JPH0251940B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0251940B2 JPH0251940B2 JP59129882A JP12988284A JPH0251940B2 JP H0251940 B2 JPH0251940 B2 JP H0251940B2 JP 59129882 A JP59129882 A JP 59129882A JP 12988284 A JP12988284 A JP 12988284A JP H0251940 B2 JPH0251940 B2 JP H0251940B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zeolite
- copper
- polyamide
- solid particles
- molded article
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は、耐光性を有するポリアミド成形体に
関する。更に詳しくは、銅イオンを保持するゼオ
ライト固体粒子とビヒクル及びポリアミドとより
なるポリアミド成形体に関するものである。 銅が、ポリアミドの耐熱酸化及び耐光酸化に効
果を有することは古くから知られる所である。ポ
リアミドに少量の銅化合物を添加することにより
ポリアミドの耐熱性、耐光性を向上する方法とし
て、フランス国特許906893号明細書、英国特許
652947号明細書、ドイツ国特許883644号明細書な
どに示されている。 しかし、銅化合物単独では、満足すべき効果を
挙げることが出来ないと同時に、紡糸や成型等の
溶融加工時に微量添加の場合でさえも金属銅が析
出するという欠点がある。そこで、銅化合物の安
定化効果を高める為に、特公昭48−10956号公報、
同48−7700号公報に提案されている如く銅化合物
に、ヨウ素やヨウ素化合物を併用する方法や、特
公昭49−10987号公報、同49−28661号公報に提案
されている如くメルカプト化合物を併用する方法
が知られる。 前者の方法は、銅化合物のポリアミド中での安
定化効果が高いが、次の如き欠点を有する。例え
ばヨウ素や金属ヨウ化物を用いる場合、水の存在
下では金属を著しく腐蝕するので、ヨウ素の保存
や供給に用いる容器、配管類及び重合反応用容器
の内部に特殊な加工を施してヨウ素による腐蝕を
防がねばならないという装置上の煩雑さがある。
又核置換芳香族ヨウ素化合物やヨウ素置換脂肪族
炭化水素はそれ自体が不安定な化合物で、その工
業的使用に難がある。 後者の方法では、ポリアミドの強度保持に関し
て耐熱、耐光性は高いが、紡糸及び成型時に着色
するという欠点を有している。 本発明者らは、上記の欠点を改良すべく鋭意研
究の結果、本発明を完成するに到つた。本発明の
目的は、耐光性を有するポリアミド成形体を提供
するにあり、更に詳しくは、銅イオンを保持する
ゼオライト系固体粒子とビヒクルを含有してなる
耐光性を有するポリアミド成形体を提供するにあ
る。 即ち、本発明は、銅イオンを保持するゼオライ
ト系固体粒子とビヒクル及びポリアミドとからな
り、該ゼオライト系固体粒子の含有量が0.005〜
10重量%で、該ゼオライト系固体粒子に保持され
る銅イオンの含有量が成形体全体に対して0.001
〜0.5重量%であることを特徴とする耐光性を有
するポリアミド成形体である。 本発明に於て、銅イオンを保持しているゼオラ
イト系固体粒子とは、アルミノシリケートよりな
る天然又は合成ゼオライトのイオン交換可能な部
分に銅の水溶性塩類の溶液で処理することにより
銅イオンを保持しているものである。銅イオンは
Cu+及びCuがあり、どちらでも良いが、イオン
として安定で、易水溶性のCuの方が有利であ
る。又、Cu〔NH3〕4の如き錯イオンでも良い。 ゼオライトは一般に三次元的に発達した骨格構
造を有するアルミノシリケートであつて、一般に
はAl2O3を基準にして、XM2/oO・Al2O3・
YSiO2・ZH2Oで表わされる。Mはイオン交換可
能な金属イオンを表わし、通常は1価〜2価の金
属であり、nはこの原子価に対応する。一方、
X,Yはそれぞれ金属酸化物、シリカの係数、Z
は結晶水の数を表わしている。ゼオライトは、そ
の組成比及び細孔径、比表面積などの異なる多く
の種類のものが知られている。 しかし本発明で使用するゼオライト系固体粒子
の比表面積は150m2/g(無水ゼオライト基準)
以上であつて、ゼオライト構成成分のSiO2/
Al2O3モル比は14以下、好ましくは11以下でなけ
ればならない。 使用する銅の水溶性塩類の溶液は、本発明で限
定しているゼオライトとは容易にイオン交換する
ので、かかる現象を利用して、銅イオンをゼオラ
イトの固定相に保持させることが可能であるが、
金属イオンを保持しているゼオライト系粒子は、
比表面積が150m2/g以上且つ、SiO2/Al2O3モ
ル比が14以下であるという二つの条件を満たさな
ければならない。もしそうでなければ効果的な耐
光性の目的物が得られないことが判つた。これは
効果を発揮できる状態で、ゼオライトに固定され
た銅イオンの絶対量が不足する為であると考えら
れる。つまり、ゼオライトの交換基の量、交換速
度、アクセシビリテイなどの物理化学的性質に帰
因するものと考えられる。 従つて、モレキユラーシーブとして知られてい
るSiO2/Al2O3モル比の大きなゼオライトは、本
願発明には全く不適当である。又、SiO2/Al2O3
モル比が14以下のゼオライトに於ては、銅イオン
を均一に保持させることが可能であり、この為
に、かかるゼオライトを用いることにより、初め
て十分な耐光性効果が得られることが判つた。 加えて、ゼオライトのSiO2/Al2O3モル比が14
を越えるシリカ比率の高いゼオライトの耐酸、耐
アルカリ性はSiO2の増加と共に増大するが、一
方これの合成にも長時間を要し、経済的にみて
も、かかる高シリカ比率のゼオライトの使用は得
策でない。前述したSiO2/Al2O3≦14の天然又は
合成ゼオライトは本ポリアミド組成物の通常考え
られる利用分野では、耐酸性、耐アルカリ性の点
よりみても充分に使用可能であり、又、経済的に
みても安価であり、得策である。この意味から
も、SiO2/Al2O3モル比は14以下でなければなら
ない。 本発明で使用するSiO2/Al2O3のモル比が14以
下のゼオライト素材としては天然または合成品の
何れのゼオライトを使用可能である。例えば天然
のゼオライトとしてはアナルシン(Analcime:
SiO2/Al2O3=3.6〜5.6)、チヤバサイト
(Chabazite:SiO2/Al2O3=33〜6.0および6.4〜
7.6)、クリノフチロライト(Clinoptilolite:
SiO2/Al2O3=8.5〜10.5)、エリオナイト
(Erionite:SiO2/Al2O3=5.8〜7.4)、フオジヤ
ナイト(Faujasite:SiO2/Al2O3=4.2〜4.6)、
モルデナイト(mordenite:SiO2/Al2O3=8.34
〜10.0)、フイリツプサイト(Phillipsite:
SiO2/Al2O3=2.6〜4.4)等が挙げられる。これ
