JPH03218338A - トラネキサム酸誘導体 - Google Patents

トラネキサム酸誘導体

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JPH03218338A
JPH03218338A JP2081975A JP8197590A JPH03218338A JP H03218338 A JPH03218338 A JP H03218338A JP 2081975 A JP2081975 A JP 2081975A JP 8197590 A JP8197590 A JP 8197590A JP H03218338 A JPH03218338 A JP H03218338A
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liquid crystal
formula
acid
compound
general formula
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JP2081975A
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English (en)
Inventor
Ayako Kurotaki
黒滝 綾子
Osami Inoue
長三 井上
Shiyuuichi Uchijiyou
秀一 内條
Kimie Nagai
永井 きみ江
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野j 本発明は、新規なトラネキサム酸誘導体とその製造法に
関する。
本発明によって提供される化合物は、液晶性を有し、熱
書込液晶素子及び表示用液晶素子に使用できる。
[従米の技術] 液晶化合物として知られているもののうち、透明な液晶
組織を呈するスメクチック液晶あるいはコレステリック
液晶は、その薄層を部分的に加熱・急冷すると、その部
分が光を散乱する不透明な液晶組織に遷移する現象が液
晶の熱光学効果として知られている。この現象を利用し
て、液晶セルに部分的に温度変化を与えてその部分を不
透明にすることによって情報を書込む方式の液晶素子が
いくつか提案されている6 熱書込液晶素子などへ使用する物質は、水分・空気・光
に対して安定であり、更に適切な相転移温度が要求され
る。
ここで言う適切な相転移温度とは、室温で熱書込みが可
能で、且つ保存温度に影響を受けない程度に、室温を含
む十分に広い温度領域を指し、その間でスメクチックあ
るいはコレステリック以外の液晶相に転移しないことが
望まれる.投射型表示用として用いるライトバルブ素子
として一般に用いられるシッフベース系の液晶物質は加
水分解を受け易《,シたがって耐湿性の点で寿命が短く
、信頼性に欠ける6 また、化学的に安定な化合物としては、一般式(但し、
Rはアルキル基を表わす。) などが発表されているが、これらはいずれも液晶温度範
囲の点で不充分なものであった。
また,液晶化合物として数多く知られているものに、ネ
マチック液晶と呼ばれているものがある。このものは、
現在液晶表示装置に使用される化合物又は組成物の主流
を成しているけれども、短所の一つに、応答速度が遅く
、数m s e cのオーダーの応答速度しか得られな
いということがあり、そのため表示の大型化に対して限
界に近づいていると言われている。
このような従来型の液晶表示素子の欠点を改善するもの
として、双安定性を有する液晶の使用がクラーク及びラ
ガウエルにより提案されている(特開昭56−1072
16号)。この双安定性を有する液晶は、強誘電性液晶
と呼ばれ、高速応答性とメモリ性が得られることが注目
され、特に近年において、その実用化の検討が活発であ
り、実用強誘電性液品物質の開発が急務になっている。
一般に、強誘電性液晶は、光学活性部位を有する化合物
で,かつその分子長軸が層の法線方向からチルトした分
子配向をを有する一連のスメクチック相に右いて発現さ
れる。中でも,キラルスメクチックC(以下Sどと略記
する)相は、比較的低電圧動作性のため実用上優位とさ
れる。
このように強誘電性液晶は、自発分極を有するために非
常に速い応答速度を有する一ヒに、メモリ性のある双安
定状態を発現させることができ、さらに視野角が優れて
いることから、大容量大画面のディスプレイ用材料とし
て遺している。
このような強誘電性液晶として1975年、R.B.M
eyerらにより合成された4− (4−n一デシル才
キシベンジリデンアミノ)桂皮酸−2−メチルブチルエ
ステル(以下DOIIAMBCと略記する。)が知られ
ている(J.Physique 36 L−69(19
75))。
このDOロAMBCは、シッフベースを構造内に含むた
め,その化学的安定性に難がある。そこで、強誘電性液
晶材料として、物理的、化学的に安定な種々の化合物が
探索され、現在、4− (4−nアルキル才キシフェニ
ル)−1−カルポン酸−2−メチルブチルエステル(以
下CNと略記する。)を始めとするエスデル系化合物の
