JPH0319930A - 経糸準備方法 - Google Patents

経糸準備方法

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JPH0319930A
JPH0319930A JP15305989A JP15305989A JPH0319930A JP H0319930 A JPH0319930 A JP H0319930A JP 15305989 A JP15305989 A JP 15305989A JP 15305989 A JP15305989 A JP 15305989A JP H0319930 A JPH0319930 A JP H0319930A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、異収縮混繊糸を織物用の経糸として準備す
る経糸準備方法に関するものである。
〔従来の技術〕
最近、沸水収縮率の異なる2種類以上のマルチフィラメ
ント糸を合糸した異収縮混繊糸を用いることにより、織
物に嵩高性や特殊な風合いを付与することが行われてい
る。このような異収縮混繊糸、なかでも合糸されている
各糸の沸水収縮率が大きく異なるような糸は、原糸段階
においてループや弛みが生じゃすく製織性が悪いため、
本格的なサイジング処理を行うのが一般的である(便宜
上「本格サイジング方式」という)。第3図において、
1は糊剤供給槽で、糸をこの槽内を通過させることによ
り糊付を行う。2,3は糊絞りローラで、糸に余分に付
着した糊剤を絞り取る。4は乾燥チャンバーで、加熱用
ヒータを内蔵しており糊付された糸の乾燥を行う。7は
経糸を巻き取るビームである。上記本格サイジング方式
では、通常、糊剤として純分濃度(固形分濃度)が10
〜l3重量%(以下「%」と略す)のものを用い、乾燥
後の糊剤付着量を5〜10%となるように各条件を設定
する。そして、乾燥チャンバー4として長さ8m以上の
ものを用い、100″C以上の温度で長時間糸を加熱し
て乾燥するようにしている.〔発明が解決しようとする
問題点〕 しかしながら、このようなサイジング処理を行うと、製
織方向におけるトラブルは防止できるものの、糸が乾燥
時の加熱で熱収縮を生じてしまい、製織工程に続くリラ
ックス工程において、効果的な熱収縮が得られない。し
たがって、せっかく特殊な熱収縮特性を備えた異収縮混
繊糸を用いても、その特性が充分に活かされていないた
め問題となつている。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、異
収縮混繊糸の熱収縮特性を損なうことなく、収束性およ
び風合いに優れた異収縮混繊糸の経糸を準備することの
できる方法の提供をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達戒するため、この発明の経糸準備方法は
、糊剤と油剤を主戒分としその純分濃度が15〜25%
に設定されている処理剤を準備する工程と、上記処理剤
を糊付ローラ外周面に供給する工程と、交絡数が10〜
40個/mである異収縮混繊糸を上記糊付ローラ外周面
の上部にのみ接触させた状態で通過させて糊付を行った
のち対設された2個の糊絞りローラ間を通過させて糊絞
りを行って乾燥を行うサイジング工程とを備え、上記異
収縮混繊糸に対するサイジング後の処理剤付着量が1〜
4重量%となり、かつサイジング前後の異収縮混繊糸の
沸水収縮率が下記の不等式を満足するようサイジングを
行うという構威をとる。
(Sho  −Shl  )  ≦10%Sho:サイ
ジング前の沸水収縮率 sh.:サイジング後の沸水収縮率 〔作用〕 すなわち、この発明では、糊剤の代わりに、純分濃度が
従来の糊剤よりも高い特殊な処理剤を用い、この処理剤
を糊付ローラ外周面上部との一部接触により異収縮混繊
糸に付与し、ついで糊絞りローラを通過させるようにし
たため、収束性を確保できる最低限の量の処理剤を偏り
なく均一に糸に付着させることができるようになった。
したがって、従来の本格サイジング方式のようなきつい
乾燥条件で乾燥を行う必要がなく、大掛かりな装置も不
要なため、省エネルギー,省スペースを実現できる。ま
た、異収縮混繊糸に熱的ダメージを与えることがないた
め、異収縮混繊糸の潜在的な沸水収縮率が損なわれず、
リラックス工程で充分に熱収縮して品位の高い織り物が
得られる。
つぎに、この発明を詳細に説明する。
この発明が対象とする糸は、交絡数が10〜40個/m
の異収縮混繊糸である。このような異収縮混繊糸として
は、例えば第l図に示すようナ金糸装置によって異なる
沸水収縮率が与えられる2本のマルチフィラメント糸A
,Bを合糸したものをあげることができる。図において
、1lは紡出されたマルチフィラメント糸Aを巻いたチ
ーズ、12は紡出された他のマルチフィラメント糸Bを
巻いたチーズ(A,Bは同一種類の糸であっても異なっ
ていてもよい)で、ロールヒータ13により2本同時に
予備加熱がなされる。そして、さらに糸Aにはプレート
ヒータl4によって所定の熱収縮が与えられ、糸Bには
熱収縮が与えられない。
このため、糸Bの沸水収縮率は高いままで維持されるこ
ととなり、糸Aの沸水収縮率は低くなって両者の沸水収
縮率に差異が生じる。これらの糸A,Bをインターレー
スノズルI5に通して所定間隔で交絡させ、ボビン16
に巻き取ることにより、異収縮混繊糸が得られる。なお
、交絡数が40個/mより多い異収縮混繊糸は、整経後
にオイリング処理等を施すだけで充分な収束性が得られ
るため、通常サイジングを行わず、また、交絡数がlO
個/mより少ない異収縮混繊糸は収束性が悪く経糸とし
て用いることができないので、これらの糸についてはこ
の発明の対象外とする。また、上記異収縮混繊糸を構成
するマルチフィラメント糸の種類は特に限定されないが
、特に、構成糸条の少なくとも一方がイソフタル酸共重
合ポリエステルからなるものであることが好適である。
すなわち、上記イソフタル酸共重合ポリエステルは、そ
れ自身の沸水収縮率が非常に高いため、異収縮混繊糸製
造時の条件設定により非常に沸水収縮率の差の大きなも
のを得ることができ、これを活かせば優れた風合いの生
地となるからである。
そして、この発明の経糸準備方法では、上記糸に対し、
従来のサイジングで用いる糊剤に代えて、糊剤と油剤を
主戒分とする特殊な処理剤を付与する。
上記糊剤としては、ポリアクリル酸エステル,ポリアク
リル酸,ポリメタクリル酸.ポリアクリル酸ソーダ.ポ
リアクリル酸アミド等があげられ、これらのうち、特に
ポリアクリル酸エステルが好適である。また、これらに
各種の戒分を共重合したもの等を用いてもよい。
また、上記油剤としては、植物油,鉱物油.脂肪酸エス
テル,多価アルコール等があげられ、通常、これらの混
合物が用いられる。
この発明の処理剤は、上記糊剤と油剤とを混合し加水し
て得られるが、これらの他に各種の界面活性剤等を含有
させるようにしてもよい。このとき、処理剤の純分濃度
は15〜25%となるように設定することが必要である
。この純分濃度は、従来の糊剤の純分濃度(10〜13
%)に比べかなり高濃度である。本発明者らの研究によ
ると、処理剤を高濃度にした方が、糸に付着させる処理
剤自体の量が少なくてすむ分だけ乾燥しやすく、乾燥後
の糸の状態が良好になることがわかったからである.た
だし、純分濃度が25%を超えると、乾燥時に糸の接着
が生じ整経が悪くなる。
なお、上記処理剤において、糊剤と油剤の配合割合は、
糊剤:油剤が9:1〜6:4となるように設定すること
が好適である。油剤の割合が上記の範囲よりも多くなる
と、製織性が悪くなる傾向が見られる。
上記処理剤の付与は、例えば第2図に示すような装置を
用い整経時に行う。図において、20はクリールの各ボ
ビン(図示せず)から1本づつ引き出された異収縮混繊
