JPH028116B2 - - Google Patents

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JPH028116B2
JPH028116B2 JP57113777A JP11377782A JPH028116B2 JP H028116 B2 JPH028116 B2 JP H028116B2 JP 57113777 A JP57113777 A JP 57113777A JP 11377782 A JP11377782 A JP 11377782A JP H028116 B2 JPH028116 B2 JP H028116B2
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JP
Japan
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door
guide
guide member
opening
fixed
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JP57113777A
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JPS594780A (ja
Inventor
Osamu Shibuki
Shigeru Sakagami
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication of JPS594780A publication Critical patent/JPS594780A/ja
Publication of JPH028116B2 publication Critical patent/JPH028116B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、壁の開口を閉塞すべき扉を壁面に沿
つて滑動自在にするとともに、前記開口の閉塞時
には扉の一側面が壁の一側面とほぼ同一面に収納
されるスライドドアにおいて、上記扉の滑動およ
び収納を単一の原動機により駆動せしめる開閉装
置に係るもので、特に車輛用スライドドアの開閉
装置に適切なものである。
スライドドアの開閉方式は大別して二種類が挙
げられる。その第1の開閉方式は、家屋や鉄道車
輛に用いられるもののように、壁や車体の外側面
に沿つて敷設した軌道に沿つて単純な一方向滑動
をさせる方式である。その第2の方式は自動車、
特にバン型自動車に用いられるもので、扉の閉塞
時には扉の外板は自動車ボデー外板とほぼ同一面
に収納され、扉の開放時には、扉はボデー外板の
外側方に振り出され、その後ボデー外板に沿つて
外側を滑動せしめられる方式のものである。
前記第2の方式のスライドドアにおいては、自
動車ボデーの開口の頂部および底部に第1および
第2のガイドレールを、開口の上下方向中央部に
該当する位置の扉がその外方を滑動するボデー外
板に第3のガイドレールをそれぞれ取付けるとと
もに、前記ガイドレールの扉の滑動方向一方端は
円弧状に自動車ボデーの内側に向けて湾曲せし
め、扉の滑動方向他方端に取付けた案内装置を前
記第3のガイドレールに滑動自在とし、扉の滑動
方向一方端に取付けた案内装置を前記第1および
第2のガイドレールに滑動自在とすることによ
り、また必要に応じて前記案内装置の扉への取付
けを回動自在のものとすることにより、自動車ボ
デーの開口の閉塞時には扉の外板をボデー外板と
ほぼ同一面内に収納せしめ、扉の開放時には、初
期に扉の外板をボデー外板の外方に浮き上るよう
に振り出させ、その後ボデー外板面に沿つて滑動
せしめるようにしている。
このような第2の方式のスライドドアを原動機
例えば電動機によつて自動開閉を行わせようとす
ると、上記の扉をボデー外板の外側方に振り出さ
せる運動とボデー外板面に沿う滑動とを同時また
は別個に行わせる必要がある。これをそれぞれ別
の原動機で駆動せしめるとすれば、原動機は少く
とも2個必要となるとともに、外方への振出運動
とボデー外板面に沿う滑動とのタイミング調整が
必要となる。
本発明はガイドレールの形状、案内装置のガイ
ドレールに沿う扉の案内方式の如何に拘らず、単
一の原動機により上記扉の滑動と、滑動方向にほ
ぼ垂直な扉の振り出しとを別個にまたは合成して
行わせるようにした開閉装置を提供することを目
的とする。
図面は本発明の一実施例を示すもので、バン型
自動車のスライドドアは、通常第1図および第2
図に示すように、自動車のボデー1の側面に設け
た乗降または荷物積みおろし用の開口2を閉塞す
べきドア3を、開口2を閉塞する位置においては
その外板面はボデー1の外板面と同一面をなす位
置に収容され、開口2を開放する際にはボデー1
の外板面の外側に振り出された後、ボデー1の外
板面と平行に自動車の後方に滑動される。このた
め自動車ボデー1には、前記開口2の頂部および
底部の縁に沿つてそれぞれ第1のガイドレール4
および第2のガイドレール5(第3図)を設ける
とともに、前記開口2の上下方向中央部に該当す
る位置に、前記開口2より自動車の進行方向後方
のボデー1の外板面に第3のガイドレール6を設
けるとともに(以下「前方」または「後方」と
は、自動車の前進方向に関する前方または後方を
あらわす)、これら各レール4,5,6の前方端
をボデー1の内側に向けて湾曲せしめた形状とす
る。そして前記各ガイドレール4,5,6にそれ
ぞれ係合する1個または複数個のローラ7,7を
支承せしめた案内装置8,9,10を、ドア3の
前方端頂部位置A、底部位置Bならびに後方端の
上下方向中央部位置Cの内側面に設け、ドア3を
前記案内装置8,9,10によりガイドレール
4,5,6に沿つて滑動せしめる構成となつてい
