JPH0338048Y2 - - Google Patents
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- JPH0338048Y2 JPH0338048Y2 JP17147984U JP17147984U JPH0338048Y2 JP H0338048 Y2 JPH0338048 Y2 JP H0338048Y2 JP 17147984 U JP17147984 U JP 17147984U JP 17147984 U JP17147984 U JP 17147984U JP H0338048 Y2 JPH0338048 Y2 JP H0338048Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parking brake
- brake lever
- engagement
- cable
- tension
- Prior art date
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Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 22
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 12
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案はパーキングブレーキレバーが原位置か
ら一回動中心まわりに回動操作されることにより
ケーブルを引つ張つてブレーキ作動部を作動させ
る形式のパーキングブレーキに係り、特にケーブ
ルの張力をパーキングブレーキレバーの回動操作
に伴つて自動的に調節する装置に関するものであ
る。
ら一回動中心まわりに回動操作されることにより
ケーブルを引つ張つてブレーキ作動部を作動させ
る形式のパーキングブレーキに係り、特にケーブ
ルの張力をパーキングブレーキレバーの回動操作
に伴つて自動的に調節する装置に関するものであ
る。
従来技術
乗用車等のパーキングブレーキとして、パーキ
ングブレーキレバーが原位置から一回動中心まわ
りに回動操作されることによりケーブルを引つ張
つてブレーキ作動部を作動させる形式のものがあ
る。そして、かかる形式のパーキングブレーキレ
バーにおいては、ブレーキシユーが摩耗したりケ
ーブルが伸びたりすると、ケーブルの張力が低下
してパーキングブレーキレバーの回動操作量が増
加する不都合がある。
ングブレーキレバーが原位置から一回動中心まわ
りに回動操作されることによりケーブルを引つ張
つてブレーキ作動部を作動させる形式のものがあ
る。そして、かかる形式のパーキングブレーキレ
バーにおいては、ブレーキシユーが摩耗したりケ
ーブルが伸びたりすると、ケーブルの張力が低下
してパーキングブレーキレバーの回動操作量が増
加する不都合がある。
このため、本出願人等は先に実願昭59−127246
号において、(a)ケーブルの端部が接続されるとと
もに、そのケーブルの略延長線上にねじ部が設け
られた接続部材と、(b)パーキングブレーキレバー
の側部に固設され、前記接続部材を軸まわりの回
転不能且つ前記ケーブルの引張り方向への移動可
能に保持する案内部材と、(c)その案内部材に保持
された前記接続部材のねじ部に螺合され、その接
続部材が前記ケーブルの引張り方向と反対方向へ
移動することを阻止する一方、上記ねじ部に対す
る螺合量が増加する回転方向と反対まわりに傾斜
した鋸歯形状の外周歯を備えた調節部材と、(d)前
記パーキングブレーキレバーと所定の相対回転抵
抗をもつて前記一回動中心まわりの回動可能に配
設され、常には上記パーキングブレーキレバーと
一体的に回動させられる係合部材と、(e)位置固定
に配設されて、前記パーキングブレーキレバーと
一体的に回動させられる前記係合部材と当接させ
られ、その係合部材の回動範囲を、前記ブレーキ
作動部を作動させるのに必要な前記パーキングブ
レーキレバーの回動操作量と略同じ予め定められ
た一定の角度範囲に規制するストツパ部材と、(f)
前記外周歯に押圧されるように前記係合部材に設
けられ、前記パーキングブレーキレバーが原位置
から前記一定の角度範囲を越えて回動操作される
ことにより、前記係合部材が前記ストツパ部材と
の当接によりそのパーキングブレーキレバーに対
して相対回動させられる際には、前記外周歯の傾
斜方向へ相対回動させられて上記外周歯を乗り越
えるが、その状態で上記パーキングブレーキレバ
ーが原位置に向つて回動操作され、前記係合部材
が前記ストツパ部材との当接によりそのパーキン
グブレーキレバーに対して逆方向へ相対回動させ
られる際には、前記外周歯と係合させられて前記
調節部材を前記接続部材のねじ部に対する螺合量
が増加する方向へ回動させ、その接続部材を前記
ケーブルの引張り方向へ移動させる係合爪とを備
えた張力自動調節装置を提案した。
号において、(a)ケーブルの端部が接続されるとと
もに、そのケーブルの略延長線上にねじ部が設け
られた接続部材と、(b)パーキングブレーキレバー
の側部に固設され、前記接続部材を軸まわりの回
転不能且つ前記ケーブルの引張り方向への移動可
能に保持する案内部材と、(c)その案内部材に保持
された前記接続部材のねじ部に螺合され、その接
続部材が前記ケーブルの引張り方向と反対方向へ
移動することを阻止する一方、上記ねじ部に対す
る螺合量が増加する回転方向と反対まわりに傾斜
した鋸歯形状の外周歯を備えた調節部材と、(d)前
記パーキングブレーキレバーと所定の相対回転抵
抗をもつて前記一回動中心まわりの回動可能に配
設され、常には上記パーキングブレーキレバーと
一体的に回動させられる係合部材と、(e)位置固定
に配設されて、前記パーキングブレーキレバーと
一体的に回動させられる前記係合部材と当接させ
られ、その係合部材の回動範囲を、前記ブレーキ
作動部を作動させるのに必要な前記パーキングブ
レーキレバーの回動操作量と略同じ予め定められ
た一定の角度範囲に規制するストツパ部材と、(f)
前記外周歯に押圧されるように前記係合部材に設
けられ、前記パーキングブレーキレバーが原位置
から前記一定の角度範囲を越えて回動操作される
ことにより、前記係合部材が前記ストツパ部材と
の当接によりそのパーキングブレーキレバーに対
して相対回動させられる際には、前記外周歯の傾
斜方向へ相対回動させられて上記外周歯を乗り越
えるが、その状態で上記パーキングブレーキレバ
ーが原位置に向つて回動操作され、前記係合部材
が前記ストツパ部材との当接によりそのパーキン
グブレーキレバーに対して逆方向へ相対回動させ
られる際には、前記外周歯と係合させられて前記
調節部材を前記接続部材のねじ部に対する螺合量
が増加する方向へ回動させ、その接続部材を前記
ケーブルの引張り方向へ移動させる係合爪とを備
えた張力自動調節装置を提案した。
すなわち、パーキングブレーキレバーの回動操
作量がブレーキシユーの摩耗やケーブルの伸び等
に起因して予め定められた量を超えると、係合部
材の係合爪と調節部材の外周歯とが相対回動させ
られ、その後パーキングブレーキレバーが原位置
に向かつて操作された時、パーキングブレーキレ
バーとともに回動する調節部材の外周歯と係合部
材の係合爪とが係合して調節部材がケーブルの張
力を増加させる方向へ回転させられ、これにより
ケーブルの張力が自動的に調節させるのである。
したがつて、このような張力自動調節装置を備え
たパーキングブレーキレバーにおいては、その一
定回動操作量に対してケーブルに発生する張力が
ブレーキシユーの摩耗等に拘らず略一定に維持さ
れ、好適な操作フイーリングが確保される。
作量がブレーキシユーの摩耗やケーブルの伸び等
に起因して予め定められた量を超えると、係合部
材の係合爪と調節部材の外周歯とが相対回動させ
られ、その後パーキングブレーキレバーが原位置
に向かつて操作された時、パーキングブレーキレ
バーとともに回動する調節部材の外周歯と係合部
材の係合爪とが係合して調節部材がケーブルの張
力を増加させる方向へ回転させられ、これにより
ケーブルの張力が自動的に調節させるのである。
したがつて、このような張力自動調節装置を備え
たパーキングブレーキレバーにおいては、その一
定回動操作量に対してケーブルに発生する張力が
ブレーキシユーの摩耗等に拘らず略一定に維持さ
れ、好適な操作フイーリングが確保される。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、上記のような張力自動調節装置
についてその後更に実験、研究を重ねたところ、
パーキングブレーキレバーの張力自動調節装置と
して未だ充分に満足し得ない問題を含んでいるこ
とが見い出された。すなわち、パーキングブレー
キを作動させる際にパーキングブレーキレバーに
過大な操作力が加えられたりすると、その過大な
操作力に起因してブレーキ作動部の構成部材、例
えばブレーキシユーやブレーキドラム等が弾性変
形させられ、これに伴つてパーキングブレーキレ
バーの回動量が必要以上に大きくなるため、係合
爪と外周歯とが相対回動させられ、パーキングブ
レーキレバーが原位置に向かつて操作されたとき
それら係合爪と外周歯とが係合して前記調節部材
が回転させられ、ケーブルの張力が増加させられ
てしまうのである。そして、このようにケーブル
の張力が必要以上に増加させられると、パーキン
グブレーキレバーを原位置に保持した状態におい
てもケーブルの張力が充分に解除され得なくなつ
て、ブレーキに引摺りを生じるという問題が惹起
されるのである。
についてその後更に実験、研究を重ねたところ、
パーキングブレーキレバーの張力自動調節装置と
して未だ充分に満足し得ない問題を含んでいるこ
とが見い出された。すなわち、パーキングブレー
キを作動させる際にパーキングブレーキレバーに
過大な操作力が加えられたりすると、その過大な
操作力に起因してブレーキ作動部の構成部材、例
えばブレーキシユーやブレーキドラム等が弾性変
形させられ、これに伴つてパーキングブレーキレ
バーの回動量が必要以上に大きくなるため、係合
爪と外周歯とが相対回動させられ、パーキングブ
レーキレバーが原位置に向かつて操作されたとき
それら係合爪と外周歯とが係合して前記調節部材
が回転させられ、ケーブルの張力が増加させられ
てしまうのである。そして、このようにケーブル
の張力が必要以上に増加させられると、パーキン
グブレーキレバーを原位置に保持した状態におい
てもケーブルの張力が充分に解除され得なくなつ
て、ブレーキに引摺りを生じるという問題が惹起
されるのである。
問題点を解決するための手段
本考案は上記問題を解決するために為されたも
のであり、その要旨とするところは、前記(a)接続
部材、(b)案内部材、(c)調節部材、(d)係合部材、(e)
ストツパ部材、および(f)係合爪を備えた張力自動
調節装置であつて、前記調節部材を前記ケーブル
の引張り方向へ付勢し、そのケーブルの張力が予
め定められた一定の値を超えるまでは前記調節部
材を前記外周歯と前記係合爪との係合が許容され
る係合位置に保持するが、超えた時には弾性変形
させられて上記外周歯と係合爪との係合が不能と
なる予め定められた非係合位置までその調節部材
が前記引張り方向と反対方向へ移動することを許
容する弾性部材を設けたことにある。
のであり、その要旨とするところは、前記(a)接続
部材、(b)案内部材、(c)調節部材、(d)係合部材、(e)
ストツパ部材、および(f)係合爪を備えた張力自動
調節装置であつて、前記調節部材を前記ケーブル
の引張り方向へ付勢し、そのケーブルの張力が予
め定められた一定の値を超えるまでは前記調節部
材を前記外周歯と前記係合爪との係合が許容され
る係合位置に保持するが、超えた時には弾性変形
させられて上記外周歯と係合爪との係合が不能と
なる予め定められた非係合位置までその調節部材
が前記引張り方向と反対方向へ移動することを許
容する弾性部材を設けたことにある。
作 用
以上のように構成された張力自動調節装置にお
いては、ケーブルの張力が予め定められた一定の
値を超えると、調節部材の外周歯と係合部材の係
合爪との係合が不能となる予め定められた非係合
位置まで調節部材が移動することが弾性部材の弾
性変形によつて許容される。このため、パーキン
グブレーキレバーが原位置に回動操作された状態
において、ケーブルの張力が上記一定の値より小
さい場合には調節部材が係合位置に保持されるこ
とにより外周歯と係合爪との係合が許容されて張
力の自動調節が為され得るが、ケーブルの張力が
充分に解除され得ず、その張力が上記一定の値を
超えている場合には、外周歯と係合爪との係合が
不能とされてケーブル張力の自動調節が為されな
い。
いては、ケーブルの張力が予め定められた一定の
値を超えると、調節部材の外周歯と係合部材の係
合爪との係合が不能となる予め定められた非係合
位置まで調節部材が移動することが弾性部材の弾
性変形によつて許容される。このため、パーキン
グブレーキレバーが原位置に回動操作された状態
において、ケーブルの張力が上記一定の値より小
さい場合には調節部材が係合位置に保持されるこ
とにより外周歯と係合爪との係合が許容されて張
力の自動調節が為され得るが、ケーブルの張力が
充分に解除され得ず、その張力が上記一定の値を
超えている場合には、外周歯と係合爪との係合が
不能とされてケーブル張力の自動調節が為されな
い。
すなわち、本考案の張力自動調節装置は、パー
キングブレーキレバーの回動操作量のみならず、
そのパーキングブレーキレバーが原位置に保持さ
れた状態においてケーブルに生じている張力に基
づいてそのケーブル張力を調節するものであるた
め、仮にパーキングブレーキレバーが過大な操作
力にて操作され、その回動操作量が予め定められ
た量を超えたとしても、ケーブルの張力が一定の
値を超えている時は張力の自動調節が行われず、
ケーブル張力が必要以上に増加してしまうことは
ないのである。なお、調節部材が外周歯と係合爪
との係合が不能となる非係合位置へ移動するまで
上記弾性部材が弾性変形するようなケーブル張力
の値は、少なくともパーキングブレーキレバーが
原位置に保持された状態においてブレーキに引摺
りが生じる程の張力よりも小さい値に設定され
る。
キングブレーキレバーの回動操作量のみならず、
そのパーキングブレーキレバーが原位置に保持さ
れた状態においてケーブルに生じている張力に基
づいてそのケーブル張力を調節するものであるた
め、仮にパーキングブレーキレバーが過大な操作
力にて操作され、その回動操作量が予め定められ
た量を超えたとしても、ケーブルの張力が一定の
値を超えている時は張力の自動調節が行われず、
ケーブル張力が必要以上に増加してしまうことは
ないのである。なお、調節部材が外周歯と係合爪
との係合が不能となる非係合位置へ移動するまで
上記弾性部材が弾性変形するようなケーブル張力
の値は、少なくともパーキングブレーキレバーが
原位置に保持された状態においてブレーキに引摺
りが生じる程の張力よりも小さい値に設定され
る。
実施例
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図および第2図において、10は一対の脚
部12および14によつて車体のフロア16に固
定されるセクタであり、このセクタ10にはパー
キングブレーキレバー18がピン20によつて回
動可能に取り付けられているとともに、ピン20
の軸心を中心として円弧形状に形成された外周部
には多数の係止歯22が設けられている。パーキ
ングブレーキレバー18は、円筒形状を成す操作
部24と、一対の側壁26および28を備えて断
面ほぼコの字形状を成す取付部30とから構成さ
れており、その取付部30が前記セクタ10を跨
いで配設され、ピン20によつてそのセクタ10
に取り付けられているのである。
部12および14によつて車体のフロア16に固
定されるセクタであり、このセクタ10にはパー
キングブレーキレバー18がピン20によつて回
動可能に取り付けられているとともに、ピン20
の軸心を中心として円弧形状に形成された外周部
には多数の係止歯22が設けられている。パーキ
ングブレーキレバー18は、円筒形状を成す操作
部24と、一対の側壁26および28を備えて断
面ほぼコの字形状を成す取付部30とから構成さ
れており、その取付部30が前記セクタ10を跨
いで配設され、ピン20によつてそのセクタ10
に取り付けられているのである。
取付部30の内部には、前記セクタ10に設け
られた係合歯22に係合可能な爪部材32がピン
34によつて回動可能に取り付けられており、そ
の爪部材32はロツド36を介して操作部24の
先端から突き出す図示しないノブに連結されてい
る。ロツド36は図示しない付勢手段によつて常
には爪部材32を係止歯22と係合する方向へ回
動させるように付勢されており、これによりパー
キングブレーキレバー18の第1図において左ま
わり方向の回動が阻止されるが、付勢手段の付勢
力に抗してノブを操作部24内に押し込むことに
より、爪部材32と係止歯22との係合が解かれ
てパーキングブレーキレバー18の原位置に向う
回動操作が許容されるようになつている。本実施
例ではピン20の軸心が一回動中心に相当する。
られた係合歯22に係合可能な爪部材32がピン
34によつて回動可能に取り付けられており、そ
の爪部材32はロツド36を介して操作部24の
先端から突き出す図示しないノブに連結されてい
る。ロツド36は図示しない付勢手段によつて常
には爪部材32を係止歯22と係合する方向へ回
動させるように付勢されており、これによりパー
キングブレーキレバー18の第1図において左ま
わり方向の回動が阻止されるが、付勢手段の付勢
力に抗してノブを操作部24内に押し込むことに
より、爪部材32と係止歯22との係合が解かれ
てパーキングブレーキレバー18の原位置に向う
回動操作が許容されるようになつている。本実施
例ではピン20の軸心が一回動中心に相当する。
パーキングブレーキレバー18の一方の側壁2
8の基端部、すなわち前記ピン20に取り付けら
れた側の端部は、他方の側壁26よりも大きくさ
れてフロア16の開口38から下方へ突き出して
おり、その外周部の外側にはガイド部材40が固
設されて、側壁28との間に外周側へ開く円弧状
のガイド溝42が形成されている。そして、一端
が図示しない車輪に設けられたブレーキ作動部に
連結され、かつフロア16の下側に配設されたケ
ーブル44の他端は、そのガイド溝42に案内さ
れてフロア16の開口38から上方に導かれ、側
壁28の外側に取り付けられた接続部材46に接
続されている。なお、フロア16の開口38には
ダストカバー48が設けられている。
8の基端部、すなわち前記ピン20に取り付けら
れた側の端部は、他方の側壁26よりも大きくさ
れてフロア16の開口38から下方へ突き出して
おり、その外周部の外側にはガイド部材40が固
設されて、側壁28との間に外周側へ開く円弧状
のガイド溝42が形成されている。そして、一端
が図示しない車輪に設けられたブレーキ作動部に
連結され、かつフロア16の下側に配設されたケ
