JPH0235269B2 - - Google Patents

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JPH0235269B2
JPH0235269B2 JP58125673A JP12567383A JPH0235269B2 JP H0235269 B2 JPH0235269 B2 JP H0235269B2 JP 58125673 A JP58125673 A JP 58125673A JP 12567383 A JP12567383 A JP 12567383A JP H0235269 B2 JPH0235269 B2 JP H0235269B2
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JP
Japan
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conductor
line
conductors
period
equation
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58125673A
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English (en)
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JPS6017374A (ja
Inventor
Tatsu Hatsuta
Tai Kusakabe
Takahiro Asai
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP58125673A priority Critical patent/JPS6017374A/ja
Publication of JPS6017374A publication Critical patent/JPS6017374A/ja
Publication of JPH0235269B2 publication Critical patent/JPH0235269B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Control Of Linear Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の対象] 本発明は誘導無線を利用して移動体の位置を連
続的に検知する方式に関するものである。
[発明の背景] 例えば、リニアモーターカーの自動運転におい
ては、走行路に沿つて一定間隔に配置されたモー
ター極(推進コイル)の極間距離の範囲内で常時
地上においてその車体位置を検知し、これに応じ
て界磁電流の周波数、振幅、位相を合理的に調整
することが、この車両の円滑な運転に不可欠な要
請とされている。
現在、この要請に応える手段として提案されて
いるもののうち最も代表的な方式を第1図および
第2図に基づいて説明する。
第1図において、1,2,3はそれぞれ導体、
4は導体1,2,3により形成される誘導無線線
路、5は移動体塔載アンテナである。
各導体1,2,3は平面上に周期P(モーター
極間距離の2倍)でもつて波形形状に折り曲げら
れ、P/3ずつずらして敷設されているので、線
路4全体としては周期Pの繰り返し構造となつて
いる。アンテナ5としては、枠型ループコイルが
用いられ、これを50〜200KHzの高周波電流によ
り励振すると、アンテナ5により形成される磁界
は線路4に鎖交して各導体1,2,3の間に電圧
が誘起される。
線路4の起点からアンテナ5(車体)までの距
離をzとすれば、アンテナ5の寸法、アンテナ5
と線路4との離隔距離を適当に選択することによ
り、各導体1,2,3の間の誘導電圧をzについ
て正弦波状とすることができる。
いま、線路4の端末における導体1と2,2と
3,3と1間の電圧をそれぞれV12(z)、V23
(z)、V31(z)とすれば、 V12(z)=k cos2πz/P・e-z V23(z)=k cos2π(z+P/3)/P・e-z V31(z)=k cos2π(z+2P/3)/P・e-z
