JPH03102259A - 液体クロマトグラフの方法,その装置,そのシステム,及びその分離カラム - Google Patents

液体クロマトグラフの方法,その装置,そのシステム,及びその分離カラム

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JPH03102259A
JPH03102259A JP1240017A JP24001789A JPH03102259A JP H03102259 A JPH03102259 A JP H03102259A JP 1240017 A JP1240017 A JP 1240017A JP 24001789 A JP24001789 A JP 24001789A JP H03102259 A JPH03102259 A JP H03102259A
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separation
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Hiroyuki Miyagi
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野上 太郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は生体威分の液体クロマトグラフの方法及び装置
に関するものである, 特にグリコヘモグロビンの液体クロマトグラフの方法及
び装置に関するものである。
〔従来の技術〕
グリコヘモグロビンは血液中の糖がその濃度に応じて赤
血球中に入った後に,ヘモグロビンと結合して生成され
るものである。グリコヘモグロビンのうち、安定型のA
1c (stable−Atc ; s −A s c
 )の′濃度は過去2〜3ケ月の平均的な糖の濃度を反
映するといわれている*8  Ale  の濃度は血糖
値や尿糖値などに比べて生理的な要因に左右されにくい
ことから、糖尿病の診断や糖尿病患者の経過a察の指標
として用いられる。
ヘモグロビンはヘム(色素)とグロビン(タンパク質)
が結合した分子量約64,500 の複合タンパクであ
り,動物の体内での酸素の運搬体として重要な役割を果
している。
ヘモグロビンにグルコースなどの糖が結合すると酸素が
放出されにくくなり、末端血管や組織へ酸素が供給され
にくくなる。また,構造が固定的になり、血管の変形な
どを引き起こす.ヒトの正常ヘモグロビンとしては第1
表に示すものが知られている。健常戊人のヘモグロビン
(Hb)はH b Ao, H b Ax, H b 
Fからなっており,HbAoに糖が結合したものがグリ
コヘモグロビンGHb(HbAz)である。G H b
 (HbA 1)はヘモグロビンのアミノ酸構造やヘモ
グロビンに結合する糖の種類が異なる,A1a,A1b
,Atcなどで構威されている。グリコヘモグロビンの
中で量的に一番多いのが,β鎖のN末端にグルコースが
結合したA I C  である。
A 1 c  の生成は非酸素的に2段階の反応を経て
行われる。すなわち、1段階目の反応では生或したA 
i c  の一部が可逆反応によりグルコースとヘモグ
ロビンに戻る。いわゆる不安定型Azc(labile
 − A lc ; Q − A t c )が生或す
る。それに対して、2段階目の反応は不可逆反応であり
、安定型Arc (s−Atc)が生或する。
糖尿病の指標として、H b All Ale * s
 −A s c  などが用いられているが、より正確
な指標としては,安定型AIC (S−Atc)を測定
することが望ましい. グリコヘモグロビン,ヘモグロビン,ヘモグロビンの誘
導体を分ける方法としては、その電気的性質の差により
分ける方法が多く、電気泳動法,イオン交換クロマトグ
ラフィ法などがある。また,高速液体クロマトグラフィ
法に基づくものもある.s − A 1 cをQ − 
A t cと分けて測定する方法として,(1)あらか
じめ前処理によってQ−A 1c  を除去する方法、
(2)分離カラムでS−A lcとQ  Alaをクロ
マト的に分離,検出する方法の2通りの方法がある. 前処理によってQ − A t c  を除去する方法
として、赤血球を生理食塩水あるいはセミ力ルバジドと
アニリンを含む緩衝液でふ置する方法(スペセン他、ダ
イアベトロジア, P. A. Svendsen,e
t.al.,Diabetologia,1 9 , 
1 3 0 ( 1 9 8 o);ナタン他、クリニ
カルケミストリー, D.M.Nathan,et.a
l.,C1im.Chem.,2 8,  5 1 2
  (1 9 8 2) )がある。これらの方法は前
処理が煩雑であったり,処理に30分〜4時間を要し、
迅速性の点で問題があった。また、市販の専用機ではオ
ンラインのQ − A 1 c 除去機構を備えている
。市販の氾一A lc 除去試薬を血液に加え、50゜
Cで1〜2分加熱し、処理時間の短縮を図っている(高
橋他,日本臨床検査自動化学会会誌,12,133(1
987)).Lかし、このような加熱処理ではタンパク
が変性して沈殿が生ずることなどにより,配管やフィル
タが詰まるという問題点がある。
一方、分離カラムで党−A 1 cとsA1cを分ける
方法としては、シリカが基材でカルボキシル基をイオン
交換基とする充填剤を用いる方法、ポリビニルアルコー
ル系の多孔性樹脂からなる充填剤を用い″る方法などが
ある。また、市販の専用機でも、Q  A1cとs  
Ahaの分離が可能である。
シリカが基材でカルボキシル基をイオン交換基とする充
填剤を用いる方法では、ヘモグロビンをAxa,Atb
,HbF,Q−AIQ,S−Ate,HbAoの各成分
に分けるのに約20分と長い時間を要している(特開昭
63 − 75558号公報)。
ポリビニルアルコール系の多孔性樹脂からなる充填剤を
用いる方法では、ヘモグロビンをA la ,Azb,
HbF,Q  A1c,s  Ate,HbAoの各成
分に分けるのに約60分と長い時間を要している(星野
他、第3■回 液体クロマトグラフ研究会講演要旨集,
No29,175(1988))。
また,ビニルアルコール系の共重合体を充填剤として用
いるもう一つの方法では、約25分で此−Aza,S−
AIC,HbAoを分けている。しかし、この方法では
A1a,Atb,HbF成分は明らかではない(特開昭
60− 213863号公報参照)。
これらの充填剤の詳細については明らかにされていない
が、充填剤の粒径,比表面積,交換容量などの充填剤物
性が最適化されていないために、各成分の分離が完全で
なかったり、分離に長い時間を要するものと考えられる
. 従来のグリコヘモグロビン分析装置では、ヘモグロビン
をAra , Axb , H b F , Ate 
,H b A oの5成分に分離するのに3.5分、A
1a ,A1b,HbF,Q−Ate,s−Asc,H
bAoの6IIj.分に分けるのに8分要している(高
橋他,日本臨床検査自動化学会会誌,よ2,133(1
987)),なお,人によってはAza,A1b,Hb
F などの含有率が少なくて検出されない場合、逆に別
のヘモグロビン誘導体が含まれている場合もあるため、
必ずしもすべての人の場合に5成分あるいは6成分に分
離されるわけで↓土ない.しかし、ここでは便宜的に5
威分及び6成分分析と示す。
上記5成分に分離するには、シリカゲル系の材料を用い
て分離カラム(φ4.6X35nm)を用いる。一方、
上記6成分に分離する場合には同材料で寸法の異なる分
離カラム(φ4,6X120nn)を用いる。また、5
成分分析及び6成分分析ともに、3種類の溶離液を段階
的に分離カラムに流すステツプワイズグラジエント法に
より溶離している。なお、5成分分析と6成分分析の場
合では用いる分離カラム及び溶離液の組或が異なってい
る。
従って、5成分分析と6成分分析を連続的に行うことは
できない。たとえば5成分分析を行った後に,6d分分
析を行うような場合、カラムや溶離液を交換しなければ
ならず、操作が煩雑である。
また、カラムを交換した後にはカラムを安定化させるた
めに溶離液を10分程度カラムに流通させる必要があり
、測定に長い時間を要する。
これらのカラムに充填されている充填剤としては、通常
粒径約5μmのシリカゲルを基材としカルボキシメチル
基を官能基として導入した充填剤が使用されている。
粒径5μmレベルの充填剤をφ4.6 X 3 5nm
の大きさカラムに充てんした分離カラムでは,上記5成
分を分離することはできる。しかし、6成分を分離する
のにはこのサイズ(長さ)のカラムでは,分離性能的に
不十分であり、φ4.6X120閣とより長い分離カラ
ムを用いなければならい。
なお、分離性能(分離度Rs)はカラム長さの平方根に
比例してよくなる(分離度Rsの値が大きくなる).こ
のようにカラム長さを長くすると分離性能は改善される
が、カラムが長くなった分だけ分析に要する時間が長く
なる。また、カラムの圧力損失が大きくなり,カラムの
寿命,ポンプのシールの寿命などに影響を与える。
以上のように,従来の方法ではヘモグロビンをAxa,
A1b,HbF,Q−Alc,S−Ale,HbAoの
6成分に分離するのに8分から60分と長い時間を要し
ており、分析時間の点で問題があった. また、従来の方法では1本の分離カラムで5成分分析(
ヘモグロビンをAla , A工b , H b F 
,A lc H A oに分離)及び6成分分析(ヘモ
グロビンをA s a * A 1 b t H b 
F t Q  A 1 c +  s 一Ale,Hb
Aoに分離)の2種類の威分分析には対応できなかった
。すなわち、Stc分分析と6成分分析とを連続的に行
うことができず、操作の簡便性や迅速性の点で問題があ
った. 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術は安定型Axc (s−Ate)を他のH
b成分(Axa,Atb,HbF,Q  A1a,Hb
Aoなど)と分離して測定するのに長い時間を要すると
いう問題があった。
また,ヘモグロビンをAta,Atb,HbF,Asc
,HbAoの5成分とA1a,Atb,HbF,Q−A
sc,s−Axe,HbAoの6成分に分ける場合には
,単一の分離カラム及び同一組成の溶離液を使用できず
、分離カラムや溶離液を交換しなければならず、操作が
煩雑であるという問題があった.また,分離カラムや溶
離液の交換などに時間がかかるという問題があった。ま
た、経済性という点でも問題があった。
本発明の目的は,安定型Azc (s−A1e)を他の
ヘモグロビン成分と短い時間で分離定量する方法及びそ
の際使用される装置を提供することにある. また、本発明の他の目的は、同一のカラム及び溶離液を
用いて、上記5成分分析及び6成分分析を連続的に行う
方法及びその際使用される装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段ゴ 上記目的を達或するための、本発明の特徴は、官能基を
導入した多孔性物質をイオン交換体とした充填剤を充填
した分離カラムと,分離カラムに試料を注入する手段と
、分離カラムに溶離液を流通させる手段と、ヘモグロビ
ン,ヘモグロビン誘導体又はグリコヘモグロビンを検出
する手段とを具備し,充埴剤の乾燥状態での平均粒径が
4μm以下である液体クロマトグラフ装置又は,上記分
離カラムを用いた液体クロマトグラフの方法にある。
さらに、充填剤の乾燥状態での比表面積が10〜100
m2/g,充填剤の乾燥重量/g当たりの交換容量が0
.1〜1 meqであることを特徴とする。
また、官能基は、カルボキシアルキル基であることを特
徴とする。さらにまた、溶離液としてpH5.0〜7.
0の緩衝液を用いることを特徴とする。
また、連続して異なるタイプの分析(例5成分分析,6
成分分析)を実施できる液体クロマトグラフシステムに
構或することを特徴とする。
〔作用〕
充填剤の乾燥状態の平均粒径を4μm以下と微粒化する
ことによって分離性能が向上でき、それだけ短いカラム
が使用できるので分析時間の短縮が可能である. 充填剤は原料により、無機系ポリマ充填剤と有機系ポリ
マ充填剤とに分けられる.無機系ポリマ充填剤としては
シリカゲルを母材とするものが広く使われている。
シリカゲルは材料の性質上、微粒化しても耐圧性の点で
はそれほど問題がない。一方、有機系ボリマ充填剤では
微粒化することによってカラムの圧力損失が大きくなる
と、充填剤が圧力によって変形し、分離性能が低下する
。このように分離性能が低下するのは充填剤が圧力によ
って変形し,カラム内での充填剤の充填状態が変化する
ことなどによる。
カラムの圧力損失は充填剤の比表面積,細孔径などの物
性が一定の場合、粒径の2乗に反比例して増大する。従
って、とりわけ有機系ボリマの場合には充填剤自身の耐
圧性すなわち機械的強度を向上させるとともに、カラム
の圧力損失を低減させる、すなわち透過性を高めること
が必要である.本発明では、分離性能,耐圧性(機械的
強度),透過性の点ですぐれているグリコヘモグロビン
分析用の充填剤を提案し,高性能分離カラムに必要とさ
れる充填剤の粒径、さらには,比表面積,官能基の種類
,官能基の導入量すなわち交換容量などの物性の望まし
い範囲を明らかにした。
本発明の分析方法及び装置で使用している分離カラムは
、物性を最適化した充填剤を用いているため、従来のカ
ラムに比べて分離性能,耐圧性,透過性などの点で優れ
ている。分離性能の点で優れているので、より短いカラ
ムを使用でき,分析時間を短縮できる。また、溶離液の
組成や溶離条件を変えることにより(溶離液の種類は変
えなくてもよい)、1本のカラムで前述したような5成
分分析及び6成分分析に対応できる。また、透過性及び
耐圧性の点で優れているので、長時間安定に使用できる
. 従って、このような分離カラムを用いた本発明のグリコ
ヘモグロビンの分析方法及び装置では、迅速,安定かつ
容易(簡便)にグリコヘモグロビンを分析できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
本発明の分離カラムとしては、乾燥状態での平均粒径が
4μm以下、比表面積が10〜100m/ g +交換
容量が0.1〜lIIIeq/gである無機あるいは有
機多孔性物質に官能基を導入した充填剤を充填したもの
をあげることかでざる。また、本発明に使用する分離カ
ラムとしては種々のものをあげることができるが、好ま
しくはカルボキシアルキル基を有する充填剤を充填した
ものであり、さらに好ましくはカルボキシメチル基を有
する充填剤を充填したものが好適に使用される。
充てん剤としては無機及び有機多孔性物質を母材とする
ものが用いられる.多孔性物質としては液体クロマトグ
ラフィによりグリコヘモグロビン,ヘモグロビンなどを
分析する際一般に用いられるものを用いることができる
。例えば、無機系多孔性物質としてはシリカゲル、有機
系多孔性物質としてはメタクリレート系ポリマ,ビニノ
レアルコール系ポリマ,スチレンジビニルベンゼン系ポ
リマなどをあげることができる。
充填剤の粒径に関しては、無機あるいは有機多孔性物質
について走査型電子顕微鏡写真を撮影したり,コールタ
ーカウンタ法により粒径を測定して、目的の粒径になっ
ていることを確認した。充填剤の比表面積をBET法に
より測定した。また、充填剤の交換容量の測定は通常行
われている従来公知の方法に準じて行った。
本発明のカラムとしては、内径1〜8 mm ,長さ2
0a++以下、好ましくは内径1〜6mm,長さ2〜1
0cmの円筒形のものが望ましい。
カラムへ充填剤を充填する方法は、均一な状態に充填で
き、充填率を制御できる方法であれば従来公知の方法で
よい。充填率の制御は充填時の溶媒の送液流量を充填開
始時より時間経過に従って増大させることなどによって
行われる。
分離カラムにグリコヘモグロビン、ヘモグロビン及び/
又はその誘導体を吸着させ,次いで溶離液を流通させて
グリコヘモグロビンなどを分離することにより液体クロ
マトグラフィをおこなう。
溶離液としてはpH5.0〜7.0の緩衝液であれば、
通常グリコヘモグロビンを液体クロマl−グラフイで分
析するときに用いられる溶離液でよい。
例えば、酢酸ナトリウム系,リン酸ナトリウム系,リン
酸カリウム系のような緩衝液,あるいは塩化ナトリウム
や硫酸ナトリウムのような塩を含む液が用いられる.な
お、尿素やグアニジンを添加してもよい.また、アセト
ニトリル,エタノール,メタノール,メルカプトエタノ
ール等の有機溶媒を混合してもよい。
溶離液の組成、例えば緩衝剤,塩,尿素,有機溶媒等の
濃度やpHは,液体クロマトグラフィによりグリコヘモ
グロビン,ヘモグロビン等を分析する際、必ずしも一定
である必要はない。例えば、連続的勾配方式あるいは段
階的勾配方式によって変化させることもできる6また,
溶離液の送液流量も一定である必要はなく、時間経過に
従って連続的あるいは段階的に変化させることができる
.本発明の分離カラムにより分離された溶出液中のグリ
コヘモグロビン,ヘモグロビン及びヘモグロビンの誘導
体は波長415nmの可視光の測定することにより検出
でき、分離・定量を容易に行うことができる。
次に本発明を実施例により、さらに詳細に説明するが、
本発明のその要旨を越えない限り、以下の実施例により
、何等の限定を受けるものではない。
(実施例1,比較例1〜2) 充填剤としては、メタクリレート系ボリマを母材とし、
これに官能基としてカルボキシメチル基を導入した充填
剤を使用した。
第2表に本実施例の充填剤の物性及び圧力損失を測定し
た結果を示す。
実施例1の充填剤は3.5±0.5μm,比表面積20
rd/g,交換容量0.28meq/gである。
比較例1の充填剤は実施例1と比表面積及び交換容量の
値がほぼ一定で平均粒径が5μmになるように合成した
ものである。
比較例2の充填剤は多孔性物質でないものであり、物理
的に細孔をあけていない(すなわち,マクロボーラスを
有さない)ものであり,比表面積の値が小さい。粒径は
3.5±0.5μmであり、実施例1と等しい。比表面
積は5 m / gであり、実施例1の充填剤に比八で
小さい。実施例↓と同様の方法でカルボキシメチル基を
導入した。比較例2はマクロボーラスを有さす、比表面
積が小さいので、交換容量が0 .0 1 rneq/
 gとカルボキシメチル基の導入量を少なかった。
これら3種の充填剤を各々カラムに充填して分離カラム
とした。実施例1,比較例1の充填剤については、内径
4.6mm,長さ35+s+のステンレスカラムに充填
した。一方、比較例2の充填剤については、充填剤の比
表面積,交換容量が小さく、試料との接触面積が小さい
ので,内径7.5nwn,長さ75++n+と大きなカ
ラムに充填した。
充填はいずれもスラリー法によった。スラリー溶媒及び
充填溶媒としては、80mMリン酸カリウム緩衝液(p
H6.20)を使用し、充屓圧力150kgf/clf
にて充填溶媒を1時間送液した。
試料としては抗凝固剤としてエチレンジアミン四酢酸ナ
トリウム塩を添加して採血した正常成人の新鮮血を用い
た.この新鮮血に市販の溶血剤を加えて200倍に希釈
した。この溶血液20μQを測定試料として用いた. 溶離液としてはリン酸一カリウム(KH2PO4)及び
リン酸二カリウム(KzHPO番)を下記濃度になるよ
うに脱塩水に溶解したものを使用した。
a液:   3 3mM   KHzPO+7mM  
KzHPO+ pH  6.2 b液: 1 6 0mM  KHzPOa40mM  
KzHPOa pH  6.1 実験装置としては、ポンプには日立製L − 6200
形インテリジェントポンプ,インジェクタは容量20μ
Q、検出器には日立製L−4 2 0 0形UV一vr
s検出器、データ処理装置には日立製L一2500形デ
ータ処理装置を使用した。
カラム温度は25℃,検出波長は415nmで分析を行
った。各成分の分離は下に示すようなリニアグラジエン
ト法によった. a液/b液=100/O (体積比) 溶離液流量:1.OmQ/win 実施例1及び比較例1〜2のカラムについての圧力損失
ΔPの測定値を第1表に示した。これらノ値ハ、第1液
(a液/b液=100/O) を流量1.0mfl/■
inで送液したときの値である。
比較例1では充填剤の粒径が5μmと大きいため、他の
例に比べてΔPの値が約1/2と小さかった。実施例1
,比較例2より,粒径が一定の場合交換容量の小さな充
填剤の方がΔPが小さい傾向がみられた(実施例l一交
換容量;Q.28meq/ g eΔP : 4 5k
gf/a#,比較例2一交換容量:0.01Ileq/
gtΔp : 4 0kgf/aJ)。
上記の分析条件により,実施例1,比較例1〜2により
得られたクロマトグラムをそれぞれ第1図〜第3図に示
す. 第1図において、ビークlがA1a  tピーク2がA
zb,ビーク3がHbF,ピーク4が不安定型Asa 
CQ−Ate)yピーク5が安定型Axe(s−Arc
),ピーク6がHbAoである。
各ピークの同定は以下のように行った.血液と糖誘導体
とをふI!(インキュベート)することにより,種々の
グリコヘモグロビンを生成させることができることがわ
かっているので、このとき増大したピークを確認するこ
とにより,各ピークの同定が可能である.フルクトース
−1,6−ニリン酸(F−1.6−DP),グルコース
ー6−リン酸(G−6−P)添加によりAla  (ピ
ーク1)を、ピルビン酸添加によりArb(ピーク2)
を確認した.また、血液にグルコースを添加し、インキ
ユベートした後に試料を調製して測定したところ,ビー
ク4が顕著に増大したこと,また、生理食塩水中で同様
にインキュベート後測定したところ、ビーク4は減少し
たが、ピーク5は変化がなかったことから,ピーク4が
QAlc  であり、ビーク5がs−Azc  がある
と同定した.また、ピーク3は謄帯血の主威分と同じ挙
動を示す(同一位置に溶出される)ことからHbFであ
ると同定した。
第2図(比較例1)において、ピーク7は(Axa+A
tb)− ビーク8は( H b F + A 1 c
 ) ,ピーク6はHbAoの存在を示す。各ピークの
同定は実施例1と同様の方法で行った。
比較例1では使用している充填剤の平均粒径が5μmと
大きいので、実施例1に比べて各ヘモグロビン成分の分
離が悪い。すなわち,比較例1のカラムではA 1 c
  をHbFと分離することができない.また、A 1
 aとA t bも同一位置に溶出され,分離できない
. 第3図(比較例2)において、ピーク1はA1a,ピー
ク2はA1b  s ピーク8は(H b F +At
c ) ,ビーク6はHbAoを示す.各ピークの同定
は実施例1と同様の方法で行った。
多孔性物質を用いない比較例2では使用してぃるカラム
のサイズがφ7.5mX75mであり、実施例1に比べ
て大きい(カラムの体積で5.7倍、カラムの長さで2
.1倍)。一般的に長いカラムを用いることにより分離
を改善できる。比較例2では大きなカラムを用いている
にもかかわらず.ALQ  をHbFと分離することが
できない.また、A1c(ビーク8)とHbAoとの分
離が、実施例1でのs −Axe  (ビーク5)とH
 b A o(ピーク6)との分離に比べると悪い.以
上のように,比較例1〜2(第2図〜第3図)では実施
例1(第1図)に比べて、ピークがブロードである。ま
た、比較例1〜2ではヘモグロビンの各成分の分離が不
充分である。
従って、充填剤としては乾燥状態の平均粒径は,4μm
以下が望ましい.さらに好ましくは,1μm〜4μm,
製造容易さをかんがえると2μm〜4μmが好ましい。
(実施例2) 充填剤としては、メタクリレート系ボリマを母材とし,
これに官能基としてカルボキシメチル基を導入した充填
剤を使用した。第工表に示した実施例1の充填剤をさら
に分級し、平均粒径3.2μmの充填剤を得た。この充
填剤の粒径は3.2±0.4  μm,比表面積は21
m2/g、交換容量はQ.28meq/gであった。
分級後の充填剤を内径4.6m、長さ35mmのステン
レスカラムに充填して分離カラムとして用いた。充填は
スラリー法によった。スラリー溶媒及び充填溶媒として
は、80mMリン酸カリウム緩衝液(pH6.20)を
使用した。充填溶媒を充墳圧力150kgf/aJにて
1時間送液した。
上述した分離カラムを用い、高速液体クロマトグラフィ
により、グリコヘモグロビン及びヘモグロビンを分析し
た。
試料としては抗凝固剤としてエチレンジアミン四酢酸ナ
トリウム塩を添加して採血した正常成人の新鮮血を用い
た。血液に市販の溶血剤を加えて、200倍に希釈した
。この溶血液20μaを測定試料として用いた. 溶離液としてはリン酸一カリウム( K HzP O 
4)及びリン酸二カリウム( K 2.H P O a
)を下記濃度になるように脱塩水に溶解したものを使用
した。
A液:  33mM  KH2PO4 7mM  KzHPOn pH  6.2 B液:  6 6 m M  K H z P O 4
14mM   KzHPO< pH  6。2 C液:160mM  KH2PO4 4 0 mM   K2H P Oa pH   6.1 実験装置としては、ポンプには日立製L−6200形イ
ンテリジェントポンプ,インジエクタは容量20μ(と
じ、検出器には日立製L−4200形UV−VIS検出
器,データ処理装置には日立製L−2500形データ処
理装置を使用した。
カラム温度は25℃,検出波長は415nmで分析を行
った.各成分の分離は下に示すようなステツプワイズグ
ラジエント法に依った。
第l液:A液          0〜0.2分第2液
:A液/B液=50/50  0.3〜1.5分第3液
:C液        1.6〜1.9分第4液:A液
         2.0〜3.5分溶離液流量: 1
.2mm/win カラムの圧力損失ΔP : 6 5kgf/cd上記の
分析条件により得られたクロマトグラムを第4図に示す
. ビーク1がA 1 a、ピーク2がA1b.  ピーク
3がHbF.ビーク4が不安定型A t c (党一A
te).ビーク5が安定型Axe (s−Ate) 、
ピーク6がH b A oである.各ピークの同定は実
施例1に示した方法に従った。
このように血液中のヘモグロビンをAha,A s b
 , H b F , Q − A t c , s 
− A I C I H b A oの6成分に高速か
つ良好に分離できた。
(実施例3) 実施例2と同じ分離カラム及び装置を用いて、グリコヘ
モグロビン及びヘモグロビンを測定した。
試料は実施例lと同じものを使用した。各成分の分離は
下に示すようなステツプワイズグラジエント法に依った
。使用する溶離液は実施例1と同じであり,グラジエン
トのプログラムのみ実施例1と異なる。
第1液:A液        0−0.1分第2液二B
液       0.2〜1.0分第3液:C液   
    1.1〜1.3分第1液:A液       
1.4〜2.5分溶離液流量:1.2mQ/win カラムの圧力損失:65kgf/aj これ以外の測定条件は実施例1に従った.上記の分析条
件により得られたクロマトグラムを第5図に示す。
ピーク1がA1a、ピーク2がA 1 b、ピーク3が
HbF、ピーク9がAJc (41−Atc+sAzc
).ピーク6がH b A oである。
各ピークの同定は実施例工に示した方法に従って行った
。
本方法の場合、Q−AIQとs−.Atcはクロマト的
に分離されず、Axc のlつのピークとして検出され
る。しかし,分析時間は実施例2よりもさらに短い.事
実、この5成分分析により、糖尿病の健診や治療の指標
としている施設も多い。
このように本法は血液中のヘモグロビンをAla,Ax
b,HbF,A1e,HbAoの5成分に高速かつ良好
に分離できる方法であることがわかった。
(実施例4) 実施例2と同じ分離カラム及び装置を用いて、グリコヘ
モグロビン,ヘモグロビン,ヘモグロビンの誘導体を分
析した.試料は実施例1と同じものを使用した.各成分
の分離は下に示すようなリニアグラジエント法に依った
。溶離液は実施例2のA液とC液を使用した. A液/C液=100/O (体積比) 溶離液流量:1.0mQ/win カラムの圧力損失ΔP=55kgf/cdこれ以外の測
定条件は実施例2に従った。
上記の分析条件により得られたクロマトグラムを第6図
に示す。
ビーク1がA t a、ピーク2がA s b、ピーク
3がHbF、ビーク4がn  A1a、ピーク5がS−
A lc、ピーク6がHbAoである。
各ピークの同定は実施例1に示した方法に従い行った。
上述した以外のピークに関しては以下に示すような物質
であると推測される。
ヘモグロビンに薬物などが結合したもののピークはAs
b(第6図のピーク2)付近に、ヘモグロビンにアスピ
リン,ビタミンBeが結合したもののピークはA1c(
第6図のピーク4及びピーク5)付近にあらわれる。ま
た、ヘモグロビンの分解物のピークがAwe(第6図の
ピーク4及びピーク5)とHbAo(第6図のピーク6
)との間にあらわれる。ヘモグロビンSやヘモグロビン
Cなどの異常ヘモグロビンはHbAo(第6図のピーク
6)の後にあらわれる。
このように本方法は血液中のヘモグロビンをより細かく
分けることができる。従って、より正確なs−AlG 
 の測定が可能である.また、ヘモグロビン,グリコヘ
モグロビン,ヘモグロビン誘導体,異常ヘモグロビンな
どについての情報を得ることもできる. 従来、このような詳細なクロマトグラムを得るには分析
に1時間程要していた(星野他:第31回液体クロマト
グラフ研究会講演要旨@  Nci29(1988))
。本方法では分離カラムの充填剤などを工夫することに
より7分と従来の1/8以下の時間で分析できる. なお、グラジエントの傾きをさらにゆるやかにすること
により、分析時間は長くなるが、より精密な分析を行う
ことも可能である。
以上述べてきたように、本発明のカラムでは、同一の分
離カラムを用い、同一の溶離液で、グラジエントのプロ
グラムを変えるだけで実施例2〜4(第4図〜第6図)
に示したような分析が可能である. 従って、あらかじめ複数個のグラジエントのプログラム
を入力しておけば、測定したいプログラムをスイッチに
より選択することにより、実施例2〜4(第4図〜第6
図)に示したような6成分分析,5成分分析及び多成分
分析(精密分析)を連続して行うことが可能である. このように、分離カラムや溶離液を交換しないで5成分
,6成分,多成分分析などを行えるので、分離カラムや
溶離液を交換するという手間がかからない。また、1本
の分離カラムですむのでコストの低減も図れる. ここで実施例2の分析方法での測定値と実施例3の分析
方法での測定値の比較を行った.試料としては正常或人
及び糖尿病患者の抗擬固剤の入った新鮮血を溶血剤で希
釈したものを用いた。
60例について測定した結果を第7図に示す。
第7図の横軸は実施例2に示した方法により測定した党
一A 1 c の濃度(%)とS −AIQ  の濃度
(%)を足した値を、たて軸は実施例3に示した方法に
より測定したA lc  の濃度(%)を示す。
実施例2の方法と実施例3の方法の相関係数γは0.9
94  であった.また、相関式は実施例1の方法をX
、実施例2の方法をYとした場合、Y=1.034X−
0.310で示され、2つの方法の間で非常によい相関
が得られた。
このように実施例の方法は血液中のヘモグロビンを精度
良く分析できる方法であることがわかる。
すなわち、6成分分析の場合のように分析成分数が増加
しても精度よく測定できることがわかる。
(実施例5) 第8図に本発明の装置の主なシステム構或を、第9図に
装置の詳細な構成を示す。
試料としては抗凝固剤としてエチレンジアミン四酢酸ナ
トリウム塩を添加して採血した新鮮血を用いた。この血
液を市販の溶血剤で200倍に希釈し,これを第8図及
び第9図に示したオートサンプラ14のサンプルテーブ
ル19にセットした。
分離カラム25は実施例2で用いたものと同じものを使
用した。カラムサイズは内径4.6no、長さ35nm
であるゆカラム恒温槽(オーブン)26の温度は30℃
に設定した。溶離液としては実施例2に示したA液11
,B液12及びC液13を用いた。第8図及び第9図中
、実線の矢印は試料又は試薬等の液体の流れを示し、鎖
線の矢印は、信号の流れを示す。
各成分の分離は、5成分分析(ヘモグロビンをAla,
Azb,HbF* A1e及びAoの5成分に分W)の
場合には、以下に示すようなステツプワイズグラジエン
トにより行った。
A液:  0〜0.1分 B液;0.2〜1.0分 C液:1.1〜1.3分 A液:1.4〜2.5分 溶離液流量:1.2rnQ/win サンプルテーブル19にセットされた.試料は、吸引ノ
ズル20と試料輸送管21を介してシリンジl8によっ
て6方バルブ23に入り、その後フィルタ24を通り、
分離カラム25に入る。符号22はサンプルループであ
る。洗浄液30は、三方バルブ17を介して供給される
。A液11,B液12,C液13は、三方電磁弁15を
介して送液ポンプ(インテリジェントポンプ)16によ
って,分離カラム25に供給される。分離カラム25か
らの溶出液を検出器27で波長415nm及び690n
m (バックグランド測定用)における吸光度を測定し
た。
このグラジエント条件では、第5図に示したようにヘモ
グロビンを1サイクル2.5分でAxa,A s b 
p H b F H A ic ,H b A oの5
成分に分離できる。クロマトグラムにより.データプロ
セッサ(処理装置)28にて、トータルのヘモグロビン
に対するA t c  の割合(百分率)(%)を求め
た。
また、6成分分析(ヘモグロビンをA1a,Axb,H
bF,n−Ate,s−A1e,HbAoの6成分に分
離)の場合には,以下に示すようなステツプワイズグラ
ジエントにて分析を行った。
A液        :  O〜0。2分A液/B液=
50/50 : 0.3〜1.5分C液       
 :1.6〜1.9分A液        :2.0〜
3.5分溶離液の流量: 1 , 2 mQ /IIi
nこのグラジエント条件にて分析を行った場合、第4図
に示したようにヘモグロビンを1サイクル3.5分でA
 t a ,A 1 b ,H b F t Q  A
 I Q I S−AIQ及びHbAoの6成分に分離
できる。クロマトグラムより、データ処理装置28にて
、トータルのヘモグロビンに対するs −Axe  の
割合(百分率)(%)を求めた。
演算部29は、データ処理装置の出力にもとづき,オー
トサンプラ14,送液ポンプ(インテリジェントポンプ
)16,三方電磁弁15を制御する。
さらに、多成分分析の場合には、以下に示すようなリニ
アグラジエント法によった。
A液/C液=100/O (体積比) 溶離液流量:1.omQ/llin その後、A液を8.1 分から10.0 分まで、流量
1 .0 m Q /winで送液し、カラムを初期状
態に戻した。
このグラジエント条件にて分析を行った場合,第6図に
示したようなクロマトグラムが得られる.(実施例6) 第10図にグリコヘモグロビンの分析のフローチャート
の一例を示す。装置は実施例5に示したものを使用した
。なお,実施例5に示した5成分分析を行うときのグラ
ジエントのプログラムをプログラムの,6成分分析を行
うときのグラジエントのプログラムをプログラム■、多
成分分析を行うときのグラジエントのプログラムをプロ
グラム■と称する. まず,グラジエントのプログラムので、5成分分析を行
う。プログラムのでは第5図に示したようにヘモグロビ
ンを1サイクル2.5分でAza,A1b,HbF,A
te及びH b A oに分けることができる。クロマ
トグラムより、各成分の百分率を計算する。A 1 c
の百分率(%)がある値(B エ)以下のものについて
は分析を終了する。一方、A I Q  の百分率(%
)がある値(B1)をこえるものについてのみ6成分分
析を行う。
演算部29からオートサンプラ14に6成分分析の必要
なサンプルのNαを指示する信号を送る。
また、それと同時に演算部29から三方向電磁弁15及
び指令により流量などの調整が可能なインテリジェント
ボンプl6に信号を送り、6成分分析のプログラム■を
実行する。この際,溶離液の混合比,切替時間,流量な
どを変化させることが必要である.なお、Bl値として
は、x十SD(x:平均値,SD:標準偏差),x+2
8Dなどを用いて自由に設定することができる.プログ
ラム■により、ヘモグロビンをA1a.Axb,HbF
,Q  Ale,s  Atc及びHbAoの6成分に
1サイクル3.5分で分析できる。
A 1c  は非酵素的に2段階の反応を経て生成され
ることが知られている。まず、グルコースとヘモグロビ
ンがアルジミン結合して、QAra  が生成される。
次に、アマドリ転移により、徐々にケトアミン結合に変
化し,不可逆的にs  Ascが生成される。Q  A
laの生成速度はsAtcの生或速度の約60倍と大き
く、α−Axc  の大部分は再びグルコースとヘモグ
ロビンに解離する.s  Asc は食事などの生理的
要因によって変化しないが, Q−ALG は食事など
により急激に増加する。従って,Alc  を測定する
よりもs 一A 1c  を測定する方がより正確に糖
尿病の健診のスクリーニングなどを行うことができる。
本法ではすべての試料にまず5成分分析を行い、A I
 G  の百分率を求める.このAIC の値から、さ
らに6成分分析が必要であるか否か(AIC>B1であ
るか否か)を演算部29で判断し,A 1 c ) B
 1をみたす試料についてのみ6成分分析を行う。
本法ではオートサンプラ14にセットされたすべてのサ
ンプルについて5成分分析を行った後、A 1 c >
 B 1をみたす試料についてまとめて6成分分析を行
うことができる.また、個々の試料について5成分分析
の後、A 1c > B 1をみたすならば6成分分析
を行うということを繰り返し行うこともできる. (実施例7) 第11図にグリコヘモグロビン分析のフローチャートの
一例を示す. 使用した装置は実施例5と同様である.まず、5成分分
析を行い、A1c の百分率を算出する。次にA s 
c ) B tであるか否か判断し、A 1 c ) 
B 1である試料についてのみ6成分分析を行う。6成
分分析を行い、s−Ale の百分率を算出する.同様
にB − A I Q ) B xであるか否かを判断
し.s−Axc>Bzをみたす試料についてのみ、さら
に多威分分析を行う. 演算部29にてA t c > B xあるいはs −
Axc> B zをみたしているか否かを判断し、この
条件をみたしている試料のNαの信号をオートサンプラ
に送る。また、グラジエントプログラム■あるいは■実
行の信号を三方電磁弁(15)及びインテリジェントポ
ンプ(16)に送り、溶離液の混合比,流量,切替時間
などを変化させる。
なお、5成分分析の後、すぐに多成分分析を行ってもよ
い. (実施例8) 第12図にグリコヘモグロビン分析のフローチャートを
示す. 本実施例はグリコヘモグロビンの測定値とグルコース濃
度から精密検査が必要であるか否かを判断するものであ
る。
日本総合健診医学会から以下のような観告案が出されて
いる。空腹時血糖値(FPG)とA 1 cの組合わせ
により、耐糖能スクリーニングを行い、下記の条件を満
足する受診者を要精密検査者とし,75g糖負荷試験(
75gGTT)を行う。
条件:(1)FPG: 140mg/dB以上(2)A
1c  : x+2SD以上 (3)FPG:  110 〜140mg/d QAI
Q  :x+ISD以上 第13図に耐糖能スクリーニングのFPGとA lc 
の関係を示す.斜線に示す位置にプロットされる受診者
は精密検査が必要である。
まず,5成分分析を行い、AIQ  の百分率を算出す
る。ALc の百分率> B tであるか否か判断する
。例えばB1としてはx+SD,x+2SDなどを用い
ることができる。A I Cの百分率> 8 1の場合
のみA 1 c の値を保持し、グルコース(FPG)
濃度の算出値とAIC  の百分率を第13図に示すグ
ラフ上にプロットし、精密検査が必要であるか否かを判
断する。グラフ上へのプロットは演算部の内部で行って
もよい。
第14図はsAxc の百分率と空腹時血糖値(FPG
)から精密検査が必要であるか否かを判断する場合のフ
ローチャートを示したものである。
(実施例9) 第15図にグリコヘモグロビン分析のフローチャートの
一例を示す。
まず、実施例5で示したシステムを用いて5成分分析を
行い、A 1 a , A 1 b , H b F 
, A t c ,H b A oの百分率を算出する
。次に、A1a,A1b , H b F , Ate
 , H b Aoのうちのある成分がある値以上であ
るか否か判断する(ある値以上の場合には、異常パター
ンを示していることも考えられる)。ヘモグロビンの分
画成分のうちのある成分(どの成分かは検査の目的によ
って適宜設定できる)がある値以上である場合にのみ多
成分分析を行い、異常ヘモグロビンパターンを示すか否
か確認する。
以上述べてきたように、本法では同一のカラム及び溶離
液を用いて、グラジエントのプログラムを変えるだけで
5成分分析,6成分分析,多成分分析などを連続して行
うことができる。従って、分析に要する時間を短縮でき
る。また、自動化が可能である.カラムや溶離液を交換
する必要がないので使い勝手がよい. また、グリコヘモグロビンの分画成分A 1c  ある
いはs −Alc  の測定値(百分率)から、より精
密な分析を行うか否かを判断し、必要とされる場合には
より精密な分析を行い、より正確な測定値を求めること
ができる.例えば、5成分分析→6成分分析,6成分分
析→多成分分析,5成分分析→多成分分析などをあげる
ことができる。
これにより、より正確に糖尿病の健診や治療を行うこと
ができる. (比較例3) 充填剤として、メタクリレート系ポリマを母材とし、こ
れに官能基としてカルボキシメチル基を導入した充填剤
を使用した。
比較例3の充填剤について物性を測定したところ、粒径
:8.0±1.6μm,比表面積: 25m/ g s
交換容量: Q,30meq/gであった。
この充填剤を内径4.6na,長さ120mのステンレ
スカラムに充填した.充填はスラリー法により,スラリ
ー溶媒及び充填溶媒としては、80mMリン酸カリウム
緩衝液(PH6.20)を使用し、充填圧力100kg
f/cdにて充填溶媒をl時間送液した。
試料及び実験装置としては実施例1と同様のものを用い
た。
溶離液としてはリン酸一ナトリウム (N a HxP Oa ・2 HzO)及び塩化ナト
リウム(NaCQ)を下記濃度になるように脱イオン水
に溶解したものを使用した6なお,溶液のpHは,HC
I2を用いて調製した。
α液H 30mM  NaHzPO4・2H20(pH
5.5) β液: 30mM  NaHzPOi・2Hz○+ 3
 0 0 m M  N a C Q ( p H 5
 . 5 )多成分の分離は下に示すようなリニアグラ
ジエント法によった。
α液/β液=100/O (体積比) 一−一→α液/β液=70/30 (体積比)50分 溶離液流量:1.0mll/+iin 第16図に、比較例4の充填剤を用い、上述したような
分析条件にて得られたクロマトグラムを示す。
第16図において、ピーク1がAia,ピーク2がA1
b 、ピーク3がHbF、ピーク4が不安定型AIQ 
(n−Ate)、ピーク5が安定型A I C( s 
− A 1 c )、ピーク6がHbAoである。
粒径8μmの充填剤ではヘモグロビンをA 1 aAs
b,HbF,12−Axe,s−Ate ,及びHbA
oの6成分に分離するのに、約50分の時間を要する。
したがって、本発明の実施例の場合と比較して、著しく
測定時間が長くなり、多数のサンプルを短時間で検査処
理することはできない。
(実施例10〜12、比較例3〜4) 比較例3に示した充填剤(粒径8.0±1.61’ m
 t比表面積:25m2/g,交換容量: 0.30m
aq/g)と同様の比表面積,交換容量の値を有し、粒
径が約5μm,4μm,3.5μm,3μmになるよう
に充填剤を合威した。これらの充填剤について,物性を
測定した結果を第3表に示す。粒径,比表面積,交換容
量の測定値から、比較例3〜4,実施例10〜12の充
填剤は比表面積,交換容量の値がほぼ等しく粒径が異な
る充填剤をみなすことができる。
比較例4及び実施例10〜12の充填剤を内径4.,6
[In,長さ35+sのカラムに充填し、分離カラムと
して用いた。なお、比較例3の充填剤については,上述
したように内径4 . 6 rrn ,長さ1200m
l1カラムに充填した。比較例4及び実施例10〜12
の充填剤のカラムへの充填は比較例3と同様の方法で行
った。
実験装置としては実施例1と同様のものを用レ)た。試
料としては,標準ヘモグロビンを用いた。
溶離液としてはリン酸一ナトリウム(NaHzPO4・
2HzO)と塩化ナトリウム(N a C Q )を下
記のように混合したものを使用した. 第3表 30mM   NaHzPOa・ 2H20100mM
   NaCQ pH5.5 上述した溶離液の流量を変えてHETP (理論段一段
当りの充Uの高さ)を測定した。
第17図は比較例3〜4、実施例10〜12の充填剤を
充填した分離カラムでの溶離液流量とHETPどの関係
を示す図である6 粒径の小さな充填剤の方がHETPの最小値が小さい.
また、溶離液の流量を増加したときのHETPの増加の
割合が小さい。
HETPは液体クロマトグラフィにおける分離能力の1
つの表現方法であり、この値が小さい程シャープなピー
クが得られる。
第17図において、比較例4のHETPの最小値(A)
と同じ流量で1/5の値を示す点(B)と、HETPの
値が比較例4のH E T Pの最小値(A)と同じで
流量が5倍の点(C)を結んだ直線(破線)よりも下の
領域では,第16図の分離性能を保ったまま、分析時間
を1/5以下に短縮することが可能である.さらに溶離
条件を検討する(例えば、ステツプワイズグラジエント
法を行う)ことにより、なおいっそうの分析時間の短縮
が可能である。
第l7図の破線より上の部分では、分離性能の点で十分
ではなく、1/5の時間ではA1c’IQ− A s 
c  とs  Aic  とに分けることはできない.
従って.AIC  をQ − A t c  とs −
 A 1 c  とに分けるにはもつと長いカラムを用
いなければならない.それに伴い、分析時間は長くなる
。
第17図において、比較例5(粒径約5μmの充填剤)
では流量1.5mQ/minでは破線より下になっては
いるが、通常使用する流量範囲1.0〜1.5mQ/m
inでは破線より上になっている。
流量が大きいとそれだけカラムにかかる圧力が大きく、
充填剤の寿命が短くなる。
第17図において、実施例10,11.12(粒径約4
.3.5,3.0μmの充填剤)では流量1.0mu/
winでのHETPの値が破線より下になっており、1
/5の分析時間で,充填剤の寿命を短くすることな< 
A 1 a , A 1 b , H b F , n
−AIG,!l−Atc及びHbAoの6成分分析が可
能である。
(実施例11,↓3〜14、比較例5〜6)次に充填剤
の比表面積と交換容量又はHETPとの関係について述
べる。
平均粒径3.5μmで、種々の比表面積を有するように
,メタクリレート系ゲルからなる母材を合成し、その母
材に同一条件にてカルボキシメチル基を導入した。充填
剤の粒径,比表面積(官能基導入後),交換容量を測定
し、物性をチェックした。これら充填剤について物性を
測定した結果を第4表に、比表面積(官能基導入後)と
交換容量の関係を第18図に示す。第18図より,比表
面積の大きい充填剤の方が交換容量が大きい傾向がみら
れる。
これらを充填剤を内経4.6on.長さ351帥のカラ
ムに充填し、分離カラムとして用いた。充填は比較例4
の方法に従った。これらのカラムについて、第17図(
実施例10〜12、比較例3〜4)と同様に、溶離液の
流量を変えて、HETPを測定した。第19図に,溶離
液流量1.0mQ/winにおけるHETPの値と充填
剤の比表面積との関係を示す。比較例5(比表面積4i
/Hの充填剤)ではH E T Pの値が大きく、ピー
ク幅が大きかった。その理由として、サンプルと接触す
第4表 る十分な面積がなく、サンプルが充填剤とすみやかに交
換反応がなされなかったことが考えられる。
また、比較例7(比表面積180rrf/gの充填剤)
でもHETP値の増大がみられた。一般に細孔径の小さ
な充填剤の方が比表面積が大きし)傾向力1みられ、比
較例7では綱孔径が小さく、サンプルが自由に細孔や出
入りできないため、ピークが広がったものと考えられる
。以上のことより,充填剤の比表面積としては10〜1
00m2/gが望ましい。
(実施例11,15,16、比較例7,8)実施例1l
のメタクリレート系ゲルからなる母材に、条件を変えて
カルボキシメチル基を導入した.これらの充填剤につい
て物性を測定した結果を第5表に示す。
これらの充填剤を内径4.6+am,長さ35田のカラ
ムに充填し,分離カラムとして用いた。充填は比較例3
の方法に従った。これらのカラムについて、第17図(
実施例10〜12、比較例3〜4)と同様に、溶離液の
流量を変えてHETPを測定した。第20図に、溶離液
流量1.0mQ/winにおけるHETPの値と充填剤
の交換容量との関係を示す。比較例8(交換容量0.0
5meq/gの充填剤)ではHETPの値の増大が認め
られた。その理由として,官能基(カルボキシメチル基
)の導入量が少なく、サンプルが充填剤とすみやかに交
換反応が行なわれなかったということが考えられる。ま
た、比較例7(交換容量2 . 0 meq/gの充填
剤)でも多少HETPの値の増加がみられた。交換容量
の大きな充填剤は交換容量の小さな充填剤に比べて、溶
離液の塩濃度を変えたと第5表 き、膨潤・収縮が大きい。また、カラムの圧力損′失が
大きいという傾向がみられる。このように溶媒中(溶離
液中)で不安定であることや透過性が悪いことにより、
HETPが増大したものと考えられる。交換容量の大き
な充填剤はグラジエント溶離を行った場合、カラム寿命
の点で問題がある。
以上のことより、充填剤の交換容量としては0.1〜1
 meq/ g  が望ましい。
以上説明したように、本発明によれば、分離性能のよい
分離カラムを得ることができるので従来長い時間を要し
ていたs − A lc  の分析(8分〜60分)を
短時間(3.5分)で分析できるという効果がある。
また,分離能が高く、かつ溶離液の置換速度の早いカラ
ムが得られたので、同一のカラム及び溶離液を用いて、
溶離条件すなわちグラジエントのプログラムを変えるだ
けで、5成分分析(分画成分: Axa, Atb, 
HbF, Ate, HbAo)、6成分分析(分画成
分:A1a,Atb,HbF,Q −Alc , s 
 Ate , H b Ao)、多成分分析(精密分析
)などの分析を連続して行うことができるという効果が
ある。溶離液や分離カラムを交換しなくても、複数の分
析を連続して行えるので分析に要する時間を短縮できる
。また、操作が容易である(分離カラムや溶離液を交換
したり、分離カラムが安定するまで溶離液を送液すると
いうような手間がかからない)。
〔発明の効果〕
発明によれば、血液中のヘモグロビン,グリコヘモグロ
ビン,ヘモグロビン誘導体などの成分を高速に分析(又
は分離・定量)できる液体クロマトグラフの方法及び装
置・システムを提供できる。
また,血液中のヘモグロビン,グリコヘモグロビン,ヘ
モグロビン誘導体などの成分を精度よく分析できる液体
クロマトグラフの方法及び装置・システムを提供できる
。
さらに、連続した多種類の成分分析の実行を自動化でき
る液体クロマトグラフのシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られたクロマトグラム、第2図は
比較例1で得られたクロマトグラム,第3図は比較例2
で得られたクロマトグラム、第4図は実施例2で得られ
たクロマトグラム、第5図は実施例3で得られたクロマ
トグラム、第6図は実施例4で得られたクロマトグラム
、第7図は実施例2の方法で測定したCQ−A10+S
−Ate)値と実施例3の方法で測定したA I Q値
の相関関係を示す図、第8図及び第9図は本発明の分析
装置の一実施態様例、第10図乃至第12図は本発明の
一実施例のフローチャート、第13図は耐糖能スクリー
ニングの条件を示した図、第14図乃至第15図は本発
明の一実施例のフローチャート、第16図は比較例4の
クロマトグラムを示す図、第17図は溶離流量とHET
Pとの関係を示す図、第l8図は比表面積と交換容量と
の関係を示す図、第19図は比表面積とHETPとの関
係を示す図、第20図は交換容量とHETPとの関係を
示す図である。 1− A s a、2−Atb、3−H b F、4・
・・不安定型Arc (fl  Axe) 、5−安定
型Atc (s −Azc ) .  6−H b A
o、7− (A1a +Atb)、8・・・(H b 
F +Asc ) ,9・・・A t c、11・・・
溶離液A、12・・・溶離液B、13・・・溶離液C、
15・・三方電磁弁、16・・・送液ポンプ,17・・
・三方バルブ、18・・・シリンジ、19・・・サンプ
ルテーブル、20・・・吸引ノズル、21・・・試料輸
送管、22・・・サンプルループ、23・・・6方バル
ブ、24・・・フィルタ、25・・・分離カラム、26
・・・カラム恒温槽、27・・・検出器、28・・・デ
ータプロセッサ、29・・・演算部、30・・・洗浄液
。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、無機多孔性物質又は有機多孔性物質のいずれかに官
    能基を導入した充填剤を充填した分離カラムと、 分離カラムに試料を注入する手段と、 分離カラムに溶離液を流通させる手段と、分離カラムか
    らの溶出液の吸光度を検出する手段を具備し、 液体クロマトグラフィにより、血液中のヘモグロビン、
    ヘモグロビン誘導体又はグリコヘモグロビンを測定する
    液体クロマトグラフ装置において、 充填剤の乾燥状態での平均粒径が4μm以下であること
    を特徴とする液体クロマトグラフ装置。 2、請求項1において、充填剤の乾燥状態での比表面積
    が10〜100m^2/g、充填剤の乾燥重量/g当た
    りの交換容量が0.1〜1meqであることを特徴とす
    る液体クロマトグラフ装置。 3、請求項1又は2において、官能基は、カルボキシア
    ルキル基であることを特徴とする液体クロマトグラフ装
    置。 4、請求項1乃至3のいずれかにおいて、溶離液は、p
    H5.0〜7.0の緩衝液であることを特徴とする液体
    クロマトグラフ装置。 5、官能基を導入した無機多孔性物質、官能基を導入し
    た有機多孔性物質のいずれかからなり、かつその乾燥状
    態における平均粒径が4μm以下である充填剤を充填し
    た分離カラムに溶離液を流通させることにより、血液中
    のヘモグロビン,ヘモグロビン誘導体、グリコヘモグロ
    ビン、又はグリコヘモグロビン誘導体を分離することを
    特徴とする液体クロマトグラフの方法。 6、請求項5において、充填剤の乾燥状態での比表面積
    が10〜100m^2/g、充填剤の乾燥重量/g当た
    りの交換容量が0.1〜1meqであることを特徴とす
    る液体クロマトグラフの方法。 7、請求項5又は6において、官能基は、カルボキシア
    ルキル基であることを特徴とする液体クロマトグラフの
    方法。 8、請求項5乃至7のいずれかにおいて、溶離液は、p
    H5.0〜7.0の緩衝液であることを特徴とする液体
    クロマトグラフの方法。 9、1つ以上の溶離液と分離カラムと、1つ以上の試料
    を信号によつてサンプリングして分離カラムへ移送する
    手段と、 分離カラムで分離された各成分を検出する手段と、各成
    分の比率を演算する手段と各成分の比率を演算する手段
    よりのデータを処理・演算する手段と、 処理演算する手段からの信号にもとづいて、1つ以上の
    試料をサンプリングして分離カラムへ移送する手段と、 処理演算する手段からの信号にもとづいて、分離カラム
    に流入する1つ以上の溶離液の流量・組成又は混合比を
    変化させる手段とを有することを特徴とする液体クロマ
    トグラフのシステム。 10、請求項9において、分離カラムには、多孔性物質
    に官能基を導入した充填剤が充填され、充填剤の乾燥状
    態における平均粒径が4μm以下であることを特徴とす
    る液体クロマトグラフのシステム。 11、請求項10において、充填剤の乾燥状態での比表
    面積が、10〜100m^2/g、乾燥重量/g当たり
    の交換容量が0.1〜1meqであることを特徴とする
    液体クロマトグラフのシステム。 12、請求項9において、 分離カラム及び溶離液を交換することなく、分画成分数
    の異なる分析を連続して行うことを特徴とする液体クロ
    マトグラフのシステム。 13、液体クロマトグラフ法により、試料中の各成分の
    比率を求める第1のステップ、第1のステップで求めた
    特定成分の比率が、設定値を超えるか否かを判断する第
    2のステップ、第2のステップの判断結果に基づき、液
    体クロマトグラフ法により第1のステップよりも多成分
    について各成分の比率を求める第3のステップを有する
    液体クロマトグラフのシステム。 14、請求項13において、第3のステップで求めた特
    定成分の比率が設定値を超えるか否かを判断する第4の
    ステップ、第4のステップの判断結果に基づき液体クロ
    マトグラフ法により第3のステップよりも多成分につい
    て各成分の比率を求める第5のステップを有する液体ク
    ロマトグラフのシステム。 15、請求項13において、第2のステップを内蔵した
    演算部を有する液体クロマトグラフのシステム。 16、請求項14において、第4のステップを内蔵した
    演算部を有する液体クロマトグラフのシステム。 17、請求項15において、第3のステップは、演算部
    よりの出力に基づいて、溶離条件を変化することによつ
    て実現することを特徴とする液体クロマトグラフのシス
    テム。 18、ヘモグロビンを複数の分画成分に分離する液体ク
    ロマトグラフの装置において、 異なる分画数の分離を行なう際に、同一分離カラム及び
    同一の1つ以上の溶離液を用い、溶離液の混合比又は流
    量を変化させることにより行うことを特徴とする液体ク
    ロマトグラフの装置。 19、無機多孔性物質又は有機多孔性物質のいずれかに
    官能基を導入した充填剤を充填し、充填剤の乾燥状態で
    の平均粒径が4μm以下でり、ヘモグロビン、ヘモグロ
    ビン誘導体又はヘモグロビンを分離することを特徴とす
    る分離カラム。 20、請求項19において、充填剤の乾燥状態での比表
    面積が10〜100m^2/g、充填剤の乾燥重量/g
    当たりの交換容量が0.1〜1meqであることを特徴
    とする分離カラム。
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