JPH0362263B2 - - Google Patents

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JPH0362263B2
JPH0362263B2 JP10333783A JP10333783A JPH0362263B2 JP H0362263 B2 JPH0362263 B2 JP H0362263B2 JP 10333783 A JP10333783 A JP 10333783A JP 10333783 A JP10333783 A JP 10333783A JP H0362263 B2 JPH0362263 B2 JP H0362263B2
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JP
Japan
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plate
acid
developer
photosensitive layer
aqueous solution
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JP10333783A
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JPS59227495A (ja
Inventor
Nobuyuki Kita
Hiroshi Matsumoto
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP10333783A priority Critical patent/JPS59227495A/ja
Publication of JPS59227495A publication Critical patent/JPS59227495A/ja
Publication of JPH0362263B2 publication Critical patent/JPH0362263B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41N—PRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N3/00—Preparing for use and conserving printing surfaces
    • B41N3/08—Damping; Neutralising or similar differentiation treatments for lithographic printing formes; Gumming or finishing solutions, fountain solutions, correction or deletion fluids, or on-press development

Landscapes

  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、感光性平版印刷版から平版印刷版を
作成する製版方法に関するものであり、特に現像
後の水洗工程が省略された製版方法に関するもの
である。 特開昭54−8002号公報には、感光性平版印刷版
(Pre−Sensitized Plateと呼ばれ、PS版と略称
されている。)を画像露光および現像したのち、
水洗工程を経ずに直ちにガム引きする製版方法が
開示されている。この製版方法は、水洗工程が省
略されているので廃液処理対策上、有利である
が、ガム引きに使用される不感脂化処理剤の消耗
が著しいばかりでなく、現像インク盛りや修正処
理を行なう場合には不利な製版方法である。 このような欠点を解消した製版方法として、米
国特許第4291117号明細書にはPS版を画像露光お
よび現像したのち、界面活性剤を含む水溶液で処
理する製版方法が開示されている。この製版方法
においても水洗工程が省略され、廃水、廃液処理
対策上有利である。しかし乍ら、このようにして
製版処理して得られた平版印刷版に画像領域の保
護と非画像部の不感脂性を向上させる目的で施さ
れる所謂ガム引きを行なつた場合に、非画像領域
の親水性を高める能力が一般方法と比較すると劣
る傾向があり、ガム引きによる所望の効果が十分
には発揮されないという問題点を有していること
が判明した。 従つて本発明の目的は、SP版を画像露光およ
び現像処理したのち、水洗工程を経ずに、効率よ
くガム引きすることができる製版方法を提供する
ことである。本発明の別の目的は水洗排水による
公害発生の恐れのない、改良された製版方法を提
供することである。 本発明の更に別の目的はPS版を画像露光およ
び現像したのち、水洗工程を経ずに、平版印刷版
の不要画像部分の消去および加筆のような修正処
理を効率よく行うことができる製版方法を提供す
ることである。 本発明者等は上記目的を達成すべく鋭意研究を
重ねた結果、PS版を画像露光および現像したの
ちアニオン界面活性剤を主成分とした水溶液中に
重合燐酸、そのアルカリ金属塩および有機ホスホ
ン酸、そのアルカリ金属塩からなる群から選ばれ
た少なくとも1種の化合物を含有させた水溶液で
処理することにより、現像後の水洗を省略して
も、現像インキ盛り、修正等の工程を効果的に行
なうことができる上、ガム引きによる所望の不感
脂化が十分達成されることを見い出した。 即ち本発明はPS版を画像露光および現像した
のちに、水洗せずに直ちにアニオン界面活性剤と
重合燐酸アルカリ金属塩又は有機ホスホン酸とを
含有する水溶液で処理することを特徴とする製版
方法である。 本発明に使用しうる上記アニオン型界面活性剤
としては種々の構造のものが含まれる。例えば脂
肪酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルベン
ゼンスルフオン酸塩、アルキルナフタレンスルフ
オン酸塩、ジアルキルスルホこはく酸エステル
塩、アルキル燐酸エステル塩、ナフタレンスルフ
オン酸ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンア
ルキル硫酸エステル塩、アルキルジフエニルエー
テルジスルフオン酸塩等が挙げられる。 上記のアニオン界面活性剤は単独もしくは2種
以上を組み合せて使用することもでき水溶液中に
約0.1重量%〜約20重量%、より好ましくは0.5重
量%〜10重量%の範囲で含有させられる。 他方、上記アニオン界面活性剤と併用される成
分である重合燐酸、そのアルカリ金属塩、有機ホ
スホン酸及びそのアルカリ金属塩からなる群から
選ばれる少なくとも1種の化合物は、平版印刷版
の非画像部の親水性を向上させる作用を有するも
のである。重合燐酸およびそのアルカリ金属塩の
具体例としては、例えばトリポリ燐酸、ピロ燐
酸、テトラ燐酸、ヘキサメタ燐酸およびこれらの
ナトリウム塩、カリウム塩などを挙げることがで
き、中でもヘキサメタ燐酸、そのナトリウム塩お
よびカリウム塩は特に好ましい。また有機ホスホ
ン酸及びそのアルカリ金属塩としては、芳香族、
複素環式、脂肪族および脂環式の低分子、および
高分子量のホスホン酸およびその誘導体が含ま
れ、米国特許第3404003号及び同第4349391号の各
明細書に記載されている。例えば2−ホスホノ−
エタン−1−スルフオン酸、3,3−ジホスホノ
−ピメリン酸、ビニルホスホン酸モノメチルエス
テル、4−クロルフエニルホスホン酸、4−クロ
ル−3−ニトロ−フエニルホスホン酸、β−スチ
リルホスホン酸、2−ホスホノブタントリカルボ
ン酸1,2,4、1−ホスホノエタントリカルボ
ン酸−1,2,3、1−ヒドロキシエタン−1,
1−ジホスホン酸、アミノトリメチレンホスホン
酸、ポリビニルホスホン酸等を挙げることがで
き、中でも1−ホスホノエタントリカルボン酸−
1,2,3、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジ
ホスホン酸、ポリビニルホスホン酸は特に好まし
い。これらの化合物は単独もしくは2種以上組合
せても使用でき広範囲の濃度で有効に使用できる
が、最適濃度は使用される化合物に応じて決定さ
れる。より具体的な濃度の目安としては、約0.01
〜30重量%であり、特に重合燐酸およびそのアル
カリ金属塩の場合には、0.01〜15重量%、より好
ましくは0.03〜10重量%であり、有機ホスホン酸
およびそのアルカリ金属塩の場合には0.1重量%
〜30重量%で、より好ましい範囲としては0.05〜
20重量%ある。 本発明の製版方法における現像後に使用される
処理液は基本的には上述の如き成分から構成さ
れ、特にPH値が2〜11の範囲でその効果が十分に
発揮されるが、特にPS版の現像液がアルカリ性
である場合には現像されたPS版の上に残存する
現像液を中和する能力、又は残存する現像液のPH
