JPH0412260Y2 - - Google Patents

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JPH0412260Y2
JPH0412260Y2 JP1985169184U JP16918485U JPH0412260Y2 JP H0412260 Y2 JPH0412260 Y2 JP H0412260Y2 JP 1985169184 U JP1985169184 U JP 1985169184U JP 16918485 U JP16918485 U JP 16918485U JP H0412260 Y2 JPH0412260 Y2 JP H0412260Y2
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shoe
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drum
vibration
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案に係るドラムブレーキ用シユーは、自
動車の制動を行なうドラムブレーキに組込み、制
動時に車輪とともに回転するドラムの内周面にラ
イニングを押圧して、このライニングの外周面と
ドラムの内周面との間の摩擦により制動を行なう
のに利用する。
(従来の技術) 自動車の制動に用いられるドラムブレーキは、
例えば第5図に示すように、車輪とともに回転す
るドラム1の内側に左右1対のシユー2,2を設
け、制動時には両シユー2,2のウエブ3,3の
一端が当接した油圧シリンダ5のピストン杆6,
6を左右に突出させて両シユー2,2を背板7上
の油圧シリンダ5と反対端に固定されたアンカ8
を中心として回動させつつ外方に押し出し、この
シユー2,2の外周に添着したライニング4,4
を前記ドラム1の内周面に強く押し付けて制動を
行なうように構成されている。
ところで、上述のように構成され作用するドラ
ムブレーキに組込まれるシユー2は、制動時にド
ラム1の内周面とライニング4の外周面との摩擦
に伴つて細かく振動し、騒音を発生する。
ドラムブレーキの発生する騒音のうち、最も耳
障りなキー音と呼ばれる騒音(周波数1000〜4000
Hz)の発生原因は、シユーの共振であることが知
られている。
この共振を防止する手段として、実開昭54−
140186号公報に記載されたように、ブレーキシユ
ーの裏金とウエブとの間に補強金具を取付けた考
案がある。しかしながら、この考案は、シユーと
裏金との間に補強金具を取付けシユーの共振点を
高くして、キー音発生を避けようとするものであ
つて、最も有効な部分に補強金具を取付けること
を解明したものではない。
又、実開昭57−131641号のマイクロフイルムに
は、ウエブに一端縁を取付けた摩擦板の他端縁を
裏金内面に当接させて、両者間の摩擦によりブレ
ーキシユーの振動を抑制する構造が示されている
が、この構造もシユーの振動の大きい部分の間を
金具で連結して振動を抑制しようとするものでは
ない。
(考案が解決しようとする問題点) このように従来のシユーは、キー音発生時のシ
ユーの振動状態を把握して補強金具の取付け位置
を決めるものではないから、最も有効にキー音を
防止するシユーを構成するための技術的思想にお
いて、不十分であり、事実、このような従来のシ
ユーは、キー音を発生し易かつた。
ロ 考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は、ウエブと裏金とを、結合したブレ
ーキシユーの振動状態を探究し、その結果を利用
して、振幅が大きく位相が逆の部分を補強金具で
連結して振動を抑制し、キー音発生を効果的に防
止するようにしたものである。
本考案者等の研究によると、共振を起している
ときのシユーの振動モードは、第2図のようにな
つている。第2図において+、−は振動の位相が
逆であることを示し、長円で囲んだ数字は、最大
振幅(ウエブ3の中央部が最大である)を100と
したときのその部分の振幅の大きさを示してい
る。この結果で見ると、ウエブ3の中央部分Aの
振幅(100)が最も大きく、裏金10の両端から
その長さの1/4の部分Bの4ケ所の振幅(97.3〜
98.8)が次に大きく、ほぼA部分と同等である。
これらの振動は、第2図に+、−で示すように互
いに逆位相になつている。
そこで本考案は、第2図のように位置が明確に
