JPH0361679B2 - - Google Patents

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JPH0361679B2
JPH0361679B2 JP15492683A JP15492683A JPH0361679B2 JP H0361679 B2 JPH0361679 B2 JP H0361679B2 JP 15492683 A JP15492683 A JP 15492683A JP 15492683 A JP15492683 A JP 15492683A JP H0361679 B2 JPH0361679 B2 JP H0361679B2
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Saburo Sugai
Tokuji Okazaki
Mitsuya Akaboshi
Shiro Ikegami
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OTA PHARMA
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は一般式 (式中、ステロイド核A環における1〜2位間
の〓は、単結合または二重結合を示し、X1は水
素原子、メチル基またはハロゲン原子であり、
X2は水素原子またはハロゲン原子であり、Yは
β位のヒドロキシ基もしくはハロゲン原子である
か、またはカルボニル基であり、Zは水素原子で
あるかあるいはα配位またはβ配位の低級アルキ
ル基、低級アルコキシ基もしくは低級アシルオキ
シ基であり、Rは置換または非置換の低級アルキ
ル基、アラルキル基もしくはアリール基である。)
で表わされる20−オキソプレグナン系ステロイド
17α−エステル化合物の製造法に関するものであ
り、副腎皮質ホルモン剤として極めて有用性の高
い20−オキソプレグナン系ステロイド17α−エス
テル化合物の新規な工業的製造法を提供するもの
である。 上記式()で表わされる20−オキソプレグナ
ン系ステロイド17α−エステル化合物()を製
造する方法としては、従来、17α,21−ジヒドロ
キシ化合物より得られる20−オキソプレグナン系
ステロイド17α,21−環状オルトエステル化合物
を希硫酸などの無機酸あるいは希酢酸または希シ
ユウ酸などの有機酸など、いずれもプロトン酸を
用いた環開裂反応による方法が知られている。し
かしながら、これらの方法によれば目的とする
17α−エステル化合物の他に位置異性体である21
−エステル化合物が多量に生成し、目的とする
17α−エステル化合物の収率を低下させるばかり
でなく、反応生成物から目的物を分離し、精製す
る操作をも困難にするという欠点が存在する。こ
のため、この副生する21−エステル化合物の生成
を抑える試みがこれまでに数多くなされてきた
が、満足すべき方法はまだ見出されていない。さ
らに、目的の17α−エステル化合物は、これらの
方法で用いられるプロトン酸の存在下では容易に
分子内転位を起して前記21−エステル化合物に変
換し、あるいは加水分解を起して原料物質の
17α,21−ジヒドロキシ化合物に戻り易いなど、
副次的に起るこれらの反応によつても目的化合物
の収率が低下し易いという問題点が存在する。従
つて、反応条件の設定や後処理等の操作に制限が
あるのでこれらの従来方法は、満足すべき方法と
は言い難いものであつた。これらの方法により得
られる目的の17α−エステル化合物の収率は、通
常40〜70%程度である。 本発明者等は、前記した如き従来法における欠
点を克服すべく鋭意研究した結果、一般式 (式中、ステロイド核A環における1〜2位間
の〓は、単結合または二重結合を示し、R′は低
級アルキル基であり、X1,X2,Y,ZおよびR
は前記の定義を有する。)で表わされる17α,21
−ジヒドロキシ−20−オキソプレグナン系ステロ
イドの17α,21−環状オルトエステル化合物にシ
リカ・アルミナ系固体酸を作用させることによつ
て、17α,21−オルトエステル環の開裂により、
前記式()で表わされる17α−エステル化合物
が高収率で得られることを見出した。本発明はか
かる知見に基づくものである。すなわち、本発明
は、上記一般式()の17α−21−環状オルトエ
ステル化合物を原料として、一般式()の17α
−エステル化合物を製造する新規な方法を提供す
るものである。 本発明方法を以下に詳細に説明する。 本発明方法においては、上記一般式()で表
わされる17α−21−ジヒドロキシ−20−オキソプ
レグナン系ステロイドの17α,21−環状オルトエ
ステル化合物をメタノールまたはエタノールなど
の含水アルコールに加え、次いでこれにシリカ・
アルミナ系固体酸を加え室温で撹拌もしくは加熱
するという極めて簡便な方法によつてなされる。 反応終了後、一般式()の17α−エステル化
合物の単離、精製は極めて簡便な操作で行うこと
ができるが、通常、再結晶法、分取薄層クロマト
グラフイーもしくはカラムクロマトグラフイーな
どの手法が好ましく採用される。 本発明方法を行うにあたつては、前記の含水ア
ルコールとしては90〜95%のメタノールまたはエ
タノールが好ましく用いられる。上記のシリカ・
アルミナ系固体酸は、通常は、市販のもので充分
である。一般式()の17α,21−環状オルトエ
ステル化合物に対しこのシリカ・アルミナ系固体
酸は、通常、5〜30%(重量)使用される。用い
るシリカ・アルミナ系固体酸としては、たとえ
ば、無水ケイ酸およびアルミナを含有している活
性白土、酸性白土、カ焼クレー、カオリン、パー
ライト、ベントナイト、ケイ藻土などの天然物質
かまたは合成ケイ酸アルミニウム、合成ゼオライ
トなどの合成物質が好適に用いられる。無水ケイ
酸自体を単独で用いても良い。反応時間は、通常
30分ないし5時間程度で充分である。本発明方法
における17α−エステル化合物()の収率は極
めて高く、75〜97%に達する。 本発明方法は前掲した如く、極めて簡便な手段
により目的とする一般式()で表わされる17α
−エステル化合物を得ることができるものである
が、さらに以下に述べる如き多くの利点を有して
いる。まず、本発明の方法は、従来法とは異な
り、固−液の2相系の反応であるため前記した従
来法で惹起する如き副反応は生起しない。ちなみ
に、本発明者等は、得られた一般式()の17α
−エステル化合物を95%メタノール中、合成ケイ
酸アルミニウム(10%使用)の存在下3時間環流
を行なつても、その17α−エステル化合物は全く
変化を起さないということを別途に確認してい
る。また、従来法では反応終了後希アルカリなど
を用いて反応液を中和するなどの操作を要した
が、本発明方法では単に、ろ過するのみでシリ
カ・アルミナ系固体酸を容易に除去することがで
き、かつ、そのろ液を濃縮するのみで極めて簡単
に生成物を得ることができるなど、煩雑な処理操
作を全く必要としないという利点がある。さら
に、ろ別されたシリカ・アルミナ系固体酸は、再
使用に供することができるという点も優れた特徴
的利点である。 このように、本発明方法は、一般式()の化
合物の温和な環開裂反応により、極めて高収率で
一般式()の20−オキソプレグナン系ステロイ
ド17α−エステル化合物を得ることができるとい
う優れた製造法であるが、安全性が高いこと、操
作性の容易なことから特に工業的製造法として優
れているものである。 出発原料として用いた一般式()の化合物
は、対応する17α,21−ジヒドロキシ化合物より
好収率で製造することができる。すなわち、
17α,21−ジヒドロキシ化合物と一般式、 R−C(OR′)3 () (式中、RおよびR′は前記と同じ意味であ
る。) で表わされるオルトエステル化合物とを酸触媒の
存在下、適当な溶媒、たとえばベンゼン、アセト
ニトリル、ジクロロエタンまたはジメチルホルム
アミドなど、を用いて70〜120℃で加熱する、な
どの公知方法により容易に製造することができ
る。この反応に用いられる酸触媒としては、トル
エンスルホン酸などが好適であり、一方、一般式
()のオルトエステル化合物は、特定されない
が、たとえば、オルト酢酸、オルトプロピオン
酸、オルト酪酸、オルトイソ酪酸、オルト吉草
酸、オルトイソ吉草酸、オルトフエニル酢酸ある
いはオルト安息香酸など、の各エステルを用いる
ことができ、これらエステルの中ではメチルエス
テルまたはエチルエステルなどが好適に使用され
る。 これらオルトエステル化合物()を用いて製
造された一般式()の20−オキソ−17α,21−
環状オルトエステル化合物は、すべて本発明方法
の適当な出発原料として用いられる。 本発明方法により得られる一般式()の化合
物は、有効な副腎皮質ホルモン剤であり、リユウ
マチ、各種皮膚疾患、各種アレルギー性炎症、局
所炎症その他の疾患などの治療に極めて有用なも
のが多く、さらに各種医薬用の有用な中間体とな
り得るものである。 以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。 実施例 1 17α−ブチリルオキシ−11β,21−ジヒドロキ
シ−6α−メチル−1,4−プレグナジエン−
3,20−ジオンの製造法 a 6α−メチルプレドニゾロン374mgをジメチル
ホルムアミド6mlに溶解し、エチルオルトブチ
レート380mgを加え、さらにp−トルエンスル
ホン酸9mgを加えてアルゴン気流中で80℃で、
1時間30分加熱撹拌したのち、反応液を酢酸エ
チル50ml中へあけ、直ちに10%炭酸ナトリウム
液1mlを加え、さらに水30mlを加える。溶液を
よく振り、酢酸エチル層を分取し、水30mlで2
回洗浄した後無水硫酸ナトリウムで乾燥する。
これを過した後液を留去すると粗結晶が得
られるが、それをアセトン−ヘキサンより再結
晶すると、6α−メチルプレドニゾロン17α,21
−エチルオルトブチレートが無色針状晶として
430mg(収率90.9%)得られた。 m.p.164.0−166.0℃(分解) IRνKBr naxcm-1:3340,1720,1645。 MS m/e:473(M++1),472(M+),427,
356,311,297,279,161,136,135(ベー
スピーク),121。 b aで得られた6α−メチルプレドニゾロン
17α,21−エチルオルトブチレート200mgを95
%エタノール5mlに溶かし、これに無水ケイ酸
60mgを加え80℃で2時間加熱する。次いで、反
応液をろ過し、ろ液を減圧下で濃縮することに
より、粗生成物を得た。これをシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイーに付し、塩化メチレンで
溶出させると17α−ブチリルオキシ−11β,21
−ジヒドロキシ−6α−メチル−1,4−プレ
グナジエン−3,20−ジオン−156mg(収率83
%)が得られた。 この化合物は無色無晶形であるが、以下に述べ
る物性および各種分析の結果より純粋であること
が確認された。 薄層クロマトグラフイー(シリカゲル):Rf 0.51(単一スポツト、ベンゼン:エタノール
=5:1) IRνKBr naxcm-1:3400,1720,1710,1650。 NMRδCDCl3:0.80〜1.20(9H,m,−CH2CH 3
18位CH3およびC6α−CH3),1.47(3H,
s,19位CH3),4.26(2H,br,s,C21
CH2),4.52(1H,br,C11−CH),6.03
(1H,s,C4−CH),6.28(1H,dd,J=
10Hz,2Hz,C2−CH),7.36(1H,d,J
=10Hz,C1−CH)。 MS m/e:445(M++1),444(M+),413(M+
−31),356,327,309,297,279,161,
136(ベースピーク),135,121,71。 実施例 2 11β,21−ジヒドロキシ−17α−イソブチルオ
キシ−6α−メチル−1,4−プレグナジエン
−3,20−ジオンの製造法 6α−メチルプレドニゾロン374mgを用いて、実
施例1、aで述べた如くしてメチルオルトイソブ
チレート445mgとの反応を行わせ、6α−メチルプ
レドニゾロン17α,21−メチルオルトイソブチレ
ートの無色針状晶(m.p.172〜175℃、分解)439
mg(収率96%)を得た。次いで、その229mgを用
い、それを95%メタノール10mlに溶かし、これに
合成ケイ酸アルミニウム50mgを加え、70℃で1時
間加熱した。次いで、反応生成物をろ過し、ろ液
を減圧下で濃縮して得られる粗生成物を分取薄層
クロマトグラフイー(シリカゲル)に付し、標題
の化合物215mg(収率96.8%)を得た。この化合
物は、無色の無晶形物質として得られたが、以下
の物性とスペクトルから純粋なものであることを
確認した。 薄層クロマトグラフイー(シリカゲル):Rf0.52
(単一スポツト、ベンゼン:エタノール=
4:1)。 IRνKBr naxcm-1:3400(OH),1720(C=0),1710(

=0),1650(C=0)。 NMRδCDCl3:0.95(3H,s,18位 CH3),1.15
(6H,d,
【式】),1.15(3H, d,C6〓−CH3),1.47(3H,s,19位
CH3),4.23(2H,s,C21−CH2),4.50
(1H,br,C11−CH),6.05(1H,s,C4
−CH),6.28(1H,dd,J=10Hz,2Hz,
C2−CH),7.30(1H,d,J=10Hz,C1
CH)。 MS m/e:445(M++1),444(M+),413,
(M+−31),358,297,279,161,136,
135(ベースピーク),121。 実施例 3 11β,21−ジヒドロキシ−6α−メチル−17α−
バレリルオキシ−1,4−プレグナジエン−
3,20−ジオンの製造法。 6α−メチルプレドニゾロン374mgとメチルオル
トバレレート324mgとの反応を実施例1,aで述
べた如くに行い、6α−メチルプレドニゾロン
17α,21−メチルオルトバレレート433mg(収率
92%)を得た。 IRνKBr naxcm-1:3400(OH),1720(C=0),1645(

=0)。 MSm/e:473(M++1),472(M+),441,356,
297,279,161,136,135(ベースピーク),
121,85。 次に、この6α−メチルプレドニゾロン17α,21
−メチルオルトバレレート142mgを95%エタノー
ル4mlに溶かし、これに酸性白土14mgを加え、室
温で3時間撹拌する。次に、反応生成物をろ過
し、ろ液を濃縮して得られる粗生成物を分取薄層
クロマトグラフイー(シリカゲル)に付して、標
題の化合物105mg(収率76.6%)を得た。 このものは、以下の物性および各分析結果から
その構造が確認された。 薄層クロマトグラフイー:Rf 0.53(シリカゲル、
単一スポツト、ベンゼン/エタノール=4/
1)。 IRνKBr naxcm-1:3400(OH),1720(C=0),1715(

=0),1655(C=0)。 NMRδppm(CDCl3):0.95(3H,s,18位
CH3),0.88−1.25(3H,m,
CH2CH2CH2CH 3 ),1.11(3H,d,J=6
Hz,C6〓,−CH3),1.52(3H,s,19位
CH3),4.28(2H,s,C21−CH2)4.52(1H,
br,C11−CH),6.02(1H,br,s,C4
CH),6.24(1H,dd,J=10Hz,2Hz,C2
CH),7.38(1H,d,J=10Hz,C1−CH)。 MS m/e:459(M++1),458(M+),441,
440,427,356,327,325,297,281,279,
161,136(ベースピーク),135,121,85。 実施例 4 17α−ベンゾイルオキシ−11β,21−ジヒドロ
キシ−6α−メチル−1,4−プレグナジエン
−3,20−ジオンの製造法 実施例1、aで述べたと同じ様な方法にて得た
6α−メチルプレドニゾロン17α,21−メチルオル
トベンゾエート98mgを90%メタノールに容かし、
これにカオリン15mgを加えて50℃で2時間撹拌す
る。次に、反応生成物をろ過し、ろ液を濃縮して
得られた粗生成物を分取薄層クロマトグラフイー
(シリカゲル)に付して標題の化合物76mg(収率
79.2%)を得た。 薄層クロマトグラフイー(シリカゲル):Rf0.53
(単一スポツト、ベンゼン:エタノール=
4:1) IRνKBr naxcm-1:3400(OH),1710(C=0),1705(

=0)。 MS m/e:479(M++1),478(M+),447(M+
−31),327,309,297,281,161,136,
135,122,105(ベースピーク),77。 実施例 5 11β,21−ジヒドロキシ−6α−メチル−17α−
プロパノイルオキシ−1,4−プレグナジエン
−3,20−ジオンの製造法 実施例1、aで述べた如くにして得た6α−メ
チルプレドニゾロン17α,21−エチルオルトプロ
ピオネート275mgを95%メタノール6mlに溶かし、
これに合成ケイ酸アルミニウム50mgを加え、70℃
で1時間撹拌する。次いで、反応生成物をろ過
し、ろ液を濃縮して得られる粗生成物をカラムク
ロマトグラフイー(シリカゲル)に付して、標題
の化合物219mg(収率84.9%)を得た。 Rf値:0.52(シリカゲル、単一スポツト、ベンゼ
ン:エタノール=4:1)。 IRνKBr naxcm-1:3400(OH),1725,1715,1650(C=
0)。 MS m/e:431(M++1),430(M+),413,
412,356,325,297,279,161,136,135
(ベースピーク),121,57。 実施例 6 6α−メチルプレドニゾロン17α,24−エチルオ
ルトプロピオネート92mgを95%メタノール2mlに
溶かし、これに活性白土9mgを加え室温で5時間
撹拌する。次いで、反応生成物をろ過し、ろ液を
濃縮して得られる粗生成物を分取薄層クロマトグ
ラフイー(シリカゲル)に付して11β,21−ジヒ
ドロキシ−6α−メチル−17α−プロパノイルオキ
シ−1,4−プレグナジエン−3,20−ジオン65
mg(収率75.6%)を得た。 この化合物の物性およびスペクトルデータは、
前記実施例5で得られたものと一致した。 実施例 6 11β,21−ジヒドロキシ−6α−メチル−17α−
メチルチオアセトキシ−1,4−プレグナジエ
ン−3,20−ジオンの製造法 a 実施例1、aで述べたようにして、6α−メ
チルプレドニゾロン1.88gとエチルオルトメチ
ルチオアセテート1.6gとの反応より、6α−メ
チルプレドニゾロン17α,21−エチルオルトメ
チルチオアセテートの無色針状晶2.15g(収率
87.8%)を得た。 この化合物は新規物質であるが、その物性お
よび各種分析データは次のとおりである。 m.p.184.0〜186.0℃ IRνKBr naxcm-1:3560(OH),1715,1660(C=0)
。 NMRδCDCl3:0.87(3H,s,18位CH3),1.10
(3H,t,J=7Hz,CH2C 3),1.12(3H,
d,J=6Hz,C6〓−CH3),1.47(3H,s,
19位CH3),2.16(3H,s,SCH3),2.84
(2H,s,COC 2SCH3),3.57(2H,q,
J=7Hz,C 2CH3),3.92,4.30(2H,dd,
J=17Hz,C21−CH2),4.53(1H,m,C11
CH),6.04(1H,br,s,C4−CH),6.27
(1H,dd,J=10Hz,2Hz,C2−CH),7.28
(1H,d,J=10Hz,C1−CH)。 MS m/e:491(M++1),490(M+),445,
429,357,297,279,161,136,135(ベース
ピーク),121,61。 元素分析値 C27H38O6S 計算値(%) C,66.09;H,7.81。 実測値(%) C,66.13;H,7.75。 b 上記aで得られた6α−メチルプレドニゾロ
ン17α,21−エチルオルトメチルチオアセテー
ト210mgを95%メタノール5mlに溶かし、これ
に合成ケイ酸アルミニウム42mgを加え70℃で5
時間撹拌する。次いで、反応生成物をろ過し、
ろ液を濃縮して得られる粗生成物を分取薄層ク
ロマトグラフイーに付して標題の化合物161mg
(収率80.9%)を得た。 この化合物は新規化合物であるが、その分析
データは次のとおりである。 IRνKBr naxcm-1:3440(OH),1720,1715,1650,
(C=0)。 NMRδCDCl3:0.98(3H,s,18位 CH3),
1.12(3H,d,J=6Hz,C6〓−CH3),1.48
(3H,s,19位 CH3),2.16(3H,s,
SCH3),3.15(2H,s,COC 2SCH3),
4.32(2H,s,C21−CH2),4.52(1H,brs,
C11−CH),6.05(1H,s,C4−CH),6.28
(1H,dd,J=10Hz,2Hz,C2−CH),7.32
(1H,d,J=10Hz,C1−CH)。 MS m/e:463(M++1),462(M+),444,
431,356,325,297,279,161,136,135,
121,91,61(ペースピーク)。 元素分析値 C25H34O6S 計算値(%) C,64.91;H,7.44。 実測値(%) C,65.12;H,7.27。 実施例 7 11β,21−ジヒドロキシ−17α−メトキシアセ
トキシ−6α−メチル−1,4−プレグナジエ
ン−3,20−ジオンの製造法 実施例1、aで述べた方法に従い、6α−メチ
ルプレドニゾロン748mgとエチルオルトメトキシ
アセテート768mgとの反応より、6α−メチルプレ
ドニゾロン17α,21−エチルオルトメトキシアセ
テート826mg(収率87.1%)を立体異性体の混合
物として得た。 この化合物は新規物質である。 元素分析値 C27H38O7 計算値(%) C,68.33;H,8.07。 実測値(%) C,68.24;H,8.15。 次に、この化合物142mgを95%エタノール3ml
に溶かし、これに合成ケイ酸アルミニウム20mgを
加え80℃で2時間撹拌する。次いで、反応生成物
をろ過し、ろ液を濃縮することにより得た粗生成
物を分取薄層クロマトグラフイー(シリカゲル)
に付して標題の化合物105mg(収率78.4%)を得
た。 m.p. 198〜201℃ 実施例 8 17α−ブチリルオキシ−11β,21−ジヒドロキ
シ−4−プレグネン−3,20−ジオンの製造法 ハイドロコーチゾン17α,21−エチルオルトブ
チレート280mgを95%メタノール6mlに溶かし、
これに合成ケイ酸アルミニウム28mgを加え、70℃
で1時間撹拌する。次いで、反応生成物をろ過
し、ろ液を濃縮して得られる粗生成物をカラムク
ロマトグラフイー(シリカゲル)に付して標題の
化合物205mg(収率77.7%)を得た。 m.p. 203〜205℃ MS m/e:433(M++1),432(M+),401,
345,344,331,315,285,269,267,134,
105,91,71(ベースピーク)。 実施例 9 11β,21−ジヒドキシ−17α−バレリルオキシ
−1,4−プレグナジエン−3,20−ジオンの
製造法 プレドニゾロン17α,21−メチルオルトバレレ
ート485mgを95%エタノール10mlに溶かし、これ
に合成ケイ酸アルミニウム30mgを加え70℃で1時
間撹拌する。次いで、反応生成物をろ過し、ろ液
を濃縮することにより得られる粗生成物をカラム
クロマトグラフイー(シリカゲル)に付して標題
の化合物341mg(収率76.8%)を得た。 m.p. 207〜208.5℃ 実施例 10 21−ヒドロキシ−17α−プロパノイルオキシ−
1,4−プレグナジエン−3,11,20−トリオ
ンの製造法 実施例1、aに述べた如き方法に従つて、プレ
ドニゾン17α,21−エチルオルトプロピオネート
の無色針状晶を得た。 m.p. 188.5〜191.0℃ IRνKBr naxcm-1:1723,1698,1658(C=0)。 MS m/e:443(M++1),442(M+),414,
397,368,295,255,242,121,57(ベース
ピーク)。 次に、この化合物155mgを95%メタノール4ml
に溶かし、これにケイ藻土30mgを加え60℃で3時
間撹拌する。次いで、反応生成物をろ過し、ろ液
を濃縮することにより得られる粗生成物を分取薄
層クロマトグラフイーに付して標題の化合物119
mg(収率82%)を得た。 m.p. 212〜214℃ 実施例 11 11β,21−ジヒドロキシ−17α−プロパノイル
オキシ−1,4−プレグナジエン−3,20−ジ
オンの製造法 プレドニゾロン17α,21−エチルオルトプロピ
オネート222mgを95%エタノール5mlに溶かし、
これに酸性白土40mgを加えて室温で4時間撹拌す
る。次いで、反応生成物をろ過し、ろ液を濃縮し
て得られる粗生成物をアセトン−エーテルより再
結晶して標題の化合物175mg(収率84%)を得た。 m.p. 205〜207.5℃ 実施例 12 11β,21−ジヒドロキシ−17α−プロパノイル
オキシ−4−プレグネン−3,20−ジオンの製
造法 ハイドロコーチゾン17α,21−オチルオルトプ
ロピオネート90mgを95%メタノール2mlに溶か
し、これに合成ケイ酸アルミニウム9mgを加え70
℃で1時間撹拌する。次いで反応生成物をろ過
し、ろ液を濃縮して得られる粗生成物を分取薄層
クロマトグラフイーに付して標題の化合物68mg
(収率81.9%)を得た。 m.p. 196.0〜198.0℃ 実施例 13 9α−クロロ−11β,21−ジヒドロキシ−16β−
メチル−17αプロパノイルオキシ−1,4−プ
レグナジエン−3,20−ジオンの製造法 ベクロメタゾン17α,21−エチルオルトプロピ
オネート(m.p.146.0〜147.0℃;m/e 448,
446(M+−oEt,1:3)123mgを95%エタノール
3mlに溶かし、これにパーライト20mgを加え70℃
で2時間撹拌する。次いで反応生成物をろ過し、
ろ液を濃縮して得られる粗生成物を分取薄層クロ
マトグラフイーに付して標題の化合物106mg(収
率91.4%)を得た。 m.p. 194.5〜196.5℃ 実施例 14 11β,21−ジヒドロキシ−17α−バレリルオキ
シ−4−プレグネン−3,20−ジオンの製造法 ハイドロコーチゾン17α,21−メチルオルトバ
レレート(m.p.209〜210℃)138mgを90%エタノ
ール3mlに溶かし、これにカ焼クレー30mgを加え
80℃で2時間撹拌する。次いで反応生成物をろ過
し、ろ液を濃縮して得られる粗生成物をアセトン
−エーテルより結晶させて標題の化合物112mg
(収率83.6%)を得た。 m.p. 162〜163.5℃ 実施例 15 9α−フルオロ−11β,21−ジヒドロキシ−16α
−メチル−17α−プロパノイルオキシ−1,4
−プレグナジエン−3,20−ジオンの製造法 デキサメサゾン17α,21−エチルオルトプロピ
オネート(m.p.218〜220℃)133mgを95%メタノ
ール3mlに溶かし、これに合成ケイ酸アルミニウ
ム28mgを加え還流を5時間行なう。次いで反応生
成物をろ過し、ろ液を濃縮し、得られる粗生成物
を分取薄層クロマトグラフイーに付して標題の化
合物110mg(収率88%)を得た。 m.p. 216〜218℃ 実施例 16 9α,フルオロ−11β,21−ジヒドロキシ−16β
−メチル−17α−バレリルオキシ−1,4−プ
レグナジエン−3,20−ジオンの製造法 ベータメサゾン17α,21−メチルオルトバレレ
ート(m.p.151〜153℃)98mgを90%エタノール2
mlに溶かし、これに活性白土10mgを加え40℃で4
時間撹拌する。次いで反応生成物をろ過し、ろ液
を濃縮することにより得る粗生成物を分取薄層ク
ロマトグラフイーに付して標題の化合物86mg(収
率90.5%)を得た。 m.p. 183〜185℃ 実施例 17 17α−ブチリルオキシ−6α,9α−ジフルオロ−
11β,21−ジヒドロキシ−1,4−プレグナジ
エン−3,20−ジオンの製造法 6α,9α−ジフルオロプレドニゾロン17α,21−
メチルオルトブチレート(m.p.193〜195℃)139
mgを95%メタノール3mlに溶かし、これにベント
ナイト20mgを加え70℃で2時間撹拌する。次いで
反応生成物をろ過し、ろ液を濃縮して得る粗生成
物を分取薄層クロマトグラフイーに付して標題の
化合物112mg(収率82.9%)を得た。 m.p. 192〜194℃ 実施例 18 9α−フルオロ−11β,21−ジヒドロキシ−16β
−メチル−17α−プロパノイルオキシ−1,4
−プレグナジエン−3,20−ジオンの製造法 ベータメサゾン17α,21−エチルオルトプロピ
オネート(m.p.209〜211℃)143mgを95%メタノ
ール3mlに溶かし、これに合成ケイ酸アルミニウ
ム28mgを加え70℃で5時間撹拌する。次いで反応
生成物をろ過し、ろ液を濃縮して得られる粗生成
物を分取薄層クロマトグラフイーに付して標題の
化合物124mg(収率91.8%)を得た。 m.p. 231〜233℃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、ステロイド核A環における1〜2位間
    の〓は、単結合または二重結合を示し、X1は水
    素原子、メチル基またはハロゲン原子であり、
    X2は水素原子またはハロゲン原子であり、Yは
    オキソ基またはβ位のヒドロキシ基あるいはハロ
    ゲン原子を示し、Zは水素原子であるかあるいは
    α配位またはβ配位の抵級アルキル基、低級アル
    コキシ基もしくは低級アシルオキシ基であり、R
    は置換または非置換の低級アルキル基、アラルキ
    ル基もしくはアリール基であり、R′は低級アル
    キル基である。)で表わされる17α,21−ジヒド
    ロキシ−20−オキソプレグナン系ステロイドの
    17α,21−環状オルトエステル化合物をシリカ・
    アルミナ系固体酸と反応させることを特徴とする
    一般式、 (式中、ステロイド核A環における1〜2位間
    の〓は、単結合または二重結合を示し、X1,X2
    Y,ZおよびRは前記の定義を有する)で表わさ
    れる20−オキソプレグナン系ステロイド17α−エ
    ステル化合物の製造法。
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