る。前記第1、第2のガイドレール4,5の前記
開口2に対応する位置はほぼ対称の位置であり、
その湾曲形状もほぼ同一である。またドア3の重
量は第2のガイドレール5および第3のガイドレ
ール6に係合する案内装置9,10によつてボデ
ー1に支承されるのを通例とする。
本発明のスライドドア開閉装置は、前記のよう
に少くとも1個のガイドレールに沿つてドアを滑
動せしめるようにしたスライドドアにおいて、ド
アの内側面にドアの滑動方向に平行に長手方向を
有するガイド部材を固着し、ボデー1の開口2の
後方端下方位置Dのボデー1の取付床に回動アー
ムの基部をほぼ水平面内に回動自在に支承すると
ともに、該回動アームの基部の回動中心軸と同軸
に駆動プーリを該基部に回動自在に支承せしめ、
前記回動アームの自由端部には、前記基部の回動
中心軸に平行な支軸を介して受動プーリと案内ロ
ーラとをそれぞれ回転自在に支承せしめ、前記ガ
イド部材にはその長手方向に沿つて前記案内ロー
ラと係合して該ローラを誘導案内するガイド縁を
形成し、前記ガイド部材の長手方向の一端部にそ
の一端を止着せしめたフレキシブルワイヤを、前
記受動プーリの周面部に係合せしめた後前記駆動
プーリの周面部に巻き掛け、再び受動プーリの周
面部に係合せしめた後前記ガイド部材の長手方向
の他端部にその他端を止着せしめて、前記フレキ
シブルワイヤを緩みなく渡し、前記回動アームの
基部に取付けた原動機の出力軸を前記駆動プーリ
に回転的に連結せしめたものである。
前記フレキシブルワイヤの両端を前記ガイド部
材のそれぞれの端部に止着するにあたつては、前
記ガイド部材に固着した固定具に直接止着するほ
か、前記固定具に前記ワイヤの長さ方向にその位
置を調節自在に止着することができる。また前記
原動機の出力軸と駆動プーリとの間は、減速歯車
機構および/または差動歯車機構を介して連結さ
れるのが適切である。
第3図は本発明の一実施例であつて、第4図
−線に沿う断面図、第4図は第3図の要部の一
部欠截上面図を示す。
図において、ボデー1の開口2に面している取
付床11上に筒状の支持壁12を形成した基板1
3が固定され、前記支持壁12の外周には該支持
壁12の中心軸周りに軸受14を介して回動アー
ム15の筐状基部16がその垂下縁17により回
動自在に支承されている。
前記筐状基部16は要部が中空円筒状を呈して
おり、その頂部に固定される蓋体18には前記支
持壁12の中心軸を中心とする円筒壁状の支持部
19が基部16の内腔部に突設され、該支持部1
9に環状の駆動プーリ20が前記中心軸を中心と
して回転自在にベアリング21を介して支承され
ている。前記蓋体18の上面には原動機として直
流モータ22が固定され、その出力軸23は蓋体
18の支持部19の内腔より筐状基部16の内腔
に前記中心軸に同軸に突出せしめられ、第1の歯
車24(サンギヤ)を固着している。前記駆動プ
ーリ20にはこれと同軸に内周に歯を形成した第
2の歯車25(リングギヤ)が固定され、かつ基
板13の支持壁12の頂部内側に固定された支軸
26に前記サンギヤ24より大径の第3の歯車2
7および該歯車27より小径の第4の歯車28を
同心的に一体に結合せしめた中間歯車29を軸受
を介して回動自在に支承させ、その第3の歯車2
7を前記サンギヤ24に、その第4の歯車28を
前記リングギヤ25にそれぞれ噛合せしめ、前記
サンギヤ24、リングギヤ25、歯車27,28
よりなる中間歯車29とにより、モータ22の出
力軸23の回転を減速せしめて、前記出力軸23
の回転方向と反対方向の回転に変更して駆動プー
リ20に伝達する減速歯車機構を構成する。一方
この減速歯車機構は、駆動プーリ20が外力の抵
抗によりその回転速度を低下せしめられ、あるい
は停止せしめられたときは、モータ22のトルク
によつて回動アーム15の筐状基部16を前記出
力軸23の回転方向と反対方向に、かつ前記駆動
プーリ20の速度減少分にほぼ逆比例する回転速
度で回動せしめる差動機能を有する。
回動アーム15のアーム30は筐状基部16よ
り半径方向に突出して一体に形成され、その自由
端には前記筐状基部16の回動中心軸に平行に支
軸31を植立固定し、前記支軸31の第3図中ア
ーム30の上部に突出した部分に軸受32を介し
て2条の環状周溝を設けた従動プーリ33を回動
自在に支承せしめる。
前記支軸31の第3図中アーム30の下部に突
出せしめられた部分にはベアリングを介して案内
ローラ34を回動自在に支承せしめる。この案内
ローラ34は、図示したように、ボールベアリン
グを利用し、そのインナレースを支軸31に固定
し、ローラ状周面を形成したアウタレースを案内
ローラ34として使用することができる。
ドア3の内側面には、金属板で成形または金属
材料により押出し成形された所要の長さのガイド
部材50が、自動車の前後方向に沿つてドア3の
幅方向に取付具51により固着される。前記ガイ
ド部材50はその長さ方向に垂直な面内の断面に
おいて、ドア3の内板52に前記取付具51によ
り取付けられその周側面を平坦面とした平板状の
取付縁53と、該取付縁53の下端よりほぼ直角
に折曲された支承縁54と、該支承縁54の自由
端縁部にほぼ垂直面内に曲げられて内側面に互に
平行に対向する平坦面を形成した2個のガイド縁
55,55を形成して上方を開放したコ字状チヤ
ンネル56を長さ方向に形成した形状またはさら
に前記取付縁53の上端に前記支承縁54とほぼ
平行に覆い縁57を付設せしめた形状に形成され
ている。
前記ガイド部材50の支承縁54と覆い縁57
との間の空間には前記アーム30の自由端部が支
軸31、受動プーリ33、案内ローラ34ととも
に挿入され、前記案内ローラ34の周面は前記コ
字状チヤンネル部56の2個のガイド縁55,5
5の内側面に形成した互いに平行に対向する平坦
面間に位置せしめられて両ガイド縁55,55に
