JPH026800B2 - - Google Patents

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JPH026800B2
JPH026800B2 JP1085880A JP1085880A JPH026800B2 JP H026800 B2 JPH026800 B2 JP H026800B2 JP 1085880 A JP1085880 A JP 1085880A JP 1085880 A JP1085880 A JP 1085880A JP H026800 B2 JPH026800 B2 JP H026800B2
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JP
Japan
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rolling
oil
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ester
viscosity
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JP1085880A
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JPS56109296A (en
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Koji Onoda
Yukio Hashiguchi
Takeo Yahiro
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Myoshi Oil and Fat Co Ltd
Original Assignee
Myoshi Oil and Fat Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、圧延油に関するものである。 従来圧延油として、鋼板用にはパーム油が古く
から使われ、それに代つて牛脂、豚脂、長須鯨硬
化油などの動植物油脂や鉱物油または、それらの
混合油をベースとして、それに添加剤、油性向上
剤、酸化防止剤、界面活性剤などを配合したもの
が広く使われている。 一方、圧延機械設備の進歩は著しく進み、ミル
の大型化に伴い、パス回数の削減、圧延速度の高
速化、圧延製品の規格精度の上昇等の圧延工程の
合理化並びに精密化が要求され、それに伴い圧延
油にかかる条件も苛酷なものとなつて来ており、
パーム油や牛脂系圧延油では、最早この条件を満
足し得ないものとなりつつあるが、未だこれに代
る圧延油が見出されていないのが現状である。 本発明は従来のパーム油や牛脂系の圧延油より
すぐれた圧延性能を有し、現在要求されている苛
酷な圧延工程に対して、満足し得る圧延油を提供
せんとするものである。 本発明の金属圧延油は次のものより構成され
る。すなわちヒマシ油と炭素数12〜24の不飽和脂
肪酸と反応して得られる分子中に少くとも1ケの
ヒドロキシル基を残存したヒマシ油のエステルに
アルキレンオキサイドを付加したのち、それを熱
重合して得られ、かつその40℃の粘度が300〜
1800cstである重合物を用いることを特徴とする
ものである。 本発明は上に述べた重合物を主要なる一成分と
して用いるものであり、これに必要に応じて動植
物油脂、鉱物油、酸化防止剤、界面活性剤を混合
して用いることが出来る。 本発明に用いる炭素数12〜24の不飽和脂肪酸と
しては、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、
エライジン酸、リシノレイン酸、リシノエライジ
ン酸等を代表とするものであるが、これらとヒマ
シ油とのエステルを生成する際には、これらの脂
肪酸をそのままエステル化反応に用いても良い
が、これらの脂肪酸の短鎖長アルキルエステルと
して、エステル交換反応によつても、所望のエス
テルを得ることが出来る。エステル化反応は常法
により行い得る。すなわち炭素数12〜24の不飽和
脂肪酸とヒマシ油の反応は、塩酸、硫酸、パラト
ルエンスルホン酸(以下「PTSA」と記す)等の
酸性触媒または苛性ソーダ、苛性カリ等のアルカ
リ性触媒の存在下に120〜220℃で2〜15時間加熱
して行う。その際に生成物の着色を避けるために
は窒素ガス等の不活性ガスの存在下に反応するの
が好ましい。また脂肪酸の短鎖長アルキルエステ
ルとヒマシ油のエステル交換反応は、苛性ソー
ダ、苛性カリ、ソジウムメチラート等のアルカリ
性触媒の存在下に40〜120℃の条件下でアルコー
ルを除去しながら反応させることにより行うこと
ができる。 ヒマシ油のエステルに付加するアルキレンオキ
サイドとしては、エチレンオキサイド、プロピレ
ンオキサイド、ブチレンオキサイドが挙げられ
る。これらのアルキレンオキサイドは単一にても
用い得るが、2種以上を交互またはランダムに付
加しても用いられる。アルキレンオキサイドの付
加反応は常法により行う。すなわち、ヒマシ油の
エステル化物にアルキレンオキサイドを常圧また
は加圧下に110〜180℃で、苛性ソーダ、苛性カ
リ、ソジウムメチラート等のアルカリ性触媒の存
在下に、反応させることにより付加反応物が得ら
れる。アルキレンオキシドの付加モル数は2〜
100モルであり、好ましくは3〜60モルである。 本発明の重合物を得るための重合反応は高温に
加熱して熱重合反応によつて得られる。熱重合反
応においては、エステル化反応を行つて導入した
不飽和脂肪酸の二重結合とヒマシ油中のリシノレ
イン酸基の持つ二重結合が複雑に関与して進行す
るが、反応条件の制御によつて、圧延油に適した
粘度を持つた重合物を得ることが出来る。 すなわち熱重合の反応条件は、得られたエステ
ルまたはポリエステルをそのまま又は、活性白土
の存在下に200〜300℃にて10〜30時間加熱するの
であるが、反応の進行度は通常粘度を測定しなが
らチエツクする。また、求める粘度により反応温
度、時間を選択するが、これに得られる重合体の
粘度が、300〜1800cst(40℃)の範囲に入るよう
に反応条件をコントロールする。反応条件をコン
トロールする。本発明に用いる重合物としては、
上記範囲内の粘度を有するものが好ましく、これ
を金属圧延油に用いた時には、潤滑性、耐圧性が
共に良好で、優れた圧延性能を発揮する。粘度が
300cst(40℃)未満の重合油を金属圧延油に用い
た時には、潤滑性及び耐圧性が共に十分でなく、
良好な圧延性能が得られない。また粘度が
1800cst(40℃)を超える重合油を金属圧延油に用
いた時には、摩擦係数、耐圧性は良いが、圧延後
の鋼板の脱脂性が極めて悪く、後工程に対し大き
な悪影響を与える。このようにして得られた重合
物は、そのまま圧延工程に用いることによつて優
秀な性能を持つた圧延油が得られるが、これを動
植物油脂、鉱物油、酸化防止剤、界面活性剤など
と混合して使用することも出来る。 以下に実施例により本発明を説明する。 実施例中の部数は重量部を示す。 実施例 1 ヒマシ油935部、オレイン酸568部、PTSA16部
を窒素ガス気流下に150〜160℃で8時間反応し、
酸価7.8、ヒドロキシル価38.0のエステルを得た。
このエステルにプロピレンオキサイド174部を苛
性カリの存在下180〜200℃で反応した。得られた
付加反応物は粘度123cst(40℃)を有し、これを
200〜220℃で20時間加熱重合し、粘度950cst(40
℃)の重合物を得た。 実施例 2 ヒマシ油935部、蒸留ヌカ脂肪酸280部、
PTSA12部を窒素ガス気流下に150〜180℃で6時
間反応し、酸価2.0、ヒドロキシル価92.0のエス
テルを得た。続いてこのエステルにエチレンオキ
サイド440部を苛性カリ2.8部の存在下180〜200℃
にて付加反応を行い、酸価1.8、ヒドロキシル価
67.5、粘度163cstのエステルを得た。これに活性
白土40部を加え、210〜230℃で15時間加熱し、粘
度1050cst(40℃)の重合物を得た。 実施例 3 ヒマシ油935部、蒸留ヌカ脂肪酸423部、
PTSA12部を窒素ガス気流下にて、150〜180℃で
6時間反応し、酸価1.0、ヒドロキシル価62.5の
エステルを得た。これにエチレンオキサイド220
部(5モル)を、それに続いてプロピレンオキサ
イド174部(3モル)を苛性カリの存在下180〜
200℃で付加反応を行い、粘度108cst(40℃)のエ
ステルを得た。このエステルに活性白土50部を加
え、210〜230℃で15時間加熱して、粘度750cst
(40℃)の重合物を得た。 実施例 4 ヒマシ油935部、蒸留ヌカ脂肪酸423部、
PTSA14部を窒素ガス気流下にて、140〜150℃で
7時間反応し、酸価1.5、ヒドロキシル価60.8の
エステルを得た。次いでこの反応生成物にプロピ
レンオキサイド2900部を苛性カリ3部の存在下
180〜200℃で付加反応を行い、酸価1.0、ヒドロ
キシル価5.6のエステルを得た。 このエステルを220〜230℃で16時間加熱し、粘
度1380cst(40℃)の重合物を得た。 実施例 5 ヒマシ油935部、オレイン酸282部、PTSA12部
を窒素ガス気流下に140〜150℃で6時間反応し、
酸価0.5、ヒドロキシル価92.0のエステルを得た。
このエステルにエチレンオキサイド440部を苛性
カリ2.4部の存在下に180〜200℃にて付加反応を
行つた。 これに活性白土40部を加え200〜220℃で20時間
加熱重合を行い、粘度580cst(40℃)の重合物を
得た。 以下の実施例1〜5で得られた重合物を表―1
に示すように単体、もしくは配合品として圧延油
の潤滑性能試験を行つた。
【表】 圧延油No.1〜6の摩擦係数(μ)、耐圧性の測
定を行い、その結果を表―2に示す。また、圧延
試験は圧延油No.1〜5については、圧延材料に
一定量そのまま塗布し、またNo.6は15%のエマ
ルジヨンとして供給して、試験を行つた。圧延材
料への付着油量はNo.1〜6すべて1g/m2とな
るようにした。試験の結果を圧下率(%)と圧延
荷重(ton)との関係をもつて圧延性能評価とし、
図―1に示した。 比較試料として市販の牛脂系圧延油を用いた。 本発明の鋼板用圧延油の潤滑性能に関する試験
法は下記の通りである。 摩擦係数試験法 曽田式振り子型油性試験機N―型 耐荷重能試験法 シエル型高速四球式摩擦試験機 圧延試験法 圧延機:四段ロール式圧延機 ワークロール径150mm×巾140mm バツクアツプロール直径250mm×巾140
mm ロール材質 クロム鋼 ロール周速 30m/min 圧延材料:SPC―C 厚さ0.6mm×巾50mm×長さ150mm 圧延性能の測定法 圧延前の鋼板に50mmの間隔(l1)の2
本の線を引き、これを圧延して圧延後
の間隔(l2)を測定し、次式により圧
下率を求めた。 圧下率(%)=l2−l1/l2×100 またその時の圧延荷重(ton)をロー
ドセルにて測定した。
【表】 実施例 7 ヒマシ油935部、オレイン酸568部、PTSA16部
を用いて、実施例1と同様にエステル化反応を行
い、エステルを得、さらにプロピレンオキサイド
174部を実施例1と同様に付加反応して、粘度
118cst(40℃)の不加反応物を得た。次にこれを
200〜220℃で3〜50時間重合反応を行い、反応中
適宜サンプリングして、212cst(重合物7―1)、
386cst(重合物7―2)、765cst(重合物7―3)、
1345cst(重合物7―4)、1720cst(重合物7―
5)、2260cst(重合物7―6)の各粘度を有する
重合物を得た。 得られた重合物7―1〜7―6を単体で金属圧
延油として用い、摩擦係数、耐圧性、脱脂性を測
定した。その結果を表―3に示す。
【表】 脱脂性試験法 試験片(SPC―C、100mm×50mm×0.3mm)に重
合物7―1〜7―6を、その付着量が500mg/m2
になるように塗布する。 次に液温80℃、5重量%濃度のアルカリ洗浄液
(オルトケイ酸ソーダとノニルフエノールの10モ
ルEO付加体9:1混合物)を、上記の試料を塗
布した試験片の表面に30秒間スプレーして、試験
片の表面を洗浄した後、試験片を水洗し、乾燥し
た。 試験片への試料油の塗布量と、洗浄後の減量か
ら脱脂率を算出し、次の基準により脱脂性を評価
した。尚、脱脂率は同一の試料油に対し、5回測
定を行い、その平均値を用いた。 評価基準・ A:脱脂率98%以上 B: 〃 95〜98% C: 〃 90〜95% D: 〃 90%以下
【図面の簡単な説明】
図面は実施例及び比較例の圧延性能を圧延荷重
と圧下率の関係により示した圧延性能比較線図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ヒマシ油と炭素数12〜24の不飽和脂肪酸と反
    応して得られる分子中に少なくとも1ケのヒドロ
    キシル基を残存したヒマシ油のエステルにアルキ
    レンオキサイドを付加したのち、それを熱重合し
    て得られ、かつその40℃の粘度が300〜1800cstで
    ある重合物を用いることを特徴とする金属圧延
    油。
JP1085880A 1980-02-02 1980-02-02 Metal rolling oil Granted JPS56109296A (en)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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