JPH032843B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032843B2 JPH032843B2 JP57165489A JP16548982A JPH032843B2 JP H032843 B2 JPH032843 B2 JP H032843B2 JP 57165489 A JP57165489 A JP 57165489A JP 16548982 A JP16548982 A JP 16548982A JP H032843 B2 JPH032843 B2 JP H032843B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- parts
- powder
- present
- produced
- Prior art date
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
本発明は、次式():
で示される化合物(以下、単に本化合物と称す。)
を安定化させた固体農薬製剤に関するものであ
る。 本化合物は、水稲及び畑作における各種害虫に
対し卓効を有し、幅広いスペクトラムを有する優
れた殺虫剤として知られている。しかし、本化合
物は極めて不安定であり、通常使用されている鉱
物質担体(例えば、ベントナイト、クレー、タル
ク、ゼオライト、ケイソウ土等)の粉末状又は粒
状のものに担持させて製剤化した場合、本化合物
は著しく分解し、時には50℃で1ケ月後の分解率
が50%以上になる場合もあり、また分解過程で毒
性の高いカルボフランの生成も認められ、安全性
の観点からもこの分解を極力抑制することが強く
要望されているのが現状である。 本発明者等は、固体農薬製剤化された本化合物
の分解抑制について、種々検討を重ねた結果、
1000℃以上の高温で熱処理した鉱物質を担体とし
て用いることにより、本化合物の安定性を著しく
高めること、すなわち分解を著しく抑制しうるこ
とを、見い出し、本発明を完成させた。 本発明は式()で表わされる本化合物を焼成
温度1000℃以上で熱処理した鉱物質担体に担持さ
せてなる安定化させた固体農薬製剤に関するもの
である。 本発明において、固体農薬製剤とは、粉剤、粒
剤、微粒剤、水和剤のような製剤形態を意味する
ものであり、鉱物質担体とは、例えばクレー、タ
ルク、ベントナイト、ゼオライト、ケイソウ土、
ピユーミサイドなどの天然に産するものを意味
し、これらの鉱物質は主としてシリカおよびアル
ミナが含有されているものであり、これらの形状
としては破砕した粉末状、微粒状、粒状、塊状の
いずれでも良く、また粉末状のものをバインダ
ー、界面活性剤、水などを用いて造粒したもので
も良く、これらを用いて加熱焼成するものであ
る。 焼成温度としては、800℃ぐらいから効果が現
われてくるが、不充分であり、大略1000℃以上に
なつてくると充分な効果が得られる。熱処理方法
としては、特に限定されるものではないが、電気
炉、丸ガマ、立てガマ、ロータリーキルン、トン
ネルガマなど通常実施されている各種の形式の炉
を用いて焼成することができる。 熱処理時間としては、1000℃以上では、約30分
程度でよい。 本化合物の含有率としては、製剤形態、使用条
件等によつて異なるもので、、特に限定されるも
のではないが、粉剤、粒剤および微粒剤では1〜
10重量%程度、水和剤では10〜50重量%程度が適
当である。 また、固体農薬製剤化の際には、必要に応じ
て、界面活性剤、バインダー、流動性改善剤、着
色剤等の補助剤を用いることもできる。 次に、本発明について、具体的に実施例及びそ
の効果を挙げて説明するが、本発明はこれらのみ
に限定されるものではない。 尚、以下の実施例中の部は重量部を意味する。
また、以下の実施例中の本化合物にはすべてエポ
キシ化大豆油が4%含有されている。 実施例1 粉剤品 800℃、1000℃、1100℃に調整された電気炉で
30分間熱処理したクレー(山口県産)、タルク
(埼玉県産)、ベントナイト(群馬県産)、ゼオラ
イト(宮城県産)、ケイソウ土(岡山県産)の粉
末品およびこれら鉱物の未焼成品(対照)の各々
97部に本化合物3部を加えて、充分攬拌混合し3
%粉剤を調整した。 次に各粉剤試料をガラス瓶に入れて密栓し、50
℃の恒温器に15日間保存した後、本化合物の含有
量を高速液体クロマトグラフイーにて分析し初期
含有量に対する分解率*を求めた。結果は第1表
に示す。 *分解率(%)=(1−保存試験後の本化合物含
有量/保存試験前の本化合物含有量)×100
を安定化させた固体農薬製剤に関するものであ
る。 本化合物は、水稲及び畑作における各種害虫に
対し卓効を有し、幅広いスペクトラムを有する優
れた殺虫剤として知られている。しかし、本化合
物は極めて不安定であり、通常使用されている鉱
物質担体(例えば、ベントナイト、クレー、タル
ク、ゼオライト、ケイソウ土等)の粉末状又は粒
状のものに担持させて製剤化した場合、本化合物
は著しく分解し、時には50℃で1ケ月後の分解率
が50%以上になる場合もあり、また分解過程で毒
性の高いカルボフランの生成も認められ、安全性
の観点からもこの分解を極力抑制することが強く
要望されているのが現状である。 本発明者等は、固体農薬製剤化された本化合物
の分解抑制について、種々検討を重ねた結果、
1000℃以上の高温で熱処理した鉱物質を担体とし
て用いることにより、本化合物の安定性を著しく
高めること、すなわち分解を著しく抑制しうるこ
とを、見い出し、本発明を完成させた。 本発明は式()で表わされる本化合物を焼成
温度1000℃以上で熱処理した鉱物質担体に担持さ
せてなる安定化させた固体農薬製剤に関するもの
である。 本発明において、固体農薬製剤とは、粉剤、粒
剤、微粒剤、水和剤のような製剤形態を意味する
ものであり、鉱物質担体とは、例えばクレー、タ
ルク、ベントナイト、ゼオライト、ケイソウ土、
ピユーミサイドなどの天然に産するものを意味
し、これらの鉱物質は主としてシリカおよびアル
ミナが含有されているものであり、これらの形状
としては破砕した粉末状、微粒状、粒状、塊状の
いずれでも良く、また粉末状のものをバインダ
ー、界面活性剤、水などを用いて造粒したもので
も良く、これらを用いて加熱焼成するものであ
る。 焼成温度としては、800℃ぐらいから効果が現
われてくるが、不充分であり、大略1000℃以上に
なつてくると充分な効果が得られる。熱処理方法
としては、特に限定されるものではないが、電気
炉、丸ガマ、立てガマ、ロータリーキルン、トン
ネルガマなど通常実施されている各種の形式の炉
を用いて焼成することができる。 熱処理時間としては、1000℃以上では、約30分
程度でよい。 本化合物の含有率としては、製剤形態、使用条
件等によつて異なるもので、、特に限定されるも
のではないが、粉剤、粒剤および微粒剤では1〜
10重量%程度、水和剤では10〜50重量%程度が適
当である。 また、固体農薬製剤化の際には、必要に応じ
て、界面活性剤、バインダー、流動性改善剤、着
色剤等の補助剤を用いることもできる。 次に、本発明について、具体的に実施例及びそ
の効果を挙げて説明するが、本発明はこれらのみ
に限定されるものではない。 尚、以下の実施例中の部は重量部を意味する。
また、以下の実施例中の本化合物にはすべてエポ
キシ化大豆油が4%含有されている。 実施例1 粉剤品 800℃、1000℃、1100℃に調整された電気炉で
30分間熱処理したクレー(山口県産)、タルク
(埼玉県産)、ベントナイト(群馬県産)、ゼオラ
イト(宮城県産)、ケイソウ土(岡山県産)の粉
末品およびこれら鉱物の未焼成品(対照)の各々
97部に本化合物3部を加えて、充分攬拌混合し3
%粉剤を調整した。 次に各粉剤試料をガラス瓶に入れて密栓し、50
℃の恒温器に15日間保存した後、本化合物の含有
量を高速液体クロマトグラフイーにて分析し初期
含有量に対する分解率*を求めた。結果は第1表
に示す。 *分解率(%)=(1−保存試験後の本化合物含
有量/保存試験前の本化合物含有量)×100
【表】
第1表から明らかな如く、1000℃以上で熱処理
した担体が特に優れた安定性を有する。 実施例2 粒剤品 破砕後、篩別して粒度を14〜42メツシユに揃え
たクレー(埼玉県産)、ベントナイト(群馬県
産)、およびピユーミサイト(群馬県産)を1100
℃に調整された電気炉で30分間焼成した。これら
熱処理した粒状担体と無処理の各粒状担体95部
に、本化合物5部とアセトン10部の均一混合溶液
を加えて充分攬拌混合した後、アセトンを風乾除
去した。 次に得られた各粒剤試料をガラス瓶に入れて密
栓し、50℃の恒温器に30日間保存した後、実施例
1と同様に本化合物の分解率を求めた。結果は第
2表に示す。
した担体が特に優れた安定性を有する。 実施例2 粒剤品 破砕後、篩別して粒度を14〜42メツシユに揃え
たクレー(埼玉県産)、ベントナイト(群馬県
産)、およびピユーミサイト(群馬県産)を1100
℃に調整された電気炉で30分間焼成した。これら
熱処理した粒状担体と無処理の各粒状担体95部
に、本化合物5部とアセトン10部の均一混合溶液
を加えて充分攬拌混合した後、アセトンを風乾除
去した。 次に得られた各粒剤試料をガラス瓶に入れて密
栓し、50℃の恒温器に30日間保存した後、実施例
1と同様に本化合物の分解率を求めた。結果は第
2表に示す。
【表】
実施例3 造粒した粒剤品
粉末状のベントナイト20部、粉末状のクレー78
部、リグニンスルホン酸カルシウム1部、ゴーセ
ノールGL−05(日本合成化学工業(株)製ポリビニル
アルコール)1部を混合し、水15部を加えて混練
し、0.8mmのスクリーンを装着したエツクペレ
ツター(不二パウダル社製)で造粒した。この含
水造粒物を2つに分け一方は、100℃で2時間乾
燥し、他方は電気炉に入れ温度を1400℃まで上
げ、1400℃で5分間保持し、それぞれ粒状担体を
得た。前者を空球A後者を空球Bとする。 空球Aおよび空球Bのそれぞれ97部に本化合物
3部を加え、充分混合した後3%粒剤を得た。得
られた各試料をガラス瓶に入れて50℃の恒温器に
30日間保持した後、実施例1と同様に本化合物の
分解率を求めた。 結果は第3表に示す。
部、リグニンスルホン酸カルシウム1部、ゴーセ
ノールGL−05(日本合成化学工業(株)製ポリビニル
アルコール)1部を混合し、水15部を加えて混練
し、0.8mmのスクリーンを装着したエツクペレ
ツター(不二パウダル社製)で造粒した。この含
水造粒物を2つに分け一方は、100℃で2時間乾
燥し、他方は電気炉に入れ温度を1400℃まで上
げ、1400℃で5分間保持し、それぞれ粒状担体を
得た。前者を空球A後者を空球Bとする。 空球Aおよび空球Bのそれぞれ97部に本化合物
3部を加え、充分混合した後3%粒剤を得た。得
られた各試料をガラス瓶に入れて50℃の恒温器に
30日間保持した後、実施例1と同様に本化合物の
分解率を求めた。 結果は第3表に示す。
【表】
実施例4 水和剤
ジ−クライトPFP(ジ−クライト工業製カオリ
ンクレー)を1000℃に調整された電気炉で30分間
熱処理し、冷却後ジエツトオーマイザーミル0101
型(セイシン企業製)で微粉砕した。このものを
用いて第4表に示す配合剤に従つて混合し、ハン
マーミルで粉砕して、本化合物の20%水和剤(水
和剤A)を調整した。対照として熱処理しないジ
ークライトPFPを用いた25%水和剤(水和剤B)
を調整した。得られた各試料をガラス瓶に入れて
密栓し、50℃で30日間保存した後実施例1と同様
に本化合物の分解率を求めた。その結果を第4表
に示す。
ンクレー)を1000℃に調整された電気炉で30分間
熱処理し、冷却後ジエツトオーマイザーミル0101
型(セイシン企業製)で微粉砕した。このものを
用いて第4表に示す配合剤に従つて混合し、ハン
マーミルで粉砕して、本化合物の20%水和剤(水
和剤A)を調整した。対照として熱処理しないジ
ークライトPFPを用いた25%水和剤(水和剤B)
を調整した。得られた各試料をガラス瓶に入れて
密栓し、50℃で30日間保存した後実施例1と同様
に本化合物の分解率を求めた。その結果を第4表
に示す。
【表】
【表】
【表】
*1 塩野義製薬製ホワイトカーボン
*2 東邦化学製陰イオン性界面活性剤
*3 同上
*2 東邦化学製陰イオン性界面活性剤
*3 同上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次式(): で示される化合物を、焼成温度1000℃以上で熱処
理した鉱物質(この鉱物質は主としてシリカおよ
びアルミナが含有されたものである。)担体に担
持させてなる安定化させた固体農薬製剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16548982A JPS5955807A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 安定化させた固体農薬製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16548982A JPS5955807A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 安定化させた固体農薬製剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5955807A JPS5955807A (ja) | 1984-03-31 |
| JPH032843B2 true JPH032843B2 (ja) | 1991-01-17 |
Family
ID=15813367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16548982A Granted JPS5955807A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 安定化させた固体農薬製剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5955807A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5273906A (en) * | 1975-12-16 | 1977-06-21 | Isolite Insulating Prod | Manufacture of porous light weight spheres |
-
1982
- 1982-09-22 JP JP16548982A patent/JPS5955807A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5955807A (ja) | 1984-03-31 |
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