より緩く挾持される。かくて回動アーム15の先
端部はドア3にガイド部材50を介して連係せし
められ、かつガイド縁55,55により案内ロー
ラ34を挾持せしめられてガイド部材50の長手
方向に誘導案内せしめられる。
ガイド部材50の両端部にはそれぞれ板状部材
により成形された固定金具35,35が前記取付
縁53の内側に突出せしめられて固着され、所要
の本数の細い鋼線を撚り合わせて形成したフレキ
シブルワイヤ36の一端が一方の固定金具35に
止着され、フレキシブルワイヤ36は該一方の固
定金具35から前記受動プーリ33の一方の周溝
に係合せしめられて方向転換した後、前記駆動プ
ーリ20の周面に2回ないし数回巻き掛けられ、
さらに再び受動プーリ33の他方の周溝に係合せ
しめられて方向転換し、その他端を他方の固定金
具35に係止せしめられ、かつ該ワイヤ36に弛
みのないように張り渡されている。
前記フレキシブルワイヤ36の両端部の固定金
具35への止着は、前記両端部を固定金具35に
それぞれ直接繋着するほか、前記ワイヤ36の両
端部をそれぞれ螺子杆37の一端に繋着し、該螺
子杆37をそれぞれ固定金具35に形成した孔3
8に前記ワイヤ36の長手方向に挿通し、ダブル
ナツト39で固定金具35に係止することにより
その位置調整を可能にすると、フレキシブルワイ
ヤ36に生じた弛みを調整できる。
以上のように構成された本発明実施例装置にお
いては、直流モータ22に電流を供給してその出
力軸23を回転駆動せしめると、サンギヤ24の
回転は中間歯車29、リングギヤ25を介して減
速されて駆動プーリ20に伝達され、駆動プーリ
20の回転はフレキシブルワイヤ36を回転方向
に牽引するので、該ワイヤ36の両端をそれぞれ
固定金具35により両端部に止着されているガイ
ド部材50は、その長さ方向に移動せしめられ
る。この際ガイド部材50と回動アーム15とは
アーム30の自由端部に支承せしめた案内ローラ
34とガイド部材50の係合縁55との挾持係合
により、その連係が保たれている。前記ガイド部
材50の長手方向の移動にドア3の案内装置8,
9,10とガイドレール4,5,6との係合によ
る抵抗が加わつて駆動プーリ20の回転に抵抗が
生じたときは、モータ22のトルクは該モータ2
2を固定している蓋体18を介して回動アーム1
5を回動せしめる分力を生じ、ガイド部材50を
第4図の面内においてその長手方向に垂直方向に
移動させる。従つてドア3の滑動に際して受ける
抵抗に応じて、ドア3にはガイド部材50の長手
方向の推進力とこれに垂直方向の推進力との合成
力が作用することになる。
ドア3が第2図の実線で示す位置にボデー1の
外板とほぼ同一面をなすように開口2内に収納さ
れている状態においては、回動アーム15のアー
ム30は第4図二点鎖線で示す位置にあつて、そ
の自由端に支承せしめた案内ローラ34はガイド
部材50の係合縁55間に挾持せしめられてい
る。この状態においてモータ22に一方向の直流
電流を供給し、出力軸23を第4図において時計
方向に回転駆動せしめると、駆動プーリ20は中
間歯車29を介して反時計方向に回転駆動せしめ
られ、ワイヤ36は駆動プーリ20の周面で反時
計方向に牽引され、ワイヤ36の両端部を図中の
左方に牽引する。この結果ドア3にはガイド部材
50を介して左方に向うボデー1の外板に平行な
推進力が与えられる。しかしながらドア3が開口
2内に収納されている状態においては案内装置
8,9,10のローラ7はガイドレール4,5,
6の湾曲部の端部に係合しているのでドア3はボ
デー1の外板に平行に移動することはできないか
ら、駆動プーリ20は回転できない。従つてリン
グギヤ25、中間歯車29、サンギヤ24は一体
に結合された状態となるので、前記出力軸23の
回転は蓋体18を介してアーム15を反時計方向
に回動させ、案内ローラ34と係合縁55との係
合部を介してドア3をボデー1の外板の外側方に
振り出す。このドア3の振り出しに応じて前記ロ
ーラ7がガイドレール4,5,6の湾曲部を滑動
してドア3のボデー外板に沿う滑動を許容するよ
うになると、駆動プーリ20に加わつていた抵抗
は減少して回転しはじめ、ドア3に加わつていた
振り出し方向の推進力とガイド部材50の長手方
向の推進力との合成力をドア3に加える。さらに
前記ローラ7がガイドレール4,5,6の直線部
に係合すると、モータ22のトルクは駆動プーリ
20の回転駆動のみに費消される。
回動アーム15にはその筐状基部16に半径方
向に突起40が突設せしめられており、第4図実
線で示すように回動アーム15のアーム30が自
動車ボデー1の前後方向にほぼ垂直の位置に達し
たとき、前記突起が基板13に突設したストツパ
41に衝合して回動アーム15の回動を停止せし
める。ドア3が開放端に達したときリミツトスイ
ツチ等を作動させ、モータ22への通電を停止せ
しめる。
ドア3を閉じる際には、ドア開放時とは逆方向
の直流電流をモータ22に通電せしめ、第4図に
おいて出力軸23を反時計方向に回転駆動し、駆
動プーリ20を時計方向に回転駆動する。ドア3
の案内装置8,9,10のローラ7がガイドレー
ル4,5,6の直線状部に係合している間はモー
タ22のトルクは駆動プーリ20の回転駆動に費
消されてドア3をボデー外板に沿つて滑動させ、
ローラ7がガイドレール4,5,6の湾曲部に係
合するとモータ22のトルクを回動アーム15の
時計方向回動にも分配し、最終的に回動アーム1
5の時計方向回動によつて第4図に二点鎖線で示
すボデー1の開口2に収納され完全に開口2を閉
塞する状態にもたらす。この状態に至つたときリ
ミツトスイツチ等を作動させてモータ22への通
電を停止せしめる。
第5図は案内ローラの位置を変更した本発明の
他の実施例を示し、回動アーム15のアーム30
の自由端にはその上部に突出するように支軸31
を植立固定せしめ、該支軸31のアーム30の直