を低下させるような能力をも上記組成水溶液が有
するように、酸性領域より好ましくはPH値が3〜
5となるように調整される。このようなPH値とす
る為には、更に酸性を示す物質又は緩衝剤を含有
させておくことにより、付与させることができ
る。かかる酸および緩衝剤に使用し得うる好まし
い化合物には酢酸、しゆう酸、酒石酸、安息香
酸、モリブテン酸、硼酸、硝酸、硫酸、燐酸およ
びポリ燐酸のような酸、並びに、これらの水溶性
アルカリ金属塩およびアンモニウム塩、例えば酢
酸アンモニウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウ
ム、モリブテン酸ナトリウム、モリブテン酸カリ
ウム、硼酸ナトリウム、硼酸アンモニウム、硝酸
リチウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、第一
燐酸ナトリウム、第二燐酸ナトリウム、第三燐酸
ナトリウム、第一燐酸カリウム、第二燐酸カリウ
ム、第三燐酸カリウム、第三燐酸アンモニウム、
ポリ燐酸ナトリウムなどが含まれる。緩衝剤の詳
細は、例えば「化学便覧基礎編」改訂2版、日
本化学会著作、丸善株式会社発行、第1490〜1499
頁に記載されており、これらは本発明にそのまま
適用することができる。 上述の如き成分よりなる水溶液には、また、親
油性物質を含有させておくことが、更に好まし
い。これにより、平版印刷版の画像部が、より高
い感脂性を示すようになり、従つて、現像インク
盛りを更に一層効率よく行なうことができるよう
になる上、ガム引きによる画像部の感脂性の低下
を著しく抑えることができる。好ましい親油性物
質には、例えばオレイン酸、ラウリン酸、吉草
酸、ノニル酸、カプリン酸、ミスチリン酸、パル
ミチン酸などのような炭素原子数が5〜25の有機
カルボン酸、ひまし油などが含まれる。これらの
親油性物質は、単独もしくは2以上を組み合わせ
て使用することができ、本発明のアニオン界面活
性剤を含有する水溶液中に、その総重量に対して
約0.005重量%から約10重量%、より好ましくは
0.05〜5重量%の範囲で含有させられる。 アニオン界面活性剤による発泡を低下させる目
的で微量の消泡剤を含有させた方が作業効率を高
めることができる。好ましい消泡剤としてはシリ
コン系のものが微量で効果を発揮するので好まし
い。 上述の如き水溶液は、種々のPS版から画像露
光および現像して得られた平版印刷版に対して、
水洗せずに処理する場合における処理剤として有
利に使用することができる。上記PS版の好まし
いものには、例えば英国特許第1350521号に記さ
れているジアゾ樹脂(p−ジアゾジフエニルアミ
ンとパラホルムアルデヒドとの縮合物の塩)とシ
エラツクとの混合物からなる感光層をアルミニウ
ム板に設けたもの、英国特許第1460978号、同第
1505739号の各明細書に記載されているジアゾ樹
脂とヒドロキシエチルメタクリレート単位または
ヒドロキシエチルアクリレート単位を主なる繰り
返し単位として含むポリマーとの混合物からなる
感光層をアルミニウム板上に設けたネガ型PS版
およびo−キノンジアジド化合物からなる感光層
をアルミニウム板上に設けたポジ型PS版が含ま
れるが、本発明の製版方法は、特に後者のポジ型
PS版から平版印刷板を作成する製版方法におい
て、特に顕著な効果を発揮するので、以下、この
態様について、以下に詳細に説明する。 本発明の製版方法の好ましい態様において使用
されるポジ型PS版は、支持体上にo−キノンジ
アジド化合物、より好ましくはo−ナフトキノン
ジアジド化合物からなる感光層を設けたものであ
る。好適な支持体には、アルミニウム(アルミニ
ウム合金も含む。)、亜鉛、銅、などの金属板、例
えば二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、プロ
ピオン酸セルロース、酪酸セルロース、酢酸酪酸
セルロース、硝酸セルロース、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、ポリカーボネート、ポリビニルアセ
タールなどのプラスチツクフイルムに前記のよう
な金属ラミネートもしくは蒸着されたものなどが
含まれる。これらの内でもアルミニウム板は寸度
的に著しく安定であり、特に好ましい支持体であ
る。 支持体、特にアルミニウムの表面を有する支持
体の場合には、砂目立て処理、例えば珪酸ソー
ダ、弗化ジルコニウム酸カリウム、燐酸塩などの
水溶液への浸漬処理、陽極酸化処理などの表面処
理がなされていることが好ましい。また、米国特
許第2714066号に記載されている如く、砂目立て
したのちに珪酸ナトリウム水溶液に浸漬処理され
たアルミニウム板、米国特許第3181461号明細書
に記載されているようにアルミニウム板を陽極酸
化処理したのちに、アルカリ金属珪酸塩の水溶液
に浸漬処理したものも好適に使用される。上記陽
極酸化処理は、例えば、燐酸、クロム酸、硫酸、
硼酸等の無機酸、若しくは、蓚酸、スルフアミン
酸等の有機酸またはこれらの塩の水溶液又は非水
溶液の単独又は二種以上を組み合わせた電解液中
でアルミニウム板を陽極として電流を流すことに
より実施される。 また、米国特許第3658662号明細書に記載され
ているようなシリケート電着も有効である。 更には特公昭46−27481号公報、特開昭52−
58602号公報、特開昭52−30503号公報に開示され
ているような電解グレインを施した支持体を上記
の陽極酸化処理したものも有用である。これらの
親水化処理は、支持体の表面を親水性とするため
に施される以外に、その上に設けられる感光性組
成物との有害な反応を防ぐため、更には感光層と
の密着性を向上さする為などの種々の目的をもつ
て施されるものである。 支持体の親水性表面の上に設けられる感光層は
o−ナフトキノンジアジド化合物からなる。かか
るo−ナフトキノンジアジド化合物は、例えば米
国特許第3046110号、同第3046111号、同第
3046121号、同第3046115号、同第3046118号、同
第3046119号、同第3046120号、同第3046121号、
同第3046122号、同第3046123号、同第3061430号、
同第3102809号、同第3106465号、同第3635709号、
同第3647443号の各明細書をはじめ、多数の刊行
物に記されており、これらは好適に使用すること
ができる。これらの内でも、特に芳香族ヒドロキ
シ化合物のo−ナフトキノンジアジドスルホン酸
エステルまたはo−ナフトキノンジアジドカルボ
ン酸エステル、および芳香族アミノ化合物のo−
ナフトキノンジアジドスルホン酸アミドまたはo
−ナフトキノンアジドカルボン酸アミドが好まし
く、特に米国特許第3635709号明細書に記されて
いるピロガロールとアセトンとの縮合物にo−ナ
フトキノンジアジドスルホン酸をエステル反応さ
せたもの、米国特許第4028111号明細書に記され
ている末端にヒドロキシ基を有するポリエステル
にo−ナフトキノンアジドスルホン酸、またはo
−ナフトキノンジアジドカルボン酸をエステル反
応させたもの、英国特許第1494043号明細書に記
されているようなp−ヒドロキシスチレンのホモ
ポリマーまたはこれと他の共重合し得るモノマー
との共重合体にo−ナフトキノンジアジドスルホ
ン酸またはo−ナフトキノンジアジドカルボン酸
をエステル反応させたもの、米国特許第3759711
号明細書に記されているようなp−アミノスチレ
ンと他の共重合しうるモノマーとの共重合体にo
−ナフトキノンジアジドスルホン酸またはo−ナ
フトキノンジアジドカルボン酸をアミド反応させ
たものは非常にすぐれている。 これらのo−ナフトキノンジアジド化合物は、
単独で使用することができるが、アルカリ可溶性
樹脂と混合し、この混合物を感光層として設けた
方が好ましい。好適なアルカリ可溶性樹脂には、
ノボラツク型フエノール樹脂が含まれ、具体的に
は、フエノールホルムアルデヒド樹脂、o−クレ
ゾールホルムアルデヒド樹脂、m−クレゾールホ
ルムアルデヒド樹脂などが含まれる。更に特開昭
50−125806号公報に記されている様に上記のよう
なフエノール樹脂と共に、t−ブチルフエノール
ホルムアルデヒド樹脂のような炭素数3〜8のア
ルキル基で置換されたフエノールまたはクレゾー
ルとホルムアルデヒドとの縮合物とを併用する
と、より一層好ましい。アルカリ可溶性樹脂は、
感光層中に約50〜約85重量、より好ましくは60〜
80重量%、含有させられる。 o−ナフトキノンジアジド化合物からなる感光
層には、必要に応じて更に染料、可塑剤、プリン
トアウト性能を与える成分などの添加剤を加える
ことができる。 染料は、PS版を露光および現像後に画像部が
非画像部(支持体表面)とコントラストを与える
ようにする為に用いられるものであり、例えばC.
I.26105(オイルレツドRR)、C.I.21260(オイルス
カーレツト#308)、C.I.74350(オイルブルー)、
C.I.52015(メチレンブルー)C.I.42555(クリスタ
ルバイオレツト)などのアルコール可溶性染料が
好ましい。かかる染料は、感光性印刷版の露光お
よび現像により露出された支持体の親水性表面の
色と、感光層の残存する部分とが明確なコントラ
ストを与えるに十分な量だけ添加すれば良く、一
般的には感光性組成物全量に対して約7重量%以
下の範囲で含有させるのが適当である。 可塑剤は支持体に設けられた感光層が所望の可
撓性を有するようにするために有効であり、例え
ば、ジメチルフタレート、ジエチルフタレート、
ジブチルフタレート、ジイソブチルフタレート、
ジオクチルフタレート、オクチルカプリールフタ
レート、ジシクロヘキシルフタレート、ジトリデ
シルフタレート、ブチルベンジルフタレート、ジ
イソデシルフタレート、ジアリールフタレートな
どのフタル酸エステル類、ジメチルグリコールフ
タレート、エチルフタリールエチルグリコレー
ト、メチルフタリールエチルグリコレート、ブチ
ルフタリールブチルグリコレート、トリエチレン
グリコールジカプリル酸エステルなどのグリコー
ルエステル類、トリクレジールホスフエート、ト
リフエニルホスヘートなどの燐酸エステル類、ジ
イソブチルアジペート、ジオクチルアジペート、
ジメチルセバケート、ジブチルセバケート、ジオ
クチルアゼレート、ジブチルマレエートなどの脂
肪族二塩基酸エステル類、ポリグリシジルメタク
リレート、クエン酸トリエチル、グリセリントリ
アセチルエステル、ラウリン酸ブチル等が有効で
ある。 可塑剤は、感光性組成物全量に対して約5重量
%以下含有させられる。 プリントアウト材料は、PS版の感光層を画像
露光することにより、直ちに可視画像が観察でき
るようにする為のものである。例えば英国特許第
1041463号明細書に記されているようなPH指示薬、
米国特許第3969118号明細書に記されている様な
o−ナフトキノンジアジド−4−スルホニルクロ
ライドと染料との組合せ、特公昭44−6413号公報
に記されているフオトクロミツク化合物などがあ
る。更に、特開昭52−80022号公報に記されてい
るように感光層中に環状酸無水物を加えることに
より感度を上昇させることができる。 かかるo−ナフトキノンジアジドからなる感光
性組成物は適当な溶剤の溶液から支持体上に塗布
される。適当なる溶剤としてはエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
エチルエーテル、酢酸2−メトキシエチルなどの
グリコールエーテル類、アセトン、メチルエチル
ケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、エチ
レンジクロライド等の塩素化炭化水素類等が含ま
れる。 支持体上に設けられるo−ナフトキノンジアジ
ド化合物からなる感光層の塗布量は約0.5〜約7
g/m2であり、より好ましくは1.5〜3g/m2で
ある。 かくして得られるポジ型PS版は透明原図を通
してカーボンアーク灯、水銀灯、メタルハライド
ランプ、キセノンランプ、タングステンランプな
どの活性光線の豊富な光線により露光されると、
その部分はアルカリ可溶性に変る。従つて、アル
カリ水溶液により、感光層の露光部分は溶出さ
れ、支持体の親水性表面が露出される。 本発明に使用される現像液は珪酸塩を溶解含有
するアルカリ水溶液である。好ましい珪酸塩は水
に溶解したときにアルカリ性を示すものであり、
例えば珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、メタ珪酸
ナトリウムなどのアルカリ金属珪酸塩および珪酸
アンモニウムなどが含まれる。現像液中の珪酸塩
の量は、現像液の総重量に対して一般的には約1
〜約10重量%、より好ましくは1〜8重量%、最
も好ましくは2〜6重量%で使用される。 本発明に使用される現像液はアルカリ性であれ
ばよく、好ましくは25℃でのPHが約10.5〜約13.5
である。PHが10.5よりも低くなるにつれて、前記
のポジ型PS版の露光された感光層の溶出が不十
分となる。一方PHが13.5より高くなるにつれて、
界面活性剤を含有する水溶液中の酸の必要量が多
くなる。従つて、最も好ましいPH12〜13.5であ
る。 本発明に使用される現像液には、更に有機溶剤
を総重量に対して5重量%以下の範囲で含有させ
てもよい。かかる有機溶剤としては、例えばベン
ジルアルコール、2−ブトキシエタノール、トリ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエ
タノールアミン、グリセリン、エチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
レコールなどがある。 本発明に使用される現像液には、更に界面活性
剤を含有させることができる。これにより現像液
がPS版の感光層の表面に良く濡れるようになり、
現像液の処理能力(単位容積の現像液が溶解除去
できる感光層の量)を向上させることができ、更
に最適な結果を与える現像条件(温度および処理
時間など)の巾を広げることができる。このよう
な界面活性剤の好ましいものには、アニオン界面
活性剤と両性界面活性剤が含まれる。アニオン界
面活性剤の好ましい具体例には、例えばドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウムのようなアルキル
ベンゼンスルホン酸塩類(該アルキル基の炭素原
子数は8〜18、より好ましくは12〜16)、例えば、
イソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウムの
ようなアルキルナフタレンスルホン酸塩類(該ア
ルキル基の炭素数は3〜10)、ナフタレンスルホ
ン酸塩のホルマリン縮合物、ジアルキルスルホこ
はく酸塩類(該アルキル基の炭素数は2〜18)、
ジアルキルアミドスルホン酸塩類(該アルキル基
の炭素数は11〜17)などが含まれる。両性界面活
性剤の好ましい具体例には、イミダゾリン誘導
体、例えばN−アルキル−N,N,N−トリス
(カルボキシメチル)アンモニウム(該アルキル
基の炭素数は12〜18)、N−アルキル−N−カル
ボキシメチル−N,N−ジヒドロキシエチルアン
モニウム(該アルキル基の数は12〜18)などのベ
タイン型化合物が含まれる。かかる界面活性剤の
使用量は特に制限はないが、一般的には約0.003
〜約3重量%、より好ましくは0.006〜1重量%
の濃度で現像液中に含有させられる。 本発明に使用される現像液には、更に、消泡剤
を含有させることができる。好適な消泡剤には、
米国特許第3250727号、同第3545970号、英国特許
第1382901号、同第1387713号などの各明細書に記
されている化合物がある。これらの内でも有機シ
ラン化合物は好ましい。 本発明に使用される現像液は、PS版の感光層
の表面に対し、良好な濡れ性を有していることが
望ましい。特にPS版の感光層の表面に対する現
像液の接触角が空中水滴法で85゜以下であること
が好ましく、より好ましくは60゜以下である。接
触角が85゜よりも大きい現像液を使用して本発明
を実施すると、印刷インクが均一に付着すべき平
版印刷版の画像部にインクがむらになつて付着す
る傾向が出て来るようになり、従つて、このよう
な平版印刷版からは良好な印刷物を得ることが困
難となる。PS版の感光層の表面に対する接触角
が低い現像液を得る為には、前記の界面活性剤を
現像液に含有させることにより達成できる。 上記のような現像液で、画像露光されたPS版
を現像する方法としては従来公知の種々の方法が
可能である。具体的には、画像露光されたPS版
を現像液中に浸漬する方法、当該PS版の感光層
に対して多数のノズルから現像液を噴射する方
法、現像液が湿潤されたスポンジで当該PS版の
感光層を拭う方法、当該PS版の感光層の表面に
現像液をローラー塗布する方法などが挙げられ
る。またこのようにしてPS版の感光層に現像液
が施された後、感光層の表面をブラシなどで軽く
擦ることもできる。現像条件については、上記の
現像方法に応じて、当業者が適宜決定することが
できる。一例を示すと、例えば浸漬による現像方
法では、約15〜35℃の現像液に、約20〜80秒間浸
漬される。 上記のようにしてPS版を画像露光および現像
されて得られた平版印刷版はスクイーズされて、
版面上の現像液の量が少なくなる様にすることが
好ましい。本発明においては、スクイーズされた
後に残存する平版印刷版の版面上の現像液の量は
10ml/m2以下であることが好ましく、この量はで
きるだけ少ない方が好ましい。従つて、より好ま
しい現像液の残存量は5ml/m2以下であり、最も
好ましくは3ml/m2以下である。スクイーズされ
た後の量が10ml/m2よりも多くなると、前に説明
した界面活性剤を含有する水溶液がより早く劣化
してしまい、特に一定量の同一界面活性剤水溶液
で大量のPS版を処理する場合には、その処理能
力が早目に低下してしまう。 平版印刷版の版面をスクイーズする方法として
は、例えばゴムのような弾性部材をローラー表面
に被覆した弾性ローラー対の間に平版印刷板を通
して、そのニツプ圧力によつて版面の現像液を除
去する方法、或いは表面の滑らかな弾性プラスチ
ツク材を平版印刷板の搬送路に沿わせた状態で配
置し、その版面と摺接させることにより版面の現
像液を掻取る方法などを採用することができる。 かくして現像されて得られた平版印刷版は、水
洗処理されることなく、本発明の界面活性剤を含
有する水溶液で処理される。具体的な処理方法
は、版面上に上記水溶液を適量注ぎ、これを版面
全体に塗布するようにスポンジで擦る方法、上記
水溶液が満たされた容器に浸漬する方法、上記水
溶液をローラーで塗布する方法、上記水溶液を版
面にスプレーで噴射する方法などを使用すること
ができる。 このようにして処理されて得られた平版印刷版
は、現像インク盛り、加筆または消去に代表され
る修正、ガム引きなどの種々の工程に供すること
ができ、しかもこれらのいづれの工程をも、何ら
支障なく、効果的に行なうことができる。 従来、PS版を画像露光および現像したのち、
水洗せずに直ちにガム引きする方法により現像後
の水洗工程を省略した製版方法が知られていた
が、このような方法ではガム引きに使用される版
面保護剤の処理能力が、水洗を行なう製版方法に
比べて低下してしまう欠点を避け得なかつた。更
に、現像後、水洗していない平版印刷版に現像イ
ンク盛り、および修正を行なうことは、実際上不
可能であつた。 しかし、本発明による製版方法で得られた平版
印刷版は、直ちにガム引きを行なつても、版面保
護剤の処理能力を低下させることが少ない。しか
も本発明の製版方法により得られた平版印刷版に
現像インク盛り、および修正を施すことは、現像
後に十分に水洗した平版印刷版にこれらの処理に
施す場合とほぼ同程度の容易さをもつて行なうこ
とができる。 以下、本発明を実施例により更に詳細に説明す
る。 なお、「%」は、重量%を示すものとする。 実施例1〜8および比較例1〜2 砂目立てされた2S材アルミニウム板を40℃に
保たれた2%の水酸化ナトリウム水溶液に1分間
浸漬し、表面を一部腐蝕した。水洗後、硫酸−ク
ロム酸混液に約1分間浸漬して純アルミニウムの
表面を露呈させた。これを30℃に保たれた20%硫
酸に浸漬し、直流電圧1.5ボルト、電流密度2ア
ンペア/dm2の条件下で2分間陽極酸化処理を行
なつたのち、水洗し、乾燥した。このように処理
されたアルミニウム板上に、下記組成の感光液を
乾燥重量が2g/m2となるように塗布し、乾燥し
てPS版を得た。 アセトン−ピロガロール樹脂のナフトキノン−
1,2−ジアジド(2)−5−スルホン酸エステル
(米国特許第3635709号明細書の実施例1に記載
されている方法で合成したもの。) …5g tert−ブチルフエノール−ホルムアルデヒド樹
脂 …0.5g クレゾール−ホルムアルデヒド樹脂 …5g メチルエチルケトン …50g シクロヘキサノン …40g このPS版に真空焼枠中で透明ポジテイブフイ
ルムを通して、1mの距離から3キロワツトのメ
タルハライドランプにより、30秒間露光を行なつ
た。これを次の組成を有する現像液(25℃)にて
現像した。 JIS 3号 珪酸ソーダ …10g 水酸化カリウム …7g イソプロピルナフタレンスルホン酸ソーダ
…20g ベンジルアルコール …30g 水を加えて1000mlとする。 現像されたPS版の表面に付着した現像液をス
キージして除いたのち次の第1表に示す組成より
なる処理液で処理した。
【表】 また比較例2として現像後のPS版を水洗乾燥
した。 各版を2等分し一方は市販のガム液を使用し、
ガム引きした。各製版した印刷版を室内(20〜25
℃)に3日間放置し、通常の手順で印刷を行い刷
り始めから十分な印刷インキ濃度に達する印刷物
が得られるまでの枚数(以下着肉枚数と記す。)
および印刷物の非画像領域の汚れを調べた。残り
の方は印刷機の湿し水操置のロールをはずし版全
面にインキを付着させ、その後、湿し水操置を正
常運転を行い非画像領域に付着したインキが除か
れて正常印刷物の得られる枚数(以下インキ払い
枚数と記す。)を調べた、その結果を第2表に示
す。
【表】 △やや悪い、○良好、◎非常に良い
第2表の結果から、本発明による製版方法は現
像後に十分な水洗を施した場合と比較するとイン
キの着肉性、汚れとも本発明の方が優れているこ
とが判る。 実施例8〜10および比較例3〜4 厚さ0.24mmのアルミニウム板を60℃に保たれた
7%第三燐酸ナトリウム水溶液に浸漬して脱脂
し、水洗した後、パミスを水に懸濁した液を流し
ながらナイロンブラシで擦つて砂目立てした。次
いで水洗後、70℃に保たれたJIS3号珪酸ナトリウ
ム(SiO2/Na2のモル比=3.1〜3.3)の5%水溶
液に30〜60秒間浸漬した。これを十分水洗し、乾
燥したのち、下記組成よりなる感光液を塗布し、
乾燥した。塗布重量は、乾燥後の重量で2.0g/
m2であつた。 2−ヒドロキシエチルメタクリレート共重合体
(英国特許第1505739号明細書の実施例1に記載
されているもの。) …0.7g p−ジアゾジフエニルアミンとパラホルムアル
デヒドとの縮合物のp−トルエンスルホン酸塩
…0.1g オイルブルー#603(オリエント化学工業(株)製)
…0.03g 2−メトキシエタノール …6g メタノール …6g エチレンジクロライド …6g かくして得られたPS版を30アンペアーのカー
ボンアーク灯で70cmの距離から45秒間、透明ネガ
原図を通して露光したのち、下記組成を有すを現
像液に20℃で1分間浸漬した後、脱脂綿で表面を
軽くこすつて未露光部の感光層を除去して平版印
刷版を得た。 亜硫酸ナトリウム …3g ベンジルアルコール …30g トリエタノールアミン …20g モノエタノールアミン …5g tert−ブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム
(ペレツクスNBL、花王アトラス(株)製) …30g 水 1000ml 実施例2,3または7で用いた処理液を使用し
て、実施例1の場合と同様の手順で平版印刷版を
処理した。また比較例1,2と同じ処理をしたも
のを比較例3,4として示した。 かくて得られた各平版印刷版について実施例1
の場合と同様にして、着肉枚数、汚れ、およびイ
ンキ払いを調べた。結果を第3表に示す。
【表】 △やや悪い、○良、◎非常に良い
第3表の結果から本発明による製版方法で作成
された平版印刷版は、現像後に十分水洗を施す従
来の方法により作成されたものと比較すると着肉
性が著しく改善されていることが判つた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 感光性平版印刷版を画像露光および現像した
    のち、水洗することなく直ちにアニオン界面活性
    剤並びに重合燐酸、そのアルカリ金属塩および有
    機ホスホン酸からなる群から選ばれた少なくとも
    1種の化合物を含有する水溶液で処理することを
    特徴とする製版方法。
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