………(1) と現わすことができる。
ここで、k:常数、γ:線路の伝搬常数でγ=
α+jβ(α:線路の減衰常数、β:線路の位相常
数)である。
ここで、V12(z)、V23(z)、V31(z)に次の
信号処理を施し、正相電圧Vp(z)および逆相電
圧Vn(z)を得たものとする。
Vp(z)=V12(z)+e-j2/3V23(z) +ej2/3V31(z) Vn(z)=V12(z)+ej2/3V23(z) +e-j2/3V31(z) ………(2) (1)式を(2)式に代入して整理すると、 Vp(z)=(3/2)ke(-j2z/P)-z Vn(z)=(3/2)ke(j2z/P)-z ………(3) Vp(z)およびVn(z)の位相差をΦとすれ
ば、 Φ=∠Vp(z)−∠Vn(z)=4πz/P ………(4) ここで、∠:偏角を意味する記号である。
すなわち、Φは第2図に示すようにzがP/2
増加する毎に直線的に2πの増加を示すことにな
り、Φの測定を通じ、アンテナ(車体)位置を
P/2の周期で連続的に測定することができる。
また、次のように、V12(z)、V23(z)、V31
(z)の絶対値のみを利用して検知することもで
きる。線路始端で各導体間の誘起電圧を直線検波
してその包絡線の絶対値を求め、その自乗値を求
めれば、 |V12(z)|2=k2cos22πz/P=k2(1+cos4πz/
P) |V23(z)|2=k2[1+cos4π(z+P/3)/p]
=k2[1+cos{(4πz/P)−2π/3}] |V31(z)|2=k2[1+cos4π(z+2p/3)/P]
=k2[1+cos{(4πz/P)+2π/3}]………(5) いま、角周波数ωoの搬送波を(5)式の各々の値
で変調し、これらの値をそれぞれVu(z)、Vv
(z)、Vw(z)とすると、 Vu(z)=k2(1+cos4πz/P)・ejot Vv(z)=k2[1+cos{(4πz/P)−2π/3}]・
ejot Vw(z)=k2[1+cos{(4πz/P)+2π/3}]・
ejot ………(6) となる。
いま、(6)式の各々の電圧に信号処理を施し、正
相電圧Vp′(z)および逆相電圧Vn′(z)を得る。
Vp′(z)=Vu(z)+e-j2/3Vv(z) +ej2/3Vw(z) Vn′(z)=Vu(z)+ej2/3Vv(z) +e-j2/3Vw(z) ………(7) (6)式および(7)式から次式が得られる。
Vp′(z)=(2/3)k2e(-j4z/P)+jot Vn′(z)=(2/3)k2e(j4z/P)+jot ………(8) Vp′(z)、Vn′(z)と搬送波電源から導かれる
基準信号との位相を比較することにより次式が得
られる。
Φ′=∠Vn′(z)−∠ejot =−(∠Vp′(z)−∠ejot) =4πz/P ………(9) すなわち、(4)式と全く同じ結果が得られ、車体
位置をP/2の周期で連続的に測定することがで
きる。
(9)式の関係は上述のようにアナログ的方法のみ
ならず、次のようにデイジタル的方法からも求め
ることができる。
(5)、(6)、(7)式から直に、 Vp′=[{|V12(z)|2−(1/2)|V23(z)|2
−(1/2)|V31(z)|2} −j(√3/2)・{|V23(z)|2−|V31(z)|
2}]・ejot Vn′=[{|V12(z)|2−(1/2)|V23(z)|2
−(1/2)|V31(z)|2} +j(√3/2)・{|V23(z)|2−|V31(z)|
2}]・ejot……(10) (9)および(10)式から次式が得られる。
(4π/p)z=∠Vn′(z)−∠ejot=tan-1[(√
3/2){|V23(z)|2 −|V31(z)|2}/{|V12(z)|2(1/2)(|V
23(z)|2+|V31(z)|2)}]………(11) すなわち、隣接導体間の電圧を直接検波するこ
とにより得られた|V12(z)|、|V23(z)|、|
V31(z)|をAD変換器によりデイジタル量に変
換し、これを(11)式にもとずいてコンピユータによ
りデイジタル処理することにより、移動体位置z
を知ることができる。
しかしながら、上記のような方式には次のよう
な欠点がある。
すなわち、各導体1,2,3の周期Pはリニア
モーターカー極間距離の2倍に等しくちらなけれ
