JPH0311897Y2 - - Google Patents

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JPH0311897Y2
JPH0311897Y2 JP1986110842U JP11084286U JPH0311897Y2 JP H0311897 Y2 JPH0311897 Y2 JP H0311897Y2 JP 1986110842 U JP1986110842 U JP 1986110842U JP 11084286 U JP11084286 U JP 11084286U JP H0311897 Y2 JPH0311897 Y2 JP H0311897Y2
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contact hole
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は化合物半導体材料を用いたホール素子
に関し、特に静電破壊を防止するホール素子に関
するものである。
(ロ) 従来の技術 ホール素子は、磁気を電気信号に変換する磁電
変換素子、すなわち磁気センサーの一種であり、
VTR・フロツピーデイスク装置等のブラシレス
モータの回転制御など幅広い分野で使用されてい
る。
従来のホール素子21はセンサ技術(1985年9
月号、Vo1.5.No.10)の第68頁乃至第71頁(第2図
イ・第2図ロに詳述されている如く、半絶縁性の
GaAs基板22と、該GaAs基板22内にシリコ
ンイオン(Si+)を注入して形成されるN型の活
性領域23と、該N型の活性領域23の端部にシ
リコンイオン(Si+)を注入して形成されるN+型
のコンタクト領域24と、前記GaAs基板22上
に被覆された絶縁膜25と、前記N+型のコンタ
クト領域24とオーミツクコンタクトする電極2
6と、該電極26とリードを電気的に接続するた
めにワイヤボンドされた金属細線27(図面にお
いては点線で示す。)とにより構成されている。
一方上述した構成のホール素子は特開昭59−
228783号公報にも詳しく述べられている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前述の如きホール素子は小型化が進んでいる
が、一方前記金属細線27を前記電極26上にワ
イヤボンドするために、前記電極26の面積を大
きく設ける必要があつた。この電極26は、前記
ワイヤボンドに必要な面積の殆どがコンタクト領
域24に接触している。
そのために第2図ロに示す如く電位的に不安定
なGaAs基板22と絶縁膜25との界面において
電極26,26間に静電破壊部28を生じる問題
点を有していた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は上述した問題点に鑑みてなされ、化合
物半導体材料を用いたホール素子に於いて、少な
くとも該化合物半導体材料よりなる基板2と、該
基板2内に形成される一導電型の活性領域3と、
該活性領域3の端部に形成される高不純物濃度の
一導電型のコンタクト領域4と、前記基板2上に
被覆される第1の絶縁膜5と、該第1の絶縁膜5
を介して前記コンタクト領域4にオーミツクコン
タクトする第1の電極7と、前記基板2上に被覆
される第2の絶縁膜8と、該第2の絶縁膜8を介
して前記第1の電極7とオーミツクコンタクトす
る第2の電極10とを備え、前記第1の電極7は
前記第2の電極10より小さくすることで解決す
るものである。
(ホ) 作 用 前記基板2内に活性領域3、コンタクト領域4
をイオン注入により形成した後、この基板2表面
にシリコン酸化膜5を被覆する。そして前記コン
タクト領域4とオーミツクコンタクトするように
シリコン酸化膜5を開孔し、第1の電極7を形成
する。
ここで前記第1の電極7の上には更に第2の絶
縁膜8を介して直接金属細線12とコンタクトす
る第2の電極10を形成すると、第1の電極7の
寸法はワイヤボンドを必要とせずまた接触抵抗が
小さいため小さく形成できる。
更には第2の絶縁膜8をシリコン窒化膜の如き
絶縁膜8で被覆した後、第2の電極10をワイヤ
ボンドに必要な面積で形成する。
従つて第1の電極7を従来より小さく、GaAs
基板2表面における第1の電極7,7間の距離を
従来より増大できるので、GaAs基板2表面での
静電破壊耐量を増大できる。また、シリコン窒化
膜から成る第2の絶縁膜8の界面はGaAs基板2
の界面に比べて極めて安定であるので、第2の電
極10,10間が接近しても静電破壊の危惧は無
い。
(ヘ) 実施例 以下に本考案のホール素子1の実施例を第1図
イ・第1図ロを参照しながら説明する。
先ず半絶縁性のGaAs基板2と、該基板2内に
形成されるN型の活性領域3と、該活性領域3の
端部に形成されるN+型のコンタクト領域4とが
ある。
ここでは前記基板2上にノンドーブのシリコン
酸化膜をCVD法により約5000Å被覆し、イオン
注入領域と対応する開口部を介して、注入エネル
ギーが150KeV、ドーズ量が1×1013cm-2の条件
でシリコンイオンを注入してコンタクト領域4を
形成する。その際シリコン酸化膜と開口部を形成
する時に使用したホトレジスト膜はイオン注入の
際のマスクとして使用する。
また活性領域3も同様に注入エネルギーが
360KeV、ドーズ量が、4.2×1012cm-2でシリコン
イオンを注入する。更には欠陥の回復とキヤリア
回復のために、前記基板2両面にノンドーブのシ
リコン酸化膜を約5000Å被覆した後に赤外加熱炉
でランプアニールする。
そして前記基板2上に形成されたシリコン酸化
膜(第1の絶縁膜)5を蝕刻して形成される前記
コンタクト領域4のコンタクト孔6と、該コンタ
クト孔6を介して蒸着により形成される第1の電
極7とがある。
ここで第1の電極7はAuGe,Ni,Ti,Auを
夫々に約1100Å,400Å,1000Å,3000Åの厚さ
で蒸着する。また第1の電極7を形成する方法と
してはリフトオフ法を採用し、第1の電極7を合
金化するために赤外加熱炉で約400℃、1分間の
合金化処理をおこなう。更に第1の電極7の寸法
としては120μm×50μmで、コンタクト孔の寸法
は110μm×40μmである。
次に前記基板2表面に形成される第2の絶縁膜
8と、該第2の絶縁膜8を蝕刻して形成されるコ
ンタクト孔9と、該コンタクト孔9を介して前記
第1の電極7とコンタクトする第2の電極10が
ある。
ここで前記第2の絶縁膜8としては、例えば
CVD法により形成され、基板2表面にシリコン
窒化膜を約1500Å形成する。また前記シリコン窒
化膜を蝕刻して形成されるコンタクト孔9を介し
て第2の電極10は形成され、第2の電極10は
前記第1の電極7とコンタクトし、TiとAuを
夫々約1000Å,3000Å蒸着して形成する。また第
2の電極10の寸法は140μm×70μmで、コンタ
クト孔の寸法は98μm×28μmである。
最後に前記基板2の下面に強磁性体であるフエ
ライト11を接着してもよい。
またここでは後工程となるワイヤボンド、樹脂
モールド等の構成の説明および図面は省略する。
本考案の特徴とする所は前記第1の電極7およ
び前記第2の電極10にある。
従来では金属細線を電極上にワイヤボンドする
ために、前記電極面積を大きく設ける必要があつ
た。従って第2図ロに示す如くGaAs基板22の
界面で電極間に静電破壊部28を生じていた。
この問題点を解決するために前記第1の電極7
は前記第2の電極10より小さくし、前記第1の
電極7および第1の絶縁膜5上に第2の絶縁膜8
を形成した。ここでは第1の電極7は120μm×
50μm、コンタクト孔は110μm×40μm、第2の
電極10は140μm×70μm、コンタクト孔は98μ
m×28μmとした。更には第2の絶縁膜8として
はシリコン酸化膜より破壊耐圧の良いシリコン窒
化膜を用いている。
従って第1の電極7は従来よりも小さく形成す
るためにGaAs基板2表面での第1の電極7,7
間の静電破壊を防止できる。また、第2の電極1
0,10間はGaAs界面より極めて安定な第2の
絶縁膜8を廷在するので、この電極10,10間
の静電破壊も防止できる。
更には金属細線12をワイヤボンドする際の衝
撃を第2の電極10、第2の絶縁膜8が付加され
ることにより減少させることができるため、特性
劣化を防止できる。また第2の絶縁膜8の採用に
より、高温や雰囲気に対する特性劣化の防止をす
ることができる。
(ト) 考案の効果 以上の説明からも明らかな如く、前記第1の電
極7を前記第2の電極10より小さくし、前記第
1の電極7および第1の絶縁膜5上に更に第2の
絶縁膜8を形成することで、GaAs基板2の表面
における静電破壊や雰囲気に対する特性劣化等を
防止でき、更にはワイヤボンド時の衝撃を吸収で
きる。
従ってホール素子の静電破壊を防止でき、更に
はワイヤボンド時の特性劣化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図イおよび第1図ロは本考案のホール素子
の断面図および平面図、第2図イおよび第2図ロ
は従来のホール素子の断面図および平面図であ
る。 1はホール素子、2は基板、3はN型の活性領
域、4はN+型のコンタクト領域、5は第1の絶
縁膜、6はコンタクト孔、7は第1の電極、8は
第2の絶縁膜、9はコンタクト孔、10は第2の
電極、11はフエライト、12は金属細線であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半絶縁性GaAs基板と、該基板表面に形成した
    十文字形状の活性領域と、該活性領域の端部4箇
    所に形成した高不純物濃度のコンタクト領域と、
    前記基板の表面を被覆する第1の絶縁膜と、前記
    コンタクト領域の表面にオーミックコンタクトす
    る第1の電極と、前記第1の絶縁膜上に形成した
    シリコン窒化膜から成る第2の絶縁膜と、該第2
    の絶縁膜に開口したコンタクトホールと、該コン
    タクトホールを介して前記の電極とコンタクト
    し、且つ前記第2の絶縁膜上を廷在するように拡
    張した第2の電極とを具備し、前記GaAs基板の
    表面における前記第1の電極間の距離より前記第
    2の絶縁膜の表面における前記第2の電極間の距
    離が接近して成ることを特徴とするホール素子。
JP1986110842U 1986-07-18 1986-07-18 Expired JPH0311897Y2 (ja)

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