JPH0414169B2 - - Google Patents

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JPH0414169B2
JPH0414169B2 JP61254676A JP25467686A JPH0414169B2 JP H0414169 B2 JPH0414169 B2 JP H0414169B2 JP 61254676 A JP61254676 A JP 61254676A JP 25467686 A JP25467686 A JP 25467686A JP H0414169 B2 JPH0414169 B2 JP H0414169B2
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Japan
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less
steel plate
rolled
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thickness
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JP61254676A
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Takeshi Kono
Shoji Nosaka
Senkichi Tsujimura
Yoshimasa Hirowatari
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は開缶性のすぐれたイージーオープン缶
蓋用鋼板の製造方法に関する。 (従来の技術) イージーオープン缶は缶切りなど道具なしに缶
を開けることができ、ビール缶、炭酸孰料缶、食
用缶、果汁飲料缶などに使用されている。イージ
ーオープン缶はアルミニウムの他に鋼板を材料と
して製造される。鋼板製のイージーオープン缶
は、アルミニウム製にくらべて開缶製が劣つてい
るといわれるが、鋼板製イージーオープン缶の開
缶性を高める検討が行われている。例えば、特公
昭58−30923号ではCを0.02%未満の低炭素とし、
Si:0.1%以下、Mn:0.1〜0.5%、酸素0.01%以
下でかつ1/2炭素量と酸素量の和が0.020%以下で
残部が鉄と不可避的不純物からなる冷間圧延され
た鋼板を連続焼鈍し次いで圧下率6〜20%でスキ
ンパス圧延を施して、開缶性とスコアー加工性を
高めるイージーオープン缶蓋用鋼板の製造法が提
案されている。また特開昭60−56052号ではCを
0.0035%以下、Alを添加して固溶Nを減じて歪時
効硬化を減少させ、スコアー加工部の強度増加を
防止し、さらに5%以上の圧下率でスキンパス圧
延して硬度をHR30Tで58以上の硬質とし、開缶
性の向上を図つたイージーオープン缶蓋用鋼板の
製造法が提案されている。 (発明が解決しようとする問題点) これらによつて鋼板製のイージーオープン缶は
その開缶性が改善されてきているが、いまだ十分
に満足し得るまでに到つてなく、さらに検討を要
するというのが実情である。 本発明は開缶性を一段と高めたイージーオープ
ン缶蓋用鋼板を目的とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明者達は開缶性のすぐれたイージーオープ
ン缶蓋用鋼板を得るべく検討した。 これまではスコアー残厚の厚さや、スコアー加
工部の強度増加の防止、硬度を高めての開缶性の
向上が図られていたが、観点を変えて実験し研究
したところ、鋼板の板厚が開缶性に及ぼす影響が
大きいことが判明しその、板厚を従来の0.23mm以
上に比して、0.15mm以上で0.23mm未満の薄手にす
るとイージーオープン缶を開口するさいのポツプ
値テイア値がともに低下するとともにイージーオ
ープン開口片の曲げ抵抗が減少し、開缶性が一段
と向上することを知見した。さらに従来は硬度の
みによつて議論されてきたが、引張性値として降
伏点を30Kg/mm2以下、引張り強さを39Kg/mm2以下
の軟質(硬度ではT−3以下に相当)にすると、
ポツプ値がさらに低下することを見出した。さら
に焼鈍工程での箱焼鈍法と連続焼鈍法を比較した
結果、連続焼鈍法によれば同一板厚、強度であつ
ても開缶する際のテイア値が低下することを見い
出した。 (作用) 本発明はこの知見に基いてなされたもので、以
下に詳細に説明する。 C量の種々異なる低炭素鋼スラブを素材として
熱間圧延し脱スケール後に、冷間圧延し、板厚が
0.12mm〜0.26mmの間で種々に変えた冷延板を得
て、次いで680℃×1分の連続焼鈍または600℃×
2時間の箱焼鈍を施して調質圧延後錫メツキを施
しイージーオープン缶蓋用鋼板とした。これらの
鋼板からイージーオープン缶蓋を製作した。なお
スコアーは残厚(スコアー残厚)を60μmとして
刻設した。これらのイージーオープン缶蓋の開口
試験を行ないその結果を第1図、第2図に示す。 第1図はポツプ値(開口開始時の最大荷重)に
及ぼす板厚および引張り強さの影響の調査結果を
示すものである。これにより認められるように、
板厚がポツプ値に及ぼす影響は大きく、薄手にす
ると低下し、また引張り強さが低いものがその低
下が大きいことがわかる。 板厚においては0.23mm未満〜0.15mm以上で引張
り強さが39Kg/mm2以下のものはポツプ値が1.5Kg
以下となり非常に開缶しやすくなる。第2図はテ
イア値(開口片を引裂く時の最大荷重)に及ぼす
板厚および引張り強さの影響の調査した結果を示
すが、テイア値においてもポツプ値の場合と同様
に板厚が0.23mm未満〜0.15mm以上の薄手のもので
あつて引張りの強さの低いものが小さくなる。 係かることから、本発明においては鋼板の板厚
を0.15mm以上で0.23mm未満とする。板厚が薄くな
り過ぎると開缶の際応力が分散しスコアー加工部
への応力集中の低下によつてポツプ値が急激に高
くなる。またベコツキ現象も生じるので下限を
0.15mmとするのである。一方板厚が高いと剛性が
増し開缶性が劣化するので0.22mm未満とする。好
ましい板厚範囲は0.15〜0.22mmである。 従来のイージーオープン缶蓋用鋼板においては
スコアーの残厚についてそれを可及的に薄くする
こと、あるいは残厚を薄くする加工に耐える鋼板
を得ること、またはスコアー加工を施した箇所の
強度増加が少ない鋼板とする研究がなされ、その
板厚についての検討を殆んど行われておらず、鋼
板自体の板厚と開缶性については知られていなか
つた。 引張り強さについれは前述の如く低いものがポ
ツプ値およびテイア値を低下させるので29Kg/mm2
以下とする。ところで、引張り強さが39Kg/mm2
たはそれ以下であつても、降伏点が30Kg/mm2超の
高いものはポツプ値が大となるので、降伏点は30
Kg/mm2以下とする必要がある。好ましい強度範囲
は引張り強さ37Kg/mm2以下、降伏点30Kg/mm2以下
である。ここで本発明の降伏点とは下降伏点を云
う。なお、上記の引張特性値は硬度T−3以下の
軟質材において管理するものである。 次に本発明の製造法について述べる。まず鋼成
分についてはC=0.0010〜0.08%とする。上限は
前記軟質材を安定して製造する点から定めた。ま
た0.0010%未満は製鋼コストを著しく高める。好
ましい範囲は製造コスト、清浄な鋼を製造するこ
とおよび安定して軟質とする点から0.0045〜
0.060%である。 Mnは熱間脆性防止の点から少なくとも0.05%
は必要であるが0.40%を超えると硬質化するので
0.05〜0.40%とする。好ましい範囲は0.35%以下
であるP、Sはいずれも不純物範囲として0.030
%まで許容される。これを超えるとリベツト加工
性が劣下する。好ましいPの範囲は0.015%以下
である。Sは0.015%以下が好ましい。 Alは脱酸のためおよび鋼中0を0.0045%以下に
するために少なくとも0.005%必要である。また
0.100%を超えると鋼板の表面性状が劣下しまた
耐食性にも悪影響を与えるので0.005〜0.100%と
する。 0はリベツト加工性および耐食性の点から
0.0045%以下とする。 Nは多量に含まれると鋼を硬質化するので
0.0080%以下とする。好ましい範囲0.0035%以下
である。 上記成分からなるスラブは通常行なわれる様に
熱間圧延され、脱スケール後冷間圧延される。こ
の際、熱延仕上温度は800℃未満ではリベツト加
工性を劣化させるので、800℃以上にすることが
必要であるが、鋼板の軟質化の点からは870℃以
上が好ましい。また捲取温度は箱焼鈍の場合500
〜750℃とする。500℃未満では鋼が硬質となり、
750℃を超えると炭化物が凝集粗大化してリベツ
ト加工性および耐食性を劣化させる。連続焼鈍の
場合には、捲取温度を670〜750℃とする。その際
の上下限の限定理由は箱焼鈍の場合と同様です
る。 冷間圧延においては最終製品板厚が0.15mm以上
〜0.23mm未満となるごとく圧延されるが、冷間圧
下率は特定する必要はない。 その後再結晶温度以上800℃以下の再結晶焼鈍
を箱焼鈍あるいは連続焼鈍で行なうが、後述する
理由により連続焼鈍法によることにより本発明の
効果は一層向上する。 ついで調質圧延を施される。調圧では鋼板の降
伏点が30Kg/mm2以下、引張り強さが39Kg/mm2以下
になるよう調質圧下率で設定するが、本発明の軟
質化のためには3.5%以下とすることが好ましい。
より好ましい範囲は3.0%以下である。ついで常
法による表面処理が施されて製品となる。 以上、本発明について説明したが、本発明にあ
つては再結晶焼鈍を連続焼鈍で行なうことによつ
て閉缶性が一層向上するので、第二の本発明では
連続焼鈍に特定する。 すなわち本発明特定の範囲内にあつて且つ同一
板厚で、強度もほゞ等しいイージーオープン缶蓋
用鋼板を箱焼鈍および連続焼鈍法で製造し、開缶
性を比較した結果、連続焼鈍法によればテイア値
が約5〜10%低減することを見い出した。 連続焼鈍で製造する場合は本発明で特定する上
限の強度以下を安定して確保するために成分はC
=0.0045〜0.060%、P≦0.015%、N≦0.0035%
とすることが好ましい。また連続焼鈍では再結晶
温度以上800℃以下の温度範囲で3分以下の再結
晶処理後300〜450℃の温度範囲で5分以下の過時
効処理を行なう。連続焼鈍を800℃超で行なうと、
また均熱時間を3分超とすると結晶粒が粗大化し
すぎてリベツト加工性を低下させる。また前記過
時効処理は、軟質化のためおよびポツプ値低減の
ために300℃以上450℃以下の温度で行う必要があ
る。この処理時間が長くなるとポツプ値低減作用
が弱まるので5分以下とする。なお、再結晶後の
冷却速度は10℃/sec以上とすることが好ましい。
また調質圧下率については降伏点30Kg/mm2以下を
安定して確保するためには3.0%以下より好まし
くは2.0%とすることが好ましい。 (実施例) 第1表に示す成分を有するスラブを連続鋳造で
製造し、第1表に示す条件で板厚2.0〜3.0mmに熱
延し、脱スケール後冷延・焼鈍・調圧し鋼板とし
た。次に通常の電気メツキラインで錫メツキを施
した。得られた鋼板を塗装後スコアー残厚が65μ
mのパーシヤルオープン型のイージーオープン缶
蓋を製作した。なお焼鈍は連続焼鈍の場合は
(670℃〜710℃)×(40〜50)秒に加熱後10℃/sec
以上の冷速で冷却後(350〜400℃)×(1〜2分)
の過時効処理を行なつた。また箱焼鈍の場合
(630〜660℃)×(2〜4)時間を行なつた。 製品板厚、強度と開缶力の関係を同じく第1表
に示す。 鋼板1は板厚が厚く、鋼板5は調圧率が高いの
で降伏点が高く、また鋼板7はC、Mnおよび調
圧率が高いので降伏点、引張強さが高い。これら
の鋼板はいずれも本発明鋼2,3,4,6に比し
開缶力が高い。一方本発明鋼はポツプ、テイア一
値共にアルミイージーオープン缶蓋(EOE)(ポ
ツプ=1.41Kgf、テイアー=2.72Kgf)に比較し
てなんらそん色のない良好な値を示している。 また本発明鋼2,4および6は板厚、強度を
ほゞ同一に揃えたものであるが、連続焼鈍で製造
された鋼板2および6は箱焼鈍で製造された鋼板
4に比しテイアー値が低下し良好である。
【表】
【表】 ○印が本発明
(発明の効果) 本発明は以上のように、開缶性が非常にすぐれ
ており、低い力でかつ開口しやすいイージーオー
プン缶用鋼板であり特に非内圧缶用のイージーオ
ープン缶蓋に適する。
【図面の簡単な説明】
第1図はポツプ値に及ぼす板厚および引張り強
さの影響の調査結果を示す図。第2図はテイア値
に及ぼす板厚および引張り強さの影響の調査結果
を示す図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重量%で、C=0.0010〜0.08%、Mn=0.05〜
    0.40%、P≦0.015%、S≦0.015%、Al=0.005〜
    0.100%、O≦0.0045%、N≦0.0080%を含み、残
    部が鉄および不可避的不純物より成るスラブを
    870℃以上の温度で熱延した後500〜750℃の範囲
    で捲取り、脱スケール後冷延し、再結晶温度以上
    800℃以下の箱焼鈍、調質圧延が施され、得られ
    た鋼板の板厚が0.15mm以上0.23mm未満の薄手であ
    つて降伏点が30Kgf/mm2以下、引張り強さが39Kg
    f/mm2以下の軟質であることを特徴とするイージ
    ーオープン缶蓋用鋼板の製造方法。 2 重量%で、C=0.0010〜0.06%、Mn=0.05〜
    0.40%、P≦0.015%、S≦0.015%、Al=0.005〜
    0.100%、O≦0.0045%、N≦0.0035%、残部が鉄
    および不可避的不純物より成るスラブを870℃以
    上の温度で熱延した後670〜750℃の範囲で捲取
    り、脱スケール後冷延し、再結晶温度以上800℃
    以下の温度範囲で3分以下の加熱と300〜450℃の
    温度範囲で5分以下の過時効処理からなる連続焼
    鈍、圧下率3%以下の調質圧延が施され、得られ
    た鋼板の板厚が0.15mm以上0.23mm未満の薄手であ
    つて降伏点が30Kgf/mm2以下、引張強度が39Kg
    f/mm2以下の軟質であることを特徴とするイージ
    ーオープン缶蓋用鋼板の製造方法。
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