JPH0348928Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0348928Y2 JPH0348928Y2 JP17022285U JP17022285U JPH0348928Y2 JP H0348928 Y2 JPH0348928 Y2 JP H0348928Y2 JP 17022285 U JP17022285 U JP 17022285U JP 17022285 U JP17022285 U JP 17022285U JP H0348928 Y2 JPH0348928 Y2 JP H0348928Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- chamber
- brake hydraulic
- piston
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 15
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 57
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 27
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 13
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 12
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000010727 cylinder oil Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 考案の目的
(1) 産業上の利用分野
本考案は、ケーシングに設けられたシリンダ部
に、該シリンダ部を油圧室と空気室とに区画する
ピストンが摺合されるとともに空気室を閉塞する
蓋部材がケーシングに結合されるブレーキ油圧モ
ジユレータを有し、液面警報センサを有するリザ
ーバを備えたマスタシリンダの出力ポートが前記
油圧室に通じる車両用ブレーキ油圧制御装置に関
する。
に、該シリンダ部を油圧室と空気室とに区画する
ピストンが摺合されるとともに空気室を閉塞する
蓋部材がケーシングに結合されるブレーキ油圧モ
ジユレータを有し、液面警報センサを有するリザ
ーバを備えたマスタシリンダの出力ポートが前記
油圧室に通じる車両用ブレーキ油圧制御装置に関
する。
(2) 従来の技術
従来、かかる車両用ブレーキ油圧制御装置で
は、空気室内に水や塵埃が侵入すると、ピストン
の円滑な作動が阻害されるので、空気室内を密閉
状態に保つのが一般的である。
は、空気室内に水や塵埃が侵入すると、ピストン
の円滑な作動が阻害されるので、空気室内を密閉
状態に保つのが一般的である。
(3) 考案が解決しようとする問題点
ところが、ピストンとシリンダ部との間でシー
ル欠陥が万一生じても、従来のものでは、そのシ
ール欠陥が生じたことを検知することができなか
つた。
ル欠陥が万一生じても、従来のものでは、そのシ
ール欠陥が生じたことを検知することができなか
つた。
そこで、本出願人は、蓋部材およびケーシング
間に空気室から外部への作動油の漏れを許容する
一方向性シール部材を介装して、ピストンおよび
シール部材部間のシール欠陥を、マスタシリンダ
に連なる制動油圧系統の作動油量の減少により検
知するようにした車両用ブレーキ油圧制御装置を
既に提案している。
間に空気室から外部への作動油の漏れを許容する
一方向性シール部材を介装して、ピストンおよび
シール部材部間のシール欠陥を、マスタシリンダ
に連なる制動油圧系統の作動油量の減少により検
知するようにした車両用ブレーキ油圧制御装置を
既に提案している。
この一方向性シール部材としては、全周にリツ
プ部を設けたいわゆカツプシールが一般的に用い
られるが、材質の劣化等によりリツプ部の張りが
減少したときに、シール性が損なわれることがあ
る。
プ部を設けたいわゆカツプシールが一般的に用い
られるが、材質の劣化等によりリツプ部の張りが
減少したときに、シール性が損なわれることがあ
る。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、ピストンおよびシリンダ部間のシール欠陥
を極めて容易に検知し得るようにするとともに、
外部から空気室への水や塵埃の侵入を確実に防止
し得るようにした車両用ブレーキ油圧制御装置を
提供することを目的とする。
あり、ピストンおよびシリンダ部間のシール欠陥
を極めて容易に検知し得るようにするとともに、
外部から空気室への水や塵埃の侵入を確実に防止
し得るようにした車両用ブレーキ油圧制御装置を
提供することを目的とする。
B 考案の構成
(1) 問題点を解決するための手段
本考案によれば、ケーシングおよび蓋部材間に
は、油圧室から外部への作動油の流出を許容する
リツプ部を部分的に有する環状シール部材が介装
される。
は、油圧室から外部への作動油の流出を許容する
リツプ部を部分的に有する環状シール部材が介装
される。
(2) 作用
ピストンおよびシリンダ部間でシール欠陥が生
じて油圧室から空気室に作動油が漏れると、その
作動油はシール部材のリツプ部から外部に漏れる
ので、制動油圧系統の作動油量が減少し、液面警
報センサが作動して、シール欠陥が容易に検知さ
れる。しかもシール部材のリツプ部は部分的に設
けられるので、その両側で支持されることにより
材質が劣化しても張りの減少が小さく抑えられ、
一方向性シール作用が維持される。
じて油圧室から空気室に作動油が漏れると、その
作動油はシール部材のリツプ部から外部に漏れる
ので、制動油圧系統の作動油量が減少し、液面警
報センサが作動して、シール欠陥が容易に検知さ
れる。しかもシール部材のリツプ部は部分的に設
けられるので、その両側で支持されることにより
材質が劣化しても張りの減少が小さく抑えられ、
一方向性シール作用が維持される。
(3) 実施例
以下、図面により本考案の実施例について説明
する、先ず本考案の一実施例を示す第1図におい
て、液面警報センサLsを備えたリザーバRを有
するタンデム型マスタシリンダMcの一対の出力
ポート1a,1bには油路2a,2bが接続され
ており、一方の出力ポート1aからの出力油圧は
油路2aを介して右前輪用ブレーキ油圧モジユレ
ータMfrおよび左後輪用ブレーキ油圧モジユレー
タMrlに供給され、他方の出力ポート1bからの
出力油圧は油路2bを介して左前輪用ブレーキ油
圧モジユレータMflおよび右後輪用ブレーキ油圧
モジユレータMrrに供給される。左、右前輪用ブ
レーキ油圧モジユレータMfl,Mfrはマスタシリ
ンダMcの出力油圧に対応した制動油圧を左、右
前輪用ブレーキBfl,Bfrに与えるべく作用し、
左、右後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrl,
MrrはマスタシリンダMcの出力油圧を比例的に
減圧した制動油圧を左、右後輪用ブレーキBrl,
Brrに与えるべく作用する。
する、先ず本考案の一実施例を示す第1図におい
て、液面警報センサLsを備えたリザーバRを有
するタンデム型マスタシリンダMcの一対の出力
ポート1a,1bには油路2a,2bが接続され
ており、一方の出力ポート1aからの出力油圧は
油路2aを介して右前輪用ブレーキ油圧モジユレ
ータMfrおよび左後輪用ブレーキ油圧モジユレー
タMrlに供給され、他方の出力ポート1bからの
出力油圧は油路2bを介して左前輪用ブレーキ油
圧モジユレータMflおよび右後輪用ブレーキ油圧
モジユレータMrrに供給される。左、右前輪用ブ
レーキ油圧モジユレータMfl,Mfrはマスタシリ
ンダMcの出力油圧に対応した制動油圧を左、右
前輪用ブレーキBfl,Bfrに与えるべく作用し、
左、右後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrl,
MrrはマスタシリンダMcの出力油圧を比例的に
減圧した制動油圧を左、右後輪用ブレーキBrl,
Brrに与えるべく作用する。
また各車輪がロツクを生じそうになつたときに
制動油圧を低下させるべく、制御液圧源5および
リザーバRと、左、右前輪用ブレーキ油圧モジユ
レータMfl,Mfrならびに左、右後輪用ブレーキ
油圧モジユレータMrl,Mrrとの間にはアンチロ
ツク制御弁手段6a,6bが介装される。すなわ
ち、左、右前輪用ブレーキ油圧モジユレータ
Mfl,Mfrのアンチロツク作動は一方のアンチロ
ツク制御弁手段6aの作動によつて制御され、
左、右後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrl,
Mrrのアンチロツク作動は他方のアンチロツク制
御弁手段6bの作動によつて制御される。
制動油圧を低下させるべく、制御液圧源5および
リザーバRと、左、右前輪用ブレーキ油圧モジユ
レータMfl,Mfrならびに左、右後輪用ブレーキ
油圧モジユレータMrl,Mrrとの間にはアンチロ
ツク制御弁手段6a,6bが介装される。すなわ
ち、左、右前輪用ブレーキ油圧モジユレータ
Mfl,Mfrのアンチロツク作動は一方のアンチロ
ツク制御弁手段6aの作動によつて制御され、
左、右後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrl,
Mrrのアンチロツク作動は他方のアンチロツク制
御弁手段6bの作動によつて制御される。
第2図において、各ブレーキ油圧モジユレータ
Mfl,Mfr,Mrl,Mrrは共通なケーシング7内
に設けられる。しかも左、右前輪用ブレーキ油圧
モジユレータMfl,Mfrと、左、右後輪用ブレー
キ油圧モジユレータMrl,Mrrとは、相互に平行
に配列される。また同一油圧系統にあるブレーキ
油圧モジユレータ、すなわちマスタシリンダMc
の一方の出力ポート1aから油圧が供給される左
前輪用ブレーキ油圧モジユレータMfrおよび左後
輪用ブレーキ油圧モジユレータMrlと、マスタシ
リンダMcの他方の出力ポート1bから油圧が供
給される左前輪用ブレーキ油圧モジユレータMfl
および右後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrrと
が相互に平行な一直線上で隣接するようにブレー
キ油圧モジユレータMfl,Mfr,Mrl,Mrrが配
列される。さらに、左、右前輪用ブレーキ油圧モ
ジユレータMfl,Mfrを結ぶ一直線の延長上に一
方のアンチロツク制御弁手段6aが配置され、
左、右後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrl,
Mrrを結ぶ一直線の延長上に他方のアンチロツク
制御弁手段6bが配置され、両アンチロツク制御
弁手段6a,6bはケーシング7の側部に設けら
れた取付部85に一体的に支持されており、それ
らのアンチロツク制御弁手段6a,6bの上部に
リザーバRが配設される。
Mfl,Mfr,Mrl,Mrrは共通なケーシング7内
に設けられる。しかも左、右前輪用ブレーキ油圧
モジユレータMfl,Mfrと、左、右後輪用ブレー
キ油圧モジユレータMrl,Mrrとは、相互に平行
に配列される。また同一油圧系統にあるブレーキ
油圧モジユレータ、すなわちマスタシリンダMc
の一方の出力ポート1aから油圧が供給される左
前輪用ブレーキ油圧モジユレータMfrおよび左後
輪用ブレーキ油圧モジユレータMrlと、マスタシ
リンダMcの他方の出力ポート1bから油圧が供
給される左前輪用ブレーキ油圧モジユレータMfl
および右後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrrと
が相互に平行な一直線上で隣接するようにブレー
キ油圧モジユレータMfl,Mfr,Mrl,Mrrが配
列される。さらに、左、右前輪用ブレーキ油圧モ
ジユレータMfl,Mfrを結ぶ一直線の延長上に一
方のアンチロツク制御弁手段6aが配置され、
左、右後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrl,
Mrrを結ぶ一直線の延長上に他方のアンチロツク
制御弁手段6bが配置され、両アンチロツク制御
弁手段6a,6bはケーシング7の側部に設けら
れた取付部85に一体的に支持されており、それ
