JPH0325527B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0325527B2 JPH0325527B2 JP58115712A JP11571283A JPH0325527B2 JP H0325527 B2 JPH0325527 B2 JP H0325527B2 JP 58115712 A JP58115712 A JP 58115712A JP 11571283 A JP11571283 A JP 11571283A JP H0325527 B2 JPH0325527 B2 JP H0325527B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- pin
- twist
- twisted
- false
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は集束部と嵩高部とが混在した仮撚意匠
糸の製法の改良に関するものである。
糸の製法の改良に関するものである。
従来、熱可塑性合成繊維糸を仮撚加工する際、
ヒータと施撚装置の間の糸長を変化させて糸の単
位長さ当りの撚数と熱セツト効果とを変動させる
ことにより集束部と嵩高部との混在した仮撚意匠
糸を製造する方法が、特公昭51−222号公報に開
示されているが、この方法では糸道を変化させる
為の複雑な装置が必要で製造コストが高くつくと
いう問題があつた。
ヒータと施撚装置の間の糸長を変化させて糸の単
位長さ当りの撚数と熱セツト効果とを変動させる
ことにより集束部と嵩高部との混在した仮撚意匠
糸を製造する方法が、特公昭51−222号公報に開
示されているが、この方法では糸道を変化させる
為の複雑な装置が必要で製造コストが高くつくと
いう問題があつた。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解消し、
集束部と嵩高部との見掛直径比の大きい意匠効果
に富んだ仮撚意匠糸を簡単な装置で安価に製造し
得る方法を提供するにある。
集束部と嵩高部との見掛直径比の大きい意匠効果
に富んだ仮撚意匠糸を簡単な装置で安価に製造し
得る方法を提供するにある。
本発明は、予め撚係数4500〜15000の範囲で実
撚を施こした複屈折率△nが0.02〜0.15であるポ
リエステルフイラメント糸を3本ピンスピナーを
用いて各ピンに糸を巻付けることくジグザグ状に
糸を通して仮撚加工することを特徴とする仮撚意
匠糸の製法である。
撚を施こした複屈折率△nが0.02〜0.15であるポ
リエステルフイラメント糸を3本ピンスピナーを
用いて各ピンに糸を巻付けることくジグザグ状に
糸を通して仮撚加工することを特徴とする仮撚意
匠糸の製法である。
本発明を更に詳細に説明すると、通常の仮撚機
で使用されているスピナーは第1図に示す如くピ
ン2が1本で、該ピン2に糸1を1回まきつけて
加工するが、本発明で使するスピナーはピンが3
本あり、加工に際しては糸を第2図に示す如く各
ピン3,4,5に巻き付けることなく、各ピン
3,4,5間へジグザグ状に通すことにより、ピ
ンの回転による糸への撚りは不均一に加わり且つ
不均一に解撚されることになり、加撚、解撚の撚
り密度が糸長方向に沿つて不揃いとなる。この撚
り密度の不揃いはピンと糸との摩擦抵抗による
が、該摩擦抵抗はピンの材質、ピンと糸との接触
長、各ピン間のなす角度等により変化するので所
望する糸形態との対応でこれらを考慮すれば良
い。
で使用されているスピナーは第1図に示す如くピ
ン2が1本で、該ピン2に糸1を1回まきつけて
加工するが、本発明で使するスピナーはピンが3
本あり、加工に際しては糸を第2図に示す如く各
ピン3,4,5に巻き付けることなく、各ピン
3,4,5間へジグザグ状に通すことにより、ピ
ンの回転による糸への撚りは不均一に加わり且つ
不均一に解撚されることになり、加撚、解撚の撚
り密度が糸長方向に沿つて不揃いとなる。この撚
り密度の不揃いはピンと糸との摩擦抵抗による
が、該摩擦抵抗はピンの材質、ピンと糸との接触
長、各ピン間のなす角度等により変化するので所
望する糸形態との対応でこれらを考慮すれば良
い。
もちろん、ピンの数によつても撚り密度の不揃
いは変化するが、糸掛け性、及びピンヘツドとピ
ン胴部とのバランスを考慮する必要性があり、現
実には3本ピンが最も好ましい。2本ピンでは、
ピンは回転するものの、糸への撚りが殆んど加わ
らず、嵩高部が出現しない。
いは変化するが、糸掛け性、及びピンヘツドとピ
ン胴部とのバランスを考慮する必要性があり、現
実には3本ピンが最も好ましい。2本ピンでは、
ピンは回転するものの、糸への撚りが殆んど加わ
らず、嵩高部が出現しない。
又4本ピンの場合は、所期の目的とする糸条を
得ることは可能であるものの、糸掛け性が煩雑に
なると共に、ピンヘツド側にスピナーの重心が移
るため、ピンのバランスが極度に低下し、加工中
のピンの飛び出し等、トラブルが生じ易い。
得ることは可能であるものの、糸掛け性が煩雑に
なると共に、ピンヘツド側にスピナーの重心が移
るため、ピンのバランスが極度に低下し、加工中
のピンの飛び出し等、トラブルが生じ易い。
仮撚加工を実施する際、3本ピンスピナーを用
い、各ピン間へジグザグ状の糸通しをすることが
本発明の要点の1つであるが、更に用いるポリエ
ステルフイラメント糸は複屈折率△nが0.02以上
0.15以下であり、且つ予め撚係数4500以上15000
以下の実撚を有していることが必要である。
い、各ピン間へジグザグ状の糸通しをすることが
本発明の要点の1つであるが、更に用いるポリエ
ステルフイラメント糸は複屈折率△nが0.02以上
0.15以下であり、且つ予め撚係数4500以上15000
以下の実撚を有していることが必要である。
通常のポリエステル延伸糸は△nが0.16〜0.20
程度で充分に配向され、繊維としての形態を整え
たものあり、かかる糸条を用いても、撚密度の不
均一性からのみでは、直ちに目的とする意匠糸は
得られず、融点付近の高温に仮撚温度を設定し、
且つ、温度壕効果を助長するために加工速度を極
度に低くする必要があり、しかも得られる意匠糸
は粗硬で、捲縮による嵩高部の嵩高効果も充分で
なく、集束部との直径比も2以下であり、意匠効
果に乏しいものとなる。
程度で充分に配向され、繊維としての形態を整え
たものあり、かかる糸条を用いても、撚密度の不
均一性からのみでは、直ちに目的とする意匠糸は
得られず、融点付近の高温に仮撚温度を設定し、
且つ、温度壕効果を助長するために加工速度を極
度に低くする必要があり、しかも得られる意匠糸
は粗硬で、捲縮による嵩高部の嵩高効果も充分で
なく、集束部との直径比も2以下であり、意匠効
果に乏しいものとなる。
これに対して0.02≦△n≦0.15の範囲にある高
配向未延伸糸は撚密度の不均一性、すなわち、張
力変化にも敏感に対応するため、高温仮撚とする
必要はなく、容易に形態変化を生ずる。
配向未延伸糸は撚密度の不均一性、すなわち、張
力変化にも敏感に対応するため、高温仮撚とする
必要はなく、容易に形態変化を生ずる。
△nが0.02未満の供給糸条は、目的とする意匠
糸は得られるものの、糸物性の経時変化等の点で
取扱いがむずかしく、現実的でない。逆に△nが
0.15を越える糸は通常の延伸糸に近づくため充分
な意匠形態を得ることが困難である。
糸は得られるものの、糸物性の経時変化等の点で
取扱いがむずかしく、現実的でない。逆に△nが
0.15を越える糸は通常の延伸糸に近づくため充分
な意匠形態を得ることが困難である。
0.02≦△n≦0.15のポリエステルフイラメント
糸をそのまま3本ピンスピナーを用いて仮撚加工
すると集束部、嵩高部の直径比が3以上の意匠糸
が得られる集束部の長さが短く、いかにもタイト
スポツト的形態となる。
糸をそのまま3本ピンスピナーを用いて仮撚加工
すると集束部、嵩高部の直径比が3以上の意匠糸
が得られる集束部の長さが短く、いかにもタイト
スポツト的形態となる。
この問題はポリエステルフイラメント糸に予め
撚係数4500〜15000の実撚を付与しておくことに
より解消する。4500より少ない撚係数では集束部
の長さは1cmを超えることができず、また15000
以上では逆に嵩高部が撚構造によつて拘束され、
出現しにくくなる。
撚係数4500〜15000の実撚を付与しておくことに
より解消する。4500より少ない撚係数では集束部
の長さは1cmを超えることができず、また15000
以上では逆に嵩高部が撚構造によつて拘束され、
出現しにくくなる。
以下実施例により本発明を更に具体的に説明す
る。
る。
△nが0.11のポリエステルフイラメント糸
150d/48fを4本撚数300T/MでS撚方向に合撚
した糸を用いて、第2図に示したスピナーを備え
た仮撚機により、ヒータ温度210℃、加工速度
50m/分、スピンドル回転数11×104r.p.mで加工
したところ、第3図に示す如き集束部Aの長さが
1〜8cm、嵩高部Bの長さが1〜4cm、嵩高部B
と集束部Aとの見掛の直径比が約8である意匠効
果に富んだ仮撚意匠糸が得られた。
150d/48fを4本撚数300T/MでS撚方向に合撚
した糸を用いて、第2図に示したスピナーを備え
た仮撚機により、ヒータ温度210℃、加工速度
50m/分、スピンドル回転数11×104r.p.mで加工
したところ、第3図に示す如き集束部Aの長さが
1〜8cm、嵩高部Bの長さが1〜4cm、嵩高部B
と集束部Aとの見掛の直径比が約8である意匠効
果に富んだ仮撚意匠糸が得られた。
上述の如く構成された本発明によれば、集束部
と嵩高部との見掛直径比の大きい意匠効果に富ん
だ仮撚意匠糸を簡単な装置で安価に製造し得るも
のであつて、その工業的効果は極めて大である。
と嵩高部との見掛直径比の大きい意匠効果に富ん
だ仮撚意匠糸を簡単な装置で安価に製造し得るも
のであつて、その工業的効果は極めて大である。
第1図は通常の1本のピンスピナーの縦断面
図、第2図は本発明で使用する3本ピンスピナー
の縦断面図、第3図は本発明にて得られた仮撚意
匠糸の側面図で、第1図〜第3図において、1は
ポリエステルフイラメント糸、2,3,4,5は
ピン、Aは集束部、Bは嵩高部である。
図、第2図は本発明で使用する3本ピンスピナー
の縦断面図、第3図は本発明にて得られた仮撚意
匠糸の側面図で、第1図〜第3図において、1は
ポリエステルフイラメント糸、2,3,4,5は
ピン、Aは集束部、Bは嵩高部である。
Claims (1)
- 1 予め撚係数4500〜15000の範囲で実撚を施こ
した複屈折率△nが0.02〜0.15であるポリエステ
ルフイラメント糸を3本ピンスピナーを用いて各
ピンに糸を巻付けることなくジグザグ状に糸を通
して仮撚加工することを特徴とする仮撚意匠糸の
製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11571283A JPS609928A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 仮撚意匠糸の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11571283A JPS609928A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 仮撚意匠糸の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS609928A JPS609928A (ja) | 1985-01-19 |
| JPH0325527B2 true JPH0325527B2 (ja) | 1991-04-08 |
Family
ID=14669316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11571283A Granted JPS609928A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 仮撚意匠糸の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609928A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5837416B2 (ja) * | 1975-10-28 | 1983-08-16 | 帝人株式会社 | フトサムラオユウスルポリエステルケンシユクシノセイゾウホウ |
| JPS5442437A (en) * | 1977-09-01 | 1979-04-04 | Toyo Boseki | Production of spun yarn like yarn having core and sheath two layered structure |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP11571283A patent/JPS609928A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS609928A (ja) | 1985-01-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3844103A (en) | Process for production of composite bulk yarn | |
| JPH0325527B2 (ja) | ||
| US3703075A (en) | Method of making a yarn containing loops | |
| JP2877817B2 (ja) | 嵩高フアンシーヤーンの製造方法 | |
| JPS5939526B2 (ja) | スパンライク捲縮加工糸の製造方法 | |
| JPS599651B2 (ja) | 特殊仮撚加工糸 | |
| JPS5891839A (ja) | 複合仮撚捲縮糸 | |
| JPS62289635A (ja) | 複合加工糸及びその製造方法 | |
| JPS6252061B2 (ja) | ||
| JPH0673630A (ja) | サマーウール調複合加工糸及びその製造方法 | |
| JPS5953732A (ja) | しぼ織編用捲縮糸の製造方法 | |
| JPS61266629A (ja) | フアンシ−ヤ−ンの製造方法 | |
| JPS6123289B2 (ja) | ||
| JP2833622B2 (ja) | カスリ調複合加工糸およびその製造方法 | |
| JP3250313B2 (ja) | スパン調太さムラを有する複合仮撚糸の製造方法 | |
| JPS6211093B2 (ja) | ||
| JPS6254895B2 (ja) | ||
| JP3236229B2 (ja) | 捲回複合仮撚加工糸 | |
| JPH0268324A (ja) | 開花状スラブ仮撚糸の製法 | |
| JPS6215343A (ja) | 未解撚加工糸の製造法 | |
| JP3589511B2 (ja) | ポリエステル系低捲縮加工糸 | |
| JPH0333815B2 (ja) | ||
| JPS6360138B2 (ja) | ||
| JPS6112951A (ja) | 仮撚意匠糸及びその製造法 | |
| JPS6238448B2 (ja) |