ばならないが、リニアモーターカーの実用機では
モーター極間距離は約6mになるものと予想され
ており、従つて導体周期Pは約12mとしなければ
ならなくなる。
このため、線路4の製造が困難となり、高価と
なる恐れがある。
また、この方式を実現するためには、(1)式に示
ように各導体間の誘起電圧がzについて純粋な正
弦波状となることが必要であり、このためアンテ
ナ5の長さLはP/7〜P/5(P=12mの場合
は1.7〜2.4m)と極めて大きくなる。アンテナを
車体に取り付ける場合、車体を流れる渦電流の影
響を避けるため車体に切欠部を設けなければなら
ないが、これが大きな寸法となることは車体の機
械的強度上からも好ましくない。
本発明者は上記のような問題を解決するため
に、第1図に示すような3本の導体よりなる誘導
無線線路に並行して直線状導体を設けた位置検知
方式を考案したので、この方式について第3図に
より説明する。
第3図において、導体1,2,3は周期P(モ
ーター極間距離の2倍)でもつて波形形状に折り
曲げられ、かつP/3ずつずらして配置され、導
体6は導体1,2,3と並行して直線上に配置さ
れることによつて誘導無線線路4′が形成されて
いる。なお、7,8,9,10はそれぞれ各回線
の特性インピーダンスと整合をとるための終端抵
抗である。アンテナ5を高周波電流により励振す
ることにより、各導体1,2,3,6の間に電圧
が誘起される。線路4′の始端において導体1と
6,2と6,3と6の間に現われる電圧をそれぞ
れV10(z)、V20(z)、V30(z)とすると、 V10(z)=k1(1+k2cos2 πz/P
)e-z V20(z)=k1[+k2cos2 π(z+P
/3)/P]e〓z V30(z)=k1[1+k2cos π(z+2
P/3)/P]e-z………(12) ここで、k1、k2:常数。
K1>k2となることは第3図から明らかであり、
(12)式右辺の( )または[ ]内の値はzの任意
の値について常に正である。
いま、線路15の始端で上記の電圧を直線検波
し、その包絡線を求めると次式のようになる。
|V10(z)|=k1(1+k2cos2 πz/P)e
z |V20(z)|=k1[1+k2cos2 π(z+P
/3)/P]・e-z |V30(z)|=k1[1+k2cos2 π(z+2P
/3)/P]・e-z………(13) ここで、角周波数ωoの新たな搬送波を(13)
式の各々の電圧で変調しそれぞれをVu″(z)、
Vv″(z)、Vw″(z)とすると次式のようになる。
Vu″(z)=|V10(z)|ejot=k1(1+k2cos2
πz/P)・e-z+jot Vv″(z)=|V20(z)|ejot=k1[1+k2cos2
π(z+P/3)/P]・e-z+jot Vw″(z)=|V30(z)|ejot=k1[+k2cos2 π
(z+2P/3)/P]・e-z+jot………(14) これらの電圧に次の信号処理を施し、正相電圧
Vp″(z)および逆相電圧Vn″(z)を導く。
Vp″(z)=Vu″(z)+e-j2/3Vv″(z) +ej2/3Vw″(z) Vn″(z)=Vu″(z)+ej2/3Vv″(z) +e-j2/3Vw″(z) ………(15) (14)式および(15)式から直ちに次式が得ら
れる。
Vp″(z)=(3/2)k1・k2・ e-z+(j2z/P)+jot Vn″(z)=(3/2)k1・k2・ e-z-(j2z/P)+jot ………(16) Vp″(z)またはVn″(z)と搬送波電源から導
かれる基準位相信号を比較することにより次式の
Φ″を求めることができる。
Φ″=∠Vp″(z)−∠ejot =−(∠Vn″(z)−∠ejot)=2πz/P
………(17) すなわち、Φ″の測定を通じ、移動体位置zを
Pの周期で連続的に知ることができる。
また、Φ″は次のデイジタル的方法により求め
ることができる。
(14)式〜(17)式から直ちに次式が得られ
る。
(2π/P)z=Φ″=tan-1[(√3/2){−|V20(z
)|+|V30(z)|}/{|V10(z)| −(1/2)(|V20(z)|+|V30(z)|)}]…
……(18) すなわち、V10(z)、V20(z)、V30(z)を包
絡線検波することにより|V10(z)|、|V20