らのアンチロツク制御弁手段6a,6bの上部に
リザーバRが配設される。
各ブレーキ油圧モジユレータMfl,Mfr,Mrl,
Mrrは、上下方向に延びて相互に平行な配設され
ており、左、右前輪用ブレーキ油圧モジユレータ
Mfl,Mfrの構成は基本的に同一であり、左、右
後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrl,Mrrの構
成は一部を除いて前記左、右前輪用ブレーキ油圧
モジユレータMfl,Mfrと基本的に同一である。
そこで以下には左前輪用ブレーキ油圧モジユレー
タMflの構造について詳述するとともに、右後輪
用ブレーキ油圧モジユレータMrrについては左、
右前輪用ブレーキ油圧モジユレータMfl,Mfrと
異なる部分についてのみ説明し、左前輪用ブレー
キ油圧モジユレータMflに対応する主要部につい
ては同一の参照符号を付して図示するのみとす
る。
Mrrは、上下方向に延びて相互に平行な配設され
ており、左、右前輪用ブレーキ油圧モジユレータ
Mfl,Mfrの構成は基本的に同一であり、左、右
後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrl,Mrrの構
成は一部を除いて前記左、右前輪用ブレーキ油圧
モジユレータMfl,Mfrと基本的に同一である。
そこで以下には左前輪用ブレーキ油圧モジユレー
タMflの構造について詳述するとともに、右後輪
用ブレーキ油圧モジユレータMrrについては左、
右前輪用ブレーキ油圧モジユレータMfl,Mfrと
異なる部分についてのみ説明し、左前輪用ブレー
キ油圧モジユレータMflに対応する主要部につい
ては同一の参照符号を付して図示するのみとす
る。
第3図において、左前輪用ブレーキ油圧モジユ
レータMflは、ケーシング7に穿設され上端が開
放した有底シリンダ穴8内に、上方から構成部品
を組込んで構成される。すなわち、シリンダ穴8
内には、弾性部材12と、円盤状隔壁9と、円筒
状スリーブ10とが嵌入される。隔壁9はシリン
ダ穴8の内面との間にOリング11を介装してシ
リンダ穴8に嵌入され、スリーブ10はシリンダ
穴8の内面の間にCリング13を介装してシリン
ダ穴8に嵌入される。シリンダ穴8の途中には上
方に臨む段部8aが設けられる。またシリンダ穴
8の開放端に対応してケーシング7には蓋部材1
4が取付けられており、この蓋部材14および段
部8a間で、弾性部材12、隔壁9およびスリー
ブ10が挟圧、固定される。なおスリーブ10は
隔壁9と一体化されていてもよい。
レータMflは、ケーシング7に穿設され上端が開
放した有底シリンダ穴8内に、上方から構成部品
を組込んで構成される。すなわち、シリンダ穴8
内には、弾性部材12と、円盤状隔壁9と、円筒
状スリーブ10とが嵌入される。隔壁9はシリン
ダ穴8の内面との間にOリング11を介装してシ
リンダ穴8に嵌入され、スリーブ10はシリンダ
穴8の内面の間にCリング13を介装してシリン
ダ穴8に嵌入される。シリンダ穴8の途中には上
方に臨む段部8aが設けられる。またシリンダ穴
8の開放端に対応してケーシング7には蓋部材1
4が取付けられており、この蓋部材14および段
部8a間で、弾性部材12、隔壁9およびスリー
ブ10が挟圧、固定される。なおスリーブ10は
隔壁9と一体化されていてもよい。
第4図において、弾性部材12は、合成樹脂や
ゴム等で円板状に形成されている。一方、隔壁9
の中央部には、スリーブ10とは反対側に突出し
た小径円筒部9aが一体的に突設されており、こ
の小径筒部9aの先端外面には全周にわたつて係
合溝30が設けられる。弾性部材12の中央に
は、係合溝30に係合し得る周縁を有する透孔3
1が設けられる。
ゴム等で円板状に形成されている。一方、隔壁9
の中央部には、スリーブ10とは反対側に突出し
た小径円筒部9aが一体的に突設されており、こ
の小径筒部9aの先端外面には全周にわたつて係
合溝30が設けられる。弾性部材12の中央に
は、係合溝30に係合し得る周縁を有する透孔3
1が設けられる。
また、弾性部材12の内周縁には相互に間隔を
あけた複数の位置に切欠き部32が設けられてお
り、これらの切欠き部32により、弾性部材12
の内縁を撓ませて係合溝30に係合することがで
きる。しかも入口油路21を入力油圧室18に臨
む部分でケーシング7に穿設すると、隔壁9との
間に無駄な部分が生じ、ブレーキ油圧モジユレー
タMflが長大化するだけでなく、入口油路21と
隔壁9との間に空気が入り込み易いなどの不都合
が生じるが、弾性部材12を隔壁9に係止する場
合、切欠き部32を設けることにより入口油路2
1を隔壁9に対応する位置に配設することがで
き、上記不都合が解消される。
あけた複数の位置に切欠き部32が設けられてお
り、これらの切欠き部32により、弾性部材12
の内縁を撓ませて係合溝30に係合することがで
きる。しかも入口油路21を入力油圧室18に臨
む部分でケーシング7に穿設すると、隔壁9との
間に無駄な部分が生じ、ブレーキ油圧モジユレー
タMflが長大化するだけでなく、入口油路21と
隔壁9との間に空気が入り込み易いなどの不都合
が生じるが、弾性部材12を隔壁9に係止する場
合、切欠き部32を設けることにより入口油路2
1を隔壁9に対応する位置に配設することがで
き、上記不都合が解消される。
隔壁9およびスリーブ10をシリンダ穴8内で
固定することにより、ケーシング7内には隔壁9
よりも下方の第1シリンダ部15と、隔壁9より
も上方の第2シリンダ部16とが同心に形成され
る。
固定することにより、ケーシング7内には隔壁9
よりも下方の第1シリンダ部15と、隔壁9より
も上方の第2シリンダ部16とが同心に形成され
る。
第1シリンダ部15には、第1ピストン17が
摺合され、この第1ピストン17および隔壁9間
に入力油圧室18が画成され、ケーシング7の底
部および第1ピストン17間に制御室19が画成
される。
摺合され、この第1ピストン17および隔壁9間
に入力油圧室18が画成され、ケーシング7の底
部および第1ピストン17間に制御室19が画成
される。
隔壁9の下部外面とシリンダ穴8の内面との間
には環状油路28が画成されており、隔壁9には
入力油圧室18および環状油路28間を連通すべ
く環状油路20が穿設されており、この環状油路
20は切欠き部32を介して入力油圧室18に連
通する。
には環状油路28が画成されており、隔壁9には
入力油圧室18および環状油路28間を連通すべ
く環状油路20が穿設されており、この環状油路
20は切欠き部32を介して入力油圧室18に連
通する。
また、ケーシング7には、左前輪用ブレーキ油
圧モジユレータMfl側の側面で開口して環状油路
28に連通する入口油路21が穿設される。さら
に右後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrrにも同
様に環状油路28が設けられており、その環状油
路28と、左前輪用ブレーキ油圧モジユレータ
Mflの環状油路28とは、連通路29を介して連
通されており、この連通路29は入口油路21の
軸線延長上でケーシング7に穿設される。したが
つてケーシング7の加工時に、入口油路21およ
び連通路29は同時に穿設加工される。しかも入
口油路21の開口端にはマスタシリンダMcの出
力ポート1bに連なる油路2bが接続される。し
たがつて、両ブレーキ油圧モジユレータMfl,
Mrrの入力油圧室18には出力ポート1bの出力
油圧が供給される。
圧モジユレータMfl側の側面で開口して環状油路
28に連通する入口油路21が穿設される。さら
に右後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrrにも同
様に環状油路28が設けられており、その環状油
路28と、左前輪用ブレーキ油圧モジユレータ
Mflの環状油路28とは、連通路29を介して連
通されており、この連通路29は入口油路21の
軸線延長上でケーシング7に穿設される。したが
つてケーシング7の加工時に、入口油路21およ
び連通路29は同時に穿設加工される。しかも入
口油路21の開口端にはマスタシリンダMcの出
力ポート1bに連なる油路2bが接続される。し
たがつて、両ブレーキ油圧モジユレータMfl,
Mrrの入力油圧室18には出力ポート1bの出力
油圧が供給される。
第2シリンダ部16には第1ピストン17と同
一径の第2ピストン22が摺合され、第2ピスト
ン22および隔壁9間には出力油圧室23が画成
され、第2ピストン22および蓋部材14間には
空気室としてのばね室24が画成される。スリー
ブ10には出力油圧室23に常時連通すべく油路
25が穿設されており、左前輪用ブレーキ油圧モ
ジユレータMflに通じる油路3b(第1図参照)
を接続すべくケーシング7の側壁に穿設された出
口油路26は前記油路25を介して出力油圧室2
3に連通される。また出口油路26は入口油路2
1と同一側でケーシング7の側面に開口される。
一径の第2ピストン22が摺合され、第2ピスト
ン22および隔壁9間には出力油圧室23が画成
され、第2ピストン22および蓋部材14間には
空気室としてのばね室24が画成される。スリー
ブ10には出力油圧室23に常時連通すべく油路
25が穿設されており、左前輪用ブレーキ油圧モ
ジユレータMflに通じる油路3b(第1図参照)
を接続すべくケーシング7の側壁に穿設された出
口油路26は前記油路25を介して出力油圧室2
3に連通される。また出口油路26は入口油路2
1と同一側でケーシング7の側面に開口される。
ばね室24,24′を閉塞する蓋部材14は、
左前輪用ブレーキ油圧モジユレータMflおよび右
後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrrに共通のも
のであり、両モジユレータMfl,Mrrに対応した
有底円筒部33,34を開口端をフランジ部35
で連結して形成される。この蓋部材14は、各シ
リンダ穴8の開放端との間に環状シール部材36
を介在して複数のボルト37によりケーシング7
の上端面に結合される。
左前輪用ブレーキ油圧モジユレータMflおよび右
後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrrに共通のも
のであり、両モジユレータMfl,Mrrに対応した
有底円筒部33,34を開口端をフランジ部35
で連結して形成される。この蓋部材14は、各シ
リンダ穴8の開放端との間に環状シール部材36
を介在して複数のボルト37によりケーシング7
の上端面に結合される。
隔壁9の中心部には入口油圧室18および出力
油圧室23間にわたつて孔39が同心に穿設され
ており、この孔39にはピストン棒40が軸方向
移動自在に挿通される。しかもピストン棒40の
外面には、孔39の内面に摺接するシール部材4
1が嵌着される。
油圧室23間にわたつて孔39が同心に穿設され
ており、この孔39にはピストン棒40が軸方向
移動自在に挿通される。しかもピストン棒40の
外面には、孔39の内面に摺接するシール部材4
1が嵌着される。
ピストン棒40の下部には第1ピストン17が
一体に設けられており、ピストン棒40の上部に
は軸方向相対移動を許容して第2ピストン22が
装着される。すなわち、ピストン棒40の上部に
は上方に臨む段部42が設けられており、この段
部42に当接する受部材43がナツト44によつ
てピストン棒40の上端に固定される。第2ピス
トン22は、この受部材43と隔壁9との間でピ
ストン棒40に対して軸方向に相対移動自在であ
り、ピストン棒40の外面には第2ピストン22
の内面に摺接するOリング45が嵌着される。
一体に設けられており、ピストン棒40の上部に
は軸方向相対移動を許容して第2ピストン22が
装着される。すなわち、ピストン棒40の上部に
は上方に臨む段部42が設けられており、この段
部42に当接する受部材43がナツト44によつ
てピストン棒40の上端に固定される。第2ピス
トン22は、この受部材43と隔壁9との間でピ
ストン棒40に対して軸方向に相対移動自在であ
り、ピストン棒40の外面には第2ピストン22
の内面に摺接するOリング45が嵌着される。
第1ピストン17の外面には、第1シリンダ部
15の内面に摺接する一対のシール部材46,4
7が軸方向間隔をあけて嵌着されており、第2ピ
ストン22の外面には、Oリング48とシール部
材49とが第2シリンダ部16の内面すなわちス
リーブ10の内面に摺接すべく嵌着される。
15の内面に摺接する一対のシール部材46,4
7が軸方向間隔をあけて嵌着されており、第2ピ
ストン22の外面には、Oリング48とシール部
材49とが第2シリンダ部16の内面すなわちス
リーブ10の内面に摺接すべく嵌着される。
受部材43すなわちピストン棒40と蓋部材1
4との間には、第1ばね50が介装され、この第
1ばね50のばね力により、ピストン棒40は、
下方すなわち第1ピストン17が隔壁9から離反
する方向に付勢される。また受部材43すなわち
ピストン棒40と第2ピストン22との間には、
第2ピストン22を隔壁9に向けて相対移動せし
めるべくばね力を発揮する第2ばね51が介装さ
れ、この第2ばね51のセツト荷重は第1ばね5
0よりも小さく設定される。
4との間には、第1ばね50が介装され、この第
1ばね50のばね力により、ピストン棒40は、
下方すなわち第1ピストン17が隔壁9から離反
する方向に付勢される。また受部材43すなわち
ピストン棒40と第2ピストン22との間には、
第2ピストン22を隔壁9に向けて相対移動せし
めるべくばね力を発揮する第2ばね51が介装さ
れ、この第2ばね51のセツト荷重は第1ばね5
0よりも小さく設定される。
隔壁9には、入力油圧室18および出力油圧室
23間を連通、遮断する弁機構52が設けられ
る。この弁機構53は入力油圧室18に通じて隔
壁9に設けられた弁室54と、該弁室54および
出力油圧室23間にわたつて設けられる弁孔55
と、弁孔55を開閉すべく弁室54内に収容され
る球状の弁体56と、弁体56に一体化され弁孔
55を貫通して出力油圧室23内に臨む駆動棒5
7と、弁室54内に収容されて弁体56を弁体5
5側に付勢するばね58とを備える。弁室54の
弁孔55側の端面には、弁孔55側に向かうにつ
れて小径となる円錐状の弁座59が設けられる。
また駆動棒57の長さは、第2ピストン22が隔
壁9側に最大限変位したときに、第2ピストン2
2に設けられた押圧部60により押圧され、弁体
56を弁座59から離反させるのに充分な値に設
定される。
23間を連通、遮断する弁機構52が設けられ
る。この弁機構53は入力油圧室18に通じて隔
壁9に設けられた弁室54と、該弁室54および
出力油圧室23間にわたつて設けられる弁孔55
と、弁孔55を開閉すべく弁室54内に収容され
る球状の弁体56と、弁体56に一体化され弁孔
55を貫通して出力油圧室23内に臨む駆動棒5
7と、弁室54内に収容されて弁体56を弁体5
5側に付勢するばね58とを備える。弁室54の
弁孔55側の端面には、弁孔55側に向かうにつ
れて小径となる円錐状の弁座59が設けられる。
また駆動棒57の長さは、第2ピストン22が隔
壁9側に最大限変位したときに、第2ピストン2
2に設けられた押圧部60により押圧され、弁体
56を弁座59から離反させるのに充分な値に設
定される。
この弁機構53において、ばね58は弾性部材
12で支承されており、弾性部材12における切
り欠き部32および環状油路20を介して弁室5
4が入力油圧室18に連通される。
12で支承されており、弾性部材12における切
り欠き部32および環状油路20を介して弁室5
4が入力油圧室18に連通される。
第2ピストン22において、出力油圧室23と
ばね室24との間のシール欠陥、すなわちOリン
グ48およびシール部材49のシール欠陥があつ
たときに、ばね室24に漏れた作動油を外部に漏
出させるために、蓋部材14およびケーシング7
間に介装されるシール部材36は、ばね室24か
ら外部への作動油の流出を許容し、かつ外部から
ばね室24内への水や塵埃の侵入を防止する一方
向性シール機能を有する。
ばね室24との間のシール欠陥、すなわちOリン
グ48およびシール部材49のシール欠陥があつ
たときに、ばね室24に漏れた作動油を外部に漏
出させるために、蓋部材14およびケーシング7
間に介装されるシール部材36は、ばね室24か
ら外部への作動油の流出を許容し、かつ外部から
ばね室24内への水や塵埃の侵入を防止する一方
向性シール機能を有する。
第5図および第6図において、シール部材36
はゴム等の弾性材により基本的にリング状に形成
されるものであるが、たとえば一直径線上の2つ
の位置の外側面には凹部36aがそれぞれ形成さ
れ、これにより周方向に等間隔をあけた2つの位
置で蓋部材14およびケーシング7の一方、たと
えば蓋部材14に弾発的に当接するリツプ部36
bが形成される。このリツプ部36bは、内方か
ら外方に向けて圧力が作用したときに凹部36a
側に撓むことができるものであり、したがつて、
ばね室24から外部への作動油の流出がリツプ部
36bで許容される。
はゴム等の弾性材により基本的にリング状に形成
されるものであるが、たとえば一直径線上の2つ
の位置の外側面には凹部36aがそれぞれ形成さ
れ、これにより周方向に等間隔をあけた2つの位
置で蓋部材14およびケーシング7の一方、たと
えば蓋部材14に弾発的に当接するリツプ部36
bが形成される。このリツプ部36bは、内方か
ら外方に向けて圧力が作用したときに凹部36a
側に撓むことができるものであり、したがつて、
ばね室24から外部への作動油の流出がリツプ部
36bで許容される。
右後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrrに関し
ては、第1ピストン17′が第2ピストン22よ
りも小径となるように定められ、それに応じて第
1シリンダ部15′の内径が小さくなる。しかも
第1ばね50′のセツト荷重は左前輪用ブレーキ
油圧モジユレータMflの第1ばね50よりも大き
く設定されており、第1ばね50′は第1ばね5
0よりも長大化する。それに応じて蓋部材14の
有底円筒部34は有底円筒部33よりも長大化す
る。
ては、第1ピストン17′が第2ピストン22よ
りも小径となるように定められ、それに応じて第
1シリンダ部15′の内径が小さくなる。しかも
第1ばね50′のセツト荷重は左前輪用ブレーキ
油圧モジユレータMflの第1ばね50よりも大き
く設定されており、第1ばね50′は第1ばね5
0よりも長大化する。それに応じて蓋部材14の
有底円筒部34は有底円筒部33よりも長大化す
る。
右後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrrの出口
油路26′は左前輪用ブレーキ油圧モジユレータ
Mflの出口油路26に隣接してケーシング7の側
面に開口され、この出口油路26′に右後輪用ブ
レーキBrrに通じる油路4b(第1図参照)が接
続される。
油路26′は左前輪用ブレーキ油圧モジユレータ
Mflの出口油路26に隣接してケーシング7の側
面に開口され、この出口油路26′に右後輪用ブ
レーキBrrに通じる油路4b(第1図参照)が接
続される。
右後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrrのその
他の構造については、左前輪用ブレーキ油圧モジ
ユレータBfrと基本的に同一である。
他の構造については、左前輪用ブレーキ油圧モジ
ユレータBfrと基本的に同一である。
右前輪用ブレーキ油圧モジユレータMfrおよび
左後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrlについて
も上述と同様に構成されており、右前輪用ブレー
キ油圧モジユレータMfrの環状油路28に連通す
る入口油路71と、両ブレーキ油圧モジユレータ
Mfr,Mrlの出力油圧室23にそれぞれ連通する
出口油路72,72′とは、前記入口油路21お
よび出口油路26,26′と同様にケーシング7
の側面に開口される。入口油路71には油路2a
が接続され、出口油路72,72′には油路3a,
4aがそれぞれ接続される。
左後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrlについて
も上述と同様に構成されており、右前輪用ブレー
キ油圧モジユレータMfrの環状油路28に連通す
る入口油路71と、両ブレーキ油圧モジユレータ
Mfr,Mrlの出力油圧室23にそれぞれ連通する
出口油路72,72′とは、前記入口油路21お
よび出口油路26,26′と同様にケーシング7
の側面に開口される。入口油路71には油路2a
が接続され、出口油路72,72′には油路3a,
4aがそれぞれ接続される。
再び第1図において、制御液圧源5は、リザー
バRから制御液体たとえば作動油を汲み上げる油
圧ポンプPと、アキユムレータAcとから成り、
油圧ポンプPは車両運転時に必要に応じて駆動さ
れる。また制御液圧源5には油圧ポンプPの故障
および油圧失陥ならびに油圧ポンプPの駆動開始
および停止を検知するための油圧センサSが付設
される。
バRから制御液体たとえば作動油を汲み上げる油
圧ポンプPと、アキユムレータAcとから成り、
油圧ポンプPは車両運転時に必要に応じて駆動さ
れる。また制御液圧源5には油圧ポンプPの故障
および油圧失陥ならびに油圧ポンプPの駆動開始
および停止を検知するための油圧センサSが付設
される。
アンチロツク制御弁手段6a,6bは、平時は
閉じている第1電磁弁V1a,V1bと、平時は
開いている第2電磁弁V2a,V2bとから成
り、各車輪がロツクしそうになつたときに、第1
電磁弁V1a,V1bは開弁駆動され、第2電磁
弁V2a,V2bは閉弁駆動される。
閉じている第1電磁弁V1a,V1bと、平時は
開いている第2電磁弁V2a,V2bとから成
り、各車輪がロツクしそうになつたときに、第1
電磁弁V1a,V1bは開弁駆動され、第2電磁
弁V2a,V2bは閉弁駆動される。
第1電磁弁V1a,V1bは、左、右前輪用ブ
レーキ油圧モジユレータMfl,Mfrの制御室19
に連通する供給油路73a、ならびに左、右後輪
用ブレーキ油圧モジユレータMrl,Mrrの制御室
19に連通する供給油路73bの途中に設けられ
る。また第2電磁弁V2a,V2bは第1電磁弁
V1a,V1bおよび制御室19間で供給油路7
3a,73bから分岐してリザーバRに戻る戻し
油路75a,75bの途中に設設けられる。
レーキ油圧モジユレータMfl,Mfrの制御室19
に連通する供給油路73a、ならびに左、右後輪
用ブレーキ油圧モジユレータMrl,Mrrの制御室
19に連通する供給油路73bの途中に設けられ
る。また第2電磁弁V2a,V2bは第1電磁弁
V1a,V1bおよび制御室19間で供給油路7
3a,73bから分岐してリザーバRに戻る戻し
油路75a,75bの途中に設設けられる。
次にこの実施例の作用について説明するが、先
ず両前輪用ブレーキ油圧モジユレータMfl,Mfr
の作用について説明すると、通常運転状態で、ブ
レーキペダル38を操作しない非制動時には、ピ
ストン棒40は第1ばね50のばね力により下方
に移動しており、第2ピストン22は隔壁9に当
接している。このため弁機構53においては、駆
動棒57が第2ピストン22の押圧部60によつ
て押圧され、弁体56が弁座59から離反して開
弁している。したがつて、マスタシリンダMcの
出力ポート1a,1bから入力油圧室18、弁室
54、弁孔55、出力油圧室23、油路25、出
口油路26,71および油路3a,3bを介して
各ブレーキBfl,Bfrに至る油圧経路が形成され
る。これにより制動油圧経路の作動油の充填をア
ンチロツク制御用ブレーキ油圧制御装置を備えて
いないブレーキ油圧装置と同様に極めて容易に行
なうことができる。
ず両前輪用ブレーキ油圧モジユレータMfl,Mfr
の作用について説明すると、通常運転状態で、ブ
レーキペダル38を操作しない非制動時には、ピ
ストン棒40は第1ばね50のばね力により下方
に移動しており、第2ピストン22は隔壁9に当
接している。このため弁機構53においては、駆
動棒57が第2ピストン22の押圧部60によつ
て押圧され、弁体56が弁座59から離反して開
弁している。したがつて、マスタシリンダMcの
出力ポート1a,1bから入力油圧室18、弁室
54、弁孔55、出力油圧室23、油路25、出
口油路26,71および油路3a,3bを介して
各ブレーキBfl,Bfrに至る油圧経路が形成され
る。これにより制動油圧経路の作動油の充填をア
ンチロツク制御用ブレーキ油圧制御装置を備えて
いないブレーキ油圧装置と同様に極めて容易に行
なうことができる。
ブレーキペダル83によりブレーキ操作を行な
うと、マスタシリンダMcの出力ポート1a,1
bから制動油圧は前記油圧経路を経て両ブレーキ
Bfl,Bfrに供給される。この際、制御室9には
制御液圧源5からの制御液圧が供給されていない
ので、第2ピストン22は第1ばね50のばね力
により隔壁9側に最大限変位したままであり、弁
機構53は開弁したままである。
うと、マスタシリンダMcの出力ポート1a,1
bから制動油圧は前記油圧経路を経て両ブレーキ
Bfl,Bfrに供給される。この際、制御室9には
制御液圧源5からの制御液圧が供給されていない
ので、第2ピストン22は第1ばね50のばね力
により隔壁9側に最大限変位したままであり、弁
機構53は開弁したままである。
ブレーキ操作時に制動力が過大となり、車輪が
ロツク状態に入りそうになると、第2電磁弁V2
aが閉じ、第1電磁弁1aが開くので、制御室1
9に制御液圧源5からのアンチロツク制御液圧が
供給される。これにより第1ピストン17および
ピストン棒40が第1ばね50および入力油圧室
18の油圧による下動力に抗して上方に押圧移動
される。この際、第2ピストン22は、出力油圧
室23の油圧による上動力を、第2ばね51によ
る下動力とがバランスするまで、受部材43に当
接した状態でピストン棒40とともに上動する。
これにともなつて、第2ピストン22が隔壁9か
ら離反するので、弁機構53の弁体56が弁座5
9に着座して閉弁し、制動油圧の両ブレーキBfl,
Bfrへの供給が断たれるとともに、出力油圧室2
3の容積が大となる。この結果、制動油圧が減少
し、車輪がロツク状態に入ることが防止される。
ロツク状態に入りそうになると、第2電磁弁V2
aが閉じ、第1電磁弁1aが開くので、制御室1
9に制御液圧源5からのアンチロツク制御液圧が
供給される。これにより第1ピストン17および
ピストン棒40が第1ばね50および入力油圧室
18の油圧による下動力に抗して上方に押圧移動
される。この際、第2ピストン22は、出力油圧
室23の油圧による上動力を、第2ばね51によ
る下動力とがバランスするまで、受部材43に当
接した状態でピストン棒40とともに上動する。
これにともなつて、第2ピストン22が隔壁9か
ら離反するので、弁機構53の弁体56が弁座5
9に着座して閉弁し、制動油圧の両ブレーキBfl,
Bfrへの供給が断たれるとともに、出力油圧室2
3の容積が大となる。この結果、制動油圧が減少
し、車輪がロツク状態に入ることが防止される。
両後輪用ブレーキ油圧モジユレータMrl,Mrr
については、上記両前輪用ブレーキ油圧モジユレ
ータMfl,Mfrと基本的には同様の作動をする
が、第1ピストン17′の受圧面積が第2ピスト
ン22の受圧面積より小さく定められており、第
1ばね50′のセツト荷重も大きいので、入力油
圧室18の油圧に比例して減圧した制動油圧を出
力油圧室23から出力することができ、比例減圧
弁としての機能を発揮する。したがつてマスタシ
リンダMcの出力油圧が比例的に減圧されて、両
後輪用ブレーキBrl,Brrに供給されることにな
る。
については、上記両前輪用ブレーキ油圧モジユレ
ータMfl,Mfrと基本的には同様の作動をする
が、第1ピストン17′の受圧面積が第2ピスト
ン22の受圧面積より小さく定められており、第
1ばね50′のセツト荷重も大きいので、入力油
圧室18の油圧に比例して減圧した制動油圧を出
力油圧室23から出力することができ、比例減圧
弁としての機能を発揮する。したがつてマスタシ
リンダMcの出力油圧が比例的に減圧されて、両
後輪用ブレーキBrl,Brrに供給されることにな
る。
かかる車両用ブレーキ油圧制御装置において、
出力油圧室23およびばね室24,24′間のシ
ール欠陥、すなわちOリング48およびシール部
材49のシール欠陥により、作動油が出力油圧室
23からばね室24に漏れたときを想定する。こ
の場合、ばね室24から外部への作動油の漏出が
シール部材36によつて許容されているので、リ
ザーバRに装備されている液面警報センサLsが
作動油量の減少により作動し、シール欠陥を検知
することができる。
出力油圧室23およびばね室24,24′間のシ
ール欠陥、すなわちOリング48およびシール部
材49のシール欠陥により、作動油が出力油圧室
23からばね室24に漏れたときを想定する。こ
の場合、ばね室24から外部への作動油の漏出が
シール部材36によつて許容されているので、リ
ザーバRに装備されている液面警報センサLsが
作動油量の減少により作動し、シール欠陥を検知
することができる。
しかもシール部材36のリツプ部36bは、周
方向2個所で部分的に設けられているだけである
ので、材質の劣化があつても、リツプ部36bは
周方向両側で支持されていることにより張りの減
少を小さくすることができ、したがつて外部から
ばね室24内への水や塵埃の侵入を確実に防止す
ることができる。
方向2個所で部分的に設けられているだけである
ので、材質の劣化があつても、リツプ部36bは
周方向両側で支持されていることにより張りの減
少を小さくすることができ、したがつて外部から
ばね室24内への水や塵埃の侵入を確実に防止す
ることができる。
第7図および第8図は本考案の他の実施例のシ
ール部材36′を示すものであり、この実施例の
ように周方向に多数のリツプ部36b′をシール部
材36′に設け、各凹部36a′間にリブ36c′を
それぞれ設けた構造としてもよく、これによつて
も前述の実施例と同様の効果を奏することができ
る。
ール部材36′を示すものであり、この実施例の
ように周方向に多数のリツプ部36b′をシール部
材36′に設け、各凹部36a′間にリブ36c′を
それぞれ設けた構造としてもよく、これによつて
も前述の実施例と同様の効果を奏することができ
る。
C 考案の効果
以上のように本考案によれば、ケーシングおよ
び蓋部材間には、空気室から外部への作動油の流
出を許容するリツプ部を部分的に有する環状シー
ル部材が介装されるので、ピストンおよびシリン
ダ部間にシール欠陥が生じたときに液面警報セン
サを作動させてシール欠陥が生じたことを容易に
検知することができるとともに、リツプ部の張り
が減少することを抑えてシール機能を充分に維持
させることができる。
び蓋部材間には、空気室から外部への作動油の流
出を許容するリツプ部を部分的に有する環状シー
ル部材が介装されるので、ピストンおよびシリン
ダ部間にシール欠陥が生じたときに液面警報セン
サを作動させてシール欠陥が生じたことを容易に
検知することができるとともに、リツプ部の張り
が減少することを抑えてシール機能を充分に維持
させることができる。
第1図〜第6図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図は車両用ブレーキ油圧制御装置の全体
油圧系統図、第2図は車両用ブレーキ油圧制御装
置の平面図、第3図は第2図の−線拡大断面
図、第4図は第3図の−線断面図、第5図は
シール部材の拡大平面図、第6図は第5図の−
線断面図、第7図および第8図は本考案の他の
実施例を示すものであり、第7図はシール部材の
平面図、第8図は第7図の−線断面図であ
る。 1a,1b……出力ポート、7……ケーシン
グ、16……シリンダ部、22……ピストン、2
3……油圧室、24,24′……空気室としての
ばね室、36,36′……シール部材、36b,
36b′……リツプ部、Ls……液面警報センサ、
Mc……マスタシリンダ、Mfl,Mfr,Mrl,Mrr
……ブレーキ油圧モジユレータ、R……リザー
バ。
で、第1図は車両用ブレーキ油圧制御装置の全体
油圧系統図、第2図は車両用ブレーキ油圧制御装
置の平面図、第3図は第2図の−線拡大断面
図、第4図は第3図の−線断面図、第5図は
シール部材の拡大平面図、第6図は第5図の−
線断面図、第7図および第8図は本考案の他の
実施例を示すものであり、第7図はシール部材の
平面図、第8図は第7図の−線断面図であ
る。 1a,1b……出力ポート、7……ケーシン
グ、16……シリンダ部、22……ピストン、2
3……油圧室、24,24′……空気室としての
ばね室、36,36′……シール部材、36b,
36b′……リツプ部、Ls……液面警報センサ、
Mc……マスタシリンダ、Mfl,Mfr,Mrl,Mrr
……ブレーキ油圧モジユレータ、R……リザー
バ。
Claims (1)
- ケーシングに設けられたシリンダ部に、該シリ
ンダ部を油圧室と空気室とに区画するピストンが
摺合されるとともに空気室を閉塞する蓋部材がケ
ーシングに結合されるブレーキ油圧モジユレータ
を有し、液面警報センサを有するリザーバを備え
たマスタシリンダの出力ポートが前記油圧室に通
じる車両用ブレーキ油圧制御装置において、ケー
シングおよび蓋部材間には、空気室から外部への
作動油の流出を許容するリツプ部を部分的に有す
る環状シール部材が介装されることを特徴とする
車両用ブレーキ油圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17022285U JPH0348928Y2 (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17022285U JPH0348928Y2 (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6277068U JPS6277068U (ja) | 1987-05-16 |
| JPH0348928Y2 true JPH0348928Y2 (ja) | 1991-10-18 |
Family
ID=31104750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17022285U Expired JPH0348928Y2 (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0348928Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-05 JP JP17022285U patent/JPH0348928Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6277068U (ja) | 1987-05-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0133376B2 (ja) | ||
| JPS6324853B2 (ja) | ||
| JPH0356439Y2 (ja) | ||
| JPH0241965A (ja) | 液圧ブレーキ装置 | |
| JPH035337B2 (ja) | ||
| JPH0348928Y2 (ja) | ||
| GB1435869A (en) | Adaptive braking moculator for the braking system of a vehicle | |
| JPS5932346B2 (ja) | マスタ−シリンダ | |
| JPH01106768A (ja) | 液圧ブレーキ装置 | |
| US5330259A (en) | Electrohydraulic braking system with remote booster | |
| JPH0345890Y2 (ja) | ||
| JPH0365300B2 (ja) | ||
| US4721343A (en) | Hydraulic braking pressure control apparatus for an anti-lock braking system of motor vehicles | |
| JPH0234813B2 (ja) | ||
| JP2542195Y2 (ja) | 環状フィルタ | |
| JPH0415567Y2 (ja) | ||
| JPH036021B2 (ja) | ||
| JPH036022B2 (ja) | ||
| JPH0248286Y2 (ja) | ||
| JP3373949B2 (ja) | リザーバにおけるシール構造 | |
| JPS6127750A (ja) | 車両用ブレ−キ油圧制御装置 | |
| JP2522327B2 (ja) | 液圧ブレ―キ装置 | |
| JPH0248285Y2 (ja) | ||
| JPH0345889Y2 (ja) | ||
| JPH0228133Y2 (ja) |