糸で、まず、処理剤供給槽24内の処理剤が表面に付着
した糊付ローラ2lの外周面上部を接触通過する。つい
で2個の対設する糊絞リローラ22の間を通過し、さら
に乾燥チャンバー23を通過したのち、ビーム7に巻き
取られるようになっている。
すなわち、この装置では、従来の本格サイジング方式と
は異なり、糸20への処理剤の付与を、糊付ローラ21
への接触通過と、糊絞りローラ22間の通過を組み合わ
せて行っている。したがって、本格サイジング方式のよ
うに糸20が糊剤供給槽1(第3図参照)内の糊剤にど
っぷり漬かるのではないため、過剰な量の供給とはなら
ない。
しかも、糸20の表面に処理剤を付けた状態で糊絞りロ
ーラ22間を通過させるため、交絡部分に処理剤が偏っ
て多く付いたままにならず、糊絞りローラ22間の通過
時に処理剤が均一に延ばされる。
また、この装置の乾燥チャンバー23は、上記のように
糸への処理剤付着量が必要最低限に設定されるため、長
さ2〜5mのごニチャンパー15でよく、本格サイジン
グ方式のチャンバー(長さ8〜15m)に比べて大幅に
小型化される。そして、このチャンバー23における乾
燥条件は、l00〜150゜Cで1.0〜1. 5秒間
程度でよく、糸に対する熱的ダメージも小さい。
なお、上記装置を用いる場合には、糊付ローラ2lの回
転速度や処理剤供給槽24における処理剤の液面等を調
整することにより、処理剤の付着量を、乾燥後の繊維重
量に対してl〜4%の範囲内に設定することが必要であ
る。1%未満では糸20に対し充分な収束性,平滑性を
与えることができず、4%を超えると乾燥が不充分とな
って製織が困難になるからである。
また、この発明では、乾燥条件等を調整することにより
、異収縮混繊糸のサイジング前後の沸水収縮率が下記の
不等式を満足するようにすることが必要である。
(Sh.−Sh,)≦lO% Sho:サイジング前の沸水収縮率 sh.:サイジング後の沸水収縮率 上記のように、サイジング前後の異収縮混繊糸の沸水収
縮率の差を10%以内に抑えるということは、サイジン
グ処理において糸が受ける熱的ダメージが小さいという
ことであり、糸の潜在的な熱収縮特性が維持されている
ということである。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
〔実施例1,2、比較例1〜4〕 ポリエチレンテレフタレートに、イソフタル酸を8モル
%共重合させ、粘度〔η)=0.640〜0. 6 4
 5のチップを作って紡速1 5 0 0 m/win
で紡糸し、81’/24’の未延伸糸を一旦ボビンに巻
き取った。そして、このボビン2本を第1図に示す延撚
装置にかけ(図において11.12に相当)、ロールヒ
ータ13の温度を75゜C1プレートヒータl4の温度
を148゜Cに設定して、沸水収縮率の異なる2本のマ
ルチフィラメント糸A,Bからなる異収縮混繊糸60’
/48’を得た。このときの延伸条件は、巻き取り速度
100Qm/akin、延伸倍率2.71とした。上記
糸B(ヒータプレート14を経由しない糸)のみの物性
は、30’/24’で沸水収縮率が35%であり、もう
一方の糸A(ヒータプレート14を経由させた糸)のみ
の物性は、30’/24’で沸水収縮率が7%であった
。そして、合糸された異収縮混繊糸の物性は、6 0’
 /4 8’で沸水収縮率が28.5%であった。
つぎに、この異収縮混繊糸を、第2図に示す装置にかけ
てサイジング処理を行った。このときの具体的な処理条
件を下記に示す。
整経本数      995本 整経糸速      200m/分 使用処理剤    糊剤:油剤=8010処理剤の純分
濃度   20% 乾燥ヂャンバ一長    4m 乾燥温度      所定温度 そして、処理剤付着量を、下記の第1表に示すように変
化させて、処理剤付着量と経糸の沸水収縮率を測定し、
さらに乾燥性および製織性を評価した。これらの結果を