探索にその主力が移ってきている。しかし、このCNを
始めとするエステル系化合物は、S %相を示さないか
、示したとし囃 でもそのSc”相を示す温度範囲が狭く、しかも液晶を
加熱、冷却したときで異なる相系列を示すモノトロピッ
ク液晶であるため、実用に耐えるものは少ない(Liq
uid Crystals and OrderedF
luids 4(1984))。
一方、液晶相温度範囲を室温を含む広い領域ヘシフトさ
せる方法として、ビリジン、ビリミジン環などへテロ環
の導入およびシクロヘキサン環の導入が一般に行なわれ
ているが、合成法が繁雑である。
特に、液晶性の改善のためシクロヘキサン環を導入する
ことについてはシクロヘキサン環を導入することにより
スメクチック性を失うケースがあったり、合成段階にお
いて1.4−ジ置換シクロヘキサンのシスートランス異
性体混合物の分離操作を必要とする等の問題があるため
十分な検討が成されていなかった。
一方、シクロヘキサン誘導体としてトラネキサム酸があ
り、止血剤として広く用いられている。
しかし、薬剤としての用途以外の利用は未だ行なわれて
いない。
本発明者らは、価格的にも安価で、且つ純度の高い、入
手の容易なシクロヘキサン環を有する化合物としてトラ
ネキサム酸を原料とした液晶化合物の検討をした。
先ず,次式に示すトラネキサム酸のシツフベース誘導体 (但し、R6およびR7は炭化水素残基を表わす。) を合成してみたが、これらの化合物は液晶性を示さない
ことが分かった。
[発明が解決しようとする課題] 更に検討を進めた結果、フェニルエステル系化合物がト
ラネキサム酸誘導体として安定な液晶性を示す化合物で
あることを見出した。すなわち、本発明は広い液晶温度
範囲を有する新規なトラネキサム酸誘導体とその製造法
を提供することを目的とする。
トラネキサム酸を安価で入手し易いトランス−1.4−
ジ置換シクロヘキサン原料として利用し、N末端のアル
キル化、C末端のエステル化により、新規な液晶化合物
を提供する。
更に、本発明はN末端のアルキル基の種類および長さお
よびC末端のエステル基の種類を変更することが容易で
あり、このことにより液晶状態において発現する液晶相
の種類や温度範囲を制御することが可能な液晶性化合物
、およびそれを少なくとも1種類配合成分として含有す
る液晶組成物を提供する。
[課題を解決するための手段] 本発明によって提供される化合物は、−fi式(I) ・・・−・・ (I> [式中、R,は炭素数1〜16の直鎖又は分岐の飽和又
は不飽和の炭化水素残基であり、ハロゲンで置換されて
いても良い。R2は水素又はメチル基であり、R3は一
般式(I]) ・・・・− (■) 式中、p.qはそれぞれO又は1.nは1〜16の整数
を表わす。] で表わされる新規なトラネキサム酸誘導体およびその製
造法に関し、さらに前記トラネキサム酸誘導体の中間体
およびその製造法に関するものである。
本発明では、トラネキサム酸をトランス−1.4−ジ置
換−シクロヘキサン原料として用い、11 N宋端のアルキル化およびC末端のエステル化を行なう
ことにより広範囲に亘る温度領域で安定した液晶性を示
す化合物を合成することに成功した。
すなわち、アミノ基のアルキル化に際し、アミノ基のア
ルキル置換の種類により液晶性は変化する。R1につい
ていえば炭素数1〜l6の直鎖又は分岐の飽和又は不飽
和の炭化水素残基であり、その一部がハロゲン置換され
ていても良い。
特に直鎖の飽和アルキル残基および不斉炭素を含む不斉
炭素を有する分岐の飽和又は不飽和の炭化水素残基が好
ましい。
炭素数が17を越えるときは原料が人手困難であるばか
りでなく得られた液晶化合物としてのトラネキサム酸誘
導体の熱安定性が低くなる。炭素数はl又は5〜10が
好ましい。
R2は水素またはメチル基であるが、水素であるときは
液晶潟度範囲が広くスメクチック相が現われる。メチル
基であるときも同じくスメクチック相が現われるがその
液晶温度範囲は狭い。
l 2 すなわち、R2が水素であるときはSmA(スメクチッ
クA相)が著しく安定し、R1の炭素数の大小にかかわ
らずSmAであり、35℃〜138℃の如く広い温度範
囲に現われ、R,の炭素数があまりに大となると液晶性
は低下する。
一方、R2がメチル基であるときは、R,がメチル基の
ときSmX(高次のスメクチツク相)になり易く、R,
の鎖長が長くなるに従いSA相又はSc相になり易い傾
向にある。
特に、R.が不斉炭素を有する分岐の飽和又は不飽和の
炭化水素残基のときはS♂相を示しやす《、強誘電性の
性質を示す。
R3は一般式(II)で表わされる。
・・・−・− (IT) E式中、p.qはそれぞれ0又はl.nは1〜16の整
数を表わす。1 R3における式(II)の中のnの影響について言えば
、n=1〜l6、好ましくは5〜l2であって、nが5
〜8より遠ざかるに従い液晶性は悪化する。なお、この
アルキル基は直鎖又は分岐でよく、不斉炭素原子を有し
ても、有さなくても良い。
更にq=0(アルキルフエニルエーテル)の場合はコレ
ステリック性が増すが、しかしnが大きくなるにしたが
ってコレステリツク性は減少する傾向がある。q=1 
(安息香酸エステル)の時はスメクチック性が増す。
製造法としては、トラネキサム酸のN−アルキR2 ・・・・・・ (m) E式中、R,は炭素数1〜l6の直鎖又は分岐の飽和又
は不飽和の炭化水素残基であり、ハロゲンで置換されて
いても良い。R2は水素又はメチル基である。] で示される中間体を合成し、R3に相当する一般式(I
V) −・−−−・ (1’V) [式中、pおよびqはO又は1、nは1〜16の整数を
表わす。] で示されるフェノール誘導体と 脱水縮合させることによって一般式(I)・・・・・・
 (I) [式中、R,は炭素数1〜16の直鎖又は分岐の飽和又
は不飽和の炭化水素残基であり、ハロゲンで置換されて
いても良い。R2は水素又はメチル基であり、R3は一
般式(II) l 5 ・・・−・・ (II) 式中.p.qはそれぞれO又は1.nは1〜l6の整数
を表わす。] で示されるトラネキサム酸誘導体を製造することが出来
る。
一般式(nBで示されるN−アルキルトラネキサム酸は
、R1、R2の種類によって合成法が異なる。
すなわち、R,、R2共にメチル基で示される化合物は
、トラネキサム酸をホルムアルデヒド、蟻酸とともに水
中で加熱還流するだけで容易に得られるが、R1が炭素
数2〜16のアルキル基、R2がメチル基の化合物の場
合は、アミノ基をt−ブヂルオキシカルポニル基等で保
護した後に、ヨウ化メチルと水素化ナトリウムを用いて
N−メチル化し、更にt−プチル才キシ力ルポニル基の
脱保護の後,炭素数がR1に相当するアルキルブロミド
と水素化ナトリウムを用いてアルキル化し、得ることが
できる。
また.R2が水素である化合物はトラネキザム16 酸ベンジルエステルにカルボキシル基の炭素も含めて炭
素数がRtに相当する酸クロリドを塩基性条件下作用さ
せて、アミドを得、ボランを用いてアミドのカルボニル
基を選択的に還元した後に、水素化分解によりベンジル
基を脱保護して得られる。以下にその反応式を第1表に
示す。
(以下余白) 一般式(IV)で示される化合物は、4−ヒドロキシ安
息香酸又は4−(4゜−ヒドロキシフェニル)安息香酸
に相当するアルコール又はフェノール誘導体を塩化チ才
ニルなどを用いて縮合させたり、4−ヒドロキシフェノ
ール又は4−(4゜ヒドロキシフェニル)一フェノール
に相当するアルキルブロミドまたはアルキルトシレート
を塩基の存在下に作用させてアルキル化して得られる。
また、合成中適宜水酸基にペンジルエーテルなどの保護
基の導入を必要とする。以下にその反応式を第2表に示
す。
(以下余白) 一般式(III)と一般式(IV)で示される化合物を
反応させることによって一般式(1)のトラネキサム酸
誘導体を得ることが出来る。具体的には縮合反応を適宜
溶媒中(例えばジクロ口メタン、四塩化炭素、ベンゼン
等)において、縮合剤としてN.N’ −ジシクロへキ
シル力ルポジイミド(以下、DCCと省略する。)等を
用いるか又は一般式(III)を塩化チ才ニルなどを用
いて酸ハライドなどに誘導体化し、塩基性条件下で一般
式(IV)を作用させる等の方法がある。
上述した方法にて製造した化合物はカラムクロマトグラ
フィーおよび再結晶にて精製する。
一般式(V) H [但し、R4は炭素数3〜l6のアルキル基]で表わさ
れるN−アルキルトラネキサム酸は、毅式(I)で表わ
されるトラネキサム酸誘導体の2 1 中間体であり、新規な化合物である。その製造方法は、
前述した一般式(II1)で示される化合物の製造方法
のうち、R2が水素である場合の製造方法と同様に説明
される。
一般式(Vl) C H  3 [但し、R5は炭素数2〜l6のアルキル基1で表わさ
れるN−メチル−N−アルキルトラネキサム酸も一般式
(V)の化合物と同様中間体であり、新規な化合物であ
る。その製造方法は,前述した一般式(ni)で示され
る化合物の製造方法のうち、R,が炭素数2〜l6のア
ルキル基、R2がメチル基である場合の製造方法と同様
に説明される。
[作 用1 本発明における一般式N) (以下余白) 2 2 ・・・・−(I) の化合物は、低融点で且つ非常に安定な液晶性を示すト
ラネキサム酸誘導体である。
室温に近い広い温度領域で安定な液晶相を有することは
、単にシクロヘキサン環の導入に伴なう低融点効果に留
まらず、メチレン基を挟んで存在するアミノ基が分子の
分極を促し、液晶配列を取り易くしているものと推定さ
れる。
特に、2級アミンの化合物の中には100℃以上にわた
ってスメクチックAのみの相配列を示すものもある(第
3表、実施例3.6)。これは,アミド結合を有する化
合物で知られるように分子間水素結合は一般に液晶性を
低下させると考えられてきたが、アミノ基の水素結合は
液晶分子配列の安定化に寄与しているためと考えられる
また、R1が不斉炭素を有する炭化水素残基のとき強誘
電性が発現する(第3表、実施例12〜15)。これは
,近傍のアミノ基の影響により光学活性基の結合角など
が変化し、強誘電性発現に有利な立体構造をとり、安定
化しているためと考えられる。
