式(5)の化合物に対する
一般式(6)の化合物及び脱ハロゲン化水素剤の使用
量は、適宜に決定されるが、通常一般式(6)の化合
物は少なくとも等モル量、好ましくは約2〜5倍
モル量とされ、また脱ハロゲン化水素剤は、通常
少なくとも等モル量、好ましくは1.5〜5倍モル
量とされる。上記反応は一般に約0〜100℃、好
ましくは室温〜50℃程度の温度条件下に行なわ
れ、約30分〜5時間で反応は完結する。反応終了
後得られる化合物は、特に反応系内より単離する
ことなく、引き続き還元反応に供され、かくして
一般式(1)で表わされる本発明化合物が誘導され
る。該還元反応は、通常の各種方法に従い実施さ
れる。好ましい還元反応方法としては、例えば水
素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、
水素化アルミニウムリチウム等の還元剤を用いる
方法やラネーニツケル等の還元触媒を用いる接触
還元法等を採用できる。例えば還元剤を用いる方
法は、上記一般式(5)の化合物と一般式(6)の化合物
との反応に用いたと同様の適当な溶媒中、上記還
元剤の存在下に、約0℃〜50℃付近、好ましくは
室温付近で、約1〜6時間を要して行なわれる。
還元剤の使用割合は、通常原料化合物に対して約
2〜10倍モル量、好ましくは2〜5倍モル量程度
とされる。 かくして得られる本発明の一般式(1)で表わされ
る化合物は、医薬的に許容される酸又は塩基性化
合物を作用させることにより容易に塩を形成させ
ることができる。該酸としては、例えば塩酸、硫
酸、リン酸、臭化水素酸等の無機酸、シユウ酸、
マレイン酸、フマール酸、リンゴ酸、酒石酸、ク
エン酸、安息香酸等の有機酸を挙げることがで
き、また該塩基性化合物としては、例えば水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム等を挙げ
ることができる。 斯くして得られる本発明の化合物及びその塩
は、通常の分離手段により容易に単離精製するこ
とができる。該分離手段としては、例えば溶媒抽
出法、稀釈法、再結晶法、カラムクロマトグラフ
イー、ブレパラテイブ薄層クロマトグラフイー等
を例示できる。 本発明化合物から抗菌剤等として有用な最終化
合物であるピリド〔1,2,3―de〕〔1,4〕
ベンゾチアジン誘導体の製造は、例えば下記反応
行程式―2に示す方法により実施される。 反応行程式―2 〔上記各式においてX1、X2及びR1は上記に同
じ。R2はハロゲン原子又は基
【式】(R4及 びR5は、酸素原子もしくは窒素原子を介しもし
くは介することなく互いに結合して、これらの結
合する窒素原子と共に5員又は6員の飽和複素環
基を形成する基を示し、該複素環基は、置換基と
して低級アルキル基、低級アルカノイル基、水酸
基又は低級アルキル基置換アミノ基を有していて
もよい。)を示し、R3は低級アルキル基を示す。〕 上記反応行程式―2に示す本発明化合物(1)の環
化反応は、従来公知の各種環化反応に準じて行な
い得る。例えば加熱による方法、オキシ塩化リ
ン、五塩化リン、三塩化リン、チオニルクロライ
ド、濃硫酸、ポリリン酸(PPE)、ポリリン酸エ
チルエステル(PPE)等の酸性物質を用いる環
化法等を例示できる。加熱による環化法を採用す
る場合、高沸点炭化水素類及び高沸点エーテル類
例えばテトラリン、ジフエニルエーテル、ジエチ
レングリコールジメチルエーテル等の溶媒を用
い、通常100〜250℃、好ましくは180〜250℃の加
熱条件を採用できる。また酸性物質を用いる酸化
法を採用する場合これを化合物(1)に対して等モル
量〜大過剰量好ましくは10〜20倍量用い、通常
100〜180℃で0.5〜6時間程度反応させればよい。 上記環化反応により得られる化合物(7)の加水分
解反応は、常法に従い、例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化バリウム等の塩基性
化合物、硫酸、塩酸、硝酸等の鉱酸、酢酸、芳香
族スルホン酸等の有機酸等の慣用の触媒の存在下
に行なわれる。該反応は一般には水、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、アセトン、
メチルエチルケトン、ジオキサン、エチレングリ
コール、酢酸等の通常の溶媒中で実施される。反
応温度は通常室温〜200℃、好ましくは50〜150℃
である。斯くして一般式(8)の化合物が容易に収得
される。 斯くして得られる一般式(8)の化合物と一般式(9)
の化合物との反応に於て、両者の使用割合として
は特に限定されず広い範囲内で適宜選択すればよ
いが、通常前者に対して後者を等モル量以上、好
ましくは等モル〜5倍モル量用いるのがよい。該
反応は不活性溶媒中にて行なわれる。斯かる溶媒
としては具体的には水、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、ブタノール、アミルアル
コール、イソアミルアルコール等のアルコール
類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジ
グライム等のエーテル類、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルリン酸
トリアミド、N―メチルピロリドン(NMP)等
を例示できる。該反応は脱酸剤の存在下に行なつ
てもよい。斯かる脱酸剤としては具体的には炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、
炭酸水素ナトリウム等の無機炭酸塩類、ピリジ
ン、キノリン、トリエチルアミン等の第3級アミ
ン類等を例示できる。該反応は通常1〜20気圧
(好ましくは1〜10気圧)の圧力下、100〜250℃
(好ましくは140〜200℃)にて行なわれ、一般に
5〜20時間程度で反応は終了する。斯くして一般
式(10)で表わされるピリド〔1,2,3―de〕
〔1,4〕ベンゾチアジン誘導体を収得できる。
該誘導体は、上記した医薬的に許容される酸又は
塩基性化合物を作用させることにより容易に塩と
することができ、上記誘導体(10)及びその塩は通常
の分離手段により容易に単離精製することができ
る。該分離手段としては、例えば溶媒抽出法、稀
釈法、再結晶法、カラムクロマトグラフイー、プ
レパラテイブ薄層クロマトグラフイー等を例示で
きる。 以下本発明化合物を製造するために用いる原料
化合物の製造例及び本発明化合物の製造例を挙げ
るが、本発明はこれらに限定されない。 製造例 1 1,2,3―トリクロロ―4―ニトロベンゼン
の合成 発煙硝酸(d=1.52)1000mlを水浴上、50℃に
加温し、1,2,3―トリクロロベンゼン500g
を50℃〜55℃の間で少量づつ滴下する(滴下時間
2.5時間)。滴下後、50℃で1時間反応した後反応
液を氷水2中に投入する。淡黄色結晶が析出す
る。結晶を取し、クロロホルム2に溶解し水
洗し、クロロホルム層を無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、過し、液を濃縮、乾燥することによ
り1,2,3―トリクロロ―4―ニトロベンゼン
574gを得る。mp55〜56℃ 製造例 2 2,2′,3,3′―テトラクロロ―6,6′―ジニ
トロジフエニルジスルフイドの合成 1,2,3―トリクロロ―4―ニトロベンゼン
175gをDMSO300mlに溶解し、硫化ナトリウム
210gを加え、90℃にて1時間加熱反応する。反
応後、反応液を水3中に投入し、濃塩酸にてPH
2とする。クロロホルム2加え、かくはんした
のち、不溶物を過する。液を分液ロートに移
し、クロロホルム層を分取する。無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し過、濃縮して粗製物として、上
記化合物114gを得る。mp112〜114℃ 製造例 3 1,2―ジクロロ―5―アミノ―ベンゼンチオ
ールの合成 上記製造例2で得た化合物60gを酢酸800mlに
溶解し、還元鉄60gを加え、80℃に加温する。次
に濃塩酸50mlを加え、1時間反応する。反応後、
溶媒を減圧留去し、水200mlを加え、10%水酸化
ナトリウムを加えPH7.0とする。クロロホルム1.5
を加えかくはんし、不溶物をセライト過す
る。クロロホルム層を分液し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥する。続いて過、濃縮することによつ
て、1,2―ジクロロ―5―アミノ―ベンゼンチ
オール35gを得る。 mp 52〜55℃ 製造例 4 7,8―ジクロロ―2,3―ジヒドロ―3―メ
チル―4H―ベンゾチアジンの合成 水酸化カリウム6gを99.5%エタノール140ml
に溶解させ、次に1,2―ジクロロ―5―アミノ
―ベンゼンチオール14gを加え、水冷する。同温
度でモノクロルアセトン12mlを滴下する。滴下
後、40℃で30分反応後、再び氷冷する。この反応
液に水素化ホウ素ナトリウム6gを加え、45℃で
2時間反応する。反応後、室温に戻し、アセトン
10mlを添加し、過剰の水素化ホウ素ナトリウムを
分解する。反応液を過し、液を濃縮する。続
いて水100ml及びクロロホルム200mlを加えかくは
んする。クロロホルム層を分離し、無水炭酸カリ
ウムで乾燥し、過、クロロホルムを減圧留去
し、シリカゲルカラムクロマトで精製し、上記化
合物6.5gを得た。 NMR(CDCl3): δppn=1.16(d,3H,J=6Hz,−CH3) 2.5〜2.9(m,2H,
【式】) 3.3〜3.6(m,1H,
【式】 3.82(bs,1H,−NH) 6.12(d,1H,J=9Hz) 6.75(d,1H,J=9Hz) 以下本発明化合物からのピリド〔1,2,3―
de〕〔1,4〕ベンゾチアジン誘導体の製造例を
参考例として挙げる。 参考例 1 (1) 9,10―ジクロロ―3―メチル―7―オキソ
―2,3―ジヒドロ―7H−ピリド〔1,2,
3―de〕〔1,4〕ベンゾチアジン―6―カル
ボン酸の合成 7,8―ジクロロ―2,3―ジヒドロ―3―
メチル―4H―ベンゾチアジン3gにEMME2.8
gを加え、140〜150℃で40分間加熱する。反応
後ポリリン酸20gを加え140〜150℃で20分間反
応する。反応後反応物を氷水400ml中に投入し、
クロロホルム200mlで抽出する。クロロホルム
層を分取し、硫酸マグネシウムで乾燥後、
過、濃縮する。残渣に酢酸16mlと濃塩酸4mlを
加え、4時間加熱還流する。反応後水100mlを
加えると褐色結晶が析出する。この結晶を過
し、エタノール−エーテル(1:4)で洗浄す
ると白色結晶になる。DMFで再結晶し、標記
化合物2gを得る。 mp 300℃以上 元素分析値(C13H9O3NSCl2として) C(%) H(%) N(%) 計算値 47.29 2.75 4.24 実測値 47.15 2.92 4.36 (2) 9―クロロ―10―(4―メチル―1―ピペラ
ジニル)―3―メチル―7―オキソ―2,3―
ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,3―de〕
〔1,4〕ベンゾチアジン―6―カルボン酸の
製造 9,10―ジクロロ―3―メチル―7―オキソ
―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,
3―de〕〔1,4〕ベンゾチアジン―6―カル
ボン酸2gのN―メチルピロリドン20ml加え、
さらにN―メチルピペラジン3.5mlを添加し、
油浴上180℃で6時間反応する。反応後、溶媒
を減圧留去する。残渣に酢酸エチルを加え結晶
化する。結晶を取し、100mlの水に懸濁し、
希塩酸にてPH3とする。不溶物を過し、液
を10%水酸化ナトリウムでPH7.8とする。クロ
ロホルムで抽出し、抽出液を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、過し、液を濃縮し、粗結晶を
DMFで再結晶することにより9―クロロ―10
―(4―メチル―1―ピペラジニル)―3―メ
チル―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―
ピリド〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベンゾチ
アジン―6―カルボン酸670mgを得る。白色稜
状晶 融点283〜286℃(分解) 元素分析値(C18H20ClN3O3Sとして) C(%) H(%) N(%) 計算値 54.89 5.12 10.67 分析値 54.78 5.31 10.48 (3) 9―クロロ―10―(1―ピペラジニル)―3
―メチル―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―
7H―ピリド〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベン
ゾチアジン―6―カルボン酸・1塩酸塩・1水
和物の製造 9,10―ジクロロ―3―メチル―7―オキソ
―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,
3―de〕〔1,4〕ベンゾチアジン―6―カル
ボン酸4gおよび無水ピペラジン5.3gをN―
メチルピロリドン40mlに溶解し、150゜〜160℃
で6時間反応する。反応後、溶媒を減圧留去す
る。残渣に酢酸エチルを加え結晶化する。結晶
を取し、400mlの水に懸濁し、希塩酸にてPH
2とし、50℃に加温する。不溶物を過し、
液を減圧濃縮する。残渣をエタノールー水にて
再結晶することにより微黄色稜状晶の9―クロ
ロ―10―(1―ピペラジニル)―3―メチル―
7―オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド
〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベンゾチアジン
―6―カルボン酸・1塩酸塩・1水和物1.3g
を得る。融点300℃以上 元素分析値(C17H18ClN3O3S・HCl・H2Oとし
て) C(%) H(%) N(%) 計算値 47.01 4.87 9.67 分析値 46.86 4.98 9.52 (4) 9―クロロ―10―(4―ホルミル―1―ピペ
ラジニル)―3―メチル―7―オキソ―2,3
ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,3―de〕
〔1,4〕ベンゾチアジン―6―カルボン酸の
製造 無水酢酸2mlに90%ギ酸1.5mlを加え、50℃
で15分間かくはん後氷冷する。この中に、9―
クロロ―10―(1−ピペラジニル)―3―メチ
ル―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピ
リド〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベンゾチア
ジン―6―カルボン酸750mgを加え、水浴上80
℃で2.5時間反応する。反応後室温に戻し、ジ
エチルエーテル20mlを加えると沈殿が析出す
る。沈殿を取し、ジメチルホルムアミドで再
結晶することにより微黄色稜状晶の9―クロロ
―10―(4―ホルミル―1―ピペラジニル)―
3―メチル―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―
7H―ピリド〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベン
ゾチアジン―6―カルボン酸385mgを得る。 融点300℃以上 元素分析値(C18H13ClN3O4Sとして) C(%) H(%) N(%) 計算値 53.01 4.45 10.30 分析値 52.87 4.52 10.41 (5) 9―クロロ―10―(4―モルホリニル)―3
―メチル―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―
7H―ピリド〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベン
ゾチアジン―6―カルボン酸の製造 9,10―ジクロロ―3―メチル―7―オキソ
―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,
3―de〕〔1,4〕ベンゾチアジン―6―カル
ボン酸3gにN―メチルピロリドン30mlおよび
モルホリン4mlを加え、100ml容器のステンレ
ス製オートクレープ中170℃で7時間反応する。
反応後、冷却し、溶媒を減圧留去する。残渣に
酢酸エチルを加え、結晶化させたのち過す
る。粗結晶をジメチルホルムアミドにて3回再
結晶を行うことにより白色稜状晶である9―ク
ロロ―10―(4―モルホリニル)―3―メチル
―7―オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピリ
ド〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベンゾチアジ
ン―6―カルボン酸870mgを得る。融点300℃以
上 元素分析値(C17H17ClN2O4Sとして) C(%) H(%) N(%) 計算値 53.61 4.50 7.36 分析値 53.58 4.57 7.48 (6) 9―クロロ―10―(4―ヒドロキシ―1―ピ
ペリジニル)―3―メチル―7―オキソ―2,
3―ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,3―de〕
〔1,4〕ベンゾチアジン―6―カルボン酸の
製造 9,10―ジクロロ―3―メチル―7―オキソ―
2,3―ジヒドロ―7H―ピリド〔1,2,3―
de〕〔1,4〕ベンゾチアジン―6―カルボン酸
2.5gにN―メチルピロリドン20mlおよび4―ヒ
ドロキシピペリジン3.8gを加え、油浴上170℃で
10時間反応する。反応後、溶媒を減圧留去し、残
渣に酢酸エチルを加え結晶化する。結晶を取
し、ジメチルホルムアミドで3回再結晶すること
により白色稜状晶である9―クロロ―10―(4―
ヒドロキシ―1―ピペリジニル)―3―メチル―
7―オキソ―2,3―ジヒドロ―7H―ピリド
〔1,2,3―de〕〔1,4〕ベンゾチアジン―
6―カルボン酸347mgを得る。融点281〜285℃
(分解) 元素分析(C18H19ClN2O4Sとして) C(%) H(%) N(%) 計算値 54.75 4.85 7.09 分析値 54.58 4.97 7.21 以下上記参考例により得られた誘導体の抗菌試
験例を挙げる。 抗菌試験 下記に示す供試化合物についての種々に菌に対
する抗菌作用を調べるため、寒天稀釈平板法によ
り最少増殖阻止浸度を求めた
〔CHEMOTHERAPY,22,1126―1128(1974)
参照〕。得られる結果を第1表に示す。尚各種菌
は1×108菌数/ml(O.D.660mμ,0.07―0.16)及
び1×106菌数/ml(100倍稀釈)に調製した。 (供試菌) A…S.aureus FDA 209P B…S.pyogenes IID S―23 C…E.coli NIHJ JC―2 D…K.pneumoiae NCTC 9632 E…P.rettgeri NIH 96 F…S.sonnei EW―33 G…S.typhi NCTC 8393 H…S.marcescens IFO 12648 I…P.aeruginosa ATCC 10145 J… 〃 NCTC 10490 K… 〃 E―2 (供試化合物) 1…参考例1の(2)で得た化合物 2… 〃 (3) 〃 3… 〃 (4) 〃 4… 〃 (6) 〃
【表】
【表】

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  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中R1は低級アルキル基を、X1及びX2はハロ
    ゲン原子を夫々示す。〕 で表わされるベンゾチアジン誘導体及びその塩。
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