JPH026693B2 - - Google Patents
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- JPH026693B2 JPH026693B2 JP1198583A JP1198583A JPH026693B2 JP H026693 B2 JPH026693 B2 JP H026693B2 JP 1198583 A JP1198583 A JP 1198583A JP 1198583 A JP1198583 A JP 1198583A JP H026693 B2 JPH026693 B2 JP H026693B2
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Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、硬貨収納袋等の封印具に関するも
のである。
のである。
本発明者は先に、この種の封印具として、中空
部を有するケースと、これの中空部内に収められ
た紐押え片と、1本の紐とによつて構成された封
印具を提案した(特願昭57−175770号(特開昭59
−64884号参照)。この先提案による封印具は、ケ
ースを介してあたかも2重に形成された紐の輪状
部内に硬貨収納袋の口部を入れて、紐の両端を引
張ることにより、袋の口部が紐の輪状部によつて
引き締められるとともに、ケース内で紐押え片に
よつて紐の中間部が押え止められて、硬貨収納袋
をきわめて簡単に封印することができる非常に便
利なものである。しかしながら、封印具に使用さ
れる紐は、多くの糸をより合わせてつくられたも
のであつて、弾力性を有しているため、上記の封
印具の場合、袋の口部を封印した後に、紐の弾力
性に基づく反発力等によつて紐押え片がわずかに
押し戻され、その結果紐押え片による紐の押え力
がゆるみ、封印が不完全となるという心配がわず
かにあつた。
部を有するケースと、これの中空部内に収められ
た紐押え片と、1本の紐とによつて構成された封
印具を提案した(特願昭57−175770号(特開昭59
−64884号参照)。この先提案による封印具は、ケ
ースを介してあたかも2重に形成された紐の輪状
部内に硬貨収納袋の口部を入れて、紐の両端を引
張ることにより、袋の口部が紐の輪状部によつて
引き締められるとともに、ケース内で紐押え片に
よつて紐の中間部が押え止められて、硬貨収納袋
をきわめて簡単に封印することができる非常に便
利なものである。しかしながら、封印具に使用さ
れる紐は、多くの糸をより合わせてつくられたも
のであつて、弾力性を有しているため、上記の封
印具の場合、袋の口部を封印した後に、紐の弾力
性に基づく反発力等によつて紐押え片がわずかに
押し戻され、その結果紐押え片による紐の押え力
がゆるみ、封印が不完全となるという心配がわず
かにあつた。
この発明は、上記の点に鑑みなされたもので、
硬貨収納袋等の封印後に、紐押え片が全く押し戻
されるようなことがなく、完全な封印を果し得る
封印具を提供することを目的としている。
硬貨収納袋等の封印後に、紐押え片が全く押し戻
されるようなことがなく、完全な封印を果し得る
封印具を提供することを目的としている。
この発明を、以下図面に示す実施例に基づいて
説明する。
説明する。
なお、この明細書において、前後、左右および
上下とは第1図を基準とし、前とは第1図上側、
後とは同下側をいゝ、また左とは同図左側、右と
は同図右側をいゝ、上とは同図図面紙葉の表側、
下とは同裏側をいうものとする。
上下とは第1図を基準とし、前とは第1図上側、
後とは同下側をいゝ、また左とは同図左側、右と
は同図右側をいゝ、上とは同図図面紙葉の表側、
下とは同裏側をいうものとする。
この発明の第1実施例を示す第1図〜第12図
において、硬貨収納袋2等を封印するための封印
具1は、中空部6を有する合成樹脂製の小さい箱
形のケース3と、これの中空部6内に収められた
合成樹脂製の紐押え片4と、たとえばナイロン製
丸紐よりなる1本の紐5とによつて構成されてい
る。
において、硬貨収納袋2等を封印するための封印
具1は、中空部6を有する合成樹脂製の小さい箱
形のケース3と、これの中空部6内に収められた
合成樹脂製の紐押え片4と、たとえばナイロン製
丸紐よりなる1本の紐5とによつて構成されてい
る。
ケース3の中空部6の左右両側壁7,8は前方
に至るほど内側となるように傾斜せしめられ、左
右両側壁7,8の下部に5個の紐押え突部9が平
面よりみてのこぎり刃状にそれぞれ設けられると
ともに、同上部にほゞ紐1本分の広さを有する紐
逃し用凹部10がそれぞれ設けられている。
に至るほど内側となるように傾斜せしめられ、左
右両側壁7,8の下部に5個の紐押え突部9が平
面よりみてのこぎり刃状にそれぞれ設けられると
ともに、同上部にほゞ紐1本分の広さを有する紐
逃し用凹部10がそれぞれ設けられている。
紐押え片4は、平面よりみて略截頭三角形状を
有しており、これの左右両側壁11,12に4個
の紐押え突部13が平面よりみてのこぎり刃状に
それぞれ設けられている。また紐押え片4の後部
に紐押え片4の幅方向に切欠かれたスリツト14
が設けられて、スリツト14の下側に薄肉部17
が形成され、この薄肉部17の先端部に戻止め突
部18が設けられている。これに対応してケース
3の中空部6の下側壁20の所定個所に、戻止め
突部18を嵌め入れる1個の掛止め用凹部21
と、これの後側の戻止め突部待機用凹部22とが
設けられている。ここで、待機用凹部22の底壁
は前方に至るほど上側となるように傾斜してい
る。また掛止め用凹部21はその底壁は平坦であ
るが、凹部21の前後方向の長さが戻止め突部1
8の長さよりも長くなつており、封印のさい戻止
め突部18がその掛止め用凹部21内に嵌まり込
んだ後にも、さらに紐5を引き絞ることにより前
進し得るようになされている。
有しており、これの左右両側壁11,12に4個
の紐押え突部13が平面よりみてのこぎり刃状に
それぞれ設けられている。また紐押え片4の後部
に紐押え片4の幅方向に切欠かれたスリツト14
が設けられて、スリツト14の下側に薄肉部17
が形成され、この薄肉部17の先端部に戻止め突
部18が設けられている。これに対応してケース
3の中空部6の下側壁20の所定個所に、戻止め
突部18を嵌め入れる1個の掛止め用凹部21
と、これの後側の戻止め突部待機用凹部22とが
設けられている。ここで、待機用凹部22の底壁
は前方に至るほど上側となるように傾斜してい
る。また掛止め用凹部21はその底壁は平坦であ
るが、凹部21の前後方向の長さが戻止め突部1
8の長さよりも長くなつており、封印のさい戻止
め突部18がその掛止め用凹部21内に嵌まり込
んだ後にも、さらに紐5を引き絞ることにより前
進し得るようになされている。
第1図に示すように、1本の紐5の所要長さの
中央部には、紐5のずれを防止するための結び目
23が設けられ、この結び目23を中心として紐
5が略中央部で折り返えされて、この折返し部5
aが紐押え片4の後壁24に掛け合わせられてい
る。そしてこの紐押え片4より一側の紐部分15
がケース3の前部左側の紐挿通孔27より外側に
取り出されて被封印物引絞り用第1輪状部16が
形成され、同紐部分15の中間部15bがケース
3の前部右側の紐挿通孔27より再び中空部6内
に入れられて紐押え片4と中空部6の右側壁8と
の間を通過し、さらに同紐部分15の先端部15
cがケース3の後部右側の紐挿通孔28より外側
に取り出されるとともに、上記紐押え片4より他
側の紐部分25がケース3の前部右側の紐挿通孔
27より外側に取り出されて被封印物引絞り用第
2輪状部26が形成され、同紐部分25の中間部
25bがケース3の前部左側の紐挿通孔27より
再び中空部6内に入れられて紐押え片4と中空部
6の左側壁7との間を通過し、さらに同紐部分2
5の先端部25cがケース3の後部左側の紐挿通
孔28より外側に取り出されている。
中央部には、紐5のずれを防止するための結び目
23が設けられ、この結び目23を中心として紐
5が略中央部で折り返えされて、この折返し部5
aが紐押え片4の後壁24に掛け合わせられてい
る。そしてこの紐押え片4より一側の紐部分15
がケース3の前部左側の紐挿通孔27より外側に
取り出されて被封印物引絞り用第1輪状部16が
形成され、同紐部分15の中間部15bがケース
3の前部右側の紐挿通孔27より再び中空部6内
に入れられて紐押え片4と中空部6の右側壁8と
の間を通過し、さらに同紐部分15の先端部15
cがケース3の後部右側の紐挿通孔28より外側
に取り出されるとともに、上記紐押え片4より他
側の紐部分25がケース3の前部右側の紐挿通孔
27より外側に取り出されて被封印物引絞り用第
2輪状部26が形成され、同紐部分25の中間部
25bがケース3の前部左側の紐挿通孔27より
再び中空部6内に入れられて紐押え片4と中空部
6の左側壁7との間を通過し、さらに同紐部分2
5の先端部25cがケース3の後部左側の紐挿通
孔28より外側に取り出されている。
なお、紐押え片4の左右両側において、折返し
部5aに近い紐部分15,25の始端部15a,
25aと、同中間部15a,25bとは上下に重
なるように配置されている。ここで、紐部分1
5,25の始端部15a,25aは、それぞれ封
印のさいに押え止める必要がないので、中空部6
の左右両側壁8,8の紐逃し用凹部10,10に
対向するように、したがつて上側に配置されてい
る。これに対し、両紐部分15,25の中間部1
5b,25bは、それぞれ封印のさいに押え止め
られるために、中空部6の左右両側壁7,8の紐
押え突部9,9と、紐押え片4の左右両側の紐押
え突部13,13との間に位置するように、した
がつて下側に配置されている。
部5aに近い紐部分15,25の始端部15a,
25aと、同中間部15a,25bとは上下に重
なるように配置されている。ここで、紐部分1
5,25の始端部15a,25aは、それぞれ封
印のさいに押え止める必要がないので、中空部6
の左右両側壁8,8の紐逃し用凹部10,10に
対向するように、したがつて上側に配置されてい
る。これに対し、両紐部分15,25の中間部1
5b,25bは、それぞれ封印のさいに押え止め
られるために、中空部6の左右両側壁7,8の紐
押え突部9,9と、紐押え片4の左右両側の紐押
え突部13,13との間に位置するように、した
がつて下側に配置されている。
ケース3はたとえばABS等の合成樹脂製であ
つて、これは金型により成形された上半体3aと
下半体3bとを融着により一体化することにより
つくられている。上半体3aは平面よりみて長方
形を有し、上半体3aの左右両側縁部に垂下部2
9,30がそれぞれ設けられるとともに、同後端
部に後壁31が設けられている。後壁31と左右
両垂下部29,30の後端部との間には所要幅の
間隙32,32がそれぞれあけられている。下半
部3bは上半部3aと同大の長方形を有し、下半
部3bの左右両側縁寄りの部分に一対の立上り部
33,34が設けられるとともに、同前端部中央
に平面よりみて台形の前壁35が設けられ、前壁
35と左右両立上り部33,34の前端部同志の
間にはそれぞれ紐52本分を挿通し得る幅の間隙
36,36が平面よりみて逆ハ形にあけられてい
る。また下半体3bの下側壁は組み合わせ後のケ
ース3の中空部6の下側壁20を構成するもので
あり、この下半体3bを下側壁後部には、前記紐
押え片4の戻止め突部18を嵌め込むための戻止
め突部待機用凹部22と、これの前側の戻止め突
部掛止め用凹部21とが設けられている。下半体
3bの左右両立上がり部33,34のそれぞれ内
側壁はケース3の中空部6の左右両側壁11,1
2を構成するものであり、これらは前方に至るほ
ど内側となるように傾斜せしめられるとともに、
紐押え突部9と紐逃し用凹部10とがそれぞれ設
けられている。下半体3bに対して上半体3a
を、これらの左右両立上り部33,34の外側に
左右両垂下部29,30が位置するように組み合
わせると、上半体3aと下半体3bとの間に中空
部6が形成されるとともに、前壁35の両側に中
空部6の前端に連通する紐挿通孔27,27が形
成される。また上半体3aの後壁31が左右両立
上がり部33,34の後端部同志の間に配置さ
れ、後壁31と両立上がり部33,34との間に
中間部6の後端に連通する紐挿通孔28,28が
形成される。そして垂下部と立上り部29,33
と30,34とによつてケース3の左右両側壁が
構成されるものである。
つて、これは金型により成形された上半体3aと
下半体3bとを融着により一体化することにより
つくられている。上半体3aは平面よりみて長方
形を有し、上半体3aの左右両側縁部に垂下部2
9,30がそれぞれ設けられるとともに、同後端
部に後壁31が設けられている。後壁31と左右
両垂下部29,30の後端部との間には所要幅の
間隙32,32がそれぞれあけられている。下半
部3bは上半部3aと同大の長方形を有し、下半
部3bの左右両側縁寄りの部分に一対の立上り部
33,34が設けられるとともに、同前端部中央
に平面よりみて台形の前壁35が設けられ、前壁
35と左右両立上り部33,34の前端部同志の
間にはそれぞれ紐52本分を挿通し得る幅の間隙
36,36が平面よりみて逆ハ形にあけられてい
る。また下半体3bの下側壁は組み合わせ後のケ
ース3の中空部6の下側壁20を構成するもので
あり、この下半体3bを下側壁後部には、前記紐
押え片4の戻止め突部18を嵌め込むための戻止
め突部待機用凹部22と、これの前側の戻止め突
部掛止め用凹部21とが設けられている。下半体
3bの左右両立上がり部33,34のそれぞれ内
側壁はケース3の中空部6の左右両側壁11,1
2を構成するものであり、これらは前方に至るほ
ど内側となるように傾斜せしめられるとともに、
紐押え突部9と紐逃し用凹部10とがそれぞれ設
けられている。下半体3bに対して上半体3a
を、これらの左右両立上り部33,34の外側に
左右両垂下部29,30が位置するように組み合
わせると、上半体3aと下半体3bとの間に中空
部6が形成されるとともに、前壁35の両側に中
空部6の前端に連通する紐挿通孔27,27が形
成される。また上半体3aの後壁31が左右両立
上がり部33,34の後端部同志の間に配置さ
れ、後壁31と両立上がり部33,34との間に
中間部6の後端に連通する紐挿通孔28,28が
形成される。そして垂下部と立上り部29,33
と30,34とによつてケース3の左右両側壁が
構成されるものである。
これらの上半体3aと下半体3bとの間に紐押
え片4と1本の紐5とを、上記第1図に示すよう
に組み込んだ後、図示しない接合装置により上半
体3aの左右両垂下部29,30の下側壁と、下
半体3bの上側壁の左右両側縁部とを相互に融着
することにより、上半体3aと下半体3bとが一
体に接合されて、ケース3が形成され、ケース3
内に紐押え片4と紐5とが所定の配置で組み込ま
れた封印具1がつくられる。
え片4と1本の紐5とを、上記第1図に示すよう
に組み込んだ後、図示しない接合装置により上半
体3aの左右両垂下部29,30の下側壁と、下
半体3bの上側壁の左右両側縁部とを相互に融着
することにより、上半体3aと下半体3bとが一
体に接合されて、ケース3が形成され、ケース3
内に紐押え片4と紐5とが所定の配置で組み込ま
れた封印具1がつくられる。
上記封印具1は、たとえば長さ2cm、幅1.6cm、
厚み0.6cm程度の小さいものであり、その使用方
法を、以下に説明する。
厚み0.6cm程度の小さいものであり、その使用方
法を、以下に説明する。
封印具1の封印前の状態では、第1図と第2図
に示すように、紐押え片4はケース1内の後部に
配置されており、紐押え片4の戻止め突部18は
中空部6の下側壁20の待機用凹部22内に嵌ま
り込んでいる。紐5の第1輪状部16と第2輪状
部26とはケース3を介してあたかも2重の輪を
形成している。そしてこれらの第1および第2輪
状部16,26内に硬貨収納袋2の口部を嵌め入
れ、この状態においてケース3の後部外側の紐5
の両端部15c,25cを引つ張る。すると、第
1および第2輪状部16,26の大きさが共に減
少して、硬貨収納袋2の口部がこれらの輪状部1
6,26によつて引き絞られ、両輪状部16,2
6が最も引き締められたさいには、第11図と第
12図に示すように、紐押え片4が紐折返し部5
aと一緒に前進せしめられて、紐5の所要の中間
部15b,25bが紐押え片4の左右両側壁1
1,12と中空部6の左右両側壁7,8との間に
挾まれて紐押え突部9,9,13,13によつて
押え止められるとともに、紐押え片4の戻止め突
部18が薄肉部17の弾性により薄肉部17と一
緒に内側に押え込まれたのち、この戻止め突部1
8が掛止め用凹部21に嵌め入れられて、凹部2
1の後壁に掛け止められることにより、紐押え片
4の後退が阻止され、硬貨収納袋2の封印が完了
する。なお、紐押え片4が前進したさい、紐押え
片4の両側の紐部分15,25の始端部15a,
25aは押え止める必要がないので、これらは中
空部6の左右両側壁7,8に設けられた紐逃し用
凹部10,10内に嵌まり込むようになされてお
り、このため、紐押え片4の前進による押圧力が
すべて紐部分15,25の中間部15b,25b
にかゝつて、これら中間部15b,25bがしつ
かりと押え止められるものである。
に示すように、紐押え片4はケース1内の後部に
配置されており、紐押え片4の戻止め突部18は
中空部6の下側壁20の待機用凹部22内に嵌ま
り込んでいる。紐5の第1輪状部16と第2輪状
部26とはケース3を介してあたかも2重の輪を
形成している。そしてこれらの第1および第2輪
状部16,26内に硬貨収納袋2の口部を嵌め入
れ、この状態においてケース3の後部外側の紐5
の両端部15c,25cを引つ張る。すると、第
1および第2輪状部16,26の大きさが共に減
少して、硬貨収納袋2の口部がこれらの輪状部1
6,26によつて引き絞られ、両輪状部16,2
6が最も引き締められたさいには、第11図と第
12図に示すように、紐押え片4が紐折返し部5
aと一緒に前進せしめられて、紐5の所要の中間
部15b,25bが紐押え片4の左右両側壁1
1,12と中空部6の左右両側壁7,8との間に
挾まれて紐押え突部9,9,13,13によつて
押え止められるとともに、紐押え片4の戻止め突
部18が薄肉部17の弾性により薄肉部17と一
緒に内側に押え込まれたのち、この戻止め突部1
8が掛止め用凹部21に嵌め入れられて、凹部2
1の後壁に掛け止められることにより、紐押え片
4の後退が阻止され、硬貨収納袋2の封印が完了
する。なお、紐押え片4が前進したさい、紐押え
片4の両側の紐部分15,25の始端部15a,
25aは押え止める必要がないので、これらは中
空部6の左右両側壁7,8に設けられた紐逃し用
凹部10,10内に嵌まり込むようになされてお
り、このため、紐押え片4の前進による押圧力が
すべて紐部分15,25の中間部15b,25b
にかゝつて、これら中間部15b,25bがしつ
かりと押え止められるものである。
なお、紐5の第1および第2輪状部16,26
は、図示のものは硬貨収納袋2の口部に1回だけ
巻き付けられているが、これらの輪状部16,2
6を2回あるいはそれ以上巻きつけて封印するこ
ともできる。
は、図示のものは硬貨収納袋2の口部に1回だけ
巻き付けられているが、これらの輪状部16,2
6を2回あるいはそれ以上巻きつけて封印するこ
ともできる。
なお、ケース3の前壁35の両側には外側に開
放した紐逃し用凹部37,37がそれぞれ設けら
れているが、これらの凹部37,37は、たとえ
ば硬貨収納袋2等の被封印物が硬質の素材でつく
られている場合、封印のさいケース3の前端にお
いて紐5が急角度で屈曲することにより、紐5に
負担がかゝるので、紐5の所要部分をこれらの凹
部37,37内に逃して、紐5の屈曲角度を小さ
くし、屈曲による紐5の負担を軽減するために設
けられているものである。
放した紐逃し用凹部37,37がそれぞれ設けら
れているが、これらの凹部37,37は、たとえ
ば硬貨収納袋2等の被封印物が硬質の素材でつく
られている場合、封印のさいケース3の前端にお
いて紐5が急角度で屈曲することにより、紐5に
負担がかゝるので、紐5の所要部分をこれらの凹
部37,37内に逃して、紐5の屈曲角度を小さ
くし、屈曲による紐5の負担を軽減するために設
けられているものである。
なお、上記第1実施例においては、ケース3が
上半体3aと下半体3bとにより構成されてい
て、これらが互いに融着により一体に接合されて
いるが、上半体3aと下半体3bはいわゆる接着
によりあるいは溶着により接合しても勿論よい。
その他ケース3を一体成形によりつくることもで
きる。すなわち、たとえば後壁の無いケース本体
を一体成形により形成し、これの後端にキヤツプ
状の後壁を接合するようにして、ケース3をつく
つてもよいのである。またケース3は、図示のも
のは箱形であるが、円筒形、円錐台形等の形状で
あつても勿論よい。ケース3と紐押え片4は合成
樹脂製であるが、これらはその他の素材によりつ
くられてもよい。紐5はたとえばナイロン製であ
るが、その他の合成繊維あるいは麻等の素材によ
りつくられたものであつても勿論よい。また紐5
の所要長さの中央部に結び目23が設けられてい
るが、これは無くてもよい。その場合、紐5の折
返し部5aは紐押え片4に接着等により固定する
のが好ましいが、封印作業においては紐5は左右
にずれ難いので、単に紐5の折返し部5aを紐押
え片4に掛け合わせるだこでもよいし、紐押え片
4に設けた嵌合溝に折返し部5aを嵌め入れるよ
うにしてもよい。
上半体3aと下半体3bとにより構成されてい
て、これらが互いに融着により一体に接合されて
いるが、上半体3aと下半体3bはいわゆる接着
によりあるいは溶着により接合しても勿論よい。
その他ケース3を一体成形によりつくることもで
きる。すなわち、たとえば後壁の無いケース本体
を一体成形により形成し、これの後端にキヤツプ
状の後壁を接合するようにして、ケース3をつく
つてもよいのである。またケース3は、図示のも
のは箱形であるが、円筒形、円錐台形等の形状で
あつても勿論よい。ケース3と紐押え片4は合成
樹脂製であるが、これらはその他の素材によりつ
くられてもよい。紐5はたとえばナイロン製であ
るが、その他の合成繊維あるいは麻等の素材によ
りつくられたものであつても勿論よい。また紐5
の所要長さの中央部に結び目23が設けられてい
るが、これは無くてもよい。その場合、紐5の折
返し部5aは紐押え片4に接着等により固定する
のが好ましいが、封印作業においては紐5は左右
にずれ難いので、単に紐5の折返し部5aを紐押
え片4に掛け合わせるだこでもよいし、紐押え片
4に設けた嵌合溝に折返し部5aを嵌め入れるよ
うにしてもよい。
また上記第1実施例では、紐押え突部9,9,
13,13が中空部6の左右両側壁7,8に5個
ずつおよび紐押え片4の左右両側壁11,12に
4個ずつ設けられているが、これらの紐押え突部
9,9,13,13は、少なくとも1個ずつ設け
られておればよく、また紐押え片4の左右両側に
おいて中空部6の左右両側壁7,8および紐押え
片4の左右両側壁11,12のうちのいずれか一
方に設けられておればよいものである。
13,13が中空部6の左右両側壁7,8に5個
ずつおよび紐押え片4の左右両側壁11,12に
4個ずつ設けられているが、これらの紐押え突部
9,9,13,13は、少なくとも1個ずつ設け
られておればよく、また紐押え片4の左右両側に
おいて中空部6の左右両側壁7,8および紐押え
片4の左右両側壁11,12のうちのいずれか一
方に設けられておればよいものである。
また第1実施例では、紐押え片4の後部下側に
薄肉部17と戻止め突部18が設けられている
が、これらは紐押え片4の前部の上下両側および
同後部の上下両側のうち、少なくとも1箇所に設
けられておればよい。勿論これらの紐押え片4に
設けられた戻止め突部18に対応して、ケース3
の中空部6の上下両側壁19,20の所定箇所に
戻止め突部掛止め用凹部21が設けられる。また
この掛止め用凹部21は、図示のものは1つであ
るが、前後方向に2つ以上連続状に設けてもよ
い。
薄肉部17と戻止め突部18が設けられている
が、これらは紐押え片4の前部の上下両側および
同後部の上下両側のうち、少なくとも1箇所に設
けられておればよい。勿論これらの紐押え片4に
設けられた戻止め突部18に対応して、ケース3
の中空部6の上下両側壁19,20の所定箇所に
戻止め突部掛止め用凹部21が設けられる。また
この掛止め用凹部21は、図示のものは1つであ
るが、前後方向に2つ以上連続状に設けてもよ
い。
また紐5は、図示のものはその所定部分がケー
ス3の前壁35の左右両側にあけられた紐挿通孔
27,27と、後壁31の左右両側にあけられた
紐挿通孔28,28とより外側に取り出されてい
るが、その他ケース3の前部および後部におい
て、ケース3の上下両側壁あるいは左右両側壁を
貫通する紐挿通孔をあけておき、これらの紐挿通
孔より紐5の所定部分を外側に取り出すようにし
てもよい。
ス3の前壁35の左右両側にあけられた紐挿通孔
27,27と、後壁31の左右両側にあけられた
紐挿通孔28,28とより外側に取り出されてい
るが、その他ケース3の前部および後部におい
て、ケース3の上下両側壁あるいは左右両側壁を
貫通する紐挿通孔をあけておき、これらの紐挿通
孔より紐5の所定部分を外側に取り出すようにし
てもよい。
さらに、上記第1実施例においては、中空部6
の左右両側壁7,8に紐逃し用凹部10,10が
設けられているが、これらの凹部10,10は、
たとえば第13図と第14図に示すように、紐押
え片4の左右両側壁11,12に設けられていて
もよい。この場合には、両紐部分15,25の始
端部15a,25aは、紐押え片4がケース3後
壁の待機位置にあるときから紐逃し用凹部10,
10に嵌め込まれている。またこれらの紐逃し用
凹部10,10は、紐押え片4の左右両側におい
て、その一方が中空部6の側壁7または8に、他
方が紐押え片4の側壁11または12に設けられ
ることもある。
の左右両側壁7,8に紐逃し用凹部10,10が
設けられているが、これらの凹部10,10は、
たとえば第13図と第14図に示すように、紐押
え片4の左右両側壁11,12に設けられていて
もよい。この場合には、両紐部分15,25の始
端部15a,25aは、紐押え片4がケース3後
壁の待機位置にあるときから紐逃し用凹部10,
10に嵌め込まれている。またこれらの紐逃し用
凹部10,10は、紐押え片4の左右両側におい
て、その一方が中空部6の側壁7または8に、他
方が紐押え片4の側壁11または12に設けられ
ることもある。
また上記第1実施例においては、中空部6の左
右両側壁7,8の紐逃し用凹部10,10が上側
に、紐押え突部9,9が下側に配置されている
が、これらは上下反対に配置されていても勿論よ
い。
右両側壁7,8の紐逃し用凹部10,10が上側
に、紐押え突部9,9が下側に配置されている
が、これらは上下反対に配置されていても勿論よ
い。
第15図と第16図はこの発明の第2実施例を
示すものである。この第2実施例において上記第
1実施例の場合と異なる点は、紐押え突部13,
13が紐押え片4の左右両側壁11,12にのみ
設けられ、また紐押え片4の前部と後部の上下両
側に薄肉部17と戻止め突部18が設けられると
ともに、これらの戻止め突部4に対応するよう
に、中空部6の上下両側壁19,20の前部と後
部に戻止め突部掛止め用凹部21と同待機用凹部
22とが設けられ、さらに紐押え片4の後端に紐
5の結び目23を嵌め込むための凹部38が設け
られている点にある。
示すものである。この第2実施例において上記第
1実施例の場合と異なる点は、紐押え突部13,
13が紐押え片4の左右両側壁11,12にのみ
設けられ、また紐押え片4の前部と後部の上下両
側に薄肉部17と戻止め突部18が設けられると
ともに、これらの戻止め突部4に対応するよう
に、中空部6の上下両側壁19,20の前部と後
部に戻止め突部掛止め用凹部21と同待機用凹部
22とが設けられ、さらに紐押え片4の後端に紐
5の結び目23を嵌め込むための凹部38が設け
られている点にある。
第17図〜第19図はこの図面の第3実施例を
示すものである。この第3実施例において上記第
1実施例の場合と異なる点は、紐押え突部9,9
が中空部6の左右両側壁7,8にのみ設けられ、
また紐逃し用凹部10,10は全く設けられてお
らず、さらに紐押え片4の後部の上下両側に2つ
のスリツト14,14が設けられていて、これら
のスリツト14,14の片側に薄肉部17と戻止
め突部18とがそれぞれ設けられている点にあ
る。
示すものである。この第3実施例において上記第
1実施例の場合と異なる点は、紐押え突部9,9
が中空部6の左右両側壁7,8にのみ設けられ、
また紐逃し用凹部10,10は全く設けられてお
らず、さらに紐押え片4の後部の上下両側に2つ
のスリツト14,14が設けられていて、これら
のスリツト14,14の片側に薄肉部17と戻止
め突部18とがそれぞれ設けられている点にあ
る。
第20図〜第24図はこの発明の第4実施例を
示すものである。この第4実施例は封印具1全体
を薄いものとするめに、上記第1実施例に比べて
ケース3および紐押え片4が平たくかつ幅広とな
されている。そして紐押え片4の中央部が左右両
側部よりも厚肉となされ、紐押え片4の厚肉中央
部の上側壁左側と同下側壁右側とに紐逃し用凹部
10,10が設けられている。紐5の折返し部5
aは紐押え片4の厚肉中央部の後端に掛け合わせ
られ、これにより両側の紐部分15,25の始端
部15a,25aがそれぞれ紐逃し用凹部10,
10に嵌め込まれている。ケース3の中央部6の
上下両側壁19,20のそれぞれ中央部には底の
浅い嵌合凹部39,39が設けられており、紐押
え片4の厚肉中央部の上下両側縁部がこれらの凹
部39,39に嵌め込まれている。紐押え片4の
左右両側壁11,12と中空部6の左右両側壁
7,8には、紐部分15,25の中間部15a,
25aを押え止めるための紐押え突部13,1
3,9,9がそれぞれ設けられている。ケース3
の前部には左右一対の前壁35,35を中間にし
て左右両側の幅狭の紐挿通孔27a,27aと、
中央の幅広の紐挿通孔27bとがあけられてお
り、左右両紐部分15,25の始端部15a,2
5a寄りの部分が中央の孔27bより一緒に外側
に取り出され、両紐部分15,25の中間部15
b,25bが左右両側の孔27a,27aより
別々にケース3内に挿入されている。なお、この
第4実施例の封印具1は、たとえば厚み0.4cm程
度であり、上記第1実施例の封印具1よりも薄い
ものである。
示すものである。この第4実施例は封印具1全体
を薄いものとするめに、上記第1実施例に比べて
ケース3および紐押え片4が平たくかつ幅広とな
されている。そして紐押え片4の中央部が左右両
側部よりも厚肉となされ、紐押え片4の厚肉中央
部の上側壁左側と同下側壁右側とに紐逃し用凹部
10,10が設けられている。紐5の折返し部5
aは紐押え片4の厚肉中央部の後端に掛け合わせ
られ、これにより両側の紐部分15,25の始端
部15a,25aがそれぞれ紐逃し用凹部10,
10に嵌め込まれている。ケース3の中央部6の
上下両側壁19,20のそれぞれ中央部には底の
浅い嵌合凹部39,39が設けられており、紐押
え片4の厚肉中央部の上下両側縁部がこれらの凹
部39,39に嵌め込まれている。紐押え片4の
左右両側壁11,12と中空部6の左右両側壁
7,8には、紐部分15,25の中間部15a,
25aを押え止めるための紐押え突部13,1
3,9,9がそれぞれ設けられている。ケース3
の前部には左右一対の前壁35,35を中間にし
て左右両側の幅狭の紐挿通孔27a,27aと、
中央の幅広の紐挿通孔27bとがあけられてお
り、左右両紐部分15,25の始端部15a,2
5a寄りの部分が中央の孔27bより一緒に外側
に取り出され、両紐部分15,25の中間部15
b,25bが左右両側の孔27a,27aより
別々にケース3内に挿入されている。なお、この
第4実施例の封印具1は、たとえば厚み0.4cm程
度であり、上記第1実施例の封印具1よりも薄い
ものである。
なお、上記第2実施例〜第4実施例のその他の
点は上記第1実施例の場合と同様であり、図面に
おいて同一のものには同一の符号を付した。
点は上記第1実施例の場合と同様であり、図面に
おいて同一のものには同一の符号を付した。
また上記各実施例では、この発明の封印具1に
よつて硬貨収納袋2を封印する場合を示したが、
これに限らず、この発明の封印具1は、その他の
種々のものを封印するためにも使用し得るもので
ある。
よつて硬貨収納袋2を封印する場合を示したが、
これに限らず、この発明の封印具1は、その他の
種々のものを封印するためにも使用し得るもので
ある。
この発明のまず第1発明による封印具は、上述
のように、中空部6を有するケース3と、これの
中空部6内に収められた紐押え片4と、1本の紐
5とによつて構成され、ケース3の中空部6の左
右両側壁7,8が前方に至るほど内側となるよう
に傾斜せしめられ、紐押え片4の左右両側壁1
1,12および中空部6の左右両側壁7,8のう
ちの少なくとも一方に、少なくとも1個ずつ紐押
え突部13,13,9,9が設けられ、紐押え片
4の前部および後部のうちの少なくとも一方に紐
押え片4の幅方向に切欠かれたスリツト14が設
けられて、スリツト14の上下両側のうちの少な
くとも一側に薄肉部17が形成され、この薄肉部
17の先端部に戻止め突部18が設けられ、ケー
ス3の中空部6の上下両側壁19,20の少なく
とも一方に戻止め突部18を嵌め入れる少なくと
も1個の掛止め用凹部21が設けられ、紐5が所
要長さの略中央部で折返えされて、その折返し部
5aが紐押え片4に掛け合せられ、この紐押え片
4より一側の紐部分15がケース3の前部より外
側に取り出されて被封印物引絞り用第1輪状部1
6が形成され、同紐部分15の中間部15bがケ
ース3の前部より再び中空部6内に入れられて紐
押え片4と中空部6の左右両側壁7,8のうちの
一方との間を通過し、さらに同紐部分15の先端
部15cがケース3の後部より外側に取り出され
るとともに、上記紐押え片4より他側の紐部分2
5がケース3の前部より外側に取り出されて被封
印物引絞り用第2輪状部26が形成され、同紐部
分25の中間部25bがケース3の前部より再び
中空部6内に入れられて紐押え片4と中空部6の
左右両側壁7,8のうちの他方との間を通過し、
さらに同紐部分25の先端部25cがケース3の
後部より外側に取り出されており、上記第1およ
び第2輪状部16,26内に被封印物2が嵌め入
れられた状態においてケース3の後部外側の紐5
の両端部15c,25cが引張られることによ
り、第1および第2輪状部16,26の大きさが
共に減少して、被封印物2がこれらの輪状部1
6,26によつて引き絞られ、両輪状部16,2
6が最も引き締められたさいに紐押え片4が紐折
返し部5aと一緒に前進せしめられて、紐5の所
要の中間部15b,25bが紐押え片4の左右両
側壁11,12と中空部6の左右両側壁7,8と
の間に挾まれて紐押え突部9,9,13,13に
よつて押え止められるとともに、紐押え片4の戻
止め突部18が薄肉部17の弾性により薄肉部1
7と一緒に内側に押え込まれたのち、これらの戻
止め突部18が掛け止め用凹部21の1つに嵌め
入れられて、紐押え片4の後退が阻止されるよう
になされているものであるから、硬貨収納袋等の
封印後に、紐押え片4が押し戻されるようなこと
が全くなく、完全な封印を果し得るという効果を
奏する。
のように、中空部6を有するケース3と、これの
中空部6内に収められた紐押え片4と、1本の紐
5とによつて構成され、ケース3の中空部6の左
右両側壁7,8が前方に至るほど内側となるよう
に傾斜せしめられ、紐押え片4の左右両側壁1
1,12および中空部6の左右両側壁7,8のう
ちの少なくとも一方に、少なくとも1個ずつ紐押
え突部13,13,9,9が設けられ、紐押え片
4の前部および後部のうちの少なくとも一方に紐
押え片4の幅方向に切欠かれたスリツト14が設
けられて、スリツト14の上下両側のうちの少な
くとも一側に薄肉部17が形成され、この薄肉部
17の先端部に戻止め突部18が設けられ、ケー
ス3の中空部6の上下両側壁19,20の少なく
とも一方に戻止め突部18を嵌め入れる少なくと
も1個の掛止め用凹部21が設けられ、紐5が所
要長さの略中央部で折返えされて、その折返し部
5aが紐押え片4に掛け合せられ、この紐押え片
4より一側の紐部分15がケース3の前部より外
側に取り出されて被封印物引絞り用第1輪状部1
6が形成され、同紐部分15の中間部15bがケ
ース3の前部より再び中空部6内に入れられて紐
押え片4と中空部6の左右両側壁7,8のうちの
一方との間を通過し、さらに同紐部分15の先端
部15cがケース3の後部より外側に取り出され
るとともに、上記紐押え片4より他側の紐部分2
5がケース3の前部より外側に取り出されて被封
印物引絞り用第2輪状部26が形成され、同紐部
分25の中間部25bがケース3の前部より再び
中空部6内に入れられて紐押え片4と中空部6の
左右両側壁7,8のうちの他方との間を通過し、
さらに同紐部分25の先端部25cがケース3の
後部より外側に取り出されており、上記第1およ
び第2輪状部16,26内に被封印物2が嵌め入
れられた状態においてケース3の後部外側の紐5
の両端部15c,25cが引張られることによ
り、第1および第2輪状部16,26の大きさが
共に減少して、被封印物2がこれらの輪状部1
6,26によつて引き絞られ、両輪状部16,2
6が最も引き締められたさいに紐押え片4が紐折
返し部5aと一緒に前進せしめられて、紐5の所
要の中間部15b,25bが紐押え片4の左右両
側壁11,12と中空部6の左右両側壁7,8と
の間に挾まれて紐押え突部9,9,13,13に
よつて押え止められるとともに、紐押え片4の戻
止め突部18が薄肉部17の弾性により薄肉部1
7と一緒に内側に押え込まれたのち、これらの戻
止め突部18が掛け止め用凹部21の1つに嵌め
入れられて、紐押え片4の後退が阻止されるよう
になされているものであるから、硬貨収納袋等の
封印後に、紐押え片4が押し戻されるようなこと
が全くなく、完全な封印を果し得るという効果を
奏する。
またはこ発明の第2発明による封印具は、封印
のさい紐押え片4両側の紐部分15,25の始端
部15a,25aはそれぞれ押え止める必要がな
いので、この点に着目し、紐押え片4および中空
部6の側壁のうちの少なくとも一方に合計2つの
紐逃し用凹部10,10が設けられて、両紐部分
15,25の始端部15a,25aがこれらの凹
部10,10にそれぞれ嵌まり込むようになされ
ているから、紐5の第1および第2輪状部16,
26が最も引き締められて、紐押え片4が前進し
たさい、紐押え片4の前進による押圧力がすべて
紐部分15,25の中間部15b,25bにかゝ
つて、これらの中間部15b,25bがしつかり
と押え止められ、したがつてより一層完全な封印
を果し得るという効果を奏する。
のさい紐押え片4両側の紐部分15,25の始端
部15a,25aはそれぞれ押え止める必要がな
いので、この点に着目し、紐押え片4および中空
部6の側壁のうちの少なくとも一方に合計2つの
紐逃し用凹部10,10が設けられて、両紐部分
15,25の始端部15a,25aがこれらの凹
部10,10にそれぞれ嵌まり込むようになされ
ているから、紐5の第1および第2輪状部16,
26が最も引き締められて、紐押え片4が前進し
たさい、紐押え片4の前進による押圧力がすべて
紐部分15,25の中間部15b,25bにかゝ
つて、これらの中間部15b,25bがしつかり
と押え止められ、したがつてより一層完全な封印
を果し得るという効果を奏する。
第1図はこの発明の第1実施例の封印具の一部
切欠き平面図で、封印前の状態を示している。第
2図は第1図−線に沿う断面図、第3図は同
封印具の分解斜視図、第4図は同封印具のケース
の下半体の平面図、第5図は第4図−線に沿
う断面図、第6図は同下半体の背面図、第7図は
同ケースの上半体の底面図、第8図は同封印具の
紐押え片の平面図、第9図は同右側面図、第10
図は同背面図、第11図は同封印具の封印後の状
態の一部切欠き平面図、第12図は第11図XII−
XII線に沿う断面図である。第13図は紐押え片の
変形例を示す平面図、第14図は同右側面図であ
る。第15図はこの発明の第2実施例の封印具の
一部切欠き平面図で、封印前の状態を示してい
る。第16図は同封印具の紐押え片の右側面図で
ある。第17図はこの発明の第3実施例の封印具
の一部切欠き平面図で、封印前の状態を示してい
る。第18図は同封印具のケースのみの縦断面
図、第19図は同封印具の紐押え片の右側面図で
ある。第20図はこの発明の第4実施例の封印具
の一部切欠き平面図で、封印前の状態を示してい
る。第21図は第20図XI−XI線に沿う断面
図、第22図は同封印具の分解斜視図、第23図
は同封印具の封印後の状態の一部切欠き平面図、
第24図は第23図−線に沿う断面
図である。 1…封印具、2…硬貨収納袋(被封印物)、3
…ケース、3a…上半体、3b…下半体、4…紐
押え片、5…紐、5a…折返し部、6…中空部、
7…左側壁、8…右側壁、9,13…紐押え突
部、10…紐逃し用凹部、11…左側壁、12…
右側壁、14…スリツト、15,25…紐部分、
15a,25a…始端部、15b,25b…中間
部、15c,25c…先端部、16,26…第1
および第2輪状部、17…薄肉部、18…戻止め
突部、19…上側壁、20…下側壁、21…戻止
め突部掛止め用凹部、22…待機用凹部、23…
結び目、27,27a,27b…前側紐挿通孔、
28…後側紐挿通孔、31…後壁、35…前壁。
切欠き平面図で、封印前の状態を示している。第
2図は第1図−線に沿う断面図、第3図は同
封印具の分解斜視図、第4図は同封印具のケース
の下半体の平面図、第5図は第4図−線に沿
う断面図、第6図は同下半体の背面図、第7図は
同ケースの上半体の底面図、第8図は同封印具の
紐押え片の平面図、第9図は同右側面図、第10
図は同背面図、第11図は同封印具の封印後の状
態の一部切欠き平面図、第12図は第11図XII−
XII線に沿う断面図である。第13図は紐押え片の
変形例を示す平面図、第14図は同右側面図であ
る。第15図はこの発明の第2実施例の封印具の
一部切欠き平面図で、封印前の状態を示してい
る。第16図は同封印具の紐押え片の右側面図で
ある。第17図はこの発明の第3実施例の封印具
の一部切欠き平面図で、封印前の状態を示してい
る。第18図は同封印具のケースのみの縦断面
図、第19図は同封印具の紐押え片の右側面図で
ある。第20図はこの発明の第4実施例の封印具
の一部切欠き平面図で、封印前の状態を示してい
る。第21図は第20図XI−XI線に沿う断面
図、第22図は同封印具の分解斜視図、第23図
は同封印具の封印後の状態の一部切欠き平面図、
第24図は第23図−線に沿う断面
図である。 1…封印具、2…硬貨収納袋(被封印物)、3
…ケース、3a…上半体、3b…下半体、4…紐
押え片、5…紐、5a…折返し部、6…中空部、
7…左側壁、8…右側壁、9,13…紐押え突
部、10…紐逃し用凹部、11…左側壁、12…
右側壁、14…スリツト、15,25…紐部分、
15a,25a…始端部、15b,25b…中間
部、15c,25c…先端部、16,26…第1
および第2輪状部、17…薄肉部、18…戻止め
突部、19…上側壁、20…下側壁、21…戻止
め突部掛止め用凹部、22…待機用凹部、23…
結び目、27,27a,27b…前側紐挿通孔、
28…後側紐挿通孔、31…後壁、35…前壁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 中空部6を有するケース3と、これの中空部
6内に収められた紐押え片4と、1本の紐5とに
よつて構成され、ケース3の中空部6の左右両側
壁7,8が前方に至るほど内側となるように傾斜
せしめられ、紐押え片4の左右両側壁11,12
および中空部6の左右両側壁7,8のうちの少な
くとも一方に、少なくとも1個ずつの紐押え突部
13,13,9,9が設けられ、紐押え片4の前
部および後部のうちの少なくとも一方に紐押え片
4の幅方向に切欠かれたスリツト14が設けられ
て、スリツト14の上下両側のうちの少なくとも
一側に薄肉部17が形成され、この薄肉部17の
先端部に戻止め突部18が設けられ、ケース3の
中空部6の上下両側壁19,20の少なくとも一
方に戻止め突部18を嵌め入れる少なくとも1個
の掛止め用凹部21が設けられ、紐5が所要長さ
の略中央部で折返えされて、その折返し部5aが
紐押え片4に掛け合せられ、この紐押え片4より
一側の紐部分15がケース3の前部より外側に取
り出されて被封印物引絞り用第1輪状部16が形
成され、同紐部分15の中間部15bがケース3
の前部より再び中空部6内に入れられて紐押え片
4と中空部6の左右両側壁7,8のうちの一方と
の間を通過し、さらに同紐部分15の先端部15
cがケース3の後部より外側に取り出されるとと
もに、上記紐押え片4より他側の紐部分25がケ
ース3の前部より外側に取り出されて被封印物引
絞り用第2輪状部26が形成され、同紐部分25
の中間部25bがケース3の前部より再び中空部
6内に入れられて紐押え片4と中空部6の左右両
側壁7,8のうちの他方との間を通過し、さらに
同紐部分25の先端部25cがケース3の後部よ
り外側に取り出されており、上記第1および第2
輪状部16,26内に被封印物2が嵌め入れられ
た状態においてケース3の後部外側の紐5の両端
部15c,25cが引張られることにより、第1
および第2輪状部16,26の大きさが共に減少
して、被封印物2がこれらの輪状部16,26に
よつて引き絞られ、両輪状部16,26が最も引
き締められたさいに紐押え片4が紐折返し部5a
と一緒に前進せしめられて、紐5の所要の中間部
15b,25bが紐押え片4の左右両側壁11,
12と中空部6の左右両側壁7,8との間に挟ま
れて紐押え突部9,9,13,13によつて押え
止められるとともに、紐押え片4の戻止め突部1
8が薄肉部17の弾性により薄肉部17と一緒に
内側に押え込まれたのち、これらの戻止め突部1
8が掛け止め用凹部21の1つに嵌め入れられ
て、紐押え片4の後退が阻止されるようになされ
ている硬貨収納袋等の封印具。 2 中空部6を有するケース3と、これの中空部
6内に収められた紐押え片4と、1本の紐5とに
よつて構成され、ケース3の中空部6の左右両側
壁7,8が前方に至るほど内側となるように傾斜
せしめられ、紐押え片4の左右両側壁11,12
および中空部6の左右両側壁7,8のうちの少な
くとも一方に、少なくとも1個ずつの紐押え突部
13,13,9,9が設けられ、紐押え片4およ
び中空部6の側壁のうちの少なくとも一方に合計
2つの紐逃し用凹部10,10が設けられ、紐押
え片4の前部および後部のうちの少なくとも一方
に紐押え片4の幅方向に切欠かれたスリツト14
が設けられて、スリツト14の上下両側のうちの
少なくとも一側に薄肉部17が形成され、この薄
肉部17の先端部に戻止め突部18が設けられ、
ケース3の中空部6の上下両側壁19,20の少
なくとも一方に戻止め突部18を嵌め入れる少な
くとも1個の掛け止め用凹部21が設けられ、紐
5が所要長さの略中央部で折返えされて、その折
返し部5aが紐押え片4に掛け合わせられ、この
紐押え片4より一側の紐部分15の始端部15a
が紐逃し用凹部10に嵌まり込むように配置さ
れ、同紐部分15がケース3の前部より外側に取
り出されて被封印物引絞り用第1輪状部16が形
成され、同紐部分15の中間部15bがケース3
の前部より再び中空部6内に入れられて紐押え片
4と中空部6の左右両側壁7,8のうちの一方と
の間を通過し、さらに同紐部分15の先端部15
cがケース3の後部より外側に取り出されるとと
もに、上記紐押え片4より他側の紐部分25の始
端部25aが紐逃し用凹部10に嵌まりむように
配置され、同紐部分25がケース3の前部より外
側に取り出されて被封印物引絞り用第2輪状部2
6が形成され、同紐部分25の中間部25bがケ
ース3の前部より再び中空部6内に入れられて紐
押え片4と中空部6の左右両側壁7,8のうちの
他方との間を通過し、さらに同紐部分25の先端
部25cがケース3の後部より外側に取り出され
ており、上記第1および第2輪状部16,26内
に被封印物2が嵌め入れられた状態においてケー
ス3の後部外側の紐5の両端部15c,25cが
引張られることにより、第1および第2輪状部1
6,26の大きさが共に減少して、被封印物2が
これらの輪状部16,26によつて引き絞られ、
両輪状部16,26が最も引き締められたさいに
紐押え片4が紐折返し部5aと一緒に前進せしめ
られて、左右両紐部分15,25の所要の中間部
15b,25bが紐押え片4の左右両側壁11,
12と中空部6の左右両側壁7,8との間に挾ま
れて紐押え突部9,9,13,13によつて押え
止められるとともに、紐押え片4の戻止め突部1
8が薄肉部17の弾性により薄肉部17と一緒に
内側に押え込まれたのち、これらの戻止め突部1
8が掛止め用凹部21の1つに嵌め入れられて、
紐押え片4の後退が阻止されるようになされてい
る硬貨収納袋等の封印具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1198583A JPS59142947A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | 硬貨収納袋等の封印具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1198583A JPS59142947A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | 硬貨収納袋等の封印具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59142947A JPS59142947A (ja) | 1984-08-16 |
| JPH026693B2 true JPH026693B2 (ja) | 1990-02-13 |
Family
ID=11792884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1198583A Granted JPS59142947A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | 硬貨収納袋等の封印具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59142947A (ja) |
-
1983
- 1983-01-26 JP JP1198583A patent/JPS59142947A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59142947A (ja) | 1984-08-16 |
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