JPH0328069Y2 - - Google Patents

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JPH0328069Y2
JPH0328069Y2 JP1987064627U JP6462787U JPH0328069Y2 JP H0328069 Y2 JPH0328069 Y2 JP H0328069Y2 JP 1987064627 U JP1987064627 U JP 1987064627U JP 6462787 U JP6462787 U JP 6462787U JP H0328069 Y2 JPH0328069 Y2 JP H0328069Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はトラツククレーン、ラフテレーンクレ
ーン等のホイールクレーンにおいて、圧縮柱式の
ジブを所謂ジブツイスト(捻転)方式によつて張
出し、格納するジブ張出し、格納装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
上記ジブツイスト方式によるジブ張出し、格納
のための従来装置の基本的構成とジブ格納手順の
一例を第21図乃至第24図によつて簡単に説明
する。
(A) ブーム1の先端部左右両側に第1および第2
両ジブ取付軸11,12を突設する。
(B) ジブ2の基端部左右(ジブ張出し状態におい
て運転室側からみた左右、以下の左右の方向性
について同じ)両側、すなわちジブ第1および
第2両主桁2a,2bの基端部に、ジブ取付軸
11,12に対して係脱しうる二股状の第1お
よび第2両ジブフツト21,22を設ける。
(C) 両側ジブフツト21,22のうち、第1ジブ
フツト21は、その軸心まわりに回転しうる可
動ジブフツトに構成し、第2ジブフツトは回転
不能な固定ジブフツトに構成する。
(D) ジブ2は、使用時に第21,22図に示すよ
うに第1ジブフツト21を第2ジブ取付軸11
に、第2ジブフツト22を第2ジブ取付軸12
にそれぞれ係合させた状態でブーム先端に張出
す。第21図中、Sはこの張出し状態でジブ2
を支持するサスペンシヨンロツドである。
ジブ格納手順 (イ) サスペンシヨンロツドSを取外し、第1ジブ
フツト21のみを第1ジブ取付軸11に係合連
結した状態で、第21図仮想線で示すようにジ
ブ2をブーム先端下方に吊下げる。Wはこのと
きジブ2を支持する補巻ワイヤロープで、その
端末をジブ2の先端部付近に止着しておく。
(ロ) 補巻ワイヤロープWの端末をジブ先端部から
取外したうえで、第23図に示すようにジブ2
を第1ジブフツト21の軸心まわりに約270゜捻
転させる。
(ハ) 補巻ワイヤロープWを、ジブ先端に設けたガ
イドシープ23に通し、その端末をブーム基部
に止めつけた状態で、補巻ワイヤロープWを巻
上げることにより、第24図に示すようにジブ
2を第1ジブ取付軸11を支点としてブーム1
の左側面に引寄せる。
(ニ) この引寄せ後、ジブ2を基部および先端部
で、公知のジブ固定手段(図示せず)によつて
固定する。
こうして、ジブ2をブーム1の左側面に竪置き
姿勢で所謂横抱き格納する。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、従来装置によると、上記のようにジ
ブ2の第1主桁2aの基端部に設けた第1ジブフ
ツト21を支点としてジブ2をブーム左側面に引
寄せ格納する構成としているため、ジブ格納状態
でジブ2の第1主桁2aの大部分(第24図に斜
線を付して示す)がブーム下方に突出する。
このため、このジブ突出部分によつて、クレー
ン走行中の運転室からの前方視界が狭められ、と
くに運転室前方へのブームのオーバーハング量が
大きくて、元々前方視界が悪いラフテレーンクレ
ーンの場合、上記ジブ突出部分が走行障害となつ
ていた。
一方、特開昭61−86386号公報に示されている
ように、ジブをブーム側面に引寄せた後、ジブと
ブームとを滑車を介して連繋し、ブーム伸長によ
つてジブを、ブーム下方にできるだけ突出しない
上方位置に引上げるようにしたものが公知であ
る。
しかし、この構成によると、この格納位置での
ジブ引上げ工程(ジブ張出し時には逆の下降工
程)が余分に必要となるためジブの格納、張出し
作業が面倒となり、作業能率が悪化するという弊
害が生じる。
そこで本考案は、上記のような格納位置でのジ
ブの上げ下し操作を必要とせず、ジブ引寄せ操作
のみによつてジブを上方位置にセツトすることが
できるクレーンのジブ張出し、格納装置を提供す
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、伸縮ブームの先端部左右一側に第1
ジブ取付軸、他側に第2ジブ取付軸をそれぞれ設
ける一方、ジブの基端部に、上記両ジブ取付軸に
対して着脱可能に連結される第1および第2ジブ
フツトを設け、ジブを上記第1ジブフツトが下
側、第2ジブフツトが上側に位置する竪置き姿勢
でブーム側面に格納し、このジブを、垂下、捻
転、引上げの各工程を経て、第1ジブフツトが上
記第1ジブ取付軸に、第2ジブフツトが上記第2
ジブ取付軸にそれぞれ連結された状態でブーム先
端に張出し、これと逆の手順で格納するクレーン
において、上記ジブの基端部におけるジブ格納状
態での下辺部に、上記第1ジブ取付軸に対して着
脱可能かつ同取付軸まわりに回転可能に係合され
る連結具を、上記ジブ格納状態でのジブ下辺部よ
りも下方にずれたジブ長さ方向の軸のまわりに回
転自在に取付け、かつ、ジブ張出し時に、ジブ
を、上記連結具が上記第1ジブ取付軸に連結され
た状態でこの連結点を支点として格納位置から垂
下位置まで移動させ、ジブ格納時にはこの逆に移
動させるジブ移動手段を具備してなるものであ
る。
〔作用〕
この構成により、ジブ格納時に、ジブ下辺部が
ジブ取付軸よりも上方に位置する状態でブーム横
側面に引寄せられる。すなわち、格納位置でのジ
ブ上げ下し操作を必要とせず、ジブ引寄せ操作の
みによつてジブが自動的に上方位置にセツトされ
る。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図乃至第20図によつて
説明する。
基本実施例(第1図乃至第11図参照) ブーム3は、通常、基本ブームと複数段の可動
ブームとによつて構成される。ただしここでは説
明を判り易くするために、このブーム3を基本ブ
ーム3Aと一段の可動ブーム3Bとのみからなる
1段伸縮式に構成した場合を示している。
ジブ4は、第1および第2両主桁4a,4b間
に複数本の連結桟4cを取付けてなる先すぼまり
の梯子状に構成されている。
ブーム3には、可動ブーム3Bの先端部左右両
側に第1および第1両ジブ取付軸31,32が水
平に突設されている。このうち、左側の第1ジブ
取付軸31は、右側の第2取付軸32と同等長さ
の主取付部31aに補助取付部31bが一体に延
設されて成つている(第5,6図および第11図
参照)。
5は基本ブーム3Aの先端部左側面に設けられ
た公知のジブガイド(ジブ移動手段)で、一対の
平行なガイドレール51,52がブーム左側面に
への字形に取付けられることによつて溝軌条状に
形成され、ブーム水平状態で先下がりに傾斜する
傾斜溝部5aと、この傾斜溝部5aの後方に連結
する水平溝部5bとから成つている。
33は可動ブーム3Bの先端部に設けられたア
イドラシーブ、34は同メインシーブ、35は同
補助シーブである。
一方、ジブ4には、基端部左右両側、すなわち
両主桁4a,4bの基端部に二股状の第1および
第2両ジブフツト41,42が固設されている。
第8,9図中、41a,42aはこれらジブフツ
ト41,42に貫設された固定ピン孔である。
ジブ4は、使用時には、第6,7図および第1
1図に示すように、第1ジブフツト41が第1ジ
ブ取付軸31に、第2ジブフツト42が第2ジブ
取付軸32にそれぞれ係合連結された状態でブー
ム先端に張出される。
そして、ジブ不使用時には、第1図および第
8,9図に示すように、第1ジブフツト41およ
び第1主桁4aが下側に、第1ジブフツト42お
よび第2主桁4bが上側に位置する竪置き姿勢で
ブーム左側面に格納され、公知のジブ固定手段
(図示せず)によつて固定される。
このジブ4における第1主桁4aの基端部下面
に箱状のブラケツト43が固定され、このブラケ
ツト43にロツド61を介して連結具6が取付け
られている。
この連結具6は、ジブフツト41,42同様、
二股状に形成され、ロツド61の一端に固設され
ている。
ロツド61は、第1主桁4aに対しジブ格納状
態での下方に所定距離d1(第8図に示す)ずれた
位置で第1主桁4aと平行となる状態で、ブラケ
ツト43に、ロツド軸心(ジブ長さ方向の軸)x
まわりに回転自在でかつ同軸心x上をスライド自
在に支持されている。なお、ロツド61は第1主
桁4aの軸線に対してやや傾けておいてもよい。
これにより、連結具6が、上記ロツド軸心xま
わりに回転自在でかつ同軸心x上をスライドしう
るように構成されている。
また、ロツド61の他端部にはスラストプレー
ト62が螺着固定され、このスラストプレート6
2がブラケツト43の先端面に当接した状態で、
ロツド61、すなわち連結具6がジブ基端方向に
最大限に突出した状態(以下、この状態を進出状
態、この状態からジブ先端方向にスライドした状
態を後退状態という)となる。
この進出状態で連結具6が第1ジブフツト41
よりジブ基端方向に突出し(第8図においてd2
この突出寸法を示す)、この進出位置で連結具6
が第1ジブ取付軸31の補助取付部31bに係合
しうることとなる。
また、第8図〜第10図に示すように、スラス
トプレート62には外周に突片63が突設され、
ジブ格納時にこの突片63が、ブラケツト43の
先端面に設けられたストツパ44に当接すること
によつて、ロツド61、すなわち連結具6の後退
移動が阻止される(この点の作用は後に詳述す
る)。なお、突片63は対称二個所に設けられ、
任意の一方を選択使用しうるようになつている。
第8,9図中、45,45はロツド61を回転お
よびスライド自在に支持する軸承体、6aは連結
具6の先端部に貫設されたピン孔である。
一方、第1,2図に示すようにジブ4の第2主
桁4bの基部にガイドローラ46が突設され、こ
のガイドローラ46と、ブーム3のジブガイド5
とによつて、ジブ張出し時にはジブ4が第1図の
格納位置から第2図の垂下位置まで、ジブ格納時
にはこの逆に移動するようになつている。
次に、この装置によるジブ張出し、格納手順を
説明する。
ジブ張出し ジブ4は、第1図に示すように、連結具6が第
1ジブ取付軸31に後方から臨む状態でブーム側
面に格納され、この格納状態で先端部と中間部と
で基本ブーム3Aの左側面に固定される。
また、このときガイドローラ46はジブガイド
5における水平溝部5bに係合している。
(イ) ブーム3を全縮かつほぼ水平に倒した状態
で、連結具6を第1ジブ取付軸31の補助取付
部31bに係合させ、かつピン孔6aに固定ピ
ンPをさし込んで連結具6を補助取付部31b
に対し離脱不能、かつ同取付部31bまわりに
回動可能に連結具する。
(ロ) ジブ4の固定を解き、ブーム3を80゜程度に
起こすと同時に伸長させる このブーム伸長作動により、ガイドローラ4
6がジブガイド5の水平溝部5bから傾斜溝部
5aを通つてジブガイド5から外れる。このガ
イドローラ46の動きにより、第2図に示すよ
うにジブ4が第1ジブ取付軸31(補助取付部
31b)を支点として垂下姿勢となる。なお、
第2図において、0はジブ重心を示す。
(ハ) ジブ4を、ロツド軸心xまわりに約270゜捻転
させて第3図、さらに第4,5図の状態とす
る。
第4,5図の状態で、両ジブフツト41,4
2がそれぞれ両ジブ取付軸31,32に下方か
ら臨む状態となる。また、上記ジブ4の約270゜
の捻転により、連結具取付用ブラケツト43の
ストツパ44が、スラストプレート62の突片
63から外れる(第10図仮想線の状態)た
め、連結具6が後退移動しうる状態となる。
(ニ) 予め、アイドラシーブ33および補助シーブ
35に通しておいた補巻ワイヤロープWをジブ
先端のガイドシーブ47に通し、その端末に装
着された補フツクFをジブ先端部に係止させ
る。
(ホ) この状態で、補巻ワイヤロープWを巻上げる
(通常は同ロープ固定状態でブーム3を伸長さ
せる)と、その引つ張り力により、連結具6が
後退しつつジブ4が引き上げられ、左側ジブフ
ツト41が第1ジブ取付軸31の主取付部31
aに、右側ジブフツト42が右側ジブ取付軸3
2にそれぞれ係合する(第6図の状態)。この
状態でジブフツト41,42と連結具6が同軸
上に並ぶ。
(ヘ) 補巻ワイヤロープWをさらに巻上げると、ジ
ブ4がジブ取付軸31,32を中心として前方
へ引き上げられ、同時にブーム3をほぼ水平に
倒伏させることにより第7図の状態となる。こ
の状態で両側にジブフツト41,42のピン孔
41a,42aにそれぞれ固定ピン(図示せ
ず)をさし込んで両側ジブフツト41,42を
ジブ取付軸31,32に固定する。
(ト) 第7図仮想線で示すように、サスペンシヨン
ロツドSをジブ4とブーム先端との間に取付け
る。
以上によりジブ4の張出しが完了する。
ジブ格納 ジブ格納は上記張出し手順を逆に辿つて行なわ
れる。要点を概述すると、ブーム3をほぼ水平に
倒し、補フツクFをジブ先端部に係止させてジブ
4を支持した第7図の状態としてサスペンシヨン
ロツドSを取外す。また、左右ジブフツト固定ピ
ンを外し、この後ブーム3を起こす。次に、補巻
ワイヤロープWをゆるめてジブ4を第6図のよう
に垂下させ、さらに第4,5図のようにジブ4を
下降させた後、張出し時と逆方向に約270゜捻転さ
せて第2図の状態とする。
このときガイドローラ46がジブガイド5の入
口に臨み、ブーム3を縮小させることにより、ガ
イドローラ46がジブガイド5内に入り込んで傾
斜溝部5aから水平溝部5bへと移動する。これ
により、ジブ4が連結具6と第1ジブ取付軸31
の連結点を支点としてブーム左側面に自動的に引
寄せられて第1図の格納状態となる。
ところで、ジブ4を格納方向に約270゜捻転させ
たとき、ブラケツト43のストツパ44がスラス
トプレート62の突片63と周方向に合致した第
8図〜第10図の状態となり、連結具6の後退移
動がこれらによつて阻止される。このため、上記
ジブ引寄せ時に、ジブガイド5に対するガイドロ
ーラ46の移動抵抗によつて連結具6が後退移動
するおそれがなく、ジブ引寄せ作用が確実に行な
われる。
この装置によるときは、第1図に示すジブ格納
状態で、ジブ4の第1主桁4aが、捻転中心軸で
あるロツド61より距離d1だけ上方に位置するた
め、従来の、第1主桁と同軸上のジブフツト軸心
を捻転中心とする装置と比較して、この距離d1
分、ジブ4全体が上方に格納される。
すなわち、ジブ4を第2図の垂下状態からブー
ム左側面に引寄せることによつて、ジブ4を、ブ
ーム下方に殆ど突出しない上方位置に自動的に格
納でき、ジブ4を引寄せ後改めて上方位置に引き
上げる必要なくして、良好な前方視界を確保する
ことができる。
また、この実施例装置によると、連結具6をジ
ブ4に対して進退スライド自在に取付け、連結具
6がジブフツト41,42よりジブ基端方向に距
離d2だけ突出した状態、逆にいえばジブフツト4
1,42がジブ取付軸31,32よりブーム基端
側に位置する状態で引寄せ格納する構成としたか
ら、ジブフツトがジブ取付軸に係合した状態のま
まジブを引寄せ格納する従来装置と比較して、ジ
ブ4が後方位置に格納(シフトバツク)される。
したがつて、ジブ格納状態でのクレーン作業時
に、ジブ4が上記のようにシフトバツクされた
分、ブーム重心がブーム基端側にずれて転倒モー
メントが小さくなるため、クレーン能力を高める
ことができるとともに、走行時にブーム重量によ
る前後の軸重バランスが良いものとなる。
なお、ジブ格納後、連結具6は第1図等に示す
進出状態のままとしておいても差支えないが、通
常は、ブーム伸長により第1ジブ取付軸31(補
助取付部31b)を連結具6から外し、ロツド6
1を回転させて後退ロツクを解く手順により連結
具6を後退させておく。
他の実施例 (a) 上記実施例では連結具6を二股状に形成した
が、第12図に示すように連結具6をリング状
に形成してもよい。
この場合、このリング状連結具6をジブ取付
軸31に対して着脱可能に連結する手段とし
て、第12図に示す実施例では、補助取付部3
1bを主取付部31aとは別体の中空ピン状に
形成し、この補助取付部31bをリング状連結
具6に通して主取付部31aに外嵌させ、ピン
31cで連結する手段をとつている。
この構成によると、ジブ不使用時には補助取
付部31bを取外しておくことにより、ブーム
先端の側面からの取付軸31の突出寸法が小さ
くてすむため、ブーム3を狭所に進入させての
クレーン作業に有利となる。
(b) 第13図および第14図に示す実施例におい
ては、ロツド61の連結具6側の端部をクラン
ク状に屈曲させることにより、第1ジブ取付軸
31の補助取付部31bの長さ寸法を縮小しう
るようにしている。
なお、この構成は、第12図に示すリング状
連結具6を用い、かつ第1ジブ取付軸31の主
取付部31aと補助取付部31bとを別体に構
成する実施例にも採用することができる。
(c) 第15図乃至第17図に示す実施例において
は、第5図に示すジブ捻転状態で連結具6が第
1ジブフツト41の軸心上に位置することとな
るように、ロツド61の連結具6側端部をクラ
ンク状に屈曲させ、かつ連結具6を含めてこの
屈曲部分を二枚の平行な板体にて形成してい
る。この構成の場合、ジブ捻転後、ジブ4を引
き上げたときに第1ジブフツト41の上端面が
上記屈曲部分の下面に当接し、これを押上げて
同ジブフツト41がジブ取付軸31に係合する
こととなる。
この構成によると、第1ジブ取付軸31に補
助取付部31bを設ける必要がなくなるため、
この取付軸31の突出寸法が最小限に小さくて
すむ。
(d) 第18図に示す実施例においては、ロツド6
1をジブ4に対しブラケツト43を介して固定
し、このロツド61の端部に連結具6をロツド
軸心まわりに回転およびスライド自在に取付け
ている。
(e) 第19図に示す実施例においては、ロツド6
1をジブ第1主桁4aのブラケツト43に回転
のみ可能で軸方向には固定するとともに、連結
具6を長尺の二股状に形成している。
この構成によると、張出し時のジブ捻転後、
ジブ4を引き上げると、連結具6がジブ取付軸
に対し股の深さの範囲内でジブ4と一体に上方
にスライドし、ジブフツト41がジブ取付軸に
係合することとなる。あるいは、第12図に示
す構成をとる場合に、リング状連結具6をロツ
ド61の軸方向に長く形成しても上記同様の作
用を得ることができる。
(f) 上記各実施例では、ジブ4を前記したように
できるだけブーム基端側にシフトバツクして格
納するために、連結具6をジブ4または第1ジ
ブ取付軸31に対して比較的大きなストローク
でスライドさせる構成としたが、シフトバツク
機能を必要としない場合には、この連結具6の
スライドストロークは、第5図に示す張出し時
のジブ捻転段階で、ジブフツト41,42がジ
ブ取付軸31,32の下方に近接して臨む位置
から同取付軸31,32に係合する位置まで移
動するのに必要なストロークのみでよい。
あるいは、第20図に示すようにジブフツト
41,42をコの字形に形成すれば、ジブ捻転
時にこれらが直接ジブ取付軸31,32に係合
するため、連結具6のスライドは不要となる。
(g) ジブ4を垂下位置と格納位置との間で移動さ
せるジブ移動手段としては、上記実施例で例示
したジブガイド5とガイドローラ46とを用い
るもの以外に、特開昭61−86386号公報または
特開昭58−130883号(特公昭62−837)号公報
に示されているようにロープでジブを移動させ
る構成のものを用いてもよい。
〔考案の効果〕
上記のように本考案によるときは、ジブ格納状
態におけるジブ下辺部に、このジブ下辺部に対し
下方にずれたジブ長さ方向軸のまわりに回転自在
な連結具を設け、この連結具を第1ジブ取付軸に
連結した状態で、ジブを、この連結点を支点とし
て垂下させ、かつ上記軸のまわりに捻転させて張
出し、格納する構成としたから、ジブ格納時に、
ジブをブーム側面においてブーム下方への突出部
分が殆どない上方位置にセツトすることができ、
これにより、走行時に良好な前方視界を確保する
ことができる。
しかも、上記上方位置へのジブ格納作用が、ジ
ブ引寄せ操作のみによつて自動的に果されるた
め、特開昭61−86386号公報に示された従来方式
の場合のように、ジブを、張出し時には格納位置
で降下させ、格納時にはジブ引寄せ後に改めて上
方に引き上げるという面倒な作業が不要となり、
ジブ張出し、格納の作業能率を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第11図は本考案の基本実施例を示
し、第1図はジブ格納状態、第2図はジブ垂下状
態、第3図はジブ捻転途中状態、第4図はジブ捻
転完了状態をそれぞれ示す側面図、第5図は第4
図状態の正面図、第6図はさらにジブを垂直に引
き上げた状態の正面図、第7図はジブ張出し状態
の側面図、第8図は第1図状態の部分拡大図、第
9図は同拡大斜視図、第10図は第8図A−A線
拡大断面図、第11図は第6図の部分拡大図、第
12図は連結具の構成にかかる他の実施例を示す
第9図相当図、第13図はさらに別の実施例を示
す第9図相当図、第14図は第13図実施例の第
11図相当図、第15図はさらにまた別の実施例
を示す第5図段階の部分拡大正面図、第16図は
同第11図相当図、第17図は第16図B−B線
断面図、第18図はまた別の実施例を示す第11
図相当図、第19図はさらに別の実施例を示す斜
視図、第20図はさらにまた別の実施例を示す第
8図相当図、第21図は従来例を示すジブ張出し
状態の側面図、第22図は同平面図、第23図は
同ジブ垂下状態、第24図は同格納状態をそれぞ
れ示す側面図である。 3……伸縮ブーム、31……第1ジブ取付軸、
31a……同取付軸の主取付部、31b……同補
助取付部、4……ジブ、4a……ジブの第1主桁
(ジブ下辺部)、4b……第2主桁、41……第1
ジブフツト、42……第2ジブフツト、5……ジ
ブ移動手段としてのジブガイド、46……同ガイ
ドローラ、6……連結具、61……同連結具取付
用ロツド、x……同ロツド軸心(ジブ下辺部に対
し下方にずれたジブ長さ方向の軸)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伸縮ブームの先端部左右一側に第1ジブ取付
    軸、他側に第2ジブ取付軸をそれぞれ設ける一
    方、ジブの基端部に、上記両ジブ取付軸に対して
    着脱可能に連結される第1および第2ジブフツト
    を設け、ジブを上記第1ジブフツトが下側、第2
    ジブフツトが上側に位置する竪置き姿勢でブーム
    の側面に格納し、このジブを、格納位置から垂下
    させ、ついで捻転させ、さらに前方に振り上げ
    て、ブーム先端に張出し、これと逆の手順で格納
    するクレーンにおいて、上記ジブの基端部におけ
    るジブ格納状態での下辺部に、上記第1ジブ取付
    軸に対して着脱可能かつ同取付軸まわりに回転可
    能に連結される連結具を、上記ジブ格納状態での
    ジブ下辺部に対して下方にずれたジブ長さ方向の
    軸のまわりに回転自在に取付け、かつ、ジブ張出
    し時に、ジブを、上記連結具が上記第1ジブ取付
    軸に連結された状態でこの連結点を支点として格
    納位置から垂下位置まで移動させ、ジブ格納時に
    はこの逆に移動させるジブ移動手段を具備してな
    ることを特徴とするクレーンのジブ張出し、格納
    装置。
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