JPH037947A - オーバーヘッドプロジェクター用透明フィルム - Google Patents

オーバーヘッドプロジェクター用透明フィルム

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JPH037947A
JPH037947A JP17158688A JP17158688A JPH037947A JP H037947 A JPH037947 A JP H037947A JP 17158688 A JP17158688 A JP 17158688A JP 17158688 A JP17158688 A JP 17158688A JP H037947 A JPH037947 A JP H037947A
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JP
Japan
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film
coating layer
colloidal silica
water
copying machine
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JP17158688A
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Inventor
Shiyunichirou Mukouyoshi
向吉 俊一郎
Tsunefumi Yamori
矢守 恒文
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Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、電子複写機による複写適性に優れたオーバー
ヘッドプロジェクタ−(以下OHPと略す)用透明フィ
ルムに関し、さらに水性インキによる筆記特性やインク
ジェット、ペンプロッタ−等の水性インクを用いる各種
プリンター用としても優れた適性を有するOHP用フィ
ルムに関するものである。
「従来の技術」 近年、OHPは会議や講演会、或いは教育用として広く
使用されるようになった。OHP用にはA4版程度の透
明フィルム原稿が用いられ、通常この上に油性ペンを用
いて筆記したり、電子複写機により書籍、文献、文書な
どから文字、図面などが複写される。
電子複写機を使用する際、未処理のプラスチックフィル
ムを使用すると、フィルムの表面抵抗値が高すぎるため
媒体からの潜像の転写が悪く、文字、図面が鮮明に再現
されなかったり、帯電のために複写機内で重送したり、
フィルムがつまったりする問題が生じてくる。さらに現
像後のトナーのフィルムへの密着性が不十分となりトナ
ーが脱落しやすい。
このため、フィルムの表面処理を行う方法が提案されて
おり、例えばプラスチックフィルム上にマット化剤を含
有した有機溶剤可溶な樹脂を塗工し、帯電防止剤を添加
して塗工層の表面抵抗値を109〜IQISΩに調整す
る方法が従業されている(特公昭5l−34734)。
しかしながら、上記のような処理を施した透明フィルム
は、電子複写機の適性には優れているが、溶剤を多量に
使用するために安全性の面で問題があり、また、乾燥工
程に多大なエネルギーを要し生産性の面でも劣っている
さらにフィルム上に直接、或いは複写した文字、図面上
に書き込みをしたり着色したりして視覚効果を高めたい
場合があるが、この際水性ペンでは筆記が全くできない
といった欠点を有する。
また、定着したトナーを溶剤系の修正液により修正した
い場合があるが、上記の如き溶剤系の樹脂による塗工層
は溶剤に侵されやすく、修正の際に塗膜が溶解して外観
が悪(なるなどの欠点を有する。
「発明が解決しようとする課題点J 本発明者等は、電子複写適性、水性インク記録適性に優
れたOHP用透明フィルムに関し鋭意研究を重ねた結果
、電離放射線硬化型の親水性モノマー及び/又はオリゴ
マー(プレポリマー)を主成分とする組成物を透明プラ
スチックフィルムの片面或いは両面に塗工し、電離放射
線の照射により硬化させて塗工層を形成させることによ
り、水性インクの記録適性すなわち筆記性さらに定着性
、乾燥性に優れたOHP用透明フィルムが得られること
を見出し先に特願昭62−298099号として出願し
た。
しかし、該フィルムにはなお改良の余地が残されており
、例えば塗工層表面の滑り性や耐ブロッキング性が不十
分で、使用する複写機によっては電送、フィルム詰まり
等のトラブルが発生する恐れのあることがわかった。
このため滑り性、耐ブロッキング性の改善についてさら
に検討を重ねた結果、コロイダルシリカを塗工層中に含
有せしめることにより、該フィルムの特性を損なうこと
な(滑り性や耐ブロッキング性が著しく改良され、結果
的に電子複写機における走行性に優れたフィルムが得ら
れることを見出し本発明を完了するに至った。
「課題を解決するための手段」 本発明は、電離放射線硬化型の親水性モノマー及び/又
はオリゴマー(プレポリマー)を主成分とする組成物が
、フィルムの片面或いは両面に塗工され、該塗工層が電
離放射線により硬化せしめられているオーバーヘッドプ
ロジェクタ−用透明フィルムにおいて、該塗工層中にコ
ロイダルシリカが含有せしめられていることを特徴上す
るオーバーヘッドプロジェクタ−用透明フィルムである
「作用」 本発明で用いる支持体は、透明なプラスチックフィルム
であり、電子複写機を使用する場合には、トナーを定着
させるために熱ロールを通過するため、耐熱性に優れた
ものを使用する必要がある。
このようなフィルムとしてはポリエステル、ポリサルフ
ォン、セルロースエステル、ポリアミド、ポリイミド等
のフィルムが例示される。
本発明で使用される電離放射線硬化型の親水性のモノマ
ー及び親水性のオリゴマー(プレポリマー)は特に限定
するものではないが、具体的には下記の様なものが挙げ
られる。
(イ)(メタ)アクリル酸や、 CH,=CR,COO,(CH!、CHR,C00)、
H(1≦n≦20、Rは水素原子又はメチル基を示す)
で表される(メタ)アクリル酸グイマートリマー等のエ
チレン性不飽和モノカルボン酸、又はエチレン性不飽和
モノカルボン酸等で代表されるカルボキシル基を含有す
る単官能モノマー、及びこれらのアルカリ金属塩、アン
モニウム塩、アミン塩等のカルボン酸塩基を含有する単
官能モノマー(ロ)エチレン性不飽和(メタ)アクリル
アミド又はアルキル置換(メタ)アクリルアミド、N−
ビニルピロリドン等で代表されるアミド基含有モノマー (ハ)脂肪族又は芳香族ビニルスルホン酸類で代表され
るスルホン酸基含有単官能モノマー、及びこれらのアル
カリ金属塩、アンモニウム塩、アミン塩等のスルホン酸
塩基を含有する単官能モノマー (ニ)2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、グ
リセリンアクリレート等のOH基含有単官能モノマー (ホ)グリシジル(メタ)アクリレート等のエポキシ基
含有単官能モノマー (へ)4級アンモニウム塩基含有単官能モノマ(ト)親
水性セグメント、例えばポリN−メチロールアクリルア
ミド、ポリ2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ポリ
エチレングリコール等の片末端に(メタ)アクリロイル
基を持つ親水性マクロモノマー (イ)エチレングリコールジ(メタ)アクリレト、ジエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、またポリエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート等のポリエーテルを骨格
として両端に(メタ)アクリロイル基が導入されたもの
。さらに、ポリエーテルを骨格として両端にジイソシア
ネートを介在させて水酸基を内含する(メタ)アクリレ
ートを結合させたポリエーテルウレタン(メタ)アクリ
レート。
なお、上記ポリエーテルは−(M−0)−の操り返し単
位を有するポリマーであり、Mはメチレン基、エチレン
基、ポリメチレン基、及びそれらの誘導体のいずれかで
あり、単一のものであっても2種以上が含まれていても
良いが、エチレン基が好ましい。
(ロ)N、N’−メチレンビス(メタ)アクリルアミド
(ハ)アクリルアミドもしくはアクリルアミド誘導体と
、グリオキザール等の(ジ)アルデヒド類とを触媒の存
在下で反応させることによってgj鎖に放射線反応性の
官能基として少なくとも下記CI)式 (Rは水素原子又はメチル基を示す) を複数個導入した天然又は合成の水溶性高分子化合物。
なお天然の高分子化合物としては、カゼイン、ゼラチン
、澱粉系多tfN類(デキストリン、可溶性澱粉、α化
澱粉、プルラン等)とその誘導体及びセルロース誘導体
にトロセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース等)がある。
また、合成高分子化合物としては、完全鹸化ないし部分
鹸化のポリビニルアルコール等が挙げられる。
(ニ)(メタ)アクリロイル基、ハロ(メタ)アクリロ
イル基、N−メチロールアクリルアミドから選ばれる少
なくとも一種の官能基を複数個有するポリビニルアルコ
ール等。
これらのモノマー或いはオリゴマー(プレポリマー)は
単独でも使用できるし適宜混合して使用しても良いが、
硬化密度が高くなりすぎると水性インキによる筆記性が
低下し、また、硬化密度が低すぎると塗膜強度が低下し
且つ耐水性も低下してくるため、官能基の数や分子量等
を考慮して選択することが必要である。
一般に単官能上ツマ−と多官能モノマー及び/又はオリ
ゴマー(プレポリマー)を組み合わせて使用すると良好
な結果が得られやすい。また、多官能のモノマー及びオ
リゴマー(プレポリマー)の中でも、両末端に(メタ)
アクリロイル基を有するポリオキシエチレン化合物をそ
の一部或いは全部として使用すると、特に水性インクの
記録性や帯電防止性に優れており好ましい。
これらのモノマー及び/又はオリゴマー(プレポリマー
)はそのままでも使用できるが、親水性の溶媒に溶解ま
たは分散させて塗布組成物とすることもできる。
親水性の溶媒としては水、メチルアルコール、エチルア
ルコール、プロピルアルコール、メチルセロソルブ、エ
チルセロソルブ等が例示されるが、安全性や管理の行い
易さという点では水を使用するのが好ましい。
この際、電離放射線を照射する前に乾燥することもでき
るが、溶媒をある程度含有したまま照射すると、より良
好な水性インクの筆記性が得られる。この場合塗液の固
形分濃度は10〜95重量%、好ましくは30〜80重
量%が適当である。
なお、これらのモノマー及び/又はオリゴマー(プレポ
リマー)は親水性の溶媒に分散させるより溶解させた方
が、一般に透明で強固な塗膜が得られやすいので好まし
い。
塗工層が親水性の溶媒を含有した状態で電離放射線を照
射する場合、親水性の溶媒は一部又は全部が蒸発するこ
とになるが、電離放射線を照射後になお塗膜がべたつく
ようであれば、さらに乾燥工程を設けて乾燥させること
が好ましい。
本発明による方法で得られたOHP用フィルムが、水性
インクによる記録性(筆記性、定着性、乾燥性)に優れ
、且つ耐水性を有する理由については必ずしも明らかで
はないが、以下のように想定される。
即ち、親水性のモノマー及び/又はオリゴマー(プレポ
リマー)は、電離放射線の照射により重合及び架橋反応
を起こし、適度な架橋密度を有する親水性の網目構造を
持つ塗工層が形成され、吸水能を持つようになるものと
推定さる。このようにして形成された親水性の網目構造
内に水性インクは速やかに吸収され保持されるため、水
性インクによる記録性(筆記性、定着性、乾燥性)に優
れるものと考えられる。またこの際、親水性の溶媒が存
在すると架橋密度が高くなるのが程よく抑制され、さら
に親水性の溶媒は電離放射線の照射によりその一部また
は全部が瞬時に蒸発し、この際塗工層中に均一な微孔が
形成されるため記録性がさらに向上するものと考えられ
る。なお、この塗膜は架橋構造を有しているので耐水性
・耐溶剤性にも優れるものである。
本発明においては、塗工層表面の滑り性や耐ブロッキン
グ性を改善するために、塗工用組成物中にコロイダルシ
リカを添加することを特徴とする。
ここでコロイダルシリカとは、無水珪酸の超微粒子を水
中に分散せしめたアニオン性のコロイド状分散液であり
、1〜200mμの平均粒子径を持つものである。これ
らは、スノーテックス(口座化学■) 、Catalo
id (触媒化成工業■)等の銘柄で市場に出ている。
