JPH04117429A - ポリエステルフイルム - Google Patents

ポリエステルフイルム

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JPH04117429A
JPH04117429A JP23744390A JP23744390A JPH04117429A JP H04117429 A JPH04117429 A JP H04117429A JP 23744390 A JP23744390 A JP 23744390A JP 23744390 A JP23744390 A JP 23744390A JP H04117429 A JPH04117429 A JP H04117429A
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polyester
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聡 西野
Koichi Abe
晃一 阿部
Hidehito Minamizawa
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ポリエステルフィルム、更に詳しくは、包装
用、コンデンサー用、および磁気テープ用ベースフィル
ムなどとして好適なポリエステルフィルムに関するもの
である。
[従来の技術] 従来、ポリエステルフィルムには、易滑性をもたせるた
めに、架橋高分子粒子を含有させておく手段(例えば、
特開平1−204934号公報など)が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、フィルムの加工速度の増大などに伴い、
フィルムに要求される耐スクラッチ性は益々厳しくなっ
ているため、上述の如き従来のポリエステルフィルムで
は、高速で接触するロール、ガイドピン、特に磁気記録
媒体での樹脂ガイドピンでフィルムの表面に傷が入り、
製品性能上のトラブルとなるという欠点が、最近、問題
となってきている。
一方、磁気記録媒体においては、製造時にベースフィル
ム表面が磁性面に接触することにより、磁性面表面に傷
が入るといった欠点も、最近問題となってきている。
本発明の目的は、かかる課題を解消せしめ、耐スクラッ
チ性、耐磁性面傷性などに優れたポリエステルフィルム
を提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、粒子表面が一般式−coox (xはH1ア
ルキル基、アルカリ金属またはアルカリ土類金属)で表
わされる官能基を持つポリマで被覆されている架橋有機
粒子を0.0010〜10重量%含有することを特徴と
するポリエステルフィルムに関するものである。
本発明のポリエステルは特に限定されないが通常ポリエ
チレンテレフタレート、ポリエチレンα。
β−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン4.4′−ジ
カルボキシレート、ポリエチレン2,6−ナフタレート
、ポリブチレンテレフタレート等が用いられる。中でも
ポリエチレンテレフタレートが好ましい。
本発明のフィルムには該粒子表面が一般式−Coox 
(xはH1アルキル基、アルカリ金属またはアルカリ土
類金属)で表わされる官能基を持つポリマで被覆されて
いる架橋有機粒子が含有されている必要がある。
架橋有機粒子としては、例えば架橋ポリ(スチレン−ジ
ビニルベンゼン)共重合体粒子、架橋ポリ(エチルビニ
ルベンゼン−ジビニルベンゼン)共重合体粒子、架橋ポ
リエステル粒子、架橋ポリイミド粒子、架橋ポリエーテ
ルスルフォン粒子などがある。本発明フィルムに上記粒
子が含有されていない場合には、耐スクラッチ性が不良
となる。
この時、架橋有機粒子の内部(表面以外の部分)に一般
式−C00X (XはH1アルキル基、アルカリ金属ま
たはアルカリ土類金属)で表わされる官能基を持つポリ
マが含有されていない方が特に好ましい。粒子内部にま
で一般式−C00X (XはH1アルキル基、アルカリ
金属またはアルカリ土類金属)で表わされる官能基を持
つポリマが含有されていると、粒子の耐熱性が低下し、
フィルムの製造に支障をきたすばかりでなく、できたフ
ィルムの耐スクラッチ性を良好とすることが難しくなる
。また、本発明では、該ポリマで被覆されている架橋有
機粒子を含有する必要があり、含有されている粒子が全
て無機粒子では、たとえ粒子表面が一般式−coox 
(xはH1アルキル基、アルカリ金属またはアルカリ土
類金属)で表わされる官能基を持つポリマで被覆されて
いても、耐磁外面傷性、耐スクラッチ性がともに不良と
なるので好ましくない。
さらに、上記架橋有機粒子は該粒子表面が一般式−co
ox (xはH1アルキル基、アルカリ金属またはアル
カリ土類金属)で表わされる官能基を持つポリマで被覆
されている必要がある。一般式−COOX (XはH1
アルキル基、アルカリ金属またはアルカリ土類金属)で
表わされる官能基を持つポリマとしてはポリアクリル酸
、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリ
メタクリル酸ナトリウムなどが好ましく用いられる。
また、一般式−cooxで表わされるポリマと共に、他
のポリマを共重合したものやブレンドしたもので被覆す
ることも好適である。
被覆層の厚さは特に限定されないが、被覆される前の架
橋有機粒子の粒子径より小さいことが好ましく、特に1
0人〜200OAであると耐スクラッチ性をより一層良
好とするので好ましい。
本発明のポリエステルフィルムに用いる架橋有機粒子の
平均粒径は0.010〜5.0μm1好ましくは0.0
50〜2.0μm1さらに好ましくは0.10〜1.0
μmであると耐磁外面傷性と耐スクラッチ性を共に良好
とするのに特に好ましい。
本発明のポリエステルフィルムに用いる架橋有機粒子の
粒度分布係数は1.15=5.0、好ましくは1.20
〜3. 0の範囲であると耐磁外面傷性と耐スクラッチ
性を共に良好とするのに特に好ましい。
本発明のポリエステルフィルムには架橋有機粒子が0.