本発明の化合物は、上紀のように耐久性・熱安定性に優
れており、熱書込用液品素子化合物や応答性、メモリー
性に優れた液晶表示素子等として単独で用いる他、他の
液晶化合物と配合して温度領域を広げたり、更にすでに
知られている強誘電性液晶への配合により応答性の改善
、温度領域の拡大に役立つと考えられる。
[実施例] 以下、実施例により本発明の化合物について更に詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例により限定される
ものではない。
以下、Cry.Ch.SIL.Sc.Iso相はそれぞ
れ結晶、コレステリック相,スメクチックA相、キラル
スメクチックC相、等方性液体を示し、Sxはスメクチ
ック相の高次構造を示す。また、r t.は室渇を示す
本発明の化合物の精製はシリカゲルクロマトグラフィー
およびアルコール、ヘキサン等による再結晶にて行なっ
た。
以下に示す相転移点の測定値は、物質の純度により若干
の影響を受けることもある。
〈実施例1〉 トランス−4− (N.N−ジメチルアミノメチル)シ
クロヘキサンカルポン酸4”−(2−メチルプチル才キ
シ力ルポニル)−4゛−ビフェニルエステルの合成 [1−11  トランス−4− (N.N−ジメチルア
ミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸塩酸塩の合成 トラネキサム酸4.72gを精製水5mlに溶解し、3
5%ホルムアルデヒド水溶液2、5mi!、蟻酸6.4
mβを加え、9時間加熱還流した。
室温で更に12時間撹拌後、濃硫酸4.5m君を加え、
溶媒を減圧留去した。
トルエン30mβを加え、再び減圧留去し刺激25 臭がなくなるのを確認後、エチルエーテルを加えて結晶
化させた。結晶を濾取し、無色鱗片品のトランス−4−
 (N,N−ジメチルアミノメチル)シクロヘキサンカ
ルボン酸塩酸塩4.76g (収率7l.6%)を得た
得られた化合物は、’H−NMR.IRでその構造を確
認した。
(1−21 4− (4゜−ヒドロキシフエニル)安息
香酸2−メチルブチルエステルの合成 4− (4’−ヒドロキシフエニル)安息香酸2.14
g、2−メチルブタノール5.4mβ、p−トルエンス
ルホン酸1水和物57mgを120℃で3時間撹拌した
。冷後、ジクロ口メタン5 0 m lで希釈し、飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液(20rr+j2) .飽和
食塩水(20mI2)で順次洗浄後、硫酸マグネシウム
で乾燥し、溶媒を減圧留去した。
得られた結晶を冷ヘキサンで数回洗浄した後,ヘキサン
から再結晶して無色針状の4−(4゜ヒドロキシフェニ
ル)安息香酸2−メチルブチル2 6 エステル1.6g (57%)を得た。
[1−31標記化合物の合成 (1−1)で合成した化合物532mgと+ 1.− 
21 で合成した化合物568mgをジクロ口メタン5
mI2に溶解し、水冷下ジシクロへキシル力ルポジイミ
ド(以下、DCCと省略する。)495mgを加えて3
時間撹拌し、室温で更に一夜撹拌した。
溶媒を減圧留去し、酢酸エチル30mβを加えてしばら
く撹拌後濾過する。得られた結晶をジクロ口メタン3 
0 m I2に溶解し、不溶物を濾去する。有機層を飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液(5mβ)、飽和食塩水(
5mj2)で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後溶
媒を減圧留去する。
得られた粗結晶なヘキサンから再結晶することにより、
無色粉末の標記化合物202mg (収率22%)を得
た。
得られた化合物は、’ H−NMR、IRでその構造を
確認した。
〈実施例2〉 4−[トランス−4’ − (N.N−ジメチルアミノ
メチル)シクロへキシル力ルポニルオキシ]安息香酸4
”−(2−メチルブチル才キシ力ルボニル)フエニルエ
ステルの合成 (2−11 4−ヒドロキシ安息香酸4’ − (2−
メチルブチルオキシ力ルポニル)フエニルエステルの合
成 p−ペンジル才キシ安息香酸6.54gを四塩化炭素4
0mβ中,塩化チオニル12.5gと共に3時間加熱還
流した後、未反応の塩化チ才ニル及び四塩化炭素を留去
して、トルエンl OmJ2に溶解し、2−メチルブチ
ルアルコール1.64gのトルエンービリジン(4:1
)溶液30mI2に滴下し、3時間加熱還流する。反応
終Y後、反応液に酢酸エチル30+nJ2を加え、精製
水(30mj2)、5%塩酸(30mJ2).飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液(30mI2) 、飽和食塩水(
30rnJ2)で順次洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥
した。酢酸エチルを留去して、これをn−へキサン:酢
酸エチル=10:1混合物を溶離液としてシリカゲル力
ラムクロマトグラフィーにより分離し、無色油状物4.
