JPH0411408B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0411408B2 JPH0411408B2 JP61171163A JP17116386A JPH0411408B2 JP H0411408 B2 JPH0411408 B2 JP H0411408B2 JP 61171163 A JP61171163 A JP 61171163A JP 17116386 A JP17116386 A JP 17116386A JP H0411408 B2 JPH0411408 B2 JP H0411408B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- spike
- shank
- tire
- road surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 238000010008 shearing Methods 0.000 claims 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 発明の目的
[産業上の利用分野]
この発明は車輌が氷雪路等を走行する場合に使
用するスパイクタイヤに関するものである。
用するスパイクタイヤに関するものである。
[従来の技術]
車輌が氷雪路等の凍結路を走行する場合に、タ
イヤのスリツプを防止するためにタイヤの踏面か
ら複数のスパイク(鋲)が突出しているスパイク
タイヤを使用することが従来から知られている。
イヤのスリツプを防止するためにタイヤの踏面か
ら複数のスパイク(鋲)が突出しているスパイク
タイヤを使用することが従来から知られている。
従来のスパイクタイヤは、スノータイヤ101
に第7図に示す如く、スパイク102を打込み、
タイヤ表面より1.5〜2.0mm程度突出させた構造を
持つものである。スパイク102のシヤンク10
4の先端には、耐摩耗性のため、超硬合金等から
なるチツプ103が通常取付けられている。
に第7図に示す如く、スパイク102を打込み、
タイヤ表面より1.5〜2.0mm程度突出させた構造を
持つものである。スパイク102のシヤンク10
4の先端には、耐摩耗性のため、超硬合金等から
なるチツプ103が通常取付けられている。
従来のスパイクタイヤは、このような構造を持
つため、氷雪のない路面上では、このスパイク1
02により路面が削られ、大気中に粉塵となつて
飛散し、公害問題を起こしている。この対策とし
て、現在は、スパイクの突出量を1.0〜1.5mmへ抵
下させることや、あるいはスパイクの本数を154
本/タイヤ1本当りから122本/タイヤ1本当り
に低下させること等が行なわれているが、公害問
題の本質的解決とはならず、かつ、一方において
氷雪路面上でのタイヤの性能の低下をひき起こす
可能性があり、安全上からも問題があると考えら
れており、これらのことから、路面を削りとら
ず、かつ氷雪面上におけるタイヤの性能を維持す
ることができるスパイクタイヤの開発が望まれて
いる。
つため、氷雪のない路面上では、このスパイク1
02により路面が削られ、大気中に粉塵となつて
飛散し、公害問題を起こしている。この対策とし
て、現在は、スパイクの突出量を1.0〜1.5mmへ抵
下させることや、あるいはスパイクの本数を154
本/タイヤ1本当りから122本/タイヤ1本当り
に低下させること等が行なわれているが、公害問
題の本質的解決とはならず、かつ、一方において
氷雪路面上でのタイヤの性能の低下をひき起こす
可能性があり、安全上からも問題があると考えら
れており、これらのことから、路面を削りとら
ず、かつ氷雪面上におけるタイヤの性能を維持す
ることができるスパイクタイヤの開発が望まれて
いる。
このために、凍結時、非凍結時の路面の情況に
応じてスパイクタイヤのスパイクを出し入れする
技術も考えられており、この場合には、路面の温
度を検出してスパイクタイヤの出入を駆動しよう
とするものであるが、路面のすべりの情況を路面
の温度から推測するのは、極めて間接的な検出方
法である。
応じてスパイクタイヤのスパイクを出し入れする
技術も考えられており、この場合には、路面の温
度を検出してスパイクタイヤの出入を駆動しよう
とするものであるが、路面のすべりの情況を路面
の温度から推測するのは、極めて間接的な検出方
法である。
[発明が解決しようとする問題点]
この発明は上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、路面の凍結、非凍結の状態に直接対
応して、路面の凍結時、非凍結時の摩擦係数の相
違をそのまま利用してスパイクのタイヤ表面より
の突出長さを変化させること、タイヤ表面下へ移
動させること、若しくはスパイクを隠蔽すること
が可能で、これによつて路面を削りとらず、か
つ、氷雪面上におけるタイヤの性能を低下させる
こともなく、かつ、重要な点として、特に構造が
簡単で動作がすばやく、かつ確実なスパイクタイ
ヤを提供することを目的とするものである。
のであつて、路面の凍結、非凍結の状態に直接対
応して、路面の凍結時、非凍結時の摩擦係数の相
違をそのまま利用してスパイクのタイヤ表面より
の突出長さを変化させること、タイヤ表面下へ移
動させること、若しくはスパイクを隠蔽すること
が可能で、これによつて路面を削りとらず、か
つ、氷雪面上におけるタイヤの性能を低下させる
こともなく、かつ、重要な点として、特に構造が
簡単で動作がすばやく、かつ確実なスパイクタイ
ヤを提供することを目的とするものである。
(ロ) 発明の構成
[問題を解決するための手段]
この目的に対応して、この発明のスパイクピン
は、先端にスパイクチツプを取付けていてタイヤ
に固定されるスパイクシヤンクと前記スパイクシ
ヤンクの外側に設けられたカバー部材とを有し、
前記カバー部材は前記スパイクシヤンクの側面に
沿つて位置する弾性撓み可能な支持部と、前記支
持部の先端に取り付けられていて前記スパイクチ
ツプを囲んで前記スパイクシヤンクの先端面上に
位置しかつ円周長さが弾性的に可変の環状のシユ
ーリングとからなり、前記シユーリングは前記チ
ツプを中心にして外側に延伸可能に構成され、か
つ、前記スパイクシヤンクはタイヤと協働してス
パイクシヤンクとタイヤ踏面との間に前記延伸し
た状態の前記シユーリングの全部または一部分を
収納可能な溝を形成し、前記シユーリングは凍結
した路面に対する摩擦係数が非凍結路面に対する
摩擦係数より小さい材料で構成されかつ中心円の
中心に平行な断面形状の高さが前記スパイクシヤ
ンクの先端面からの前記スパイクチツプの突出量
よりも大きくかつ前記断面形状の高さ方向の先端
がタイヤ踏面の外側に突出するように構成されて
いることを特徴としている。
は、先端にスパイクチツプを取付けていてタイヤ
に固定されるスパイクシヤンクと前記スパイクシ
ヤンクの外側に設けられたカバー部材とを有し、
前記カバー部材は前記スパイクシヤンクの側面に
沿つて位置する弾性撓み可能な支持部と、前記支
持部の先端に取り付けられていて前記スパイクチ
ツプを囲んで前記スパイクシヤンクの先端面上に
位置しかつ円周長さが弾性的に可変の環状のシユ
ーリングとからなり、前記シユーリングは前記チ
ツプを中心にして外側に延伸可能に構成され、か
つ、前記スパイクシヤンクはタイヤと協働してス
パイクシヤンクとタイヤ踏面との間に前記延伸し
た状態の前記シユーリングの全部または一部分を
収納可能な溝を形成し、前記シユーリングは凍結
した路面に対する摩擦係数が非凍結路面に対する
摩擦係数より小さい材料で構成されかつ中心円の
中心に平行な断面形状の高さが前記スパイクシヤ
ンクの先端面からの前記スパイクチツプの突出量
よりも大きくかつ前記断面形状の高さ方向の先端
がタイヤ踏面の外側に突出するように構成されて
いることを特徴としている。
以下、この発明の詳細を一実施例を示す図面に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図及び第2図において、1はスパイクタイ
ヤであり、スパイク2を埋設して備えている。ス
パイク2はシヤンク3とカバー部材10とからな
つている。シヤンク3は柱状をなし、シヤンク3
の先端部にはチツプ4が固着しており、またシヤ
ンク3の基端部にはフランジ5が形成されてい
る。シヤンク3は先端部を外方に露出させた状態
でタイヤ6に埋設されており、フランジ5がシヤ
ンクの抜け出しを防止している。カバー部材10
は支持部8とシユーリング7とからなつている。