(z)|、|V30(z)|を求め、これらの量をAD変
換器によりデイジタル量に変換し、(18)式右辺
の演算をデイジタル的に処理することにより
Φ″を求め、これによつて移動体位置zをPの周
期で連続的に知ることができる。
このように第3図の方式によれば、移動体の位
置検知周期は誘導無線線路の導体形状の周期Pと
等しくすることができ、第1図の方式に比して極
めて有利である。
しかしながら、本発明者の検討によると、この
方式は誘導無線線路が比較的短かい場合は有効で
あるが、長くなつた場合には問題があることが新
たに指摘された。
すなわち、線路4′の始端における電圧V10
(z)、V20(z)、V30(z)を(12)式では正相
(逆相)回線の伝播常数と零相回線のそれとは相
等しいものとして求めてきたが、線路4′が長く
なり、線路始端から移動体までの距離zが大きく
なると、これら回線の伝播常数の差の影響は無視
できなくなる。
この理由は次のように説明できる。
いま、 γ:正相および逆相回線の伝播常数 γo:零相回線の伝播常数 Δγ=γ−γo とすれば、電圧V10(z)、V20(z)、V30(z)は
次ように書くことができる。
V10(z)=k1{e-oz+k2cos(2πz/P)・e-z
}=k1e-oz{1+k2cos(2πz/P)・e-〓〓z} V20(z)=k1e-oz{1+k2cos2 π(z+P/3)
/P・e-〓〓z} V30(z)=k1e-oz{1+k2cos2 π(z+2P/3)
/P・e-〓〓z}……(19) ここで、γ=α+jβ、γo=αo+jβo、Δγ=Δα
+jΔβとおき、これを(19)式に代入して|V10
(z)|を求めてみると次式のようになる。
|V10(z)|=k1e-oz{1+2k2e-〓〓z・cosΔβzc
os(2 πz/P)+k22e-2〓〓z ・cos22πz/P}1/2=k1e-oz{(1+k2e-〓〓z
cos2πz/P)2 −2k2e-〓〓z(1−cosΔβz)・cos2πz/P}1/2
……(20) (20)式の右辺の根号の中は、Δβ=Oでない
限り完全平方の形とならず、|V10(z)|には偶
数次の高調波が含まれることがわかる。|V20
(z)|、|V30(z)|についても同様である。こ
のように偶数次の高調波が含まれることにより、
位置検知精度が低下することになる。
[発明の目的] 本発明は移動体に位置検知周期を線路の導体周
期と等しくすることができ、これをリニアモータ
ーカーの自動運転に適用した場合には導体周期P
をモーター極間距離と等しくすることができ、ま
た車上アンテナを小型化できると共に線路の製造
を容易化でき、更には線路が長尺になつた場合で
も位置検知精度の低下を防止できる移動体位置検
知方式の提供を目的とするものである。
[発明の概要] 本発明の要点は、移動体の走行路に沿つて、P
の周期構造を有し、かつ各導体が長手方向にP/
3ずつずらして配置された3本の導体と、これら
3本の導体と並行した直線状導体とよりなる誘導
無線線路が敷設され、また移動体にはP/2の間
隔で2個のアンテナが塔載されており、2個のア
ンテナにそれぞれ異なる周波数f1、f2の交番電流
を通電することにより生ずる交番磁界でもつて上
記誘導無線線路を励振し、上記3本の各導体と直
線状導体との間に誘起される周波数f1についての
各電圧(これらをそれぞれV110(z)、V120
(z)、V130(z)とする)および周波数f2につい
ての各電圧(これらをそれぞれV210(z)、V220
(z)、V230(z)とする)を直線検波してその包
絡線を求め(上記各電圧に対応する包絡線をそれ
ぞれ|V110(z)|、|V120(z)|、|V130(z)
|、|V210(z)|、|V220(z)|、|V230(z)|
とする)、これらの量をそれぞれデイジタル量に
変換して、 V1e(z)=|V110(z)|−|V210(z)| V2e(z)=|V120(z)|−|V220(z)| V3e(z)=|V130(z)|−|V230(z)| を求め、次いで z=(P/2π)tan-1[(√3/2){−V2e(z)+V3e
(z)} /{V1e(z)−(1/2)(V2e(z)+V3e(z))}
] の演算を行わしめることにより移動体の位置を周