らの典型的な天然ゼオライトは本発明に好適であ
る。一方合成ゼオライトの典型的なものとしては
A−型ゼオライト(SiO2/Al2O3=1.4〜2.4)、X
−型ゼオライト(SiO2/Al2O3=2〜3)、Y−
型ゼオライト(SiO2/Al2O3=3〜6)、モルデ
ナイト(SiO2/Al2O3=9〜10)等が挙げられる
が、これらの合成ゼオライトは本発明のゼオライ
ト素材として好適である。特に好ましいものは、
合成のA−型ゼオライト、X−型ゼオライト、Y
−型ゼオライト及び合成又は天然のモルデナイト
である。 ゼオライトの形状は、粉末粒子状が好ましく、
粒子径は用途に応じて適宜選べば良いが20μ以下
が好ましい。平均粒子径が20μを越えると、分散
状態のキメが荒くなり易く、耐光性の効果が低下
する。厚みのある成形体は、例えば各種容器、パ
イプ、粒状体あるいは太デニールの繊維等へ適用
する場合は数μ〜20μで良く、一方、細デニール
の繊維やフイルムに成型する場合は粒子径が小さ
い方が望ましく、特に衣料用繊維の場合は5μ以
下、更に望ましくは2μ以下である。 次に本発明に用いられるビヒクルとは、ゼオラ
イト系固体粒子と混練してスラリーとなすもので
粘稠でポリアミドとの反応性の乏しい液体が良
い。例えばポリエチレングリコール、ポリテトラ
メチレングリコール、ポリオキシエチレントリグ
リセライド、ポリブチレンアジペート、ジエチレ
ングリコールアジペートなどが挙げられ、75℃の
粘度が500〜900cps程度が好ましい。ゼオライト
系固体粒子を該ビヒクルと混練する方法は特に限
定するものでなく、自動乳鉢、あるいは三本ロー
ル混練ニーダー等スラリー化出来るものであれば
何でも良い。スラリーのゼオライト系固体粒子濃
度は50重量%以下が好ましい。50重量%を越える
とチクソトロピー性が発現し、スラリーとはなり
難くなるのである。 該スラリーを溶融ポリアミドに添加混合するの
であるが、例えば紡糸の場合では、スクリユーで
溶融され、紡糸ヘツドに送り込まれたポリアミド
へ、該スラリーをギヤポンプで圧入する方法等が
ある。これに対して、スラリー化せずゼオライト
系固体粒子を粉末状態で、例えばポリアミドとチ
ツプブレンドで溶融紡糸する様な場合、ゼオライ
ト系固体粒子の2次凝集の発生等により、ポリア
ミドへの微細粒子状態のままの混合が困難となる
場合があり、又、均一分散性も困難である。一
方、ゼオライト系固体粒子をビヒクルと混練して
スラリーとなし、これを溶融ポリアミドに添加す
る方法では、ゼオライト系固体粒子の2次凝集を
防ぎ、微細粒子状態が維持出来ると共に、均一分
散性を向上させることが出来るのである。該スラ
リーを溶融ポリマーに添加した後、静止混練素子
等により混練させることにより、より一層均一分
散が可能である。ゼオライト系固体粒子を微細状
態のままで維持出来るということは、例えば紡糸
口金パツク内の過材の層を通過する際の過圧
力の上昇を小さくすることが出来、又、均一分散
性を向上させる事は、即ち、銅イオンの分散性も
向上するという事であり、耐光性に極めて有効な
のである。 本発明に用いられるポリアミドとは、ナイロン
6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12及びそ
れらの共重合ポリアミド等である。 本発明のゼオライト系固体粒子及びビヒクル含
有ポリアミド成形体は、かかるゼオライト系固体
粒子とビヒクル及びポリアミドとからなるもので
あつて、該ゼオライト系固体粒子の少くとも一部
が銅イオンを保持している。ゼオライト系固体粒
子が全体中に占める割合は、0.005〜10重量%
(無水ゼオライト基準)である。0.005重量%未満
の場合は、耐光性効果を有するに足る銅イオンを
保持させるのが困難であり、又、10重量%を越え
ても、耐光性効果がほぼ不変である上に、ポリア
ミドの物性変化が大きくなり、ポリアミド成形体
としての用途が限定される。かかる観点から、よ
り好ましい含有量範囲は0.01〜6重量%、更に本
発明の粒子含有ポリアミド成形体を繊維化して用
いる場合には0.01〜4重量%の範囲が好適であ
る。 銅イオンは、ゼオライト系固体粒子にイオン交
換反応により保持されなければならない。イオン
交換によらず、単に吸着あるいは付着したもので
は、耐光性の効果及びその持続性が不充分であ
る。銅イオンを保持させる方法は二つの方法が可
能である。第1の方法は、銅−ゼオライトとビヒ
クルのスラリーをポリアミドに添加混合する方法
であり、第2の方法は、ゼオライトとビヒクルの
スラリーをポリアミドに添加混合し成型した后、
ポリアミド成形体をイオン交換処理して銅イオン
をポリアミド組成物内のゼオライトに保持せしめ
る方法である。 先ず第1の方法について説明する。この方法は
銅−ゼオライトを利用するものであつて、該銅−
ゼオライトは前述の如く、イオン交換反応を利用
して調整することが可能である。本発明で定義し
た各種のゼオライトを、銅−ゼオライトに転換す
る場合、通常硫酸銅の様な水溶性銅塩の溶液が使
用されるが、これの濃度は過大にならない様、留
意する必要がある。例えば、A型又はX型ゼオラ
イト(ナトリウム型)をイオン交換反応により、
Cu−ゼオライトに転換する際に、1M−CuSO4使
用時はCu2+は固相のNa+と置換するが、これと
同時にゼオライト固相中にCu3(SO4)(OH)4の如
き塩基性沈殿が析出する為に、ゼオライトの多孔
性は減少し、比表面積は著しく減少する欠点があ
る。かかる過剰な銅のゼオライト相への析出を防
止する為には、使用する水溶性銅液の濃度をより
希釈状態、例えば0.05M以下に保つことが望まし
い。かかる濃度のCuSO4溶液の使用時には得られ
るCu−ゼオライトの比表面積も転換素材のゼオ
ライトとほぼ同等であり、耐光性効果が最適な状
態で発揮できる。 上記の銅−ゼオライト(無水ゼオライト基準)
中に占めるCuの量は理論的には最大値はA型
ゼオライトでは約22重量%、X型ゼオライトでは
約20重量%、Y型ゼオライトでは約16重量%、モ
ルデナイトでは約8重量%であるが、好ましい範
囲は0.01〜15重量%にある。 又、銅以外の金属イオン、例えばナトリウム、
カリウム、カルシウム、あるいに他の金属イオン
が共存しても耐光性効果をさまたげることはない
ので、これらのイオンの残存、又は共存は何らさ
しつかえない。 次いでかかる銅ゼオライトをビヒクルと混練、
スラリー化しポリアミドへ前述の含有量となる如
く添加混合して、本発明の組成物を得る。銅−ゼ
オライトに対する銅の量(A重量%とする)及び
ポリアミド組成物に対する銅−ゼオライトの量
(B重量%とする)はいずれも耐光性効果に関係
し、Aが多ければBは少なくてよく、Aが少ない
とBを多くする必要がある。耐光性効果を有効に
発揮せしめる為にはA×B×1/100の値(即ち、ゼ オライト固体粒子に保持された銅イオンのポリア
ミド組成物全体に対する重量%)が0.001〜0.5と
なる様調整しなければならない。0.001未満では
耐光性効果が乏しく、又0.5を越える範囲では耐
光性効果はほぼ不変であり、しかも成型時あるい
は溶融紡糸時に、温度条件によつては、わずかで
はあるが、金属銅の析出の為と思われる着色が発
生する。 添加混合の時期および方法は特に限定されるも
のではない。例えば原料モノマーに添加混合后重
合する方法、反応中間体に添加混合する方法、重
合終了時のポリマーに添加混合する方法、成型用
ドーブ例えば紡糸原液へ添加混合する方法などが
ある。以下では簡単の為にこれらの方法を単に、
「ポリアミドに添加混合する」と言う。要は用い
るポリアミドの性質、工程上の特徴などに応じて
最適の方法を採用すればよい。通常、成型直前に
添加混合する方法が最適である。また該銅−ゼオ
ライトはスラリー化する前に要すれば乾燥処理を
行う。乾燥条件は常圧又は減圧下100〜500℃の範
囲で適宜選べばよい。好ましい乾燥条件は減圧下
100〜350℃である。 次に、本発明方法の第2の方法について説明す
る。第2の方法はイオン交換処理の時期が異なる
ものの、基本的には第1の方法に準ずるところが
多い。まず、上述で定義したゼオライトをイオン
交換せずにビヒクルと混練、スラリー化しポリア
ミドへ添加混合する。ゼオライトの含有量範囲は
第1の方法と同じである。添加混合の時期および
方法は特に限定されるものではない。第1の方法
と同様にポリアミドの原料調製から成型迄の任意
の段階で添加混合すればよい。また、ゼオライト
を乾燥する必要があるならば、前述の方法に準ず
ればよい。第2の方法ではこうして得たゼオライ
ト含有成型体をイオン交換処理する。成型体の種
類・形状は特に限定されるものではなく、例えば
ペレツトなどの中間成型体でもよく、また最終製
品の形となつてもよい。イオン交換効率を高める
為には比表面積の大きい成型体が好適である。従
つて直径や厚みの小なる成型体が好ましく、例え
ば粒状体、フイルムあるいは繊維などが好適であ
る。イオン交換処理の方法は基本的には前述した
ゼオライトのイオン交換処理の方法に準ずるもの
であつて、ゼオライト含有ポリアミド成形体を、
銅の水溶性塩類の溶液で処理する。この場合、銅
塩の濃度範囲はCuSO4の場合で0.05M下が望まし
い。Cu塩の濃度があまりに過大であると、銅の
塩基性沈殿が析出し、耐光性効果が低減する。処
理方式としてはバツチ式、連続式のいずれもが可
能である。金属イオンの保持量を高めるためには
バツチ処理の回数を増大するか連続式の場合は処
理時間を長くとればよい。 第2の方法は高分子体内に閉じこめられたゼオ
ライトがなおイオン交換能力を保持しているこ
と、そして適切なイオン交換処理によれば該ゼオ
ライトに銅イオンを保持せしめ得ることを示して
いる。ポリアミド内のゼオライトのどの程度の割
合が、イオン交換されるかはポリアミドの性質に
左右される。しかし、ほとんどのポリアミドは親
水性がある為、水の浸透に伴ない、銅イオンが内
部まで浸透するのでポリアミド内部のゼオライト
もイオン交換される。第2の方法に於ても、ゼオ
ライト系固体粒子に保持される銅イオンは、ポリ
アミド組成物全体に対しても0.001〜0.5重量%が
望ましい。第2の方法では、銅の割合が極端に増
加しても金属銅の析出はあり得ないが、時間がか
かり過ぎることになり、上限は0.5重量%が最適
である。又、他の金属イオンの残存、共存もさし
つかえない。 本発明のゼオライト粒子及びビヒクル含有ポリ
アミド成形体は銅ゼオライト及びビヒクル以外の
第4成分を含有していてもよい。例えば重合触
媒、安定剤、艶消剤、増白剤、有機又は無機の顔
料、無機フイラー及び各種可塑剤などである。さ
らに、第4成分として液体や有機溶剤を含有して
いてもよい。また本発明のゼオライト粒子及びビ
ヒクル含有成型体の形状・大きさ等は特に限定す
るものではない。銅−ゼオライトの成型体内での
分布のさせ方も適宜工夫すればよい。例えば多層
構造としてその外層に本発明にゼオライト及びビ
ヒクルを含有せしめる方法がある。繊維の場合に
は公知のコンジユゲート紡糸技術を利用して芯−
さや型断面糸のさや成分にゼオライト及びビヒク
ルを含有させる方法がある。 本発明で定義したゼオライトと銅イオンとの結
合力は、活性炭やアルミナ等の吸着物質に単に物
理吸着により保持させる方法と異なり、極めて大
きい。従つてかかる銅ゼオライトを含有するポリ
アミド組成物の耐光性効果と、それの長時間持続
性は本発明の特徴的利点として特記すべきもので
ある。本発明の如く限定したゼオライトは、Cu
との反応性が大きい利点がある。例えばA−型ゼ
オライト、X−型ゼオライト、Y−型ゼオライ
ト、チヤバサイト中のイオン交換可能な金属イオ
ン(Na+)は容易にCu2+とイオン交換を行なつ
て、ゼオライトの母体中に銅イオンを保持し、且
つそれの保持能が高い。また本発明の如く限定し
たゼオライトは、Cu2+に対する選択吸着性が大
きい利点がある。かかる事実は本発明のゼオライ
ト粒子含有ポリアミド成形体を耐光性目的で種々
の金属イオンを含有する液体や、水中で使用する
時でもCu2+がゼオライト母体中に安定に長期間
保持され、耐光性が長期間持続されることを意味
している。 加えて、本発明の如く限定したゼオライトは、
その交換容量が大きく、Cuの保持量を大きくし
うる利点がある。また本発明のゼオライト粒子含
有高分子体の使用目的に応じて、ゼオライト固体
粒子に含有させるCu量の調節が容易にイオン交
換で行なえる利点がある。 また本発明で定義したゼオライトは高分子体の
物性を劣化させることが少く、高分子体の種類を
広く選択できる。 そして本発明のゼオライト粒子及びビヒクル含
有ポリアミド成形体はポリアミドを主体としてい
るため、様々な形状、大きさに成型することが可
能である。例えば粒状体、フイルム、繊維、各種
容器、パイプその他任意の成型体が可能であつ
て、耐光性を必要とする用途に極めて広範囲に利
用することができる。 また、本発明のゼオライト粒子及びビヒクル含
有ポリアミド成形体はゼオライト本来の機能をも
合わせ持つているので、耐光性とゼオライト本来
機能とを合わせて利用することが可能である。例
えばゼオライトの本来機能の吸湿・吸着効果と耐
光性効果の複合効果を利用することができる。 さらには他の機能性物質を含有させて、上記効
果と他の機能との複合機能を発揮せしめることも
可能である。他の機能性物質としては活性炭、シ
リカゲルなどがある。活性炭の場合は脱臭・吸着
効果が、シリカゲルの場合は吸着効果が増強され
る。 以下、本発明の実施例について述べるが、本発
明はその要旨を越えぬ限り本実施例に限定される
ものではない。 参考例 1 本発明の実施例で使用する未転換の天然及び合
成ゼオライト粒子を第1表に示した。各ゼオライ
トは粗原料を粉砕・分級して所望の粒子径を得
た。第1表のA−型ゼオライトをZ1、X−型ゼオ
ライトをZ2、Y−型ゼオライトをZ3、天然モルデ
ナイト1をZ4、天然モルデナイト2をZ5、天然チ
ヤバサイトをZ6と略記する。これらゼオライトの
粒子径、含水率、比表面積は第1表の通りであつ
た。 次いで第1表の各種ゼオライトの微粉末乾燥品
各250gを採取し、各々に1/20M硫酸銅水溶液1
を加えて得られた混合物を室温で5時間撹拌下
に保持してイオン交換を行なつた。かかるイオン
交換法により得られた銅−ゼオライトを過した
後、水洗して過剰の銅イオンを除去した。次に水
洗済みの銅−ゼオライトを100〜105℃で乾燥して
から粉砕し、銅−ゼオライトの微粉末を得た。得
られた銅−ゼオライト乾燥品の銅含有量及び比表
面積は第2表の如くであつた。(No.Z7〜Z12)
関する。更に詳しくは、銅イオンを保持するゼオ
ライト固体粒子とビヒクル及びポリアミドとより
なるポリアミド成形体に関するものである。 銅が、ポリアミドの耐熱酸化及び耐光酸化に効
果を有することは古くから知られる所である。ポ
リアミドに少量の銅化合物を添加することにより
ポリアミドの耐熱性、耐光性を向上する方法とし
て、フランス国特許906893号明細書、英国特許
652947号明細書、ドイツ国特許883644号明細書な
どに示されている。 しかし、銅化合物単独では、満足すべき効果を
挙げることが出来ないと同時に、紡糸や成型等の
溶融加工時に微量添加の場合でさえも金属銅が析
出するという欠点がある。そこで、銅化合物の安
定化効果を高める為に、特公昭48−10956号公報、
同48−7700号公報に提案されている如く銅化合物
に、ヨウ素やヨウ素化合物を併用する方法や、特
公昭49−10987号公報、同49−28661号公報に提案
されている如くメルカプト化合物を併用する方法
が知られる。 前者の方法は、銅化合物のポリアミド中での安
定化効果が高いが、次の如き欠点を有する。例え
ばヨウ素や金属ヨウ化物を用いる場合、水の存在
下では金属を著しく腐蝕するので、ヨウ素の保存
や供給に用いる容器、配管類及び重合反応用容器
の内部に特殊な加工を施してヨウ素による腐蝕を
防がねばならないという装置上の煩雑さがある。
又核置換芳香族ヨウ素化合物やヨウ素置換脂肪族
炭化水素はそれ自体が不安定な化合物で、その工
業的使用に難がある。 後者の方法では、ポリアミドの強度保持に関し
て耐熱、耐光性は高いが、紡糸及び成型時に着色
するという欠点を有している。 本発明者らは、上記の欠点を改良すべく鋭意研
究の結果、本発明を完成するに到つた。本発明の
目的は、耐光性を有するポリアミド成形体を提供
するにあり、更に詳しくは、銅イオンを保持する
ゼオライト系固体粒子とビヒクルを含有してなる
耐光性を有するポリアミド成形体を提供するにあ
る。 即ち、本発明は、銅イオンを保持するゼオライ
ト系固体粒子とビヒクル及びポリアミドとからな
り、該ゼオライト系固体粒子の含有量が0.005〜
10重量%で、該ゼオライト系固体粒子に保持され
る銅イオンの含有量が成形体全体に対して0.001
〜0.5重量%であることを特徴とする耐光性を有
するポリアミド成形体である。 本発明に於て、銅イオンを保持しているゼオラ
イト系固体粒子とは、アルミノシリケートよりな
る天然又は合成ゼオライトのイオン交換可能な部
分に銅の水溶性塩類の溶液で処理することにより
銅イオンを保持しているものである。銅イオンは
Cu+及びCuがあり、どちらでも良いが、イオン
として安定で、易水溶性のCuの方が有利であ
る。又、Cu〔NH3〕4の如き錯イオンでも良い。 ゼオライトは一般に三次元的に発達した骨格構
造を有するアルミノシリケートであつて、一般に
はAl2O3を基準にして、XM2/oO・Al2O3・
YSiO2・ZH2Oで表わされる。Mはイオン交換可
能な金属イオンを表わし、通常は1価〜2価の金
属であり、nはこの原子価に対応する。一方、
X,Yはそれぞれ金属酸化物、シリカの係数、Z
は結晶水の数を表わしている。ゼオライトは、そ
の組成比及び細孔径、比表面積などの異なる多く
の種類のものが知られている。 しかし本発明で使用するゼオライト系固体粒子
の比表面積は150m2/g(無水ゼオライト基準)
以上であつて、ゼオライト構成成分のSiO2/
Al2O3モル比は14以下、好ましくは11以下でなけ
ればならない。 使用する銅の水溶性塩類の溶液は、本発明で限
定しているゼオライトとは容易にイオン交換する
ので、かかる現象を利用して、銅イオンをゼオラ
イトの固定相に保持させることが可能であるが、
金属イオンを保持しているゼオライト系粒子は、
比表面積が150m2/g以上且つ、SiO2/Al2O3モ
ル比が14以下であるという二つの条件を満たさな
ければならない。もしそうでなければ効果的な耐
光性の目的物が得られないことが判つた。これは
効果を発揮できる状態で、ゼオライトに固定され
た銅イオンの絶対量が不足する為であると考えら
れる。つまり、ゼオライトの交換基の量、交換速
度、アクセシビリテイなどの物理化学的性質に帰
因するものと考えられる。 従つて、モレキユラーシーブとして知られてい
るSiO2/Al2O3モル比の大きなゼオライトは、本
願発明には全く不適当である。又、SiO2/Al2O3
モル比が14以下のゼオライトに於ては、銅イオン
を均一に保持させることが可能であり、この為
に、かかるゼオライトを用いることにより、初め
て十分な耐光性効果が得られることが判つた。 加えて、ゼオライトのSiO2/Al2O3モル比が14
を越えるシリカ比率の高いゼオライトの耐酸、耐
アルカリ性はSiO2の増加と共に増大するが、一
方これの合成にも長時間を要し、経済的にみて
も、かかる高シリカ比率のゼオライトの使用は得
策でない。前述したSiO2/Al2O3≦14の天然又は
合成ゼオライトは本ポリアミド組成物の通常考え
られる利用分野では、耐酸性、耐アルカリ性の点
よりみても充分に使用可能であり、又、経済的に
みても安価であり、得策である。この意味から
も、SiO2/Al2O3モル比は14以下でなければなら
ない。 本発明で使用するSiO2/Al2O3のモル比が14以
下のゼオライト素材としては天然または合成品の
何れのゼオライトを使用可能である。例えば天然
のゼオライトとしてはアナルシン(Analcime:
SiO2/Al2O3=3.6〜5.6)、チヤバサイト
(Chabazite:SiO2/Al2O3=33〜6.0および6.4〜
7.6)、クリノフチロライト(Clinoptilolite:
SiO2/Al2O3=8.5〜10.5)、エリオナイト
(Erionite:SiO2/Al2O3=5.8〜7.4)、フオジヤ
ナイト(Faujasite:SiO2/Al2O3=4.2〜4.6)、
モルデナイト(mordenite:SiO2/Al2O3=8.34
〜10.0)、フイリツプサイト(Phillipsite:
SiO2/Al2O3=2.6〜4.4)等が挙げられる。これ
らの典型的な天然ゼオライトは本発明に好適であ
る。一方合成ゼオライトの典型的なものとしては
A−型ゼオライト(SiO2/Al2O3=1.4〜2.4)、X
−型ゼオライト(SiO2/Al2O3=2〜3)、Y−
型ゼオライト(SiO2/Al2O3=3〜6)、モルデ
ナイト(SiO2/Al2O3=9〜10)等が挙げられる
が、これらの合成ゼオライトは本発明のゼオライ
ト素材として好適である。特に好ましいものは、
合成のA−型ゼオライト、X−型ゼオライト、Y
−型ゼオライト及び合成又は天然のモルデナイト
である。 ゼオライトの形状は、粉末粒子状が好ましく、
粒子径は用途に応じて適宜選べば良いが20μ以下
が好ましい。平均粒子径が20μを越えると、分散
状態のキメが荒くなり易く、耐光性の効果が低下
する。厚みのある成形体は、例えば各種容器、パ
イプ、粒状体あるいは太デニールの繊維等へ適用
する場合は数μ〜20μで良く、一方、細デニール
の繊維やフイルムに成型する場合は粒子径が小さ
い方が望ましく、特に衣料用繊維の場合は5μ以
下、更に望ましくは2μ以下である。 次に本発明に用いられるビヒクルとは、ゼオラ
イト系固体粒子と混練してスラリーとなすもので
粘稠でポリアミドとの反応性の乏しい液体が良
い。例えばポリエチレングリコール、ポリテトラ
メチレングリコール、ポリオキシエチレントリグ
リセライド、ポリブチレンアジペート、ジエチレ
ングリコールアジペートなどが挙げられ、75℃の
粘度が500〜900cps程度が好ましい。ゼオライト
系固体粒子を該ビヒクルと混練する方法は特に限
定するものでなく、自動乳鉢、あるいは三本ロー
ル混練ニーダー等スラリー化出来るものであれば
何でも良い。スラリーのゼオライト系固体粒子濃
度は50重量%以下が好ましい。50重量%を越える
とチクソトロピー性が発現し、スラリーとはなり
難くなるのである。 該スラリーを溶融ポリアミドに添加混合するの
であるが、例えば紡糸の場合では、スクリユーで
溶融され、紡糸ヘツドに送り込まれたポリアミド
へ、該スラリーをギヤポンプで圧入する方法等が
ある。これに対して、スラリー化せずゼオライト
系固体粒子を粉末状態で、例えばポリアミドとチ
ツプブレンドで溶融紡糸する様な場合、ゼオライ
ト系固体粒子の2次凝集の発生等により、ポリア
ミドへの微細粒子状態のままの混合が困難となる
場合があり、又、均一分散性も困難である。一
方、ゼオライト系固体粒子をビヒクルと混練して
スラリーとなし、これを溶融ポリアミドに添加す
る方法では、ゼオライト系固体粒子の2次凝集を
防ぎ、微細粒子状態が維持出来ると共に、均一分
散性を向上させることが出来るのである。該スラ
リーを溶融ポリマーに添加した後、静止混練素子
等により混練させることにより、より一層均一分
散が可能である。ゼオライト系固体粒子を微細状
態のままで維持出来るということは、例えば紡糸
口金パツク内の過材の層を通過する際の過圧
力の上昇を小さくすることが出来、又、均一分散
性を向上させる事は、即ち、銅イオンの分散性も
向上するという事であり、耐光性に極めて有効な
のである。 本発明に用いられるポリアミドとは、ナイロン
6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12及びそ
れらの共重合ポリアミド等である。 本発明のゼオライト系固体粒子及びビヒクル含
有ポリアミド成形体は、かかるゼオライト系固体
粒子とビヒクル及びポリアミドとからなるもので
あつて、該ゼオライト系固体粒子の少くとも一部
が銅イオンを保持している。ゼオライト系固体粒
子が全体中に占める割合は、0.005〜10重量%
(無水ゼオライト基準)である。0.005重量%未満
の場合は、耐光性効果を有するに足る銅イオンを
保持させるのが困難であり、又、10重量%を越え
ても、耐光性効果がほぼ不変である上に、ポリア
ミドの物性変化が大きくなり、ポリアミド成形体
としての用途が限定される。かかる観点から、よ
り好ましい含有量範囲は0.01〜6重量%、更に本
発明の粒子含有ポリアミド成形体を繊維化して用
いる場合には0.01〜4重量%の範囲が好適であ
る。 銅イオンは、ゼオライト系固体粒子にイオン交
換反応により保持されなければならない。イオン
交換によらず、単に吸着あるいは付着したもので
は、耐光性の効果及びその持続性が不充分であ
る。銅イオンを保持させる方法は二つの方法が可
能である。第1の方法は、銅−ゼオライトとビヒ
クルのスラリーをポリアミドに添加混合する方法
であり、第2の方法は、ゼオライトとビヒクルの
スラリーをポリアミドに添加混合し成型した后、
ポリアミド成形体をイオン交換処理して銅イオン
をポリアミド組成物内のゼオライトに保持せしめ
る方法である。 先ず第1の方法について説明する。この方法は
銅−ゼオライトを利用するものであつて、該銅−
ゼオライトは前述の如く、イオン交換反応を利用
して調整することが可能である。本発明で定義し
た各種のゼオライトを、銅−ゼオライトに転換す
る場合、通常硫酸銅の様な水溶性銅塩の溶液が使
用されるが、これの濃度は過大にならない様、留
意する必要がある。例えば、A型又はX型ゼオラ
イト(ナトリウム型)をイオン交換反応により、
Cu−ゼオライトに転換する際に、1M−CuSO4使
用時はCu2+は固相のNa+と置換するが、これと
同時にゼオライト固相中にCu3(SO4)(OH)4の如
き塩基性沈殿が析出する為に、ゼオライトの多孔
性は減少し、比表面積は著しく減少する欠点があ
る。かかる過剰な銅のゼオライト相への析出を防
止する為には、使用する水溶性銅液の濃度をより
希釈状態、例えば0.05M以下に保つことが望まし
い。かかる濃度のCuSO4溶液の使用時には得られ
るCu−ゼオライトの比表面積も転換素材のゼオ
ライトとほぼ同等であり、耐光性効果が最適な状
態で発揮できる。 上記の銅−ゼオライト(無水ゼオライト基準)
中に占めるCuの量は理論的には最大値はA型
ゼオライトでは約22重量%、X型ゼオライトでは
約20重量%、Y型ゼオライトでは約16重量%、モ
ルデナイトでは約8重量%であるが、好ましい範
囲は0.01〜15重量%にある。 又、銅以外の金属イオン、例えばナトリウム、
カリウム、カルシウム、あるいに他の金属イオン
が共存しても耐光性効果をさまたげることはない
ので、これらのイオンの残存、又は共存は何らさ
しつかえない。 次いでかかる銅ゼオライトをビヒクルと混練、
スラリー化しポリアミドへ前述の含有量となる如
く添加混合して、本発明の組成物を得る。銅−ゼ
オライトに対する銅の量(A重量%とする)及び
ポリアミド組成物に対する銅−ゼオライトの量
(B重量%とする)はいずれも耐光性効果に関係
し、Aが多ければBは少なくてよく、Aが少ない
とBを多くする必要がある。耐光性効果を有効に
発揮せしめる為にはA×B×1/100の値(即ち、ゼ オライト固体粒子に保持された銅イオンのポリア
ミド組成物全体に対する重量%)が0.001〜0.5と
なる様調整しなければならない。0.001未満では
耐光性効果が乏しく、又0.5を越える範囲では耐
光性効果はほぼ不変であり、しかも成型時あるい
は溶融紡糸時に、温度条件によつては、わずかで
はあるが、金属銅の析出の為と思われる着色が発
生する。 添加混合の時期および方法は特に限定されるも
のではない。例えば原料モノマーに添加混合后重
合する方法、反応中間体に添加混合する方法、重
合終了時のポリマーに添加混合する方法、成型用
ドーブ例えば紡糸原液へ添加混合する方法などが
ある。以下では簡単の為にこれらの方法を単に、
「ポリアミドに添加混合する」と言う。要は用い
るポリアミドの性質、工程上の特徴などに応じて
最適の方法を採用すればよい。通常、成型直前に
添加混合する方法が最適である。また該銅−ゼオ
ライトはスラリー化する前に要すれば乾燥処理を
行う。乾燥条件は常圧又は減圧下100〜500℃の範
囲で適宜選べばよい。好ましい乾燥条件は減圧下
100〜350℃である。 次に、本発明方法の第2の方法について説明す
る。第2の方法はイオン交換処理の時期が異なる
ものの、基本的には第1の方法に準ずるところが