0010〜10.0重量%、好ましくは0.010〜2
.0重量%含有されている必要がある。含有量が上記範
囲より多いと耐磁外面傷性が不良となり、少ないと耐ス
クラッチ性が不良となるので好ましくない。
また、本発明のポリエステルフィルムに用いられる架橋
有機粒子の形状係数は、0.75〜1゜0の間であるこ
とが、耐スクラッチ性をさらに良好とするのに有効であ
る。
本発明のポリエステルフィルムに用いる架橋有機粒子の
架橋度は、25%以上、好ましくは35%以上であると
、耐スクラッチ性をより一層良好とするので好ましい。
また、架橋有機粒子の耐熱温度は350℃以上、好まし
くは380°C以上、特に好ましくは400℃以上であ
ると耐スクラッチ性がより一層良好となるので極めて好
ましい。
また該粒子はポリエステル及び該粒子表面を被覆してい
るポリマと実質的に反応しないほうが好ましい。実質的
に反応しない粒子とは、粒子が周囲のポリマやポリエス
テルと化学反応を起こすことなく、かつ、共有結合やイ
オン結合などの化学的結合を持たない粒子のことを示す
。粒子と周囲のポリマやポリエステルが強く反応してい
る場合には、粒子同志の凝集も多くなり粗大粒子となっ
て、耐磁性面傷性が不良となるので好ましくない。
また粒子と共に分散剤を添加することは、粒子の凝集を
防ぎ、耐磁性面傷性をより一層良好とするのに好ましい
尚、本発明で用いるポリエステルフィルムには、本発明
の目的を阻害しない範囲であれば、該架橋有機粒子以外
の粒子が含まれていてもかまわない。
特に少量の無機粒子を同時に含有することは耐スクラッ
チ性を一層良好とするので好ましい。この時、モース硬
度6以上で、平均−成粒径が5〜300nm、平均凝集
度が3〜300である無機粒子(粒子B)を同時に含有
すると耐スクラッチ性がより一層良好となるので特に好
ましい。粒子Bの含有量は0.03〜1.0重量%、好
ましくは0.05〜0.5重量%の範囲であると耐削れ
性がより一層良好となるので好ましい。
また、内部析出粒子を併用しても良い。
更に、本発明フィルムの平均表面粗さは特に限定されな
いが、少なくとも片面の平均表面粗さが0.003〜0
.060μmの範囲にある場合に耐スクラッチ性及び耐
磁性面傷性が共により一層良好となるので望ましい。
また本発明フィルムの静摩擦係数は、特に限定されない
が、少なくとも片面の静摩擦係数が0゜2〜3.0の範
囲にある場合に耐スクラッチ性がより一層良好となるの
で望ましい。
更に、本発明のポリエステルフィルムは突起高さ標準偏
差が1μm以下、好ましくは0.5μm以下の範囲であ
ると、耐スクラッチ性がより一層良好となるので望まし
い。
次に本発明フィルムの製造方法を説明する。
まず架橋有機粒子の製法は特に限定されないが、乳化重
合法、懸濁重合法などが好ましく用いられる。特にシー
ド法と呼ばれる乳化重合法も用いると、粒度分布係数を
本発明の好ましい範囲内とするのに特に好適である。−
旦合成した大きな粒子を粉砕、分級する方法もあるが、
粒度分布係数を本発明の好ましい範囲内とすることが極
めて難しい。
次に、架橋有機粒子の表面に一般式−coox(XはH
1アルキル基、アルカリ金属またはアルカリ土類金属)
で表わされる官能基を持つポリマを被覆する。被覆する
方法は特に限定されないが、架橋有機粒子を乳化状態で
含有している溶媒に上記ポリマを添加せしめ被覆する方
法などが好ましく用いられる。
次に、所定のポリエステルにこの架橋有機粒子を含有せ
しめる方法としては、重合前、重合中、重合後のいずれ
に添加してもよいが、ポリエステルのジオール成分であ
るエチレングリコールなどに、スラリーの形で混合、分
散せしめ、所定のジカルボン酸成分と重合せしめる方法
が好ましい。
また、架橋有機粒子を添加する際には、例えば、乳化重
合などで得られた水ゾルを一旦乾燥させる事無く添加す
ると粒子の分散性が非常によく、耐スクラッチ性をより
良好とすることができる。
更に、乳化重合などで得られた球状有機粒子の水スラリ
ーを直接所定のポリエステルペレットと混合し、ベント
方式の2軸混練押出機に供給しポリエステルに練り込む
方法は、粒度分布係数を本発明の好ましい範囲内とする
のに非常に有効である。
粒子の含有量を調節する方法としては、上記方法で高濃
度の粒子マスターを作っておき、それを製膜時に粒子を
実質的に含有しないポリエステルで希釈して粒子の含有
量を調節する方法が有効である。
次に、このポリエステルを十分乾燥した後、押出機に供
給し、高精度濾過した後スリット状口金から溶融押出し
、冷却固化せしめて未延伸フィルムを作る。この時、押
出温度は低い方が好ましく、265℃〜285°Cの間
で押し出すことが、粒子の表面を特殊なポリマにて効率
良く被覆しておくのに好適である。特に、押出機の原料
供給部の温度は265°C〜275°Cの範囲であるこ
とが好ましい。また、ポリエステルの押出機中での滞留
時間は短い方が良く、滞留時間が30分以内である場合
が好適である。
またキャスト時のドラフト比(口金のスリット幅/未延
伸フィルムの厚み)は4〜12倍程度の高い値であるこ
とが好ましい。粒子の表面が特殊なポリマで被覆されて
いると、特異な相互作用が現われるため、ドラフト比が
高くないと均一な二軸延伸が難しい。
次にこの未延伸フィルムを必要に応じて二軸延伸し、二
軸配向せしめる。延伸方法としては、逐次二軸延伸法ま
たは同時二軸延伸法を用いることができる。ただし、最
初に長手方向、次に幅方向の延伸を行なう逐次二軸延伸
法を用いた方が、耐スクラッチ性を良好とするのに好適
である。
長手方向の延伸条件は110〜135°Cという高温で
、しかも2段または3段に分けて、4〜5倍延伸する方
法が好ましく、特に3段めの延伸温度が1〜2段めの延
伸温度より低いことが好適である。粒子の表面が特殊な
ポリマで被覆されていると、特異な相互作用が現われる
ため、最初の延伸は高い温度で行なうことが好ましい。
幅方向の延伸は、90〜125°Cで3〜6倍延伸する
のが好ましいが、幅方向の延伸温度が長手方向の延伸温
度より低いと好適である。
また、−旦、二軸延伸したフィルムを少なくとも一方向
に更に延伸しても良い。特に熱固定時に幅方向に再度延
伸することは好適である。
更に、−旦、二軸延伸したフィルムを少なくとも一方向
に収縮させても良い。特に10%以内の収縮が好ましい
また必要に応じて、この延伸フィルムを熱処理する。こ
の場合の熱処理条件としては、定長下で150〜220
°C1好ましくは170〜210°Cの範囲で0. 5
〜30秒間行なうことが好ましい。
[作用] 本発明フィルムは、表面を特殊なポリマで被覆した特定
の有機粒子を含有し、かつ粒子の含有量を特定の範囲と
したため、粒子とポリエステルが特異な相互作用を示し
、効果的に表面突起が生成し、かつ粒子の脱落がなくな
るものと推定される。
[特性の測定法] 本発明の特性値は次の測定法、評価基準によるものであ
る。
(1)架橋有機粒子の平均粒径、粒度分布係数、形状係
数 架橋有機粒子を含有したフィルムを厚さ方向に1000
人〜8000A程度の超薄切片とし、透過型電子顕微鏡
(例えば日本電子製J EM−1200EXなど)を用
いて、2000〜20万倍程度の倍率で粒子を観察する
。1000個の粒子について下記■、■に基づき、その
円相当径から数平均粒子直径(Dn)、体積平均粒子直
径(D w )をそれぞれ測定する。架橋有機粒子の平
均粒径は数平均粒子直径(Dn)をもって平均粒径とす
る。
また粒度分布係数は数平均粒子直径と体積平均粒子直径
の比(D n / D w )をもって粒度分布係数と
した。
Dn=ΣDi/1000   −、、、・■(i・1〜
10010 00)DΣDi 3/ 1000) ””   ・■(
i・1〜10θ0) また、上記の方法で粒子を観察した時に、その粒子の最
大直径と円相当径の比を1000個の粒子について平均
した値を粒子の形状係数とした。
(2)無機粒子の平均−次粒径、平均凝集度上言己と同
様に無機粒子Bを含有したフィルムを厚さ方向に100
OA〜100OOA程度の超薄切片とし、透過型電子顕
微鏡(例えば日本電子源JEM−1200EXなど)を
用いて粒子Bを観察する。10万倍程度の倍率で粒子B
を観察するとこれ以上粒子を分割できない最小の粒子径
(−次粒子径)を観察することができる。この観察を1
00視野について行ない、平均した値を平均−次粒径と
した。また同様にして観察された一つの凝集粒子が、い
くつの−次粒子からできているかを数え、100視野に
ついて平均した値を平均凝集度とした。
(3)粒子の含有量 ポリエステルを溶解し粒子は溶解させない溶媒を選択し
、粒子をポリエステルから遠心分離し、粒子の全体重量
に対する比率(重量%)をもって粒子含有量とする。ま
た、必要に応じて熱分解ガスクロマトグラフィーや赤外
分光法や、蛍光X線分析法、ラマン散乱、SEM−XM
Aなどを利用して定量することもできる。
(4)有機粒子の耐熱温度 島津製作所製TG−30Mを用い、昇温速度1O℃/分
、窒素気流下(50ml/分)にて微分熱重量分析を行
ない、最大の微分熱減量ピークを有機粒子の耐熱温度と
した。
(5)突起個数、突起高さ標準偏差 2検出器方式の走査型電子顕微鏡[ESM−3200、
エリオニクス(株)製]と断面測定装置[PMS−1、
エリオニクス(株)製]においてフィルム表面の平坦面
の高さをOとして走査した時の突起の高さ測定値を画像
処理装置[IBAS2000、カールツアイス(株)製
]  (512x512画素)に送り、画像処理装置上
にフィルム表面突起画像を再構築する。この測定された
個々の突起部分の中で最も高い値をその突起の高さとし
、個々の突起について突起高さを求める。この測定を場
所をかえて50回繰返す。この時、突起高さが20nm
以上の突起個数をカウントし、1mm’あたりに換算し
たものを突起個数とした。
また、上記の測定された全ての突起の高さを、突起高さ
Oを中心とする正規分布に当てはめ、この時の標準偏差
を突起高さ標準偏差としγこ。
尚、走査型電子顕微鏡の倍率は、突起の大きさに応じて
2000〜20000倍の範囲の間で最適な倍率を選択
することができる。
(6)耐磁性向傷性 市販スダンダートタイプビデオテープを磁性面を外側に
して張力100gで直径7則のピンの円周方向にテープ
の長手方向を巻き付ける。次に幅1/2インチのテープ
状にスリットしたフィルムを、巻き付は角60°、張力
500gで、上記ビデオテープの外側に、長手方向に重
ねあわせて巻き付け、フィルムを走行速度20cm/分
で10往復走行させる(ストロークは5cm)。この時
、磁性面に発生した傷を目視にて観察し、はとんど傷が
無い場合(1/2インチ当たりの傷の本数が9本以下)
を磁性向傷良好、1/2インチ当たりの傷の本数が10
本以上の場合を磁性向傷不良と判定した。
(7)耐スクラッチ性 フィルムを幅1/2インチのテープ状にスリットし、張
力300 g、走行速度500m/分で、ポリオキシメ
チレン製のビデオカセットのテープガイドピン上を巻き
付は角90°で繰り返し50回走行させ、その時につく
傷の量を次の基準にしたがい目視で判定した。
まった(傷のないもの・・・・・5点 浅い傷のあるもの・・・・・・・3点 深い傷が多数あるもの・・・・・1点 また、5点と3点の中間を4点、3点と1点の中間を2
点とした。この時、3点以上を耐スクラッチ性良好、3
点未満を耐スクラッチ性不良とした。
(8)表面粗さ WYKO社製のH1REs−TOTO−3D(高解像度
カメラ内蔵)を用いて測定した。20回の平均値をもっ
て表面粗さとした。
