JPH04118929U - 物品供給装置 - Google Patents

物品供給装置

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JPH04118929U
JPH04118929U JP5006491U JP5006491U JPH04118929U JP H04118929 U JPH04118929 U JP H04118929U JP 5006491 U JP5006491 U JP 5006491U JP 5006491 U JP5006491 U JP 5006491U JP H04118929 U JPH04118929 U JP H04118929U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品等の角形物品を案内する溝内が物品
で一杯になった場合でも、押出しに必要なストロ−クを
効果的に吸収でき、しかも物品にかかる力を極力小さく
できる物品供給装置を提供すること。 【構成】物品供給装置における押出し手段21を、押出
し部22を有する第1ア−ム23と、第1ア−ム23の
他端部を揺動可能に支持し回転自在に軸支された第2ア
−ム24と、第1ア−ム23と第2ア−ム24とを所定
の保持力をもって直線的に保持し、且つ保持力を越える
力が作用したときにはその保持を解除可能な保持手段2
3b,24bと、第2ア−ム24を揺動させるカム25
と、カム25を所定方向に回転駆動する駆動源26とか
ら構成したので、物品案内溝3内が物品Pで一杯になり
押出し部22に高抵抗がかかった時点では上記保持手段
による第1ア−ム23の保持を解除して該第1ア−ム2
3を第2ア−ム24から離反させて、押出し部22から
物品Pにかかる力を皆無にできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子部品等の角形物品の供給に有用な物品供給装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、角形をなす電子部品を順次供給可能な供給装置を開示するものとして、 特開昭62−149200号公報が知られている。
【0003】 この供給装置は図11に示すように、電子部品Pを縦方向に積み重ねて収納可 能なマガジン101 と、該マガジン101 を直立状態で支持するスタンドブロック10 2 と、スタンドブロック102 の下側に配置され、電子部品Pを所定方向に案内す るガイドブロック103 と、マガジン101 に収納された最下位の電子部品P1をガ イドブロック103 の溝内に押出す押出し手段104 とを具備している。
【0004】 上記押出し手段104 は、エアシリンダ104aと、エアシリンダ104aのロッドに連 結されたピン104b付きのスライダ104cと、長穴104dにスライダ104cのピン104bを 挿入したエスケ−ププレ−ト104eと、スライダ104cの後端に連結され、その自由 端でエスケ−ププレ−ト104eの後端を押圧支持する板バネ104fとから構成されて いる。
【0005】 即ち、上記の供給装置では、エアシリンダ104aのロッドの伸長によって板バネ 104fを介してエスケ−ププレ−ト104eを押圧前進させ、該エスケ−ププレ−ト10 4eの先端でマガジン101 に収納された最下位の電子部品P1をガイドブロック10 3 の溝内に押出すことができ、またエアシリンダ104aのロッドの縮長によってエ スケ−ププレ−ト104eを元の位置に後退させ、これを繰返すことで電子部品Pを 順次ガイドブロック103 の溝内に押出すことができるようになっている。
【0006】 また、ガイドブロック103 の溝内が電子部品Pで一杯になりエスケ−ププレ− ト104eが前進できない状態になったときには、エアシリンダ104aのロッドが伸長 されても押出しに必要なストロ−クを板バネ104fの撓みによって吸収して、エス ケ−ププレ−ト104eの前進を抑制している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の供給装置では、ガイドブロック103 の溝内が電子部品で一杯に なったときにおけるエスケ−ププレ−ト104eの逃げを板バネ104fの撓みで許容し ているが、電子部品Pには撓んだ状態にある板バネのバネ圧に相当する力がエス ケ−ププレ−ト104eを介して電子部品Pに作用にする。
【0008】 上記の力を極力に小さくするために板バネ104fとして弾性の弱いものを使用す ると、繰返しの部品供給で板バネにへたりを生じて適正な供給動作が行なえなく なる欠点がある。逆に、板バネ104fとして弾性の強いものを使用すると、かなり 大きな力が電子部品Pに作用して、並んだ状態にある電子部品Pが傾斜してガイ ドブロック103 の溝内に詰まったり、損傷を受ける恐れがあり、板バネの選択が 極めて難しい難点がある。
【0009】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、電子 部品等の角形物品を案内する溝内が物品で一杯になった場合でも、押出しに必要 なストロ−クを効果的に吸収でき、しかも物品にかかる力を極力小さくできる物 品供給装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1では、角形物品を積み重ねて収納可能な物 品収納部と、物品収納部に収納された最下位の物品を該物品収納部から押出す押 出し手段と、押出された物品を所定方向に案内する物品案内溝とを具備した物品 供給装置において、上記押出し手段を、一端部に押出し部を有する第1ア−ムと 、第1ア−ムの他端部を一端部寄りに揺動可能に支持し、且つ略中心部を回転自 在に軸支された第2ア−ムと、第1ア−ムと第2ア−ムとを所定の保持力をもっ て直線的に保持し、且つ押出し過程で保持力を越える力が作用したときにはその 保持を解除可能な保持手段と、第2ア−ムの他端部に接触して該第2ア−ムを揺 動させるカムと、カムを所定方向に回転駆動する駆動源とから構成している。
【0011】 また、請求項2では、角形物品を積み重ねて収納可能な物品収納部と、物品収 納部に収納された最下位の物品を該物品収納部から押出す押出し手段と、押出さ れた物品を所定方向に案内する物品案内溝とを具備した物品供給装置において、 上記押出し手段を、後端部に操作ピンを有する押出しア−ムと、操作ピンが摺動 且つ回動自在に係合する長穴を備えた駆動ア−ムと、操作ピンを長穴の前端部に 保持し、且つ押出し過程で保持力を越える力が作用したときにはその保持を解除 可能な保持手段と、駆動ア−ムの後端部を回動自在に軸支し、駆動ア−ムを進退 させるカムと、カムを所定方向に回転駆動する駆動源とから構成している。
【0012】
【作用】
請求項1記載の物品供給装置における物品の押出しは、駆動源を作動しカムを 所定方向に回転させることによって行なわれる。カムの回転により第2ア−ムが 軸支部分を中心として所定方向に揺動し、保持手段によって第2ア−ム側に保持 される第1ア−ムが該第2ア−ムと同期して同方向に揺動し、第1ア−ムの揺動 で前進する押出し部によって物品収納部に収納された最下位の物品が該物品収納 部から物品案内溝内に押出される。
【0013】 物品案内溝内が物品で一杯になり第1ア−ムの押出し部が前進できない状態に なったときには、押出し過程で保持手段の保持力を越える力が作用したところで 該保持手段による第1ア−ムの保持が解除され、該第1ア−ムが第2ア−ムから 離れて同位置に残り第2ア−ムのみが揺動する。つまり、保持手段による保持が 解除された時点では、物品案内溝内の物品には第1ア−ムから全く力が作用しな い。
【0014】 請求項2記載の物品供給装置における物品の押出しは、駆動源を作動しカムを 所定方向に回転させることによって行なわれる。カムの回転により該回転運動が 駆動ア−ムによって直線運動に変換され、保持手段によって長穴前端部に保持さ れる押出しア−ムが該駆動ア−ムと同期して前進し、該押出しア−ムによって物 品収納部に収納された最下位の物品が該物品収納部から物品案内溝内に押出され る。
【0015】 物品案内溝内が物品で一杯になり押出しア−ムが前進できない状態になったと きには、押出し過程で保持手段の保持力を越える力が作用したところで該保持手 段による押出しア−ムの保持が解除され、操作ピンが駆動ア−ムの長穴に沿って 後退して押出しア−ムが同位置に残り駆動ア−ムのみが前進する。つまり、保持 手段による保持が解除された時点では、物品案内溝内の物品には押出しア−ムか ら全く力が作用しない。
【0016】
【実施例】
図1乃至図10は本考案の一実施例を示すもので、図1はマガジン分離状態を 示す物品供給装置の側面図、図2はマガジン取付け状態を示す物品供給装置の部 分破断側面図、図3は装置本体の部分斜視図、図4はマガジンの斜視図、図5は 蓋板開放状態を示すマガジンの斜視図、図6は押出し手段の斜視図、図7乃至図 10は動作説明図である。
【0017】 まず、図1乃至図5を参照して、物品供給装置の構成について説明する。
【0018】 同図に示した物品供給装置は角形をなすスモ−ルアウトラインパッケ−ジのI C(以下、物品Pという)を供給対象とするもので、装置本体1と、物品収納用 のマガジン11と、装置本体1に装着された押出し手段21とから成る。
【0019】 装置本体1の上面にはマガジン取付け用の凹部2を間に挟んで、押出された物 品Pを所定方向に案内する物品案内溝3と、押出し手段21の押出し片22の前 進後退を案内する押出し片案内溝4とが直線的に形成されている。
【0020】 上記物品案内溝3は物品Pよりも僅かに大きな幅及び高さを有すると共に、最 前端部分を除く上面を天板3aによって閉塞されており、最前端部分を1個分の 物品Pが余裕をもって露出する取出し口3bとして開口している。また、物品案 内溝3aの前端壁には、最前端の物品Pを物品案内溝3の一側寄りに保持する、 詳しくは物品PたるICを磁力によって吸着して物品案内溝3の一側寄りに保持 する磁石3cが装着されている。
【0021】 上記押出し片案内溝4は押出し片22が前進後退可能な断面形状を有すると共 に、上面を天板4aによって閉塞されており、側面の一部を押出し片22の係合 部22aが突出状態で移動する移動孔4bとして横長に開口している。
【0022】 また、装置本体1の下面には、装置本体1を金属性の台板等に取付ける際に使 用する直角な切欠き5が形成されている。この切欠き5の上面には位置決めのた めのピン5aが2箇所に突設され、また装置本体1を磁力によって台板側に固定 するための磁石5bが装着されている。
【0023】 マガジン11は縦長の直方体形状をなし、物品Pよりも僅かに大きな幅を有し て対向配置された一対の側板12と、側板12の後端間に介装された背板13と 、側板12の上端間に介装された天板14と、側板12の下端から間隔をおいた 位置に介装された底板15と、一方の側板12に側縁を回動自在に支持された蓋 板16とから構成されている。
【0024】 上記底板15の上面と背板13の下端との間には、押出し手段21の押出し片 22の先端よりも僅かに大きな高さ及び幅を有する押出し片挿入用の挿入口17 が形成されている。また、底板15の上面と蓋板16の下端との間には、物品P よりも僅かに大きな高さ及び幅を有する物品排出用の排出口18が形成されてお り、該排出口18の形状は挿入口17よりも大きい。
【0025】 また、上記天板14の蓋板側には磁石14aが、また蓋板16には該磁石14 aと向き合う位置に金属片16aが夫々装着されており、金属片16aを磁石1 4aで吸着することで蓋板16を閉塞状態で保持できるようになっている。
【0026】 このマガジン11への物品Pの収納は蓋板16を開け、両側板12,背板13 ,天板14及び底板15で区画される収納空間Kに物品Pを縦方向に積み重ねる ことで行なわれる。また、マガジン11の装置本体1への取付けは、マガジン1 1の下端に形成される凹所19を装置本体1の凹部2に形成された段部2aに嵌 合することによって行なわれ、嵌合状態ではマガジン11の挿入口17が装置本 体1の押出し片案内溝4に対向し、またマガジン11の排出口18が装置本体1 の物品案内溝3に一致する。
【0027】 押出し手段21は、物品押出し用の押出し片22と、第1ア−ム23と、第2 ア−ム24と、ア−ム揺動用のカム25と、カム駆動用のモ−タ26とから構成 されている。
【0028】 上記押出し片22は先細りに形成された平板形状をなし、後端部に第1ア−ム 係合用の係合部22aを横向きに有しており、装置本体1の押出し片案内溝4に 摺動自在に配置されている。
【0029】 上記第1ア−ム23は平板状をなし、上端部を押出し片22の係合部22aに 係合すると共に、下端部を可撓性のヒンジ部材23aを介して第2ア−ム24の 上端部寄りの背面側に揺動可能に支持されている。また、第1ア−ム23のヒン ジ部材寄りには、第1ア−ム保持用の第1磁石23bが取付けられている。
【0030】 上記第2ア−ム24は平板状をなし、その中心部寄り位置を軸部材24aを介 して装置本体1の側面に回動自在に軸支されている。また、第2ア−ム24の上 記第1磁石23bと向かい合う部分には、第1磁石23bと極性が異なる第2磁 石24bが取付けられている。つまり、第1ア−ム23と第2ア−ム24とは、 第1磁石23bと第2磁石24bとの吸着により、該吸着力に伴う所定の保持力 をもって直線的に保持されている。更に、第2ア−ム24の下端部には、カム接 触用の第3磁石24cが取付けられている。
【0031】 上記カム25は金属円板に偏心軸25aを取付けて構成されており、第3磁石 24が取付けられた第2ア−ム24の下端部は、その揺動に関係なく該第3磁石 24cの吸着によりカム25の周面に常の接触している。また、偏心軸25aに は平歯車25bが取付けられている。
【0032】 上記モ−タ26には減速機26aが取付けられ、該減速機26aの出力軸26 bには冠歯車26cが取付けられ、上記平歯車25bに歯合している。
【0033】 この押出し手段21では、モ−タ26によってカム25を所定方向に回転させ ることで、第2ア−ム24と該第2ア−ム24側に保持される第1ア−ム23と を所定方向に揺動させて、押出し片22を前進または後退させることができる。 また、押出し片22の前進時に第1,第2磁石23b,24bの吸着による保持 力を越える力が第1ア−ム23に作用すると、該第1ア−ム23が第2ア−ム2 4から離れて同位置に残り第2ア−ム24のみが回動するようになっている。
【0034】 次に、図7乃至図10を参照して、物品供給装置の動作について説明する。
【0035】 マガジン11を装置本体1に取付けた図2の状態で、押出し手段21のモ−タ 26を作動させ、カム25を時計回り方向に回転させる。
【0036】 図2の状態からカム25が180°回転すると、図7に示すように該カム25 の回転によって第2ア−ム24の下端部が右方向に押圧され、該第2ア−ム24 が軸支部分を中心として反時計回り方向に揺動する。この第2ア−ム24の揺動 時には、第1磁石23bと第2磁石24bとの吸着により第1ア−ム23が所定 の保持力をもって第2ア−ム24側に直線的に保持されているので、第1ア−ム 23も第2ア−ム24と同期して同方向に揺動する。この第1ア−ム23の揺動 により該第1ア−ム23と係合する押出し片22が押出し片案内溝4内を前進し 、該押出し片22の先端がマガジン11の挿入口17に挿入される。これにより 、最下位の物品P1の後端が押圧され、該物品P1が排出口18から物品案内溝 3内に押出される。
【0037】 図7の状態からカム25がさらに180°回転すると、図8に示すように該カ ム25の回転によって第2ア−ム24の下端部が第3磁石24cの吸着力によっ て左方向に引込まれ、該第2ア−ム24が軸支部分を中心として時計回り方向に 揺動する。この第2ア−ム24の揺動時にも、第1磁石23bと第2磁石24b との吸着により第1ア−ム23は所定の保持力をもって第2ア−ム24側に直線 的に保持され、第1ア−ム23も第2ア−ム24と同期して同方向に揺動する。 この第1ア−ム23の揺動により該第1ア−ム23と係合する押出し片22が押 出し片案内溝4内を後退し、該押出し片22がマガジン11から抜出されて元の 位置に復帰し、抜出し完了と同時にマガジン11内の物品Pが1個分全体的に降 下する。押出し後の復帰も含めて、第2ア−ム24とカム25とは第3磁石24 cの吸着力によって接触状態を常に保持される。
【0038】 上記の押出し動作を繰返すと、図9に示すように、物品案内溝3内が物品3で 一杯になり、最前端の物品P2が取出し口3bから露出する。供給装置からの物 品Pの取出しはこの取出し口3を通じて行なわれ、例えば図示省略の吸着パット で取出し口3b位置の物品P2を吸着することで行なわれる。つまり、この取出 しの都度カム25を1回転させれば、取出し口3b位置に次の物品Pを順次送り 込むことができる。
【0039】 取出し不良等で図9の取出し口3b位置の物品P2が取出されないまま、カム 25が回転すると、図10に示すように、移動初期にはカム25の回転によって 第2ア−ム24の下端部が右方向に押圧され、該第2ア−ム24と同期して第1 ア−ム23も時計回り方向に揺動するが、押出し片22の前進に高抵抗がかかる と同時に、第1,第2磁石23b,24bの吸着による保持力を越える力が第1 ア−ム23に作用して保持が解かれ、該第1ア−ム23が第2ア−ム24から離 れて同位置に残り第2ア−ム24のみが反時計回り方向に揺動する。つまり、第 1,第2磁石23b,24bの吸着による保持が解除された時点では、物品案内 溝3内に並んだ物品Pには押出し片22から全く力が作用しない。
【0040】 図10の状態からカム25がさらに180°回転すると、該カム25の回転に よって第2ア−ム24の下端部が第3磁石24cの吸着力によって左方向に引込 まれ、該第2ア−ム24が軸支部分を中心として時計回り方向に揺動する。この 第2ア−ム24の揺動途中で該第2ア−ム24の第2磁石24bと第1ア−ム2 3の第1磁石23bが吸着し、第1ア−ム23が第2ア−ム24側に再び保持さ れて元の位置に復帰する。
【0041】 このように、上記実施例では、物品案内溝3内が物品Pで一杯になり押出し片 22が前進できない状態になったときには、押出し片22に高抵抗がかかった時 点で第1,第2磁石23b,24bの吸着による第1ア−ム23の保持を解除し て該第1ア−ム23を第2ア−ム24から離反させるようにしたので、押出しに 必要なストロ−クを効果的に吸収することができ、押出し片22から物品案内溝 3内の物品Pにかかる力を皆無にして、物品Pの詰まりや損傷を確実に防止でき る利点がある。
【0042】 尚、上記実施例では、第1ア−ムを第2ア−ム側に保持させる手段として磁石 を用いたが、同機能を有するものであれば粘着剤やテ−プ状のファスナ等の他の もので代用してもよい。また、第2ア−ムとカムとの接触を磁石による吸着力で 保持するようにしたものを示したが、バネ材を用いて第2ア−ムをカム側に付勢 したり、或いはガイドによって接触状態を確保するようにしてもよい。
【0043】 図12乃至図17は押出し手段の他の実施例を示すもので、図12は押出し手 段の斜視図、図13は押出し手段の要部断面図、図14乃至図17は動作説明図 である。
【0044】 図12及び図13に示した押出し手段31は、物品押出し用の押出しア−ム3 2と、駆動ア−ム33と、駆動ア−ム進退用のカム34と、カム駆動用のモ−タ 35とから構成されている。
【0045】 上記押出しア−ム32は先細りに形成された平板形状をなし、強磁性の金属か ら成る断面円形の操作ピン32aを後端部上面に突設している。この押出しア− ム32は先に述べた装置本体1の押出し片案内溝4に摺動自在に配置される。
【0046】 上記駆動ア−ム33は平板状をなし、前端から中間部にかけて長穴33aを有 しており、該長穴33aには押出しア−ム32の操作ピン32aが摺動且つ回動 自在に係合している。また、駆動ア−ム33の前端には、長穴33aの前端部か ら磁力の及ぶ間隔を経て磁石33bが取付けられている。つまり、押出しア−ム 32と駆動ア−ム33とは、操作ピン32aと磁石33bの吸着により、該吸着 力に伴う所定の保持力をもって回動可能に保持されている。
【0047】 上記カム34は円板に偏心軸34aを取付けて構成されており、該偏心軸34 aに駆動ア−ム33の後端部を回動自在に軸支している。
【0048】 上記モ−タ35には減速機35aが取付けられ、該減速機35aの出力軸に上 記カム34の中心部が連結されている。
【0049】 この押出し手段31は、先に述べた物品供給装置の押出し手段21に代えて使 用される。押出し手段31のモ−タ15を作動しカム34を所定方向に回転させ ると、図14に示すようにカム34の回転運動が駆動ア−ム33によって直線運 動に変換され、押出しア−ム32が押出し片案内溝4内を前進または後退する。 ここではカム34の1回転で押出しア−ム32は一往復し、前進時にはマガジン 11内の最下位の物品が物品案内溝3内に押出される。
【0050】 取出し不良等で物品案内溝3内が物品で一杯になり、押出しア−ム32が前進 できない状態になったときには、図15及び図16に示すように押出しア−ム3 2の前進に高抵抗がかかると同時に、磁石33bの吸着による保持力を越える力 が押出しア−ム23に作用して操作ピン32aの保持が解かれ、操作ピン32a が駆動ア−ム33の長穴33aに沿って後退して押出しア−ム32が同位置に残 る。つまり、磁石33bの吸着による保持が解除された時点では、物品案内溝3 内に並んだ物品Pには押出しア−ム32から全く力が作用しない。
【0051】 このように、上記の押出し手段31によっても、物品案内溝3内が物品Pで一 杯になり押出しア−ム32が前進できない状態になったときには、押出しア−ム 32に高抵抗がかかった時点で磁石33bの吸着による操作ピン32aの保持を 解除して、該押出しア−ム32を同位置に残せるようにしたので、先に述べた押 出し手段21と同様に、押出しに必要なストロ−クを効果的に吸収することがで き、押出しア−ム32から物品Pにかかる力を皆無にして、物品Pの詰まりや損 傷を確実に防止できる利点がある。
【0052】 尚、上記の押出し手段では磁石を駆動ア−ムの前端に取付けたが、該磁石は長 穴の前端部に設けるようにしてもよい。また、操作ピンを長穴前端部に保持する 手段は、同機能を有するものであれば粘着剤やテ−プ状のファスナ等の他のもの で代用してもよい。
【0053】
【考案の効果】
以上詳述したように請求項1記載の物品供給装置によれば、物品案内溝内が物 品で一杯になり第1ア−ムの押出し部が前進できない状態になったときには、押 出し部に高抵抗がかかった時点で保持手段による第1ア−ムの保持を解除して、 該第1ア−ムを第2ア−ムから離反させるようにしたので、押出しに必要なスト ロ−クを効果的に吸収することができ、押出し部から物品案内溝内の物品にかか る力を皆無にして、物品の詰まりや損傷を確実に防止できる利点がある また、請求項2記載の物品供給装置によれば、物品案内溝内が物品Pで一杯に なり押出しア−ムが前進できない状態になったときには、押出しア−ムに高抵抗 がかかった時点で保持手段による操作ピンの保持の保持を解除して、該押出しア −ム32を同位置に残せるようにしたので、押出しに必要なストロ−クを効果的 に吸収することができ、押出しア−ムから物品にかかる力を皆無にして、物品の 詰まりや損傷を確実に防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 マガジン分離状態を示す物品供給装置の側面
【図2】 マガジン取付け状態を示す物品供給装置の部
分破断側面図
【図3】 装置本体の部分斜視図
【図4】 マガジンの斜視図
【図5】 蓋板開放状態を示すマガジンの斜視図
【図6】 押出し手段の斜視図
【図7】 動作説明図
【図8】 動作説明図
【図9】 動作説明図
【図10】 動作説明図
【図11】 従来の物品供給装置を示す概略側面図
【図12】 押出し手段の他の実施例を示す斜視図
【図13】 押出し手段の要部断面図
【図14】 動作説明図
【図15】 動作説明図
【図16】 動作説明図
【符号の説明】
3…物品案内溝、11…マガジン、21…押出し手段、
22…押出し片、23…第1ア−ム、24…第2ア−
ム、23b,24b…第1,第2磁石、25…カム、2
6…モ−タ、31…押出し手段、32…押出しア−ム、
32a…操作ピン、33…駆動ア−ム、33a…長穴、
33b…磁石、34…カム、35…モ−タ、P…物品。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角形物品を積み重ねて収納可能な物品収
    納部と、物品収納部に収納された最下位の物品を該物品
    収納部から押出す押出し手段と、押出された物品を所定
    方向に案内する物品案内溝とを具備した物品供給装置に
    おいて、上記押出し手段を、一端部に押出し部を有する
    第1ア−ムと、第1ア−ムの他端部を一端部寄りに揺動
    可能に支持し、且つ略中心部を回転自在に軸支された第
    2ア−ムと、第1ア−ムと第2ア−ムとを所定の保持力
    をもって直線的に保持し、且つ押出し過程で保持力を越
    える力が作用したときにはその保持を解除可能な保持手
    段と、第2ア−ムの他端部に接触して該第2ア−ムを揺
    動させるカムと、カムを所定方向に回転駆動する駆動源
    とから構成した、ことを特徴とする物品供給装置。
  2. 【請求項2】 角形物品を積み重ねて収納可能な物品収
    納部と、物品収納部に収納された最下位の物品を該物品
    収納部から押出す押出し手段と、押出された物品を所定
    方向に案内する物品案内溝とを具備した物品供給装置に
    おいて、上記押出し手段を、後端部に操作ピンを有する
    押出しア−ムと、操作ピンが摺動且つ回動自在に係合す
    る長穴を備えた駆動ア−ムと、操作ピンを長穴の前端部
    に保持し、且つ押出し過程で保持力を越える力が作用し
    たときにはその保持を解除可能な保持手段と、駆動ア−
    ムの後端部を回動自在に軸支し、駆動ア−ムを進退させ
    るカムと、カムを所定方向に回転駆動する駆動源とから
    構成した、ことを特徴とする物品供給装置。
JP5006491U 1991-01-25 1991-06-28 物品供給装置 Expired - Lifetime JPH0748344Y2 (ja)

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