第1表にまとめて示す。
なお、上記乾燥性は、ビームに糸を巻き取った際の糸の
接着の有無によって評価した。また、上記製織性は、得
られた糸を経糸総数7960本に整経し、上記と同様の
異収縮混繊糸であってサイジング処理をしていない糸を
ウォータージェットによって回転数60Orpmで緯入
れすることにより羽二重を製織して評価した。
(以下余白) 上記の結果から、実施例品は比較例品に比べて乾燥性,
製織性とも優れていることがわかる。
〔実施例3,4、比較例5,6] つぎに、上記実施例で得られた異収縮混繊糸を用い、第
2図および第3図に示すサイジング装置で、それぞれサ
イジング処理を行った。サイジング条件は下記の第2表
に従った。なお、第3図の本格サイジング方弐において
、処理剤の純分濃度はlO%とし、乾燥ヂャンバ一長は
8mとした。
(以下宗臼) 上記の結果から、この発明の経糸準備方法によれば、加
工反をシルキー調に仕上げることができ、風合いに特徴
のある織物が得られることがわかる.〔発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、純分濃度の高い処理
剤を、特殊な条件下で異収縮混繊糸に必要最低限量だけ
付与するようにしているため、糸の乾燥性が良好で熱的
ダメージが小さくてすむ。
したがって、潜在的に高い沸水収縮率が与えられた異収
縮混繊糸の上記沸水収縮率が、サイジング後も損なわれ
ることがないため、この糸を経糸に用いた織物はリラッ
クス工程で充分に熱収縮してボリューム感が出て品位の
高い織物となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に用いる異収縮混繊糸の製造装置の一
例を示す構成図、第2図はこの発明に用いるサイジング
装置の一例を示す構成図、第3図は従来の本格サイジン
グに用いる装置を示す構成図である。 20・・・異収縮混繊糸 21・・・糊付ローラ 22
・・・糊絞りローラ 剤供給槽 23・・・チャンバ− 24・・・処理

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)糊剤と油剤を主成分としその純分濃度が15〜2
    5重量%に設定されている処理剤を準備する工程と、上
    記処理剤を糊付ローラ外周面に供給する工程と、交絡数
    が10〜40個/mである異収縮混繊糸を上記糊付ロー
    ラ外周面の上部にのみ接触させた状態で通過させて糊付
    を行つたのち対設された2個の糊絞りローラ間を通過さ
    せて糊絞りを行つて乾燥を行うサイジング工程とを備え
    、上記異収縮混繊糸に対するサイジング後の処理剤付着
    量が1〜4重量%となり、かつサイジング前後の異収縮
    混繊糸の沸水収縮率が下記の不等式を満足するようサイ
    ジングを行うことを特徴とする経糸準備方法。 (Sh_0−Sh_1)≦10% Sh_0:サイジング前の沸水収縮率 Sh_1:サイジング後の沸水収縮率
  2. (2)上記異収縮混繊糸を構成する糸条の少なくとも一
    方が、イソフタル酸共重合ポリエステルからなるもので
    ある請求項(1)記載の経糸準備方法。
  3. (3)上記処理剤における糊剤と油剤の混合割合(糊剤
    :油剤)が、9:1〜6:4に設定されている請求項(
    1)または(2)記載の経糸準備方法。
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JPS6141374A (ja) * 1984-07-27 1986-02-27 カネボウ株式会社 加工糸織物の製織方法
JPS63256766A (ja) * 1987-04-14 1988-10-24 ユニチカ株式会社 野蚕調ポリエステル系織物の製造方法

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