[実施例] 次に実施例に基づき、本発明の実施態様を説明する。
実施例1(第1表) 平均粒径0.6μm1粒度分布係数1.30の架橋ポリ
(エチルスチレン−ジビニルベンゼン)共重合体粒子を
乳化重合法(シード法)にて合成し、該粒子の表面をポ
リ(メタクリル酸ナトリウム−スチレン)共重合ポリマ
で500Aの厚さに被覆した。この粒子を乳化状態で含
有する10重量%の水スラリーを粒子を含有しないポリ
エチレンテレフタレートのペレットと共にベント式二軸
混練押出機に供給し粒子のマスターペレットを得た。ポ
リエステルに対する粒子の含有量は、1゜0重量%であ
った。
このペレットを、180°Cで3時間減圧乾燥(3To
rr)した後、押出機に供給し、高精度濾過した後27
5℃で溶融押出し、静電印加キャスト法を用いて表面温
度30℃のキャスティングドラムに巻きつけて冷却固化
し、厚さ約150μmの未延伸フィルムを作った。この
時のドラフト比は7.5であった。
この未延伸フィルムを3段階に分けて長手方向に延伸し
た。−段めの延伸は123℃にて1.2倍、2段めの延
伸は126℃にて1.45倍、更に3段めの延伸は11
5°Cにて2.3倍延伸した。
総合の長手方向延伸倍率は4.0倍であった。この−軸
フイルムをステンタを用いて105℃で幅方向に3.4
倍延伸し、−旦室温まで冷却した後、再び205℃で1
.3倍延伸し、更に200℃で幅方向に5%収縮させ、
その後定長下で205°Cにて4秒間熱処理し、厚さ1
2μmのフィルムを得た。
このフィルムの平均表面粗さは、0.014μmであっ
た。
次にこのフィルムの耐磁外面傷性を測定すると、傷の本
数が3本と非常に良好であった。また耐スクラッチ性も
4.0点で良好であった。
このように、表面を特殊なポリマで被覆した特定の粒子
を含有し、かつ粒子の粒径、粒度分布係数と添加量が特
定の範囲としたため耐スクラッチ性と耐磁外面傷性を共
に満足する優れたフィルムとなり得ることが分る。
実施例2〜5、比較例1〜4(第1表)含有する粒子の
種類、粒子表面を被覆するポリマの種類、含有量などを
種々変えて、実施例1と同様にポリエチレンテレフタレ
ートの二軸配向フィルムとした。含有する粒子の種類、
粒子表面を被覆するポリマの種類、含有量の全てが本発
明の範囲内であるものは、耐スクラッチ性と耐磁外面傷
性が共に良好であった。(実施例2〜5)。
しかし、含有する粒子の種類、粒子表面を被覆するポリ
マの種類、含有量のいずれかが本発明外であるときは、
耐スクラッチ性と耐磁外面傷性を共に満足させることは
できなかった(比較例1〜4)。
[発明の効果] 本発明は、表面を特殊なポリマで被覆した特定の粒子を
含有し、かつ粒子の含有量が特定の範囲としたポリエス
テルフィルムとしたので、粒子とポリエステルが特異な
相互作用を示し、次の如き優れた効果を奏するものであ
る。
■ フィルムの加工工程で、加工速度が増大してもフィ
ルム表面に傷が入りに(く、特に樹脂製のガイドロール
などで傷が入るといったトラブルがなくなる。
■ フィルムの加工工程で、加工速度が増大してもフィ
ルム表面が相手部材や磁性面表面に傷を付けることがな
い。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粒子表面が一般式−COOX(XはH、アルキル
    基、アルカリ金属またはアルカリ土類金属)で表わされ
    る官能基を持つポリマで被覆されている架橋有機粒子を
    0.0010〜10重量%含有することを特徴とするポ
    リエステルフィルム。
  2. (2)架橋有機粒子の平均粒径が0.010〜5.0μ
    m、かつ粒度分布係数が1.15〜5.0の範囲である
    特許請求の範囲第1項に記載のポリエステルフィルム。
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