JPH04105374U - 二階建車庫におけるパレツト落下防止装置 - Google Patents

二階建車庫におけるパレツト落下防止装置

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JPH04105374U JP1384491U JP1384491U JPH04105374U JP H04105374 U JPH04105374 U JP H04105374U JP 1384491 U JP1384491 U JP 1384491U JP 1384491 U JP1384491 U JP 1384491U JP H04105374 U JPH04105374 U JP H04105374U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】二階建車庫において、自動車を乗せて上昇させ
られたパレットをその上昇位置において人手を要するこ
となく確実に支持するとともに、支持した状態でパレッ
ト昇降用のチェ−ンには自動車等の重量が全く掛からぬ
ようにし、パレットの下降時にはパレットの支持を自動
的に解除させるものである。 【構成】車庫の前後左右に設けた支柱2の上端を前後方
向に結合する一対の縦梁7の支柱2の上部近傍に吊り金
具固定部Aを設ける。吊り金具31の下端部に設けた係
止ピン41をパレット3の設定上昇端の近傍でパレット
3の側面と平行にして、その上端部を吊り金具固定部A
のブラケット44に軸着する。パレット3の側面には止
め金具46を設ける。この止め金具46は、パレット3
の上昇時に係止ピン41に係合する係合溝47と、この
係合溝47が係合位置より上方になるようパレット3が
上昇した後下降すると係合溝47を蓋して係合溝47と
係止ピン41との係合を阻止する邪魔板49とを備えて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車をパレットに載せて上方へ移動させた後、そのパレットの下 方の空間に別の自動車を収納して、二台の自動車を上下方向において収納するよ うにした二階建車庫において、自動車を載せて上昇させられたパレットをその停 止位置において自動的に係止して支持するとともに、パレットの下降の際には係 止を自動的に解除することのできる二階建車庫におけるパレット落下防止装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近時、都市における地価の高騰により、自動車用車庫として立体空間を利用し た二階建車庫が出現している。この二階建車庫は、自動車を載置したパレットを 所定の高さまで上昇させる形式のものであり、通常モータにより作動させられる 複数本のチェ−ンを利用してパレットを昇降させるようになっていた。このよう にして上昇位置まで移動させられたパレットをその位置で落下しないように停止 させるための手段は、通常パレットの昇降用に使用される複数本のチェ−ンであ った。即ち、自動車を載せたパレットは、その上昇位置においてこのパレットを 昇降させるための複数本のチェ−ンによって吊り下げられていた。このため、パ レットが上昇位置にある時は、チェ−ンには自動車の重量だけでなくパレットの 重量もかかるため、チェ−ンには常に大きな張力が加わっていて、チェ−ンの寿 命を短くしているのみならず、何らかの原因によりチェ−ンが切断された場合に は、パレットが落下する問題があった。しかも、パレットを昇降させるためのチ ェ−ンに大きな張力が加わると、これを掛装しているチェ−ン歯車、及びこのチ ェ−ン歯車を支持している軸などの周辺部材にも大きな力が作用する結果となっ て、これらの部材の強度が高くなるように設計せざるを得なかった。
【0003】 上記したパレットの落下を防止することは、二階建車庫において不可欠なこと であり、この問題を解決するために、パレットの両側にある車庫の支柱に設けら れたピンをパレットの上昇後に支柱から突出させるものがあった。