JPH025947B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH025947B2 JPH025947B2 JP59243290A JP24329084A JPH025947B2 JP H025947 B2 JPH025947 B2 JP H025947B2 JP 59243290 A JP59243290 A JP 59243290A JP 24329084 A JP24329084 A JP 24329084A JP H025947 B2 JPH025947 B2 JP H025947B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- pressure
- solenoid
- valve
- throttle valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、ソレノイドを有する油圧制御装置に
関するものである。
関するものである。
(ロ) 従来の技術
従来のソレノイドを有する油圧制御装置として
は、例えば実開昭59−7954号公報に示されるオー
バドライブ解除バルブ、オーバドライブ解除ソレ
ノイド等から成るものがある。この油圧制御装置
は、ライン圧油路とオリフイス形絞り弁を介して
接続された信号圧油路に設けられた開口をオーバ
ドライブ解除ソレノイドによつて開閉するように
し、この信号圧油路の油圧によつてオーバドライ
ブ解除バルブを切換えるようにしたものである。
これによつてソレノイドのオン・オフに応じてオ
ーバドライブ解除バルブを切換えることができ
る。
は、例えば実開昭59−7954号公報に示されるオー
バドライブ解除バルブ、オーバドライブ解除ソレ
ノイド等から成るものがある。この油圧制御装置
は、ライン圧油路とオリフイス形絞り弁を介して
接続された信号圧油路に設けられた開口をオーバ
ドライブ解除ソレノイドによつて開閉するように
し、この信号圧油路の油圧によつてオーバドライ
ブ解除バルブを切換えるようにしたものである。
これによつてソレノイドのオン・オフに応じてオ
ーバドライブ解除バルブを切換えることができ
る。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
しかし、上記のような従来の油圧制御装置に
は、ソレノイドが開口を開いているにもかかわら
ず低温時にある程度の油圧を生じバルブが所定ど
おりに作動しない場合があるという問題点があつ
た。すなわち、ソレノイドによつて開閉される開
口は小型のソレノイドの小さい押し力によつても
閉じることが可能であるように比較的小さな開口
としてあり、ライン圧油路と信号圧油路との間に
設けられる絞り弁の絞り効果とこの開口の絞り効
果との関係で信号圧油路には通常の場合であつて
もある程度の油圧を生じるが、低温時には油の粘
度が増大し油が円滑に流れないため信号圧油路に
通常の場合よりも高い圧力が発生する。この圧力
がバルブの切換り圧力を越えると、ソレノイドが
開口を閉じていないにもかかわらずバルブが切換
わることになる。このような油圧制御装置を自動
変速機のトルクコンバータのロツクアツプ機構の
切換制御に適用した場合には、例えば低温時に常
にロツクアツプ機構が作動した状態となり、自動
変速機を搭載した車両の走行ができなくなるとい
う不具合を発生する。信号圧油路の油圧を小さく
するためには、ライン圧油路と信号圧油路との間
に設けられる絞り弁の径を小さくして絞り効果を
大きくすればよいが、この場合には絞り弁を通る
油の流量が減少し、ソレノイドによつて開口を閉
じても信号圧油路の油圧が直ちに上昇しない、す
なわちソレノイドのオン・オフに対する信号圧油
路の油圧の変化の応答性が低下する、という不具
合を発生する。
は、ソレノイドが開口を開いているにもかかわら
ず低温時にある程度の油圧を生じバルブが所定ど
おりに作動しない場合があるという問題点があつ
た。すなわち、ソレノイドによつて開閉される開
口は小型のソレノイドの小さい押し力によつても
閉じることが可能であるように比較的小さな開口
としてあり、ライン圧油路と信号圧油路との間に
設けられる絞り弁の絞り効果とこの開口の絞り効
果との関係で信号圧油路には通常の場合であつて
もある程度の油圧を生じるが、低温時には油の粘
度が増大し油が円滑に流れないため信号圧油路に
通常の場合よりも高い圧力が発生する。この圧力
がバルブの切換り圧力を越えると、ソレノイドが
開口を閉じていないにもかかわらずバルブが切換
わることになる。このような油圧制御装置を自動
変速機のトルクコンバータのロツクアツプ機構の
切換制御に適用した場合には、例えば低温時に常
にロツクアツプ機構が作動した状態となり、自動
変速機を搭載した車両の走行ができなくなるとい
う不具合を発生する。信号圧油路の油圧を小さく
するためには、ライン圧油路と信号圧油路との間
に設けられる絞り弁の径を小さくして絞り効果を
大きくすればよいが、この場合には絞り弁を通る
油の流量が減少し、ソレノイドによつて開口を閉
じても信号圧油路の油圧が直ちに上昇しない、す
なわちソレノイドのオン・オフに対する信号圧油
路の油圧の変化の応答性が低下する、という不具
合を発生する。
本発明は、上記のような問題点を解決し、低温
時に信号圧油路に所定以上の残圧が発生せず、し
かも通常の使用温度においては十分な応答性を有
する油圧制御装置を得ることを目的としている。
時に信号圧油路に所定以上の残圧が発生せず、し
かも通常の使用温度においては十分な応答性を有
する油圧制御装置を得ることを目的としている。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明は、絞り弁としてチヨーク形絞り弁を用
いることにより上記問題点を解決する。すなわ
ち、本発明によるソレノイドを有する油圧制御装
置は、信号圧油路を油圧源油路に接続する絞り弁
が断面積に比して長さの長いチヨーク形絞り弁で
あることを特徴としている。一方、ソレノイドに
よつて開閉される開口に設けられる絞り弁はオリ
フイス形絞り弁としてある。
いることにより上記問題点を解決する。すなわ
ち、本発明によるソレノイドを有する油圧制御装
置は、信号圧油路を油圧源油路に接続する絞り弁
が断面積に比して長さの長いチヨーク形絞り弁で
あることを特徴としている。一方、ソレノイドに
よつて開閉される開口に設けられる絞り弁はオリ
フイス形絞り弁としてある。
(ホ) 作 用
上記のような構成とすることにより、低温時に
は油の粘度の増大に伴なつてチヨーク形絞り弁の
抵抗が大きくなり、これを通過する流量が減少
し、一方開口のオリフイス形絞り弁の流量は油の
粘度の影響を受けないため、信号圧油路に発生す
る残圧は非常に小さくなる。従つて、信号圧油路
の油圧が作用するバルブがソレノイドの作動状態
と無関係に切換わるという不具合の発生が防止さ
れる。一方、油の温度が通常の使用時の温度まで
上昇すると、油の粘度の低下に伴ないチヨーク形
絞り弁の抵抗が減少するためライン圧油路から信
号圧油路に十分な流量が供給されるが、油の粘度
が低下しているため所定以上の残圧が発生するこ
とはない。しかもこの場合、十分な流量が供給さ
れているため、ソレノイドが開口を閉じた場合の
信号圧油路の油圧の応答性は非常に良好である。
は油の粘度の増大に伴なつてチヨーク形絞り弁の
抵抗が大きくなり、これを通過する流量が減少
し、一方開口のオリフイス形絞り弁の流量は油の
粘度の影響を受けないため、信号圧油路に発生す
る残圧は非常に小さくなる。従つて、信号圧油路
の油圧が作用するバルブがソレノイドの作動状態
と無関係に切換わるという不具合の発生が防止さ
れる。一方、油の温度が通常の使用時の温度まで
上昇すると、油の粘度の低下に伴ないチヨーク形
絞り弁の抵抗が減少するためライン圧油路から信
号圧油路に十分な流量が供給されるが、油の粘度
が低下しているため所定以上の残圧が発生するこ
とはない。しかもこの場合、十分な流量が供給さ
れているため、ソレノイドが開口を閉じた場合の
信号圧油路の油圧の応答性は非常に良好である。
(ヘ) 実施例
第2図に、本発明を適用するオーバドライブ付
自動変速機の変速機構部を骨組図として示す。こ
の変速機構部は、トルクコンバータ部1、オーバ
ドライブ歯車列部2、及び3速歯車列部3から構
成されている。トルクコンバータ部1のロツクア
ツプ機構付トルクコンバータ4は、エンジン(図
示していない)からのトルクが回転軸4aから入
力され、回転軸4bによつてオーバドライブ歯車
列部2へトルクを出力するようにしてある。ロツ
クアツプ機構付トルクコンバータ4はロツクアツ
プクラツチ4cを有しており、これによつて回転
軸4a及び4bを機械的に連結した状態とするこ
とが可能である。オーバドライブ歯車列部2は、
遊星歯車組5、ダイレクトクラツチ6及びオーバ
ドライブブレーキ7を有しており、また、3速歯
車列部3は周知の前進3速後退1速の歯車列であ
り、2組の遊星歯車組9及び10、2つのクラツ
チ11及び12、2つのブレーキ13及び14、
及びワンウエイクラツチ15を有しており、上記
ブレーキ7,13,14、ワンウエイクラツチ1
5、及びクラツチ6,11,12を適当に組合わ
せて作動させることにより前進4速後退1速を実
現する。
自動変速機の変速機構部を骨組図として示す。こ
の変速機構部は、トルクコンバータ部1、オーバ
ドライブ歯車列部2、及び3速歯車列部3から構
成されている。トルクコンバータ部1のロツクア
ツプ機構付トルクコンバータ4は、エンジン(図
示していない)からのトルクが回転軸4aから入
力され、回転軸4bによつてオーバドライブ歯車
列部2へトルクを出力するようにしてある。ロツ
クアツプ機構付トルクコンバータ4はロツクアツ
プクラツチ4cを有しており、これによつて回転
軸4a及び4bを機械的に連結した状態とするこ
とが可能である。オーバドライブ歯車列部2は、
遊星歯車組5、ダイレクトクラツチ6及びオーバ
ドライブブレーキ7を有しており、また、3速歯
車列部3は周知の前進3速後退1速の歯車列であ
り、2組の遊星歯車組9及び10、2つのクラツ
チ11及び12、2つのブレーキ13及び14、
及びワンウエイクラツチ15を有しており、上記
ブレーキ7,13,14、ワンウエイクラツチ1
5、及びクラツチ6,11,12を適当に組合わ
せて作動させることにより前進4速後退1速を実
現する。
第1図に、本発明による油圧制御装置を含む自
動変速機の油圧制御装置全体を示す。以下、本発
明に直接関連するバルブ等について説明し、これ
ら以外の部分の詳細な説明は省略する(なお、オ
イルポンプ20、プレツシヤレギユレータバルブ
21、マニユアルバルブ22、1−2シフトバル
ブ23、2−3シフトバルブ24、3−4シフト
バルブ25、プレツシヤモデイフアイアバルブ2
6、スロツトルバルブ27、スロツトルバツクア
ツプバルブ28、ソレノイドダウンシフトバルブ
29、セカンドロツクバルブ30、OD制御バル
ブ31、ガバナバルブ33、アキユムレータ34
等の構成・作用については例えば特開昭54−
132062号、特開昭58−196373号に開示されている
ものと同様である。
動変速機の油圧制御装置全体を示す。以下、本発
明に直接関連するバルブ等について説明し、これ
ら以外の部分の詳細な説明は省略する(なお、オ
イルポンプ20、プレツシヤレギユレータバルブ
21、マニユアルバルブ22、1−2シフトバル
ブ23、2−3シフトバルブ24、3−4シフト
バルブ25、プレツシヤモデイフアイアバルブ2
6、スロツトルバルブ27、スロツトルバツクア
ツプバルブ28、ソレノイドダウンシフトバルブ
29、セカンドロツクバルブ30、OD制御バル
ブ31、ガバナバルブ33、アキユムレータ34
等の構成・作用については例えば特開昭54−
132062号、特開昭58−196373号に開示されている
ものと同様である。
ロツクアツプ制御バルブ32は、スプール32
a及びスプリング32bを有しており、ロツクア
ツプ油室4dと連通する油路68を油路70に接
続する状態とドレーンポート72に接続する状態
との間を切り換わり可能である。油路70にはプ
レツシヤーレギユレータバルブ21からトルクコ
ンバータ供給圧が供給されている。ロツクアツプ
制御バルブ32の切り換えは、ロツクアツプ制御
ソレノイド36によつて行なわれる。ロツクアツ
プ制御ソレノイド36は、ライン圧油路58(油
圧源油路)からチヨーク形絞り弁72を介して分
岐した信号圧油路74の油圧の排出を制御するこ
とにより、ロツクアツプ制御バルブ32を切り換
える。すなわち、ロツクアツプ制御ソレノイド3
6がオフの状態では信号圧油路74の油はオリフ
イス形絞り弁が設けられた開口80から排出さ
れ、ロツクアツプ制御バルブ32のポート76に
は油圧が作用せず、ロツクアツプ制御バルブ32
は油路68と油路70とを連通させる位置にあ
り、逆にロツクアツプ制御ソレノイド36がオン
になると開口80からの油の排出が停止されるた
めロツクアツプ制御バルブ32のポート76にラ
イン圧が作用し、ロツクアツプ制御バルブ32は
油路68をドレーンポート72からドレーンする
状態に切り換わる。ロツクアツプ制御バルブ32
が油路68と油路70とを連通させる状態におい
ては、ロツクアツプ油室4dにトルクコンバータ
供給圧と同じ油圧が作用するため、ロツクアツプ
機構は解除状態にあり、またロツクアツプ制御バ
ルブ32が油路68をドレーンする状態に切り換
わると、ロツクアツプ油室4dの油圧がドレーン
されるためロツクアツプクラツチ4cが締結され
ロツクアツプ状態となる。ロツクアツプ制御ソレ
ノイド36は、図示してないロツクアツプコント
ロールユニツトからの信号によつて、例えば第4
速時の所定車速以上(あるいは各変速段の所定車
速以上)の場合にオンとされる。
a及びスプリング32bを有しており、ロツクア
ツプ油室4dと連通する油路68を油路70に接
続する状態とドレーンポート72に接続する状態
との間を切り換わり可能である。油路70にはプ
レツシヤーレギユレータバルブ21からトルクコ
ンバータ供給圧が供給されている。ロツクアツプ
制御バルブ32の切り換えは、ロツクアツプ制御
ソレノイド36によつて行なわれる。ロツクアツ
プ制御ソレノイド36は、ライン圧油路58(油
圧源油路)からチヨーク形絞り弁72を介して分
岐した信号圧油路74の油圧の排出を制御するこ
とにより、ロツクアツプ制御バルブ32を切り換
える。すなわち、ロツクアツプ制御ソレノイド3
6がオフの状態では信号圧油路74の油はオリフ
イス形絞り弁が設けられた開口80から排出さ
れ、ロツクアツプ制御バルブ32のポート76に
は油圧が作用せず、ロツクアツプ制御バルブ32
は油路68と油路70とを連通させる位置にあ
り、逆にロツクアツプ制御ソレノイド36がオン
になると開口80からの油の排出が停止されるた
めロツクアツプ制御バルブ32のポート76にラ
イン圧が作用し、ロツクアツプ制御バルブ32は
油路68をドレーンポート72からドレーンする
状態に切り換わる。ロツクアツプ制御バルブ32
が油路68と油路70とを連通させる状態におい
ては、ロツクアツプ油室4dにトルクコンバータ
供給圧と同じ油圧が作用するため、ロツクアツプ
機構は解除状態にあり、またロツクアツプ制御バ
ルブ32が油路68をドレーンする状態に切り換
わると、ロツクアツプ油室4dの油圧がドレーン
されるためロツクアツプクラツチ4cが締結され
ロツクアツプ状態となる。ロツクアツプ制御ソレ
ノイド36は、図示してないロツクアツプコント
ロールユニツトからの信号によつて、例えば第4
速時の所定車速以上(あるいは各変速段の所定車
速以上)の場合にオンとされる。
ソレノイド36がオフの状態にあつて信号圧油
路74の開口80を開いている場合には、前述の
ように、チヨーク形絞り弁72を通つてライン圧
油路58から信号圧油路74に流入してきた油は
開口80を通して排出される。この場合の信号圧
油路74の油圧はチヨーク形絞り弁72の流量特
性とオリフイス形絞り弁である開口80の流量特
性とによつて決定される。チヨーク形絞り弁72
の流量特性は次の式によつて示される(本明細書
中では、次の式で流量特性が示される絞り弁をチ
ヨーク形絞り弁とし、一方動粘性係数とは無関係
に圧力差及び断面積に関連して流量特性が決定さ
れる絞り弁をオリフイス形絞り弁とする)。
路74の開口80を開いている場合には、前述の
ように、チヨーク形絞り弁72を通つてライン圧
油路58から信号圧油路74に流入してきた油は
開口80を通して排出される。この場合の信号圧
油路74の油圧はチヨーク形絞り弁72の流量特
性とオリフイス形絞り弁である開口80の流量特
性とによつて決定される。チヨーク形絞り弁72
の流量特性は次の式によつて示される(本明細書
中では、次の式で流量特性が示される絞り弁をチ
ヨーク形絞り弁とし、一方動粘性係数とは無関係
に圧力差及び断面積に関連して流量特性が決定さ
れる絞り弁をオリフイス形絞り弁とする)。
Q=A×△P/ν
Q………通過流量
A………定数
△P……圧力差
ν………動粘性係数
従つて、油温が非常に低く動粘性係数νが大き
い場合にはチヨーク形絞り弁72を通過する流量
が大幅に減少する。このため信号圧油路74の油
圧が非常に小さくなる。このように油の温度が低
下すればするほど信号圧油路74の油圧が低下す
るため、ロツクアツプ制御バルブ32のポート7
6に作用する油圧は非常に小さくなり、スプール
32aがスプリング32bの力に抗して切換えら
れることはない。なお、この状態でソレノイド3
6がオンとなつて開口80が閉じられると信号圧
油路74の油圧は上昇するが、チヨーク形絞り弁
72を通して供給される油の量が少ないため、油
圧の上昇には多少の時間遅れがある。しかし、一
般にロツクアツプ機構は発進直後の低温時には作
動させない制御が行なわれるので、油温が低い状
態においてソレノイド36がオンとされることは
なく、また油温が低い状態においてソレノイド3
6がオンとなる制御が行なわれたとしても、油温
が低く油圧の立上りに応答遅れがある時間はそれ
ほど長くないため、油圧の応答遅れがあつたとし
ても実際的には問題となることはない。
い場合にはチヨーク形絞り弁72を通過する流量
が大幅に減少する。このため信号圧油路74の油
圧が非常に小さくなる。このように油の温度が低
下すればするほど信号圧油路74の油圧が低下す
るため、ロツクアツプ制御バルブ32のポート7
6に作用する油圧は非常に小さくなり、スプール
32aがスプリング32bの力に抗して切換えら
れることはない。なお、この状態でソレノイド3
6がオンとなつて開口80が閉じられると信号圧
油路74の油圧は上昇するが、チヨーク形絞り弁
72を通して供給される油の量が少ないため、油
圧の上昇には多少の時間遅れがある。しかし、一
般にロツクアツプ機構は発進直後の低温時には作
動させない制御が行なわれるので、油温が低い状
態においてソレノイド36がオンとされることは
なく、また油温が低い状態においてソレノイド3
6がオンとなる制御が行なわれたとしても、油温
が低く油圧の立上りに応答遅れがある時間はそれ
ほど長くないため、油圧の応答遅れがあつたとし
ても実際的には問題となることはない。
一方、油の温度が上昇すると信号圧油路74の
油圧が上昇するが、この油圧はロツクアツプ制御
バルブ32の切換圧よりも小さくなるように設定
してある。従つて、油の温度が通常の使用温度に
なつた場合にも、ソレノイド36がオンになつて
いないにもかかわらずロツクアツプ制御バルブ3
2がロツクアツプ側に切換わることはない。この
状態でロツクアツプ制御ソレノイド36がオンと
なると、油の動粘性係数νが小さくチヨーク形絞
り弁72を通して信号圧油路74に十分な流量の
油が供給されるため、信号圧油路74の油圧は直
ちにライン油圧路58の油圧と同じ値まで上昇す
る。すなわち、ソレノイド36のオンへの切換わ
りに対する信号圧油路74の油圧の応答性は非常
に良い。従つて、定常的な使用温度においてはチ
ヨーク形絞り弁72を使用しても従来と同様の油
圧応答性を得ることができる。
油圧が上昇するが、この油圧はロツクアツプ制御
バルブ32の切換圧よりも小さくなるように設定
してある。従つて、油の温度が通常の使用温度に
なつた場合にも、ソレノイド36がオンになつて
いないにもかかわらずロツクアツプ制御バルブ3
2がロツクアツプ側に切換わることはない。この
状態でロツクアツプ制御ソレノイド36がオンと
なると、油の動粘性係数νが小さくチヨーク形絞
り弁72を通して信号圧油路74に十分な流量の
油が供給されるため、信号圧油路74の油圧は直
ちにライン油圧路58の油圧と同じ値まで上昇す
る。すなわち、ソレノイド36のオンへの切換わ
りに対する信号圧油路74の油圧の応答性は非常
に良い。従つて、定常的な使用温度においてはチ
ヨーク形絞り弁72を使用しても従来と同様の油
圧応答性を得ることができる。
なお、この実施例ではソレノイド36によつて
制御される信号圧油路74の油圧によつてロツク
アツプ制御バルブ32の切換えを制御する場合に
本発明を適用したものであるが、本発明をロツク
アツプ制御バルブ以外のバルブの切換えに適用す
ることができることは明らかであり、またソレノ
イドによつて信号圧油路をデユーテイ制御する場
合についても適用可能であることはもちろんのこ
とである。
制御される信号圧油路74の油圧によつてロツク
アツプ制御バルブ32の切換えを制御する場合に
本発明を適用したものであるが、本発明をロツク
アツプ制御バルブ以外のバルブの切換えに適用す
ることができることは明らかであり、またソレノ
イドによつて信号圧油路をデユーテイ制御する場
合についても適用可能であることはもちろんのこ
とである。
(ト) 発明の効果
以上説明してきたように、本発明によると、油
圧源油路から信号圧油路を分岐させる絞り弁がチ
ヨーク形絞り弁であるので、低温時における信号
圧油路の残圧を低下させることができ、信号圧油
路の油圧によつて制御されるバルブ等を所定どお
り作動させることができ、しかも通常の使用温度
においてはオリフイス形絞り弁を用いた場合と同
様の応答性を得ることができる。
圧源油路から信号圧油路を分岐させる絞り弁がチ
ヨーク形絞り弁であるので、低温時における信号
圧油路の残圧を低下させることができ、信号圧油
路の油圧によつて制御されるバルブ等を所定どお
り作動させることができ、しかも通常の使用温度
においてはオリフイス形絞り弁を用いた場合と同
様の応答性を得ることができる。
第1図は本発明による油圧制御装置を含む油圧
回路を示す図、第2図は自動変速機の骨組図であ
る。 36……ソレノイド、58……ライン圧油路
(油圧源油路)、72……チヨーク形絞り弁、74
……信号圧油路。
回路を示す図、第2図は自動変速機の骨組図であ
る。 36……ソレノイド、58……ライン圧油路
(油圧源油路)、72……チヨーク形絞り弁、74
……信号圧油路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 油圧源油路と絞り弁を介して接続された信号
圧油路に設けられたオリフイス形絞り弁付き開口
の開閉をソレノイドによつて制御することにより
信号圧油路の油圧を制御する、ソレノイドを有す
る油圧制御装置において、 油圧源油路と信号圧油路との間の上記絞り弁が
チヨーク形絞り弁であることを特徴とするソレノ
イドを有する油圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24329084A JPS61124754A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | ソレノイドを有する油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24329084A JPS61124754A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | ソレノイドを有する油圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61124754A JPS61124754A (ja) | 1986-06-12 |
| JPH025947B2 true JPH025947B2 (ja) | 1990-02-06 |
Family
ID=17101642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24329084A Granted JPS61124754A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | ソレノイドを有する油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61124754A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0730832B2 (ja) * | 1986-04-01 | 1995-04-10 | マツダ株式会社 | 自動変速機の制御装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5232518B2 (ja) * | 1973-07-17 | 1977-08-22 | ||
| JPS5712128A (en) * | 1980-06-24 | 1982-01-22 | Mitsubishi Motors Corp | Torque transmission apparatus |
-
1984
- 1984-11-20 JP JP24329084A patent/JPS61124754A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61124754A (ja) | 1986-06-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2846362B2 (ja) | ロックアップクラッチの油圧制御装置 | |
| JPH07317891A (ja) | 自動変速機の油圧制御装置 | |
| US5865702A (en) | Oil temperature responsive hydraulic control system for an automatic transmission | |
| US4619350A (en) | Clutch operation control system for fluid torque converter of vehicular transmission | |
| JPH0730832B2 (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
| JPS61124754A (ja) | ソレノイドを有する油圧制御装置 | |
| JP3458583B2 (ja) | 摩擦車式無段変速機の前後進切換え制御装置 | |
| JP2650292B2 (ja) | 車両用動力伝達装置の油圧制御装置 | |
| JPH02203071A (ja) | ロックアップクラッチの制御装置 | |
| JPS6323416B2 (ja) | ||
| JPS5837369A (ja) | 車両用自動変速機の制御装置 | |
| JP3075677B2 (ja) | 自動変速機の油圧制御装置 | |
| JPS6139538B2 (ja) | ||
| JPH0210863Y2 (ja) | ||
| KR0131304B1 (ko) | 자동차용 자동 변속기의 유압제어부 감압밸브 | |
| JPS6188055A (ja) | 自動変速機の油圧制御装置 | |
| JPH0447484Y2 (ja) | ||
| JPH08270776A (ja) | 自動変速機の油圧制御装置 | |
| JPH05590Y2 (ja) | ||
| KR100836989B1 (ko) | 자동변속기의 변속쇼크경감을 위한 매뉴얼밸브구조 및제어방법. | |
| KR100581253B1 (ko) | 차량용 자동 변속기의 유압 제어 시스템 | |
| JPH0231075A (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JPS6261840A (ja) | 自動変速機のダウンシフトタイミング制御兼エンジンブレ−キ制御装置 | |
| JPH03223564A (ja) | 自動変速機の油圧回路 | |
| JPH0472102B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |