JPH0316286B2 - - Google Patents
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- JPH0316286B2 JPH0316286B2 JP25852384A JP25852384A JPH0316286B2 JP H0316286 B2 JPH0316286 B2 JP H0316286B2 JP 25852384 A JP25852384 A JP 25852384A JP 25852384 A JP25852384 A JP 25852384A JP H0316286 B2 JPH0316286 B2 JP H0316286B2
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- damping force
- shock absorber
- force
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- relative displacement
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、シヨツクアブソーバを介して車体
に伝達される伝達力をシヨツクアブソーバの減衰
力を制御することにより調節して、減衰力切換時
に発生する衝撃力を抑制し、もつて車両の乗心地
及び操縦安定性を向上し得るシヨツクアブソーバ
制御装置に関する。
に伝達される伝達力をシヨツクアブソーバの減衰
力を制御することにより調節して、減衰力切換時
に発生する衝撃力を抑制し、もつて車両の乗心地
及び操縦安定性を向上し得るシヨツクアブソーバ
制御装置に関する。
従来のシヨツクアブソーバ制御装置としては、
例えば特開昭58−30542号公報に開示されている
ものがある。
例えば特開昭58−30542号公報に開示されている
ものがある。
そのシヨツクアブソーバ制御装置は、油圧式シ
ヨツクアブソーバに組み込まれ該シヨツクアブソ
ーバの減衰力を変化するために通流断面積を調整
可能な可変オリフイスと、前記可変オリフイスの
通流断面積を変化させるためにシヨツクアブソー
バに組み込まれたソレノイドと、車両の車高値を
電気的に検出する車高センサと、車高センサの検
出信号に基づいて前記ソレノイドに励磁電流を供
給して可変オリフイスの通流断面積を小さくする
制御回路と、を含み、所定の車高条件にてシヨツ
クアブソーバの減衰力を大きくすることを特徴と
し、これにより走行条件に応じたシヨツクアブソ
ーバの減衰力制御を行つて乗心地を向上させるよ
うにしている。
ヨツクアブソーバに組み込まれ該シヨツクアブソ
ーバの減衰力を変化するために通流断面積を調整
可能な可変オリフイスと、前記可変オリフイスの
通流断面積を変化させるためにシヨツクアブソー
バに組み込まれたソレノイドと、車両の車高値を
電気的に検出する車高センサと、車高センサの検
出信号に基づいて前記ソレノイドに励磁電流を供
給して可変オリフイスの通流断面積を小さくする
制御回路と、を含み、所定の車高条件にてシヨツ
クアブソーバの減衰力を大きくすることを特徴と
し、これにより走行条件に応じたシヨツクアブソ
ーバの減衰力制御を行つて乗心地を向上させるよ
うにしている。
しかしながら、このような従来のシヨツクアブ
ソーバ制御装置にあつては、路面の凹凸形状の如
何にかかわらず、走行条件に応じてシヨツクアブ
ソーバの減衰力を、ON−OFFソレノイドを用い
て大小2段階の一方を連続して維持することによ
り2値制御する構成となつていたため、路面凹凸
形状により車体に伝達される加振力を適切に減衰
させることができず、車体の揺動によつてローリ
ング、ピツチング或いは車体の揺り返し等の現象
が生じ、乗心地を向上させることができないとい
う問題点があつた。
ソーバ制御装置にあつては、路面の凹凸形状の如
何にかかわらず、走行条件に応じてシヨツクアブ
ソーバの減衰力を、ON−OFFソレノイドを用い
て大小2段階の一方を連続して維持することによ
り2値制御する構成となつていたため、路面凹凸
形状により車体に伝達される加振力を適切に減衰
させることができず、車体の揺動によつてローリ
ング、ピツチング或いは車体の揺り返し等の現象
が生じ、乗心地を向上させることができないとい
う問題点があつた。
一方、このような問題点を改善するものとして
本願の出願人が先に提案した特願昭59−106294号
がある。これは、車高センサによつてバネ上をバ
ネ下との間の相対変位を検出し、その相対変位が
中立位置に対して離れる方向へ変位するとき(加
振方向)にはシヨツクアブソーバの減衰力を小さ
くし、これとは反対に相対変位が中立位置に近づ
く方向へ変位するとき(制振方向)にはシヨツク
アブソーバの減衰力を大きくする構成となつてい
て、相対変位の大小如何に拘わらず、相対変位の
方向に応じて減衰力を大小2段階に急激に切り換
えるものである。しかしながら、シヨツクアブソ
ーバを車体に連結するための大減衰力時に撓めら
れたブシユが、小減衰力へ切り換える際に解放さ
れ、これによりシヨツクアブソーバに衝撃的な移
動力が発生する。その結果、シヨツクアブソーバ
が自重によつて車体を加振するように作用し、こ
れにより車体に衝撃音が生じて、車室内の静粛性
が損なわれるという問題点があつた。
本願の出願人が先に提案した特願昭59−106294号
がある。これは、車高センサによつてバネ上をバ
ネ下との間の相対変位を検出し、その相対変位が
中立位置に対して離れる方向へ変位するとき(加
振方向)にはシヨツクアブソーバの減衰力を小さ
くし、これとは反対に相対変位が中立位置に近づ
く方向へ変位するとき(制振方向)にはシヨツク
アブソーバの減衰力を大きくする構成となつてい
て、相対変位の大小如何に拘わらず、相対変位の
方向に応じて減衰力を大小2段階に急激に切り換
えるものである。しかしながら、シヨツクアブソ
ーバを車体に連結するための大減衰力時に撓めら
れたブシユが、小減衰力へ切り換える際に解放さ
れ、これによりシヨツクアブソーバに衝撃的な移
動力が発生する。その結果、シヨツクアブソーバ
が自重によつて車体を加振するように作用し、こ
れにより車体に衝撃音が生じて、車室内の静粛性
が損なわれるという問題点があつた。
この発明は、このような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、第1図の基本構成図に示
すように、入力される制御信号の値に応じて減衰
力の大きさを連続して変更可能な減衰力可変シヨ
ツクアブソーバと、この減衰力可変シヨツクアブ
ソーバにより連結された車両のバネ上及びバネ下
間の相対変位量又は車体への伝達力に応じた検出
信号を出力する変位量又は伝達力の検出手段と、
前記相対変位又は伝達力の方向に応じた検出信号
を出力する方向判定手段と、前記変位量又は伝達
力の検出手段及び方向判定手段からの各検出信号
に基づいて相対変位又は伝達力が車体の姿勢変化
を抑制する制振方向であるときには前記減衰力可
変シヨツクアブソーバの減衰力を大きくし、且
つ、前記相対変位又は伝達力が車体に姿勢変化を
付与する加振方向であるときには前記減衰力可変
シヨツクアブソーバの減衰力を小さくすると共
に、その減衰力を大きくするとき又は減衰力を小
さくするときの少なくとも一方で当該減衰力を緩
やかに切り換えるよう前記制御信号の値を連続的
に変化させて出力する制御手段と、を備えてシヨ
ツクアブソーバ制御装置を構成することにより、
上記問題点を解決することを目的としている。
てなされたものであり、第1図の基本構成図に示
すように、入力される制御信号の値に応じて減衰
力の大きさを連続して変更可能な減衰力可変シヨ
ツクアブソーバと、この減衰力可変シヨツクアブ
ソーバにより連結された車両のバネ上及びバネ下
間の相対変位量又は車体への伝達力に応じた検出
信号を出力する変位量又は伝達力の検出手段と、
前記相対変位又は伝達力の方向に応じた検出信号
を出力する方向判定手段と、前記変位量又は伝達
力の検出手段及び方向判定手段からの各検出信号
に基づいて相対変位又は伝達力が車体の姿勢変化
を抑制する制振方向であるときには前記減衰力可
変シヨツクアブソーバの減衰力を大きくし、且
つ、前記相対変位又は伝達力が車体に姿勢変化を
付与する加振方向であるときには前記減衰力可変
シヨツクアブソーバの減衰力を小さくすると共
に、その減衰力を大きくするとき又は減衰力を小
さくするときの少なくとも一方で当該減衰力を緩
やかに切り換えるよう前記制御信号の値を連続的
に変化させて出力する制御手段と、を備えてシヨ
ツクアブソーバ制御装置を構成することにより、
上記問題点を解決することを目的としている。
而して、この発明は、車両に付与される伝達力
に基づくバネ上及びバネ下間の相対変位量を変位
量検出手段により、又は、車体への伝達力を伝達
力検出手段により検出すると共に、シヨツクアブ
ソーバの相対変位又は伝達力の方向を方向判定手
段により判定し、変位量検出手段又は伝達力検出
手段と方向判定手段との各検出信号に基づいて制
御手段により、相対変位又は伝達力が加振方向で
あるときには減衰力可変シヨツクアブソーバの減
衰力を小さくし且つ相対変位又は伝達力が制振方
向であるときには減衰力を大きくすると共に、そ
の減衰力を大きくするとき又は小さくするときの
少なくとも一方で制御信号の値を連続的に変化さ
せて出力して緩やかに減衰力を切り換えることに
より、減衰力切換時のシヨツクを抑制して車両の
乗心地と静粛性とを向上させる。
に基づくバネ上及びバネ下間の相対変位量を変位
量検出手段により、又は、車体への伝達力を伝達
力検出手段により検出すると共に、シヨツクアブ
ソーバの相対変位又は伝達力の方向を方向判定手
段により判定し、変位量検出手段又は伝達力検出
手段と方向判定手段との各検出信号に基づいて制
御手段により、相対変位又は伝達力が加振方向で
あるときには減衰力可変シヨツクアブソーバの減
衰力を小さくし且つ相対変位又は伝達力が制振方
向であるときには減衰力を大きくすると共に、そ
の減衰力を大きくするとき又は小さくするときの
少なくとも一方で制御信号の値を連続的に変化さ
せて出力して緩やかに減衰力を切り換えることに
より、減衰力切換時のシヨツクを抑制して車両の
乗心地と静粛性とを向上させる。
以下、この発明を図示実施例に基づいて説明す
る。
る。
第2図乃至第11図a,bは、この発明の一実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、第2図に示す1は、
車両の車速に応じた検出信号を出力する車速検出
器、2a〜2dは、車両のバネ上及びバネ下間の
相対変位量を検出する変位量検出手段、3は制御
装置、4a〜4dは、後述する減衰力可変シヨツ
クアブソーバ6a〜6dの電磁ソレノイドであ
る。
車両の車速に応じた検出信号を出力する車速検出
器、2a〜2dは、車両のバネ上及びバネ下間の
相対変位量を検出する変位量検出手段、3は制御
装置、4a〜4dは、後述する減衰力可変シヨツ
クアブソーバ6a〜6dの電磁ソレノイドであ
る。
各変位量検出手段2a〜2dは、第3図に示す
ように、車両の各車輪5a〜5dと車体との間に
装着された減衰力可変シヨツクアブソーバ6a〜
6dに取り付けられている。
ように、車両の各車輪5a〜5dと車体との間に
装着された減衰力可変シヨツクアブソーバ6a〜
6dに取り付けられている。
各減衰力可変シヨツクアブソーバ6a〜6d
は、第4図に示すように、シリンダチユーブ7内
に、ピストンロツド8の下端に取り付けられたピ
ストン9とフリーピストン10とが摺動自在に配
設されており、これらピストン9及びフリーピス
トン10によつてシリンダチユーブ7内を、3つ
の流体室A,B及びCに画成している。そして、
2つの流体室A及びBには、例えば作動油でなる
作動流体を封入すると共に、他の流体室Cには高
圧ガスを封入している。
は、第4図に示すように、シリンダチユーブ7内
に、ピストンロツド8の下端に取り付けられたピ
ストン9とフリーピストン10とが摺動自在に配
設されており、これらピストン9及びフリーピス
トン10によつてシリンダチユーブ7内を、3つ
の流体室A,B及びCに画成している。そして、
2つの流体室A及びBには、例えば作動油でなる
作動流体を封入すると共に、他の流体室Cには高
圧ガスを封入している。
前記ピストン9には、ピストンロツド8に穿設
した流体通路11を介して流体室Aに上端が連通
する中心開口12と、これに連通し且つ流体室B
に連通する流体通路13とが穿設されていて、そ
の中心開口12には、2つの流体通路11及び1
3を連通する透孔14を設けた円筒状のスプール
15を摺動自在に配設している。このスプール1
5は、常時は、復帰スプリング16によつて下方
に付勢され、その下端面がプランジヤ17に当接
し、このプランジヤ17の下端がケース18の底
面に当接してその移動を規制している。この状態
では、透孔14と流体通路13の開口端とは一致
した位置にあつて完全に開かれており、従つて2
つの流体通路11及び13との間は最大開口面積
で連通状態となる。
した流体通路11を介して流体室Aに上端が連通
する中心開口12と、これに連通し且つ流体室B
に連通する流体通路13とが穿設されていて、そ
の中心開口12には、2つの流体通路11及び1
3を連通する透孔14を設けた円筒状のスプール
15を摺動自在に配設している。このスプール1
5は、常時は、復帰スプリング16によつて下方
に付勢され、その下端面がプランジヤ17に当接
し、このプランジヤ17の下端がケース18の底
面に当接してその移動を規制している。この状態
では、透孔14と流体通路13の開口端とは一致
した位置にあつて完全に開かれており、従つて2
つの流体通路11及び13との間は最大開口面積
で連通状態となる。
また、プランジヤ17は、その回りに配設され
た電磁ソレノイド4a〜4dに、リード線19を
介して制御装置3により励磁電流を通電して付勢
することにより、その励磁電流の値に比例して上
方に移動される。これにより、スプール15が復
帰スプリング16に抗して上方に変位し、透孔1
4による流体通路11及び13間の開口面積が励
磁電流の値に応じて連続して小さくなる。
た電磁ソレノイド4a〜4dに、リード線19を
介して制御装置3により励磁電流を通電して付勢
することにより、その励磁電流の値に比例して上
方に移動される。これにより、スプール15が復
帰スプリング16に抗して上方に変位し、透孔1
4による流体通路11及び13間の開口面積が励
磁電流の値に応じて連続して小さくなる。
かかる電磁ソレノイド4a〜4dの吸引力特性
を第5図に示す。
を第5図に示す。
すなわち、第5図は、制御装置3により出力さ
れる励磁電流の値を横軸に、その励磁電流により
生起される吸引力を上側縦軸に、さらに、励磁電
流の値に応じたプランジヤ17のストロークを下
側縦軸に、それぞれ採つている。ここで、励磁電
流の増加に対する電磁ソレノイド4a〜4dの吸
引力は、当初は曲線的に緩く立上り、すぐに直線
的に変化するようになる。そして、励磁電流が直
線的な増加を開始するころから、復帰スプリング
16のバネ力に抗してプランジヤ17が比例的に
変化する。
れる励磁電流の値を横軸に、その励磁電流により
生起される吸引力を上側縦軸に、さらに、励磁電
流の値に応じたプランジヤ17のストロークを下
側縦軸に、それぞれ採つている。ここで、励磁電
流の増加に対する電磁ソレノイド4a〜4dの吸
引力は、当初は曲線的に緩く立上り、すぐに直線
的に変化するようになる。そして、励磁電流が直
線的な増加を開始するころから、復帰スプリング
16のバネ力に抗してプランジヤ17が比例的に
変化する。
上記励磁電流とストロークの関係を示すグラフ
は、後述するマイクロコンピユータ30の記憶装
置の所定記憶領域に記憶テーブルの形で記憶して
おき、その出力ルツクアツプテーブルを参照し
て、ストロークの大きさに応じた励磁電流の値を
デジタル信号で出力回路33a〜33dに出力す
るようにする。
は、後述するマイクロコンピユータ30の記憶装
置の所定記憶領域に記憶テーブルの形で記憶して
おき、その出力ルツクアツプテーブルを参照し
て、ストロークの大きさに応じた励磁電流の値を
デジタル信号で出力回路33a〜33dに出力す
るようにする。
而して、制御装置3から電磁ソレノイド4a〜
4dに励磁電流が出力されず、スプール15が復
帰スプリング16により下方に付勢されて2つの
流体通路11,13間が最大開口面積によつて連
通しているときには、各減衰力可変シヨツクアブ
ソーバ6a〜6dの減衰力は、第6図において実
線で図示した曲線lLで示すように小減衰力に設定
される。
4dに励磁電流が出力されず、スプール15が復
帰スプリング16により下方に付勢されて2つの
流体通路11,13間が最大開口面積によつて連
通しているときには、各減衰力可変シヨツクアブ
ソーバ6a〜6dの減衰力は、第6図において実
線で図示した曲線lLで示すように小減衰力に設定
される。
一方、電磁ソレノイド4a〜4dに励磁電流の
所定最大値を通電してプランジヤ17を最大に移
動させ、透孔14が流体通路13の開口端と齟齬
した位置を採る流体通路11,13間を非連通状
態にすると、各減衰力可変シヨツクアブソーバ6
a〜6dの減衰力は、同図において破線で図示し
た曲線lHで示すように大減衰力に設定される。そ
して、制御装置3で励磁電流の値を連続して増加
させることにより、その励磁電流の増加に比例し
てプランジヤ17が上方に移動する。その結果、
プランジヤ17に応動してスプール15が復帰ス
プリング16の付勢力に抗して上方に変位し、透
孔14による2つの流体通路11,13間の開口
面積が前記励磁電流の値に応じて連続して大きく
なり、その減衰力が、同図において一点鎖線で示
す曲線lJ及び二点鎖線で示す曲線l1で代表させて
示すように、連続して無段階に減衰力が大きくな
る。
所定最大値を通電してプランジヤ17を最大に移
動させ、透孔14が流体通路13の開口端と齟齬
した位置を採る流体通路11,13間を非連通状
態にすると、各減衰力可変シヨツクアブソーバ6
a〜6dの減衰力は、同図において破線で図示し
た曲線lHで示すように大減衰力に設定される。そ
して、制御装置3で励磁電流の値を連続して増加
させることにより、その励磁電流の増加に比例し
てプランジヤ17が上方に移動する。その結果、
プランジヤ17に応動してスプール15が復帰ス
プリング16の付勢力に抗して上方に変位し、透
孔14による2つの流体通路11,13間の開口
面積が前記励磁電流の値に応じて連続して大きく
なり、その減衰力が、同図において一点鎖線で示
す曲線lJ及び二点鎖線で示す曲線l1で代表させて
示すように、連続して無段階に減衰力が大きくな
る。
上記励磁電流の出力値は、後述するマイクロコ
ンピユータ30の記憶装置の所定記憶領域に、例
えば第7図に示すグラフを記憶テーブルの形で記
憶しておき、このストロークルツクアツプテーブ
ルと出力ルツクアツプテーブルを参照して算出す
る。すなわち、ストロークルツクアツプテーブル
を参照して変位量検出手段2a〜2dで検出され
た相対変位量に応じたプランジヤ17のストロー
クを読み取り、次いで、そのストローク読取値に
基づき出力ルツクアツプテーブルを参照して励磁
電流の出力値を決定する。
ンピユータ30の記憶装置の所定記憶領域に、例
えば第7図に示すグラフを記憶テーブルの形で記
憶しておき、このストロークルツクアツプテーブ
ルと出力ルツクアツプテーブルを参照して算出す
る。すなわち、ストロークルツクアツプテーブル
を参照して変位量検出手段2a〜2dで検出され
た相対変位量に応じたプランジヤ17のストロー
クを読み取り、次いで、そのストローク読取値に
基づき出力ルツクアツプテーブルを参照して励磁
電流の出力値を決定する。
しかしながら、第7図のグラフに示す値をマイ
クロコンピユータ30の演算処理装置により演算
して算出し、その算出値に基づいて励磁電流の出
力値を決定するようにしてもよい。
クロコンピユータ30の演算処理装置により演算
して算出し、その算出値に基づいて励磁電流の出
力値を決定するようにしてもよい。
また、上記ピストンロツド8の上端部には、下
端がシリンダチユーブ7に達してこれを覆う円筒
状カバー20が一体に取り付けられ、このカバー
20の内周面には、シリンダチユーブ7及びピス
トンロツド8間の相対変位量(すなわち、車両の
バネ上とバネ下との間の相対変位量)を、カバー
20とシリンダチユーブ7とが重なり合う量の変
化によるインダクタンス変化として検出する変位
量検出コイル21を巻装している。
端がシリンダチユーブ7に達してこれを覆う円筒
状カバー20が一体に取り付けられ、このカバー
20の内周面には、シリンダチユーブ7及びピス
トンロツド8間の相対変位量(すなわち、車両の
バネ上とバネ下との間の相対変位量)を、カバー
20とシリンダチユーブ7とが重なり合う量の変
化によるインダクタンス変化として検出する変位
量検出コイル21を巻装している。
変位量検出コイル21は、第8図に示すよう
に、LC発振器22に、その発振周波数を決定す
るコイルとして組み込まれ、そのLC発振器22
から、シリンダチユーブ7及びピストンロツド8
間の相対変位量に応じた周波数の発振出力が出力
される。その発振出力は周波数−電圧変換回路2
3に供給され、、これから第9図に示すような、
シリンダチユーブ7とピストンロツド8との間の
相対変位量に応じた電圧でなる変位量検出信号
Sa〜Sdが出力される。これら変位量検出コイル
21と、LC発振器22と、周波数−電圧変換回
路23とによつて、変位量検出手段2a〜2dを
構成している。
に、LC発振器22に、その発振周波数を決定す
るコイルとして組み込まれ、そのLC発振器22
から、シリンダチユーブ7及びピストンロツド8
間の相対変位量に応じた周波数の発振出力が出力
される。その発振出力は周波数−電圧変換回路2
3に供給され、、これから第9図に示すような、
シリンダチユーブ7とピストンロツド8との間の
相対変位量に応じた電圧でなる変位量検出信号
Sa〜Sdが出力される。これら変位量検出コイル
21と、LC発振器22と、周波数−電圧変換回
路23とによつて、変位量検出手段2a〜2dを
構成している。
制御装置3は、第2図に示すように、入出力ポ
ート、演算処理装置(CPU)、RAM,ROM等の
記憶装置等を有するマイクロコンピユータ30を
有し、その入力側ポートに前記車速検出器1の車
速検出信号DVが直接供給されていると共に、各
変位量検出手段2a〜2dの変位量検出信号Sa
〜Sdが、10〜15Hzのカツトオフ周波数をもつロ
ーパスフイルタ24a〜24dに供給され、これ
ら各ローパスフイルタ24a〜24dを通過した
フイルタ出力信号Fa〜Fdがマルチプレクサ31
及びA/D変換器32を介して供給される。
ート、演算処理装置(CPU)、RAM,ROM等の
記憶装置等を有するマイクロコンピユータ30を
有し、その入力側ポートに前記車速検出器1の車
速検出信号DVが直接供給されていると共に、各
変位量検出手段2a〜2dの変位量検出信号Sa
〜Sdが、10〜15Hzのカツトオフ周波数をもつロ
ーパスフイルタ24a〜24dに供給され、これ
ら各ローパスフイルタ24a〜24dを通過した
フイルタ出力信号Fa〜Fdがマルチプレクサ31
及びA/D変換器32を介して供給される。
このローパスフイルタ24a〜24dは、これ
に供給される検出信号の変動による誤動作を防止
するために設けたものである。すなわち、一般車
両のバネ下共振周波数は10〜15Hzであるが、これ
には高周波振動が重畳されて供給されるため、そ
の高周波振動を各ローパスフイルタ24a〜24
dでカツトすることにより、路面の凹凸に応じた
減衰力制御を実現しようとするものである。
に供給される検出信号の変動による誤動作を防止
するために設けたものである。すなわち、一般車
両のバネ下共振周波数は10〜15Hzであるが、これ
には高周波振動が重畳されて供給されるため、そ
の高周波振動を各ローパスフイルタ24a〜24
dでカツトすることにより、路面の凹凸に応じた
減衰力制御を実現しようとするものである。
上記マイクロコンピユータ30は、出力側ポー
トからデジタル値で出力される相対変位に応じた
制御信号を、各減衰力可変シヨツクアブソーバ6
a〜6dに対応して設置されたD/A変換器構成
を有する4個の出力回路33a,33b,33c
及び33dにそれぞれ出力する。これら4個の出
力回路33a〜33dには、スイツチングタイプ
の駆動トランジスタ34a〜3dがそれぞれ個別
に接続されていて、これらの駆動トランジスタ3
4a〜34dに、図示しない直流電源に接続され
た減衰力可変シヨツクアブソーバ6a〜6dの電
磁ソレノイド4a〜4dをそれぞれ接続してい
る。
トからデジタル値で出力される相対変位に応じた
制御信号を、各減衰力可変シヨツクアブソーバ6
a〜6dに対応して設置されたD/A変換器構成
を有する4個の出力回路33a,33b,33c
及び33dにそれぞれ出力する。これら4個の出
力回路33a〜33dには、スイツチングタイプ
の駆動トランジスタ34a〜3dがそれぞれ個別
に接続されていて、これらの駆動トランジスタ3
4a〜34dに、図示しない直流電源に接続され
た減衰力可変シヨツクアブソーバ6a〜6dの電
磁ソレノイド4a〜4dをそれぞれ接続してい
る。
上記出力回路33a〜33dは、マイクロコン
ピユータ30より供給される制御信号CSaの値に
応じた駆動信号を駆動トランジスタ34a〜34
dに出力し、これにより制御信号の値に応じた励
磁電流が各駆動トランジスタ34a〜34dの作
動を介して各電磁ソレノイド4a〜4dに供給さ
れる。
ピユータ30より供給される制御信号CSaの値に
応じた駆動信号を駆動トランジスタ34a〜34
dに出力し、これにより制御信号の値に応じた励
磁電流が各駆動トランジスタ34a〜34dの作
動を介して各電磁ソレノイド4a〜4dに供給さ
れる。
而して、マイクロコンピユータ30が、ROM
に予め記憶された、例えば第10図に示す、例え
ば5msec毎に実行されるタイマ割込処理プログラ
ムに従つて演算処理を実行する。
に予め記憶された、例えば第10図に示す、例え
ば5msec毎に実行されるタイマ割込処理プログラ
ムに従つて演算処理を実行する。
すなわち、ステツプで車速検出信号DVを読
み込み、例えば単位時間当たりのパルス数を計測
して車速を算出し、これを車速検出値Vとして記
憶装置のRAMに一時記憶する。
み込み、例えば単位時間当たりのパルス数を計測
して車速を算出し、これを車速検出値Vとして記
憶装置のRAMに一時記憶する。
次いで、ステツプに移行して、車両が停車中
であるか否かを判定する。この場合の判定は、前
記ステツプで記憶した車速検出値Vを読み出
し、V≠0であるか否かを判定することにより行
う。ここで、車両が停車中であるV=0のときに
は、ステツプに移行して、全ての減衰力可変シ
ヨツクアブソーバ6a〜6dを大減衰力に制御す
る制御信号CSa〜CSdを出力回路33a〜33d
に出力してからメインプログラムに復帰する。
であるか否かを判定する。この場合の判定は、前
記ステツプで記憶した車速検出値Vを読み出
し、V≠0であるか否かを判定することにより行
う。ここで、車両が停車中であるV=0のときに
は、ステツプに移行して、全ての減衰力可変シ
ヨツクアブソーバ6a〜6dを大減衰力に制御す
る制御信号CSa〜CSdを出力回路33a〜33d
に出力してからメインプログラムに復帰する。
一方、ステツプの判定結果が、車両が走行中
であるV≠0のときには、ステツプ以降の減衰
力制御処理に移行する。
であるV≠0のときには、ステツプ以降の減衰
力制御処理に移行する。
減衰力制御処理は、まず、ステツプにおい
て、各変位量検出手段2a〜2dの検出信号Sa
〜Sdをローパスフイルタ24a〜24dで処理
したフイルタ出力信号Fa〜Fdを読み込み、これ
らをバネ上とバネ下との間の相対変位の変位量検
出値Xi(i=a,b,c及びd)として記憶装置
の所定記憶領域に一時記憶する。次いで、ステツ
プに移行して、変位量検出値Xiの微分値であ
る単位時間当たりの変化量X〓i(i=a,b,c及
びd)を算出する。
て、各変位量検出手段2a〜2dの検出信号Sa
〜Sdをローパスフイルタ24a〜24dで処理
したフイルタ出力信号Fa〜Fdを読み込み、これ
らをバネ上とバネ下との間の相対変位の変位量検
出値Xi(i=a,b,c及びd)として記憶装置
の所定記憶領域に一時記憶する。次いで、ステツ
プに移行して、変位量検出値Xiの微分値であ
る単位時間当たりの変化量X〓i(i=a,b,c及
びd)を算出する。
次に、ステツプに移行して、前記ステツプ
で記憶した変位量検出値Xiと各減衰力可変シヨ
ツクアブソーバ6i(i=a,b,c及びd)の
伸び側及び縮み側の境界位置での中立位置変位量
Xnとの差値Dを算出し、その差値Dが正である
か負であるかを判定する。この場合の判定は、シ
リンダチユーブ7とピストンロツド8との間の相
対変位がシヨツクアブソーバ6iの伸び側領域に
あるか縮み側領域にあるかを判定するものであ
り、D≧0である伸び側領域にある状態では、ス
テツプに移行する。
で記憶した変位量検出値Xiと各減衰力可変シヨ
ツクアブソーバ6i(i=a,b,c及びd)の
伸び側及び縮み側の境界位置での中立位置変位量
Xnとの差値Dを算出し、その差値Dが正である
か負であるかを判定する。この場合の判定は、シ
リンダチユーブ7とピストンロツド8との間の相
対変位がシヨツクアブソーバ6iの伸び側領域に
あるか縮み側領域にあるかを判定するものであ
り、D≧0である伸び側領域にある状態では、ス
テツプに移行する。
ステツプでは、前記ステツプで記憶した変
化量X〓iを読み込み、これらの値が負であるか正
であるかを判定する。この場合の判定は、シヨツ
クアブソーバ6iの相対変位量X〓iが車体に伝達
力を加える加振方向(中立位置XNから離れる方
向)であるか又はその伝達力を抑制する制振方向
(中立位置XNに近づく方向)であるか判定するも
のであり、X〓i≦0であるときには、その相対変
位が制振方向にあると判定して、ステツプに移
行する。
化量X〓iを読み込み、これらの値が負であるか正
であるかを判定する。この場合の判定は、シヨツ
クアブソーバ6iの相対変位量X〓iが車体に伝達
力を加える加振方向(中立位置XNから離れる方
向)であるか又はその伝達力を抑制する制振方向
(中立位置XNに近づく方向)であるか判定するも
のであり、X〓i≦0であるときには、その相対変
位が制振方向にあると判定して、ステツプに移
行する。
ステツプでは、前記減衰力可変シヨツクアブ
ソーバ6iを大減衰力に制御する制御信号CSi
(i=a,b,c及びd)を各出力回路33iを
介して駆動トランジスタ34iに出力し、これで
割込処理を終了してメインプログラムに復帰す
る。
ソーバ6iを大減衰力に制御する制御信号CSi
(i=a,b,c及びd)を各出力回路33iを
介して駆動トランジスタ34iに出力し、これで
割込処理を終了してメインプログラムに復帰す
る。
また、ステツプの判定結果がX〓i>0である
ときには、その相対変位が加振方向にあると判定
して、ステツプに移行する。このステツプで
は、減衰力可変シヨツクアブソーバ6iの電磁ソ
レノイド4iに供給されている励磁電流の値Iが
小減衰力時の最小電流値Imin(0でもよい)であ
るか否かを判定する。この場合の判定は、マイク
ロコンピユータ30自体が出力している制御信号
CSiの値を見ることで行うことができる。
ときには、その相対変位が加振方向にあると判定
して、ステツプに移行する。このステツプで
は、減衰力可変シヨツクアブソーバ6iの電磁ソ
レノイド4iに供給されている励磁電流の値Iが
小減衰力時の最小電流値Imin(0でもよい)であ
るか否かを判定する。この場合の判定は、マイク
ロコンピユータ30自体が出力している制御信号
CSiの値を見ることで行うことができる。
この判定の結果が、電磁ソレノイド4iに最小
電流値以上の値の励磁電流が供給されているI≠
Iminであるときには、ステツプに移行して、
現在の励磁電流の値Iから予め設定された所定の
補正電流値ΔIを減算し、次いで、ステツプに
移行するが、電磁ソレノイド4iに最小電流値の
励磁電流が供給されているI=Iminであるとき
には、直接ステツプに移行する。このステツプ
では、減衰力可変シヨツクアブソーバ6iの減
衰力を小減衰力に制御する制御信号CSiを出力回
路33iを介して駆動トランジスタ34iに出力
し、これで割込処理を終了してメインプログルム
に復帰する。
電流値以上の値の励磁電流が供給されているI≠
Iminであるときには、ステツプに移行して、
現在の励磁電流の値Iから予め設定された所定の
補正電流値ΔIを減算し、次いで、ステツプに
移行するが、電磁ソレノイド4iに最小電流値の
励磁電流が供給されているI=Iminであるとき
には、直接ステツプに移行する。このステツプ
では、減衰力可変シヨツクアブソーバ6iの減
衰力を小減衰力に制御する制御信号CSiを出力回
路33iを介して駆動トランジスタ34iに出力
し、これで割込処理を終了してメインプログルム
に復帰する。
一方、ステツプの判定結果がD<0であつ
て、変位量検出値Xiが縮み側領域にある状態で
は、ステツプに移行して、前記ステツプで記
憶した変化値X〓iを読み込み、その値が正である
か負であるかを判定する。この場合の判定も前記
ステツプにおける判定と同様に、バネ上及びバ
ネ下間の相対変位が車体に対して制振方向にある
か加振方向にあるかを判定するものであり、X〓i
≧0であるときには制振方向にあると判定する。
そして、ステツプに移行して、前述したよう
に、減衰力可変シヨツクアブソーバ6iを大減衰
力に制御する制御信号CSiを出力回路33iを介
して駆動トランジスタ34iに出力し、これで割
込処理を終了してメインプログルムに復帰する。
て、変位量検出値Xiが縮み側領域にある状態で
は、ステツプに移行して、前記ステツプで記
憶した変化値X〓iを読み込み、その値が正である
か負であるかを判定する。この場合の判定も前記
ステツプにおける判定と同様に、バネ上及びバ
ネ下間の相対変位が車体に対して制振方向にある
か加振方向にあるかを判定するものであり、X〓i
≧0であるときには制振方向にあると判定する。
そして、ステツプに移行して、前述したよう
に、減衰力可変シヨツクアブソーバ6iを大減衰
力に制御する制御信号CSiを出力回路33iを介
して駆動トランジスタ34iに出力し、これで割
込処理を終了してメインプログルムに復帰する。
また、ステツプの判定結果が、X〓i<0であ
るときには加振方向にあると判定し、前述したス
テツプ及びステツプと同様に、ステツプ及
びステツプに移行して、減衰力可変シヨツクア
ブソーバ6iの電磁ソレノイド4iに供給されて
いる励磁電流の値Iが小減衰力時の最小電流値
Iminであるか否かを判定し、その判定の結果が、
I≠Iminであるときには、ステツプに移行し
て、現在の励磁電流の値Iから予め設定された所
定の補正電流値ΔIを減算し、次いで、ステツプ
に移行するが、I=Iminであるときには、直
接ステツプに移行する。そして、ステツプ
で、減衰力可変シヨツクアブソーバ6iの減衰力
を小減衰力に制御する制御信号CSiを出力回路3
3iを介して駆動トランジスタ34iに出力し、
これで割込処理を終了してメインプログラムに復
帰する。
るときには加振方向にあると判定し、前述したス
テツプ及びステツプと同様に、ステツプ及
びステツプに移行して、減衰力可変シヨツクア
ブソーバ6iの電磁ソレノイド4iに供給されて
いる励磁電流の値Iが小減衰力時の最小電流値
Iminであるか否かを判定し、その判定の結果が、
I≠Iminであるときには、ステツプに移行し
て、現在の励磁電流の値Iから予め設定された所
定の補正電流値ΔIを減算し、次いで、ステツプ
に移行するが、I=Iminであるときには、直
接ステツプに移行する。そして、ステツプ
で、減衰力可変シヨツクアブソーバ6iの減衰力
を小減衰力に制御する制御信号CSiを出力回路3
3iを介して駆動トランジスタ34iに出力し、
これで割込処理を終了してメインプログラムに復
帰する。
ここで、ステツプ〜ステツプ及びステツプ
の処理で方向判定手段を構成し、ステツプ〜
ステツプ、ステツプ及びステツプの処理と
出力回路33iとで制御手段を構成している。
の処理で方向判定手段を構成し、ステツプ〜
ステツプ、ステツプ及びステツプの処理と
出力回路33iとで制御手段を構成している。
次に、作用について説明する。
今、車両が走行を停止している駐車或いは停車
状態であるものとし、この状態で所定時間毎に第
10図の割込処理が実行されると、まず、ステツ
プで車速検出器1の車速検出信号DVを読み込
み、これに基づいて車速検出値Vを算出する。こ
のとき、車両が停車中であるのでV=0となり、
ステツプで停車中であると判定され、ステツプ
に移行して、全ての減衰力可変シヨツクアブソ
ーバ6a〜6dを大減衰力に制御する制御信号
CSaを出力回路33a〜33dを介して駆動トラ
ンジスタ34a〜34dに出力する。
状態であるものとし、この状態で所定時間毎に第
10図の割込処理が実行されると、まず、ステツ
プで車速検出器1の車速検出信号DVを読み込
み、これに基づいて車速検出値Vを算出する。こ
のとき、車両が停車中であるのでV=0となり、
ステツプで停車中であると判定され、ステツプ
に移行して、全ての減衰力可変シヨツクアブソ
ーバ6a〜6dを大減衰力に制御する制御信号
CSaを出力回路33a〜33dを介して駆動トラ
ンジスタ34a〜34dに出力する。
これにより、駆動トラジスタ34iがオン状態
となり、各減衰力可変シヨツクアブソーバ6iの
電磁ソレノイド4a〜4dに、2つの流体通路1
1,13間の開口面積を最小である0とする最大
電流値Imaxの励磁電流が通電される。そのため、
各電磁ソレノイド4iが付勢されて最大吸引力を
発揮するので、各シヨツクアブソーバ6iにおい
て、プランジヤ17が最上部位置まで上昇し、こ
れによりスプール15が復帰スプリング16の付
勢力に抗して最上部位置まで上昇する。
となり、各減衰力可変シヨツクアブソーバ6iの
電磁ソレノイド4a〜4dに、2つの流体通路1
1,13間の開口面積を最小である0とする最大
電流値Imaxの励磁電流が通電される。そのため、
各電磁ソレノイド4iが付勢されて最大吸引力を
発揮するので、各シヨツクアブソーバ6iにおい
て、プランジヤ17が最上部位置まで上昇し、こ
れによりスプール15が復帰スプリング16の付
勢力に抗して最上部位置まで上昇する。
その結果、透孔14と流体通路13との連通状
態が遮断されて互いに齟齬した位置に変位し、2
つの流体通路11と13との間が完全に遮断され
た状態となる。そのため、2つの流体室A及びB
間の流動抵抗が最も大きくなり、各減衰力可変シ
ヨツクアブソーバ6iの減衰力が最大に高められ
る。これにより、車両停止時における乗員の乗降
による車体のあおりを防止して、安定した車体姿
勢を維持することができる。
態が遮断されて互いに齟齬した位置に変位し、2
つの流体通路11と13との間が完全に遮断され
た状態となる。そのため、2つの流体室A及びB
間の流動抵抗が最も大きくなり、各減衰力可変シ
ヨツクアブソーバ6iの減衰力が最大に高められ
る。これにより、車両停止時における乗員の乗降
による車体のあおりを防止して、安定した車体姿
勢を維持することができる。
このステツプ〜ステツプによる停止制御状
態が、車両が走行を開始するまで継続される。
態が、車両が走行を開始するまで継続される。
次いで、車両の走行を開始させると、車速検出
器1からの車速検出信号DVの値が車速に応じて
変化するので、ステツプで算出される車検出値
VがV≠0となる。そのため、ステツプからス
テツプに移行して、変位量検出手段2a〜2d
の変位量検出信号Sa〜Sdを読み込み、これを相
対変位の変位量検出値Xiとして記憶装置の所定
記憶領域に一時記憶する。
器1からの車速検出信号DVの値が車速に応じて
変化するので、ステツプで算出される車検出値
VがV≠0となる。そのため、ステツプからス
テツプに移行して、変位量検出手段2a〜2d
の変位量検出信号Sa〜Sdを読み込み、これを相
対変位の変位量検出値Xiとして記憶装置の所定
記憶領域に一時記憶する。
次に、ステツプに移行して、前記ステツプ
で記憶した変位量検出値Xiを読み出し、これを
微分して相対変位の単位時間当りの変位量である
変化量X〓iを算出し、これらを記憶装置の所定記
憶領域に一時記憶する。次いで、ステツプに移
行して前記変位量検出値Xiから、予め設定され
た中立位置変位量XNを減算し、その差値Dが正
であるか負であるかによつて、現在のシリンダチ
ユーブ7とピストンロツド8との間の相対変位が
伸び側領域にあるか縮み側領域にあるかを判定す
る。
で記憶した変位量検出値Xiを読み出し、これを
微分して相対変位の単位時間当りの変位量である
変化量X〓iを算出し、これらを記憶装置の所定記
憶領域に一時記憶する。次いで、ステツプに移
行して前記変位量検出値Xiから、予め設定され
た中立位置変位量XNを減算し、その差値Dが正
であるか負であるかによつて、現在のシリンダチ
ユーブ7とピストンロツド8との間の相対変位が
伸び側領域にあるか縮み側領域にあるかを判定す
る。
このとき、車両の1つの車輪(例えば前左側車
輪5a)が路面上の凹凸を通過することにより、
第11図aに破線で示す曲線Sの相対変位よつて
減衰力可変シヨツクアブソーバ6aのシリンダチ
ユーブ7とピストンロツド8との間が相対的に変
動すると、その相対変位に対応して減衰力可変シ
ヨツクアブソーバ6aの減衰力が太線で示す曲線
Bのように変化し、このときシヨツクアブソーバ
6aの減衰力は、同図bに示す制御モードIのよ
うに制御される。第11図aにおいて、一点鎖線
で示す曲線Lは相対変位に対応した小減衰力時の
特性を、また、二点鎖線で示す曲線Hは相対変位
に対応した大減衰力時の特性を示す。
輪5a)が路面上の凹凸を通過することにより、
第11図aに破線で示す曲線Sの相対変位よつて
減衰力可変シヨツクアブソーバ6aのシリンダチ
ユーブ7とピストンロツド8との間が相対的に変
動すると、その相対変位に対応して減衰力可変シ
ヨツクアブソーバ6aの減衰力が太線で示す曲線
Bのように変化し、このときシヨツクアブソーバ
6aの減衰力は、同図bに示す制御モードIのよ
うに制御される。第11図aにおいて、一点鎖線
で示す曲線Lは相対変位に対応した小減衰力時の
特性を、また、二点鎖線で示す曲線Hは相対変位
に対応した大減衰力時の特性を示す。
すなわち、相対変位の変位量検出値Xiが伸び
側領域に移動すると、ステツプでD>0と判定
されるため、ステツプに移行して、相対変位の
変化量X〓iが負であるか正であるかを判定する。
この場合、第11図aにおいて時点t1至るまで
の、相対変位が中立位置XNから離れる方向、す
なわち加振方向に移動しているときにはX〓i≧0
と判定される。そのため、ステツプに移行し
て、電磁ソレノイド4aに通電されている励磁電
流の値Iが、2つの流体通路11,13間の開口
面積を最大とするように最小吸引力(吸引力が0
の状態も含む。)を発生する最小電流値Iminであ
るか否かを判定する。このとき、相対変位が加振
方向に移動していて、現在の励磁電流の値Iが最
大電流Imaxとなつているので、ステツプでI
≠Iminと判定される。従つて、ステツプに移
行して、現在の励磁電流の値Imaxから予め設定
された所定の補正電流値ΔIを減算し、次いで、
ステツプに移行する。
側領域に移動すると、ステツプでD>0と判定
されるため、ステツプに移行して、相対変位の
変化量X〓iが負であるか正であるかを判定する。
この場合、第11図aにおいて時点t1至るまで
の、相対変位が中立位置XNから離れる方向、す
なわち加振方向に移動しているときにはX〓i≧0
と判定される。そのため、ステツプに移行し
て、電磁ソレノイド4aに通電されている励磁電
流の値Iが、2つの流体通路11,13間の開口
面積を最大とするように最小吸引力(吸引力が0
の状態も含む。)を発生する最小電流値Iminであ
るか否かを判定する。このとき、相対変位が加振
方向に移動していて、現在の励磁電流の値Iが最
大電流Imaxとなつているので、ステツプでI
≠Iminと判定される。従つて、ステツプに移
行して、現在の励磁電流の値Imaxから予め設定
された所定の補正電流値ΔIを減算し、次いで、
ステツプに移行する。
このステツプでは、前記ステツプの処理に
基づいて減衰力可変シヨツクアブソーバ6aの減
衰力を、電磁ソレノイド4aに供給される最大電
流値Imaxによる最大減衰力より少し小さくする
ための、最大電流値Imaxから補正電流値ΔIを減
算した値の制御信号CSaがマイクロコンピユータ
30から出力回路33aに供給される。これによ
り、減衰力可変シヨツクアブソーバ6aの電磁ソ
レノイド4aに供給される励磁電流の値が当初よ
り補正電流値ΔI分だけ少なくなり、その補正後
の電流値によつて電磁ソレノイド4aの付勢力が
若干減少される。
基づいて減衰力可変シヨツクアブソーバ6aの減
衰力を、電磁ソレノイド4aに供給される最大電
流値Imaxによる最大減衰力より少し小さくする
ための、最大電流値Imaxから補正電流値ΔIを減
算した値の制御信号CSaがマイクロコンピユータ
30から出力回路33aに供給される。これによ
り、減衰力可変シヨツクアブソーバ6aの電磁ソ
レノイド4aに供給される励磁電流の値が当初よ
り補正電流値ΔI分だけ少なくなり、その補正後
の電流値によつて電磁ソレノイド4aの付勢力が
若干減少される。
その結果、スプール15が若干下方に移動する
ので透孔14と流体通路13との間が少量開か
れ、完全に閉じた状態よりも少し大きい小開口面
積によつて2つの流体通路11,13間が連通さ
れた状態となる。これにより、2つの流体室A及
びB間の流体抵抗が小程度に変化し、減衰力可変
シヨツクアブソーバ6aの減衰力が若干減少す
る。
ので透孔14と流体通路13との間が少量開か
れ、完全に閉じた状態よりも少し大きい小開口面
積によつて2つの流体通路11,13間が連通さ
れた状態となる。これにより、2つの流体室A及
びB間の流体抵抗が小程度に変化し、減衰力可変
シヨツクアブソーバ6aの減衰力が若干減少す
る。
この減衰力補正制御は、電磁ソレノイド4aを
流れる電流の値が最小電流値Iminとなるまで継
続される。従つて、減衰力可変シヨツクアブソー
バ6aの減衰力は、第11図bに示すように、シ
ヨツクアブソーバ6aの減衰力が大減衰力から小
減衰力まで変化する時間p1の間は階段状に変化
し、その相対変位に基づく減衰力は、同図aで示
すように大減衰力から小減衰力まで所定時間かけ
て緩やかに変化する。その後、時点t1に至るまで
小減衰力の曲線Lに沿つて変化する。
流れる電流の値が最小電流値Iminとなるまで継
続される。従つて、減衰力可変シヨツクアブソー
バ6aの減衰力は、第11図bに示すように、シ
ヨツクアブソーバ6aの減衰力が大減衰力から小
減衰力まで変化する時間p1の間は階段状に変化
し、その相対変位に基づく減衰力は、同図aで示
すように大減衰力から小減衰力まで所定時間かけ
て緩やかに変化する。その後、時点t1に至るまで
小減衰力の曲線Lに沿つて変化する。
次に、時点t1を越えて相対変位が中立位置XN
に近づく方向、すなわち制振方向に変化すると、
ステツプでX〓i<0と判定されるため、ステツ
プに移行して、当該減衰力可変シヨツクアブソ
ーバ6aを大減衰力に制御する制御信号CSaを出
力回路33aを介して駆動トランジスタ34aに
出力する。これにより、駆動トランジスタ34が
オン状態となり、減衰力可変シヨツクアブソーバ
6aの電磁ソレノイド4aに最大電流値Imaxの
励磁電流が通電される。
に近づく方向、すなわち制振方向に変化すると、
ステツプでX〓i<0と判定されるため、ステツ
プに移行して、当該減衰力可変シヨツクアブソ
ーバ6aを大減衰力に制御する制御信号CSaを出
力回路33aを介して駆動トランジスタ34aに
出力する。これにより、駆動トランジスタ34が
オン状態となり、減衰力可変シヨツクアブソーバ
6aの電磁ソレノイド4aに最大電流値Imaxの
励磁電流が通電される。
そのため、電磁ソレノイド4aが励磁されて最
大吸引力を発揮するので、その吸引力によつてシ
ヨツクアブソーバ6aのプランジヤ17が最上部
位置まで上昇し、これによりスプール15が復帰
スプリング16の付勢力に抗して最上部位置まで
上昇する。その結果、透孔14と流体通路13と
の連通状態が遮断されて互いに齟齬した位置に変
位し、2つの流体通路11,13間が完全に遮断
された状態となるため、2つの流体室A及びB間
の流体抵抗が最も大きくなり、減衰力可変シヨツ
クアブソーバ6aが大減衰力に変化する。この減
衰力可変シヨツクアブソーバ6aの大減衰力状態
は、時点t2に至るまで継続される。
大吸引力を発揮するので、その吸引力によつてシ
ヨツクアブソーバ6aのプランジヤ17が最上部
位置まで上昇し、これによりスプール15が復帰
スプリング16の付勢力に抗して最上部位置まで
上昇する。その結果、透孔14と流体通路13と
の連通状態が遮断されて互いに齟齬した位置に変
位し、2つの流体通路11,13間が完全に遮断
された状態となるため、2つの流体室A及びB間
の流体抵抗が最も大きくなり、減衰力可変シヨツ
クアブソーバ6aが大減衰力に変化する。この減
衰力可変シヨツクアブソーバ6aの大減衰力状態
は、時点t2に至るまで継続される。
次いで、時点t2を越えて相対変位が中立位置
XNから縮み側領域に移動すると、ステツプで
D<0と判定されるため、ステツプに移行し
て、相対変位の変化量X〓iが正であるか負である
かを判定する。この場合、時点t2から次の時点t3
に至るまでの、相対変位が加振方向に移動してい
る状態ではX〓i<0と判定されるため、ステツプ
に移行して、前記ステツプと同様に、電磁ソ
レノイド4aに通電されている励磁電流の値Iが
最小電流値Iminであるか否かを判定する。
XNから縮み側領域に移動すると、ステツプで
D<0と判定されるため、ステツプに移行し
て、相対変位の変化量X〓iが正であるか負である
かを判定する。この場合、時点t2から次の時点t3
に至るまでの、相対変位が加振方向に移動してい
る状態ではX〓i<0と判定されるため、ステツプ
に移行して、前記ステツプと同様に、電磁ソ
レノイド4aに通電されている励磁電流の値Iが
最小電流値Iminであるか否かを判定する。
このとき、時点t2では励磁電流の値Iが最大電
流値Imaxとなつているので、ステツプでI≠
Iminと判定され、そのため、ステツプに移行
して、現在の励磁電流の値Imaxから補正電流値
ΔIを減算し、次いで、ステツプに移行する。
このステツプでは前述したように、減衰力可変
シヨツクアブソーバ6aの減衰力を最大電流値
Imaxによる最大減衰力より少し小さくするため、
最大電流値Imaxから補正電流値ΔIを減算した値
の制御信号CSaが、マイクロコンピユータ30か
ら出力回路33aに供給される。
流値Imaxとなつているので、ステツプでI≠
Iminと判定され、そのため、ステツプに移行
して、現在の励磁電流の値Imaxから補正電流値
ΔIを減算し、次いで、ステツプに移行する。
このステツプでは前述したように、減衰力可変
シヨツクアブソーバ6aの減衰力を最大電流値
Imaxによる最大減衰力より少し小さくするため、
最大電流値Imaxから補正電流値ΔIを減算した値
の制御信号CSaが、マイクロコンピユータ30か
ら出力回路33aに供給される。
これにより、電磁ソレノイド4aに供給される
励磁電流の値が補正電流値ΔI分だけ少なくなり、
その補正後の電流値によつて電磁ソレノイド4a
の付勢力が若干減少されるため、スプール15が
若干下方に移動するので透孔14と流体通路13
との間が少量開かれ、完全に閉じた状態よりも少
し大きい小開口面積によつて2つの流体通路1
1,13間が連された状態となる。その結果、2
つの流体室A及びB間の流体抵抗が小程度に変化
し、減衰力可変シヨツクアブソーバ6aの減衰力
が小減衰力となる。この減衰力補正制御が、電磁
ソレノイド4aを流れる電流の値が最小電流値
Iminとなるまで継続される。
励磁電流の値が補正電流値ΔI分だけ少なくなり、
その補正後の電流値によつて電磁ソレノイド4a
の付勢力が若干減少されるため、スプール15が
若干下方に移動するので透孔14と流体通路13
との間が少量開かれ、完全に閉じた状態よりも少
し大きい小開口面積によつて2つの流体通路1
1,13間が連された状態となる。その結果、2
つの流体室A及びB間の流体抵抗が小程度に変化
し、減衰力可変シヨツクアブソーバ6aの減衰力
が小減衰力となる。この減衰力補正制御が、電磁
ソレノイド4aを流れる電流の値が最小電流値
Iminとなるまで継続される。
従つて、この場合にも減衰力可変シヨツクアブ
ソーバ6aの減衰力は、第11図bに示すよう
に、シヨツクアブソーバ6aの減衰力が大減衰力
から小減衰力まで変化する時間p2の間は階段状
に変化し、その相対変位に基づく減衰力が、同図
aで示すように大減衰力から小減衰力まで所定時
間かけて緩やかに変化する。この小減衰力状態
が、時点t3に至るまで小減衰力時の曲線Lに沿つ
て変化する。
ソーバ6aの減衰力は、第11図bに示すよう
に、シヨツクアブソーバ6aの減衰力が大減衰力
から小減衰力まで変化する時間p2の間は階段状
に変化し、その相対変位に基づく減衰力が、同図
aで示すように大減衰力から小減衰力まで所定時
間かけて緩やかに変化する。この小減衰力状態
が、時点t3に至るまで小減衰力時の曲線Lに沿つ
て変化する。
その後、時点t3を越えて相対変位が制振方向に
変化すると、ステツプの判定の後、ステツプ
でX〓i≧0と判定されるため、ステツプに移行
して、前述したように、減衰力可変シヨツクアブ
ソーバ6aの減衰力を大減衰力に切り換える制御
が実行される。この大減衰力状態は、時点t4に至
るまで継続される。
変化すると、ステツプの判定の後、ステツプ
でX〓i≧0と判定されるため、ステツプに移行
して、前述したように、減衰力可変シヨツクアブ
ソーバ6aの減衰力を大減衰力に切り換える制御
が実行される。この大減衰力状態は、時点t4に至
るまで継続される。
次いで、時点t4を越えて相対変位が中立位置
XNから伸び側領域に移動すると、前述したよう
に、ステツプ及びステツプの判定を経てステ
ツプ及びステツプに移行し、更にステツプ
に移行して、減衰力可変シヨツクアブソーバ6a
の減衰力を逐次的に減少させて小減衰力にする制
御が行われる。
XNから伸び側領域に移動すると、前述したよう
に、ステツプ及びステツプの判定を経てステ
ツプ及びステツプに移行し、更にステツプ
に移行して、減衰力可変シヨツクアブソーバ6a
の減衰力を逐次的に減少させて小減衰力にする制
御が行われる。
以下、同様の減衰力可変シヨツクアブソーバ6
aの制御が繰り返され、このようにして車両の姿
勢変化を抑制される。
aの制御が繰り返され、このようにして車両の姿
勢変化を抑制される。
かくして、この実施例では、路面の凹凸に基づ
く車体のバネ上及びバネ下間の相対変位を変位量
検出手段により検出すると共に、その相対変位の
方向を方向判定手段により判定し、相対変位が車
体の姿勢変化を抑制する制振方向であるときには
減衰力可変シヨツクアブソーバの減衰力を大減衰
力とし、相対変位が車体に姿勢変化を付与する加
振方向へ変化したときにはその大減衰力を小減衰
力へと所定時間かけて緩やかに切り換えるように
したため、その切換時に、シヨツクアブソーバに
衝撃的な移動力が発生するのを抑制することがで
きる。従つて、シヨツクアブソーバの自重によつ
て車体が加振されるのを抑制することができ、車
両の乗心地と静粛性とを向上させることができ
る。
く車体のバネ上及びバネ下間の相対変位を変位量
検出手段により検出すると共に、その相対変位の
方向を方向判定手段により判定し、相対変位が車
体の姿勢変化を抑制する制振方向であるときには
減衰力可変シヨツクアブソーバの減衰力を大減衰
力とし、相対変位が車体に姿勢変化を付与する加
振方向へ変化したときにはその大減衰力を小減衰
力へと所定時間かけて緩やかに切り換えるように
したため、その切換時に、シヨツクアブソーバに
衝撃的な移動力が発生するのを抑制することがで
きる。従つて、シヨツクアブソーバの自重によつ
て車体が加振されるのを抑制することができ、車
両の乗心地と静粛性とを向上させることができ
る。
なお、上記実施例では、シヨツクアブソーバ6
iの相対変位が制振方向から加振方向へ変化する
ときにはその相対変位が伸び側領域であるか縮み
側領域であるかを如何に拘わらず、シヨツクアブ
ソーバ6iの減衰力を大減衰力から小減衰力へと
所定時間かけて緩やかに切り換えるようにした
が、第11図c及びdに示すように、相対変位が
伸び側領域にある場合にのみ前記制御を実行する
ようにしてもよい。
iの相対変位が制振方向から加振方向へ変化する
ときにはその相対変位が伸び側領域であるか縮み
側領域であるかを如何に拘わらず、シヨツクアブ
ソーバ6iの減衰力を大減衰力から小減衰力へと
所定時間かけて緩やかに切り換えるようにした
が、第11図c及びdに示すように、相対変位が
伸び側領域にある場合にのみ前記制御を実行する
ようにしてもよい。
これは、通常の減衰力可変シヨツクアブソーバ
では、相対変位が縮み側領域へ移動するときに生
起される減衰力よりも伸び側領域へ移動するとき
に生起される減衰力の方が倍以上大きいという点
に着目したものである。かかる減衰力切換制御
は、前記第10図に示したタイマ割込処理プログ
ラムのうち、ステツプ及びステツプの処理を
除いたものとなる。
では、相対変位が縮み側領域へ移動するときに生
起される減衰力よりも伸び側領域へ移動するとき
に生起される減衰力の方が倍以上大きいという点
に着目したものである。かかる減衰力切換制御
は、前記第10図に示したタイマ割込処理プログ
ラムのうち、ステツプ及びステツプの処理を
除いたものとなる。
そのタイマ割込処理プログラムをマイクロコン
ピユータ30で実行し、このとき第12図aに破
線で示す曲線S2(第11図aに示す曲線Sと同一)
の相対変位よつて減衰力可変シヨツクアブソーバ
6aのシリンダチユーブ7とピストンロツド8と
の間が相対的に変動すると、その相対変位に対し
て減衰力可変シヨツクアブソーバ6aの減衰力が
太線で示す曲線B2のように変化し、このときシ
ヨツクアブソーバ6aの減衰力は、同図bに示す
制御モードのように制御される。同図aにおい
て、第11図aと同一個所には同一の符合を付し
ている。
ピユータ30で実行し、このとき第12図aに破
線で示す曲線S2(第11図aに示す曲線Sと同一)
の相対変位よつて減衰力可変シヨツクアブソーバ
6aのシリンダチユーブ7とピストンロツド8と
の間が相対的に変動すると、その相対変位に対し
て減衰力可変シヨツクアブソーバ6aの減衰力が
太線で示す曲線B2のように変化し、このときシ
ヨツクアブソーバ6aの減衰力は、同図bに示す
制御モードのように制御される。同図aにおい
て、第11図aと同一個所には同一の符合を付し
ている。
すなわち、この実施例の減衰力切換制御を実行
すると、第12図a,bに示すように、相対変位
が制振方向から加振方向へ変化する時点t2におい
て、減衰力可変シヨツクアブソーバ6aの減衰力
が大減衰力から小減衰力へと急激に変化するが、
縮み側領域における減衰力は伸び側領域における
減衰力より大幅に小さいため、その切換時にもあ
まり大きなシヨツクが発生するこがなく、従つ
て、この実施例によつても前記実施例と同様の効
果を得ることができる。
すると、第12図a,bに示すように、相対変位
が制振方向から加振方向へ変化する時点t2におい
て、減衰力可変シヨツクアブソーバ6aの減衰力
が大減衰力から小減衰力へと急激に変化するが、
縮み側領域における減衰力は伸び側領域における
減衰力より大幅に小さいため、その切換時にもあ
まり大きなシヨツクが発生するこがなく、従つ
て、この実施例によつても前記実施例と同様の効
果を得ることができる。
第13図には、マイクロコンピユータ30の処
理手順の他の実施例を示す。
理手順の他の実施例を示す。
この実施例は、シヨツクアブソーバ6iの相対
変位が伸び側領域及び縮み側領域のいずれにある
場合にも、その相対変位が制振方向から加振方向
へ変化するときに大減衰力を小減衰力へ前記減衰
力切換制御によつて緩やかに切り換えるばかりで
なく、相対変位が加振方向から制振方向へ変化す
るときにも小減衰力を大減衰力へ緩やかに切り換
えるようにしたものである。
変位が伸び側領域及び縮み側領域のいずれにある
場合にも、その相対変位が制振方向から加振方向
へ変化するときに大減衰力を小減衰力へ前記減衰
力切換制御によつて緩やかに切り換えるばかりで
なく、相対変位が加振方向から制振方向へ変化す
るときにも小減衰力を大減衰力へ緩やかに切り換
えるようにしたものである。
この実施例では、第14図aに示すように、相
対変位の中立位置XNの上下に所定幅の中立領域
を設け、シヨツクアブソーバ6aの相対変位が制
振方向へ変位しているときには伸び側領域及び縮
み側領域のいずれの場合にも中立領域変位量δに
達した時点で減衰力を切り換え始め、その後中立
位置XNに達したときに減衰力の切り換えが終了
するようにすると共に、その相対変位が加振方向
へ変位しているときには伸び側領域及び縮み側領
域のいずれの場合にも相対変位の変化率が所定値
K又は−K以下となつたときに減衰力を切り換え
始め、その後相対変位がピーク値に達したときに
減衰力の切り換えが終了するようにしている。
対変位の中立位置XNの上下に所定幅の中立領域
を設け、シヨツクアブソーバ6aの相対変位が制
振方向へ変位しているときには伸び側領域及び縮
み側領域のいずれの場合にも中立領域変位量δに
達した時点で減衰力を切り換え始め、その後中立
位置XNに達したときに減衰力の切り換えが終了
するようにすると共に、その相対変位が加振方向
へ変位しているときには伸び側領域及び縮み側領
域のいずれの場合にも相対変位の変化率が所定値
K又は−K以下となつたときに減衰力を切り換え
始め、その後相対変位がピーク値に達したときに
減衰力の切り換えが終了するようにしている。
この減衰力切換制御を実行するためのフローチ
ヤートの一例を第13図に示す。同図において、
第10図に示すステツプと同一ステツプには同一
の符合を付している。
ヤートの一例を第13図に示す。同図において、
第10図に示すステツプと同一ステツプには同一
の符合を付している。
この第13図に示すタイマ割込処理プログラム
のうち、第10図における処理と異なるステツプ
について説明すると、ステツプの後に設けたス
テツプは、シリンダチユーブ7とピストンロツ
ド8との間の相対変位が、シヨツクアブソーバ6
iの伸び側中立領域(XN〜+δ)を除いた中立
領域にあるか否かを判定するものである。
のうち、第10図における処理と異なるステツプ
について説明すると、ステツプの後に設けたス
テツプは、シリンダチユーブ7とピストンロツ
ド8との間の相対変位が、シヨツクアブソーバ6
iの伸び側中立領域(XN〜+δ)を除いた中立
領域にあるか否かを判定するものである。
すなわち、ステツプでは、各減衰力可変シヨ
ツクアブソーバ6iにおける、伸び側を縮み側と
の境界位置である中立位置変位量XNに該中立位
置XNから伸び側に設定した所定の中立位置変位
量δを加算し、その加算値(XN+δ)を、ステ
ツプで記憶した変位量検出値Xiから減算して
差値D1を算出し、その差値D1が正であるか負で
あるかを判定する。その判定の結果、D1>0で
ある伸び側領域にある状態では、ステツプに移
行する。
ツクアブソーバ6iにおける、伸び側を縮み側と
の境界位置である中立位置変位量XNに該中立位
置XNから伸び側に設定した所定の中立位置変位
量δを加算し、その加算値(XN+δ)を、ステ
ツプで記憶した変位量検出値Xiから減算して
差値D1を算出し、その差値D1が正であるか負で
あるかを判定する。その判定の結果、D1>0で
ある伸び側領域にある状態では、ステツプに移
行する。
ステツプでは、ステツプで記憶した相対変
位の微分値である変化量X〓iを読み込み、その値
が予め設定された所定値Kより小さいか否かを判
定する。この場合の判定は、シヨツクアブソーバ
6iの相対変位の変化量X〓iが所定値以下に低下
したか否かを見ることでその相対変位のピーク時
の所定位置手前に達したか否かを判定するもので
あり、X〓i≦Kであるときには、その相対変位が
ピーク値の所定位置手前まで達したものと判定し
て、ステツプに移行する。
位の微分値である変化量X〓iを読み込み、その値
が予め設定された所定値Kより小さいか否かを判
定する。この場合の判定は、シヨツクアブソーバ
6iの相対変位の変化量X〓iが所定値以下に低下
したか否かを見ることでその相対変位のピーク時
の所定位置手前に達したか否かを判定するもので
あり、X〓i≦Kであるときには、その相対変位が
ピーク値の所定位置手前まで達したものと判定し
て、ステツプに移行する。
このステツプでは、減衰力可変シヨツクアブ
ソーバ6iの電磁ソレノイド4iに供給されてい
る励磁電流の値Iが大減衰力時の最大電流値
Imaxであるか否かを判定する。この場合の判定
は、マイクロコンピユータ30自体が出力してい
る制御信号CSiの値を見ることで行うことができ
る。
ソーバ6iの電磁ソレノイド4iに供給されてい
る励磁電流の値Iが大減衰力時の最大電流値
Imaxであるか否かを判定する。この場合の判定
は、マイクロコンピユータ30自体が出力してい
る制御信号CSiの値を見ることで行うことができ
る。
その判定の結果、電磁ソレノイド4iに最小電
流値Iminより大きな値の励磁電流が供給されて
いるI≠Imaxであるときには、ステツプ〓〓に移
行して、現在の励磁電流の値Iに予め設定された
所定の補正電流値ΔIを加算し、次いで、ステツ
プに移行するが、電磁ソレノイド4iに最大電
流値Imaxの励磁電流が供給されているときには、
直接ステツプに移行する。
流値Iminより大きな値の励磁電流が供給されて
いるI≠Imaxであるときには、ステツプ〓〓に移
行して、現在の励磁電流の値Iに予め設定された
所定の補正電流値ΔIを加算し、次いで、ステツ
プに移行するが、電磁ソレノイド4iに最大電
流値Imaxの励磁電流が供給されているときには、
直接ステツプに移行する。
一方、ステツプの判定結果がD1≦0であつ
て、相対変位検出値Xiが伸び側中立領域を除い
た伸び側領域にない状態では、ステツプに移行
して、前記ステツプで記憶した変化量X〓iを読
み込み、その値が負であるか正であるかを判定す
る。
て、相対変位検出値Xiが伸び側中立領域を除い
た伸び側領域にない状態では、ステツプに移行
して、前記ステツプで記憶した変化量X〓iを読
み込み、その値が負であるか正であるかを判定す
る。
このステツプでは、ステツプにおける判定
とは逆に、各減衰力可変シヨツクアブソーバ6i
における中立位置変位量XNに該中立位置XNから
縮み側に設定した所定の中立位置変位量δを減算
し、その減算値(XN−δ)を、ステツプで記
憶した変位量検出値Xiから減算して差値D2を算
出し、その差値D2が負であるか正であるかを判
定する。この場合の判定は、シリンダチユーブ7
とピストンロツド8との間の相対変位が、シヨツ
クアブソーバ6iの縮み側領域で且つその縮み側
中立領域(XN−δ)を除いた部分にあるか否か
を判定するものであり、D2<0である状態では、
ステツプ〓〓に移行する。
とは逆に、各減衰力可変シヨツクアブソーバ6i
における中立位置変位量XNに該中立位置XNから
縮み側に設定した所定の中立位置変位量δを減算
し、その減算値(XN−δ)を、ステツプで記
憶した変位量検出値Xiから減算して差値D2を算
出し、その差値D2が負であるか正であるかを判
定する。この場合の判定は、シリンダチユーブ7
とピストンロツド8との間の相対変位が、シヨツ
クアブソーバ6iの縮み側領域で且つその縮み側
中立領域(XN−δ)を除いた部分にあるか否か
を判定するものであり、D2<0である状態では、
ステツプ〓〓に移行する。
このステツプ〓〓では、ステツプで記憶した変
化量X〓iを読み込み、その値が予め設定れた所定
値−Kより小さい否かを判定する。この場合の判
定は、シヨツクアブソーバ6iの相対変位の変化
量が所定値位置に低下したか否かを見ることでそ
の相対変位がピーク値より所定位置手前に達した
か否かを判定するものであり、X〓i≦−Kである
ときには、その相対変位が縮み側ピーク値の所定
位置手前まで達したものと判定して、前記ステツ
プに移行する。そして、減衰力可変シヨツクア
ブソーバ6iの減衰力を所定時間かけて緩やかに
小減衰力から大減衰力へと切り換える制御を行
う。
化量X〓iを読み込み、その値が予め設定れた所定
値−Kより小さい否かを判定する。この場合の判
定は、シヨツクアブソーバ6iの相対変位の変化
量が所定値位置に低下したか否かを見ることでそ
の相対変位がピーク値より所定位置手前に達した
か否かを判定するものであり、X〓i≦−Kである
ときには、その相対変位が縮み側ピーク値の所定
位置手前まで達したものと判定して、前記ステツ
プに移行する。そして、減衰力可変シヨツクア
ブソーバ6iの減衰力を所定時間かけて緩やかに
小減衰力から大減衰力へと切り換える制御を行
う。
また、ステツプ〓〓の判定結果がX〓i>−Kであ
るときには、ステツプに移行して、前述したと
同様に、減衰力可変シヨツクアブソーバ6iの減
衰力を所定時間かけて緩やかに大減衰力から小減
衰力へと切り換える制御を行う。
るときには、ステツプに移行して、前述したと
同様に、減衰力可変シヨツクアブソーバ6iの減
衰力を所定時間かけて緩やかに大減衰力から小減
衰力へと切り換える制御を行う。
さらに、ステツプの判定結果がD2<0であ
るときには、相対変位X〓iが中立領域にあるため
直接ステツプに移行する。
るときには、相対変位X〓iが中立領域にあるため
直接ステツプに移行する。
かくして、この実施例によれば、相対変位が制
御方向から加振方向へ変化するときに大減衰力を
小減衰力へ所定時間かけて緩やかに切り換えるば
かりでなく、相対変位が加振方向から制振方向へ
変化するときにも小減衰力を大減衰力へ所定時間
かけて緩やかに切り換えるため、その切換時にシ
ヨツクアブソーバに衝撃的な移動力が発生するの
をより効果的に抑制することができる。従つて、
シヨツクアブソーバの自重によつて車体が加振さ
れるのを効果的に抑制することができ、車両の乗
心地と静粛性とを大幅に向上させることができ
る。
御方向から加振方向へ変化するときに大減衰力を
小減衰力へ所定時間かけて緩やかに切り換えるば
かりでなく、相対変位が加振方向から制振方向へ
変化するときにも小減衰力を大減衰力へ所定時間
かけて緩やかに切り換えるため、その切換時にシ
ヨツクアブソーバに衝撃的な移動力が発生するの
をより効果的に抑制することができる。従つて、
シヨツクアブソーバの自重によつて車体が加振さ
れるのを効果的に抑制することができ、車両の乗
心地と静粛性とを大幅に向上させることができ
る。
ちなみに、上記減衰力を緩やかに切換えること
に対しては、例えばスプール15にチヤンフアや
スパイラル溝を設け、これらを通過する際の流体
抵抗の変化を緩やかにする機械手段で対処するこ
ともできるが、その場合には、減衰力制御の自由
度がないため切換時間を任意に設定することがで
きず、切換時間のチユーニングが難しいという不
十分な点がある。
に対しては、例えばスプール15にチヤンフアや
スパイラル溝を設け、これらを通過する際の流体
抵抗の変化を緩やかにする機械手段で対処するこ
ともできるが、その場合には、減衰力制御の自由
度がないため切換時間を任意に設定することがで
きず、切換時間のチユーニングが難しいという不
十分な点がある。
なお、上記いずれ実施例においても、前左側車
輪5aのみが路面凹凸を通過した場合について説
明したが、他の車輪5b〜5dが路面凹凸を通過
したときにも上記と同様に減衰力可変シヨツクア
ブソーバ6b〜6dが制御される。
輪5aのみが路面凹凸を通過した場合について説
明したが、他の車輪5b〜5dが路面凹凸を通過
したときにも上記と同様に減衰力可変シヨツクア
ブソーバ6b〜6dが制御される。
また、上記実施例においては、変位量検出手段
2a〜2dとして、検出コイルを使用してシリン
ダチユーブ7とピストンロツド8との間の相対変
位を検出するようにした場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、第15図に
示すように、減衰力可変シヨツクアブソーバ6i
のピストンロツド8の先端部における車体側部材
40との取付部41に介挿した圧電素子42によ
つて、減衰力可変シヨツクアブソーバ6iに伝達
される伝達力に応じた電圧でなる第16図に示す
変位量検出信号を得るようにしてもよい。
2a〜2dとして、検出コイルを使用してシリン
ダチユーブ7とピストンロツド8との間の相対変
位を検出するようにした場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、第15図に
示すように、減衰力可変シヨツクアブソーバ6i
のピストンロツド8の先端部における車体側部材
40との取付部41に介挿した圧電素子42によ
つて、減衰力可変シヨツクアブソーバ6iに伝達
される伝達力に応じた電圧でなる第16図に示す
変位量検出信号を得るようにしてもよい。
この場合、路面上の一過性の凹凸を乗り越えた
ときには、圧電素子42から、第17図に示すよ
うにピツチング、バウンシングを伴つて車体に伝
達される伝達力を検出することができる。従つ
て、圧電素子42からの変位量検出信号を第2図
の制御装置3に入力することにより、上記実施例
と同様の作用効果を得ることができる。しかも、
車体への伝達力を直接圧電素子で検出するように
しているので、相対変位を検出する場合に比較し
て応答遅れが少なく、正確な制振制御を行うこと
ができ、優れた乗心地を確保することができると
共に、検出素子として圧電素子42を適用してい
るので、組付けが容易であるばかりでなく安価に
構成することができるという利点を有する。
ときには、圧電素子42から、第17図に示すよ
うにピツチング、バウンシングを伴つて車体に伝
達される伝達力を検出することができる。従つ
て、圧電素子42からの変位量検出信号を第2図
の制御装置3に入力することにより、上記実施例
と同様の作用効果を得ることができる。しかも、
車体への伝達力を直接圧電素子で検出するように
しているので、相対変位を検出する場合に比較し
て応答遅れが少なく、正確な制振制御を行うこと
ができ、優れた乗心地を確保することができると
共に、検出素子として圧電素子42を適用してい
るので、組付けが容易であるばかりでなく安価に
構成することができるという利点を有する。
なお、第15図において、43はコイルスプリ
ング、44及び45はスプリングシート、46は
マウントインシユレータである。
ング、44及び45はスプリングシート、46は
マウントインシユレータである。
さらに、他の変位量検出手段としては、車体の
各車輪位置に設けた超音波を使用して路面と車体
との間の距離を測定する距離測定装置等の変位量
検出手段を適用することができる。またさらに、
減衰力可変シヨツクアブソーバ6iとしては、上
記構成に限定されるものではなく、制御信号の入
力により減衰力を連続して変更し得る構成を有し
さえすれば、任意の減衰力可変シヨツクアブソー
バを適用することができる。さらに、方向判定手
段の他の例としては、車体に付与される加速度を
検出する重力加速度センサを用いることができる
ことはもちろんである。
各車輪位置に設けた超音波を使用して路面と車体
との間の距離を測定する距離測定装置等の変位量
検出手段を適用することができる。またさらに、
減衰力可変シヨツクアブソーバ6iとしては、上
記構成に限定されるものではなく、制御信号の入
力により減衰力を連続して変更し得る構成を有し
さえすれば、任意の減衰力可変シヨツクアブソー
バを適用することができる。さらに、方向判定手
段の他の例としては、車体に付与される加速度を
検出する重力加速度センサを用いることができる
ことはもちろんである。
また、制御装置3としては、上記構成に限定さ
れるものではなく、減算回路、比較回路、論理回
路等の電子回路で構成することもでき、さらに、
制御装置3からデユーテイ比の異なるパルス出力
を出力して、減衰力可変シヨツクアブソーバ6i
の減衰力を伝達力に応じて連続的に変更すること
も可能である。さらに、上記実施例においては、
中立位置変位量XNを予め記憶している場合につ
いて説明したが、車両の停止状態で乗員乗車時の
車高変位量を検出し、これに基づき中立位置変位
量を算出するようにしてもよい。
れるものではなく、減算回路、比較回路、論理回
路等の電子回路で構成することもでき、さらに、
制御装置3からデユーテイ比の異なるパルス出力
を出力して、減衰力可変シヨツクアブソーバ6i
の減衰力を伝達力に応じて連続的に変更すること
も可能である。さらに、上記実施例においては、
中立位置変位量XNを予め記憶している場合につ
いて説明したが、車両の停止状態で乗員乗車時の
車高変位量を検出し、これに基づき中立位置変位
量を算出するようにしてもよい。
なお、上記実施例では、車両のバネ上及びバネ
下間の相対変位量又は車体への伝達力の大きさの
みに基づいて減衰力制御を行う場合について説明
したが、これらと同時に、車速等の他の走行条件
を考慮して減衰力可変シヨツクアブソーバの減衰
力を制御することも可能である。特に、一般的な
ボトミング制御やローリング制御等においては、
高速時には前輪側を高減衰力に且つ後輪側を低減
衰力に制御することがおこなわれるが、車速に応
じて前輪側の減衰力特性を前述したように連続し
て変化させることにより、より一層車両の操縦安
定性を高めることができる。
下間の相対変位量又は車体への伝達力の大きさの
みに基づいて減衰力制御を行う場合について説明
したが、これらと同時に、車速等の他の走行条件
を考慮して減衰力可変シヨツクアブソーバの減衰
力を制御することも可能である。特に、一般的な
ボトミング制御やローリング制御等においては、
高速時には前輪側を高減衰力に且つ後輪側を低減
衰力に制御することがおこなわれるが、車速に応
じて前輪側の減衰力特性を前述したように連続し
て変化させることにより、より一層車両の操縦安
定性を高めることができる。
以上説明してきたように、この発明では、シヨ
ツクアブソーバを介して車体に付与される伝達力
に基づく車両のバネ上及びバネ下間の相対変位量
を変位量検出手段により、又は、車体への伝達力
を伝達力検出手段により検出すると共に、相対変
位又は伝達力の方向を方向判定手段で判定し、前
記検出手段及び方向判定手段からの検出信号に基
づき制御手段により、相対変位又は伝達力が加振
方向に変位しているときには減衰力を小さくし且
つ該相対変位又は伝達力が制振方向に変位してい
るときには減衰力を大きくすると共に、その減衰
力を大きくするとき又は該減衰力を小さくすると
きの少なくとも一方で減衰力可変シヨツクアブソ
ーバの減衰力を連続的に変化させて所定時間かけ
て緩やかに切り換えるようにした。そのため、減
衰力の切換時に、シヨツクアブソーバを車体に弾
性的に連結するためブシユが弾性変形して該シヨ
ツクアブソーバに衝撃的な移動力が発生するのを
有効に抑制することができ、そのシヨツクアブソ
ーバの自重によつて車体が加振されるのを防いで
車体に衝撃音が生じることをなくすことができ、
従つて車両の乗心地と静粛性とを向上させること
ができるという効果が得られる。
ツクアブソーバを介して車体に付与される伝達力
に基づく車両のバネ上及びバネ下間の相対変位量
を変位量検出手段により、又は、車体への伝達力
を伝達力検出手段により検出すると共に、相対変
位又は伝達力の方向を方向判定手段で判定し、前
記検出手段及び方向判定手段からの検出信号に基
づき制御手段により、相対変位又は伝達力が加振
方向に変位しているときには減衰力を小さくし且
つ該相対変位又は伝達力が制振方向に変位してい
るときには減衰力を大きくすると共に、その減衰
力を大きくするとき又は該減衰力を小さくすると
きの少なくとも一方で減衰力可変シヨツクアブソ
ーバの減衰力を連続的に変化させて所定時間かけ
て緩やかに切り換えるようにした。そのため、減
衰力の切換時に、シヨツクアブソーバを車体に弾
性的に連結するためブシユが弾性変形して該シヨ
ツクアブソーバに衝撃的な移動力が発生するのを
有効に抑制することができ、そのシヨツクアブソ
ーバの自重によつて車体が加振されるのを防いで
車体に衝撃音が生じることをなくすことができ、
従つて車両の乗心地と静粛性とを向上させること
ができるという効果が得られる。
第1図はこの発明の基本構成を示すブロツク
図、第2図はこの発明の一実施例を示すブロツク
図、第3図はこの発明の概略構成を示す構成図、
第4図はこの発明に適用し得る減衰力可変シヨツ
クアブソーバの一例を示す断面図、第5図はその
電磁ソレノイドの特性を示すグラフ、第6図は同
じく減衰力特性を示す特性曲線図、第7図は同じ
く相対変位に対するストロークの関係を示すグラ
フ、第8図は変位量検出手段の一例を示すブロツ
ク図、第9図はその相対変位に対する出力電圧の
関係を示すグラフ、第10図は制御装置の処理手
順の一例を示すフローチヤート、第11図a及び
bはこの発明の動作の説明に供する信号波形図、
第12図a及びbは同じくこの発明の動作の他の
実施例の説明に供する信号波形図、第13図は制
御装置の処理手順の他の例を示すフローチヤー
ト、第14図a及びbはその動作の説明に供する
信号波形図、第15図は変位量検出手段の他の実
施例を示す断面図、第16図はその車体伝達力に
対する出力電圧の関係を示すグラフ、第17図は
路面凹凸を乗り越えたときの出力電圧波形を示す
グラフである。 1……車速検出器、2a〜2d……変位量検出
手段、3……制御装置、4a〜4d……電磁ソレ
ノイド、5a〜5d……車輪、6a〜6d……減
衰力可変シヨツクアブソーバ、7……シリンダチ
ユーブ、8……ピストンロツド、11,13……
流体通路、14……透孔、15……スプール、1
7……プランジヤ、21……変位量検出コイル、
22……LC発振器、23……周波数−電圧変換
回路、24a〜24d……ローパスフイルタ、3
0……マイクロコンピユータ、31……マルチプ
レクサ、32……A/D変換器、33a〜33d
……出力回路、34a〜34d……駆動トランジ
スタ、42……圧電素子。
図、第2図はこの発明の一実施例を示すブロツク
図、第3図はこの発明の概略構成を示す構成図、
第4図はこの発明に適用し得る減衰力可変シヨツ
クアブソーバの一例を示す断面図、第5図はその
電磁ソレノイドの特性を示すグラフ、第6図は同
じく減衰力特性を示す特性曲線図、第7図は同じ
く相対変位に対するストロークの関係を示すグラ
フ、第8図は変位量検出手段の一例を示すブロツ
ク図、第9図はその相対変位に対する出力電圧の
関係を示すグラフ、第10図は制御装置の処理手
順の一例を示すフローチヤート、第11図a及び
bはこの発明の動作の説明に供する信号波形図、
第12図a及びbは同じくこの発明の動作の他の
実施例の説明に供する信号波形図、第13図は制
御装置の処理手順の他の例を示すフローチヤー
ト、第14図a及びbはその動作の説明に供する
信号波形図、第15図は変位量検出手段の他の実
施例を示す断面図、第16図はその車体伝達力に
対する出力電圧の関係を示すグラフ、第17図は
路面凹凸を乗り越えたときの出力電圧波形を示す
グラフである。 1……車速検出器、2a〜2d……変位量検出
手段、3……制御装置、4a〜4d……電磁ソレ
ノイド、5a〜5d……車輪、6a〜6d……減
衰力可変シヨツクアブソーバ、7……シリンダチ
ユーブ、8……ピストンロツド、11,13……
流体通路、14……透孔、15……スプール、1
7……プランジヤ、21……変位量検出コイル、
22……LC発振器、23……周波数−電圧変換
回路、24a〜24d……ローパスフイルタ、3
0……マイクロコンピユータ、31……マルチプ
レクサ、32……A/D変換器、33a〜33d
……出力回路、34a〜34d……駆動トランジ
スタ、42……圧電素子。
Claims (1)
- 1 入力される制御信号の値に応じて減衰力の大
きさを連続して変更可能な減衰力可変シヨツクア
ブソーバと、この減衰力可変シヨツクアブソーバ
により連結された車両のバネ上及びバネ下間の相
対変位量又は車体への伝達力に応じた検出信号を
出力する変位量又は伝達力の検出手段と、前記相
対変位又は伝達力の方向に応じた検出信号を出力
する方向判定手段と、前記変位量又は伝達力の検
出手段及び方向判定手段からの各検出信号に基づ
いて相対変位又は伝達力が車体の姿勢変化を抑制
する制振方向であるときには前記減衰力可変シヨ
ツクアブソーバの減衰力を大きくし、且つ、前記
相対変位又は伝達力が車体に姿勢変化を付与する
加振方向であるときには前記減衰力可変シヨツク
アブソーバの減衰力を小さくすると共に、その減
衰力を大きくするとき又は減衰力を小さくすると
きの少なくとも一方で当該減衰力を緩やかに切り
換えるよう前記制御信号の値を連続的に変化させ
て出力する制御手段と、を備えたことを特徴とす
るシヨツクアブソーバ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25852384A JPS61135810A (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 | シヨツクアブソ−バ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25852384A JPS61135810A (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 | シヨツクアブソ−バ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61135810A JPS61135810A (ja) | 1986-06-23 |
| JPH0316286B2 true JPH0316286B2 (ja) | 1991-03-05 |
Family
ID=17321391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25852384A Granted JPS61135810A (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 | シヨツクアブソ−バ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61135810A (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62168704A (ja) * | 1985-10-26 | 1987-07-25 | Toyota Motor Corp | シヨツクアブソ−バ制御装置 |
| JPS6341223A (ja) * | 1986-08-05 | 1988-02-22 | Mazda Motor Corp | 車両のサスペンシヨン装置 |
| JP2505228Y2 (ja) * | 1988-04-15 | 1996-07-24 | 株式会社ユニシアジェックス | 減衰力可変型液圧緩衝装置 |
| JP2575485B2 (ja) * | 1989-02-07 | 1997-01-22 | 日産自動車株式会社 | 能動型サスペンション |
| JPH03224815A (ja) * | 1990-01-29 | 1991-10-03 | Toyota Motor Corp | サスペンション制御装置 |
| JP2548839Y2 (ja) * | 1991-07-31 | 1997-09-24 | 株式会社ユニシアジェックス | 緩衝装置 |
| JP3144712B2 (ja) * | 1992-09-09 | 2001-03-12 | 株式会社ユニシアジェックス | 車両懸架装置 |
| JP2009227036A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Honda Motor Co Ltd | サスペンションの制御装置及び制御方法 |
| JP5463263B2 (ja) * | 2009-11-30 | 2014-04-09 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 車両用サスペンション制御装置 |
| JP5571515B2 (ja) * | 2010-09-22 | 2014-08-13 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | サスペンション制御装置 |
| CN102205781B (zh) * | 2010-03-31 | 2015-04-01 | 日立汽车系统株式会社 | 悬架控制装置及车辆控制装置 |
| JP5519373B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2014-06-11 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | サスペンション制御装置及び車両制御装置 |
-
1984
- 1984-12-07 JP JP25852384A patent/JPS61135810A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61135810A (ja) | 1986-06-23 |
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