49gを得た。次に、この油状物をエタノール15mβ
に溶解し、シクロヘキセン6.75g及びパラジウムブ
ラック0.45gの存在下、1時間加熱還流した。反応
液を濾過しパラジウムブラックを除いた後、エタノール
及びシクロヘキセンを留去して、2−メチルブチル4−
ヒドロキシベンゾエート2.99gを得た(収率93%
〕。
次に、p−ペンジル才キシ安息香酸0.80gを四塩化
炭素15mβ中、塩化チオニル4.17gと共に3時間
加熱還流した後、未反応の塩化チオニル及び四塩化炭素
を留去し、上述した2−メチルブチル4−ヒドロキシベ
ンゾエート0.73gをトルエン7mβに溶かした溶液
を加え、更にビリジン3.50gを加え、80℃にて3
時間撹拌した。反応終了後、酢酸エチル30. Orr
+i!を加え、5%塩酸(1 0mff).飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液(10mβ)、飽和食塩水(102
9 mJ2)で順次洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチルを留去して、メタノールより再結晶し、4’
 − (2−メチルブチル才キシカルボニル)フェニル
4−ペンジル才キシベンゾエート0.89gを得た。次
に、これをエタノール10.0mffに溶解し、シクロ
ヘキセン1.01g及びパラジウムブラック0.18g
の存在下、1時間加熱還流した。反応液を濾過しパラジ
ウムブラックを除いた後、エタノール及びシクロヘキセ
ンを留去し、4−ヒドロキシ安息香酸4゜(2−メチル
ブチル才キシ力ルポニル)フエニルエステル0.69g
 (収率60%)を得た。
(2−2)標記化合物の合成 (1−1)で合成した化合物266mgと12−1)で
合成した化合物をジクロ口メタン3mI2に溶解し、水
冷下DCC240mgを加えて(1−3)と同様の手法
で反応を行ない、ヘキサンから再結晶することにより無
色粉末の標記化合物259mg(収率52%)を得た。
得られた化合物は、’H−NMR.IRでその30 構造を確認した。
〈実施例3〉 トランス−4−(N−へプヂルアミノメチル)シクロヘ
キサンカルポン酸4”−(2−メチルブチル才キシ力ル
ボニル)−4゜−ビフェニルエステルの合成 (3−11  }ランスー4−アミノメチルシク口ヘキ
サンカルボン酸ベンジルエステルトシル酸塩の合成 トラネキサム酸4.72gとベンジルアルコール15m
βをトルエン30mβに懸濁し、p一トルエンスルホン
酸6.84gを加え、Dean−Stark装置で発生
する水を除去しながら3時間加熱還流した。
反応溶液が透明になるのを確認した後,冷却した。析出
した結晶を濾取し、エタノールから再結晶することによ
り無色針状のトラネキサム酸ベンジルエステルトシル酸
塩11.5g(収率99%)を得た。
(3−2)  l−ランスー4−(N−ヘブタノイルア
ミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸ベンジルエステ
ルの合成 (3−11で合成した化合物3.87gをビリジン40
mβに溶解し、水冷下ヘブタノイルクロリドを滴下した
後、室温に戻し1 5時間攬拌した。
ジクロ口メタン100mβを加え、10%塩酸(30m
I2x3).飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(30mI
2)、飽和食塩水(30mi!)で順次洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。
粗油状物を酢酸エチルーヘキサンより再結晶することに
より無色針状のトランス−4−(N−ヘブタノイルアミ
ノメチル)シクロヘキサンカルボン酸ベンジルエステル
2.83g (収率79%)を得た。
(3−31  トランス−4−(N−へプチルアミノメ
チル)シクロヘキサンカルボン酸ベンジルエステル塩酸
塩の合成 ポランーテトラヒド口フラン錯体の1モルテトラヒドロ
フラン溶液3 3rnJ2にN2気流中−20℃で(3
−2)で合成した化合物5.4gのテトラヒド口フラン
(30mβ)溶液を15分を要してゆっくり滴下した。
室温に戻し30分間撹拌後、1.5時間加熱還流した。
反応液を水冷し、6N塩酸をlomβ滴下した。加温し
て発生する水素ガスを追い出した後、溶媒を減圧留去し
た。
酢酸エチル50mβを加え、精製水(20mβ×2)で
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を減圧留去した
。エチルエーテルから再結晶することにより無色の粉末
としてトランス−4− (N一へプチルアミノメチル)
シクロヘキサンカルボン酸ベンジルエステル塩酸塩2.
0g (収率35%)を得た。
+3−41  トランス−4−(N−へプチルアミノメ
チル)シクロヘキサンカルボン酸塩酸塩の合成 13−3)で合成した化合物1.14gを酢酸エチルl
 Omj2に溶解し、パラジウムブラック110mg、
シクロヘキセン1.5rnI2を加えて2.533 時間加熱還流した。
冷却後、析出した結晶とパラジウムブラックを濾取し、
メタノールに溶解してパラジウムブラックを濾去した。
メタノール溶液を濃縮してエチルエーテルを加えて結晶
化させることにより無色粉末のトランス−4− (N−
へプチルアミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸塩酸
塩525mg(収率60%)を得た。
得られた化合物は、’H−NMR.IRでその構造を確
認した。
13−5)標記化合物の合成 (3−4)で合成した化合物376mgと(1−21で
合成した化合物402mgをジクロ口メタン2ml2に
溶解し、水冷下DCC266mgを加えて(1−31 
と同様の手法で反応を行ない、メタノールから再結晶す
ることにより無色粉末の標記化合物70mg (収率l
O%)を得た。
得られた化合物は’H−NMR.IRによってその構造
を確認した。
〈実施例4〉 3 4 4−[トランス−4′−(N−へプチルアミノメチル)
シクロヘキシル力ルポニルオキシ]安息香酸4゜゜一(
2−メチルブチル才キシ力ルボニル)フェニルエステル
の合成 (3−41 で合成した化合物4 1 0mgと(2−
1)で合成した化合物642mgをジクロ口メタン2r
ni!.に溶解し、水冷下DCC291mgを加えて(
1−31 と同様の手法で反応を行ない、メタノールか
ら再結晶することにより無色粉末の化合物160mg(
収率20%)を得た。
得られた化合物は’H−NMR、IRによってその構造
を確認した。
〈実施例5〉 トランス−4−(N−デシルーN−メチルアミノメチル
)シクロヘキサンカルボン酸4”−(2−メチルブチル
才キシ力ルボニル)−4゛−ビフェニルエステルの合成 +5−11  トランス−4−(N−t−プチル才キシ
力ルポニルアミノメチル)シクロヘキサンカルポン酸の
合成 トラネキサム酸15.7gをジ才キサンー水(2 : 
1)300mI2に溶解し、水冷下lモル水酸化ナトリ
ウム水溶液100mJ2とジーt−プチルジカーボネー
ト24.0gのジ才キサン(50mβ)溶液を10分間
を要して滴下した。
室温に戻し、2.5時間撓拌した後、反応液を外温50
〜60℃の水溶上でおよそl/3に減圧濃縮し、水冷下
IN塩酸およそ85mβ滴下し、pH3〜4に調整した
。酢酸エチル(80mJ2X3〕で抽出し、有機層を精
製水(30mI2),飽和食塩水(30ml)で洗浄し
、硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を減圧留去した。得ら
れた粗結晶をイソブロビルエーテルで洗浄した後、酢酸
エチルから再結晶することにより無色粉末トランス−4
−(N−t−プチル才キシカルボニルアミノメチル》シ
クロヘキサンカルボン酸21.2g (収率82%)を
得た。
(5−2)  トランス−4− (N−t−プチル才キ
シ力ルボニルーN−メチルアミノメチル)シクロヘキサ
ンカルボン酸メチルエステルの合(5−1)で合成した
化合物4.1gとヨウ化メチル8rr+J2をDMFに
溶解し、水冷下ゆっくり攪拌しながら60%水素化ナト
リウム1.9gを少しずつ加えた。
室温に戻し、一夜撹拌を続けた後エチルエーテル80m
βで希釈し、水冷下精製水5mI2を滴下した。有機層
を精製水(20m!×3)、飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液(20mβ1、飽和食塩水(20mβ)で順次洗浄
後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去するこ
とにより黄色油状の粗トランス−4−(N−t−プチル
才キシ力ルボニルーN−メチルアミノメチル)シクロヘ
キサンカルボン酸メチルエステル6.8g (収率10
0%)を得た。
(5−3)  トランス−4−(N−デシルーN−メチ
ルアミノメチル)シ,クロヘキサンカルボン酸メチルエ
ステルの合成 (5−2)で合成した化合物6.8gに水冷下4N塩酸
一酢酸エグール溶液1 5+nI2を加え、3 7 15分間撹拌した後溶媒を減圧留去し、刺激臭がなくな
るのを確認した。
得られた粗トランス−4−(N−メチルアミノメチル)
シクロヘキサンカルボン酸メチルエステル塩酸塩をDM
F I Omβに溶解し、水冷下トリエチルアミン2.
2mρ、デシルブロミド4.1mI2を加えた。60%
水素化ナトリウム768mgを少しずつ加え、80℃で
1〜2時間加温した。冷後、エチルエーテル80m!で
希釈し、精製水5mfiをゆっくりと滴下した。有機層
を精製水(20mI2).飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液(20mI2)、飽和食塩水(20mJ2)で順次洗
浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を減圧留去した。
得られた黄色油状物を50gのシリカゲルを用いてカラ
ムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチルーヘキサン(
1 : 6)の留分から無色油状のトランス−4−(N
−デシルーN−メチルアミノメチル)シクロヘキサンカ
ルボン酸メチルエステル3.2g(収率6l%)を得た
38 {5−4)  }ランスー4−(N−デシルーN−メチ
ルアミノメチル》シクロヘキサンカルポン酸塩酸塩の合
成 (5−31で得られた化合物3.2gを6N塩酸に溶解
し、室温で24時間撹拌した。
溶媒を減圧留去して無色粉末トランス−4−(N−デシ
ルーN−メチルアミノメチル)シクロヘキサンカルボン
酸塩酸塩2.9g(収率86%)を得た。
得られた化合物は’H−NMR.IRによってその構造
を確認した。
(5−5)標記化合物の合成 (5−4)で得られた化合物270mgと(1−2)で
得られた化合物221mgをジクロ口メタン2mJ2に
溶解し、DCCI60mgと4−ビロリジノビリジン1
 2mgを加え、室温で一夜撹拌した。(1−31 と
同様に後処理し、ヘキサンから再結晶することにより無
色粉末の標記化合物70mg(収率16%)を得た6 得られた化合物は’H−NMR,IRによってその構造
を確認した。
〈実施例6〜9〉 上述の方法にて、アルキル鎖長の異なった一般式(I)
で示される化合物を合成し、第3表の6〜9に示す化合
物を得た。
得られた化合物は’ H−NMR、IRでその構造を確
認した。
〈実施例10> トランス−4− (N.N−ジメチルアミノメチル)シ
クロヘキサンカルボン酸4”−(2−メチルブチルオキ
シ)−4゜−ビフェニルエステルの合成 (10−11 4 − ( 2−メチルブチル才キシ)
−4゜ヒドロキシビフェニルの合成 4,4゜−ジヒドロキシビフェニル1.86gをエタノ
ール20mgに溶解し、水酸化カリウム6 1 7mg
とペンジルブロミド1.31mI2を加え,6時間加熱
還流した。
冷後、析出した結晶を濾取し、熱アセトンに再び溶解し
て不溶物を濾去した。
アセトン層の溶媒を減圧下留去して無色粉末の4−ペン
ジル才キシ−4゜−ヒドロキシビフェニル1.37g 
(収率50%)を得た。
4−ペンジル才キシ−4゜−ヒドロキシビフェニル31
 9mgをD M F 3 mβに溶解し、水酸化カリ
ウム1 4 8 rn gと常法により製したp一トル
エンスルホン酸−2−メチルブチルエステル3 1 9
mgを加え、50℃に加温しながら4時間撹拌した。冷
後、酢酸エチル30mβを加え、有機層を精製水(l 
OmI2X2).1 0%塩酸(lomβ)、飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液(l Omβ)、飽和食塩水(3
0mβ)で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧下溶媒を留去し、エタノールから再結晶することに
より無色粉末の4−ペンジル才キシ−4’ − (2−
メチルブチル才キシ》ビフエニル450mg (収率9
9%)を得た。
4−ペンジル才キシ−4’ − (2−メチルブチル才
キシ)ビフェニル265mgをエタノール3mβに溶解
し、パラジウムブラック1 3mgとシ41 クロヘキセン0.4mβを加え,1時間加熱還流した。
パラジウムを濾去し、濾液を濃縮して無色粉末の4−(
2−メチルプチル才キシ)−4゜−ヒドロキシビフエニ
ル192mg(収率98%)を得た。
(10−2)標記化合物の合成 + 1−1.1で合成した化合物177mgを四塩化炭
素3ml2に溶解し、塩化チ才ニル0.3mβとDMF
一滴を滴下して、1.5時間加熱還流した。溶媒を減圧
下留去して、トルエン3mβに溶解し.  TIO−1
1で合成した化合物192mgのビリジン2m!溶液に
水冷下滴下し、更に1時間加熱還流した。冷後、酢酸エ
チル3 0rr+12を加え、精製水(10ml×3)
、飽和食塩水(10m!)で洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥した。減圧下溶媒を留去して得られた粗結晶を8
gのシリカゲルを用いてカラムトグラフィーに付し、3
%メタノールー塩化メチレンの留分を濃縮,メタノール
から再結晶することにより無色針状の標記化合物42 151mg(収率48%》を得た。
得られた化合物は’H−NMR.IRによってその構造
を確認した。
〈実施例11> 4−[トランス−4’ 一(N.N−ジメチルアミノメ
チル)シクロヘキシル力ルポニル才キシ]安息香酸4”
−(2−メチルブチル才キシ)フエニルエステルの合成 (11−1) 4 − ( 2−メチルブチルオキシ)
フェノールの合成 ヒドロキノンモノベンジルエーテル400gをD M 
F 2 0 m 12に溶解し、粉砕した水酸化カリウ
ム3.36gと常法により製したP−}ルエンスルホン
酸2−メチルブチルエステル4.84gを加え,3時間
室温で撹拌した。
酢酸エチル50m2で希釈して、精製氷(30mffx
2)10%塩酸(30mβ×1)、飽和炭酸水素ナトリ
ウム(30mβ×1)、飽和食塩水(30mβ×1)で
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去
した。得られた粗結晶を55gのシリカゲルを用いてカ
ラムクロマトグラフィーに付し、2%酢酸エチルーヘキ
サンの留分から無色粉末の4−(2−メチルブチルオキ
シ)フェニルベンジルエーテル4.31g(収率64%
)を得た。
得られた4−(2−メチルブチル才キシ)フエニルベン
ジルエーテル4.31gをエタノール30m!に溶解し
パラジウムブラック2 1 6mgとシクロヘキセン8
mβを加えて1時間加熱還流した。冷後、パラジウムを
濾去し、減圧下溶媒を留去して無色油状の4−(2−メ
チルブチルオキシ)フェノール3.03g (収率68
%)を得た。
111−2) 4−ヒドロキシ安息香酸4゜一(2−メ
チルブチルオキシ)フエニルエステルの合成4−ペンジ
ル才キシ安息香酸61 6mgを四塩化炭素10mβに
溶解し、塩化チAニル1.OmβとDMF1滴を加え、
2.5時間加熱還流した。溶媒を留去して、トルエン5
mβに溶解し、4−(2−メチルブチルオキシ)フェノ
ール450mgのトルエンービリジン(4:1)溶液1
0mβに水冷下滴下し、更に1時間加熱還流した6 冷後、酢酸エチル(30mj2)で希釈し、精製水(l
 Omj2x2).1 0%塩酸(l Orr+J2)
、飽和炭酸水素ナトリウム(10mj2)、飽和食塩水
(1 0rr+12)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾
燥した。
減圧下溶媒を留去してエタノールから再結晶することに
より無色鱗片品として4−ベンジル才キシ安息香酸4゜
一(2−メチルブチル才キシ)フェニルエステル605
mg (収率57%)を得た。
得られたエステル5 6 0 m gをエタノール5m
βに溶解し、パラジウムブラック28mg、シクロヘキ
セン0.73+nI2を加えて1時間加熱還流した。反
応液を濾過し、濾液の溶媒を減圧下留去してメタノール
から再結晶することにより無色針状の4−ヒドロキシ安
息香酸4’ −(2−メチルブチルオキシ)フJニルエ
ステル430mg45 (収率99%)を得た。
(11−31標記化合物の合成 (1−11で合成した化合物333mgと(II−2)
で合成した化合物300mgを塩化チ才ニル0.63m
gを用いて、(10−2)と同様にエステル化し、ヘキ
サンから再結晶することにより無色針状の標記化合物1
49mg(収率32%)を得た。
得られた化合物は’H−NMR.TRによってその構造
を確認した。
〈実施例12〜15> 実施例5と同様の方法を用いて、R1に光学活性を有す
る基をもつ一般式(I)で示される化合物を合成し、第
3表の12〜15に示す化合物を得た。
得られた化合物は’ H−NMR、IRによってその構
造を確認した。
なお、実施例1〜15の化合物の相転移温度を測定した
ところ、第3表のような結果が得られた。
4 6 また、実施例1〜l5の化合物および実施例1.3.5
.12の中間体についてIR.’H−NMRを測定した
結果を第4表、第5表に示す。
また、実施例1〜15の化合物のうち、キラルスメクチ
ックC相を示した化合物について自発分極を測定し、第
3表に併記した。
自発分極の測定は以下の方法によった。
(自発分極の測定) 化合物を加熱して等方性液体とした後、ポリイミドを塗
布しラビング処理を施した透明電極付ガラス板からなる
厚さ3.3μmのセルに注入し、等方性液体の状態から
ゆるやかに降渇し、キラルスメクチックC相を配向させ
た。
更にこの状態から温度を低下させ、キラルスメクチック
C相への転移温度から10℃下がった温度で三角波電圧
印加法(Miyasato et al..Japan
ese Journal of Applied Ph
ysics. Vol.22,No.lO. p. L
661. 1983)により自発分極値を測定した(印
加電圧30Vp−p.50Hz).(以下余白) [発明の効果] 以上例示したように本発明の化合物は室温に近い広い温
度領域で液晶相を呈する。したがって、単独にあるいは
他のスメクチック液晶と適切に配合されて実用温度領域
に右いて熱光学効果を応用した熱書込液晶素子及び表示
用液晶素子として有用な新規な液晶化合物を簡単に廉価
に提供することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・( I
    ) [式中、R_1は炭素数1〜16の直鎖又は分岐の飽和
    又は不飽和の炭化水素残基であり、ハロゲンで置換され
    ていても良い。R_2は水素又はメチル基であり、R_
    3は一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(II) 式中、p、qはそれぞれ0又は1、nは1〜16の整数
    を表わす。] で表わされるトラネキサム酸誘導体。
  2. (2)一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(III
    ) [式中、R_1は炭素数1〜16の直鎖又は分岐の飽和
    又は不飽和の炭化水素残基であり、ハロゲンで置換され
    ていても良い。R_2は水素又はメチル基である。] で表わされる化合物またはその塩と、一般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(IV) [式中、pおよびqは0又は1、nは1〜16の整数を
    表わす。] で表わされる化合物を反応させることを特徴とする請求
    項(1)のトラネキサム酸誘導体の製造法。
  3. (3)請求項(1)記載のトラネキサム酸誘導体を少な
    くとも一種配合成分として含有することを特徴とする液
    晶素子。
  4. (4)一般式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(V) [但し、R_4は炭素数3〜16のアルキル基]で表わ
    されるN−アルキルトラネキサム酸。
  5. (5)トラネキサム酸のベンジルエステルに塩基性条件
    下で酸クロライドと反応させアミド化し、このアミドを
    還元してアルキルアミノ基とした後、ベンジル基を水素
    化分解することを特徴とする請求項(4)のN−アルキ
    ルトラネキサム酸の製造法。
  6. (6)一般式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(VI) [但し、R_5は炭素数2〜16のアルキル基]で表わ
    されるN−メチル−N−アルキルトラネキサム酸。
  7. (7)アミノ基を保護されたトラネキサム酸にヨウ化メ
    チルと水素化ナトリウムを用いてNメチル化し、ついで
    脱保護した後、ハロゲン化アルキルと水素化ナトリウム
    を用いてアルキル化することを特徴とする請求項(6)
    のN−メチル−N−アルキルトラネキサム酸の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993005015A1 (fr) * 1991-08-29 1993-03-18 Showa Denko K.K. Derive de l'acide alkylthiobenzoique optiquement actif et production et utilisation de ce derive
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