上部に軸受32を介して受動プーリ33を回転自
在に支承せしめ、該支軸31の頂部に案内ローラ
34を回転自在に支承せしめている。ガイド部材
50はその断面を前記実施例のガイド部材50の
断面を上下反転した形状であつて、ドア3の内板
52に取付けられる平坦な取付縁53と、該取付
縁53の上端よりほぼ直角に折曲された支承縁5
4と、該支承縁54の自由端部にほぼ垂直面内に
曲げられて内側面に互いに平行に対向する平坦面
を有する2個のガイド縁55,55を形成して下
方を開放したコ字状チヤンネル部56を長さ方向
に形成した形状、または前記取付縁53の下端よ
り前記支承縁54に平行に底縁58をさらに付設
した形状とされている。前記アーム30の自由端
は支軸31、受動プーリ33および案内ローラ3
4とともに前記支承縁54と底縁58との間の空
間に挿入され、案内ローラ34を前記チヤンネル
部56のガイド縁55,55間に緩く把持せしめ
るように挿入位置せしめている。本実施例におけ
るその他の構成は第3図と同一である。
スライドドア開閉装置において、自動車ボデー
等の固定部に回動アームの筐状基部を回動自在に
取りつけ、回動アームの自由端部をドア内側面に
固着したガイド部材に連係させ、回動アームの筐
状基部の内部に回転自在に設けた駆動プーリを前
記筐状基部に取りつけた原動機と減速歯車機構や
差動歯車機構を介して回転的に連結し、前記駆動
プーリを原動機により回転駆動することでドアに
ガイド部材の長手方向の推進力を付与し、駆動プ
ーリにドアの滑動に際しての抵抗が加わるときは
回動アームを回動せしめてドアにガイド部材の長
手方向に垂直方向の推進力を付与するようにした
機構は、前記駆動プーリの回転によりガイド部材
を駆動する駆動形式は異るが、本発明者らによ
り、特願昭56−85479号(特開昭57−201486号公
報)、特願昭56−129664号(特開昭58−30828号公
報)、特願昭56−168060号(特開昭58−69978号公
報)、特願昭56−172341号(特開昭58−73426号公
報)が提案されており、本発明においてはこれら
提案ずみの減速歯車機構または差動歯車機構が利
用できる。前記実施例の減速歯車機構は、特願昭
56−85479号の減速歯車機構の減速比を大にした
機構である。
第6図は原動機と駆動プーリとを簡単な減速歯
車機構で回転的に連結した本発明の他の実施例の
要部を示すもので、取付床11上に固定された基
板73には支持軸72が垂直に固定され、該支持
軸72には軸受14を介して回動アーム15の筐
状基部16が垂下縁17により回動自在に支承さ
れている。駆動プーリ20には大径の平歯車48
が一体に形成され、前記支持軸72にベアリング
21,21により回転自在に支承されている。直
流モータ22は回動アーム15の回動中心より偏
心した位置において筐状基部16の蓋体18上に
取りつけられ、その出力軸23を前記支持軸12
に平行に筐状基部16内に延在せしめ、該出力軸
23に固着した小径の平歯車24を前記平歯車4
8に噛合させて駆動プーリ20を回転駆動する。
その他第3図と同一部分には同一符号を付して示
す。
第7図は本実施例の要部の一部欠截上面図であ
つてアーム30の自由端部は支軸31、受動プー
リ33および案内ローラ34とともにガイド部材
50の支承縁54と覆い縁57との間の空間に挿
入され、案内ローラ34はコ字状チヤンネル部5
6のガイド縁55,55の間に緩く挾持され、ガ
イド部材50の長手方向に沿つて誘導案内され
る。
フレキシブルワイヤ36の一端はガイド部材5
0の一端部に固着された固定金具35に止着さ
れ、受動プーリ33の一方の周溝、駆動プーリ2
0の周面部、受動プーリ33の他方の周溝にそれ
ぞれ係合せしめられた後、ガイド部材50の他端
部の固定金具35に止着せしめられる。
本実施例においてはモータ22の出力軸23を
第7図において時計方向に回転駆動せしめると、
平歯車24,48を介して駆動プーリ20は第4
図と同様に反時計方向に回転駆動され、ガイド部
材50に図の左方へ推進する推進力を付与する。
本実施例においては第3図、第5図に示す実施
例と異つて、ドア3の案内装置8,9,10がガ
イドレール4,5,6の湾曲部に係合して駆動ロ
ーラ20に抵抗が加わり、受動プーリ33および
駆動プーリ20の回転速度が減少または停止せし
められるようになつたとき、モータ22のトルク
による反力を回動アーム15の回動に転換させる
連結機構を具備しない。従つてドア3はモータ2
2の出力軸23の回転に伴いフレキシブルケーブ
ル36を駆動プーリ20によつて牽引することに
より図の左方に移動せしめられ、回動アーム15
はドア3の動きに追従する。本実施例におけるモ
ータの出力軸と駆動プーリ間に形成した減速歯車
機構による連結手段は特願昭56−172341号に示し
たものであつて、本実施例はガイドレール4,
5,6の湾曲が比較的緩やかなスライドドア開閉
装置に適用するに適したものである。
第8図は原動機と駆動プーリとを差動歯車機構
で回転的に連結した本発明の他の実施例の要部を
示すもので、取付床11上に固定された基板73
には支持軸72が垂直に固定され、該支持軸72
にはベアリング74を介して回動アーム15の筐
状基部16が同軸的に回転自在に支承されてい
る。差動歯車機構は第1の差動大歯車43、第2
の差動大歯車44、第1および第2の差動大歯車
43,44の両者に噛合する複数個の差動小歯車
45および前記差動小歯車45を回転自在に支承
するキヤリヤ46とから成り、その第1の差動大
歯車43は前記支持軸72に同心的に固定され、
前記キヤリヤ46は前記支持軸72の頂部に軸受
を介して水平面内に回転自在に支承されて差動小
歯車45を前記差動大歯車43と噛合させ、前記
第2の差動大歯車44は差動小歯車45と噛合さ
れるとともに該差動大歯車44と一体に平歯車4