期Pで連続的に検知することにある。
(V110(z)とV210(z)とは同一線間に誘起
される電圧とし、V120(z)とV220(z)、V130
(z)とV230(z)についても同様とする。) 本発明の原理を第4図に基いて説明する。第4
図において、11,12,13,14はそれぞれ
導体であつて、導体11,12,13は周期Pで
もつて波形形状に折り曲げられ、かつP/3ずつ
ずらして配置され、導体14は導体11,12,
13と並行して直線状に配置されることによつて
誘導無線線路15が形成されている。
16−1,16−2はそれぞれアンテナであつ
て、これらはP/2の間隔をおいて移動体上に固
定されている。
17,18,19,20はそれぞれ各回線の特
性インピーダンスと整合をとるための終端抵抗で
ある。
アンテナ16−1および16−2にそれぞれ周
波数f1およびf2の高周波電流を通電すると、導体
11,12,13,14間にはそれぞれ電圧が誘
起される。
線路15の始端において導体11と14、12
と14、13と14の間に誘起される電圧を周波
数f1およびf2について選択受信してそれぞれ
V110(z)、V210(z)、V120(z)、V220(z)、
V130(z)、V230(z)を得、更にそれぞれを直
線検波して各々の絶対値を求め、次式の演算によ
つてV1e(z)、V2e(z)、V3e(z)を導く。
V1e(z)=|V110(z)|−|V210(z)| V2e(z)=|V120(z)|−|V220(z)| V3e(z)=|V130(z)|−|V230(z)|
………(21) (21)式の右辺の演算は同じ波形を半周期
(P/2)ずらせ、その差を求めるものであり、
偶数次の高調波は完全に消滅し、(21)式の右辺
は殆ど完全な正弦波となるのでV1e(z)、V2e
(z)、V3e(z)はそれぞれ次式のように現わす
ことができる。
V1e(z)=k3cos2πz/P V2e(z)=k3cos2π(z+P/3)/P V3e(z)=k3cos2π(z+2P/3)/P
………(22) k3:常数。
次に、角周波数ωoの新たな搬送波を(22)式
の各々の電圧で変調しそれぞれVu1(z)、Vv1
(z)、Vw1(z)とすると次式のようになる。
Vu1(z)=k3cos2πz/P・ejot Vv1(z)=k3cos2π(z+2π/3)/P・ejot Vw1(z)=k3cos2π(z−2π/3)/P・ejot
………(23) これらの電圧に次の信号処理を施し、正相電圧
Vp1(z)および逆相電圧Vn1(z)を導くと次式
のように現わすことができる。
Vp1(z)=Vu1(z)+e-j2/3Vv1(z) +ej2/3Vw1(z) Vn1(z)=Vu1(z)+ej2/3Vv1(z) +e-j2/3Vw1(z) ………(24) (23)式および(24)式から直ちに次式が得ら
れる。
Vp1(z)=(3/2)k3ej2z/P Vn1(z)=(3/2)k3e-j2z/P ………(25) Vp1(z)またはVn1(z)と搬送波電源から導
かれる基準信号との位相を比較することにより次
式のΦ1(z)を求めることができる。
Φ1(z)=∠Vp1(z)−∠ejot =−(∠Vn1(z)−∠ejot) =2πz/P ………(26) すなわち、Φ1(z)の測定を通じ、移動体位置
zをPの周期で連続的に知ることができる。
また、Φ1(z)は次のデイジタル的方法により
求めることができる。
(23)〜(26)式から直ちに次式が得られる。
(2π/P)z=Φ1(z)=tan-1[(√3/2){
−V2e(z)+V3e(z)} /{V1e(z)−(1/2)(V2e(z)+V3e(z
))}]……(27) すなわち、|V110(z)|〜|V230(z)|の値
をデイジタル量に変換し、(27)式の右辺の演算
をデイジタル的に処理することにより移動体位置
zをPの周期で連続的に知ることができる。
本発明は各種移動体の位置検知に対して適用可
能であるが、特にリニアモーターカーの自動運転
に好適に採用され得る。
この場合、誘導無線線路はリニアモーターカー
の軌道に並行して導体を所定形状に敷設すること
により形成可能であるが、リニアモーターカーの
推進コイルを利用することもできる。
第5図はリニアモーターカーの推進コイルに並
行して直線状導体sを設けた例を示したものであ
る。矩形状のループコイルu,v,wがモーター
極を形成しており、ループコイルu,v,wに0
〜30Hz程度の正相または逆相の電流を通して進行
波磁界を形成せしめると、これが車上の電磁石に
作用して推力を生ずる。この推進コイルを形成す
る各ループコイルu,v,wは、Pの周期構造を
有し、かつ長手方向にP/3ずつずらして配置さ
れる3本の導体、(第4図の11,12,13)
に対応させて使用することにより、誘導無線線路
を構成することができる。
この場合、本発明のように二個のアンテナを用
いることにより偶数次の高調波成分を除去できる
ので、位置検知誤差を解消できることになる。
すなわち、第5図から明らかなように各ループ
コイルu,v,wの長さL′はP/3以下であり、
このため各導体間の電圧はzについて正弦波状と
はいえなくなる。例えば、V10(z)とzの関係
は第7図に示すように、アンテナがコイル真上を
通過するときはV10(z)は極大値をとり、その
近傍では半正弦波に近い形となるが、隣接するコ
イルの中点で極小値をとり、その近傍では広い範
囲に亘り平坦な形を示すことになる。このよう
に、上下に非対称性の甚しい波形はフーリエ展開
すれば極めて大きな偶数次の高調波成分が含ま
れ、位置検知誤差の原因となるが、二個のアンテ
ナを用いることによりこの欠点を解消できる。
[発明の実施例] 第4図および第6図に基いて本発明の一実施例
について説明する。
第6図は線路15の端末に接続された信号処理
装置の構成例を示したものであり、21−1a,
21−2a,21−3a,21−1b,21−2
b,21−3bは帯域通過炉波器、22−1a,
22−2a,22−3a,22−1b,22−2
b,22−3bは検波器、23−1a,23−2
a,23−3a,23−1b,23−2b,23
−3bはAD変換器、24はデイジタルコンピユ
ータ、25はデイジタル変換装置である。
周波数f1およびf2の高周波電源(図示せず)で
それぞれ励振されたアンテナ16−1および16
−2により磁界が形形成されると、この磁界によ
り各導体11,12,13,14間にはそれぞれ
の周波数に対応した電圧が誘起される。
ここでは、導体11と14,12と14,13
と14の間に誘起される各周波数の電圧は、線路
15の端末に設置された第6図の信号処理装置に
よつて選択受信され次のような信号処理が行われ
る。
導体11と14間の周波数f1についての電圧
V110(z)は帯域通過炉波器21−1aによつて
雑音電圧が除去され、次いで検波器22−1aに
よつて直線検波されAD変換器23−1aに導か
れる。導体12と14間の電圧V120(z)および
導体13と14間の電圧V130(z)も同様に帯域
通過炉波器21−2a,21−3a、検波器22
−2a,22−3aを通つてAD変換器23−2
a,23−3aに導かれる。また、周波数f2につ
いての電圧V210(z)、V220(z)、V230(z)も
同様に帯域通過炉波器21−1b,21−2b,
21−3、検波器22−1b,22−2b,22
−3bを経てAD変換器23−1b,23−2
b,23−3bに導かれる。AD変換器23−1
a〜23−3bにおいてデイジタル量に変換され
た信号はデイジタルコンピユータ24に導かれ
る。
デイジタルコンピユータ24において(21)式
におけるV1e(z)、V2e(z)、V3e(z)を求める
演算および(27)式における位相角Φ1(z)を求
める演算がデイジタル的に処理され、その結果は
デイジタル表示器25によつて表示される。
本発明において使用される誘導無線線路の導体
形状として、第4図においては梯形波状のもの、
第5図においては矩形状コイルを連鎖的に接続し
たものをあげたが、導体形状は三角波状または矩
形波状のものであつてもよい。また、第4図およ
び第5図に示されるような平形の構造に限られる
ものではなく、螺施状の形状のものであつてもよ
い。
また、本発明の適用例としてリニアモーターカ
ーをあげて説明したきたが、これに限定されるも
のではなく、鉄道車両、各種新交通システム、ク
レーン、搬送台車のように一定走行路に沿つて移
動する移動体の位置検知に広く適用可能である。
[発明の効果] 以上説明してきた通り、本発明によれば移動体
位置の検知周期は誘導無線線路の導体形状の周期
Pと等しくすることができるようになる。すなわ
ち、検知周期がP/2となる従来方式に比較し
て、導体周期を1/2としても同一の検知周期を得
ることができる。このため、線路の製造が容易と
なり、線路の価格を低減することができる。ま
た、導体の周期が短縮すれば、これに比例して移
動体塔載アンテナの寸法の小型化が可能となり、
アンテナの車体への取り付けが容易となると共
に、車体に大きな切欠部を設ける必要がなくなり
車体強度に関する不安も解消する。
また、本発明は周波数f1およびf2のそれぞれの
電圧についての差を求めるものであり、これによ
つて偶数次の高調波成分を除去でき、位置検知誤
差を解消できる。
本発明をリニアモーターカーの位置検知に応用
する場合には、その地上推進コイルを位置検知用
の誘導無線線路として多目的に利用することが可
能となり、システム構成の経済化に大きく寄与す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来方式の説明図、第2図は移動体位
置zと位相差との関係の説明図、第3図は本発明
と同様な誘導無線線路を用い、アンテナを一個使
用した位置検知方式の説明図、第4図は本発明の
原理および一実施例の説明図、第5図はリニアモ
ーターカーの地上推進コイルを本発明の誘導無線
線路として使用する場合の概略説明図、第6図は
本発明に使用される信号処理装置の一実施例の説
明図、第7図は導体間に誘起される電圧の波形の
説明図である。 11,12,13:導体、14:直線状導体、
15:誘導無線線路、16−1,16−2:移動
体塔載アンテナ、21−1a,21−2a,21
−3a,21−1b,21−2b,21−3b:
帯域通過炉波器、22−1a,22−2a,22
−3a,22−1b,22−2b,22−3b:
検波器、23−1a,23−2a,23−3a,
23−1b,23−2b,23−3b:AD変換
器、24:デイジタルコンピユータ、25:デイ
ジタル表示器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 移動体の走行路に沿つて、Pの周期構造を有
    し、かつ各導体が長手方向にP/3ずつずらして
    配置された3本の導体と、これら3本の導体と並
    行した直線状導体とよりなる誘導無線線路が敷設
    され、また移動体にはP/2の間隔で2個のアン
    テナが塔載されており、2個のアンテナにそれぞ
    れ異なる周波数f1、f2の交番電流を通電すること
    により生ずる交番磁界でもつて上記誘導無線線路
    を励振し、上記3本の各導体と直線状導体との間
    に誘起される周波数f1についての各電圧(これら
    をそれぞれV110(z)、V120(z)、V130(z)と
    する)および周波数f2についての各電圧(これら
    をそれぞれV210(z)、V220(z)、V230(z)と
    する)を直線検波してその包絡線を求め(上記各
    電圧に対応する包絡線をそれぞれ|V110(z)|、
    |V120(z)|、|V130(z)|、|V210(z)|、|
    V220(z)|、|V230(z)|とする)、これらの量
    をそれぞれデイジタル量に変換して V1e(z)=|V110(z)|−|V210(z)| V2e(z)=|V120(z)|−|V220(z)| V3e(z)=|V130(z)|−|V230(z)| を求め、次いで z=(P/2π)tan-1[(√3/2){−V2e(z)+V3
    e(z)}/{V1e(z)−(1/2)(V2e(z)+V3e(
    z))}] の演算を行わしめることにより移動体の位置を周
    期Pで連続的に検知することを特徴とする移動体
    位置検知方式。 (V110(z)とV210(z)とは同一線間に誘起さ
    れる電圧とし、V120(z)とV220(z)、V130
    (z)とV230(z)についても同様とする。)
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