ーブル44の他端は、そのガイド溝42に案内さ
れてフロア16の開口38から上方に導かれ、側
壁28の外側に取り付けられた接続部材46に接
続されている。なお、フロア16の開口38には
ダストカバー48が設けられている。
上記接続部材46は直方体形状を成し、第3図
および第4図に詳しく示されているように、一対
のフランジ50を有するコの字形状の案内部材5
2内に軸方向への移動可能に保持されている。こ
の案内部材52は、前記ケーブル44の引張り方
向に沿つて側壁28の外側に配設され、コの字形
状の開口側が側壁28に対向する状態でフランジ
50が溶接等によつて側壁28に固設されてお
り、上記接続部材46は、これら案内部材52と
側壁28との間に形成される矩形の空間内に、軸
まわりの回転不能かつケーブル44の引張り方向
と一致する軸方向の移動可能に保持されている。
および第4図に詳しく示されているように、一対
のフランジ50を有するコの字形状の案内部材5
2内に軸方向への移動可能に保持されている。こ
の案内部材52は、前記ケーブル44の引張り方
向に沿つて側壁28の外側に配設され、コの字形
状の開口側が側壁28に対向する状態でフランジ
50が溶接等によつて側壁28に固設されてお
り、上記接続部材46は、これら案内部材52と
側壁28との間に形成される矩形の空間内に、軸
まわりの回転不能かつケーブル44の引張り方向
と一致する軸方向の移動可能に保持されている。
接続部材46のケーブル44が接続された側と
反対側の端面には、その接続部材46の移動方向
に沿つて雄ねじ部54が立設され、対応する雌ね
じが形成された調節部材56が螺合されている。
調節部材56は六角形状の頭部58と外周面に多
数の外周歯60が形成された係合部62とを備え
ており、外周歯60は頭部58側から見て左回り
方向、すなわち雄ねじ部54に対する螺合量が増
加する回転方向と反対まわりに傾斜した鋸歯形状
を成している。
反対側の端面には、その接続部材46の移動方向
に沿つて雄ねじ部54が立設され、対応する雌ね
じが形成された調節部材56が螺合されている。
調節部材56は六角形状の頭部58と外周面に多
数の外周歯60が形成された係合部62とを備え
ており、外周歯60は頭部58側から見て左回り
方向、すなわち雄ねじ部54に対する螺合量が増
加する回転方向と反対まわりに傾斜した鋸歯形状
を成している。
この調節部材56は、雄ねじ部54に嵌装され
て案内部材52の端縁に着座する座金64との間
に介挿された弾性変形可能なコイルスプリング6
6によつて、ケーブル44の引張り方向(ケーブ
ル44を引つ張つてブレーキ作動部を作動させる
方向)、すなわち案内部材52から離隔する方向
へ付勢されており、ケーブル44の張力が予め定
められた一定の値を超えるまでは第1図および第
4図に示す係合位置に保持されているが、ケーブ
ル44の張力が上記一定の値を超えた時にはコイ
ルスプリング66の付勢力に抗してケーブル44
の引張り方向と反対方向へ移動し、案内部材52
に接近させられる。そして、第3図に示されてい
るようにコイルスプリング66が完全に弾性変形
させられると、調節部材56のそれ以上の接近は
阻止されて予め定められた非係合位置に位置させ
られ、これにより、接続部材46がケーブル44
の引張り方向と反対方向へ移動することを阻止す
る。
て案内部材52の端縁に着座する座金64との間
に介挿された弾性変形可能なコイルスプリング6
6によつて、ケーブル44の引張り方向(ケーブ
ル44を引つ張つてブレーキ作動部を作動させる
方向)、すなわち案内部材52から離隔する方向
へ付勢されており、ケーブル44の張力が予め定
められた一定の値を超えるまでは第1図および第
4図に示す係合位置に保持されているが、ケーブ
ル44の張力が上記一定の値を超えた時にはコイ
ルスプリング66の付勢力に抗してケーブル44
の引張り方向と反対方向へ移動し、案内部材52
に接近させられる。そして、第3図に示されてい
るようにコイルスプリング66が完全に弾性変形
させられると、調節部材56のそれ以上の接近は
阻止されて予め定められた非係合位置に位置させ
られ、これにより、接続部材46がケーブル44
の引張り方向と反対方向へ移動することを阻止す
る。
また、調節部材56を回転させることにより、
接続部材46は案内部材52に案内されつつ軸方
向に移動させられ、ケーブル44の張力が調節さ
れる。なお、前記雄ねじ部54および調節部材5
6は通常の右ねじで、調節部材56を右まわりに
回転させると、接続部材46はケーブル44の引
張り方向へ移動させられ、ケーブル44の張力が
増加させられる。なお、前記側壁28には切欠6
7が形成されていて、調節部材56の取付けある
いは調整作業において使用するスパナ等の工具の
挿入が可能とされている。
接続部材46は案内部材52に案内されつつ軸方
向に移動させられ、ケーブル44の張力が調節さ
れる。なお、前記雄ねじ部54および調節部材5
6は通常の右ねじで、調節部材56を右まわりに
回転させると、接続部材46はケーブル44の引
張り方向へ移動させられ、ケーブル44の張力が
増加させられる。なお、前記側壁28には切欠6
7が形成されていて、調節部材56の取付けある
いは調整作業において使用するスパナ等の工具の
挿入が可能とされている。
ここで、上記調節部材56の係合位置は、コイ
ルスプリング66の付勢力とケーブル44の張力
との釣合いによつて規定されることとなるが、一
定以上の離隔を阻止するストツパ等を設けること
により、調節部材56の係合位置を規定するよう
にすることもできる。また、コイルスプリング6
6と調節部材56または座金64との間には、ス
ラストベアリング等を介挿することによつて、そ
れらの相対回転が容易に行われるようにしても良
い。
ルスプリング66の付勢力とケーブル44の張力
との釣合いによつて規定されることとなるが、一
定以上の離隔を阻止するストツパ等を設けること
により、調節部材56の係合位置を規定するよう
にすることもできる。また、コイルスプリング6
6と調節部材56または座金64との間には、ス
ラストベアリング等を介挿することによつて、そ
れらの相対回転が容易に行われるようにしても良
い。
一方、パーキングブレーキレバー18の側壁2
8側の外側近傍には、その側壁28とほぼ平行に
係合部材68が配設されている。係合部材68は
ほぼL字形状を成し、その屈曲部において前記ピ
ン20によつて回動可能に取り付けられている
が、ピン20の頭部70と係合部材68との間に
はウエーブワツシヤ72が介挿されているととも
に、係合部材68とパーキングブレーキレバー1
8の側壁28との間にはカラー74が介挿され
て、それら係合部材68、ピン20およびパーキ
ングブレーキレバー18に所定の相対回転抵抗が
付与されている。これにより、係合部材68は、
通常はパーキングブレーキレバー18と一体的に
ピン20まわりに回動させられるが、上記相対回
転抵抗より大きな力が付与された場合にはパーキ
ングブレーキレバー18と相対回動させられるこ
ととなる。
8側の外側近傍には、その側壁28とほぼ平行に
係合部材68が配設されている。係合部材68は
ほぼL字形状を成し、その屈曲部において前記ピ
ン20によつて回動可能に取り付けられている
が、ピン20の頭部70と係合部材68との間に
はウエーブワツシヤ72が介挿されているととも
に、係合部材68とパーキングブレーキレバー1
8の側壁28との間にはカラー74が介挿され
て、それら係合部材68、ピン20およびパーキ
ングブレーキレバー18に所定の相対回転抵抗が
付与されている。これにより、係合部材68は、
通常はパーキングブレーキレバー18と一体的に
ピン20まわりに回動させられるが、上記相対回
転抵抗より大きな力が付与された場合にはパーキ
ングブレーキレバー18と相対回動させられるこ
ととなる。
係合部材68の両端部にはそれぞれ係合爪76
および作用部78が設けられている。係合爪76
は、前記調節部材56の係合部62に所定の弾性
力を持つて押し付けられ、外周歯60と対向する
状態で係合可能とされているが、ケーブル44の
張力が前記一定の値を超え、調節部材56がコイ
ルスプリング66の付勢力に抗して案内部材52
に接近して前記非係合位置へ移動させられると、
それら係合爪76と外周歯60との係合が不能と
されるようになつている。
および作用部78が設けられている。係合爪76
は、前記調節部材56の係合部62に所定の弾性
力を持つて押し付けられ、外周歯60と対向する
状態で係合可能とされているが、ケーブル44の
張力が前記一定の値を超え、調節部材56がコイ
ルスプリング66の付勢力に抗して案内部材52
に接近して前記非係合位置へ移動させられると、
それら係合爪76と外周歯60との係合が不能と
されるようになつている。
すなわち、コイルスプリング66は、ケーブル
44の張力が予め定められた一定の値を超えた
時、係合爪76と外周歯60との係合が不能とな
る非係合位置まで調節部材56が案内部材52側
に移動することを許容する弾性部材として機能し
ている。また、コイルスプリング66の付勢力
は、少なくともパーキングブレーキレバー18が
原位置に保持された状態においてブレーキに引摺
りが生じる程の張力よりも小さいケーブル張力で
外周歯60と係合爪76との係合を不能とする大
きさに設定されており、上記一定の値とはこのよ
うにブレーキに引摺りを生じない程度の張力の値
を意味している。
44の張力が予め定められた一定の値を超えた
時、係合爪76と外周歯60との係合が不能とな
る非係合位置まで調節部材56が案内部材52側
に移動することを許容する弾性部材として機能し
ている。また、コイルスプリング66の付勢力
は、少なくともパーキングブレーキレバー18が
原位置に保持された状態においてブレーキに引摺
りが生じる程の張力よりも小さいケーブル張力で
外周歯60と係合爪76との係合を不能とする大
きさに設定されており、上記一定の値とはこのよ
うにブレーキに引摺りを生じない程度の張力の値
を意味している。
また、作用部78は前記セクタ10に形成され
た切欠80と係合するように曲げ延ばされ、回動
方向における両端縁82および84はそれぞれ切
欠80の両側壁86および88に当接可能とされ
ている。これにより、係合部材68の回動範囲が
切欠80の長さ寸法によつて定まる一定の角度範
囲に規制され、パーキングブレーキレバー18が
この一定の角度範囲を超えて回動操作された場合
には、係合部材68は前記ウエーブワツシヤ72
による相対回転抵抗に抗して、パーキングブレー
キレバー18に対して相対回動させられる。本実
施例においては、セクタ10のうち切欠80の両
側壁86および88が設けられている部分がスト
ツパ部材として機能している。
た切欠80と係合するように曲げ延ばされ、回動
方向における両端縁82および84はそれぞれ切
欠80の両側壁86および88に当接可能とされ
ている。これにより、係合部材68の回動範囲が
切欠80の長さ寸法によつて定まる一定の角度範
囲に規制され、パーキングブレーキレバー18が
この一定の角度範囲を超えて回動操作された場合
には、係合部材68は前記ウエーブワツシヤ72
による相対回転抵抗に抗して、パーキングブレー
キレバー18に対して相対回動させられる。本実
施例においては、セクタ10のうち切欠80の両
側壁86および88が設けられている部分がスト
ツパ部材として機能している。
次に、以上のように構成されたパーキングブレ
ーキレバー18の作動を説明する。
ーキレバー18の作動を説明する。
先ず、パーキングブレーキレバー18が第1図
に示す原位置に保持されている状態においては、
ケーブル44に大きな張力は生じておらず、調節
部材56は前記係合位置に保持されているととも
に、ケーブル44の一端が接続された車輪のブレ
ーキ作動部は作動しない。この時、係合部材68
の作用部78の一方の端縁82は、セクタ10に
形成された切欠80の一方の側壁86に接する状
態とされている。
に示す原位置に保持されている状態においては、
ケーブル44に大きな張力は生じておらず、調節
部材56は前記係合位置に保持されているととも
に、ケーブル44の一端が接続された車輪のブレ
ーキ作動部は作動しない。この時、係合部材68
の作用部78の一方の端縁82は、セクタ10に
形成された切欠80の一方の側壁86に接する状
態とされている。
そして、この状態からパーキングブレーキレバ
ー18をピン20まわりに第1図において右まわ
り方向へ回動操作すると、ケーブル44がそれに
伴つて接続部材46に接続された他端側へ引つ張
られるとともに、調節部材56はコイルスプリン
グ66の付勢力に抗して案内部材52に接近させ
られる。その後、さらにパーキングブレーキレバ
ー18が回動操作されて調節部材56のそれ以上
の接近が阻止されると、ケーブル44の張力は急
激に上昇してブレーキ作動部が作動させられるの
であるが、係合部材68の作用部78の他方の端
緑84が切欠80の他方の側壁88にほぼ接する
作動位置までパーキングブレーキレバー18が回
動操作された時、ケーブル44にはブレーキ作動
部を作動させるのに充分な大きさの張力が発生す
る。作用部78の幅寸法や切欠80の長さ寸法、
および接続部材46の雄ねじ部54に螺合されて
いる調節部材56の締込量は、そのように設定さ
れ或いは調整されているのである。
ー18をピン20まわりに第1図において右まわ
り方向へ回動操作すると、ケーブル44がそれに
伴つて接続部材46に接続された他端側へ引つ張
られるとともに、調節部材56はコイルスプリン
グ66の付勢力に抗して案内部材52に接近させ
られる。その後、さらにパーキングブレーキレバ
ー18が回動操作されて調節部材56のそれ以上
の接近が阻止されると、ケーブル44の張力は急
激に上昇してブレーキ作動部が作動させられるの
であるが、係合部材68の作用部78の他方の端
緑84が切欠80の他方の側壁88にほぼ接する
作動位置までパーキングブレーキレバー18が回
動操作された時、ケーブル44にはブレーキ作動
部を作動させるのに充分な大きさの張力が発生す
る。作用部78の幅寸法や切欠80の長さ寸法、
および接続部材46の雄ねじ部54に螺合されて
いる調節部材56の締込量は、そのように設定さ
れ或いは調整されているのである。
その後、ブレーキ作動部の作動状態を解除する
場合には、パーキングブレーキレバー18の先端
から突き出す図示しないノブを操作部24内に押
し込んで係止歯22と爪部材32との係合を解い
た後、パーキングブレーキレバー18を原位置ま
で回動操作すれば、ケーブル44の張力が緩めら
れてブレーキ作動部の作動状態が解除される。
場合には、パーキングブレーキレバー18の先端
から突き出す図示しないノブを操作部24内に押
し込んで係止歯22と爪部材32との係合を解い
た後、パーキングブレーキレバー18を原位置ま
で回動操作すれば、ケーブル44の張力が緩めら
れてブレーキ作動部の作動状態が解除される。
以上の操作によつてパーキングブレーキは作動
状態もしくは非作動状態に保持されるが、上記の
ようにケーブル44を介してパーキングブレーキ
レバー18の操作力を伝達する形式のパーキング
ブレーキにおいては、長期間の使用によつてブレ
ーキ作動部のブレーキシユーが摩耗したりケーブ
ル44が伸びたりすると、パーキングブレーキレ
バー18を上記位置まで回動操作しただけではケ
ーブル44に充分な大きさの張力が発生しなくな
る。このような場合には、ブレーキ効力を充分に
得るために、パーキングブレーキレバー18を作
動位置よりも大きく回動操作する必要があるが、
係合部材68の作用部78はパーキングブレーキ
レバー18が作動位置まで回動操作された状態に
おいて既に切欠80の側壁88に接しているた
め、パーキングブレーキレバー18をそれ以上回
動操作しても係合部材68のそれ以上の回動は阻
止され、パーキングブレーキレバー18に対して
第1図において左まわりに相対回動させられる。
この時調節部材56はコイルスプリング66の付
勢力に抗して案内部材52に接近した非係合位置
に保持されているため、その外周歯60と係合部
材68の係合爪76とは互いに係合することなく
係合爪76が外周歯60の傾斜方向へ相対回動さ
せられる。
状態もしくは非作動状態に保持されるが、上記の
ようにケーブル44を介してパーキングブレーキ
レバー18の操作力を伝達する形式のパーキング
ブレーキにおいては、長期間の使用によつてブレ
ーキ作動部のブレーキシユーが摩耗したりケーブ
ル44が伸びたりすると、パーキングブレーキレ
バー18を上記位置まで回動操作しただけではケ
ーブル44に充分な大きさの張力が発生しなくな
る。このような場合には、ブレーキ効力を充分に
得るために、パーキングブレーキレバー18を作
動位置よりも大きく回動操作する必要があるが、
係合部材68の作用部78はパーキングブレーキ
レバー18が作動位置まで回動操作された状態に
おいて既に切欠80の側壁88に接しているた
め、パーキングブレーキレバー18をそれ以上回
動操作しても係合部材68のそれ以上の回動は阻
止され、パーキングブレーキレバー18に対して
第1図において左まわりに相対回動させられる。
この時調節部材56はコイルスプリング66の付
勢力に抗して案内部材52に接近した非係合位置
に保持されているため、その外周歯60と係合部
材68の係合爪76とは互いに係合することなく
係合爪76が外周歯60の傾斜方向へ相対回動さ
せられる。
このように、係合部材68がパーキングブレー
キレバー18に対して相対回動させられると、そ
の後パーキングブレーキレバー18が原位置に回
動操作された時、係合部材68の作用部78は切
欠80の側壁86に当接し、係合部材68はパー
キングブレーキレバー18に対して第1図におい
て右まわりに元の位置まで相対回動させられる。
また、調節部材56は、ケーブル44の張力が小
さくなるのに伴い、コイルスプリング66の付勢
力に従つて案内部材52から離隔させられ、その
外周歯60と係合爪76との係合が可能な係合位
置まで戻されるため、係合部材68とパーキング
ブレーキレバー18との相対回動によつてそれら
外周歯60と係合爪76とが係合させられ、調節
部材56が第2図において右まわりに回転させら
れる。これにより、調節部材56の雄ねじ部54
に対する締込量が大きくなり、その分だけ接続部
材46がケーブル44の引張り方向へ移動させら
れ、次にパーキングブレーキレバー18が作動位
置まで回動操作された時、ケーブル44に充分な
張力が発生するようにケーブル44の張力が自動
的に調節されるのである。
キレバー18に対して相対回動させられると、そ
の後パーキングブレーキレバー18が原位置に回
動操作された時、係合部材68の作用部78は切
欠80の側壁86に当接し、係合部材68はパー
キングブレーキレバー18に対して第1図におい
て右まわりに元の位置まで相対回動させられる。
また、調節部材56は、ケーブル44の張力が小
さくなるのに伴い、コイルスプリング66の付勢
力に従つて案内部材52から離隔させられ、その
外周歯60と係合爪76との係合が可能な係合位
置まで戻されるため、係合部材68とパーキング
ブレーキレバー18との相対回動によつてそれら
外周歯60と係合爪76とが係合させられ、調節
部材56が第2図において右まわりに回転させら
れる。これにより、調節部材56の雄ねじ部54
に対する締込量が大きくなり、その分だけ接続部
材46がケーブル44の引張り方向へ移動させら
れ、次にパーキングブレーキレバー18が作動位
置まで回動操作された時、ケーブル44に充分な
張力が発生するようにケーブル44の張力が自動
的に調節されるのである。
一方、パーキングブレーキレバー18が原位置
に回動操作された状態においても、ケーブル44
の張力が充分に解除され得ず、その張力が前記一
定の値を超えている場合には、調節部材56がコ
イルスプリング66の弾性変形に伴つて案内部材
52に接近した非係合位置に移動し、外周歯60
と係合爪76との係合が不能とされる。このた
め、例えばパーキングブレーキを作動させる際に
パーキングブレーキレバー18に過大な操作力が
加えられ、その回動操作量が予め定められた量を
超えたような場合に、その後パーキングブレーキ
レバー18が原位置に向かつて回動操作されたと
き係合部材68が上述したのと同様にパーキング
ブレーキレバー18に対して相対回動させられて
も、ケーブル44の張力が上記一定の値を超えて
いる時には上述したような張力の自動調節は行わ
れず、ケーブル張力が必要以上に増加してしまう
ことはない。
に回動操作された状態においても、ケーブル44
の張力が充分に解除され得ず、その張力が前記一
定の値を超えている場合には、調節部材56がコ
イルスプリング66の弾性変形に伴つて案内部材
52に接近した非係合位置に移動し、外周歯60
と係合爪76との係合が不能とされる。このた
め、例えばパーキングブレーキを作動させる際に
パーキングブレーキレバー18に過大な操作力が
加えられ、その回動操作量が予め定められた量を
超えたような場合に、その後パーキングブレーキ
レバー18が原位置に向かつて回動操作されたと
き係合部材68が上述したのと同様にパーキング
ブレーキレバー18に対して相対回動させられて
も、ケーブル44の張力が上記一定の値を超えて
いる時には上述したような張力の自動調節は行わ
れず、ケーブル張力が必要以上に増加してしまう
ことはない。
このように、本実施例の張力自動調節装置によ
れば、ケーブル張力が単にパーキングブレーキレ
バー18の回動操作量のみならずパーキングブレ
ーキレバー18が原位置に回動操作された時のケ
ーブル張力に基づいて調節されるようになつてい
るため、過大な操作力等に起因してパーキングブ
レーキレバー18が予め定められた回動量を超え
て操作されても、それによつて必ずしもケーブル
44の張力が増加させられるものではなく、その
ような場合にもケーブル44の張力が略一定に維
持されることとなるのである。
れば、ケーブル張力が単にパーキングブレーキレ
バー18の回動操作量のみならずパーキングブレ
ーキレバー18が原位置に回動操作された時のケ
ーブル張力に基づいて調節されるようになつてい
るため、過大な操作力等に起因してパーキングブ
レーキレバー18が予め定められた回動量を超え
て操作されても、それによつて必ずしもケーブル
44の張力が増加させられるものではなく、その
ような場合にもケーブル44の張力が略一定に維
持されることとなるのである。
なお、第5図に示すように、係合部材68の先
端に調節部材56の外周歯60と係合する複数の
係合爪90を備えた爪部92を設けることも可能
である。
端に調節部材56の外周歯60と係合する複数の
係合爪90を備えた爪部92を設けることも可能
である。
以上、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明したが、本考案はその他の態様においても
実施できる。
に説明したが、本考案はその他の態様においても
実施できる。
例えば、上記実施例では弾性部材として調節部
材56と案内部材52との間にコイルスプリング
66が介挿されているが、パーキングブレーキレ
バー18の側壁28に調節部材56を係合位置に
保持する板ばね等を設け、ケーブル44の張力が
一定の値を超えた時その調節部材56の案内部材
52側への移動を許容して、外周歯60と係合爪
76との係合を不能とするように構成することも
できる。
材56と案内部材52との間にコイルスプリング
66が介挿されているが、パーキングブレーキレ
バー18の側壁28に調節部材56を係合位置に
保持する板ばね等を設け、ケーブル44の張力が
一定の値を超えた時その調節部材56の案内部材
52側への移動を許容して、外周歯60と係合爪
76との係合を不能とするように構成することも
できる。
また、上記実施例では係合部材68の回動範囲
がセクタ10に形成された切欠80によつて規制
されるようになつているが、フロア16等その他
の固定部材と係合することによつて規制されるよ
うにしても差支えない。
がセクタ10に形成された切欠80によつて規制
されるようになつているが、フロア16等その他
の固定部材と係合することによつて規制されるよ
うにしても差支えない。
さらに、上記実施例では係合部材68がパーキ
ングブレーキレバー18と同様にピン20に取り
付けられているが、ピン20と同心的に配設され
た別部材に回動可能に取り付けることもできる。
ングブレーキレバー18と同様にピン20に取り
付けられているが、ピン20と同心的に配設され
た別部材に回動可能に取り付けることもできる。
なお、上述したのは飽くまでも本考案の一例で
あり、本考案はその精神を逸脱することなく、当
業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した
態様で実施できることは勿論である。
あり、本考案はその精神を逸脱することなく、当
業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した
態様で実施できることは勿論である。
考案の効果
以上詳記したように、本考案の張力自動調節装
置によれば、パーキングブレーキレバーの回動操
作量が予め定められた量を超えても、そのパーキ
ングブレーキレバーが原位置に戻された時、ケー
ブルに必要以上の張力が生じている場合には弾性
部材によつて調節部材の外周歯と係合部材の係合
爪との係合が不能とされ、ケーブルの張力が調節
され得なくなるため、過大な操作力等に起因して
ケーブルの張力が必要以上に大きくなることはな
く、したがつて、ブレーキシユーの非作動時にブ
レーキに引摺りを生じる虞もないのである。
置によれば、パーキングブレーキレバーの回動操
作量が予め定められた量を超えても、そのパーキ
ングブレーキレバーが原位置に戻された時、ケー
ブルに必要以上の張力が生じている場合には弾性
部材によつて調節部材の外周歯と係合部材の係合
爪との係合が不能とされ、ケーブルの張力が調節
され得なくなるため、過大な操作力等に起因して
ケーブルの張力が必要以上に大きくなることはな
く、したがつて、ブレーキシユーの非作動時にブ
レーキに引摺りを生じる虞もないのである。
第1図は本考案に係る張力自動調節装置を備え
たパーキングブレーキレバーの一実施例を示す一
部を切り欠いた正面図である。第2図は第1図の
パーキングブレーキレバーの一部を切り欠いた平
面図である。第3図は第1図のパーキングブレー
キレバーに設けられた張力自動調節装置を示す斜
視図である。第4図は第3図の装置の一部を示す
断面図である。第5図は本考案の他の実施例の要
部を示す斜視図である。 10:セクタ(ストツパ部材)、18:パーキ
ングブレーキレバー、44:ケーブル、46:接
続部材、52:案内部材、54:雄ねじ部(ねじ
部)、56:調節部材、60:外周歯、66:コ
イルスプリング(弾性部材)、68:係合部材、
76,90:係合爪。
たパーキングブレーキレバーの一実施例を示す一
部を切り欠いた正面図である。第2図は第1図の
パーキングブレーキレバーの一部を切り欠いた平
面図である。第3図は第1図のパーキングブレー
キレバーに設けられた張力自動調節装置を示す斜
視図である。第4図は第3図の装置の一部を示す
断面図である。第5図は本考案の他の実施例の要
部を示す斜視図である。 10:セクタ(ストツパ部材)、18:パーキ
ングブレーキレバー、44:ケーブル、46:接
続部材、52:案内部材、54:雄ねじ部(ねじ
部)、56:調節部材、60:外周歯、66:コ
イルスプリング(弾性部材)、68:係合部材、
76,90:係合爪。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 パーキングブレーキレバーが原位置から一回動
中心まわりに回動操作されることによりケーブル
を引つ張つてブレーキ作動部を作動させる形式の
パーキングブレーキレバーにおいて、 前記ケーブルの端部が接続されるとともに、該
ケーブルの略延長線上にねじ部が設けられた接続
部材と、 前記パーキングブレーキレバーの側部に固設さ
れ、前記接続部材を軸まわりの回転不能且つ前記
ケーブルの引張り方向への移動可能に保持する案
内部材と、 該案内部材に保持された前記接続部材のねじ部
に螺合され、該接続部材が前記ケーブルの引張り
方向と反対方向へ移動することを阻止する一方、
該ねじ部に対する螺合量が増加する回転方向と反
対まわりに傾斜した鋸歯形状の外周歯を備えた調
節部材と、 前記パーキングブレーキレバーと所定の相対回
転抵抗をもつて前記一回動中心まわりの回動可能
に配設され、常には該パーキングブレーキレバー
と一体的に回動させられる係合部材と、 位置固定に配設されて、前記パーキングブレー
キレバーと一体的に回動させられる前記係合部材
と当接させられ、該係合部材の回動範囲を、前記
ブレーキ作動部を作動させるのに必要な前記パー
キングブレーキレバーの回動操作量と略同じ予め
定められた一定の角度範囲に規制するストツパ部
材と、 前記外周歯に押圧されるように前記係合部材に
設けられ、前記パーキングブレーキレバーが原位
置から前記一定の角度範囲を越えて回動操作され
ることにより、前記係合部材が前記ストツパ部材
との当接により該パーキングブレーキレバーに対
して相対回動させられる際には、前記外周歯の傾
斜方向へ相対回動させられて該外周歯を乗り越え
るが、その状態で該パーキングブレーキレバーが
原位置に向かつて回動操作され、前記係合部材が
前記ストツパ部材との当接により該パーキングブ
レーキレバーに対して逆方向へ相対回動させられ
る際には、前記外周歯と係合させられて前記調節
部材を前記接続部材のねじ部に対する螺合量が増
加する方向へ回転させ、該接続部材を前記ケーブ
ルの引張り方向へ移動させる係合爪と を備えたパーキングブレーキレバーの張力自動調
節装置であつて、 前記調節部材を前記ケーブルの引張り方向へ付
勢し、該ケーブルの張力が予め定められた一定の
値を超えるまでは前記調節部材を前記外周歯と前
記係合爪との係合が許容される係合位置に保持す
るが、超えた時には弾性変形させられて該外周歯
と係合爪との係合が不能となる予め定められた非
係合位置まで該調節部材が前記引張り方向と反対
方向へ移動することを許容する弾性部材を設けた
ことを特徴とするパーキングブレーキレバーの張
力自動調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17147984U JPH0338048Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17147984U JPH0338048Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6185562U JPS6185562U (ja) | 1986-06-05 |
| JPH0338048Y2 true JPH0338048Y2 (ja) | 1991-08-12 |
Family
ID=30729163
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17147984U Expired JPH0338048Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0338048Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-12 JP JP17147984U patent/JPH0338048Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6185562U (ja) | 1986-06-05 |
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