多い。まず、上述で定義したゼオライトをイオン
交換せずにビヒクルと混練、スラリー化しポリア
ミドへ添加混合する。ゼオライトの含有量範囲は
第1の方法と同じである。添加混合の時期および
方法は特に限定されるものではない。第1の方法
と同様にポリアミドの原料調製から成型迄の任意
の段階で添加混合すればよい。また、ゼオライト
を乾燥する必要があるならば、前述の方法に準ず
ればよい。第2の方法ではこうして得たゼオライ
ト含有成型体をイオン交換処理する。成型体の種
類・形状は特に限定されるものではなく、例えば
ペレツトなどの中間成型体でもよく、また最終製
品の形となつてもよい。イオン交換効率を高める
為には比表面積の大きい成型体が好適である。従
つて直径や厚みの小なる成型体が好ましく、例え
ば粒状体、フイルムあるいは繊維などが好適であ
る。イオン交換処理の方法は基本的には前述した
ゼオライトのイオン交換処理の方法に準ずるもの
であつて、ゼオライト含有ポリアミド成形体を、
銅の水溶性塩類の溶液で処理する。この場合、銅
塩の濃度範囲はCuSO4の場合で0.05M下が望まし
い。Cu塩の濃度があまりに過大であると、銅の
塩基性沈殿が析出し、耐光性効果が低減する。処
理方式としてはバツチ式、連続式のいずれもが可
能である。金属イオンの保持量を高めるためには
バツチ処理の回数を増大するか連続式の場合は処
理時間を長くとればよい。 第2の方法は高分子体内に閉じこめられたゼオ
ライトがなおイオン交換能力を保持しているこ
と、そして適切なイオン交換処理によれば該ゼオ
ライトに銅イオンを保持せしめ得ることを示して
いる。ポリアミド内のゼオライトのどの程度の割
合が、イオン交換されるかはポリアミドの性質に
左右される。しかし、ほとんどのポリアミドは親
水性がある為、水の浸透に伴ない、銅イオンが内
部まで浸透するのでポリアミド内部のゼオライト
もイオン交換される。第2の方法に於ても、ゼオ
ライト系固体粒子に保持される銅イオンは、ポリ
アミド組成物全体に対しても0.001〜0.5重量%が
望ましい。第2の方法では、銅の割合が極端に増
加しても金属銅の析出はあり得ないが、時間がか
かり過ぎることになり、上限は0.5重量%が最適
である。又、他の金属イオンの残存、共存もさし
つかえない。 本発明のゼオライト粒子及びビヒクル含有ポリ
アミド成形体は銅ゼオライト及びビヒクル以外の
第4成分を含有していてもよい。例えば重合触
媒、安定剤、艶消剤、増白剤、有機又は無機の顔
料、無機フイラー及び各種可塑剤などである。さ
らに、第4成分として液体や有機溶剤を含有して
いてもよい。また本発明のゼオライト粒子及びビ
ヒクル含有成型体の形状・大きさ等は特に限定す
るものではない。銅−ゼオライトの成型体内での
分布のさせ方も適宜工夫すればよい。例えば多層
構造としてその外層に本発明にゼオライト及びビ
ヒクルを含有せしめる方法がある。繊維の場合に
は公知のコンジユゲート紡糸技術を利用して芯−
さや型断面糸のさや成分にゼオライト及びビヒク
ルを含有させる方法がある。 本発明で定義したゼオライトと銅イオンとの結
合力は、活性炭やアルミナ等の吸着物質に単に物
理吸着により保持させる方法と異なり、極めて大
きい。従つてかかる銅ゼオライトを含有するポリ
アミド組成物の耐光性効果と、それの長時間持続
性は本発明の特徴的利点として特記すべきもので
ある。本発明の如く限定したゼオライトは、Cu
との反応性が大きい利点がある。例えばA−型ゼ
オライト、X−型ゼオライト、Y−型ゼオライ
ト、チヤバサイト中のイオン交換可能な金属イオ
ン(Na+)は容易にCu2+とイオン交換を行なつ
て、ゼオライトの母体中に銅イオンを保持し、且
つそれの保持能が高い。また本発明の如く限定し
たゼオライトは、Cu2+に対する選択吸着性が大
きい利点がある。かかる事実は本発明のゼオライ
ト粒子含有ポリアミド成形体を耐光性目的で種々
の金属イオンを含有する液体や、水中で使用する
時でもCu2+がゼオライト母体中に安定に長期間
保持され、耐光性が長期間持続されることを意味
している。 加えて、本発明の如く限定したゼオライトは、
その交換容量が大きく、Cuの保持量を大きくし
うる利点がある。また本発明のゼオライト粒子含
有高分子体の使用目的に応じて、ゼオライト固体
粒子に含有させるCu量の調節が容易にイオン交
換で行なえる利点がある。 また本発明で定義したゼオライトは高分子体の
物性を劣化させることが少く、高分子体の種類を
広く選択できる。 そして本発明のゼオライト粒子及びビヒクル含
有ポリアミド成形体はポリアミドを主体としてい
るため、様々な形状、大きさに成型することが可
能である。例えば粒状体、フイルム、繊維、各種
容器、パイプその他任意の成型体が可能であつ
て、耐光性を必要とする用途に極めて広範囲に利
用することができる。 また、本発明のゼオライト粒子及びビヒクル含
有ポリアミド成形体はゼオライト本来の機能をも
合わせ持つているので、耐光性とゼオライト本来
機能とを合わせて利用することが可能である。例
えばゼオライトの本来機能の吸湿・吸着効果と耐
光性効果の複合効果を利用することができる。 さらには他の機能性物質を含有させて、上記効
果と他の機能との複合機能を発揮せしめることも
可能である。他の機能性物質としては活性炭、シ
リカゲルなどがある。活性炭の場合は脱臭・吸着
効果が、シリカゲルの場合は吸着効果が増強され
る。 以下、本発明の実施例について述べるが、本発
明はその要旨を越えぬ限り本実施例に限定される
ものではない。 参考例 1 本発明の実施例で使用する未転換の天然及び合
成ゼオライト粒子を第1表に示した。各ゼオライ
トは粗原料を粉砕・分級して所望の粒子径を得
た。第1表のA−型ゼオライトをZ1、X−型ゼオ
ライトをZ2、Y−型ゼオライトをZ3、天然モルデ
ナイト1をZ4、天然モルデナイト2をZ5、天然チ
ヤバサイトをZ6と略記する。これらゼオライトの
粒子径、含水率、比表面積は第1表の通りであつ
た。 次いで第1表の各種ゼオライトの微粉末乾燥品
各250gを採取し、各々に1/20M硫酸銅水溶液1
を加えて得られた混合物を室温で5時間撹拌下
に保持してイオン交換を行なつた。かかるイオン
交換法により得られた銅−ゼオライトを過した
後、水洗して過剰の銅イオンを除去した。次に水
洗済みの銅−ゼオライトを100〜105℃で乾燥して
から粉砕し、銅−ゼオライトの微粉末を得た。得
られた銅−ゼオライト乾燥品の銅含有量及び比表
面積は第2表の如くであつた。(No.Z7〜Z12)
【表】
【表】
参考例 2
第1表のY型ゼオライト(Z3)の乾燥粉末250
gを採取し、これに1/200M硫酸銅溶液1を加
えて、得られた混合物を室温で5時間撹拌した。
かかるイオン交換法により得られた銅−ゼオライ
トを過し、水洗した。(Z13) 別個に第1表のY型ゼオライト(Z3)の乾燥粉
末250gを採取し、これに1/20M硫酸銅溶液1
を加えて室温で5時間撹拌し、得られた銅−ゼオ
ライトを遠心分離により分離した。次に前記同様
の処理を8回繰り返した。最終的に得られた転換
品を水洗して過剰の銅イオンを除去した。(Z14) 上記2試料の銅−ゼオライトを100〜105℃で乾
燥後粉砕して微粉末銅−ゼオライトを得た。これ
の銅含有量、比表面積を第3表に示す。
gを採取し、これに1/200M硫酸銅溶液1を加
えて、得られた混合物を室温で5時間撹拌した。
かかるイオン交換法により得られた銅−ゼオライ
トを過し、水洗した。(Z13) 別個に第1表のY型ゼオライト(Z3)の乾燥粉
末250gを採取し、これに1/20M硫酸銅溶液1
を加えて室温で5時間撹拌し、得られた銅−ゼオ
ライトを遠心分離により分離した。次に前記同様
の処理を8回繰り返した。最終的に得られた転換
品を水洗して過剰の銅イオンを除去した。(Z14) 上記2試料の銅−ゼオライトを100〜105℃で乾
燥後粉砕して微粉末銅−ゼオライトを得た。これ
の銅含有量、比表面積を第3表に示す。
【表】
実施例 1
第2表に示した銅−ゼオライト(Z7〜Z12)を
各々減圧下200℃で7時間乾燥した。次いで、こ
れらを各々50gずつ採り、各々に75℃での粘度が
800cpsのジエチレングリコールアジペート100g
を混合し、自動乳鉢で24時間混練しスラリーとし
た。この時赤外線ランプで照射しながらスラリー
が60〜70℃になる様に保つた。 通常の溶融紡糸機を用いて、95%硫酸中、0.5
g/500c.c.濃度、25℃で測定した相対粘度2.3の6
ナイロン乾燥チツプをスクリユーで溶融し、紡糸
ヘツドに送り込まれた溶融6ナイロンポリマー中
で、上記の銅−ゼオライト含有スラリーを、ギヤ
ポンプで圧入した。この時、混合ポリマー全体に
対してスラリーが3重量%となる様にした。紡糸
ヘツド内の静止混練素子20ケに通した後、口金か
ら押し出し捲き取り、得られた未延伸糸を延伸し
50デニール/12フイラメントの6種類の延伸糸を
得た。 これとは別に、第2表の銅−ゼオライトの減圧
乾燥粉末を各々50g採り、銅−ゼオライトが全体
として1重量%となる様、6ナイロン乾燥チツプ
に添加混合し、常法に従い溶融紡糸した。この時
も紡糸ヘツド内の静止混練素子20ケに通した。得
られた未延伸糸を延伸して50デニール/12フイラ
メントの6種類の延伸糸を得た。 更に、6ナイロンのみでも対照糸として50デニ
ール/12フイラメントの延伸糸も採取した。 これらの13種類の延伸糸に紫外線フエードメー
ターで200時間照射を与えた後、強度を測定した
結果を第4表に示す。
各々減圧下200℃で7時間乾燥した。次いで、こ
れらを各々50gずつ採り、各々に75℃での粘度が
800cpsのジエチレングリコールアジペート100g
を混合し、自動乳鉢で24時間混練しスラリーとし
た。この時赤外線ランプで照射しながらスラリー
が60〜70℃になる様に保つた。 通常の溶融紡糸機を用いて、95%硫酸中、0.5
g/500c.c.濃度、25℃で測定した相対粘度2.3の6
ナイロン乾燥チツプをスクリユーで溶融し、紡糸
ヘツドに送り込まれた溶融6ナイロンポリマー中
で、上記の銅−ゼオライト含有スラリーを、ギヤ
ポンプで圧入した。この時、混合ポリマー全体に
対してスラリーが3重量%となる様にした。紡糸
ヘツド内の静止混練素子20ケに通した後、口金か
ら押し出し捲き取り、得られた未延伸糸を延伸し
50デニール/12フイラメントの6種類の延伸糸を
得た。 これとは別に、第2表の銅−ゼオライトの減圧
乾燥粉末を各々50g採り、銅−ゼオライトが全体
として1重量%となる様、6ナイロン乾燥チツプ
に添加混合し、常法に従い溶融紡糸した。この時
も紡糸ヘツド内の静止混練素子20ケに通した。得
られた未延伸糸を延伸して50デニール/12フイラ
メントの6種類の延伸糸を得た。 更に、6ナイロンのみでも対照糸として50デニ
ール/12フイラメントの延伸糸も採取した。 これらの13種類の延伸糸に紫外線フエードメー
ターで200時間照射を与えた後、強度を測定した
結果を第4表に示す。
【表】
【表】
上表の如くスラリー化して圧入する方法の方が
チツプブレンドにより添加混合する方法より紫外
線随射後の強度保持性が良好であつた。又、ゼオ
ライトの種類については、上表のものはスラリー
方式であればいずれも良好であるが、特にA型、
X型、Y型ゼオライト及びモルデナイト1が良好
であつた。 実施例 2 第2表の銅−Y型ゼオライト(Z9)及び第3表
の銅−Y型ゼオライト(Z13,Z14)を各々減圧下
に200℃で7時間乾燥した。次いでこれを各々100
gずつ採り、75℃で600cpsのポリオキシエチレン
トリグリセライド150gに混合し、各々80℃に加
熱した混練3本ロールで混練しスラリー化した。 常法の紡糸機を用いて、95%硫酸で測定した相
対粘度が2.3の6ナイロンチツプをスクリユーで
溶融し、紡糸ヘツドに送り込まれた溶融6ナイロ
ンポリマー中に上記の銅−ゼオライトのスラリー
をギヤポンプで圧入し、静止混練素子15ケを通し
た後、口金から押し出し捲き取り、延伸して120
デニール/4フイラメントの延伸糸とした。この
時の各々のスラリーの全体に対する圧入量は第5
表の通りであり、かかる方法で得られた延伸糸を
紫外線フエードメータで照射、120時間、400時間
后の強度結果をも併せて示した。
チツプブレンドにより添加混合する方法より紫外
線随射後の強度保持性が良好であつた。又、ゼオ
ライトの種類については、上表のものはスラリー
方式であればいずれも良好であるが、特にA型、
X型、Y型ゼオライト及びモルデナイト1が良好
であつた。 実施例 2 第2表の銅−Y型ゼオライト(Z9)及び第3表
の銅−Y型ゼオライト(Z13,Z14)を各々減圧下
に200℃で7時間乾燥した。次いでこれを各々100
gずつ採り、75℃で600cpsのポリオキシエチレン
トリグリセライド150gに混合し、各々80℃に加
熱した混練3本ロールで混練しスラリー化した。 常法の紡糸機を用いて、95%硫酸で測定した相
対粘度が2.3の6ナイロンチツプをスクリユーで
溶融し、紡糸ヘツドに送り込まれた溶融6ナイロ
ンポリマー中に上記の銅−ゼオライトのスラリー
をギヤポンプで圧入し、静止混練素子15ケを通し
た後、口金から押し出し捲き取り、延伸して120
デニール/4フイラメントの延伸糸とした。この
時の各々のスラリーの全体に対する圧入量は第5
表の通りであり、かかる方法で得られた延伸糸を
紫外線フエードメータで照射、120時間、400時間
后の強度結果をも併せて示した。
【表】
第5表の結果より、延伸糸中の銅の含有量は、
0.001重量%前后より多くなければ耐光性に乏し
いことが判つた。又、ポリマー中に銅を0.5重量
%前后より多くすると、ポリマー中に着色が微か
に見られたが、耐光性は良好であつた。 又、延伸糸中の銅−ゼオライト粒子が10重量%
を超えた場合、延伸糸の強度は少ないものよりか
なり低くなることも判つた。
0.001重量%前后より多くなければ耐光性に乏し
いことが判つた。又、ポリマー中に銅を0.5重量
%前后より多くすると、ポリマー中に着色が微か
に見られたが、耐光性は良好であつた。 又、延伸糸中の銅−ゼオライト粒子が10重量%
を超えた場合、延伸糸の強度は少ないものよりか
なり低くなることも判つた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 銅イオンを保持するゼオライト系固体粒子と
ビヒクル及びポリアミドとからなり、且つ該ゼオ
ライト系固体粒子の含有量が0.005〜10重量%で、
該ゼオライト系固体粒子に保持される銅イオンの
含有量が成形体全体に対して0.001〜0.5重量%で
あることを特徴とする耐光性を有するポリアミド
成形体。 2 ゼオライト系固体粒子が150m2/g以上の比
表面積及び14以下のSiO2/Al2O3モル比を有する
特許請求の範囲第1項記載の成形体。 3 ゼオライト系固体粒子がA型ゼオライト、X
型ゼオライト、Y型ゼオライト、又はモルデナイ
トから構成されている特許請求の範囲第1項記載
の成形体。 4 ビヒクルがジエチレングリコールアジペー
ト、ポリオキシエチレントリグリセライドである
特許請求の範囲第1項記載の成形体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12988284A JPS619457A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 耐光性を有するポリアミド成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12988284A JPS619457A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 耐光性を有するポリアミド成形体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS619457A JPS619457A (ja) | 1986-01-17 |
| JPH0251940B2 true JPH0251940B2 (ja) | 1990-11-09 |
Family
ID=15020659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12988284A Granted JPS619457A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 耐光性を有するポリアミド成形体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS619457A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62240355A (ja) * | 1986-04-11 | 1987-10-21 | Agency Of Ind Science & Technol | シラン変性ポリアミド樹脂の安定化方法 |
| US9512300B2 (en) * | 2014-06-02 | 2016-12-06 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Thermoplastic resin composition for automobiles and molded product produced from the same |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS587361A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-17 | Canon Inc | 液体噴射記録ヘツド |
| JPS5937956A (ja) * | 1982-08-24 | 1984-03-01 | カネボウ株式会社 | 粒子充填繊維構造物 |
-
1984
- 1984-06-22 JP JP12988284A patent/JPS619457A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS619457A (ja) | 1986-01-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU604724B2 (en) | Polymer containing amorphous aluminosilicate particles and process for producing the same | |
| US4911898A (en) | Zeolite particles retaining silver ions having antibacterial properties | |
| US5064599A (en) | Process for producing an antibacterial fiber article | |
| DE2366583C2 (de) | Gefälltes amorphes Aluminiumsilicat, Verfahren zu seiner Herstellung und seine Verwendung | |
| CA2037314C (en) | Antimicrobial composition | |
| US4710535A (en) | Masterbatches for delustring polyamides | |
| JPS62241939A (ja) | 抗菌ならびに防カビ能を有するポリオレフイン系樹脂成形体及びその製造方法 | |
| JPS6270221A (ja) | 抗菌剤 | |
| JPS6116735B2 (ja) | ||
| DE4117964A1 (de) | Stabilisierter synthetischer zeolith und ein verfahren zu dessen herstellung | |
| JPH0251940B2 (ja) | ||
| DE69025088T2 (de) | Stabilisierter, synthetischer Zeolith sowie Verfahren zu dessen Herstellung | |
| JPH0360866B2 (ja) | ||
| JP2808033B2 (ja) | 合成ゼオライトをイオン交換すると共に安定化する方法 | |
| JPH11246212A (ja) | 抗菌性ゼオライト | |
| JPS63270764A (ja) | 殺菌性ポリマー成形体の製造法 | |
| JPS63260810A (ja) | 殺菌性ゼオライト組成物及びその製造法 | |
| KR102923713B1 (ko) | 항균성 마스터배치와 이를 이용한 항균성 저장용기 및 그 제조방법 | |
| JPH03206147A (ja) | 抗菌性繊維構造物素材 | |
| JPH0819258B2 (ja) | 繊維用およびフイルム用抗菌性樹脂組成物 | |
| JPH0797480A (ja) | 白度の改善された成形用抗菌性樹脂チップ、その製造方法、及び抗菌性合成繊維の製造方法 | |
| JPH03200702A (ja) | 抗菌性樹脂組成物およびその製造方法 | |
| CN121319566A (zh) | 一种塑料纤维用舒眠母粒及其制备方法 | |
| JPH0236263A (ja) | 優れた耐光堅牢性を有するポリアミド染色物及びその製造方法 | |
| JPH0132254B2 (ja) |