JPH03294578A - 獣毛繊維の改質方法 - Google Patents

獣毛繊維の改質方法

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JPH03294578A
JPH03294578A JP40255890A JP40255890A JPH03294578A JP H03294578 A JPH03294578 A JP H03294578A JP 40255890 A JP40255890 A JP 40255890A JP 40255890 A JP40255890 A JP 40255890A JP H03294578 A JPH03294578 A JP H03294578A
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animal hair
polyamino acid
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polyamino
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JP40255890A
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Takeaki Miyamoto
武明 宮本
Nobuo Ito
伊藤 信男
Teijiro Nishimura
西村 悌二郎
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Unitika Ltd
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Ajinomoto Co Inc
Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00013
【産業上の利用分野] 本発明は、獣毛繊維の防縮性、疎水性、繊維物性などの
特性を改質させる獣毛繊維の改質方法に関するものであ
る。 [0002] 【従来の技術】 獣毛布帛は家庭で洗濯すると大きく収縮し、フェルト化
する欠点があり、これを改善するために防縮加工法が従
来より種々開発されている。例えば、下記あ)、い)、
う)、え)の方法がある。 あ)獣毛繊維のキュティクルを次亜塩素酸ナトリウム、
ジクロロイソシアヌール酸ナトリウムなどの塩素化剤お
よびモノ過硫酸、過マンガン酸カリウムなどの酸化剤で
脱離させる方法。 い)獣毛繊維のキュティクルをあ)の塩素化側処理後、
ポリアミドエピクロロヒドリン樹脂で被覆する方法。 う)獣毛繊維のキュティクルを合成高分子で被覆する方
法。 え)低温プラズマ処理、コロナ放電処理等繊維表面を改
質することにより、獣毛繊維の摩擦係数の異方性を少な
くする方法。 [0003]
【発明が解決しようとする課題】
特開平3−294578 (3) 上記あ)、い) う)の方法は実際に工業化されており
、あ)、い)については現在量も広く行なわれている防
縮加工であるが、塩素化剤、酸化剤処理により繊維自体
が損傷を受け、獣毛繊維特有の疎水性が失なわれ親水性
になり、同時に繊維性能の低下を伴うという欠点があっ
た。う)については満足すべき防縮性を得るには処理方
法が獣毛布帛の処理に限られ、しかも風合いが粗悪にな
るという欠点があった。また、え)の方法については未
だ工業的な利用に至っていない。 [0004] 本発明はこのような課題を解決するもので、獣毛繊維の
風合いを維持したまま防縮性、疎水性、強伸度の向上な
どの付加的性能を有せしめることを目的とするものであ
る。 [0005]
【課題を解決するための手段】
本発明者は獣毛繊維の改質法について鋭意研究を重ねた
結果、ポリアミノ酸またはポリアミノ酸と架橋剤で獣毛
繊維を処理するか、あるいは獣毛繊維を還元した後にポ
リアミノ酸と架橋剤で獣毛繊維を処理することによりポ
リアミノ酸に特有な獣毛様の風合いを維持したまま、非
常に優れた防縮性を有し、かつ疎水性、強伸度等の付加
的性能を付与しうろことを見いだし、本発明をなすに至
ったものである。即ち本発明は、 (1)獣毛繊維をポリアミノ酸で処理することを特徴と
する獣毛繊維の改質方法。 (2)獣毛繊維をポリアミノ酸と架橋剤で処理すること
を特徴とする獣毛繊維の改質方法。 (3)獣毛繊維を還元した後、ポリアミノ酸と架橋剤で
処理することを特徴とする獣毛繊維の改質方法。 からなる。 [0006] 以下、本発明の詳細な説明する。本発明でいう獣毛繊維
とは羊、カシミヤ、モヘア、アンゴラ、ラクダ、アルバ
カ等の動物より得られる天然ケラチン質繊維を意味する
ものであり、その繊維形態は獣毛単独、あるいは獣毛等
を少なくとも15%以上含むスライバー 糸、織物、編
物、不織布等である。 557一 [0007] 本発明において用いられるポリアミノ酸はアミノ酸N−
カルボン酸無水物(以下NCAという。)を有機溶媒中
で開始剤を用いて脱炭酸重合して得られる。その代表例
としてはγ−メチルグルタメート、γ−エチルグルタメ
ート、y−ベンジルグルタメート、β−メチルアスパル
テート、β−エチルアスパルテート、β−ベンジルアス
パルテート、バリン、ノルバリン、ロイシン、イソロイ
シン、ノルロイシン、フェニルアラニン、メチオニン、
グリシン、アラニン等のNCAを挙げることができ、そ
の光学活性体、ラセミ体の何れを用いてもよく、またこ
れら2つ以上の共重合体、また、NCAと開始剤で得ら
れたポリアミノ酸をさらにイソシアネート化合物、末端
にイソシアネートを有するウレタンプレポリマー等によ
り鎖長延長反応で得られる共重合体でもよい。また必要
に応じ他のポリマーとブロックまたはランダム共重合体
とすることができる。但し、共重合体のアミノ酸組成は
ポリアミノ酸の特徴を維持するためには30重量%以上
が好ましく、さらに好ましくは60重量%以上である。 [0008] NCAの重合に用いる有機溶媒としては、N、N−ジメ
チルホルムアミド、ホルムアミド、N、N−ジメチルア
セトアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、テト
ラヒドロフラン、ジグライム、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、メチルエチルケトン等が挙げられ、これらの溶
媒は単独または混合系で使用する。また、必要に応じこ
れらの有機溶剤を用いて重合後に希釈することができる
。 [0009] 本発明で用いる開始剤は、アミノ基、ヒドロシル基等の
活性水素を有する化合物であり、例を挙げれば、アンモ
ニア、モノメチルアミン、ジメチルアミン、ジエチルア
ミン、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサ
メチレンジアミン、1,4−シクロヘキサンジアミン、
0−フェニレンジアミン、p−フェニレンジアミン、ト
ルエン−2,4−ジアミン、4. 4’ −ジフェニル
メタンジアミン、ポリオキシプロピレンジアミン、N、
N−ジメチルエチレンジアミン、N。 N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン、イソホロン
ジアミン、1,2−シクロヘキサンジアミン、−級、二
級アミノ基を有するポリシロキサン、ポリブタジ特開平
3−294578 (5) エン化合物等のアミン化合物、エチレングリコール、1
,3−ブタンジオール、ヘキサメチレングリコール、ポ
リエステルジオール、水酸基を有するポリシロキサン、
ポリブタジェン化合物等のアルコール類であり、さらに
は両末端がアミン等のウレタンプレポリマー等も当然使
用できる。また、両末端がイソシアネートであるウレタ
ンプレポリマーとNCAを上述の開始剤を用いて共重合
することもできる。 [0010] 共電開始剤はNCAに対して0.01〜10モル%、好
ましくは0.1〜2モル%用いる。また、必要に応じて
トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミ
ン等の第3級アミンを併用することができる。 [0011] 架橋剤としては次式1〜10に示すようなイソシアネー
ト系架橋剤、エポキシ系架橋剤等が挙げられ、添加量と
してはポリアミノ酸固形分に対して0.1〜30重量%
、好ましくは3〜10重量%である。 559− [0012] 3 (CH2) GO 560− 特開平3−294578(6) [0013] 特開平3−294578(7) H H 561− 特開平3−294578 (9) [0014] 0 [0015] また、本発明で行なう獣毛繊維の還元処理に用いる還元
剤としては重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、ピ
ロ亜硫酸ナトリウム、ハイドロサルファイドナトリウム
等を用いることができ、その使用量は0.5〜10%o
、 w、 f、程度が適当である。 [0016] 562− 特開平3−294578 (9) さらに、本発明における獣毛繊維の改質加工法は次のよ
うにして行なうことができる。 1)ポリアミノ酸(濃度が0.1〜10%)の溶液に獣
毛繊維を浸漬し、湿式または乾式凝固にてポリアミノ酸
の皮膜を獣毛繊維表面に形成させることより改質加工処
理する。 2)ポリアミノ酸(濃度が0.1〜10重量%)の溶液
に架橋剤をこのポリアミノ酸固形分に対して0.1〜3
0重量%の範囲で添加したものを加工液とし、獣毛繊維
を浸漬し、湿式または乾式凝固にてポリアミノ酸の皮膜
を獣毛繊維表面に形成させることにより改質加工処理す
る。 3)架橋剤濃度0.1〜30重量%の溶液に獣毛繊維を
浸漬した後、さらにポリアミノ酸の溶液に浸漬させ、1
)と同様にして獣毛繊維表面にポリアミノ酸皮膜を形成
させることにより改質加工処理する。 4)獣毛繊維表面にポリアミノ酸皮膜を形成させた後、
さらに架橋剤溶液に浸漬させ改質加工処理する。 5)獣毛繊維を還元処理した後、2)〜4)のいずれか
の方法で改質加工処理する。 [0017] 1)〜5)いずれの方法でも加工できるが、1)の方法
は風合い等は優れるもの防縮性が2)〜5)に比べてや
や劣る。4)は獣毛繊維とポリアミノ酸皮膜との接着性
が2)、3)、5)に比べてやや劣る。また、3)は工
程が煩雑である。5)は工程が煩雑なものの防縮性に優
れ、好ましくは2)または5)を提案する。 [0018]
【作用】
獣毛繊維をポリアミノ酸を用いて処理すると、ポリアミ
ノ酸に特有な獣毛様の風合いを維持したまま強靭なフィ
ルムを獣毛に被覆させることができ、獣毛に優れた防縮
性、疎水性を付与することができる。また、ポリアミノ
酸と架橋剤を用いて処理すると、ポリアミノ酸の活性水
素を有する官能基同志、もしくは獣毛繊維の活性基(−
NH2、−COOHl−OH,−3H)とポリアミノ酸
のそれが563− 11開平3−どJ4ご/Q(1υ) 架橋されるため、ポリアミノ酸のフィルムはより強靭と
なり、防縮性がさらに向上する。また、ポリアミノ酸と
架橋剤で処理する前に獣毛を還元することにより獣毛繊
維の活性基を増加させることができ、ポリアミノ酸と獣
毛繊維の架橋をより強くすることができる。 [0019]
【実施例】
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明する。 合成例1 ポリアミノ酸Aの合成 攪拌機を備えた反応装置にγ−メチルーL−グルタメー
トのNCA (以下MGNCAと略す)111部、L−
ロイシンのNCAl0部を加え、N、N−ジメチルホル
ムアミド(以下DMFと略す)660部、ジオキサン1
50部を加えて室温で攪拌し、完全に溶解させた。そこ
へジェファーミンD−2000(三井テキサコケミカル
製)2.11部、トリエチルアミン0.66部、DMF
60部、ジオキサン15部の溶液を室温で10分かけて
滴下した。その温度で30分間攪拌した後、65℃に昇
温しその温度でさらに2時間攪拌した。IRでNCAの
吸収が消失したことを確認して反応の終点とした。 [0020] 合成例2 開始剤■(ウレタンプレポリマー)の合成攪
拌機を備えた反応装置に平均分子量2000のポリテト
ラメチレングリコール(三洋化成製)500部、インホ
ロンジイソシアネート111部、触媒としてジブチル錫
ジラウレートの10%トルエン溶液0.22部を加え、
120℃に昇温し3時間攪拌させた。次に70℃まで冷
却した後、DMF611部を加えて、両末端イソシアネ
ートの50%溶液(Iaとする)を得た。次に、攪拌機
を備えた反応装置にジエファーミンD−2000を30
0部、D M F 900部を加え、そこへ室温で上記
Ia494部とDMF494部を加えて3時間攪拌し、
両末端アミン(アミン価2980)の開始剤■を得た。 [0021] 合成例3 開始剤II (ウレタンプレポリマー)攪拌
機を備えた反応装置に平均分子量2000のポリエチレ
ングリコール(三洋化564− v目m平3−294578 (,11)成製)500部
、イソホロンジイソシアネート111部、触媒としてジ
ブチル錫ジラウレートの10%トルエン溶液0.22部
を加え、120℃に昇温し3時間攪拌させた。 次に70℃まで冷却した後、DMF611部を加えて、
両末端イソシアネートの50%溶液(II aとする)
を得た。次に、攪拌機を備えた反応装置にジエファーミ
ンD−2000を100部、D M F 300部を加
え、そこへ室温で上記II a 185部とDMF18
5部を加えて3時間攪拌し、両末端アミン(アミン価1
490)の開始剤IIを得た。 [0022] 合成例4 ポリアミノ酸Bの合成 攪拌機を備えた反応装置にMGNCA94.1部、L−
フェニルアラニンのNCA26.3部を加え、D M 
F 490部、ジオキサン180部を加えて室温で攪拌
し、完全に溶解させた。そこへ開始剤■を40部、トリ
エチルアミン0.66部、DMF60部、ジオキサン1
5部の溶液を室温で10分かけて滴下した。その温度で
30分間攪拌した後70℃に昇温しその温度でさらに4
時間攪拌した。IRでNCA吸収が消失したことを確認
して反応の終点とした。 [0023] 合成例5 ポリアミノ酸Cの合成 ポリアミノ酸Bの合成の場合と同様にして開始剤IIを
用いてポリアミノ酸Cを得た。 [0024] 合成例6 ポリアミノ酸りの合成 攪拌機を備えた反応装置にMGNCA91部、L−フェ
ニルアラニンのNCA26部を加え、D M F 49
0部、ジオキサン180部を加えて室温で攪拌し、完全
に溶解させた。そこへ末端が水酸基のポリシロキサン(
東しシリコーン製S F8427) 2゜6部、トリエ
チルアミン0.66部、DMF60部、ジオキサン15
部の溶液を室温で10分かけて滴下した。その温度で3
0分間攪拌した後、70℃に昇温しその温度でさらに4
時間攪拌した。IRでNCAの吸収が消失したことを確
認して反応の終点とした。 [0025] 合成例7 ポリアミノ酸Eの合成 565− 特開平3−294578(12) 攪拌機を備えた反応装置にMGNCAIIO部、L−ロ
イシンのNCAl0部を加え、N−メチルピロリドン8
00部を加えて室温で攪拌し、完全に溶解させた。そこ
へ1,2−シクロヘキサンジアミン0.16部、N−メ
チルピロリドン75部の溶液を室温で10分かけて滴下
した。その温度で30分間攪拌した後、70℃に昇温し
その温度でさらに3時間攪拌した。IRでNCAの吸収
が消失したことを確認して反応の終点とした。 [0026] 実施例1 合成例1〜7で得たポリアミノ酸A−Eの溶液をDMF
で5倍に希釈して加工液とした。12G横編み機にて番
手2/48羊毛100%メリヤス糸を2本引き揃えてカ
バーファクター0.41の千編みの羊毛編地を上記加工
液に室温で5分間浸漬し、ピックアップ率110%にな
るようにマングルで絞り、25℃の水に3分間、次に6
0℃の温水に3分間浸した後、80℃で30分熱風乾燥
してポリアミノ酸皮膜を形成させた。これらの防縮加工
品は風合いが良好であった。 [0027] このようにポリアミノ酸加工した絹地を以下の方法によ
り防縮性、疎水性について評価した。その結果を表1に
示す。なお、比較試料としてポリアミノ酸の加工に使用
する同じ羊毛編地を予めジクロロイソシアヌール酸ナト
リウム3.5%0゜w、f、を加えて20℃にて25分
間浸漬し、水洗後に亜硫酸ナトリウム10.0%o、 
w、 f、を加えて35℃にて15分間処理し、充分に
水洗することにより得られた塩素化処理羊毛編地および
上述の方法にて塩素化した後にハーコセット57(デイ
ックバーキュレス社製、ポリアミドエピクロロヒドリン
樹脂)を20%o、 w、 f、とり、充分に希釈した
後に処理浴に加え、40℃にて30分間の処理を行ない
、80℃で30分間乾燥熱処理して得られた塩素化/樹
脂処理羊毛編地の結果を併記する。 [0028] (1)防縮性 IWSTM31ウェスケータ−試験方法により、7Aの
緩和収縮を行なった後、5Aフエルト収縮を行ない、試
料の寸法変化から耐洗濯防縮性を評価した。 (2)疎水性 566− 特開平3−2945°78(13) JISL1081.5.57. B法に基づき20 X
 2.5cmの大きさの試料を下端がちょうど蒸留水に
つかるようにして10分経過後の毛細管現象による水の
上昇した高さ(mm)を測定して疎水性を評価した。 [0029] 表1よりポリアミノ酸で湿式加工した改質加工編地は、
繰り返し洗濯においても風合いは良好で外観も殆ど変化
が認められず、非常に優れた洗濯耐久性、疎水性を有し
ていることは明らかである。 [0030] 実施例2 合成例1〜7で得たポリアミノ酸A−Eの溶液をDMF
で5倍に希釈して加工液とした。実施例1で用いた羊毛
絹地を上記加工液に室温で5分間浸漬し、ピックアップ
率110%になるようにマングルで絞り、80℃で30
分熱風乾燥してポリアミノ酸皮膜を形成させた。 [0031] このようにポリアミノ酸加工した絹地を実施例1と同様
にして耐洗濯防縮性、疎水性を評価した。その結果を表
1に示す。表1よりポリアミノ酸で乾式改質加工した絹
地は、繰り返し洗濯においても風合いは良好で外観も殆
ど変化が認められず、非常に優れた洗濯耐久性、疎水性
を有していることは明らかである。 [0032] 実施例3 合成例1〜7で得たポリアミノ酸A−Eの溶液をDMF
で5倍に希釈し、架橋剤としてコロネートEH(日本ポ
リウレタン製)、コロネートHL (8本ポリウレタン
製) ブナコールEX−301(ナガセ化成製)等をポ
リアミノ酸固形分に対して5%添加したものを加工液と
した。実施例1で用いた羊毛編地を上記加工液に室温で
5分間浸漬し、ピックアップ率110%になるようにマ
ングルで絞り、25℃の水に3分間、次に60℃の温水
に3分間浸した後、80℃で30分熱風乾燥してポリア
ミノ酸皮膜を形成させた。これらの防縮加工品は風合い
が良好であった。 [0033] このようにポリアミノ酸加工した絹地を実施例1と同様
にして耐洗濯防縮性、567− 特開平3−294578(14) 疎水性を評価した。その結果を表2に示す。表2よりポ
リアミノ酸と架橋剤で湿式加工した改質加工絹地は、繰
り返し洗濯においても風合いは良好で外観も殆ど変化が
認められず、非常に優れた洗濯耐久性、疎水性を有して
いることは明らかである。 [0034] 実施例4 合成例1〜7で得たポリアミノ酸A−Eの溶液をDMF
で5倍に希釈し、架橋剤としてコロネートEHをポリア
ミノ酸固形分に対して5%添加したものを加工液とした
。実施例1で用いた羊毛絹地を上記加工液に室温で5分
間浸漬し、ピックアップ率110%になるようにマング
ルで絞り、80℃で30分熱風乾燥してポリアミノ酸皮
膜を形成させた。 [0035] このようなポリアミノ酸加工した絹地を実施例1と同様
にして耐洗濯防縮性、疎水性を評価した。その結果を表
3に示す。表3よりポリアミノ酸と架橋剤で乾式改質加
工した絹地は、繰り返し洗濯においても風合いは良好で
外観も殆ど変化が認められず、非常に侵れた洗濯耐久性
、疎水性を有していることは明らかである。 [0036] 実施例5 合成例1〜7で得たポリアミノ酸A−Eの溶液をDMF
で5倍に希釈し、架橋剤としてコロネートEHをポリア
ミノ酸固形分に対して5%添加したものを加工液とした
。実施例1で用いた羊毛編地を2.6%ピロ亜硫酸ナト
リウム(還元剤)0.5%Tergitol  TMN
 (米国UCC社製、非イオン活性剤)水溶液に室温テ
5分間浸漬した後に水洗し、80℃で熱風乾燥した。つ
いで上記加工液に室温で5分間浸漬し、ピックアップ率
110%になるようにマングルで絞り、25℃の水に3
分間、次に60℃の温水に3分間浸した後、80℃で1
5分熱風乾燥してポリアミノ酸皮膜を形成させた。これ
ら防縮性加工品は風合いが良好であった。 [0037] このようにポリアミノ酸加工した絹地を実施例1と同様
にして耐洗濯防縮性、568− 特開平3−294578 (15) 疎水性を評価した。その結果を表4に示す。表4より還
元処理した後にポリアミノ酸と架橋剤で湿式改質加工し
た絹地は繰り返し洗濯においても風合いは良好で外観も
殆ど変化が認められず、非常に優れた洗濯耐久性を有し
ていることは明らかである。 [0038] 実施例6 合成例4で得たポリアミノ酸Bの溶液をメチルエチルケ
トンで3重量%に希釈し、架橋剤としてコロネートEH
をポリアミノ酸固形分に対して1.33%添加したもの
を加工液とした。羊毛100%の平織りおよび綾織りの
織物を2.6%ピロ亜硫酸ナトリウム(還元剤)、0.
5%A 1copol  650  (米国、アライド
コロイド社製非イオン活性剤)水溶液に室温で5分間浸
漬した後に水洗し、80℃で熱風乾燥した。ついで上記
加工液に50℃で5分間浸漬し、ピックアップ率50%
になるようにマングルで絞り、25℃の水に3分間、次
に60℃の温水に3分間浸した後、80℃で15分熱風
乾燥してポリアミノ酸皮膜を形成させた。これらの防縮
加工品は風合いが良好であった。 [0039] このようにポリアミノ酸加工を行なった織物をJIS 
 L0217 103法に基づく実用洗濯試験を行ない
、防縮性を評価した。即ち、40℃、強水流、合成洗剤
濃度2g/l、浴比1対30の条件でまず、洗濯5分−
脱水30秒すすぎ(常温)2分−脱水30秒−平干し乾
燥のサイクルで緩和収縮を行なった後、フェルト収縮と
してこの洗濯サイクルを20回行ない、試料の寸法変化
から耐洗濯収縮性を評価した。また、実施例1と同様に
して疏水性を評価した。その結果を表5に示す。表5よ
り還元処理後にポリアミノ酸と架橋剤で処理した改質加
工織物は、繰り返し洗濯においても風合いは良好で外観
も殆ど変化が認められず、非常に優れた洗濯耐久性、疎
水性を有していることは明らかである。 [00401 実施例7 合成例1で得たポリアミノ酸溶液をDMFで5倍希釈し
、架橋剤としてコロネートEHをポリアミノ酸固形分に
対して5%添加したものを加工液とした。オー569− 特開平3−294578(16) ストラリア産66番メリノ羊毛のスライバーを上記加工
液に約10〜15秒浸漬し、ピックアップ率110%に
なるようにマングルで絞り、バックウオッシャ−の第1
槽にて20℃で水洗、第2槽にて60℃で湯洗後、80
℃にて乾燥処理を行なうことによりポリアミノ酸皮膜を
形成させた。このようにして得られたポリアミノ峻別ニ
スライバーを用いて番手2/60のメリヤス糸を紡出し
、下記の試、験方法によりポリアミノ酸加工の繊維性能
を評価しな。その結果を表6に示す。 (1)防縮性 実施例1と同じ。 (2)疎水性 試料0.2gを掌で丸めて直径2〜3cmの玉として室
温にて2g/lの中性洗剤(第−工業製薬層 モノゲン
)溶液に、また酸化処理羊毛にあっては水溶液に浮かべ
、溶液中に沈むまでの時間を測定して疎水性を評価した
。 (3)糸の引張強度および伸度 定速緊張型引張状、装機を用いてJ I S  L10
75.7.5の試、験方法により評価した。 [0041] 表6より本発明によって得られた獣毛繊維は天然獣毛繊
維の特性である疎水性を維持したまま優れた防縮性を有
し、併せて繊維物性においても優れた性能を有すること
は明らかである。 [0042] 実施例8 オーストラリア産66番メリノ羊毛のスライバーを予め
ジクロロイソシアヌール産ナトリウムを3.5%o、 
w、 f、を加えて25℃にて25分間浸漬し、水洗後
、亜硫酸ナトリウム10.O%o、 w、 f、を加え
て35℃にて15分処理後充分に水洗することにより得
られた塩素化処理羊毛スライバーを実施例5と同様な方
法で加工した。その結果を表7に示す。表7より本発明
により得られた獣毛繊維は高水準の防縮性を有し天然獣
毛繊維に近い疎水性かつ繊維強度、伸度などの優れた性
能を有することは明らかである。 570− 特開平3−294578 (17) [0043] 表1 ポリアミノ畠11工羊毛編地の物性評価571− 特開平3−294578(1B) [0044] 表2 ポリアミノ酸加工羊毛編地(湿式加工)の物性af価5
72− [0045] −573− 喧J rail↑O [0046] −574− 11開+3−2;J4D/J?υノ [0047] −575− 特開平3−294578 (21) 特開平3−294578 (22) [0048] 表6 ボリアミノrjJJJI工羊毛スライバーの物’fV”
F(10576− [0049] [0050]
【発明の効果】
577− 特開平3−29457803) −578− ■開平3−294578(24)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】獣毛繊維をポリアミノ酸で処理することを
    特徴とする獣毛繊維の改質方法。
  2. 【請求項2】獣毛繊維をポリアミノ酸と架橋剤で処理す
    ることを特徴とする獣毛繊維の改質方法。
  3. 【請求項3】獣毛繊維を還元した後、ポリアミノ酸と架
    橋剤で処理することを特徴とする獣毛繊維の改質方法。
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