しかし、この ピンは、自動車及びパレットの重量を支えるものでなく、複数本のチェ−ンの中 の一本が切断されたような場合に、パレットの下部を支持するもので、単に安全 の役目をするに過ぎなかったので、チェ−ンには従来同様に自動車並びにパレッ トの重量がかかるという問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、自動車を載せて上昇位置まで移動させられたパレットをこの位置に おいて人手を要することなく確実に支持して、その落下を防止するとともに、パ レットの支持状態において、パレット昇降用に使用されるチェ−ンには自動車や パレットの重量が全くかかることのないようにすることを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本考案の採用した手段は、モ−タにより駆動される チェ−ンを介して昇降させられる車載せ用のパレットと、このパレットの両側を 挟む形で前後方向に立設された複数の支柱とを備えた二階建車庫において、前記 支柱の上端を前後方向に結合する一対の縦梁の支柱の上部近傍に所定高さの吊り 金具固定部を設け、各吊り金具固定部にこの吊り金具固定部から内側方向に突出 するブラケットを設けるとともにこのブラケットに対して下端に係止ピンを有す る吊り金具の上端部を、前記係止ピンが設定上昇端にあるパレットの側部でパレ ット側面に対して接離可能に軸着し、前記パレットの両側面の前記各係止ピンと 対向可能な箇所にパレットが上昇する際前記係止ピンと係合可能な係合溝を下面 に形成する下向きのフックを有する止め金具を固着し、かつこの止め金具にはパ レットが設定上昇端より更に上昇した後下降する際に係止ピンと係合溝との係合 を邪魔する邪魔板を設けるように構成したことにある。
【0006】
【考案の作用】
自動車を載せたパレットをモ−タの作動により上昇させる。このパレットがそ の規定の上昇端付近に到達すると、パレットの両側面に設けられた各止め金具の フックが吊り金具の係止ピンをパレットの側面から離れる方向に押圧するので、 吊り金具はブラケットの軸を中心としてパレットから離れる方向へ回動する。パ レットがさらに上昇してフックと係止ピンとの係合が外れると、吊り金具は前と は逆の方向に回動してその係止ピンが吊り金具下部の係合溝の下方に位置する。 ついで、パレットを僅かに下降させると係止ピンが係合溝に係合するので、パレ ットはその両側の前後を吊り金具により吊り下げられた状態になって支持される と同時に、その落下が防止される。 このパレットを下降させる場合は、モ−タを作動させてパレットを僅かに上昇 させると、止め金具の係合溝の下方に位置する邪魔板が吊り金具の係止ピンをパ レットの側面から離れる方向へ押圧する。パレットの上昇に伴い係止ピンは邪魔 板から離れた後に、この邪魔板の下方に移動する。この状態で昇降用パレットを 下降させると、吊り金具の係止ピンが邪魔板を上向きに回動させるので、邪魔板 が係合溝を蓋する。このため、係止ピンは係合溝と係合しないので、パレットは 吊り金具に支持されずに下降することになる。
【0007】
【実施例】
図1ないし図3には本考案に係る二階建車庫1が示されている。各図において 、支柱2は後述する昇降用のパレット3の両側で車庫1の前側と後側とに所定の 間隔をおいて立設されている。この支柱2の形は従来の二階建車庫に使用された ものと同じ構造であり、互いに対抗する支柱2の内側には縦方向に開口したガイ ド部2aが設けられている。パレット3は自動車Cを載せるもので、載せられる 自動車Cの長さ並びに幅と略同一の長さ及び幅を有するとともに所定の厚さを有 しており、その形状は従来のパレットと変わりなく、自動車の進入側が前下がり の傾斜面3aになっている。また、パレット3の後端部の両側上部には所定高さ の後車止め4が一対設けられており、この後車止め4の前方には前車止め5が一 対設けられている。パレット3の両側で各支柱2のガイド部2aに対向する箇所 にはこのガイド部2a内に突出するガイド角棒6がそれぞれ固着されており、パ レット3はガイド棒6を介して支柱2にガイドされて昇降する。
【0008】 図5及び図6に示すように、両側に縦部7aを有する断面U型の一対の縦梁7 はその開口部を上向きにしてその下面を両側の支柱2,2の上部にそれぞれ固着 されている。この縦梁7は前側の支柱2及び後側の支柱2からそれぞれ前後方向 に所定長さ突出している。後横梁8は断面U型で所定の幅を有する部材であり、 その開口部を下向きにして両側の縦梁7,7の後端部に両側端を固着されている 。なお、両縦梁7,7の前端部も幅の狭い前梁9により結合されている。所定の 高さと幅を有する一対の縦板10はその下部を縦梁7の両縦部7aの内面にそれ ぞれ固着されている。この縦板10は縦梁7の前後方向に並列に適数立設されて いるが、図1に示すように支柱2の上部では前後方向の間隔が狭くなっている。 そして、縦梁7の両側の各縦板10の上部はそれぞれ断面長方形の上部結合材1 1に固着されている。
【0009】 モ−タ12はその軸12aを後横梁8の後面8aと平行にして、後横梁8の上 面に台座13を介して固定されている。そして、モ−タ12の上方にはモ−タ軸 12aに対して平行に配置された駆動軸15があり、この駆動軸15は後横梁8 上に設けられた適数の軸受16により回動自在に支承されている。図3に示すよ うに、駆動軸15には従動用のチェ−ン歯車17が設けられており、このチェ− ン歯車17はモ−タ軸12aに取付けられた駆動用のチェ−ン歯車14により回 動させられるようになっている。図1及び図4に示すように、駆動軸15の両端 はそれぞれ両側の縦梁7,7の上方へ突出しており、この部分に第1内側チェ− ン歯車18,18がそれぞれ取付けられており、この第1内側チェ−ン歯車18 ,18より外側で駆動軸15の端部には第1外側チェ−ン歯車19,19がそれ ぞれ取付けられている。両側の内側チェ−ン20はその上側がそれぞれ第1内側 チェ−ン歯車18と、この第1内側チェ−ン歯車18の前方で、前側の支柱2の 上方において内,外側の縦板10,10を結合する結合部材に取付けられた一対 の軸受け(何れも図示せず)により回動自在に支承された前軸21に固定された 第2内側チェ−ン歯車22とに掛装されている。この内側チェ−ン20の第2内 側チェ−ン歯車22から下方に延びる部分は前側支柱2のガイド部2a内に位置 しており、その下端はパレット3の前側のガイド棒6に固定されている。また、 各内側チェ−ン20の他端部は第1内側チェ−ン歯車18の下側から前方へ延び 、後方の支柱2より後方に位置する内,外側の縦板10,10を結合する結合部 材に取付けられた一対の軸受け(何れも図示せず)により回動自在に支承された 後軸23に固定された第3内側チェ−ン歯車24に巻き掛けられており、この第 3内側チェ−ン歯車24の前部から下方に延びる端部には重り25が固着されて いる。この重り25は一般のエレベ−タ−等に取付けられた重りと同じ作用をす るものであり、各チェ−ン20,26に張力を付与するとともに、パレット3の 昇降時にモ−タ12の要するパワ−を少なくする。この重り25はパレット3が 床面F上にある時には第3内側チェ−ン歯車24の直下に位置し、パレット3が 上昇端にある時にはその下面が床面F上、又はその直上に位置する。
【0010】 両側の外側チェ−ン26はその上側がそれぞれ第1外側チェ−ン歯車19と、 この第1外側チェ−ン歯車19の前方で、後側の支柱2の上方において内,外側 の縦板10,10を結合する結合部材に取付けられた一対の軸受け(何れも図示 せず)により回動自在に支承された後軸27に固定された第2外側チェ−ン歯車 28とに掛装されている。この外側チェ−ン26の第2外側チェ−ン歯車28か ら下方に延びる部分は後側支柱2のガイド部2a内に位置し、その下端はパレッ ト3の後側のガイド棒6に固定されている。外側チェ−ン26の下側は第3内側 チェ−ン歯車24と並列に後軸23に取付けられた第3外側チェ−ン歯車29に 巻き掛けられた後下方に延びその下端が重り25に固定されている。
【0011】 つぎに、パレット落下防止装置30を図5及び図6により説明する。各図にお いて吊り金具31は上吊り金具32と下吊り金具33とからなっている。上吊り 金具32は長方形の板材からなる一対の側板34を平行にして、その一端部内側 を角型のブロック35により結合してU字状に形成したものである。そして、両 側板34はブロック35と反対側の端部に、後述する支軸45の挿入される軸穴 36が開けられている。またブロック35には軸穴36と直角方向の穴37が開 けられており、この穴37には結合ボルト38がブロック35の内側から挿入さ れる。下吊り金具33は長方形の板材からなる一対の側板39を有しており、こ の両側板39,39の一端部がブロック40により結合されてU字状になってい る。側板39は上吊り金具32の側板34と略同じ形をしているが、側板34よ り長さが長く横幅が狭くなっている。下吊り金具33は、ブロック40に結合ボ ルト38のねじ込まれるねじ穴40aが開けられており、ブロック40と反対側 の端部には係止ピン41が取り付けられている。そして、上吊り金具32と下吊 り金具33とを組み付けるには、まず、上吊り金具32の内側からブロック35 の穴37に結合ボルト38をワッシャ−42を介して挿入し、ブロック35から 突出する結合ボルト38のねじ部38aにワッシャ−42を介してナット43a をねじ込む。つぎに、別のナット43bを結合ボルト38にねじ込んだ後、結合 ボルト38のナット43bより下部のねじ部38aにワッシャ−42を介して下 吊り金具33のブロック40のねじ穴40aにねじ込む。ついで、上吊り金具3 2の軸穴36の軸線と係止ピン41の軸線を平行にした後、結合ボルト38にナ ット43aを締めつけてブロック35に結合ボルト38を固定するとともに、ナ ット43bを緩める方向に回して結合ボルト38に下吊り金具33を固定すると 吊り金具31が組付けられる。
【0012】 上記のように組み付けられた吊り金具31は、その上吊り金具32の両側板3 4が、車庫1の支柱2の上部近傍において縦梁7に立設された縦板10により形 成される吊り金具固定部Aの上部外側に固着された板状のブラケット44の外側 に挿入され、ブラケット44の先端部の穴44a及び両側板34の軸穴36に挿 入支持された支軸45により支持される。このようにして、各支柱2の近傍にお いて4個の吊り金具31が吊り金具固定部Aにそれぞれ取り付けられ、その各係 止ピン41はパレット3の設定された上昇端近傍で、かつパレット3の側面3b の外側に位置している。
【0013】 吊り金具31とともにパレット落下防止装置30を構成する止め金具46は板 状の部材でその厚みは、図5に示すように、下吊り金具33の両側板39の内側 面の間隔より狭くなっている。この止め金具46はパレット3の側部で吊り金具 31の係止ピン41と係合可能な位置にその側面3bから突出して固着されてい る。この止め金具46は高さがパレット3の高さと同じであり、その上部はパレ ット3の上面と同じ高さの部分と、この部分から下方へ傾斜した傾斜面46aに なっており、傾斜面46aの先端は下向きの円弧面になっている。傾斜面46a の下側には円弧状の係合溝47が形成されており、係合溝47の外側は下向きの フック48になっている。係合溝47のフック48と反対側はパレット3の側面 3bと平行な係止面46bになっている。止め金具46には係合溝47の下方に 邪魔板49が一対設けられている。この邪魔板49は幅が狭く、かつ先端部の上 下面はテ−パ−状に傾斜した傾斜面49aになっている。邪魔板49はその一つ の面の先端寄りの中央部に、所定高さで長方形をした突片50が固着されている 。この邪魔板49は突片50を内側に向け、かつ突片50と反対側の端部がピン 51により止め金具46の両側面に軸着され、上下方向に回動自在になっている 。このようにして止め金具46に取り付けられた邪魔板49は通常その自重によ り、図6に示すように、突片50の内側端部が係止面46bに当接して停止する とともに、係止面46bに対して略45度下向きに傾斜し、かつ邪魔板49の上 面と係合溝47との間には係止ピン41の嵌入するのに充分な隙間が形成されて いる。ここで、邪魔板49を両側に取り付けられた止め金具46の横幅は、下吊 り金具33の両側板39の内側面の間隔より狭くなっており、また止め金具46 はその係合溝47の中心線と、吊り金具31の係止ピン41の中心線とは平行で あり、かつ係止ピン41は係合溝47に嵌合可能になっている。
【0014】 二階建車庫1のパレット3に載せられた自動車Cを二階側に上昇させるには、 前側の支柱2の前面に設けられたスイッチボックスの上昇用スイッチ(何れも図 示せず)をオンにして、従来と同様にモ−タ12を起動して駆動軸15を回転さ せると、両側の内側チェ−ン20及び外側チェ−ン26がそれぞれ駆動軸のチェ −ン歯車に巻き取られるので、パレット3が上昇すると同時に、両側の重り25 が下降する。図7に示されるように、パレット3が設定された上昇端に近づくと 、止め金具46の傾斜面46aが吊り金具31の係止ピン41に当接する。そし て、パレット3が上昇するにつれて止め金具46はその傾斜面46aが係止ピン 41をパレット3から離れる方向へ押しつつ上昇する(図8参照)。パレット3 がさらに上昇すると止め金具46のフック48と係止ピン41との係合が外れて 、係止ピン41をパレット3から離れる方向へ押圧する力が作用しなくなるので 、係止ピン41は止め金具46の係止面46bに当接する方向に回動する。そし て、係止ピン41が邪魔板49の上面に当接するまでパレット3が上昇すると( 図9参照)、モ−タ12は自動的に作動が一旦停止するとともに、僅かに逆方向 に回動するように設定されているので、パレット3は僅かに下降して係止ピン4 1が止め金具46の係合溝47に係合する(図10参照)。この係止ピン4が止 め金具46の係合溝47に係合した後においても、モ−タ12は短時間作動して 停止するように設定してあるので、各チェ−ン20,26に弛みが生じる。この 結果、自動車及びパレットの重量は、全て係止ピン41に作用して、各チェ−ン 20,26には全く作用しない。パレット3は、上記のようにしてその四個の止 め金具46がそれぞれ四個の吊り金具31の係止ピン41により、その上昇端位 置で確実に支持されるとともに、その落下が確実に防止される。
【0015】 次に、図10に示すように上昇端位置にあるパレット3を下降させる場合にお いて、モ−タ12の下降用スイッチをオンにすると、一旦パレット3が僅かに上 昇し、その後にこのパレット3が下降するようにモ−タ12の回動を設定してあ る。この場合、パレット3の上昇につれて吊り金具31の係止ピン41は止め金 具46の邪魔板49の上面に当接した後、邪魔板49の傾斜面49aにより押し 上げられて、図11に示すように、止め金具46から離れるので吊り金具31自 体がブラケット44の支軸45を軸としてパレット3の側面3bから離れる方向 に回動する。パレット3をさらに上昇させると、図12に示すように、係止ピン 41は邪魔板49の先端との係合が外れて邪魔板49の下方に入り込む。この時 、邪魔板49はその突片50の内側端が止め金具46の係止面46bに当接して 下向きに傾斜した状態になっている。係止ピン41か邪魔板49の下方に入り込 むと、モ−タ12は自動的に停止するとともに、前とは逆の方向に回転してパレ ット3を下降させるので、係止ピン41は邪魔板49の下面に当接した後、邪魔 板49の下面に沿って上昇して邪魔板49を押し上げる方向、即ち、図13に示 すように邪魔板49をピン51を軸として反時計方向へ回動させる。上記のよう に回動した邪魔板49はその突片50の外側端が止め金具46のフック48の下 端に当接して、係合溝47の下部を蓋する。このため、係止ピン41は係合溝4 7に係合することなく邪魔板49の傾斜面49aに沿って上昇し、止め金具46 と係合することなくその外側に移動するので、パレット3はそのまま下降する。 パレット3が下降するに従って、図14に示すように、吊り金具31の係止ピン 41は止め金具46の傾斜面46aに沿って元の位置に復帰する。このように、 パレット3が下降した後に吊り金具31が元の状態に戻るので、次にパレット3 が上昇すると、前述のようにパレット3は四個の吊り金具31により自動的に支 持されることになる。
【0016】 なお、この実施例において吊り金具31を上吊り金具32と下吊り金具33と に分けて構成し、両吊り金具32,33を結合ボルト38により結合して、下吊 り金具33を結合ボルト38の軸方向に移動可能にしたのは、各吊り金具31の 係止ピン41でパレット3を支持した際、パレット3が水平になるよう吊り金具 31の長さを調節するためである。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、自動車を載せるパレットを上昇させて、二階部分に自動車を収納す るようにした二階建車庫において、パレットを挟む形で前後に配置された複数の 支柱の上端を前後方向に結合する縦梁の上部で支柱の上部近傍に、所定高さの吊 り金具固定部材をそれぞれ設け、下端部に設けた係止ピンがパレットの設定上昇 端の近傍でパレットの側面に平行になるようにして上端部を吊り金具固定部材の ブラケットに軸着した吊り金具を設け、かつパレットの側面に、吊り金具の係止 ピンと係合可能な係合溝を有するフックと、パレットが設定上昇端よりさらに上 昇して下降する際に係合溝を蓋して係止ピンと係合溝との係合を邪魔する邪魔板 を備えた止め金具を固定したので、自動車を載せたパレットが設定上昇端に達す るとパレットの各止め金具の係合溝がそれぞれの対応する吊り金具の係止ピンに 係合してパレットが吊り金具に吊り下げられるとともに、その落下が防止される 。即ち、自動車を載せたパレットを上昇させて二階部分に収納した状態において は、このパレットを昇降させるための複数本のチェ−ンには、自動車及びパレッ トの荷重が全く作用しない。このように、自動車を載せたパレットが各支柱に取 付けられた複数個の吊り金具により支持されるので、自動車を載せたパレットを 二階部分に収納した場合においても、安全である。また、パレットの昇降時にお いてのみ、自動車及びパレットの荷重がチェ−ンに作用する構造となって、チェ −ンの寿命が従来の二階建車庫に比較して著しく長くなるとともに、チェ−ンの 切断の危険も少なくなる。更に、吊り金具に設けられた係止ピンと、パレットの 側面に設けられたフックとの係合の解除を、パレットの昇降のみによって行えて 外部動力を一切必要としない。このように、本考案に係るパレットの落下防止装 置によれば、比較的低いコストでもって高い安全性を確保でき、その実用的価値 は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るパレット落下防止装置を備えた二
