JPH0371136A - 転写記録媒体 - Google Patents

転写記録媒体

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JPH0371136A
JPH0371136A JP20665789A JP20665789A JPH0371136A JP H0371136 A JPH0371136 A JP H0371136A JP 20665789 A JP20665789 A JP 20665789A JP 20665789 A JP20665789 A JP 20665789A JP H0371136 A JPH0371136 A JP H0371136A
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JP
Japan
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transfer
ions
recording medium
transfer recording
microcapsules
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JP20665789A
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Inventor
Masashi Miyagawa
昌士 宮川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はプリンターや複写機、或いはファクシミリ等に
用いられる転写記録媒体に関するものである。
[従来の技術] 近年、情報産業の急速な発展に伴ない、種々の情報処理
システムが開発され、また、それぞれの情報処理システ
ムに適した記録方法および装置も開発、採用されている
。このような記録方法の一つとして、感熱転写記録方法
は、使用する装置が軽量かつコンパクトで騒音がなく、
操作性、保守性にも優れており、最近広く使用されてい
る。
この感熱転写記録方法は、一般に、シート状の支持体上
に、熱溶融性バインダー中に着色剤を分散させてなる熱
転写性インクを塗布してなる感熱転写媒体を用い、この
感熱転写媒体をその熱転写性インク層が被転写媒体に接
するように被転写媒体に重畳し、感熱転写媒体の支持体
側から熱ヘツドにより熱を供給して溶融したインク層を
被転写媒体に転写することにより、被転写媒体上に熱供
給形状に応じた転写インク像を形成するものである。こ
の方法によれば、普通紙を被転写媒体として使用可能で
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の感熱転写記録方法にも欠点が
ない訳ではない。それは、従来の感熱転写記録方法は転
写記録性能、すなわち印字品質が表面平滑度により大き
く影響され、平滑性の高い被転写媒体には良好な印字が
行なわれるが、平滑性の低い被転写媒体の場合には著し
く印字品質が低下することである。しかし、最も典型的
な被転写媒体である紙を使用する場合にも、平滑性の高
い紙はむしろ特殊であり、通常の紙は繊維の絡み合いに
より種々の凹凸を有する。したがって表面凹凸の大きい
紙の場合には印字時に熱溶融したインクが紙の繊維の中
にまで浸透できず表面の凹部あるいはその近傍にのみ付
着するため、印字された像のエツジ部がシャープでなか
ったり、像の一部が欠けたりして、印字品質を低下させ
ることになる。
また、従来の感熱転写記録方法では、1回の転写で1色
の画像しか得ることができないため、多色の画像を得る
には、複数回の転写を繰り返して色を重ね合わせること
が必要であった。しかし、色の異なる画像を正確に重ね
合わせることは非常に困難であり、色ずれのない画像を
得ることは難しかった。特に、1つの画素に注目した場
合、1つの画素では色の重ね合わせは、はとんどなされ
ておらず、結局従来の感熱転写記録方法では色のずれた
画素の集合体により多色の画像を形成していた。このた
め、従来の感熱転写記録方法では鮮明な多色画像は得ら
れなかった。
また、従来の感熱転写記録方法で多色の画像を得ようと
した場合、複数のサーマルヘッドを設けたり、あるいは
被転写媒体に逆送、停止等複雑な動きをさせなければな
らず、装置全体が大きく複雑になったり、記録速度が低
下する等の欠点があった。
そこで本件出願人は、光熱感応性の材料を用い画信号に
応じて光エネルギーと熱エネルギーとが付与されたとき
前記材料の反応が急激に進んで転写特性が不可逆的に変
化して、画信号に応じた前記特性の違いによる像を形成
し、それを被記録媒体に転写する画像形成方法および転
写記録媒体を発明し既に出願しである(特願昭6[1−
150597)。
また本件出願人らは、色相の選択を行なう為の3種の波
長領域の紫外光を生じる蛍光体及びそれに対応した感光
波長域を有する光重合開始剤の組み合わせについても既
に特許出願した(特願昭6l−293157)。
該出願の転写記録媒体は、前記従来の感熱記録方式に於
る不具合、欠点を除去、改良できるものであり、本発明
はその転写記録媒体を更に改良したものであり、高品位
かつ高感度で、かぶりや白抜けのない画像を形成できる
転写記録媒体を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段1 本発明は、支持体上にマイクロカプセルから成る記録層
が設けられてなる転写記録媒体において、該マイクロカ
プセルの内部相は少なくとも光重合開始剤、及び光と熱
エネルギーの付与によって転写特性が変化するエチレン
性不飽和二重結合を有する化合物を含有しており、かつ
該マイクロカプセルの壁は分子構造内にカルボニル基を
有する高分子化合物と2価以上の無機カチオンイオンと
から少なくとも成る構造を有する壁材から成る転写記録
媒体であり、該壁材は低温にて良質かつガラス転移点(
Tg)が高いため、内部相のコア材の品質を劣化させず
、又転写時には該コア材の反応を抑制しない結果、該転
写記録媒体を用いることにより、高感度で転写性よく転
写記録を行なうことが可能となる。
すなわち本発明は、支持体上の記録層が、熱と光エネル
ギーを付与することにより転写特性が変化する内部相を
有するマイクロカプセルより構成される転写記録媒体で
あり、マイクロカプセルの壁材が分子構造内にカルボニ
ル基を有するポリマーと2価以上の無機カチオンイオン
より形成されることを特徴とする。
本発明に使用される、熱と光エネルギーを付与すること
により転写特性が変化する内部相とは、エチレン性不飽
和二重結合を有する重合性モノマーと光重合開始剤とを
少なくとも含有することにより構成されるものである。
一般に内部相は室温で固体状である場合が多い。
このような内部相を有するマイクロカプセルの製造方法
としては、内部相の固体状粒子を形成した後、ゼラチン
−アラビアゴム等のコンプレックスコアセルベーション
法や尿素−ホルマリン等のインサイチュ重合法により壁
材を形成して製造される。
しかしコアセルベーション法により形成する壁材は、均
一な被膜が形成できるが、一般的にガラス転移点が低い
材料が多く、転写媒体を被転写体と対向して加圧、加熱
ローラを通過させても完全に転写しない場合が多いか、
または完全に転写させる為にはローラの圧力を高くする
必要がある。
また、内部相は光と熱を付与することによりラジカル重
合を起こして硬化し転写性が変化するのであるが、ラジ
カル重合は酸素ガスの存在により重合速度が低下して、
結果として印字スピードの低下を招く。本転写媒体では
内部相を壁材で被覆することにより酸素ガスを遮断し感
度の低下を防止しているが、ガスの被膜中での透過速度
はガラス転移点を越えると極端に大きくなる。つまり加
熱することにより内部相の重合速度が極めて高くなるの
だが、反面壁材の酸素透過性が高まり、結果として記録
媒体の高感度化を妨げてしまう。
通常、コアセルベーション法で形成した壁材はアルデヒ
ド等により硬化し溶剤に対して不溶化させるが、前述し
た様に壁材のガラス転移点により転写記録媒体の特性が
左右される場合に於ては、壁材を析出した後硬化させる
方法は、析出した固体被膜中に硬化剤が十分に浸透せず
硬化度が上がらないか又は硬化度合が再現性良く制御で
きない為、必ずしも最良の方法とは言えない。
さらに、この硬化処理に於ては、一般的に加熱下に於て
行われる為、マイクロカプセルの内部相が不飽和二重結
合を有する化合物を含有し且つ固体状の混合物からなる
組成体である場合には、加熱処理により内部相の光感度
等の特性が劣化する場合がある。
本発明においては、カプセル化を従来のコアセルベーシ
ョン法による壁材の硬化処理によらず、カプセルの壁を
形成するために、壁材として分子構造中にカルボニル基
を有する高分子化合物を用い該化合物に2価以上の無機
カチオンを作用させることにより硬化させ壁を形成する
本発明に係る上記カプセル壁の形成方法は、該高分子化
合物が2価以上の無機カチオンの作用によりゲル化し硬
化する性質に基づいている。即ち、分子構造中にカルボ
ン酸を有する高分子化合物は一般的に水溶性であり、ま
た該水溶液に2価以上のカチオン性無機イオンを添加す
ると、高分子化合物分子中のカルボニル基のH+イオン
が2価以上のカチオン性無機イオンに置換され分子同士
がカルボニル基を介して架橋する結果、Tgの高い水不
溶性樹脂として析出する。この時水相中にコアが存在す
ると前記高分子化合物を壁材とするマイクロカプセルを
形成することができる。この方法によれば低温で高いT
gの壁材から成るマイクロカプセルの作製が可能であり
、この結果、硬化工程で内部相が熱により劣化を起すの
を防ぐことができ、又、該壁材は加熱によっても酸素透
過性が低下しないため内部相の反応が酵素に抑制される
ことなく、感度の高い転写記録が可能となる。
本発明に使用できる分子構造中にカルボニル基を有する
高分子化合物としては、アラビアゴム、ペクチン、カゼ
イン、キサンタンガムなどの天然半合成高分子化合物、
ポリ(メタ)アクリル酸、ポリ(アクリル酸−アクリル
酸エステル共重合体)、ポリ(メタクリル酸−メタクリ
ル酸エステル共重合体)カルボキシメチルセルロース、
イソブチレン−無水マレイン酸共重合体、メチルビニル
エーテル−無水マレイン酸共重合体、エチレン−無水マ
レイン酸共重合体等無水マレイン酸共重合体の加水分解
物等が挙げられる。
又、2価以上の無機カチオンイオンとしてはAI”、 
Mg”、 Sn”、 Ca”、 Pb2+等のイオンを
作用させることができ、実際にはこれらイオンを水性液
体中で生ずる物質、例えばAI(NO3)!。
Mg(SO4) 、 CuSO4,Mg(NO+)2.
 CuCl2等を用いることができる。
カプセルの壁を上記化合物とカチオンイオンな用いて形
成するには、以下のようにすればよい。
まず、所定量のカルボニル基を有する高分子化合物を水
等に溶解し、カプセルの内部相として用意した粒子等を
その中へ展開させる。該高分子化合物の濃度は、用いる
化合物の溶解性、分子内にもつカルボニル基の数、その
他分子の構造等により異なるが、概ね水に対し0.1 
N10wt%程度でよい。
次に、2価以上の無機カチオンイオンを水溶液中で生ず
る物質を、高分子化合物の分子内のカルボニル基と化学
当量以上の量を添加し、室温〜60℃の温度でカプセル
化を行なえばよい。添加は、高分子化合物を溶解した水
溶液を攪拌しながら滴下すればよい。カプセルの粒度と
カプセルの壁厚は水に溶解させる高分子化合物の濃度等
により制御することができる。又、2価以上のイオンを
作用させ壁材を析出させた後、再び該イオンを添加し更
に攪拌をつづけるとカプセルの粒子を安定化させ又粒度
の均一化をすることができる。
液中′に得られたカプセルは、例えばヌツチェ濾過器で
ろ過し、乾燥をすることによって回収することができる
上記の方法により、粒度3〜30μm、カプセル壁厚0
.01〜1.0μm程度のカプセルを形成することがで
きる。又、このもののガラス転移点は150℃以上程度
の範囲とすることができる。
以下本発明のこの他の構成について詳細に説明する。
本発明に於る転写記録媒体は、支持体上に担持されるマ
イクロカプセルが複数種のカプセルより構成されている
が、夫々のカプセルの感光波長域が異なり且つ、異なる
色相を呈すればフルカラー画像の形成が可能となる。
理解を容易にする為に、下記の説明に於てはマイクロカ
プセルは素体(A)、(B)、(C)の3種からなり、
これらのカプセルの感光波長域が(A) 300〜36
0nm 、  (B) 360〜430nm、(C)4
30nm以上とし、色材を顔料として説明を行うが、他
の感光波長域の分割方法および色相の発現方法、例えば
顔料、染料、ロイコ染料を使用する1 2 こと等に対しては本発明はいずれも適用可能である。
本発明に使用される光重合開始剤としては、吸収極大が
λ=300〜360nmのものとして、ベンジル、 4
,4゛−ジメトキシベンジル、 4.4゛−ジメチルベ
ンジル、 4,4°−ジヒドロキシベンジル等ジケトン
化合物、また吸収極大が360〜430nmのものとし
て、チオキサントン、2−クロロチオキサントン、イソ
プロピルチオキサントン、2.4−ジエチルチオキサン
トン、2.4−ジイソプロピルチオキサントン等チオキ
サントン誘導体、また吸収極大が430nm以上のもの
として、7−ジエチルアミン−3,3°−カルボニルビ
スクマリン、 3,3°−カルボニルビス(7−ジニチ
ルアミノクマリン)等のクマリン誘導体とS−トリアジ
ン誘導体あるいはカンファーキノンとの複合開始剤が用
いられるが、本発明は上記開始剤に限定されるものでは
ない。
前記素体(AC,(B)、(C)におけるエチレン性不
飽和二重結合を有する重合可能な化合物とは、その化学
構造中に少なくとも1つのエチレン性不飽和二重結合を
有する化合物で、モノマーオリゴマー、ポリマーなとの
化学形態をもつものである。その例としては、アクリル
酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、イソクロ
トン酸、マレイン酸などの不飽和カルボン酸とエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレン
グリコール、トリメチロールプロパン、1.3−ブタン
ジオール、ペンタエリトリトール、ジペンタエリトリト
ールなどの脂肪族多価ポリオール化合物とのエステル、
更にポリイソシアネート(必要に応じてポリオール類と
反応させておいてもよい)とエチレン性不飽和二重結合
を含むアルコール、アミン類の重付加反応により合成さ
れるウレタンアクリレート類、ウレタンメタクリレート
類、およびエポキシ樹脂とアクリル酸またはメタクリル
酸との付加反応により合成されるエポキシアクリレート
類およびポリエステルアクリレート類、スピンアクリレ
ート類などがあげられる。
またポリマーとしては、主鎖にポリアルキル、ポリエー
テル、ポリエステル、ポリウレタンなどの骨格を有し側
鎖にアクリル基、メタクリル基、シンナモイル基、シン
ナミリデンアセチル基、フリルアクリロイル基などに代
表される重合性、架橋性の反応基を導入したものがあげ
られるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
また前述の光重合開始剤と不飽和二重結合を有する重合
可能な化合物を含有する素体(A)。
(B)、(C)にはさらに公知のバインダー、UV吸収
剤、可塑剤、熱重合防止剤などの添加剤を必要に応じて
含有させることができる。
バインダーとしては不飽和二重結合を有するモノマーま
たはオリゴマーまたはポリマーと相溶性のある有機高分
子重合体であればどのようなものを使用しても構わない
。この様な有機高分子重合体として、ポリメチルアクリ
レート、ポリエチルアクリレートなどのポリアクリル酸
アルキルエステル類、ポリメチルメタクリレート、ポリ
エチルメタクリレートなどのポリメタクリル酸アルキル
エステル類、または塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプ
ロピレンなとの塩素化ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル
、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリロニトリルまたはこ
れらの共重合体、更にポリビニルアルキルエーテル、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンポリアミド
、ポリウレタン、塩素化ゴム、セルロース誘導体などが
あげられるが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
これらのポリマーは単一で用いても適当な比で2種以上
混合して用いてもよい。またバインダーとして相溶、非
相溶に限らずワックス類を用いても構わない。これらの
ポリマーは全組成中に任意な量を混和させることができ
る。
また本発明に用いられるマゼンダ顔料としては、C,1
,Pigment No、 Red 57−1. Re
d−3]、 Red122等のアゾレーキ系、モノアゾ
系、キナクリドン系の顔料が使用でき、シアン顔料とし
てはC,1,Pigment No、 Blue−60
,Blue−15−6,Blue−15、Blue−1
5−2,Blue−15−3,Blue−15−4等の
フタロシアニン系顔料が使用でき、またイエロー顔料と
してはYellow−12,−13,−14,−17,
−55,−83゜ 5 6 一154等ジスアゾ系、ベンズイミダシロン系、等が使
用できるが、本発明はこれらに限定されるものではない
つぎに前述の成分からなる素体(A)、(B)。
(C)は、固体である場合粒径約3〜約50μm、好ま
しくは7〜15μmの粒子状素体として、また素体(A
)、(B)、(C)が液状もしくは固体であっても粒径
約3〜約50μm、好ましくは7〜15μmのマイクロ
カプセルとして支持体上に物理的および化学的に結着さ
せて記録媒体とする。素体(A)、(B)、(C)の平
均粒径は10μm程度が好ましい。マイクロカプセルを
接着材により支持体上に結着させる場合、結着材として
はエポキシ系接着材、ポリエステル系、ウレタン系、ア
クリル系、ウレタンアクリル系、エチレン−酢酸ビニル
共重合体系接着材等が好ましく用いられる。
次に、本発明の記録媒体を用いた画像形成方法の具体例
を第1図に基き示す。まず、転写記録媒体1をサーマル
ヘッドの発熱抵抗体列20に重ね、サーマルヘッドの発
熱部全域をカバーするように光を照射する。照射する光
は画像形成素体(A)(B)、(C)が反応する波長の
ものを順次照射する。例えば、画像形成素体(A)、(
B)、(C)がマゼンタ、シアン、イエローのいずれか
に着色されている場合、波長λ(M)、ん(C)、λ(
Y)の光を順次照射する。
つまり、まず転写記録媒体1の転写記録層1a側から波
長λ(M)の光を照射するとともに、例えばサーマルヘ
ッドの発熱抵抗体20b 、 20cを発熱させる。す
るとマゼンタの色材を含有する画像形成素体のうち熱と
波長λ(M)の光の両方が加えられた画像形成素体(第
1a図でハツチングの施された部分。以下、硬化した画
像形成素体をハツチングで示す。)が硬化する。
次に、第1b図に示すように転写記録層1aに波長λ(
C)の光を照射するとともに発熱抵抗体20a、 20
b及び20cを発熱させると、シアンの色材の含有する
画像形成素体のうち、熱と波長λ(C)の光が加えられ
た画像形成素体が硬化する。更に、第1C図に示すよう
に、波長ん(Y)の光を照射すると共に発熱抵抗体20
c 、 20dを発熱させるとイエローの色材を含有す
る画像形成素体のうち、熱と波長λ(Y)の光が付与さ
れた画像形成素体が硬化し、最終的に硬化しなかった画
像形成素体により転写記録層lに転写像が形成される。
この転写像は次の転写工程で第1d図に示すように被転
写媒体21に転写される。
転写像が形成された転写記録媒体を転写工程で、被転写
媒体と接面させて、転写記録媒体又は被転写媒体側から
加熱し転写像を被転写媒体に選択的に転写して画像を形
成する。従ってこのときの加熱温度は、転写工程におい
て転写像のみが選択的に転写するように定められる。ま
た、転写を効率的に行うために、同時に加圧することも
有効である。加圧は、特に、表面平滑度の低い被転写媒
体を用いる場合有効である。また、転写特性を支配する
物性が室温における粘度である場合には、加圧だけで転
写が可能である。
又転写工程で加熱する事は安定的で保存性に優れた堅牢
な多色画像を得るのに適している。
以上第1a図〜第1d図で説明した例では、光をサーマ
ルヘッドの発熱抵抗体列20の全域に照射し、サーマル
ヘッドの発熱抵抗体を選択的に発熱させて画像を形成す
る方法を示したが、転写記録媒体のある部分を一様に加
熱して(第1a図で示すサーマルヘッドでいうならば、
全発熱抵抗体を発熱させる場合)、光照射を選択的に行
う事によっても同様に多色の画像を形成する事ができる
。即ち、記録信号に従って変調され、且つ転写特性を支
配する物性を変化させたい画像形成素体の色調により選
択された波長の光エネルギーを熱エネルギーと共に付与
する。
第2図(A)、(B)を用いて、本発明の記録媒体を用
いる記録装置の好適な例を説明する。
図に於いて、1は長尺シート状の本発明の転写記録媒体
であって、ロール状に巻き回して供給ロール2として装
置本体Mに着脱可能に組み込まれている。即ち、この供
給ロール2は、装置本体Mに設けられた回転自在の軸2
aに着脱可能に装填される。
 9 そこで先ずこの転写記録媒体1の先端を供給ロール2、
ガイドローラ12a、サーマルヘッド3a及びガイドロ
ーラ12bを経由し、転写ローラ4aと加圧ローラ4b
の間から剥離ローラ5、ガイドローラ12c及び12d
によって変向して巻き取りロール6へ至らせ、その先端
を巻き取りロール6にグリッパ−(図示せず)等の手段
により係止する。その後は公知の駆動手段によって巻き
取りロール6を矢印C方向にトルクを与えながら、転写
ローラ4aを回転させることによって、転写記録媒体1
が矢印a方向に繰り出され、巻き取りロール6の周面に
順次巻き取られていくものである。
尚、前記巻き取りの際に供給ロール2には、例えばヒス
テリシスブレーキ(図示せず)によって一定のパックテ
ンションが与えられ、このテンション及び前記ガイドロ
ーラ12a、12bによって、転写記録媒体1はサーマ
ルヘッド3aに対して一定の圧力で、且つ一定の角度で
圧接しつつ搬送されるように構成されている。
 0 記録部は熱エネルギーを記録媒体1に付与するための加
熱手段と、光エネルギーを同じく転写記録媒体lに付与
するための光照射手段とから構成されている。
加熱手段は、サーマルヘッド3aの表面に画信号に応じ
て発熱する例えば幅0.2mmであって8ドツト/mm
のA−4サイズ用、ラインタイプの発熱抵抗体列20が
配列されてなり、前述した通り転写記録媒体1の支持体
lb側が搬送の際のバックテンションによって前記発熱
抵抗体列20に所定圧力をもって圧接するように構成さ
れている。尚、前記画信号は用途に応じて、例えばファ
クシミリ、イメージスキャナ、或いは電子黒板等の制御
部から発せられる。
一方、前記サーマルヘッド3aと対向した転写記録層l
a側には、光照射手段が配設されている。光照射手段と
しては、発光波長域が互いに異なり、素体(A)、(B
)、(C)を夫々個別に反応させることができる3本の
蛍光灯、例えば、東芝製FL10A70E35/33T
15 (ピーク波長335nm)、東芝製FLIOA7
0E39/33T15 (ピーク波長390nm)、東
芝製FL10A70B/33TI5 (ピーク波長45
0nm)等を用いても良いが、第2(b)図に示す様に
、分光透過率として例えば第3図に示す特性を有する厚
さ2mmのガラス(西ドイツ、 5CHOTT社製、D
IIRAN50)製の円筒よりなる回転体3Cが3組の
ローラ対3d、3e、3fによって回転可能に支持され
、モーターにより前記ローラ3dを駆動回転することに
よって一定速度で回転するように構成しても良い。
前記回転体3Cの内面には、3種類の蛍光体100、1
01.102が円筒方向120度(3等分)づつ塗布さ
れており、これら蛍光体は回転体3C内に配設された光
源3g(例えば東芝製の殺菌ランプGL−20)からの
光によって励起して蛍光を発する。
蛍光体+00.101.102の光はピーク波長が夫々
300〜360nm 、 360〜430nm 、 4
30〜600nmの範囲にあり、その半値幅はなるべく
小さい事がクロストークを抑える上で必要である。
300〜360nmの波長域にピーク波長を有する蛍光
体100としては、タリウム付活カルシウムリン酸塩(
Ca (PO4) 2・TI)あるいは、タリウム付活
カルシウム亜鉛リン酸塩((Ca−Zn) 3(PO4
) 2 : Tl”)を主成分とするものが良い。これ
らの蛍光材料は、発光強度が高く非常に好ましい。
360〜430nmの波長域にピーク波長を有する蛍光
体101としては、ユーロピウム付活ストロンチウムマ
グネシウムビロリン酸塩((Sr、 Mg) 2P20
7・Eu)を主成分とするものが好ましい。
430〜600nmの波長域にピーク波長を有する蛍光
体+02としては、ユーロピウム付活バリウムマグネシ
ウムアルミン酸塩(Ba、MgAl+aOz7・Eu)
を主成分とするものが好ましい。
第4図でわかるように、各蛍光体100.101゜10
2のピーク波長は、それぞれ300〜360nmの範囲
内、360〜430nmの範囲内、430〜600nm
の範囲内に存在する。例えば、タリウム付活カルシウム
リン酸塩は335nm (グラフ100)に、ユーロピ
ウム付活ストロンチウムマグネシウムビロリン酸塩 3 は395nm (グラフ101)に、またユーロピウム
付活バリウムマグネシウムアルミン酸塩は453nmに
それぞれピーク波長を有する。
蛍光体100.101.102には上記材料の他に、バ
インダーやその他の添加物を混ぜてもかまわないが、蛍
光体100.101.102のそれぞれの重量に対して
90重量%以上は上記の蛍光を発する材料で占められる
ことが好ましい。
[実施例] 実施例1 第1.2.3表に示す成分夫々50gを下記に示す方法
にてマイクロカプセル化した。
マイクロカプセルの製造方法・ 100gの水、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体
(クレハ化学社:イソバンー10)のNaOH水溶液(
ポリマー濃度20.6%)26gを混合し、ここにペク
チン3.1gを添加して20分間攪拌した。
次いで、20%硫酸溶液でpHを4.0とした。
ホモミキサーで3000rpmで攪拌しながら、第1表
に示す成分20gを40gのクロロホルムで溶解し 4 た溶液を10〜15秒間で投入し、そのまま10分間乳
化を行った。乳化液を500mJ2のビーカーに移し、
液温を0℃とし攪拌羽根で一昼夜攪拌して溶媒を除去し
た。乳化液を0℃の水、1βに投入してしばらく攪拌し
た後、ヌツチェ濾過器により濾過を行い、得られた内部
相粒子を40℃の順風乾燥機にて1昼夜かけて乾燥した
5gのカルボキシメチルセルロース(ゼネラル・サイエ
ンス・コーポレーション)を溶解した200gの水に、
前記内部相粒子を展開し、室温に於て1wt%Mg (
SO4)水溶液を滴下して壁材の析出を行った。壁材を
析出した後、更に10wt%Mg (SO4) 2水溶
液を5cc添加し1時間攪拌した後、ヌッチェ濾過器で
マイクロカプセルを濾過し、乾燥を行った。
第1表 第3表 第2表 第2.3表に示す成分も同様にしてマイクロカプセルと
し素体(A)、(B)、(C)を作製した。
尚、素体(A)、(B)、(C)の平均粒度は8.0〜
12.0μm、壁材のガラス転移点は140℃〜160
℃程度であった。
PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム(厚さ
6μm)上に熱可塑性ポリエステル(日本合成化学工業
、ポリエスタ−011)をトルエンで希釈しアプリケー
タにて厚さ0.5μmに塗布した。次いで素体(A)を
フィルム上にふりかけて 7 8 展開し、結着しない粒子を振り落とした。前記フィルム
を厚さ 100μmと50μmのPETフィルムで挟み
、温度110℃、圧力2〜3 kg/cm2のヒートロ
ーラを通過させた後、PETフィルムを剥離し、素体(
A)を強固にPETフィルムに付着させた転写記録媒体
を作製した。同様にして、素体(B)、(C) 、及び
素体(A)、(B)、(C)を等量混合した転写記録媒
体を作製した。
素体(A)からなる転写記録媒体をロール状に巻き回し
て、第2図に示す装置に組み込んだ。尚サーマルヘッド
としては幅2mm、8ドツト/mmのA−4サイズのラ
インタイプで、発熱素子列がエツジ部に配列されている
ものを用いた。
また光源としては、ガラス管に各々 120度の塗り分
は角にて、タリウム付活カルシウムリン酸塩、ユーロピ
ウム付活ストロンチウムマグネシウムピロリン酸塩、ユ
ーロピウム付活バリウムマグネシウムアルミン酸塩を塗
り分けた物を使用した。
次いで、第5図のタイミングチャートに示すように、ラ
ンプ及びサーマルヘッドに通電を行った。尚サーマルヘ
ッドへの通電は素体(A)が約100℃の温度となる様
に電圧及び駆動信号を制御した。通電時間τを変化させ
、信号は付与された箇所の素体(A)が全く転写しなく
なる時間を求めたところ、そのパルス幅(感度と定義す
る)は^p = 335nmの光に対しては15m5.
素体(B)、素体(C)はλp =、390nm 、λ
p =450nmの光に対しては夫々25msであった
次いで素体(A)、(B)、(C)より形成される転写
記録媒体に対して第6図に示すタイミングで通電を行っ
たところ、良好な高品位多色画像を形成できた。
実施例2 第1.2.3表に示す成分を実施例1と同様にして内部
相粒子を作製し、次いでポリメタクリル酸(ゼネラルサ
イエンスコーポレーション)5gを溶解した水200g
に展開して、実施例1と同様にマイクロカプセルを作製
した。
実施例1と同様にして、前記カプセルをPET上に担持
せしめて転写記録媒体を作製し、次いで図2に示す装置
にて作画を行ったところ、良好な画像を形成できた。
[発明の効果] 以上説明した様に、本発明によれば、カルボニル基を有
する高分子化合物に2価以上のカチオン性無機イオンを
作用させて壁材を形成したマイクロカプセルを用いるこ
とで、低温硬化でもTgの高い壁材となり、高感度で且
つ転写性の良好なカプセルが得られ、かぶり、白抜けの
少ない多色の転写記録媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による転写記録媒体により多色記録が可
能である原理を示す図である。 第2(A)、(B)図は本発明による転写記録媒体によ
り多色記録を実施する装置の一例を示す図である。 第3図は本発明に使用できる光源、即ち蛍光体を担持す
る石英管の波長と透過率の関係を示す図である。 第4図は蛍光体の発光特性の一例を示すグラフである。 第5.6図は実施例2で行なった光源とサーマルヘッド
に印加する信号のタイミングチャートを示す図である。 l :転写記録媒体 1a:転写記録層 1b=支持体 2 :供給ロール 2a:軸 3a:サーマルヘッド 3C:回転体 3d”f:ローラ対 3g:光源 4a:転写ローラ 4b=加圧ローラ 5 :剥離ローラ 6 :巻き取りロール 12a〜dニガイトローラ 20:発熱抵抗体列 1 2 20a−d:発熱抵抗体 100、101.102 :蛍光体 M :本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上にマイクロカプセルから成る記録層が設けられ
    てなる転写記録媒体において、該マイクロカプセルの内
    部相は少なくとも光重合開始剤、及び光と熱エネルギー
    の付与によって転写特性が変化するエチレン性不飽和二
    重結合を有する化合物を含有しており、かつ該マイクロ
    カプセルの壁は分子構造内にカルボニル基を有する高分
    子化合物と2価以上の無機カチオンイオンとから少なく
    とも成る構造を有する壁材から成ることを特徴とする転
    写記録媒体。
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