JPH0332525Y2 - - Google Patents

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JPH0332525Y2
JPH0332525Y2 JP1986139569U JP13956986U JPH0332525Y2 JP H0332525 Y2 JPH0332525 Y2 JP H0332525Y2 JP 1986139569 U JP1986139569 U JP 1986139569U JP 13956986 U JP13956986 U JP 13956986U JP H0332525 Y2 JPH0332525 Y2 JP H0332525Y2
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JP
Japan
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hemming
water
electrodeposition coating
hemming part
degreasing
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JP1986139569U
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JPS6346469U (ja
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電着塗装の前処理工程における水洗装
置に関する。さらに詳しくは、ヘミング部を有
し、該ヘミング部に構造用接着剤が充填された袋
構造のパネル接合部を有する被塗物に電着塗装を
施す際の前処理工程における水洗装置に関する。
[従来の技術] 自動車ボデーなどの被塗物には前記のごときパ
ネル接合部を有する部位として、たとえばサイド
ドア、バツクドア、ラツゲージコンパートメント
ドア、フード、フエンダなどがある。サイドドア
について該パネル接合部を第3図を参照して説明
する。20はアウタパネルであり、その周縁部に
ははぜ折り部21が形成され、該はぜ折り部21
にインナパネル22、必要に応じてリインフオー
スメントの周縁がはさみ込まれており、このよう
な部位をヘミング部23と称している。ヘミング
部23には構造用接着剤24(以下、ヘミング接
着剤という)が充填されており、該ヘミング接着
剤は被塗物が塗装乾燥炉を通ることにより硬化
し、アウタパネル20とインナパネル22とが完
全に接合される。
一方、自動車ボデーなどの被塗物の電着塗装に
おいては、電着塗装の前に、ボデーに付着してい
る油類などを除去するために、リン酸ナトリウム
などを含有するアルカリ性液である脱脂液中にボ
デーを浸漬処理するところの脱脂処理などの前処
理工程が設けられている。
[考案が解決しようとする問題点] 前記のごときヘミング部にヘミング接着剤が充
填された自動車ボデーに脱脂処理などの前処理工
程を経て電着塗装が施されたばあい、とくにカチ
オン電着塗装が施されたばあいにおいて、第3図
に示されるヘミング部23におけるアウタパネル
20とインナパネル22との境界部25の近傍に
形成された電着塗膜の表面に第4図に示されるご
とき異常な塗料凝集部位(以下、ブツと称する)
が多数発生することが見出された。第4図におい
て、26は電着塗膜、27はブツである。ブツ2
7の中央部にはガス穴28が認められる。
X線マイクロアナライザーによる分析の結果に
よると、ガス穴28の周囲にナトリウム原子が高
濃度に存在していることが認められた。
この事実からブツ27の発生原因はつぎのよう
に推察されている。
(1) 電着塗装における前処理工程では脱脂処理の
後工程にシヤワー水洗、デイツプ水洗などの水
洗工程が設けられているから、脱脂処理後ボデ
ーに付着している脱脂液は洗い流されるものと
思われていたが、意外にも前記ヘミング部の袋
構造内部に残留し、そのうちのアルカリ成分、
通常はナトリウムイオンが第3図に示される境
界部25の近傍に滲み出し、電着塗装の際の通
電時にその部位に電荷が集中し、塗料の異常付
着を招束し、ブツが生じる。とくにカチオン電
着塗装のばあいは脱脂液中のアルカリ濃度が高
いため、ヘミング部に残留するアルカリ量が多
く、ブツの発生が顕著になる。
(2) 前記アルカリ成分が電着塗装時に塗料と反応
してガスを発生し、そのためブツにガス穴が形
成される。
前記のごときガス穴を有するブツが電着塗膜に
発生すると、その部位の防錆性が低下すると共
に、塗装仕上り品質が低下する。
本考案の目的は前記の点に鑑みて、ヘミング部
における前記のごときブツの発生を防止するため
の手段を提供するにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案はヘミング部を有し、該ヘミング部に構
造用接着剤が充填された袋構造のパネル接合部を
有する被塗物に電着塗装を施す際において、脱脂
工程のあとの被塗物に水をスプレーする装置およ
び化成処理工程のあとの被塗物に水をスプレーす
る装置に加えて、それらより下流の水切乾燥工程
と電着塗装工程との間に、前記被塗物の前記袋構
造の内部に水をヘミング部に向けてスプレーし、
ヘミング部内側に存在する電着塗膜不良原因成分
を該ヘミング部近くに設けた小孔から洗い流す装
置を設けてなる電着塗装の前処理工程における水
洗装置に関する。
[作用] 電着塗装の前処理工程、とくに電着槽に入槽す
る直前の工程において、ヘミング部を有するパネ
ル接合部の袋構造の内部に水をスプレーする装置
を設け、積極的にヘミング部内部を洗浄すること
によつてアルカリの残留を可及的に少なくするこ
とができる。
[実施例] つぎに図面に基づいて本考案を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す概略説明図で
あり、第2図は第1図のX−X線拡大断面図であ
る。
図面において、1は自動車ボデー、2はそのサ
イドドアである。サイドドア2のヘミング部23
にはヘミング接着剤が充填されている。ボデー1
はハンガ3に掴持された状態でコンベアに案内さ
れて搬送されながら前処理工程の各処理を受ける
ようにされている。
10は本考案にかかわる水洗装置である。水洗
装置10は略水平方向に延びるパイプ11と、そ
の先端に設けられたノズル12と、パイプ11の
支持部材13と、支持部材13を前後方向に移動
させる駆動装置14からなり、該駆動装置により
水洗装置10が前後に動くようにされている。
ボデー1が所定の場所に来たとき、水洗装置1
0は前進させられ、ノズル12がサイドドア2の
ウインドガラス出し入れ用開口部30の直上に位
置され、ノズル12から水がドア内部31にスプ
レーされる。スプレーされた水でヘミング部23
の内部が洗浄され、洗浄水はドア下部の小孔(図
示されていない)から排出される。
かくしてドア内部に残留していた脱脂液は洗い
流され、ヘミング部におけるアルカリの残留は少
なくなり、残留アルカリの滲み出しに起因するブ
ツの発生が抑えられ、塗膜欠陥のない電着塗膜が
えられる。
水洗後は水洗装置10は後退され、被塗物の搬
送に支障を来さないようにされる。
本考案における水洗装置としては水洗時に水の
スプレーノズル12をドアのウインドガラス出し
入れ用開口部30の上方に移動でき、水洗時以外
はボデー1の搬送に支障を来さないような場合に
移動しうるように構成されたものであれば、前記
水洗装置10以外のものも使用できる。
つぎに本考案にかかわる水洗装置の設置位置に
ついて説明する。
電着塗装の前処理工程は一般につぎのような工
程からなつている。
予備脱脂(シヤワー)→本脱脂(デイツプ)→
第1水洗(シヤワー)→第2水洗(シヤワー)→
第3水洗(デイツプ)→表面調整(デイツプ)→
化成処理(デイツプ)→第4水洗(シヤワー)→
第5水洗(デイツプ)→第6水洗(シヤワー)→
純水水洗(シヤワー)→水切乾燥→(電着塗装) 本考案にかかわる水洗装置はボデーが水切乾燥
後電着浴槽に入槽されるまでの間に設置する必要
がある。それは水切乾燥時の加熱によつてブツを
形成するとみられる何らかの成分が湧き出るの
で、これをシヤワーによつて除去する必要がある
ためである。
前記においては、本考案をサイドドアを洗浄す
るばあいについて説明したが、その他ラツゲージ
コンパーメントドア、フードなどについても本考
案が適用されうることは勿論である。
[考案の効果] ヘミング部を有する袋構造のパネル接合部の内
部を脱脂処理工程後の特定の工程で積極的に水洗
するように構成されているため、残留脱脂液のア
ルカリの滲み出しに起因するブツの発生が抑えら
れ、塗膜欠陥のない電着塗膜がえられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の一実施例を示す概略説
明図、第2図は第1図のX−X線拡大断面図、第
3図はドアのヘミング部の構造を示す説明図、第
4図はブツが発生した電着塗膜の状態を示す概略
説明図である。 図面の主要符号、1:自動車ボデー、2:サイ
ドドア、10:水洗装置、23:ヘミング部、2
4:構造用接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘミング部を有し、該ヘミング部に構造用接着
    剤が充填された袋構造のパネル接合部を有する被
    塗物に電着塗装を施す際において、脱脂工程のあ
    との被塗物に水をスプレーする装置および化成処
    理工程のあとの被塗物に水をスプレーする装置に
    加えて、それらより下流の水切乾燥工程と電着塗
    装工程との間に、前記被塗物の前記袋構造の内部
    に水をヘミング部に向けてスプレーし、ヘミング
    部内側に存在する電着塗膜不良原因成分を該ヘミ
    ング部近くに設けた小孔から洗い流す装置を設け
    てなる電着塗装の前処理工程における水洗装置。
JP1986139569U 1986-09-11 1986-09-11 Expired JPH0332525Y2 (ja)

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JP1986139569U JPH0332525Y2 (ja) 1986-09-11 1986-09-11

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JPS6346469U JPS6346469U (ja) 1988-03-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6029479A (ja) * 1983-07-27 1985-02-14 Nippon Steel Corp 自動車車体の防錆処理方法
JPS6082695A (ja) * 1983-10-07 1985-05-10 Nissan Motor Co Ltd 前処理工程における水切り乾燥方法

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JPS6346469U (ja) 1988-03-29

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