なつた逆位相、最大振幅の部分を補強金具で連結
して、キー音発生のないドラムブレーキ用シユー
を得たものである。
(作用) ブレーキシユーにおいて振幅が最も大きく、位
相が逆の部分を丈夫な補強金具で連結するから、
裏金、ウエブの振動が効果的に抑制されるので、
キー音発生が防止できる。
(実施例) 第1図は本考案により構成したシユーの実施例
を示す斜視図である。
ウエブ3の振幅の大きな中央部分Aと、裏金2
の振幅が大きい、端部からの長さの1/4の部分B
と(A,Bは第2図に示す)とを、V形に折曲げ
た補強金具9で連結する。この連結には、溶接、
鋲着、ねじ止め等の通常の手段が利用できる。
第1図には補強金具の三つの態様を一つの図面
内に示しており、基部をウエブ3にねじ止めした
V形の一辺aのように裏金10に密着させても、
他の辺9bのように先端のみを裏金10に結合
し、裏金との間に隙間を形成したものであつて
も、また第三の辺9cのように、辺9cの端部が
裏金10の外側縁に達しなくても裏金の半幅の60
%以上外側縁寄りになつていれば、効果がある。
また補強金具9の基部とウエブ3との取付け部分
は、ウエブ3の中央のA位置に厳密に一致しなく
てもよく、ウエブの一端からその長さの40〜60%
の位置ならば効果があり、補強金具の各辺の先端
は、裏金の一端からその長さの20〜35%の位置な
らば効果がある。
このように、補強金具9をウエブと裏金との振
動の大きい部分に固定して取付けると、第3図に
略示するように、振動時に互に近づく側のウエブ
3と裏金10とを結合する辺9b(他の辺9a,
9cでも同様)には、圧縮内部応力F1が発生し
てこの接近を阻み、振動時に互に離れる側のウエ
ブと裏金とを結合する辺9′bには、引張り内部
応力F2が発生して両者の離れるのを阻む。この
内部応力F1、F2は、シユーの振動と共に補強金
具の辺9a,9′bに交互に発生する。これによ
り、シユーの振動は強く抑制される。
第4図は本考案によるシユーと補強金具のない
従来のシユーとの振動特性を比較した線図で、実
線11は本考案のシユーの、破線12は従来のシ
ユーの各特性を示す。本考案のシユーは、従来の
シユーに比べて2000〜4000Hzの範囲で約18dBの
イナータンスの減少があつた。
ハ 考案の効果 以上のように、本考案により振幅が大きく位相
が逆の裏金10とウエブ3とのA部分、B部分を
含む前記した振動の大きい範囲を補強金具9で連
結すると、第4図のように、2000〜4000Hzでイナ
ータンスを減少させてキー音の発生を防止するこ
とができて、自動車運転を快適にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案により補強金具を取付けたシユ
ーの実施例を示す斜視図、第2図は振動モードを
記入した従来のシユーの斜視図、第3図はシユー
の振動と補強金具の作用とを示す第1図のa−a
線に沿うシユー断面の略図で、一方の辺は、辺9
aの代りに辺9bと同形の辺9′bで示している。
第4図は本考案のシユーと従来のシユーとの振動
特性を示す線図、第5図は一般のドラムブレーキ
を示す正面図である。 1……ドラム、2……シユー、3……ウエブ、
4……ライニング、5……油圧シリンダ、6……
ピストン杆、7……背板、8……アンカ、9……
補強金具、9a,9b,9c……V形の辺、10
……裏金、11……実線、12……破線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周縁が円弧形で全体が略三日月形の金属厚板
    製のウエブの外周に、円弧形に弯曲させた裏金の
    内周面中央部を固定し、この裏金の外周面にライ
    ニングを添着して成るドラムブレーキ用シユーに
    於いて、上記ウエブのほぼ中央部分に補強金具の
    基端部を固定し、基端部から放射状に延びる補強
    金具の先端部を上記裏金の内周面に固定したこと
    を特徴とするドラムブレーキ用シユー。
JP1985169184U 1985-11-05 1985-11-05 Expired JPH0412260Y2 (ja)

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JPS6277333U JPS6277333U (ja) 1987-05-18
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