JPH0318608B2 - - Google Patents

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JPH0318608B2
JPH0318608B2 JP11456382A JP11456382A JPH0318608B2 JP H0318608 B2 JPH0318608 B2 JP H0318608B2 JP 11456382 A JP11456382 A JP 11456382A JP 11456382 A JP11456382 A JP 11456382A JP H0318608 B2 JPH0318608 B2 JP H0318608B2
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JP
Japan
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reaction
higher alkyl
product
water
alkenylamine
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JP11456382A
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JPS595151A (ja
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Haruyoshi Kondo
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式 (式中、R1は高級アルキル又はアルケニル基
であり、R2は低級アルキル基、低級アルコキシ
基、低級アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子
又は前記した置換基により置換されていてもよい
アリール基であり、nは0〜5の整数である) で表わされるN−高級アルキル又はアルケニルカ
ルバモイルベンゼン及びその核置換体の製造方法
に関するものである。
従来、前記したような構造のN−高級アルキル
又はアルケニルカルバモイルベンゼン及びその核
置換体を製造するには、N−高級アルキル又はア
ルケニルアミンをトルエン等の有機溶媒に溶解
し、ハロゲン化ベンゾイル又はその核置換体を滴
下し、加熱することにより、脱ハロゲン化水素縮
合反応を生起させることにより行われてきた。し
かしながら、この方法では、縮合生成物に着色が
見られ、再結晶を繰返しても脱色しにくいという
問題がある上、縮合生成物は強い酸性を示すこと
から、中和工程を必要とする。さらに、反応中ハ
ロゲン化水素が放出されるので、その処理装置も
必要になる。一方、この反応系中にハロゲン化水
素中和用の塩基性物質を存在させる方法も知られ
ているが、この場合、反応終了後、塩基性物質の
ハロゲン化水素中和塩を溶解するために縮合生成
物を水洗すると、縮合生成物のゲル化や収率低下
等が生じて実用的ではない。例えば、反応溶媒と
して芳香族炭化水素を用いると、水洗に際して縮
合生成物にゲル化が生じ、目的物の分離回収に著
しい困難が伴なう。
本発明者は、従来法における前記欠点を克服す
べく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに
到つた。
即ち、本発明によれば、一般式 R1−NH2 (式中、R1は高級アルキル又はアルケニル基
である) で表わされるN−高級アルキル又はアルケニルア
ミンと、一般式 (式中、Xはハロゲン原子、R2は低級アルキ
ル基、低級アルコキシ基、低級アルコキシカルボ
ニル基、ハロゲン原子又は前記のような置換基に
より核置換されていてもよいアリール基であり、
nは0〜5の整数である) で表わされるハロゲン化ベンゾイル又はその核置
換体とを脱ハロゲン化水素縮合する方法におい
て、前記N−高級アルキル又はアルケニルアミン
をあらかじめ塩素化合物系溶媒中に溶解した溶液
に対し、塩基性物質の存在下、前記ハロゲン化ベ
ンゾイル又はその核置換体を液状又は固体状で
徐々に加えて縮合反応を行い、反応終了後、水又
は温水を加えて生成した中和塩を溶解除去するこ