ヤであり、スパイク2を埋設して備えている。ス
パイク2はシヤンク3とカバー部材10とからな
つている。シヤンク3は柱状をなし、シヤンク3
の先端部にはチツプ4が固着しており、またシヤ
ンク3の基端部にはフランジ5が形成されてい
る。シヤンク3は先端部を外方に露出させた状態
でタイヤ6に埋設されており、フランジ5がシヤ
ンクの抜け出しを防止している。カバー部材10
は支持部8とシユーリング7とからなつている。
支持部8はゴム等の弾性材料で構成され薄肉の
円筒状をなしていてシヤンク3の外周面に嵌着し
ている。支持部8の先端にはシユーリング7が支
持部8と同心状に設けられている。シユーリング
7は支持部8と一体に形成され、環状をなしてお
り、チツプ4を囲んでシヤンク3の先端面9上に
位置している。シユーリング7は環の中心軸を含
む平面での断面形状が円形をなしている。シユー
リング7は弾性材料で構成されていて半径方向外
側に向かう外力が作用したときに、チツプ4を中
心にして外方に広がる方向に延伸することがで
き、またその外力が消滅したときは、チツプ4の
周囲直近の原形に復帰する。シヤンク3の先端面
9は中高になつており、中央部が最も高く、周辺
部がやや低くなつているので、シユーリング7に
半径方向外側に向かう外力が作用せず従つてシユ
ーリング7が原形にあるときはシユーリング7の
端面11はチツプ4の先端12よりもΔhだけ外
方にあり、従つてチツプ4の先端12は路面13
と接触しない。
円筒状をなしていてシヤンク3の外周面に嵌着し
ている。支持部8の先端にはシユーリング7が支
持部8と同心状に設けられている。シユーリング
7は支持部8と一体に形成され、環状をなしてお
り、チツプ4を囲んでシヤンク3の先端面9上に
位置している。シユーリング7は環の中心軸を含
む平面での断面形状が円形をなしている。シユー
リング7は弾性材料で構成されていて半径方向外
側に向かう外力が作用したときに、チツプ4を中
心にして外方に広がる方向に延伸することがで
き、またその外力が消滅したときは、チツプ4の
周囲直近の原形に復帰する。シヤンク3の先端面
9は中高になつており、中央部が最も高く、周辺
部がやや低くなつているので、シユーリング7に
半径方向外側に向かう外力が作用せず従つてシユ
ーリング7が原形にあるときはシユーリング7の
端面11はチツプ4の先端12よりもΔhだけ外
方にあり、従つてチツプ4の先端12は路面13
と接触しない。
一方、シユーリング7に半径方向外側に向かう
外力が作用して、シユーリング7がシヤンク3の
先端面9の周辺部に変位したときには、シユーリ
ング7の端面11が下がり、相対的にチツプ4の
先端12が突出して路面13に接触する。尚、シ
ユーリング7が変位したときに、そのシユーリン
グ7を収容するために、シヤンク3の先端面9の
周囲のタイヤ踏面14に環状の溝15を形成して
おいてもよい。また第4図のようにチヤンク周辺
部を段付20にしてもよい。
外力が作用して、シユーリング7がシヤンク3の
先端面9の周辺部に変位したときには、シユーリ
ング7の端面11が下がり、相対的にチツプ4の
先端12が突出して路面13に接触する。尚、シ
ユーリング7が変位したときに、そのシユーリン
グ7を収容するために、シヤンク3の先端面9の
周囲のタイヤ踏面14に環状の溝15を形成して
おいてもよい。また第4図のようにチヤンク周辺
部を段付20にしてもよい。
シユーリング7は弾性体、例えばゴムまたはプ
ラスチツクで構成される。ここで使用する弾性体
はスパイク2のシヤンク3の直径とシユーリング
7の中心円直径との比によつても異なるが、伸び
が350%以上で硬さ(JIS K6301A形)60以上の
材料で構成する。かつこの材料の耐摩耗性は高く
なければならない。また、特にその摩擦係数は重
要であつて、凍結した路面に対する摩擦係数が非
凍結路面に対する摩擦係数より小さい材料を使用
する。
ラスチツクで構成される。ここで使用する弾性体
はスパイク2のシヤンク3の直径とシユーリング
7の中心円直径との比によつても異なるが、伸び
が350%以上で硬さ(JIS K6301A形)60以上の
材料で構成する。かつこの材料の耐摩耗性は高く
なければならない。また、特にその摩擦係数は重
要であつて、凍結した路面に対する摩擦係数が非
凍結路面に対する摩擦係数より小さい材料を使用
する。
[作 用]
このように構成されたスパイクピンを装着した
スパイクタイヤは、走行路面とタイヤ面あるいは
チツプとの間の摩擦係数が凍結時と非凍結時にお
いて異なることを利用し、凍結路面においてはチ
ツプ先端が突出あるいは露出して路面を把持し、
乾燥路面等の非凍結路面においては、チツプ先端
を後退あるいは隠蔽させて路面とスパイクチツプ
との接触を軽減させ、路面の損耗を低下させる。
その具体的な作用は次の通りである。
スパイクタイヤは、走行路面とタイヤ面あるいは
チツプとの間の摩擦係数が凍結時と非凍結時にお
いて異なることを利用し、凍結路面においてはチ
ツプ先端が突出あるいは露出して路面を把持し、
乾燥路面等の非凍結路面においては、チツプ先端
を後退あるいは隠蔽させて路面とスパイクチツプ
との接触を軽減させ、路面の損耗を低下させる。
その具体的な作用は次の通りである。
まず、スパイクタイヤ1によつて氷雪の無い非
凍結路面を走行する場合には、第3図aに示すよ
うに、路面にはチツプ4は当接せず、もつぱらシ
ユーリング7が当接する。シユーリング7は路面
からシヤンク3の軸方向の荷重を受け路面13と
平行な方向の分力が発生するが、シユーリング7
と非凍結路面との摩擦係数は大きいので、シユー
リング7には横すべりが生ぜず、したがつて、路
面からの荷重はシユーリング7を介してシヤンク
3が負担し、路面13にはシユーリング7が当接
し、チツプ4は路面13に当接しない、従つてチ
ツプ4が路面を削り取ることはない。
凍結路面を走行する場合には、第3図aに示すよ
うに、路面にはチツプ4は当接せず、もつぱらシ
ユーリング7が当接する。シユーリング7は路面
からシヤンク3の軸方向の荷重を受け路面13と
平行な方向の分力が発生するが、シユーリング7
と非凍結路面との摩擦係数は大きいので、シユー
リング7には横すべりが生ぜず、したがつて、路
面からの荷重はシユーリング7を介してシヤンク
3が負担し、路面13にはシユーリング7が当接
し、チツプ4は路面13に当接しない、従つてチ
ツプ4が路面を削り取ることはない。
次にタイヤ1が氷雪路面を走行する場合には、
シユーリング7と氷雪との摩擦係数は小さいので
シユーリング7に生ずる路面と平行な方向の分力
により、シユーリング7は横すべりを生じ、これ
により、シユーリング7は第3図bに示すように
シヤンク3の先端面9に沿つて半径方向の外側に
後退し、溝15が設けられているときは、その溝
15に入り込み、相対的にチツプ4が外側に突出
して路面13上の氷雪に食込みスパイクとしての
機能を発揮する。
シユーリング7と氷雪との摩擦係数は小さいので
シユーリング7に生ずる路面と平行な方向の分力
により、シユーリング7は横すべりを生じ、これ
により、シユーリング7は第3図bに示すように
シヤンク3の先端面9に沿つて半径方向の外側に
後退し、溝15が設けられているときは、その溝
15に入り込み、相対的にチツプ4が外側に突出
して路面13上の氷雪に食込みスパイクとしての
機能を発揮する。
なお、第3図はシユーリングの弾性圧縮変形の
状態も示されているが、その他の図面ではシユー
リングの弾性圧縮変形の状態は示されていない。
状態も示されているが、その他の図面ではシユー
リングの弾性圧縮変形の状態は示されていない。
(ハ) 発明の効果
以上の説明から明らかな通り、この発明によれ
ば、路面の凍結、非凍結の状態に直接対応して、
路面の凍結時、非凍結時の摩擦係数の相違をその
まま利用して、チツプのタイヤ表面よりの突出長
さを変化させること、タイヤ表面下へ移動させる
こと、若しくはチツプを隠蔽することが可能で、
これによつて、路面を削りとらず、かつ、氷雪面
上におけるタイヤの性能を低下させることもな
く、構造が簡単なスパイクタイヤを得ることが出
来る。特に重要なこととして、従来からスパイク
の出入制御を温度に応じて行うことが考えられて
いるが、路面の状態を温度状態から推定すること
は、路面の状態の検出方法としては間接的な方法
であるが、この発明では路面のすべりを直接に信
号として使用するので、路面の状態に極めて良く
対応することができる。
ば、路面の凍結、非凍結の状態に直接対応して、
路面の凍結時、非凍結時の摩擦係数の相違をその
まま利用して、チツプのタイヤ表面よりの突出長
さを変化させること、タイヤ表面下へ移動させる
こと、若しくはチツプを隠蔽することが可能で、
これによつて、路面を削りとらず、かつ、氷雪面
上におけるタイヤの性能を低下させることもな
く、構造が簡単なスパイクタイヤを得ることが出
来る。特に重要なこととして、従来からスパイク
の出入制御を温度に応じて行うことが考えられて
いるが、路面の状態を温度状態から推定すること
は、路面の状態の検出方法としては間接的な方法
であるが、この発明では路面のすべりを直接に信
号として使用するので、路面の状態に極めて良く
対応することができる。
(ニ) 他の実施例
第5図aはこの発明の他の実施例が示されてお
り、この第5図に示す実施例は、シユーリング7
bの環の中心軸を含む平面での断面形状が真円で
はなくて先端面16と側端面17が直接をなして
おり、かつシユーリング7bの内側に膜状のつば
18が設けられている点で第1図及び第2図に示
す第1の実施例と異なつている。先端面16を直
線状としたことは路面13との接触面積を大きく
して、シユーリング7bの摩耗を減少させ、ま
た、つば18を設けたことは、第5図bに示すよ
うにシヤンク3とカバー部材10との間に砂など
が侵入するのを防止してスパイク2の作動を確実
にしている。
り、この第5図に示す実施例は、シユーリング7
bの環の中心軸を含む平面での断面形状が真円で
はなくて先端面16と側端面17が直接をなして
おり、かつシユーリング7bの内側に膜状のつば
18が設けられている点で第1図及び第2図に示
す第1の実施例と異なつている。先端面16を直
線状としたことは路面13との接触面積を大きく
して、シユーリング7bの摩耗を減少させ、ま
た、つば18を設けたことは、第5図bに示すよ
うにシヤンク3とカバー部材10との間に砂など
が侵入するのを防止してスパイク2の作動を確実
にしている。
第6図aはこの発明の更に他の実施例を示して
おり、この第6図に示す実施例は、シユーリング
7cの全表面を同じ性質にしないで、先端面16
と背端面21との性質を異ならせる。この場合、
先端面16の表面は凍結路面に対して摩擦係数が
小さい表面とし、背端面21の表面は凍結路面に
対して摩擦係数が大きい表面に形成する。
おり、この第6図に示す実施例は、シユーリング
7cの全表面を同じ性質にしないで、先端面16
と背端面21との性質を異ならせる。この場合、
先端面16の表面は凍結路面に対して摩擦係数が
小さい表面とし、背端面21の表面は凍結路面に
対して摩擦係数が大きい表面に形成する。
このように構成されたシユーリング7cにおい
ては、非凍結路面を走行するときは第6図aに示
すようにシユーリング7cの先端面16が路面1
3と接触するが、凍結路面を走行するときは、第
6図bに示すように、シユーリング7cの先端面
16がすべり、シユーリング7cが反転して背端
面21が外側にあつて路面13と接触する。背端
面21は粗面のように摩擦係数が大きく形成され
ているので、凍結路面とすべりを生じることなく
走行することができる。従つてこの第6図に示す
実施例の場合は、チツプ4を省略することができ
る。
ては、非凍結路面を走行するときは第6図aに示
すようにシユーリング7cの先端面16が路面1
3と接触するが、凍結路面を走行するときは、第
6図bに示すように、シユーリング7cの先端面
16がすべり、シユーリング7cが反転して背端
面21が外側にあつて路面13と接触する。背端
面21は粗面のように摩擦係数が大きく形成され
ているので、凍結路面とすべりを生じることなく
走行することができる。従つてこの第6図に示す
実施例の場合は、チツプ4を省略することができ
る。
第1図はこの発明の一実施例に係わるスパイク
ピンを示す断面説明図、第2図はスパイクピンの
平面図説明図、第3図はスパイクピンの使用状態
を示す縦断面説明図、第4図はこの発明の他の実
施例に係わるスパイクピンを示す断面説明図、第
5図はこの発明の他の実施例に係わるスパイクピ
ンを示す断面説明図、第6図はこの発明の更に他
の実施例に係わるスパイクピンを示す縦断面説明
図、及び第7図は従来のスパイクタイヤを示す縦
断面説明図である。 1…スパイクタイヤ、2…スパイク、3…シヤ
ンク、4…チツプ、5…フランジ、6…タイヤ、
7…シユーリング、8…支持部、10…カバー部
材、11…端面、12…先端、13…路面、14
…タイヤ踏面、15…溝、16…先端面、17…
側端面、18…つば、21…背端面。
ピンを示す断面説明図、第2図はスパイクピンの
平面図説明図、第3図はスパイクピンの使用状態
を示す縦断面説明図、第4図はこの発明の他の実
施例に係わるスパイクピンを示す断面説明図、第
5図はこの発明の他の実施例に係わるスパイクピ
ンを示す断面説明図、第6図はこの発明の更に他
の実施例に係わるスパイクピンを示す縦断面説明
図、及び第7図は従来のスパイクタイヤを示す縦
断面説明図である。 1…スパイクタイヤ、2…スパイク、3…シヤ
ンク、4…チツプ、5…フランジ、6…タイヤ、
7…シユーリング、8…支持部、10…カバー部
材、11…端面、12…先端、13…路面、14
…タイヤ踏面、15…溝、16…先端面、17…
側端面、18…つば、21…背端面。
Claims (1)
- 1 先端にスパイクチツプを取付けていてタイヤ
に固定されるスパイクシヤンクと、前記スパイク
シヤンクの外側に設けられたカバー部材とを有
し、前記カバー部材は前記スパイクシヤンクの側
面に沿つて位置する弾性撓み可能な支持部と、前
記支持部の先端に取り付けられていて前記スパイ
クチツプを囲んで前記スパイクシヤンクの先端面
上に位置しかつ円周長さが弾性的に可変の環状の
シユーリングとからなり、前記シユーリングは前
記チツプを中心にして外側に延伸可能に構成さ
れ、かつ、前記スパイクシヤンクはタイヤと協働
してスパイクシヤンクとタイヤ踏面との間に前記
延伸した状態の前記シユーリングの全部または一
部分を収納可能な溝を形成し、前記シユーリング
は凍結した路面に対する摩擦係数が非凍結路面に
対する摩擦係数より小さい材料で構成されかつ中
心円の中心に平行な断面形状の高さが前記スパイ
クシヤンクの先端面からの前記スパイクチツプの
突出量よりも大きくかつ前記断面形状の高さ方向
の先端がタイヤ踏面の外側に突出するように構成
されていることを特徴とするスパイクピン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61171163A JPS6328705A (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 | スパイクピン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61171163A JPS6328705A (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 | スパイクピン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6328705A JPS6328705A (ja) | 1988-02-06 |
| JPH0411408B2 true JPH0411408B2 (ja) | 1992-02-28 |
Family
ID=15918161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61171163A Granted JPS6328705A (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 | スパイクピン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6328705A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7063350B2 (ja) * | 2020-06-01 | 2022-05-09 | 横浜ゴム株式会社 | スタッドピン及びそれを備えたタイヤ |
-
1986
- 1986-07-21 JP JP61171163A patent/JPS6328705A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6328705A (ja) | 1988-02-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |