JPH03259921A - ポリパラフェニレンテレフタルアミドの製造方法 - Google Patents
ポリパラフェニレンテレフタルアミドの製造方法Info
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- JPH03259921A JPH03259921A JP5820890A JP5820890A JPH03259921A JP H03259921 A JPH03259921 A JP H03259921A JP 5820890 A JP5820890 A JP 5820890A JP 5820890 A JP5820890 A JP 5820890A JP H03259921 A JPH03259921 A JP H03259921A
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- solvent
- polymerization
- ppta
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- chloride
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ポリパラフェニレンテレフタルアミド(以下
PPTAと略する)の製造方法に関する。
PPTAと略する)の製造方法に関する。
更に詳しくは、繊維又はフィルム等に底形した場合に、
吸湿率が低く、電気絶縁性が良好であり、かつ金属不純
物の含有量が少ないPPTAの製造方法に関するもので
ある。
吸湿率が低く、電気絶縁性が良好であり、かつ金属不純
物の含有量が少ないPPTAの製造方法に関するもので
ある。
テレフタル酸クロライドとパラフェニレンジアミンとを
重合して得られるPPTAは、剛直な分子骨格を有する
ポリマーであり、硫酸溶液から液晶紡糸によって得られ
る繊維は機械的物性がきわめて高くタイヤコード及び繊
維強化複合材用の補強繊維として実用化が進んでいる。
重合して得られるPPTAは、剛直な分子骨格を有する
ポリマーであり、硫酸溶液から液晶紡糸によって得られ
る繊維は機械的物性がきわめて高くタイヤコード及び繊
維強化複合材用の補強繊維として実用化が進んでいる。
一方、PPTAフィルムは、従来はPPTAの分子構造
のために、強酸にしか溶けず、しかも、その溶液中では
液晶を形成するためキャストして得たフィルムが過度に
一軸配向し、裂は易いものしか得られなかったが、最近
、液晶状態を緩和して等方的なフィルムを得る技術が開
発され、(例えば特公昭57−17886号公報)、耐
熱性かつ機械的強度が優れたフィルムとして実用化され
つつある。
のために、強酸にしか溶けず、しかも、その溶液中では
液晶を形成するためキャストして得たフィルムが過度に
一軸配向し、裂は易いものしか得られなかったが、最近
、液晶状態を緩和して等方的なフィルムを得る技術が開
発され、(例えば特公昭57−17886号公報)、耐
熱性かつ機械的強度が優れたフィルムとして実用化され
つつある。
PPTAは、通常、パラフェニレンジアミンとテレフタ
ル酸クロライドとをN−置換アミド型溶剤及び金属ハロ
ゲン化塩よりなる溶媒系で低温溶液重合することにより
製造され(特公昭3544399号公報等)、ポリマー
の末端基として、カルポン酸基及びアくノ基が存在する
ことが知られている。
ル酸クロライドとをN−置換アミド型溶剤及び金属ハロ
ゲン化塩よりなる溶媒系で低温溶液重合することにより
製造され(特公昭3544399号公報等)、ポリマー
の末端基として、カルポン酸基及びアくノ基が存在する
ことが知られている。
PPTAの用途は従来その機械的性能を活かしたものが
中心であったが、エレクトロニクスの進歩、電気機器の
小型化、集積化にともないフィルム及び繊維をプリント
配線基板、電気絶縁フィルム、耐熱粘着テープ等耐熱性
の電気絶縁材料として用いることが期待されている。し
かしPPTAは吸湿性が比較的高く、特に高湿度におい
て絶縁抵抗が低下する傾向があり、この用途における問
題となっている。
中心であったが、エレクトロニクスの進歩、電気機器の
小型化、集積化にともないフィルム及び繊維をプリント
配線基板、電気絶縁フィルム、耐熱粘着テープ等耐熱性
の電気絶縁材料として用いることが期待されている。し
かしPPTAは吸湿性が比較的高く、特に高湿度におい
て絶縁抵抗が低下する傾向があり、この用途における問
題となっている。
このPPTAの吸湿性に関する問題を改良する方法とし
て、分子鎖末端を疏水性の置換基によって封鎖し、アミ
ン及びカルボン酸末端基量を減少させたポリマーを用い
ることにより成形物の吸湿による寸法変化が小さくなる
ことが、特開昭63−46222号公報に記載されてい
る。この末端基の少ないポリマーは、PPTAの重合系
にモノアミン、モノカルボン酸クロライド等の単官能化
合物を添加することにより合成されるが、重合系に微量
存在する水と酸クロライド基との反応によって生成する
カルボン酸末端基を一定量以下に減らすことは困難であ
り、このため吸湿率、高湿下の絶縁抵抗率等を十分に改
良するのは困難であった。
て、分子鎖末端を疏水性の置換基によって封鎖し、アミ
ン及びカルボン酸末端基量を減少させたポリマーを用い
ることにより成形物の吸湿による寸法変化が小さくなる
ことが、特開昭63−46222号公報に記載されてい
る。この末端基の少ないポリマーは、PPTAの重合系
にモノアミン、モノカルボン酸クロライド等の単官能化
合物を添加することにより合成されるが、重合系に微量
存在する水と酸クロライド基との反応によって生成する
カルボン酸末端基を一定量以下に減らすことは困難であ
り、このため吸湿率、高湿下の絶縁抵抗率等を十分に改
良するのは困難であった。
本発明の課題は、従来のPPTAポリマーの吸湿性、高
湿下の電気絶縁性等の問題を改良し、優れた耐熱性及び
機械的特性に加えて、吸湿性が低く、高湿下の電気絶縁
性が高いフィルム、繊維等が得られPPTAポリマーの
製造方法を提供することにある。
湿下の電気絶縁性等の問題を改良し、優れた耐熱性及び
機械的特性に加えて、吸湿性が低く、高湿下の電気絶縁
性が高いフィルム、繊維等が得られPPTAポリマーの
製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明者は、上記の課題を解決するための有効な方法を
見いだすため、特に、ポリマ〜の末端基の量のコントロ
ール方法について検討を進めた結果、PPTAの場合に
おいて特定の化合物を組合わせて添加することによりカ
ルボン酸末端基の量を大幅に低下させることが出来るこ
とを発見し、更に検討を進め、本発明にいたったもので
ある。
見いだすため、特に、ポリマ〜の末端基の量のコントロ
ール方法について検討を進めた結果、PPTAの場合に
おいて特定の化合物を組合わせて添加することによりカ
ルボン酸末端基の量を大幅に低下させることが出来るこ
とを発見し、更に検討を進め、本発明にいたったもので
ある。
即ち、本発明は、
パラフェニレンジアミン及びテレフタル酸クロライドを
N−置換アミド型溶剤及び金属ハロゲン化塩よりなる溶
媒系で重合するにあたり、カルボジイミド化合物及びモ
ノアミン及び/又はモノカルボン酸クロライドを重合系
に添加することを特徴とするポリパラフェニレンテレフ
タルアミドの製造方法、である。
N−置換アミド型溶剤及び金属ハロゲン化塩よりなる溶
媒系で重合するにあたり、カルボジイミド化合物及びモ
ノアミン及び/又はモノカルボン酸クロライドを重合系
に添加することを特徴とするポリパラフェニレンテレフ
タルアミドの製造方法、である。
換言すると、本発明はパラフェニレンシアくン及び金属
ハロゲン化塩をN−置換アミド溶剤に溶解した後、この
溶液とテレフタル酸クロライドとを攪拌しながら混合し
て重合反応を行う、いわゆる、低温溶液重合法によりP
PTAを製造するに際し、その重合系にカルボシイ逅ド
化合物及びモノアミン及び/又はモノカルボン酸クロラ
イドを添加することにより、吸湿性及び高湿下の電気絶
縁性に優れた成形物が得られるポリマーを提供すること
を特徴とするものである。
ハロゲン化塩をN−置換アミド溶剤に溶解した後、この
溶液とテレフタル酸クロライドとを攪拌しながら混合し
て重合反応を行う、いわゆる、低温溶液重合法によりP
PTAを製造するに際し、その重合系にカルボシイ逅ド
化合物及びモノアミン及び/又はモノカルボン酸クロラ
イドを添加することにより、吸湿性及び高湿下の電気絶
縁性に優れた成形物が得られるポリマーを提供すること
を特徴とするものである。
本発明に用いる金属ハロゲン化合物はPPTAの可溶化
助剤として作用するものであり、たとえば、アルカリ金
属又はアルカリ土類金属のハロゲン化物が挙げられ、具
体的にはLICII CaC1z、MgCh等である。
助剤として作用するものであり、たとえば、アルカリ金
属又はアルカリ土類金属のハロゲン化物が挙げられ、具
体的にはLICII CaC1z、MgCh等である。
N−置換ア旦ド型溶剤としては、例えばN−メチル−2
−ピロリドン、N、N−ジメチルアセトアミド、N−ア
セチル−2−ピロリジン、ヘキサメチルフォスフォルア
果ド等が用いられ、副反応の少なさ及び人体に対する安
全性等から特にNメチル−2−ピロリドンが好ましく用
いられる。
−ピロリドン、N、N−ジメチルアセトアミド、N−ア
セチル−2−ピロリジン、ヘキサメチルフォスフォルア
果ド等が用いられ、副反応の少なさ及び人体に対する安
全性等から特にNメチル−2−ピロリドンが好ましく用
いられる。
本発明は、これらの取分に加えてカルボジイミド化合物
及びモノアミン及び/又はモノカルボン酸クロライドを
重合系に添加することが必要である。
及びモノアミン及び/又はモノカルボン酸クロライドを
重合系に添加することが必要である。
ここで、カルボジイミド化合物とは、分子内にカルボシ
イくド結合(−N=C=N−)を有する化合物を意味し
、重合において縮合剤として作用するものであり、ジシ
クロへキシルカルボシイミド、ジフェニルカルボシイ果
ド、ニーエチル−3(ジメチルアミノプロビル)カルボ
ジイミド、1−シクロへキシル−3−(3−モルホリノ
エチル)カルボジイミド等が用いらる。カルボジイミド
化合物は、モノマーに対し通常0.1〜5モル%、好ま
しくは0.5〜1.5モル%の範囲の量が添加される。
イくド結合(−N=C=N−)を有する化合物を意味し
、重合において縮合剤として作用するものであり、ジシ
クロへキシルカルボシイミド、ジフェニルカルボシイ果
ド、ニーエチル−3(ジメチルアミノプロビル)カルボ
ジイミド、1−シクロへキシル−3−(3−モルホリノ
エチル)カルボジイミド等が用いらる。カルボジイミド
化合物は、モノマーに対し通常0.1〜5モル%、好ま
しくは0.5〜1.5モル%の範囲の量が添加される。
モノアミン及びモノカルボン酸クロライドは、末端封鎖
剤として添加されるものであり、その−方又は両方を用
いることができる。モノアミン化合物としては、アニリ
ン、o−、m−もしくはp−クロルアニリン、o−m−
もしくはP−)ルイジン、o−、m−もしくはp−ニト
ロアニリン、α−もしくはβ−ナフチルア5ン、2−2
3−もしくは4−ビフェニルアミン等が用いられる。更
に、モノカルボン酸クロライドとしては、ベンゾイルク
ロライド、o−、m−もしくはP−)ルオイルクロライ
ド、プロピオニルクロライド等が用いられる。末端封鎖
剤の仕込量は、モノマーに対し通常0.2〜1.5モル
%の範囲とするのが好ましく、モノマー及び末端封鎖剤
の重合系中のアミノ基及び酸クロライド基のモル数がほ
ぼ等しくなるように設定することが好ましい。
剤として添加されるものであり、その−方又は両方を用
いることができる。モノアミン化合物としては、アニリ
ン、o−、m−もしくはp−クロルアニリン、o−m−
もしくはP−)ルイジン、o−、m−もしくはp−ニト
ロアニリン、α−もしくはβ−ナフチルア5ン、2−2
3−もしくは4−ビフェニルアミン等が用いられる。更
に、モノカルボン酸クロライドとしては、ベンゾイルク
ロライド、o−、m−もしくはP−)ルオイルクロライ
ド、プロピオニルクロライド等が用いられる。末端封鎖
剤の仕込量は、モノマーに対し通常0.2〜1.5モル
%の範囲とするのが好ましく、モノマー及び末端封鎖剤
の重合系中のアミノ基及び酸クロライド基のモル数がほ
ぼ等しくなるように設定することが好ましい。
カルボジイミド化合物、モノアミン及びモノカルボン酸
クロライドは重合前のパラフェニレンジアミン溶液に添
加することも、重合開始後の重合系に添加することもで
きる。また、添加方法としては溶媒に、溶かすことなく
単独で加えることもできるが、N−置換アミド型溶剤等
にこれらの化合物及びパラフェニレンシアごンの溶媒に
溶かした溶液として添加することもできる。但し、カル
ボジイミド化合物は反応性が高く、溶媒によっては急激
な反応が起こることがあるので、濃度、温度等をコント
ロールする必要がある。
クロライドは重合前のパラフェニレンジアミン溶液に添
加することも、重合開始後の重合系に添加することもで
きる。また、添加方法としては溶媒に、溶かすことなく
単独で加えることもできるが、N−置換アミド型溶剤等
にこれらの化合物及びパラフェニレンシアごンの溶媒に
溶かした溶液として添加することもできる。但し、カル
ボジイミド化合物は反応性が高く、溶媒によっては急激
な反応が起こることがあるので、濃度、温度等をコント
ロールする必要がある。
本発明の方法で得られるPPTAの重合度はモノマー及
びカルボジイミド化合物、モノマくン、モノカルボン酸
クロライドの添加量、純度、重合における、温度、攪拌
条件等によって変化するが、あまり低いと機械的物性が
低下するためこれらをコントロールすることにより対数
粘度ηinhで3.0以上とするのが好ましく、4.0
以上とするのが更に好ましい。
びカルボジイミド化合物、モノマくン、モノカルボン酸
クロライドの添加量、純度、重合における、温度、攪拌
条件等によって変化するが、あまり低いと機械的物性が
低下するためこれらをコントロールすることにより対数
粘度ηinhで3.0以上とするのが好ましく、4.0
以上とするのが更に好ましい。
更に、本発明の方法で得たPPTAはカルボン酸末端基
量が20.す当量/kg以下、好ましくは15ミリ当量
/kg以下であり、アミン末端基量が40実り当量/k
g以下である。
量が20.す当量/kg以下、好ましくは15ミリ当量
/kg以下であり、アミン末端基量が40実り当量/k
g以下である。
本発明の製造方法は、カルボン酸末端基の量が従来に比
べて小さくできるのが特徴である。この理由はテレフタ
ル酸クロライドが不純物の水と反応して生成したカルボ
ン酸基が、通常の方法ではそれ以上反応しないのに対し
カルボジイミド化合物の添加により更にアミンとの反応
が進むためと考えられる。
べて小さくできるのが特徴である。この理由はテレフタ
ル酸クロライドが不純物の水と反応して生成したカルボ
ン酸基が、通常の方法ではそれ以上反応しないのに対し
カルボジイミド化合物の添加により更にアミンとの反応
が進むためと考えられる。
PPTAの成形物は、カルボン酸末端基が存在すると耐
熱性が著しく低くなるため、通常、繊維又はフィルムの
製造工程において水酸化ナトリウム等による中和を行う
。その結果末端がカルボン酸塩となり、吸湿性及び高湿
下の電気絶縁性を低下させていると考えられる。
熱性が著しく低くなるため、通常、繊維又はフィルムの
製造工程において水酸化ナトリウム等による中和を行う
。その結果末端がカルボン酸塩となり、吸湿性及び高湿
下の電気絶縁性を低下させていると考えられる。
これに対し、本発明の方法では、カルボン酸末端基量を
低下させることができるため、これらの性能を改良でき
ると考えられる。
低下させることができるため、これらの性能を改良でき
ると考えられる。
次に、本発明の製造方法について、より具体的に説明す
る。
る。
本発明の方法は、まず、パラフェニレンジアミン及び金
属ハロゲン化塩をN−置換アくド型溶剤に溶解した溶液
を調製する。金属ハロゲン化塩の濃度は1〜10重量%
が好ましく、1.5〜7重量%が更に好ましく、パラフ
ェニレンジアミンの濃度は1〜8重量%が好ましく、2
〜6重量%が更に好ましい。
属ハロゲン化塩をN−置換アくド型溶剤に溶解した溶液
を調製する。金属ハロゲン化塩の濃度は1〜10重量%
が好ましく、1.5〜7重量%が更に好ましく、パラフ
ェニレンジアミンの濃度は1〜8重量%が好ましく、2
〜6重量%が更に好ましい。
この溶液を必要に応じて冷却した後、テレフタル酸クロ
ライドを添加し、混合攪拌を行う。テレフタル酸クロラ
イドは、粉末又は溶融状態で添加するのが好ましいが、
N−置換アミド溶剤に溶かした溶液として添加すること
もできる。
ライドを添加し、混合攪拌を行う。テレフタル酸クロラ
イドは、粉末又は溶融状態で添加するのが好ましいが、
N−置換アミド溶剤に溶かした溶液として添加すること
もできる。
重合反応は発熱をともない、短時間で系の温度は上昇す
るが、初期温度の調節及び冷却により、−20〜80°
Cの範囲にコントロールするのが好ましい。また、重合
度の上昇にともない、系の粘度は上昇し、更にポリマー
の固化が起きるが、高重合度を得るためには強力な攪拌
により、固化後も攪拌を続けるのが好ましい。
るが、初期温度の調節及び冷却により、−20〜80°
Cの範囲にコントロールするのが好ましい。また、重合
度の上昇にともない、系の粘度は上昇し、更にポリマー
の固化が起きるが、高重合度を得るためには強力な攪拌
により、固化後も攪拌を続けるのが好ましい。
カルボジイミド化合物、モノアミン及びモノヵルボン酸
クロライドの添加方法は、■重合前に、バラフェニレン
ジアミンと金属ハロゲン化塩とともにN−置換アミド型
溶剤に溶解する方法、■重合開始と同時に重合系に添加
する方法、■重合開始後に重合系に添加する方法をとる
ことができる。
クロライドの添加方法は、■重合前に、バラフェニレン
ジアミンと金属ハロゲン化塩とともにN−置換アミド型
溶剤に溶解する方法、■重合開始と同時に重合系に添加
する方法、■重合開始後に重合系に添加する方法をとる
ことができる。
これらの方法のうち、得られるポリマーの性能の面から
、■の重合開始後に重合系に添加する方法が好ましく用
いられる。
、■の重合開始後に重合系に添加する方法が好ましく用
いられる。
重合反応装置は、回分式または連続式のいずれでもよい
が、重合初期のモノマー間の均質な混合を促進するため
の効率の良い混合機構と重合後期の高粘度ないし半固体
状態での反応を進めるのに必要な混線効果を有する装置
とを用いることが肝要であり、それぞれの機能を有する
装置の組合せによる多段階重合が好ましく用いられる。
が、重合初期のモノマー間の均質な混合を促進するため
の効率の良い混合機構と重合後期の高粘度ないし半固体
状態での反応を進めるのに必要な混線効果を有する装置
とを用いることが肝要であり、それぞれの機能を有する
装置の組合せによる多段階重合が好ましく用いられる。
主に第一段の装置としては例えば攪拌翼を備えた反応層
、高剪断作用によって連続混合を行う形式の連続混合機
等、第二段の装置としては単軸又は2軸のスクリュー押
出機、ニーダ−ミキサー、コニーダーヘンシェルミキサ
ー等を用いることができる。
、高剪断作用によって連続混合を行う形式の連続混合機
等、第二段の装置としては単軸又は2軸のスクリュー押
出機、ニーダ−ミキサー、コニーダーヘンシェルミキサ
ー等を用いることができる。
重合系にカルボジイミド化合物、モノアミン及びモノカ
ルボン酸クロライドを添加する方法としては、これらの
化合物又は適当な溶媒に溶かした溶液をプランジャーポ
ンプ等によって定量しながら重合装置に設けたノズルか
ら注入する等の方法で行われる。
ルボン酸クロライドを添加する方法としては、これらの
化合物又は適当な溶媒に溶かした溶液をプランジャーポ
ンプ等によって定量しながら重合装置に設けたノズルか
ら注入する等の方法で行われる。
このようにして製造された重合物を含んだ混合物を、水
、アセトン、メタノール等で洗浄し、水酸化ナトリウム
、水酸化カルシウム等で中和した後炉別又は遠心分離し
、乾燥して本発明のPPTAポリマーが得られる。
、アセトン、メタノール等で洗浄し、水酸化ナトリウム
、水酸化カルシウム等で中和した後炉別又は遠心分離し
、乾燥して本発明のPPTAポリマーが得られる。
更にこのポリマーを硫酸等の溶媒に再溶解して調製した
ドープを、湿式、乾式又は乾式ジェット湿式等の成形方
法で繊維、フィルム、フィブリッド等に底形することが
できる。
ドープを、湿式、乾式又は乾式ジェット湿式等の成形方
法で繊維、フィルム、フィブリッド等に底形することが
できる。
本発明を実施例により更に具体的に説明する。
物性の測定方法は下記の通りに行った。
(1)末端基の定量
アミン末端基は、1−フルオロ−2,4−ジニトロベン
ゼンと反応させて生成した化合物の430nmの波長に
おける吸光度測定から求めた。
ゼンと反応させて生成した化合物の430nmの波長に
おける吸光度測定から求めた。
一方カルボン酸末端基は水酸化ナトリウムで中和を行い
、塩酸で残アルカリを逆滴定して求めた。なおこれらの
操作の詳細は特開昭6346222号公報と同様の方法
で行った。
、塩酸で残アルカリを逆滴定して求めた。なおこれらの
操作の詳細は特開昭6346222号公報と同様の方法
で行った。
(2)対数粘度ηinh
濃度C=0.2g/100M1で99.5%硫酸溶液に
ついてオストワルド粘度管により35°Cで求めた相対
粘度ηrから次式により算出した。
ついてオストワルド粘度管により35°Cで求めた相対
粘度ηrから次式により算出した。
η1nh=1nηr/C
(3)吸湿率
標量瓶にサンプル約1gを入れ、130″Cで6時間乾
燥した後重量を測定し、23℃50%のふんい気に48
時間放置した後で重量を測定し、その差から求めた。
燥した後重量を測定し、23℃50%のふんい気に48
時間放置した後で重量を測定し、その差から求めた。
(4)体積抵抗率
フィルム表面に測定電極及びガード電極をアルミニウム
蒸着したサンプルを、23°C160%ふんい気で24
時間放置した後、この状態で超絶縁計を用いて測定した
。
蒸着したサンプルを、23°C160%ふんい気で24
時間放置した後、この状態で超絶縁計を用いて測定した
。
実施例1
七ツマー投入口、窒素導入口、添加剤導入口及び攪拌翼
を有する内容積10fのジャケット付きフラスコに、N
−メチル−2−ピロリドン71を入れ、これにLiC1
118,5g (2,8mof)をいれて−時間攪拌し
溶解した。ついでバラフェニレンジアミンを302.8
g (2,800mof )添加し、−時間攪拌して溶
解した後、ジャケットに低温ブラインを通し溶液温度を
一10°Cに冷却した。更に攪拌を続けながら微粉化し
たテレフタル酸クロライドを573.5%(2,820
mol )添加し、2分径ニアニリン3.7 g (0
,04mo E )及びジシクロへキシルカルボジイミ
ド6−2g (0,03mof )をそれぞれ10%N
−メチル−2−ピロリドン溶液として添加した。その後
、ジャケットに30°Cの温水を通し、30分間攪拌を
続け、生成したポリマー混合物を水洗乾燥し、PPTA
ポリマーを得た。
を有する内容積10fのジャケット付きフラスコに、N
−メチル−2−ピロリドン71を入れ、これにLiC1
118,5g (2,8mof)をいれて−時間攪拌し
溶解した。ついでバラフェニレンジアミンを302.8
g (2,800mof )添加し、−時間攪拌して溶
解した後、ジャケットに低温ブラインを通し溶液温度を
一10°Cに冷却した。更に攪拌を続けながら微粉化し
たテレフタル酸クロライドを573.5%(2,820
mol )添加し、2分径ニアニリン3.7 g (0
,04mo E )及びジシクロへキシルカルボジイミ
ド6−2g (0,03mof )をそれぞれ10%N
−メチル−2−ピロリドン溶液として添加した。その後
、ジャケットに30°Cの温水を通し、30分間攪拌を
続け、生成したポリマー混合物を水洗乾燥し、PPTA
ポリマーを得た。
このポリマーのηinhは4.7、カルボン酸末端気量
は14.9 ミリ当量/kg、アミノ末端基量は22.
8ミリ当量/kgであった。
は14.9 ミリ当量/kg、アミノ末端基量は22.
8ミリ当量/kgであった。
つぎにこのポリマーを用いて下記の方法で製膜を行った
。
。
濃度99.5%の濃硫酸にポリマーを溶解し、ポリマー
濃度12%の原液を調製した。この原液を、ドクターナ
イフを用いてガラス板上に流延し、ついでガラス板をホ
ットプレートにのせて光学等方化し、温度O″C,C,
濃度の希硫酸で凝固させた。1%NaOHで中和、水洗
した後、ステンレス製の金枠に固定して、200°Cで
10分間乾燥した後、350°Cで5分間熱処理し、厚
さ15μ−のフィルムを得た。フィルムの機械的性質は
、強度29)cg/−1伸度21%、モジュラス925
kg/−1吸湿率2.2%、体積抵抗率5.lX10”
Ω・備であった。
濃度12%の原液を調製した。この原液を、ドクターナ
イフを用いてガラス板上に流延し、ついでガラス板をホ
ットプレートにのせて光学等方化し、温度O″C,C,
濃度の希硫酸で凝固させた。1%NaOHで中和、水洗
した後、ステンレス製の金枠に固定して、200°Cで
10分間乾燥した後、350°Cで5分間熱処理し、厚
さ15μ−のフィルムを得た。フィルムの機械的性質は
、強度29)cg/−1伸度21%、モジュラス925
kg/−1吸湿率2.2%、体積抵抗率5.lX10”
Ω・備であった。
実施例2〜4、比較例1〜2
実施例1と同様な方法で末端封鎖剤としてアニリン及び
ベンゾイルクロライドを用い、その量を変えて実験を行
った結果を第1表に示す。本発明の方法による実施例2
〜4は比較例に比べて吸湿率が低く高温下の体積抵抗率
が高い。
ベンゾイルクロライドを用い、その量を変えて実験を行
った結果を第1表に示す。本発明の方法による実施例2
〜4は比較例に比べて吸湿率が低く高温下の体積抵抗率
が高い。
本発明の方法は吸湿率が低く、高湿下の絶縁抵抗率が高
い性能に加え更に長期耐熱性がよく、金属不純物量が少
ないといった、耐熱絶縁材料に要求される性能を兼ね備
えたPPTAを製造することができる。このPPTAを
底形して得られるフィルムはフレキシブルプリント配線
板、LSI実装用キャリヤテープ等のべ〜ス材料、モー
タートランス等の絶縁フィルム、耐熱粘着テープ等に、
また、繊維は、プリント配線板用の織布等に用いた場合
に従来のPPTAを用いたものに比べて優れた性能を有
するものである。
い性能に加え更に長期耐熱性がよく、金属不純物量が少
ないといった、耐熱絶縁材料に要求される性能を兼ね備
えたPPTAを製造することができる。このPPTAを
底形して得られるフィルムはフレキシブルプリント配線
板、LSI実装用キャリヤテープ等のべ〜ス材料、モー
タートランス等の絶縁フィルム、耐熱粘着テープ等に、
また、繊維は、プリント配線板用の織布等に用いた場合
に従来のPPTAを用いたものに比べて優れた性能を有
するものである。
Claims (1)
- 1、パラフェニレンジアミン及びテレフタル酸クロライ
ドをN−置換アミド型溶剤及び金属ハロゲン化塩よりな
る溶媒系で重合するにあたり、カルボジイミド化合物及
びモノアミン及び/又はモノカルボン酸クロライドを重
合系に添加することを特徴とするポリパラフェニレンテ
レフタルアミドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5820890A JPH03259921A (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | ポリパラフェニレンテレフタルアミドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5820890A JPH03259921A (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | ポリパラフェニレンテレフタルアミドの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03259921A true JPH03259921A (ja) | 1991-11-20 |
Family
ID=13077629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5820890A Pending JPH03259921A (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | ポリパラフェニレンテレフタルアミドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03259921A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10279797A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-20 | Toray Ind Inc | 芳香族ポリアミド組成物、それからなるフィルム、および、磁気記録媒体 |
| JP2015193730A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 帝人株式会社 | パラ型全芳香族ポリアミド、当該パラ型全芳香族ポリアミドから得られる繊維、パラ型全芳香族ポリアミドの製造方法 |
-
1990
- 1990-03-12 JP JP5820890A patent/JPH03259921A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10279797A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-20 | Toray Ind Inc | 芳香族ポリアミド組成物、それからなるフィルム、および、磁気記録媒体 |
| JP2015193730A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 帝人株式会社 | パラ型全芳香族ポリアミド、当該パラ型全芳香族ポリアミドから得られる繊維、パラ型全芳香族ポリアミドの製造方法 |
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