階建車庫の側面図である。
【図2】本考案に係るパレット落下防止装置を備えた二
階建車庫の平面図である。
【図3】本考案に係るパレット落下防止装置を備えた二
階建車庫の正面図である。
【図4】パレット3を昇降させるためのチェ−ン機構の
斜視図である。
【図5】本考案のパレット落下防止装置の側面図であ
る。
【図6】本考案のパレット落下防止装置の正面図であ
る。
【図7】パレット3が上昇してその止め金具46が吊り
金具31の下部近傍に接近した状態を示すパレット落下
防止装置の作用説明図である。
【図8】図7の状態からパレット3が上昇して、その止
め金具46が吊り金具31の係止ピン41に当接した状
態を示すパレット落下防止装置の作用説明図である。
【図9】図8の状態からパレット3が更に上昇して、吊
り金具31の係止ピン41が止め金具46の係合溝47
の下方に入り込んだ状態を示すパレット落下防止装置の
作用説明図である。
【図10】図9の状態からパレット3が僅かに下降し
て、吊り金具31の係止ピン41がパレット3の止め金
具46の係合溝47に係合して、パレット3をパレット
落下防止装置で支持した状態を示す作用説明図である。
【図11】図10の状態からパレット3を下降させるた
めに、パレット3を僅かに上昇させた状態を示すパレッ
ト落下防止装置の作用説明図である。
【図12】図11の状態からパレット3を上昇端まで上
昇させた状態を示すパレット落下防止装置の作用説明図
である。
【図13】図12のパレット上昇端位置から、このパレ
ット3を下降させ始めた状態を示すパレット落下防止装
置の作用説明図である。
【図14】図13のパレット3の位置から、このパレッ
ト3を更に下降させた状態を示すパレット落下防止装置
の作用説明図である。
【符号の説明】
A:吊り金具固定部 C:自動車 1:二階建車庫 2:支柱 3:パレット 7:縦梁 10:縦板 11:上部結合材 12:モ−タ 20:内側チェ−ン 26:外側チェ−ン 30:パレット落下防止装置 31:吊り金具 32:上吊り金具 33:下吊り金具 38:結合ボルト 41:係止ピン 44:ブラケット 45:支軸 46:止め金具 47:係合溝 48:フック 49:邪魔板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モ−タにより駆動されるチェ−ンを介し
    て昇降させられる車載せ用のパレットと、このパレット
    の両側を挟む形で前後方向に立設された複数の支柱とを
    備えた二階建車庫において、前記支柱の上端を前後方向
    に結合する縦梁の支柱上部近傍に所定高さの吊り金具固
    定部を設け、各吊り金具固定部にこの吊り金具固定部か
    ら内側方向に突出するブラケットを設けるとともに、こ
    のブラケットに対して下端に係止ピンを有する吊り金具
    の上端部を、前記係止ピンが設定上昇端にあるパレット
    の側部でパレット側面に対して接離可能に軸着し、前記
    パレットの両側面の前記各係止ピンと対向可能な箇所
    に、パレットが上昇する際に前記係止ピンと係合する係
    合溝を下面に有するフックを備えた止め金具を固着し、
    かつこの止め金具にはパレットが設定上昇端より更に上
    昇した後下降する際に係止ピンと係合溝との係合を邪魔
    する邪魔板を設けたことを特徴とする二階建車庫におけ
    るパレット落下防止装置。
  2. 【請求項2】 前記吊り金具は、吊り金具固定部材のブ
    ラケットに支軸により軸着される上吊り金具と、下端部
    に止め金具の係合溝に係止する係止ピンを備えた下吊り
    金具と、上吊り金具の支軸と下吊り金具の係止ピンとの
    軸線間の距離を調整可能に両吊り金具を結合する組付け
    ボルトとからなることを特徴とする請求項1に記載の二
    階建車庫におけるパレット落下防止装置。
JP1384491U 1991-02-18 1991-02-18 二階建車庫におけるパレット落下防止装置 Expired - Lifetime JPH0735031Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2017168689A1 (ja) * 2016-03-31 2019-02-07 Ihi運搬機械株式会社 駐車装置

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