とを特徴とする、一般式 (式中、R1,R2及びnは前記と同じ意味を有
する) で表わされるN−高級アルキル又はアルケニルカ
ルバモイルベンゼン及びその核置換体の製造方法
が提供される。
本発明で用いるN−高級アルキル又はアルケニ
ルアミンは次の一般式で表わされる。
R1−NH2 () 式中、R1は高級アルキル又はアルケニル基で
あり、その炭素数は一般には10〜30、好ましくは
8〜22である。
本発明で用いるハロゲン化ベンゾイル又はその
核置換体は次の一般式で表わされる。
式中、Xは塩素、臭素などのハロゲン原子であ
り、R2は低級アルキル基、例えば、メチル、エ
チル、プロピル、ヘキシルなどの炭素数1〜6の
アルキル基、低級アルコキシ基、例えばメトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、ヘキシロキシなどの
炭素数1〜6のアルコキシ基、低級アルコキシカ
ルボニル基、例えば、メトキシカルボニル、エト
キシカルボニル、プロポキシカルボニル、ヘキシ
ロキシカルボニルなどの炭素数1〜6のアルコキ
シ基を有するアルコキシカルボニル基、塩素、臭
素などのハロゲン原子又は前記の置換基で置換さ
れていてもよいアリール基、例えばフエニル、ト
リルなどを表わす。nは0〜5の整数であり、n
が2〜5の場合、2〜5個の置換基R2は同一又
は異つたものであることができる。
本発明においては、溶媒として、塩素化合物系
の溶媒を用いる。このような溶媒としては、例え
ば、テトラクロロエチレン、クロロホルム、1,
2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン等があ
る。この溶媒の使用量は、目的生成物の溶解度と
の関連で規定するのがよく、一般には、反応温度
において、目的生成物を完全に溶解する理論量以
上、通常その理論量の1〜2倍量用いられる。ハ
ロゲン化ベンゾイルの使用割合は、N−高級アル
キル又はアルケニルアミン1モルに対し、1〜
1.5モル、好ましくは1〜1.1モルの割合である。
またハロゲン化ベンゾイルの滴下割合は、N−高
級アルキル又はアルケニルアミン1モルに対し、
毎秒0.00001〜0.003モル、好ましくは0.00008〜
0.0004モルの割合である。また、本発明の反応は
塩基性物質の存在下で行われるが、その量は、反
応系をPH7〜10、好ましくはPH7.5〜9を保持す
るような量であり、通常、この塩基性物質は水溶
液の形で滴下される。この塩基性物質の具体例と
しては、例えば、水酸化ナトリウムや、水酸化カ
リウムなどのアルカリ金属の水酸化物などを適用
することもできる。反応系に滴下する場合の塩基
性物質の水溶液中濃度は、通常5〜60重量%、好
ましくは10〜40重量%である。反応温度は、一般
には30〜90℃、好ましくは40〜70℃である。
本発明においては、反応が実質的に終了後、反
応系の温度を、反応温度よりも3〜20℃、好まし
くは5〜10℃程度上げ、5〜40分間、好ましくは
10〜30分間この温度に保つて反応を完結させる。
その後、得られた反応生成物に対し、水又は温水
を、反応生成物に対し10〜50%(容量)、好まし
くは10〜30%程度添加混合し、塩基性物質とハロ
ゲン化水素との中和塩を水中に溶出させる。この
操作を1〜3回行うことより高純度の生成物が得
られる。この場合、操作温度は40〜70℃の範囲の
温度に保つ。次に、反応生成物は温度25〜15℃程
度に撹拌冷却し、目的物を晶析させる。このよう
にして目的物の結晶(10〜45重量%)と溶媒(35
〜85重量%)と水(10〜55重量%)とのスラリー
状混合物が得られるが、この混合物は、水を含む
ためにその結晶が反応槽壁に付着しにくく、反応
槽からの抜出しを円滑に行うことができる。この
スラリー状混合物は、ロ過や遠心分離等の固液分
離手段により固液分離し、得られた固形物を乾燥
し、製品とする。
本発明の方法によれば、塩基性物質の共在下、
溶媒として塩素化合物系のものを用いたことによ
り、従来法に見られたような製品の着色等の問題
はない上、反応生成物を水洗する場合に、ゲル化
を生じるようなこともなく、目的物を高収率でか
つ容易に得ることができる。
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明す