8を固定した軸49により、筐状基部16の蓋体
18に回転自在に、かつ前記第1の差動大歯車4
3と同心的に支承され、前記平歯車48は直流モ
ータ22の出力軸23に固定した平歯車24と噛
合せしめられている。前記キヤリヤ46の外方端
部は環状に形成された駆動プーリ20に固定さ
れ、該駆動プーリ20を前記支持軸72と同心的
にかつ水平面内に回転せしめるように支持してい
る。回動アーム15には半径方向にアーム30が
突設されており、該アーム30の自由端には、図
示されていないが、第3図または第5図に示すよ
うに支軸31を植立固定して受動プーリ33およ
び案内ローラ34を回転自在に支承し、ガイド部
材50と連係せしめるとともに、第3図、第4図
に基いて説明したように、ガイド部材50に両端
を止着せしめたフレキシブルワイヤ36を受動プ
ーリ33を介して前記駆動プーリ20に2回ない
し数回巻き掛けてある。
本実施例によるときは、モータ22の出力軸2
3の回転駆動は平歯車24,48を介して第2の
差動大歯車44に伝達され、差動小歯車45を回
転させてキヤリヤ46および駆動プーリ20を支
持軸72の周りに回転させ、駆動プーリ20の回
転はワイヤ36を介してドア3をガイド部材50
の長さ方向に推進させるが、ドア3の滑動に抵抗
を受けたときは、第2の差動大歯車44の回転速
度が低下しもしくは停止するので、モータ22の
トルクはその出力軸23が平歯車48の周りを回
転せしめるように分配され、回動アーム15のア
ーム30に支持軸72周りの回動を生じさせる。
この結果ドア3にはその滑動に対する抵抗の大小
によつてガイド部材50の長手方向に進行せしめ
られる推進力と、該方向に直角方向に振り出され
あるいは引き込まれる推進力およびこれらの推進
力の合成力が作用し、ガイドレールに沿つたドア
3の開放または閉塞の作動が行われる。本実施例
におけるモータの出力軸と駆動プーリ間の差動歯
車機構による連結は、特願昭56−129664号に示し
たものである。
第9図は原動機と駆動プーリとを減速歯車機構
と差動歯車機構とで回転的に連結した本発明の他
の実施例の要部を示すものである。前記減速歯車
機構は第3図に示した減速歯車機構を簡略化した
ものであつて同一部分には同一符号を付して説明
すると、回動アーム15の筐状基部16の頂部に
固定される蓋体18に形成した円筒壁状の支持部
19には環状の駆動プーリ20が回転自在に支承
され、モータ22の出力軸23に固定されたサン
ギヤ24、前記駆動プーリ20に同軸的に固定さ
れたリングギヤ25およびサンギヤ24とリング
ギヤ25の両者に噛合する中間歯車としての複数
個のプラネタリピニオン29とにより遊星歯車形
式の減速歯車列を構成している。この減速歯車列
のプラネタリピニオン29は前記モータ22の出
力軸23と同一軸上に軸部61を配設した回転部
材62のアーム63に軸26により回転自在に軸
支されており、該回転部材62は回動アーム15
の筐状基部16に固定された環状の支承板64の
中心孔に回転自在に支承され、後述する第2の減
速歯車機構と連結されている。前記第2の減速歯
車機構は前記回転部材62の軸部61に同軸的に
形成されたサンギヤ65、前記支承板64の下面
に該支承板64とともに筐状基部16に固定され
たリングギヤ66、サンギヤ65とリングギヤ6
6とに噛合する複数個のプラネタリピニオン67
および該プラネタリピニオン67を回転自在に支
承する固定キヤリヤ68とから減速歯車列を構成
しており、前記固定キヤリヤ68は取付床11上
に回動アーム15の筐状基部16を回動自在に支
承している基板13の筒状支持壁12の頂部に固
定されている。
前記回動アーム15のアーム30の自由端部に
は第3図または第5図に示すように支軸31、受
動プーリ33および案内ローラ34が設けられ、
ガイド部材50と連係されており、かつ第4図に
示すようにフレキシブルワイヤ36が受動プーリ
33を介して駆動プーリ20に巻き掛けられてい
る。
本実施例によるときは、モータ22の出力軸2
3の回転駆動は、サンギヤ24に噛合するプラネ
タリピニオン29を軸26の周りに自転させ、リ
ングギヤ25を回転させる。このリングギヤ25
の回転は該リングギヤ25と一体に連結された駆
動プーリ20を回転駆動し、フレキシブルワイヤ
36およびガイド部材50を介してドア3をガイ
ド部材50の長手方向に滑動せしめる推進力を与
える。一方中間歯車29を軸26により支承して
いる回転部材62と回動アーム15の筐状基部1
6とは、サンギヤ65、リングギヤ66、プラネ
タリピニオン67および固定キヤリヤとからなる
減速歯車機構により連結されているので、駆動プ
ーリ20に外力により付加される抵抗が小さい間
は回転部材62をほぼ固定状態に保持するが、駆
動プーリ20に大なる抵抗が付加されてその回転
速度が低下し、もしくは停止すると、モータ22
のトルクはプラネタリピニオン29にサンギヤ2
4の周りに回転する公転を生じさせ、プラネタリ
ピニオン67を固定キヤリヤ68に固定された支
承軸の周りに自転させ、リングギヤ66と回動ア
ーム15の筐状基部16を回動せしめる。この結
果ドア3にはその滑動に対する抵抗の大小によつ
てガイド部材50の長手方向に進行せしめられる
推進力と、該方向に直角方向に振り出されあるい
は引き込まれる推進力およびこれらの推進力の合
成力が作用する。本実施例におけるモータと駆動
プーリおよび筐状基部との間を連結する差動歯車
機構および減速歯車機構の組み合せは、特願昭56
−168060号に示したものである。
なお上記各実施例において、ガイド部材50の
両端部に、前記コ字状チヤンネル部56のガイド
縁55,55を相互に結合するようにストツパ8
0,80を設け、案内ローラ34がガイド部材5
0の端部に近接した際に案内ローラ34が前記ス
トツパ80に当接することにより、受動プーリ3
3と螺子杆37との衝突を防止するとよい。
また案内ローラ34はアーム30の長手方向に
平行に2個設けて、該2個の案内ローラ34によ
りガイド部材50の支承縁54の自由端に形成し
た一方のガイド縁55を挾持係合させることもで
きる。従つて受動ローラ33と案内ローラ34と
は必ずしも同一軸上に取りつける必要はない。
以上説明したように、ガイドレールに沿つて滑
動案内される扉に該扉の滑動方向に長手方向を有
するガイド部材を固着し、取付床に回動アームの
基部をほぼ水平面内に回動自在に支承せしめると
ともに、該回動アームの基部の回動中心軸と同軸
に駆動プーリを該基部に対して回動自在に支承さ
せ、前記回動アームの自由端部には前記基部の回
動中心軸に平行な回転中心軸を有する受動プーリ
および案内ローラをそれぞれ回転自在に支承せし
め、前記ガイド部材にはその長手方向に沿つて前
記案内ローラと係合して該ローラを誘導案内する
ガイド縁を形成し、前記ガイド部材の長手方向の
一端部にその一端を止着せしめたフレキシブルワ
イヤを、前記受動プーリの周面部に係合せしめた
後前記駆動プーリの周面部に巻き掛け、再び受動
プーリの周面部に係合せしめた後前記ガイド部材
の長手方向の他端部にその他端を止着せしめて弛
みなく張り渡し、前記回動アームの基部に取りつ
けた原動機の出力軸を前記駆動プーリに回転的に
連結せしめたことによつて、前記原動機の一方向
回転により駆動プーリを回転せしめてフレキシブ
ルワイヤを介して扉をガイド部材の長手方向に進
行せしめる推進力を発生するとともに、必要に応
じ駆動プーリに外力による抵抗が加わつたときは
原動機のトルクにより回動アームを回動せしめて
扉にガイド部材の長手方向に垂直方向の振り出し
または引き込みの推進力を発生して、それぞれの
推進力またはこれらの合成力によつて扉を滑動せ
しめるから、扉をガイドレールの湾曲部に沿つて
自在に滑動させ、扉の側面が壁の側面とほぼ同一
面となるように扉の開口に収納して開口を閉塞す
るものであつて、必要に応じ前記閉塞位置から壁
の側面の外側に振り出して開口を開放せしめる作
動を付加することができるものである。
次に本発明においては、前記スライドドア開閉
装置の構成を利用して扉に設けたドアロツク装置
を、前記原動機の回転駆動を利用して解除するロ
ツク解除機能を持たせることができる。
第10図は、第3図および第4図に示すスライ
ドドア開閉装置にロツク解除機能を持たせたスラ
イドドア開閉装置の一実施例の要部を示す一部欠
截上面図であつて、第4図と同様の部分を示す。
第11図はガイド部材50の長手方向の両端部お
よびドアロツク装置との連結手段の要部を示す一
部欠截側面図である。
前記フレキシブルワイヤ36の一端部は該ワイ
ヤ36の端に固着された端子81により螺子杆8
2の一端に止着され、該螺子杆81はガイド部材
50の端部に固着された固定金具83に関しガイ
ド部材50の長手方向に摺動自在に挿通されてお
り、かつ前記螺子杆82と同軸に配設された螺旋
スプリング84は前記螺子杆82に螺装されたダ
ブルナツト85と前記固定金具83との間に弾設
され、ガイド部材55の長手方向にその弾力を作
用せしめている。符号86はその底板で前記螺子
杆82に緩く嵌められている有底円筒状のストツ
パ、87はダブルナツト85の座金であつて、前
記スプリング84は前記ストツパ86の筒壁内に
収容され、座金87を介して螺子杆82に弾力を
作用せしめている。
フレキシブルワイヤ36の他端に固定した端子
81は、ガイド部材50の長手方向他端部に固着
した支持部材88の通孔89に挿通し、前記支持
部材88にその一端がガイド部材50の長手方向
に揺動するように軸90により枢支せしめた回動
部材91の一端に止着せしめる。前記支持部材8
8とドア3に取り付けられたドアロツク装置92
との間にはフレキシブルケーブル93が配設さ
れ、そのインナワイヤ94の一端はドアロツク装
置92のロツク解除レバー95に、その他端は前
記回動部材91の他端にそれぞれ連結されてい
る。また前記回動部材91には、ロツク解除レバ
ー95のロツク解除方向の作動に抗する方向に弾
力を付与するスプリング96が、支持部材88と
の間に弾設されている。
上記実施例は第3図および第4図について説明
したと同様に、駆動プーリ20の回転によりフレ
キシブルワイヤ36を牽引してドア3をガイド部
材50の長手方向に滑動させ、駆動プーリ20の
回転に外力による抵抗が与えられたときは回動ア
ーム15を回動させてドア3をガイド部材50の
長手方向に直角方向に振り出しまたは引き込むよ
うに移動させる。
さらに上記実施例においては、フレキシブルワ
イヤ36の一端はスプリング84を介して若干距
離移動可能にガイド部材50の一端部に止着さ
れ、他端はガイド部材50の他端部にガイド部材
50の長手方向に揺動するように枢支された回動
部材91の一端に止着され、前記スプリング84
はフレキシブルワイヤ36を緊張せしめるように
作用せしめてあるから、モータ22の出力軸23
を一方向に回転駆動したとき、駆動プーリ20が
フレキシブルケーブル36を一方向に牽引する
と、該ワイヤ36を介して回動部材91を回動さ
せ、該回動部材91の他端部に適宜の連結手段を
介して連係せしめたドアロツク装置92のロツク
解除レバー95をフレキシブルケーブル93のイ
ンナワイヤ94により牽引してドアロツク装置9
2をアンロツクせしめる。前記フレキシブルワイ
ヤ36の一端には該ワイヤ36を緊張せしめる方
向にスプリング84を弾装してあるから、ワイヤ
36が弛んだ場合螺子杆82をスプリング84の
弾力で移動させて弛みを生じさせない。
従つてガイド部材50のドア3の開放方向に関
して後端部に回動部材91を配設しておくとき
は、ドア3が開口2を完全に閉塞した位置からモ
ータ22を作動せしめた直後にドアロツク装置9
2をアンロツクし、少くとも回動アーム15の回
動中は駆動プーリ20によるフレキシブルワイヤ
36の牽引を継続しているから、ドア3は開口2
から振り出される間、ドアロツク装置92のアン
ロツク状態が維持される。なお回動部材91がド
アロツク装置92をアンロツクした後に過度の回
動を防止するため、該回動部材91が第11図二
点鎖線位置に回動した際その一端部が支持部材8
8に当接するように関連位置を定めるとよい。そ
してドア3の滑動にガイドレール4,5,6から
受ける抵抗が減つたとき、あるいはドア3が開放
端に達したとき、ドアロツク装置92に内装され
たスプリングまたは前記スプリング96の弾力で
フレキシブルワイヤ36は原状に復帰する。
ドア3の閉扉作動にあたつては、モータ22の
回転軸23は前記開扉作動時と反対方向に回転さ
れ、フレキシブルワイヤ36には前記方向の反対
方向の牽引力が作用するが、前記ワイヤ36の一
端を止着した螺子杆82はダブルナツト85およ
び座金87が有底円筒形のストツパ86に衝合し
て移動しないから、フレキシブルワイヤ36に作
用された牽引力はすべてドア3の滑動に費消され
る。
上記ドアロツク装置92は、ドア3が開口2を
完全に閉じたとき、ドア3を自動車ボデー1に係
止して不時の開扉を防止するためのロツク装置で
あつて、通常自動車ボデーの柱に固定される固定
部材、ドア3側に回動可能に配設されて前記固定
部材に係合する係止片、該係止片を回動不能に係
止するロツク機構および該ロツク機構による係止
片の係止を解除するロツク解除レバー95を包含
するものである。該ロツク解除レバー95にはロ
ツク機構に設けたスプリングまたは該レバー95
に単独に弾設したスプリングの弾力が作用せしめ
られており、ロツク解除レバー95を前記スプリ
ングの弾力に抗して牽引または回動せしめたとき
ロツク機構による係止片の係止を解除せしめてア
ンロツクする。本発明においてはこの種の通常の
ドアロツク装置はすべてそのままの機構で適用で
きるものである。
また前記ドアロツク装置のロツク解除装置を適
用するスライドドア開閉装置は、前記第3図およ
び第4図に示す実施例のものに限らず第5図、第
6図、第8図および第9図に示す実施例のものに
も適用できることおよび前述のスライドドア開閉
装置の特徴をすべて具備せしめ得るものであるこ
とは勿論である。
以上説明したように、ガイドレールに沿つて滑
動案内される扉に該扉の滑動方向に平行に長手方
向を有するガイド部材を固着し、前記壁に対して
固定関係にある取付床に回動アームの基部をほぼ
水平面内に回動自在に支承せしめるとともに、該
回動アームの基部の回動中心軸と同軸に駆動プー
リを該基部に回動自在に支承せしめ、前記回動ア
ームの自由端には前記基部の回動中心軸に平行な
軸により回転自在とされた受動プーリおよび案内
ローラをそれぞれ支承せしめ、前記ガイド部材に
はその長手方向に沿つて前記案内ローラと係合し
て該ローラを誘導案内するガイド縁を形成し、前
記ガイド部材の長手方向の一端部にその一端を固
定金具に若干距離移動可能に止着せしめたフレキ
シブルワイヤを、前記受動プーリの周面部に係合
せしめた後前記駆動プーリの周面部に巻き掛け、
再び受動プーリの周面部に係合せしめた後、該ワ
イヤの他端を前記ガイド部材の長手方向の他端部
に至らしめ、一端部を前記ガイド部材の長手方向
に揺動するように前記ガイド部材に枢支せしめた
回動部材の前記一端部に前記フレキシブルワイヤ
の他端を止着せしめ、前記回動部材の他端部は扉
に設けたドアロツク装置のロツク解除装置に適宜
の連結手段により連係せしめたことによつて、前
記駆動プーリを回転駆動することによるフレキシ
ブルワイヤを介してガイド部材の長手方向に推進
せしめる推進力を付与するものであつて、必要に
応じ回動アームの回動によるガイド部材の長手方
向に垂直方向に推進せしめる推進力と、これらの
合成力とを扉に加えて扉をガイドレールに沿つて
滑動せしめるものとすることができる。さらに本
発明は、前記駆動プーリの回転駆動に際しフレキ
シブルワイヤを一方向に牽引したとき、前記回動
部材を回動せしめて適宜の連結手段を介してドア
ロツク装置のロツク解除装置を作動せしめること
を可能としたものであるから、単一の原動機によ
つて扉の開扉および閉扉の作動を行わせるととも
に、さらにドアロツク装置のロツク解除の機能を
も持たせ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するに適するスライドド
アを有する自動車の側面図、第2図はそのガイド
レールと扉の滑動状態を示す概要図、第3図は本
発明の一実施例の断面図、第4図はその要部の一
部欠截上面図、第5図、第6図はそれぞれ本発明
の他の実施例の断面図、第7図は第6図に示す実
施例の要部の一部欠截上面図、第8図および第9
図はそれぞれ本発明のさらに他の実施例における
要部断面図、第10図はロツク解除機能を持たせ
た本発明の実施例の要部の一部欠截上面図、第1
1図はその要部を一部欠截して示した側面概要図
である。 なお図中、1はボデー、2は開口、3は扉、
4,5,6はガイドレール、15は回動アーム、
16はその基部、30はそのアーム、20は駆動
プーリ、31は支軸、33は受動プーリ、34は
案内ローラ、36はフレキシブルワイヤ、50は
ガイド部材、55はそのガイド縁、35,83,
88は固定金具、38,82は螺子杆、84,9
6はスプリング、39,85はダブルナツト、9
1は回動部材、92はドアロツク装置、95はロ
ツク解除レバーをそれぞれ示すものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 開口を形成した壁と、前記開口を閉塞すべき
    扉と、扉の開放方向に沿わせて前記壁に沿つて取
    付けた少くとも1個のガイドレールと、前記扉に
    取付けられるとともに前記ガイドレールに摺動自
    在とされた案内装置とを備え、扉が前記開口を閉
    塞するとき扉の一側面が前記壁の一側面とほぼ同
    一面となるように収納され、扉を開放するとき前
    記案内装置により前記壁の側面に沿つてほぼ平行
    に滑動案内されるスライドドアにおいて、 前記扉の他側面に該扉の滑動方向に平行に長手
    方向を有するガイド部材を固着し、 前記壁に対して固定関係にある取付床に回動ア
    ームの基部をほぼ水平面内に回動自在に支承せし
    めるとともに、該回動アームの基部の回動中心軸
    と同軸に駆動プーリを該基部に回動自在に支承せ
    しめ、 前記回動アームの自由端部には、前記基部の回
    動中心軸に平行な軸により回動自在とされた受動
    プーリおよび案内ローラをそれぞれ支承せしめ、 前記ガイド部材には、その長手方向に沿つて前
    記案内ローラと係合して該ローラを誘導案内する
    ガイド縁を形成し、 前記ガイド部材の長手方向の一端部にその一端
    を止着せしめたフレキシブルワイヤを、前記受動
    プーリの周面部に係合せしめた後前記駆動プーリ
    の周面部に巻き掛け、再び受動プーリの周面部に
    係合せしめた後前記ガイド部材の長手方向の他端
    部にその他端を止着せしめて、弛みなく張り渡
    し、 前記回動アームの基部に取付けた原動機の出力
    軸を前記駆動プーリに回転的に連結せしめたこと
    を特徴とするスライドドア開閉装置。 2 前記フレキシブルワイヤの両端部の少くとも
    一方は、前記ガイド部材に固着した固定金具に関
    し、該ワイヤの長さ方向にその位置を調整自在に
    止着せしめられ、前記ワイヤの張力を調整可能と
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のスライドドア開閉装置。 3 前記原動機の出力軸と駆動プーリとは、減速
    歯車機構を介して回転的に連結されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のスライ
    ドドア開閉装置。 4 前記原動機の出力軸と駆動プーリとは、差動
    歯車機構を介して回転的に連結されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のスライ
    ドドア開閉装置。 5 前記原動機の出力軸と駆動プーリとは、遊星
    歯車式の減速歯車機構を介して回転的に連結さ
    れ、前記減速歯車機構のプラネタリキヤリヤは減
    速歯車機構を介して前記回動アームの基部に回転
    的に連結されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載のスライドドア開閉装置。 6 開口を形成した壁と、前記開口を閉塞すべき
    扉と、扉の開放方向に沿わせて前記壁に沿つて取
    付けた少くとも1個のガイドレールと、前記扉に
    取付けられるとともに前記ガイドレールに摺動自
    在とされた案内装置とを備え、扉が前記開口を閉
    塞するとき扉の一側面が前記壁の一側面とほぼ同
    一面となるように収納され、扉を開放するとき前
    記案内装置により前記壁の側面に沿つてほぼ平行
    に滑動案内されるスライドドアにおいて、 前記扉の他側面に該扉の滑動方向に平行に長手
    方向を有するガイド部材を固着し、 前記壁に対して固定関係にある取付床に回動ア
    ームの基部をほぼ水平面内に回動自在に支承せし
    めるとともに、該回動アームの基部の回動中心軸
    と同軸に駆動プーリを該基部に回動自在に支承せ
    しめ、 前記回動アームの自由端には、前記基部の回動
    中心軸に平行な軸により回転自在とされた受動プ
    ーリおよび案内ローラをそれぞれ支承せしめ、 前記ガイド部材には、その長手方向に沿つて前
    記案内ローラと係合して、該ローラを誘導案内す
    るガイド縁を形成し、 前記ガイド部材の長手方向の一端部にその一端
    を固定金具に若干距離移動可能に止着したフレキ
    シブルワイヤを、前記受動プーリの周面部に係合
    せしめた後前記駆動プーリの周面部に巻き掛け、
    再び受動プーリの周面部に係合せしめた後、該ワ
    イヤの他端を、前記ガイド部材の長手方向の他端
    部に至らしめるとともに、一端部を前記ガイド部
    材の長手方向に揺動するように前記ガイド部材に
    枢支せしめた回動部材の前記一端部に前記フレキ
    シブルワイヤの他端を止着せしめ、 前記回動部材の他端は、扉に設けたドアロツク
    装置のロツク解除装置に適宜の連結手段により連
    係せしめて成り、 前記駆動プーリが回転駆動せしめられるとき前
    記フレキシブルワイヤを一方向に牽引して前記回
    動部材を回動させ、前記連結手段を介してドアロ
    ツク装置のロツク解除装置を作動せしめることを
    特徴とするスライドドア開閉装置。 7 前記フレキシブルワイヤの一端は、ガイド部
    材に固着された前記固定金具にガイド部材の長手
    方向に摺動自在に挿通された螺子杆の一端部に止
    着され、該螺子杆の他端部にはダブルナツトが螺
    装され、かつ該ダブルナツトと前記固定金具との
    間にスプリングが前記フレキシブルワイヤを緊張
    せしめる方向に弾力を作用せしめて装着されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載
    のスライドドア開閉装置。
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