これらのコロイダルシリカは、シロキサン結合を有する
ため塗工層表面の滑り性や耐ブロッキング性を向上させ
るものと考えられる。
上記コロイダルシリカの配合量は、親水性のモノマー及
び/又はオリゴマー(プレポリマー)100重量部に対
して1−100重量部が適当であり、好ましくは、4〜
30重量部である。1重量部未満だと目的とする効果が
ほとんど得られず、100重量部を越えると水性インク
の記録性や透明性、耐水性等が劣ってくる。
上記組成物は、親水性の七ツマ−及び/又はオリゴマー
(プレポリマー)を使用するため、表面抵抗値が108
〜1015程度の範囲のものが得られ、このため電子複
写機による複写の際転写画像の鮮明なものが得られる。
また、帯電しにくいため、複写の際のフィルムの重送や
フィルム詰まりさらにホコリの付着の少ないものが得ら
るが、必要に応じてさらに帯電防止剤を適量添加して、
表面抵抗値を調節することももちろん可能である。
上記組成物は、コロイダルシリカが配合されているため
、その塗工層表面は滑り性に優れているが、マット化剤
を0.05〜5%程度添加すると、その効果がさらに著
しく良くなるため好ましい。
マット化剤としては、粒径が0.5〜10μ程度の無機
及び有機の微粒子粉末が挙げられ、無機系のものとして
は二酸化硅素、炭酸カルシウム、タルクなどがあり、有
機系のものとしてはポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リスチレン、ポリエステルなどの微粒子が挙げられる。
さらに、上記組成物には必要に応じて、例えば分散剤、
染料、顔料、湿潤剤、レベリング剤、消泡剤等の各種添
加剤また前述した以外の電離放射線硬化型のモノマー及
び/又はオリゴマー(プレポリマー)や非電離放射線硬
化型 樹脂を本発明の効果を阻害しない範囲で添加する
こともできる。
本発明の塗布組成物は、支持体の片面或いは両面に塗布
されるが、この場合の塗布手段は、−i公知の、例えば
バーコーター、ロールコータ−エヤーナイフコーター、
グラビヤコーター、オフセットグラビヤコーターなどの
塗工機が用いられる。
上記塗布組成物の塗布量は固形量で0.1〜20g/r
rf、より好ましくは0.2〜10g/ポの範囲である
。因みに、0.1g/rrr未満では本発明の目的とす
る効果を得ることが難しく、20g/rrfを越えると
その効果が飽和状態となり無意味である。
なお、支持体の塗布面は予め必要に応じてアンカーコー
ト処理、コロナ放電処理、放射線処理、プラズマ処理等
によって前処理し、塗布面のぬれやすさを改良したり、
塗工層の密着性を改良することができる。
本発明の方法では、上述のようにして形成された塗布組
成物の塗工層を電離放射線の照射により硬化させるが、
電離放射線としては、例えば電子線、紫外線、α線、β
線、γ線、X線等が挙げられる。α線、α線、γ線及び
X線は人体への危険性といった問題が付随するため、取
扱が容易で、工業的にもその利用が普及している電子線
や紫外線が好ましく用いられる。
電子線を使用する場合、照射する電子線の量は0.1〜
2QMrad程度の範囲で調節するのが望ましい* O
−I Mrad未満では十分な照射効果が得られず、2
0Mradを越えるような照射はある種のプラスチック
フィルムを劣化させる恐れがあるため好ましくない。
電子線の照射方法としては、例えばスキャニング方式、
カーテンビーム方式、ブロードビーム方式等が採用され
、電子線を照射する際の加速電圧は100〜300kV
程度が適当である。尚、電子線照射方式は、紫外線照射
に比べて生産性が高く、増感剤添加による臭気、着色の
問題がなく、更に均一な架橋構造をとりやすいといった
利点がある。
紫外線を使用する場合には、塗布組成物中に増感剤を配
合する必要があり、例えばチオキサントン、ベンゾイン
、ベンゾインアルキルエーテルキサントン、ジメチルキ
サントン、ベンゾフェノン、アントラセン、2.2−シ
ェド、キシアセトフェノン、ベンジルジメチルケタール
、ベンジルジフェニルジスルフィド、アントラキノン、
1−クロロアントラキノン、2−エチルアントラキノン
、2−ter−ブチルアントラキノン、N、 N’−テ
トラエチル−4,4°−ジアミノベンゾフェノン、1.
1−ジクロロアセトフェノン等の増感剤の一種以上が適
宜配合される。
尚、増感剤の使用量は塗布組成物中の電離放射線硬化型
のモノマー及び/又はオリゴマー(プレポリマー)に対
して0.2〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%
程度の範囲で調節するのが望ましい、さらに、このよう
な増感剤に加えて硬化を促進するために、例えばトリエ
タノールアミン、2−ジメチルアミノエタノール、ジメ
チルアミノ安息香酸、ジメチルアミノ安息香酸イソアミ
ル、ジオクチルアミノ安息香酸、ジメチルアミノ安息香
酸ラウリル等の第三級アミン類を塗布組成物中の電離放
射線硬化型モノマー及び/又はオリゴマー(プレポリマ
ー)に対して0.05〜3重量%程度配合することもで
きる。
紫外線照射用の光源としては、1〜50個の紫外線ラン
プ(例えば数+e+wHgから約10気圧までの動作圧
力を有する低圧、中圧、高圧水銀ランプ)、キセノンラ
ンプ、タングステンランプ等が用いられ、5000〜8
000μW/cd程度の強度を有する紫外線が好ましく
照射される。
「実施例」 以下に実施例を示し本発明をより具体的に説明するが、
勿論これらに限定されるものではない。
なお、特に断らない限り例中の1部」及び「%」はそれ
ぞれ「重量部」及び「重量%」を示す。
実施例1〜3、比較例1 塗布組成物を塗工する面に、アンカーコートによる易接
着処理を施し、裏面に帯電防止剤を塗布したポリエチレ
ンテレフタレートフィルム(厚さ100μm)に下記の
塗布組成物を乾燥重量が4g/rrfとなるように塗布
し、ついで電子線照射装置(エレクトロカーテンCB1
50  : ES 1社製)を用いて5Mradの電子
線を照射して4種類のOHP用透明フィルムを得た。な
お、帯電防止剤を塗布した裏面の表面抵抗値は4X10
”Ωであり、動摩擦係数は0.32であった(測定法は
後述)。
[塗布組成物〕 (実施例1) 下記(ff)式の構造を有する親水性のプレポリマー(
ENT2000;関西ペイント■製)の50%水溶液1
20部、 (nζ45) アクリルアミドの50%水溶液40部、ポリエチレング
リコールジアクリレート(平均分子量400のポリエチ
レングリコールの両末端にアクリロイル基を導入したも
の)20部、よりなる混合物180部に、コロイダルシ
リカ(Cataloid  S N ;触媒化成工業■
)の20%分散液80部を配合し、さらにシリカ微粉末
(平均粒径4μm)を0.5部添加した混合塗布組成物
(実施例2) 実施例1において、コロイダルシリカ(スノーテックス
;口座化学■)の20%分散液50部配合した以外は実
施例1と同様の混合塗布組成物。
(実施例3) ポリエチレングリコールジアクリレート(平均分子量1
000のポリエチレングリコールの両末端にアクリロイ
ル基を導入したもの)の50%水溶液80部、ポリエチ
レングリコールジアクリレート(平均分子量400のポ
リエチレングリコールの両末端にアクリロイル基を導入
したもの)20部、及びアクリルアミドの50%水溶液
80部よりなる混合物180部に、コロイダルシリカ(
Cataloid  S N ;触媒化成工業■)の2
0%分散液80部を配合し、シリカ微粉末(平均粒径4
μm)を0.5部添加した混合塗布組成物。
(比較例1) 実施例1において、コロイダルシリカが添加されていな
い混合塗布組成物。
又、市販されているOHP用フィルムを比較例とした。
(比較例2) 市販のOHP用フィルム(A) (比較例3) 市販のOHP用フィルム(B) なおこれらは、厚さ100μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルムの両面にマット化剤を含有した有機溶剤
可溶な樹脂を塗工したものである。
(比較例4) 市販のOHP用フィルム(C) このものは厚さ100 μmのポリエチレンテレフタレ
ートフィルムの両面に帯電防止剤を塗工したものである
(比較例5) 未処理の厚さ100μmのポリエチレンテレフタレート
フィルムをもちいた。
以上の如くして得られた8種類のフィルムにつき、水性
インクの筆記性、水性インクの定着・乾燥性、耐水性、
耐溶剤性、透明性、表面抵抗値、動摩擦係数、電子複写
機走行性、複写画像濃度、トナ一定着性についてそれぞ
れ以下の如き評価方法によって評価を行い、その結果を
表1に示した。
(1)水性インクの筆記性 水性蛍光マーカー(コクヨー製)を用いてフィルムに筆
記し、はじきの有無を目視判定した。
◎:はじきを全く生じなかった。
Δ:はじきがあり実用上問題のあるレベルであった。
×:はじきが著しく筆記ができなかった。
(2)水性インクの定着・乾燥性 水性蛍光マーカー(コクヨー製)を用いてフィルムに筆
記した後指で軽くこすり、定着するまでの時間を評価し
た。
◎:5秒以内に定着した。
O:60秒以内に定着し、実用上問題のないレベルであ
った。
×:1時間を越えても定着せず指でこすると記録がとれ
た。
(3)耐水性 スポイトで3滴の水を塗工層上に滴下し、ガーゼで拭き
取った後の塗工層の損傷を評価した。
O:塗工層に全く損傷がなかった。
×:塗工層ごと全てが拭き取られた。
(4)耐溶剤性 スポイトで3滴のトルエンを塗工層上に滴下し、ガーゼ
で拭き取った後の塗工層の損傷を評価した。
O:塗工層に全く損傷がなかった。
×:塗工層ごと全てが拭き取られた。
(5)透明性 市販のOHP用フィルム(A、B)と比較して透明性を
目視により評価した。
◎:市販のフィルムより優れている。
O:市販のフィルムと同等である。
(6)表面抵抗値 温度20°C1湿度65%RHで、JIS C2122
に準じて測定した。(単位;Ω) (7)動摩擦係数 温度20℃、湿度65%RHで、未処理のポリエチレン
テレフタレートフィルムと塗工面との間の動摩擦係数を
ASTM D 1894に準じて測定した。
(8)電子複写機走行性 電子複写機(SF−770?シャープ■製)を用い、フ
ィルム50枚を重ねて給紙トレイに入れ、連続複写を行
った。
O:重送、フィルム詰まりが全くなかった。
Δ:50枚中5枚以下の重送、フィルム詰まりが生じた
×:50枚中6枚以上の重送、フィルム詰まりが生じた
(9)画像濃度 電子複写機(SF−770:シャープ■製)を用いて複
写した画像の濃度を、目視により市販のOHP用フィル
ム(A、B)と比較した。
○:市販のOHP用フィルム(A、B)と同等の画像濃
度を有していた。
Δ:市販のOHP用フィルム(A、B)より画像濃度が
やや薄く濃度にむらがあった。
00)トナ一定着性 電子複写機(SF−770:シャープ■製)を用いて複
写した画像・文字の上に15n+m幅のセロハンテープ
(NITTO■製)を粘着させた後、急速に引き剥がし
てトナーの剥離状態を目視判定した。
O:トナーがほとんど剥離しなかった。
×:トナーがほとんど剥離した。
表1 (備考)表1の(1)〜(IIは下記の通り。
(1)水性インクの筆記性 (2)水性インクの定着・乾燥性 (3)耐水性     (4)耐溶剤性(5)  透明
性     (6)表面抵抗値(7)動摩擦係数 (8)電子複写機走行性 (9)複写画像濃度 0ω トナ一定着性 「効果j 本発明によるOHP用透明フィルムは、表1より明らか
なように、電子複写機による走行性やトナ一定着性など
の複写適性に優れたものであった。また水性インクによ
る記録性に優れ、且つ耐水性、耐溶剤性にも優れており
、油性ペンのみならず、水性ペンや水性マーカーで自由
に筆記でき、さらに溶剤系のトナー修正液を用いて修正
をおこなってもフィルムの塗工面が侵されず修正性に優
れていた。
本発明によるOHP用透明フィルムに水性ペンや水性マ
ーカーで筆記・着色したものをOHPを用いてスクリー
ンに投影したところ、鮮明且つコントラストの高い投影
像が得られた。
以上のように本発明によるOHP用透明フィルムは、従
来のものに比べ様々な長所を有し、極めて商品価値の高
いものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電離放射線硬化型の親水性モノマー及び/又はオリゴマ
    ー(プレポリマー)を主成分とする組成物がフィルムの
    片面或いは両面に塗工され、該塗工層が電離放射線によ
    り硬化せしめられているオーバーヘッドプロジェクター
    用透明フィルムにおいて、該塗工層中にコロイダルシリ
    カが含有せしめられていることを特徴とするオーバーヘ
    ッドプロジェクター用透明フィルム。
JP17158688A 1988-07-08 1988-07-08 オーバーヘッドプロジェクター用透明フィルム Pending JPH037947A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17158688A JPH037947A (ja) 1988-07-08 1988-07-08 オーバーヘッドプロジェクター用透明フィルム

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JP17158688A JPH037947A (ja) 1988-07-08 1988-07-08 オーバーヘッドプロジェクター用透明フィルム

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JPH037947A true JPH037947A (ja) 1991-01-16

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17158688A Pending JPH037947A (ja) 1988-07-08 1988-07-08 オーバーヘッドプロジェクター用透明フィルム

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JP (1) JPH037947A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5395677A (en) * 1992-06-29 1995-03-07 Fuji Xerox Co., Ltd. Transparent electrophotographic film

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5395677A (en) * 1992-06-29 1995-03-07 Fuji Xerox Co., Ltd. Transparent electrophotographic film

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