る 実施例 N−オクタデシルアミン134.75gを温度計、撹
拌装置、塩化ベンゾイル滴下装置、25%苛性ソー
ダ水溶液滴下装置及び開放弁の備えた容器にテト
ラクロルエチレン375c.c.と共に入れ、ウオーター
バスで55℃に加熱溶解した。完全に溶解させ、ウ
オーターバス温度設定を53℃にして次いで撹拌を
開始し、同時に25%苛性ソーダ水溶液90gを滴下
開始する。25%苛性ソーダ水溶液を5〜6滴滴下
してから塩化ベンゾイル72.67%gを滴下開始す
る。滴下速度は25%苛性ソーダ水溶液が毎分0.5
g程度塩化ベンゾイル毎分0.4g程度の速度で滴
下する。滴下直後反応槽内に塩酸ガスが見られる
が、反応槽内にこもる程度である。約3時間で滴
下終了、反応温度は54〜62℃であつた。反応終了
後、60〜65℃で15分加熱し反応を完結させた後、
50℃の温水150c.c.を加えて塩化ナトリウムを溶解
した。溶解後室温で撹拌しながら冷却晶析を行な
つた。水道水で17℃迄冷却して吸引ロ過して室温
放置で乾燥させ、融点87〜88℃の白色リン片結晶
181.24gを得た。収率は97%であつた。
また前記N−オクタデシルアミンに代えてN−
ラウリルアミンを用いて同様の実験を行なうこと
により、融点68〜69℃の白色リン片状結晶とし
て、収率93%でN−ラウリルカルバモイルベンゼ
ンの核置換体を得た。同様にして前記塩化ベンゾ
イルに代えて4−メトキシカルボニル−塩化ベン
ゾイルを用いることにより、融点117〜118℃白色
リン片状の結晶として、収率96%でその塩化ベン
ゾイルの核置換体に対応するN−オクタデシルカ
ルバモイルベンゼンの核置換体を得ることができ
た。同様に前記塩化ベンゾイルに代えて、4−メ
チル−塩化ベンゾイル、4−メトキシ−塩化ベン
ゾイル、4−クロル塩化ベンゾイル及び4−フエ
ニル−塩化ベンゾイルを用いても同様の実験を行
なうことにより、それらの塩化ベンゾイルの核置
換体に対応するN−オクタデシルカルバモイルベ
ンゼンの核置換体を得ることが出来た。
なお、比較のために、前記塩素化合物系溶媒の
代りに、トルエン、エタノールを用いた以外は同
様にして実験を行つたところ、トルエンを用いた
場合、中和塩溶解用温水を加えたところゲル化し
た。また、エタノールを用いた場合、縮合生成物
に着色が見られ、再結晶を2回繰返したが脱色で
きなかつた。又、収率も塩素化合物系溶媒を使用
した場合に比べ、収率が5〜10%ダウンした。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 R1−NH2 (式中、R1は高級アルキル又はアルケニル基
    である) で表わされるN−高級アルキル又はアルケニルア
    ミンと、一般式 (式中、Xはハロゲン原子、R2は低級アルキ
    ル基、低級アルコキシ基、低級アルコキシカルボ
    ニル基、ハロゲン原子又は前記のような置換基に
    より核置換されていてもよいアリール基であり、
    nは0〜5の整数である) で表わされるハロゲン化ベンゾイル又はその核置
    換体とを脱ハロゲン化水素縮合する方法におい
    て、前記N−高級アルキル又はアルケニルアミン
    をあらかじめ塩素化合物系溶媒中に溶解した溶液
    に対し、塩基性物質の存在下、前記ハロゲン化ベ
    ンゾイル又はその核置換体を液状又は固体状で
    徐々に加えて縮合反応を行い、反応終了後、水又
    は温水を加えて生成した中和塩を溶解除去するこ
    とを特徴とする、一般式 (式中、R1,R2及びnは前記と同じ意味を有
    する) で表わされるN−高級アルキル又はアルケニルカ
    ルバモイルベンゼン及びその核置換体の製造方
    法。
JP11456382A 1982-07-01 1982-07-01 N−置換カルバモイルベンゼン及びその核置換体の製造方法 Granted JPS595151A (ja)

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JPS595151A JPS595151A (ja) 1984-01-12
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