JPH0342126B2 - - Google Patents
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- JPH0342126B2 JPH0342126B2 JP10210486A JP10210486A JPH0342126B2 JP H0342126 B2 JPH0342126 B2 JP H0342126B2 JP 10210486 A JP10210486 A JP 10210486A JP 10210486 A JP10210486 A JP 10210486A JP H0342126 B2 JPH0342126 B2 JP H0342126B2
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Landscapes
- Metal Extraction Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電磁波シールド材などの複合材料、
化学反応用フイルター、繊維冶金用原料などに利
用されるステンレス鋼繊維の製造方法に関するも
のである。
化学反応用フイルター、繊維冶金用原料などに利
用されるステンレス鋼繊維の製造方法に関するも
のである。
金属繊維の従来の製造法として、金属線材をダ
イアモンドダイスにより連続的に引抜く伸線法が
知られており、断面の真円度のよい金属繊維が得
られる点ではこれが最良の方法ではあるが、伸線
工程を多数必要とし、かつ高度の製造技術が要求
されるので、この方法で製造された金属繊維は高
価なものとなる。
イアモンドダイスにより連続的に引抜く伸線法が
知られており、断面の真円度のよい金属繊維が得
られる点ではこれが最良の方法ではあるが、伸線
工程を多数必要とし、かつ高度の製造技術が要求
されるので、この方法で製造された金属繊維は高
価なものとなる。
また、多数本の金属繊維を同時に製造する安価
な方法として、内部が繊維となる金属で、外部が
隔離材からなる複合棒材を、管材中に多数本平行
に充填し、これを熱間圧延し線材圧延し、さらに
冷間引抜などして細線としたものを、酸に浸漬し
て隔離材を溶解除去する方法が特開昭51−17163
号公報やUSP3394213などにより知られている。
この方法によれば、前記伸線法よりも繊維断面の
真円度は劣るが、より容易にかつ安価に金属繊維
を製造することができる。
な方法として、内部が繊維となる金属で、外部が
隔離材からなる複合棒材を、管材中に多数本平行
に充填し、これを熱間圧延し線材圧延し、さらに
冷間引抜などして細線としたものを、酸に浸漬し
て隔離材を溶解除去する方法が特開昭51−17163
号公報やUSP3394213などにより知られている。
この方法によれば、前記伸線法よりも繊維断面の
真円度は劣るが、より容易にかつ安価に金属繊維
を製造することができる。
多数の金属繊維を同時に製造する従来の方法に
おいて、金属素材と隔離材からなる複合棒材の製
造工程、すなわち、特開昭51−17163号公報の方
法においては、ステンレス鋼の丸ビレツトを普通
鋼管内に挿入したものを熱間押出加工して角ビレ
ツトとなし、これを熱間線材圧延し、さらに冷間
引抜加工して複合棒材を製造しているので、工程
数が多く歩留が低下し、製造コストが高い。
おいて、金属素材と隔離材からなる複合棒材の製
造工程、すなわち、特開昭51−17163号公報の方
法においては、ステンレス鋼の丸ビレツトを普通
鋼管内に挿入したものを熱間押出加工して角ビレ
ツトとなし、これを熱間線材圧延し、さらに冷間
引抜加工して複合棒材を製造しているので、工程
数が多く歩留が低下し、製造コストが高い。
また、USP3394213の方法においては、金属素
材の丸棒を隔離材の管内に挿入したものを押出加
工して複合棒材を製造しているので、多数本の複
合棒材を得るためには、この押出加工を多数回行
う必要があり、やはり工程数が多く歩留が低下
し、製造コストが高い。
材の丸棒を隔離材の管内に挿入したものを押出加
工して複合棒材を製造しているので、多数本の複
合棒材を得るためには、この押出加工を多数回行
う必要があり、やはり工程数が多く歩留が低下
し、製造コストが高い。
本発明は、ステンレス鋼繊維を高歩留でかつ安
価に製造することを目的とする。
価に製造することを目的とする。
本発明は、つぎの(a)〜(f)の工程を経ることを特
徴とするもので、その詳細を第1図により説明す
る。
徴とするもので、その詳細を第1図により説明す
る。
(a) ステンレス鋼ビレツト1の表面に炭素鋼11
を該ビレツト1の厚さの2〜8%の厚さに肉盛
溶接して複合ビレツト2となす工程。
を該ビレツト1の厚さの2〜8%の厚さに肉盛
溶接して複合ビレツト2となす工程。
複合ビレツト2は、つぎの工程で熱間線材圧
延されるので断面が正方形の角ビレツトである
ことが望ましく、サイズは一辺の長さが100mm
〜150mmのものが望ましい。
延されるので断面が正方形の角ビレツトである
ことが望ましく、サイズは一辺の長さが100mm
〜150mmのものが望ましい。
肉盛溶接する炭素鋼中のC含有量が、対象と
するステンレス鋼のC含有量に対して高過ぎる
と、内盛溶接時あるいは以後の加工工程におい
てCがステンレス鋼中に拡散して、ステンレス
鋼繊維の材質が劣化するおそれがある。したが
つて、炭素鋼中のC含有量は、対象とするステ
ンレス鋼の成分に応じて選定することが望まし
いが、0.10%以下であれば問題ない。
するステンレス鋼のC含有量に対して高過ぎる
と、内盛溶接時あるいは以後の加工工程におい
てCがステンレス鋼中に拡散して、ステンレス
鋼繊維の材質が劣化するおそれがある。したが
つて、炭素鋼中のC含有量は、対象とするステ
ンレス鋼の成分に応じて選定することが望まし
いが、0.10%以下であれば問題ない。
肉盛溶接の厚さがステンレス鋼ビレツト1の
厚さの2%未満だと以後の加工によつて薄くな
りすぎ、ステンレス鋼同士が圧着するおそれが
あり、8%を越えると溶接コストが高くなると
ともに(f)工程における溶解時間が長くなる。し
たがつて、肉盛溶接の厚さをステンレス鋼ビレ
ツト1の厚さの2〜8%と限定した。
厚さの2%未満だと以後の加工によつて薄くな
りすぎ、ステンレス鋼同士が圧着するおそれが
あり、8%を越えると溶接コストが高くなると
ともに(f)工程における溶解時間が長くなる。し
たがつて、肉盛溶接の厚さをステンレス鋼ビレ
ツト1の厚さの2〜8%と限定した。
なお、複合ビレツト2を得る手段として、ス
テンレス鋼ビレツト1の表面に炭素鋼11をメ
ツキする方法、あるいは炭素鋼11を溶射する
方法も考えられるが、メツキ法ではステンレス
鋼ビレツト1の厚さの2%以上の厚さにメツキ
するのが困難であり、また、溶射法で得た複合
ビレツト2は次工程における熱間圧延中に炭素
鋼が剥離するという問題がある。したがつて、
本発明においては、肉盛溶接に限定した。
テンレス鋼ビレツト1の表面に炭素鋼11をメ
ツキする方法、あるいは炭素鋼11を溶射する
方法も考えられるが、メツキ法ではステンレス
鋼ビレツト1の厚さの2%以上の厚さにメツキ
するのが困難であり、また、溶射法で得た複合
ビレツト2は次工程における熱間圧延中に炭素
鋼が剥離するという問題がある。したがつて、
本発明においては、肉盛溶接に限定した。
(b) 複合ビレツト2を熱間線材圧延し、あるい
は、さらに冷間引抜して複合素線3となす工
程。
は、さらに冷間引抜して複合素線3となす工
程。
複合ビレツト2を加熱して熱間線材圧延す
る。必要に応じて、これをさらに冷間引抜加工
し、内部がステンレス鋼で周囲が炭素鋼の複合
素線3とする。
る。必要に応じて、これをさらに冷間引抜加工
し、内部がステンレス鋼で周囲が炭素鋼の複合
素線3とする。
(c) 複合素線3を炭素鋼管12内に平行に充填し
て集合ビレツト4となす工程。
て集合ビレツト4となす工程。
複合素線3を必要に応じて矯直し、所定の長
さに切断して炭素鋼管12内に平行に充填し、
集合ビレツト4とする。炭素鋼管12は、肉盛
溶接した炭素鋼11と同一あるいは類似した成
分とすることが、加工工程における均一変形の
点で好ましい。
さに切断して炭素鋼管12内に平行に充填し、
集合ビレツト4とする。炭素鋼管12は、肉盛
溶接した炭素鋼11と同一あるいは類似した成
分とすることが、加工工程における均一変形の
点で好ましい。
(d) 集合ビレツト4を熱間押出加工して多芯ビレ
ツト5となす工程。
ツト5となす工程。
集合ビレツト4を加熱して、熱間押出加工す
る。集合ビレツト4は、炭素鋼鋼管12と複合
素線3との間および複合素線3同士の間に空隙
があるので、熱間押出加工することによつてこ
の空隙をなくす。また、次の(e)工程において熱
間線材圧延に好都合な形およびサイズに成形す
る。
る。集合ビレツト4は、炭素鋼鋼管12と複合
素線3との間および複合素線3同士の間に空隙
があるので、熱間押出加工することによつてこ
の空隙をなくす。また、次の(e)工程において熱
間線材圧延に好都合な形およびサイズに成形す
る。
(e) 多芯ビレツト5を熱間線材圧延し、あるい
は、さらに冷間引抜して多芯素線6となす工
程。
は、さらに冷間引抜して多芯素線6となす工
程。
多芯ビレツト5を熱間線材圧延し、必要に応
じてさらに冷間引抜加工する。多芯ビレツト5
内のステンレス鋼は、炭素鋼がバリアー材とな
つて、圧延中に圧着することがなく、多数本の
ステンレス鋼細線を芯材とする多芯素線6が得
られる。
じてさらに冷間引抜加工する。多芯ビレツト5
内のステンレス鋼は、炭素鋼がバリアー材とな
つて、圧延中に圧着することがなく、多数本の
ステンレス鋼細線を芯材とする多芯素線6が得
られる。
(f) 多芯素線6を酸洗処理し炭素鋼を溶解除去し
てステンレス鋼繊維7となす工程。
てステンレス鋼繊維7となす工程。
多芯素線6中のステンレス鋼を溶解せず、バ
リアー材を溶解する酸を用いて酸洗処理し、ス
テンレス鋼繊維7を得る。酸としては、炭素鋼
の溶解速度の大きい硝酸あるいは硝酸とふつ酸
の混酸などを用いることができる。
リアー材を溶解する酸を用いて酸洗処理し、ス
テンレス鋼繊維7を得る。酸としては、炭素鋼
の溶解速度の大きい硝酸あるいは硝酸とふつ酸
の混酸などを用いることができる。
C:0.05%、Ni:9.1%、Cr:18.2%のオース
テナイト系ステンレス鋼の110mm角ビレツトの表
面に、C:0.07%の炭素鋼を4mm厚さ(ビレツト
厚さの3.6%)に肉盛溶接し、熱間線材圧延によ
り直径5.5mmの線材とし、さらに冷間引抜加工に
より直径5.0mmの複合素線とした。これを矯直し
て直線とし、長さ800mmに切断し、外径260mm、内
径200mm、長さ800mmの炭素鋼管(C:0.05%)内
に約2000本充填し、炭素鋼管の両端に炭素鋼円盤
を溶接して集合ビレツトとした。これを熱間押出
加工して110mm角の多芯ビレツトとし、熱間線材
圧延により直径5.5mmの線材とし、さらに冷間引
抜加工して直径1.0mmの多芯素線とした。これを
HNO335wt%の硝酸中に浸漬し、約40分で線径
約20μのステンレス鋼繊維を得た。
テナイト系ステンレス鋼の110mm角ビレツトの表
面に、C:0.07%の炭素鋼を4mm厚さ(ビレツト
厚さの3.6%)に肉盛溶接し、熱間線材圧延によ
り直径5.5mmの線材とし、さらに冷間引抜加工に
より直径5.0mmの複合素線とした。これを矯直し
て直線とし、長さ800mmに切断し、外径260mm、内
径200mm、長さ800mmの炭素鋼管(C:0.05%)内
に約2000本充填し、炭素鋼管の両端に炭素鋼円盤
を溶接して集合ビレツトとした。これを熱間押出
加工して110mm角の多芯ビレツトとし、熱間線材
圧延により直径5.5mmの線材とし、さらに冷間引
抜加工して直径1.0mmの多芯素線とした。これを
HNO335wt%の硝酸中に浸漬し、約40分で線径
約20μのステンレス鋼繊維を得た。
なお、ステンレス鋼ビレツトへの肉盛溶接の厚
さを1mm(ビレツト厚さの0.9%)および10mm
(ビレツト厚さの9.1%)としたほかは、前記と同
様にした比較例においては、肉盛溶接の厚さが1
mmの場合は、得られたステンレス鋼繊維の一部が
互いに圧着されていて分離され難く、また肉盛溶
接の厚さが10mmの場合は、多芯素線の酸洗処理に
約1.5時間を要した。
さを1mm(ビレツト厚さの0.9%)および10mm
(ビレツト厚さの9.1%)としたほかは、前記と同
様にした比較例においては、肉盛溶接の厚さが1
mmの場合は、得られたステンレス鋼繊維の一部が
互いに圧着されていて分離され難く、また肉盛溶
接の厚さが10mmの場合は、多芯素線の酸洗処理に
約1.5時間を要した。
本発明法により、線径約15μまでの細いステン
レス鋼繊維を、従来法では得られなかつた高歩留
でかつ安価に製造することができる。
レス鋼繊維を、従来法では得られなかつた高歩留
でかつ安価に製造することができる。
第1図は、本発明法を示す工程図である。
1……ステンレス鋼ビレツト、2……複合ビレ
ツト、3……複合素線、4……集合ビレツト、5
……多芯ビレツト、6……多芯素線、7……ステ
ンレス鋼繊維、11……炭素鋼、12……炭素鋼
鋼管。
ツト、3……複合素線、4……集合ビレツト、5
……多芯ビレツト、6……多芯素線、7……ステ
ンレス鋼繊維、11……炭素鋼、12……炭素鋼
鋼管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) ステンレス鋼ビレツトの表面に炭素鋼を
該ビレツトの厚さの2〜8%の厚さに肉盛溶接
して複合ビレツトとなす工程、 (b) 該複合ビレツトを熱間線材圧延し、あるい
は、さらに冷間引抜して複合素線となす工程、 (c) 該複合素線を炭素鋼管内に平行に充填して集
合ビレツトとなす工程、 (d) 該集合ビレツトを熱間押出加工して多芯ビレ
ツトとなす工程、 (e) 該多芯ビレツトを熱間線材圧延し、あるい
は、さらに冷間引抜して多芯素線となす工程、 (f) 該多芯素線を酸洗処理し炭素鋼を溶解除去し
てステンレス鋼繊維となす工程、 を経ることを特徴とするステンレス鋼繊維の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10210486A JPS62259612A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | ステンレス鋼繊維の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10210486A JPS62259612A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | ステンレス鋼繊維の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62259612A JPS62259612A (ja) | 1987-11-12 |
| JPH0342126B2 true JPH0342126B2 (ja) | 1991-06-26 |
Family
ID=14318487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10210486A Granted JPS62259612A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | ステンレス鋼繊維の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62259612A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5391667B2 (ja) * | 2008-03-12 | 2014-01-15 | 日本精工株式会社 | 斜板式コンプレッサ用スライディングシューの製造方法 |
| KR101753934B1 (ko) | 2010-05-07 | 2017-07-04 | 엔브이 베카에르트 에스에이 | 급냉 링을 위한 이종 직물 |
| EP2852701B1 (en) | 2012-05-23 | 2019-07-03 | NV Bekaert SA | Heat resistant separation fabric, method of making same and use thereof |
| CN110449483A (zh) * | 2019-07-05 | 2019-11-15 | 法尔胜泓昇集团有限公司 | 一种不锈钢包覆钢丝的复合丝制备方法 |
-
1986
- 1986-05-06 JP JP10210486A patent/JPS62259612A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62259612A (ja) | 1987-11-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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