JPH04102777U - ワークの組立用治具装置 - Google Patents
ワークの組立用治具装置Info
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- JPH04102777U JPH04102777U JP422791U JP422791U JPH04102777U JP H04102777 U JPH04102777 U JP H04102777U JP 422791 U JP422791 U JP 422791U JP 422791 U JP422791 U JP 422791U JP H04102777 U JPH04102777 U JP H04102777U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】主ワークに形成された開口部内に収納されて前
記基体部を介して主ワークに組付けられる副ワークを、
その主ワークへの組付時に主ワークの開口部及びその周
辺との位置関係が所定の位置関係となるように組立てる
ことができる治具装置を提供する。 【構成】副ワークの基体部を位置決め支持する支持体4
と、支持体4の周囲に配設された疑似開口部5とを備え
る。疑似開口部5は、開口側部形成板17,17及び開
口後部形成板18により形成され、これらを揺動自在と
することにより、支持体4に支持された基体部に部品等
を組付可能とする。
記基体部を介して主ワークに組付けられる副ワークを、
その主ワークへの組付時に主ワークの開口部及びその周
辺との位置関係が所定の位置関係となるように組立てる
ことができる治具装置を提供する。 【構成】副ワークの基体部を位置決め支持する支持体4
と、支持体4の周囲に配設された疑似開口部5とを備え
る。疑似開口部5は、開口側部形成板17,17及び開
口後部形成板18により形成され、これらを揺動自在と
することにより、支持体4に支持された基体部に部品等
を組付可能とする。
Description
【0001】
本考案は、自動車のリトラクタブルヘッド等のように、基体部に複数の部品を
組付けることにより組立てられ、主ワークに形成された開口部に収納されて該主
ワークに組付けられる副ワークを組立てるための治具装置に関する。
【0002】
例えば、自動車のリトラクタブルヘッドランプは、基体部に、ヘッドライトや
モータ、外面カバー部品(所謂、リッド)等をボルトやナット等により組付ける
ことにより組立られ、その車体への組付けに際しては、該リトラクタブルヘッド
ランプをその組立状態で車体の前部上面部の側部に形成された開口部内に収納し
て、前記基体部をボルトやナット等により車体の所定の位置に固定することによ
り該車体に組付けられる。
【0003】
この場合、特に、上記外面カバー部品は、車体の外面部に露出する部品である
ので、その外観上の理由等により、該外面カバー部品の外周部と車体の開口部と
の間には所定の隙間が要求され、また、該外面カバー部品の上面部は車体のボン
ネットやフェンダに対して所定の高低が要求される。
【0004】
ところが、従来、リトラクタブルヘッドランプの組立は、車体への組付と関係
なく独立に行われており、このため、該リトラクタブルヘッドランプをその組立
状態で車体に組付に組付けると、外面カバー部品と車体の開口部及びその周辺と
の位置関係が上記の要求を満たさないことが多々ある。
【0005】
そして、このような場合には、リトラクタブルヘッドランプはその車体への組
付状態で車体の開口部に収納されているので外面カバー部材の組付位置を調整す
ることができず、このため、該リトラクタブルヘッドランプを再び車体から取外
して外面カバー部品の組付位置を調整し、該調整後に再びリトラクタブルヘッド
ランプを車体に組付けるようにしていた。
【0006】
しかしながら、このように、外面カバー部品の組付位置を調整する際に、リト
ラクタブルヘッドランプを車体から取外さなければならないために、その調整作
業に手間がかかるという不都合があった。
【0007】
本考案はかかる不都合を解消し、基体部に複数の部品を組付けることにより組
立てられ、その組立状態で主ワークに形成された開口部内に収納されて前記基体
部を介して主ワークに組付けられる副ワークを、その主ワークへの組付時に主ワ
ークの開口部及びその周辺との位置関係が所定の位置関係となるように組立てる
ことができる治具装置を提供することを目的とする。
【0008】
本考案はかかる目的を達成するために、基体部に複数の部品を組付けることに
より組立てられ、その組立状態で主ワークに形成された開口部内に収納されて前
記基体部を介して主ワークに組付けられる副ワークを組立てるための治具装置で
あって、前記副ワークの基体部を前記部品を組付け可能な状態で位置決め支持す
る支持体と、該支持体の周囲に配設され、該支持体に支持された前記基体部に対
し該基体部と前記主ワークの開口部との組付状態での位置関係と略同一の位置関
係で該開口部及びその周辺と略同一の形状に形成された疑似開口部とを備え、該
疑似開口部は前記支持体に支持された基体部に前記部品を組付可能に該基体部か
ら離反する位置に移動自在に設けられていることを特徴とする。
【0009】
さらに、前記主ワーク及び副ワークはそれぞれ自動車の車体及びリトラクタブ
ルヘッドランプであって、前記疑似開口部は、該リトラクタブルヘッドランプの
部品のうち外面カバー部品が前記支持体上に支持された基体部に所定の位置で組
付けられた時に少なくとも該外面カバー部品の前後部のいずれか一方の側面部及
び両側部のいずれか一方の側面部に当接する周面当接部と該外面カバー部品の上
面部に当接する上面当接部とを備えることを特徴とする。
【0010】
本考案によれば、前記副ワークを組立てる際には、前記基体部を前記支持体上
に位置決め支持すると共に、前記疑似開口部を該基体部から離反する位置に移動
させ、この状態で、該基体部に前記部品を組付けることにより前記副ワークが組
立てられる。そして、該組立後に、前記疑似開口部を原位置に戻せば、該疑似開
口部と副ワークとの位置関係は、該副ワークを前記主ワークに組付けた状態にお
ける該副ワークと該主ワークの前記開口部及びその周辺との位置関係と略同一と
なり、従って、この状態で該副ワークと該主ワークの前記開口部及びその周辺と
の位置関係を確認することが可能となる。
【0011】
この場合、該副ワークの部品の組付位置を調整する必要がある場合には、前記
疑似開口部を該基体部から離反する位置に移動させるだけで該部品の組付位置を
調整することが可能となる。そして、かかる調整後に、該副ワークを前記基体部
を介して前記主ワークに組付ければ、該副ワークは所望の位置で該主ワークに組
付けられる。
【0012】
また、前記主ワーク及び副ワークはそれぞれ自動車の車体及びリトラクタブル
ヘッドランプであって、前記疑似開口部が前記周面当接部及び上面当接部を備え
るときには、該リトラクタブルヘッドランプを上記のように支持体上で組立てる
際に、前記外面カバー部品をその周面部が疑似開口部の周面当接部に当接し、且
つその上面が上面当接部に当接するように前記基体部に組付ければ、該外面カバ
ー部品は、リトラクタブルヘッドランプを前記車体に組付ける際に、所定の位置
で該車体に組付けられる。
【0013】
本考案のワークの組立用治具装置の一例を図1乃至図6に従って説明する。
【0014】
図1は副ワークの一例である自動車のリトラクタブルヘッドランプの斜視図、
図2は図1のII−II線断面図、図3は図2のIII−III線断面図、図4
は当該組立用治具装置の斜視図、図5は図4の側面示的縦断面図、図6は図5の
VI−VI線断面における作動説明図である。尚、図2及び図3においては、リ
トラクタブルヘッドランプの主要部のみを示す。
【0015】
図1で、このリトラクタブルヘッドランプW(以下、単にヘッドランプWとい
う)は、主ワークである自動車の車体Aの前部の上面部のボンネットB及びフロ
ントフェンダCにかけて形成された開口部D内に収納されて後述するように車体
Aに組付けられる。
【0016】
この場合、図2及び図3に示すように、ヘッドランプWは、車体Aに直接的に
取付けられる基体部aと、該基体部aに装着される外面カバー部品であるリッド
bとを有し、基体部aは、車体Wに固定される固定ブラケットcと該固定ブラケ
ットcの両側部から上下に揺動可能に延設された一対の揺動プレートdとから成
り、リッドbは揺動プレートdにこれと一体に揺動可能に装着される。
【0017】
さらに詳細には、基体部aの固定ブラケットcは、その前部の両側部から下方
に突設された一対の位置決めピンe,eを有すると共に、その後部の両側部に穿
設された一対のネジ穴f,fを有し、前記車体Aの開口部D内で、該開口部Dの
底部の前部に穿設された一対の位置決め穴E,Eに位置決めピンe,eを嵌挿す
ると共に、この状態でネジ穴f,fに車体Aと併せて一対のボルトF,Fを螺着
することにより車体Aに固定される。
【0018】
そして、リッドbは、その両側壁部の間に前記揺動プレートd,dを挟み込む
ようなかたちで該揺動プレートd,dにその上方から外装され、両揺動プレート
d,dへの取付に際しては、リッドbの各側壁部に穿設された前後方向に延在す
る一対の長孔g,gを各揺動プレートdに穿設されたネジ穴h,hに対向させた
状態で各ネジ穴hに各長孔gを介してリッドbの外方からボルトiを螺着するこ
とにより、揺動プレートd,dにこれと一体に揺動可能に取付けられる。
【0019】
この場合、上記ボルトiが挿入されるリッドbの各長孔gは前後方向に延在し
ているので、リッドbの揺動プレートd,dへの取付位置は、該長孔gを介して
前後方向に調整可能とされている。
【0020】
また、図2に示すように、リッドbの揺動プレートd,dへの取付に際しては
、リッドbの各側壁部と各揺動プレートdとの間に上記ボルトiの位置で適当な
厚みを有するスペーサjが介装され、該スペーサjの厚みを適宜変更することに
より、リッドbの揺動プレートd,dへの取付位置を幅方向に調整可能としてい
る。
【0021】
さらに、図3に示すように、揺動プレートdの下端部には、前記固定ブラケッ
トcの側部に該揺動ブレートdの下端部に向かって螺合された調整ネジkの先端
部が当接されており、該調整ネジkのねじ込み量を適宜調整することにより、揺
動プレートd及びこれに取付けられるリッドbの高さを調整可能としている。
【0022】
尚、リッドbの内部においては、ヘッドランプ本体m(図3仮想線示)が揺動
フレームd,dにこれと一体に揺動可能に取付けられ、また、リッドb及びヘッ
ドランプ本体mを揺動プレートd,dを介して揺動させるためのモータ(図示し
ない)が固定ブラケットcに固定される。
【0023】
かかるヘッドランプWを車体Aに組付ける際には、その基体部a及びリッドb
等の構成部品を互いに組付けた状態で、前記開口部Dに収納されて前記基体部a
の固定ブラケットcが前記したように車体Aに取付・固定され、これによって、
ヘッドランプWが車体Aに組付けられる。
【0024】
そして、この時、ヘッドランプWが正規の状態で車体Aに組付けられた時には
、前記リッドbと開口部Dの上端周縁部との間には、所定の間隙が形成される。
【0025】
次に、かかるヘッドランプWを組立てるための組立用治具装置の構成を図1乃
至図3を参照しつつ図4及び図5に従って説明する。
【0026】
図4及び図5で、1は固定基台2上に回転盤3を介して回動自在に設けられた
回転基台、4は回転基台1上に設けられた前記ヘッドランプWの基体部aの支持
体、5は支持体4の周囲に設けられた前記車体Aの開口部Dに相当する疑似開口
部である。
【0027】
回転基台1上の周縁部には、筒体6が固設され、この筒体6には係止ピン7が
上下に移動自在に貫挿されている。
【0028】
この係止ピン7は、筒体6内で該係止ピン7に巻装されたスプリング8により
下方に付勢される一方、その筒体6の上方に突出された上端部には、球体状の操
作ノブ8が一体に形成され、また、その筒体6の下方に突出された下端部は、回
転基台1に穿設された貫通穴9を介して固定基台2に向かって延びて、該固定基
台に穿設された係止穴10に挿脱自在に嵌挿され、これによって、回転基台1を
回動不能に係止するようにしている。そして、係止ピン7は、その操作ノブ8を
介して上方に持ち上げることにより、その下端部が係止穴10から抜脱され、こ
の抜脱状態において、回転基台1を回動自在な状態とするようにしている。
【0029】
この場合、係止穴10は、図示しないが回転盤3を中心に周方向に複数設けら
れており、回転基台1は、その回動自在な状態で回動させた後に、係止ピン7を
係止穴10のいずれか一つに嵌挿することにより、複数の回動位置で係止可能と
されている。
【0030】
支持体4は、前記ヘッドランプWの基体部aの固定ブラケットcを前記ネジ穴
f,f(図2参照)の位置で支承すべく回転基台1上に立設された一対の支柱1
1a,11aと、両支柱11a,11aの前方で固定ブラケットcを前記位置決
めピンe,e(図2参照)の位置で支承すべく回転基台1上に立設された一対の
支柱11b,11bとを備える。この場合、図5に示すように、各支柱11a,
11bの上面部は固定ブラケットcを前記車体Aへの取付姿勢と略同一の姿勢で
支承し得るように傾斜されている。そして、支柱11a,11aの上面部には、
固定ブラケットcのネジ穴f,fに嵌挿可能な位置決めピン12,12が突設さ
れる一方、支柱11b,11bの上面部には固定ブラケットcの位置決めピンe
,eを嵌挿可能な位置決め穴13,13が穿設されており、これらの支柱11a
,11b上に支承される固定ブラケットcを該位置決めピン12及び位置決め穴
13により位置決めするようにしている。
【0031】
尚、支柱11a,11aの上部の背面部には、該支柱11a,11a上に支承
される固定ブラケットcの後部をクランプするためのクランパ14,14が取付
けられており、このクランパ14は、図5に示すように、支柱11aに固設され
た基部15から揺動自在に延設された略くの字形状の揺動アーム16を備え、支
柱11a上に固定ブラケットcの後部が支承された状態で、該揺動アーム16の
先端部に形成された球体状の係止部16aを該固定ブラケットcの後部の上面部
に向かって揺動させて該上面部に圧接させ、この時、該係止部16aと支柱11
aとの間に固定ブラケットcの後部を挟持してクランプするようにしている。
【0032】
前記疑似開口部5は、その主要部が、前記車体Aの開口部Dの上端部の両側縁
部(図1乃至図3参照)を疑似的に形成すべく前記支持体4の両側に配設された
一対のプレート状の開口側部形成体17,17と、開口部Dの上端部の後縁部(
図1乃至図3参照)を疑似的に形成すべく支持体4の後方に配設されたプレート
状の開口後部形成体18とにより構成されている。
【0033】
この場合、開口側部形成体17,17は、その内側面部及び上面部が前記車体
Aの開口部Dの上端部の両側縁部と同一形状に形成されると共に、その内側面部
及び上面部と前記支持体4に支持される基体部aの固定ブラケットcとの位置関
係が前記車体Aに取付けられる基体部aの固定ブラケットcと開口部Dの上端部
の両側縁部との位置関係と同一となるような位置に配設されている。
【0034】
また、これと同様に、開口後部形成体18は、その内側面部及び上面部が前記
車体Aの開口部Dの上端部の後縁部と同一形状に形成されると共に、その内側面
部及び上面部と前記支持体4に支持される基体部aの固定ブラケットcとの位置
関係が前記車体Aに取付けられる基体部aの固定ブラケットcと開口部Dの上端
部の後縁部との位置関係と同一となるような位置に配設されている。
【0035】
各開口側部形成体17は、図5に示すように、その外側面部から下方に向かっ
て延設された延出体19の下端部が前記回転基台1上に立設された支柱体20の
上端部に形成された溝部21に遊挿されると共に該溝部21内で支軸22を介し
て支柱体20に枢支され、これによって、支柱体20に支持されると共に支軸2
2の回りに前後に揺動自在とされている。
【0036】
この場合、各開口側部形成体17は、同図実線示のように延出体19の前面部
が支柱体20の前面部から上方に向かって延設されたストッパ体23に当接する
位置と、同図仮想線示のように延出体19の下端部の背面部が上記溝部21の底
部に形成されたストッパ傾斜面24に当接して支承される位置との間で支軸22
の回りに揺動自在とされている。そして、各開口側部形成体17は、同図実線示
の位置(以下、疑似開口形成位置という)に揺動された時に前記車体Aの開口部
Dの側縁部を疑似的に形成し、同図仮想線示の位置(以下、組立可能位置という
)に揺動された時には前記支持体4に固定ブラケットcを介して支持される基体
部aに前記リッドb等のヘッドランプWの構成部品を組付可能としている。
【0037】
尚、この場合、延出体19は鉄等の金属材料により形成されていると共に、ス
トッパ体22の背面部には磁石25が固着されており、各開口側部形成体17は
、上記疑似開口形成位置において、磁石25により延出体19を介して係止され
る。
【0038】
前記開口後部形成体18は、各開口側部形成体17と同様に、その下面部から
垂設された延出体26を介して、回転基台1上に立設された支柱体27に支軸2
8の回りに揺動自在に支持され、支柱体27の前面部から上方に向かって延設さ
れたストッパ体28と、延出体26の下端部が遊挿された支柱体27の溝部29
の底面部に形成されたストッパ傾斜面30とにより、図5実線示の疑似開口形成
位置と、同図仮想線示の組立可能位置との間で揺動自在とされている。そして、
該開口後部形成体18も、各開口側部形成体17と同様に、疑似開口形成位置に
揺動された時に前記車体Aの開口部Dの後縁部を疑似的に形成し、組立可能位置
に揺動された時には支持体4に支持される基体部aにヘッドランプWの構成部品
を組付可能としている。
【0039】
また、前記疑似開口部5は、支持体4に支持されるヘッドランプWの基体部a
に前記リッドbが該疑似開口部5に対して所定の位置で組付けられた時に該リッ
ドbの一側面部に当接する一対の側面当接部31a,31aと、該リッドbの後
面部に当接する一対の後面当接部31b,31bと、該リッドbの上面部に当接
する複数(本実施例では3個)の上面当接部32とを備え、側面当接部31a及
び後面当接部31bにより本考案の主要構成要素である周面当接部31が構成さ
れている。
【0040】
側面当接部31a,31aは、前記両開口側部形成体17,17の一方の内側
面部の上端部に前後に間隔を存して固着され、各側面当接部31aの先端面部に
はゴム等の弾性部材33が貼着されている。また、これと同様に、後面当接部3
1b,31bは前記開口後部形成体18の前面部に幅方向に間隔を存して固着さ
れ、その先端面部には弾性部材34が貼着されている。
【0041】
そして、これらの当接部31a,31bは、前記車体Aに組付けられるヘッド
ランプWのリッドbが前記開口部Dの上端周縁部と所定の間隙を存する位置で、
支持体4に支持される基体部aに組付けられたときに、各開口側部形成体17及
び開口後部形成体18の前記疑似開口形成位置において該リッドbの一側面部及
び後面部に弾性部材33,34を介して当接するようになっている。
【0042】
前記上面当接部32は、その一つが開口後部形成体18の上面部に軸ピン35
を介して回動自在に枢着されたアーム片36により形成され、残りの上面当接部
32は、各開口側部形成体17の上面部に軸ピン37を介して回動自在に枢着さ
れたアーム片38により形成されている。この場合、開口側部形成体17及び開
口後部形成体18の疑似開口形成位置において、各アーム片36,38は、その
先端部がこれらの形成体17,18の内部側に張り出す位置に回動可能とされ、
また、該先端部の下面部には弾性部材39が貼着されている。
【0043】
そして、これらの上面当接部32は、前記車体Aに組付けられるヘッドランプ
Wのリッドbが車体Wの上面部に対して所定の高さとなる位置で、支持体4に支
持される基体部aに組付けられた状態で、各アーム片36,38の先端部が開口
側部形成体17及び開口後部形成体18の内部側に張り出す位置に回動されたと
きに、リッドbの上面部に弾性部材39を介して当接するようになっている。
【0044】
次に、かかる組立用治具装置の作動を図1乃至図3を参照しつつ図5及び図6
に従って説明する。
【0045】
図5において、前記ヘッドランプWを組立てる際には、まず、前記基体部aが
固定ブラケットcを介して前記支持体4の各支柱11a,11b上に支承される
。
【0046】
この時、固定ブラケットcのネジ穴fには支柱11aの位置決めピン12が嵌
挿されると共に支柱11bに位置決め穴13に固定ブラケットcの位置決めピン
eが嵌挿され、これによって、基体部aが支持体4上に位置決めされる。また、
さらに、該基体部aの固定ブラケットcは前記クランパ14により、前記したよ
うにクランプされる。
【0047】
そして、かかる後に、基体部aに前記したようにリッドb等のヘッドランプW
の構成部品が組付けられ、これによって、支持体4上でヘッドランプWが組立て
られる。
【0048】
この時、前記疑似開口部5の両開口側部形成体17,17及び開口後部形成体
18は同図仮想線示のように、前記組立可能位置に揺動される。
【0049】
また、この時、前記回転基台1は、その組立作業に適した位置に適宜回動され
、その回動位置で前記したように前記係止ピン7により固定基台3に係止される
。
【0050】
次いで、かかる組立後に、両開口側部形成体17,17及び開口後部形成体1
8が、同図実線示のように、前記疑似開口形成位置に揺動され、また、前記上面
当接部32の各アーム片36,38の先端部が支持体4上のヘッドランプWに向
かって張り出す位置に回動される。
【0051】
この時、図6に示すように、前記側面当接部31a及び後面当接部31bがい
ずれもリッドbの一側面部に当接し、且つ、前記各上面当接部32がいずれもリ
ッドbの上面部に当接する場合には、疑似開口部5に対して所定の位置で、換言
すれば車体Aの開口部Dに対して所定の位置でリッドbが基体部aに組付けられ
ていることとなり、従って、以上によりヘッドランプWの組立が完了し、該組立
後に該ヘッドランプWを車体Aに組付ければ該車体Aに対して所定の位置でヘッ
ドランプWが該車体に組付けられる。
【0052】
一方、例えば、リッドbの一側面部が側面当接部31aから離反しているよう
な場合には、前記したように、前記スペーサjの厚みを適宜変更してリッドbを
基体部aに組付直すことにより、該リッドbの一側面部が側面当接部31aに当
接するように該リッドbの基体部aに対する組付一をその幅方向で適宜調整する
。
【0053】
また、例えばリッドbの後面部が後面当接部31bから離反しているような場
合には、前記したように、リッドbの長孔g(図3参照)を介してリッドbの基
体部aへの前後方向の組付位置を調整することにより、リッドbの後面部が後面
当接部31bに当接するように該リッドbの前後の組付位置を調整する。
【0054】
さらに、例えば、リッドbの上面部が上面当接部32から離反しているような
場合には、前記したように、前記調整ネジk(図3参照)のねじ込み量を適宜調
整することにより、リッドbの上面部が上面当接部32に当接するようにその高
さを調整する。
【0055】
そして、かかる調整により、前記側面当接部31a及び後面当接部31bがい
ずれもリッドbの一側面部に当接され、且つ、前記各上面当接部32がいずれも
リッドbの上面部に当接されたときには、前記したようにヘッドランプWの組立
が完了し、該組立後に該ヘッドランプWを車体Aに組付ければ該車体Aに対して
所定の位置でヘッドランプWが該車体に組付けられる。
【0056】
尚、上記の調整の際に、リッドbを基体部aに組付け直す際には、前記両開口
側部形成体17,17及び開口後部形成体18が、前記組立可能位置に揺動され
、この状態で、基体部aが支持体4上に支持されたままで、リッドbが組付け直
される。
【0057】
このようにかかる組立用治具装置によれば、支持体4上でヘッドランプWが組
立られ、この組立時に、リッドbが各当接部31a,31b,32に当接するよ
うに組立てておけば、該ヘッドランプWを車体Aに組付けたときには、該ヘッド
ランプWが所定の位置で車体Aに組付けられる。そして、ヘッドランプWの組立
時には、支持体4上でリッドbの組付位置の調整等を容易に行うことができる。
【0058】
【考案の効果】
上記の説明から明らかなように、本考案によれば、副ワークの基体部を支持体
上に位置決め支持させた状態で、該基体部に部品を組付けることにより該ワーク
を組立てるようにすると共に、該基体部の周囲に主ワークの開口部に相当する疑
似開口部を設けたことによって、支持体上で組立られた副ワークと主ワークの開
口との位置関係を、支持体上で副ワークと疑似開口部との位置関係として確認す
ることができ、該副ワークを疑似開口部に対して所定の位置となるように組立て
ておけば、該副ワークを確実に所定の位置で主ワークの開口部に組付けることが
できる。
【0059】
そして、前記主ワーク及び副ワークがそれぞれ自動車の車体及びリトラクタブ
ルヘッドランプであって、疑似開口部が周面当接部及び上面当接部を備えるとき
には、該リトラクタブルヘッドランプの組立の際に、該ヘッドランプの外面カバ
ー部品の周面部及び上面部が周面当接部に当接するように該ヘッドランプの基体
部に組付けておくだけで、該ヘッドランプの外面カバー部品が車体の開口部に対
して確実に所定の位置となるように該ヘッドランプを車体に組付けることができ
ると共に、該外面カバー部品と車体の開口部との位置関係も、疑似開口部内にお
いて容易に確認することができる。
【図1】副ワークの一例である自動車のリトラクタブル
ヘッドランプの斜視図
ヘッドランプの斜視図
【図2】図1のII−II線断面図
【図3】図2のIII−III線断面図
【図4】本考案の組立用治具装置の一例の斜視図
【図5】図4の側面示的縦断面図
【図6】図5のVI−VI線断面における作動説明図で
ある。
ある。
A…自動車の車体(主ワーク)
5…疑似開口部 W…リトラクタブルヘッドランプ(副ワーク)
31…周面当接部 D…開口部
32…上面当接部 a…基体部 b…リッド(外面カバー部品) 4…支持体
5…疑似開口部 W…リトラクタブルヘッドランプ(副ワーク)
31…周面当接部 D…開口部
32…上面当接部 a…基体部 b…リッド(外面カバー部品) 4…支持体
Claims (2)
- 【請求項1】基体部に複数の部品を組付けることにより
組立てられ、その組立状態で主ワークに形成された開口
部内に収納されて前記基体部を介して主ワークに組付け
られる副ワークを組立てるための治具装置であって、前
記副ワークの基体部を前記部品を組付け可能な状態で位
置決め支持する支持体と、該支持体の周囲に配設され、
該支持体に支持された前記基体部に対し該基体部と前記
主ワークの開口部との組付状態での位置関係と略同一の
位置関係で該開口部及びその周辺と略同一の形状に形成
された疑似開口部とを備え、該疑似開口部は前記支持体
に支持された基体部に前記部品を組付可能に該基体部か
ら離反する位置に移動自在に設けられていることを特徴
とするワークの組立用治具装置。 - 【請求項2】前記主ワーク及び副ワークはそれぞれ自動
車の車体及びリトラクタブルヘッドランプであって、前
記疑似開口部は、該リトラクタブルヘッドランプの部品
のうち外面カバー部品が前記支持体上に支持された基体
部に所定の位置で組付けられた時に少なくとも該外面カ
バー部品の前後部のいずれか一方の側面部及び両側部の
いずれか一方の側面部に当接する周面当接部と該外面カ
バー部品の上面部に当接する上面当接部とを備えること
を特徴とする請求項1記載のワークの組立用治具装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP422791U JPH0739555Y2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | ワークの組立用治具装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP422791U JPH0739555Y2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | ワークの組立用治具装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04102777U true JPH04102777U (ja) | 1992-09-04 |
| JPH0739555Y2 JPH0739555Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=31733832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP422791U Expired - Lifetime JPH0739555Y2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | ワークの組立用治具装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739555Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-06 JP JP422791U patent/JPH0739555Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0739555Y2 (ja) | 1995-09-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |