JPH04229605A - 吸着用電磁石の制御方法および回路 - Google Patents
吸着用電磁石の制御方法および回路Info
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Abstract
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Description
の自動化機械におけるマグネットホルダー、マグネット
チャック、ロボットハンド等に用いられる吸着用電磁石
の制御方法および制御装置並びに吸着用電磁石に関する
。
て、工作部品の搬送や姿勢制御を行う場合には工作部品
を把持することが必要である。工作部品の把持は、従来
、真空を利用した吸着把持による方法や機械的開閉チャ
ックによる方法が主として用いられていたが、鉄又は鋼
製の工作部品のように磁力で吸着把持できる工作部品に
対しては、電磁石が利用されるに至っている。
コイルや、コア、電磁コイルおよび永久磁石で構成され
るもので、前記電磁コイルに直流又は交流電流を通電し
て磁気吸着力を得、通電を遮断し、或いは永久磁石の磁
力を打消す電流を電磁コイルに通電して吸着力を解除す
るようにしている。
磁石を用いて工作部品を吸着把持し、搬送や姿勢制御を
行う場合にはいくつかの解決すべき問題点がある。
閉チャックによる吸着把持の方法と同様に、工作部品の
確実な吸着および確実な脱着を実現しなければ自動化が
損なわれるからである。
点で要請される。確実な吸着の為、電磁コイルに通電す
る励磁電流を大電流とし、吸着力を増強すると経済性の
問題も生じる。
れる。この確実な脱着は、通常、吸着用電磁石に吸着把
持した工作部品に磁気が残留することで損なわれる。工
作部品が小型化すればする程、問題は大きくなり、脱着
ができない場合も生ずる。
されたもので、工作部品の確実な吸着と確実な脱着が可
能な吸着用電磁石の制御方法および制御回路並びに吸着
用電磁石を提供することを目的としている。
気が帯びないようにする吸着用電磁石の制御方法および
制御回路並びに吸着用電磁石を提供することも目的とし
ている。
検出できる吸着用電磁石の制御方法および制御回路並び
に吸着用電磁石を提供することを目的としている。
ルの断線が事前に検出できる吸着用電磁石の制御方法お
よび制御回路並びに吸着用電磁石を提供することも目的
としている。
、この発明は以下のような手段を採用している。
用電磁石の電磁コイルに励磁電流を通電して吸着力を得
、通電を遮断して吸着力を解除する吸着用電磁石の制御
方法において、吸着力を得る際に、(1) 初期を大電
流とし、被吸着物である工作部品を吸着した後は、吸着
保持に必要かつ十分な電流とした励磁電流を電磁コイル
に通電するようにしたり、(2) 吸着用電磁石に並設
した保持用永久磁石の磁力を増強する励磁電流を電磁コ
イルに通電し、吸着完了後は、前記励磁電流を遮断する
ようにした。
ような吸着用電磁石の制御方法において、吸着力を解除
した後に、直流および/または交流の消磁電流を通電す
るようにした。
為には、一定振幅、一定周波数の高周波電流を吸着用電
磁石に設けた電磁コイルに通電し、高周波電流の変動を
検出するようにした。この手段は吸着用電磁石を構成し
た電磁コイルの断線の検出の為にも採用した。尚、高周
波電流は吸着用電磁石の吸着を発生する為の電磁コイル
に、励磁電流に重畳して通電する方法と、前記電磁コイ
ルとは別個の独立した電磁コイルに通電する方法が可能
である。
送、姿勢制御で要求される精度その他の仕様に従って選
択的に組合せて採用される。
れば、安全性や精度の向上を図ることができ、又経済性
も良くすることができる。
ば、工作部品の残留磁気を無くし、作業精度の向上を図
ることができる。
び電磁コイルの断線を検出する手段によれば、吸着用電
磁石の誤動作を事前に検知し、作業精度の向上、作業能
率の向上を図ることができる。
する。
た一般的な吸着用電磁石を用いた場合の電磁コイルに対
するいくつかの電流パターンを表わしたものである。図
においてP1 はスタートタイミング区間、P2 は吸
着区間、P3 は保持区間、P4 は停止区間である。
着力を得る際には、吸着区間P2 、即ち吸着初期に大
きな電流を電磁コイルに励磁電流として通電して工作部
品の吸着に十分な磁気吸着力を発生させる。次いで、工
作部品の吸着を完了した後は、前記工作部品の吸着状態
の保持に必要かつ十分な電流値の励磁電流に減流して、
工作部品の吸着を保持する(P3 )。P2における時
間と電流値およびP3 における時間と電流値は、吸着
用電磁石の特性、工作部品の形状、サイズに従って決定
する。
期の磁気吸着力を十分大きくして、工作部品を確実に吸
着することができ、かつ吸着完了後は、電磁コイルに対
する励磁電流を必要かつ十分な電流値とするので、電力
の節減を図ることができる。
後、工作部品の脱着を図1のP4 、P5 、P6 の
区間で行う。P4は前記電磁コイルに通電した励磁電流
の遮断区間、P5 はタイムインターバルの区間、P6
は消磁区間である。
a)〜(e)に記載したようにいくつかのパターンがあ
る。 図1(a)はタイムインターバルP5 を経た後、P6
で交流の減衰電流を通電するようにしてあり、図1(
b)はタイムインターバルP5 を経た後、P6 で1
個の方形パルスの波形でなる直流電流を通電するように
してあり、図1(c)ではタイムインターバルP5 を
経た後、P6 で1個の鋸歯状パルスの波形でなる直流
電流を通電するようにしてある。又、図1(d)では、
タイムインターバルP5 を経た後、前記(c)とは時
間と電流値の関係を反対にした1個の鋸歯状パルスの波
形でなる直流電流を通電するようにしてあり、図1(e
)ではタイムインターバルP5 を経た後、P6 で前
記(b)と同様の方形パルス電流と前記(a)の交流減
衰電流を続けて通電するようにしてある。
記のようにすると、吸着用電磁石を構成しているコアは
勿論、吸着した工作部品に残留磁気を無くすることがで
きる。交流の減衰電流によって、残留磁気の方向を交互
に逆向きとし乍ら、その大きさを小さくできるからであ
り、直流の負の電流によって生ずる磁気で残留磁気が打
消されるからである。この場合、P5 のタイムインタ
ーバルは、消磁区間P6 を短時間にする上で有効であ
ることが実験的に観察された。例えば、図1の(b)に
おいて、P5 として0.1秒のタイムインターバルを
置くと、P6 の消磁区間を0.15秒とできることが
認められた。図1(e)のP6 のように消磁電流を交
流と直流で行う場合の直流電流は図1の(c)、(d)
のような鋸歯状波形のパルス電流としても良い。
はほとんど問題なくでき、確実な脱着が特に望まれる場
合には、前記吸着力を得る際は一定電流とし、吸着力を
解除する際に、図1(a)〜(e)のように制御すると
良い。
たようにコア1に電磁コイル2と保持用永久磁石3を並
設して構成されている場合、或いは図2(b)に示した
ように鉄芯1aに電磁コイル2と保持用永久磁石3を並
設して構成されている場合の制御例について説明する。
制御する場合の電磁コイル2に流す電流のパターンの一
例を示している。P1 はスタートタイミング区間、P
2 は吸着区間、P3 は保持区間、P4は停止区間、
P5 はタイムインターバル、P6 は消磁区間である
。
磁石3の磁力を増強する励磁電流、即ち保持用永久磁石
3の磁力線の方向と、電磁コイル2で生ずる磁力線の方
向が同一方向となる励磁電流をP2 の吸着区間で電磁
コイル2に流し、続いて保持区間P3 では前記励磁電
流を遮断する。このようにすることによって吸着初期に
は大きな磁気吸着力を発生させて、工作部品を確実に吸
着することができると共に、保持区間P3 では励磁の
為に電力を消費しないので、電力を節減することができ
る。この場合のP2 における時間と電流値も、吸着用
電磁石の特性、工作部品の形状、サイズに応じて決定さ
れる。
停止区間で、前記保持用永久磁石3の磁力を打消す電流
、即ち前記励磁電流と逆方向の電流を電磁コイル2に通
電した後、P5 のタイムインターバルを経た後、前記
の実施例と同様に、交流の減衰電流を消磁区間P6 に
おいて電磁コイル2に通電する。
保持が解除された後、消磁電流によって工作部品の残留
磁気を消磁することができ、確実な脱着を実行すること
ができる。消磁区間P6 の電磁コイル2に対する電流
パターンは図1の(b)〜(e)に示したように直流の
消磁電流としたり、直流と交流の消磁電流を組合せるこ
とも可能であり、吸着用電磁石の特性、工作部品の形状
等に応じて決定すれば良い。
石の制御装置の回路図である。
側に、トランジスタAおよびトランジスタBを直列に接
続したスイッチング回路6aおよび同様にトランジスタ
CおよびトランジスタDを直列に接続したスイッチング
回路6bが並列に接続してある。そして前記トランジス
タAとトランジスタBの接続点Xと前記トランジスタC
とトランジスタDの接続点Yで吸着用電磁石を構成する
電磁コイル2に対する出力端が構成してある。
ラルプロセッサユニット)7とベースドライバー8で構
成した制御回路9が接続してあり、ベースドライバー8
から前記トランジスタA、B、C、Dの各ベース端子に
制御信号が与え得るようにしてある。前記CPU7は、
吸着用電磁石の制御プログラムを記憶したメモリーを含
むもので、制御プログラムに従って、ベースドライバー
8が制御され、ベースドライバー8から各トランジスタ
A、B、C、Dのベース端子に対して、各トランジスタ
をON、OFF制御する為の制御信号を与えるものであ
る。
N、トランジスタBとトランジスタCをOFFとすると
、接続点XからYへ電磁コイル2を通して直流電流が流
れる。又、トランジスタBとトランジスタCをON、ト
ランジスタAとトランジスタDをOFFとすると、上記
と逆方向へ、即ち接続点YからXへ、電磁コイル2を通
して直流電流が流れる。更に上記のON、OFFを交互
に繰り返すと、電磁コイル2には交流電流が流れること
になる。夫々の電流値は各トランジスタのベース端子に
与える信号電圧の大ききさで制御することができる。
a)〜(e)や、図2(b)の示した電流パターンは、
制御回路9のCPU7にセットすることで容易に得るこ
とができる。尚、スイッチング素子としての前記トラン
ジスタA、B、C、Dは、電界効果トランジスタ(FE
T)として制御入力の高インピーダンスにより、制御回
路の消費電力を少なくするようにしても良い。
0を設けた実施例の回路図である。高周波発振回路10
は一定の振幅と一定の周波数を保って発振を継続できる
ように構成する。この高周波発振回路10の出力は、前
記接続点X、Yに接続されており、電磁コイル2に高周
波電流も通電できるようになっており、かつ出力線には
高周波電流検出回路11が介設してある。高周波電流検
出回路11で検出された出力はCPU7に与えるように
なっている。
b)と同様の制御を行うと、図5のような電流波形とな
る。高周波電流検出回路11を介して高周波電流の変化
を検出することによって、吸着用電磁石への工作部品の
吸着および脱着を検出確認することができ、又、電磁コ
イル2の断線も検出することができる。工作部品の吸着
用電磁石への吸着、脱着によって、電磁コイルのインダ
クタンスが変化を高周波電流の変化で検出できる為であ
り、電磁コイル2が断線すると高周波電流が流れなくな
る為である。従って、吸着用電磁石への工作部品の吸着
又は脱着あるいは電磁コイルの断線を、高周波電流の変
動の検出によって確認し、正確な作業並びに安全な作業
を行うことができる。
は、図6の(a)乃至(d)に示したように吸着用電磁
石を構成しても良い。即ち、吸着力を発生する為の電磁
コイルと別個の電磁コイルとするものである。(a)は
コア1に吸着用としての電磁コイル2と、インダクタン
ス変化検出用としての電磁コイル12を並設して吸着用
電磁石が構成してある。(b)は鉄芯1aに、前記と同
様の電磁コイル2と12を並設して吸着用電磁石が構成
してある。(c)はコア1に吸着用としての電磁コイル
2と保持用永久磁石3とインダクタンス変化検出用とし
ての電磁コイル12を並設して吸着用電磁石が構成して
ある。(d)は鉄芯1aに電磁コイル2、12と保持用
永久磁石3を並設して吸着用電磁石が構成してある。
石に対する制御装置では、図4に鎖線で示したように高
周波発振回路10の出力は、接続点X、Yとは独立とし
た別の出力端子U、Vに接続する。
ても、電磁コイル12に一定振幅、一定周波数の高周波
電流を通電し、高周波電流の変動を検出することによっ
て、工作部品の吸着、脱着および電磁コイル2の断線を
検出することが可能である。
イル12のインダクタンスが前記と同様に変化し、高周
波電流も変動するからである。又、電磁コイル2が断線
すると、電磁コイル12との間の相互インダクタンスが
変化し、やはり高周波電流が変動するからである。従っ
て、この実施例によっても、正確な作業並びに安全な作
業が可能である。
、吸着用電磁石で被吸着物である工作部品を確実に吸着
し、かつ確実に脱着できる効果がある。この結果、作業
の安全性や経済性の向上を図ることができると共に、正
確な作業を行える効果がある。又、被吸着物である工作
部品には残留磁気を無くできるので、正確な作業ができ
るばかりでなく、作業の円滑化を図る効果がある。
る電流パターンを示す図
ターンの図で、(a)、(b)は吸着用電磁石の断面図
、(c)は電流パターンの図
図4】この発明の実施例で用いた他の制御装置の回路図
図
断面図で、(a)、(b)は2個の電磁コイルを設けた
場合の図、(c)、(d)は2個の電磁コイルと保持用
永久磁石を設けた場合の図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 吸着用電磁石の電磁コイルに励磁電流
を通電して吸着力を得、通電を遮断して吸着力を解除す
る吸着用電磁石の制御方法において、吸着力を得る際は
、初期を大電流とし、被吸着物吸着後は、吸着保持に必
要かつ十分な電流とした励磁電流を電磁コイルに通電す
る一方、吸着力を解除する際は前記励磁電流を遮断した
後、直流および/または交流の消磁電流を通電すること
を特徴とする吸着用電磁石の制御方法 【請求項2】 吸着用電磁石の電磁コイルに励磁電流
を通電して吸着力を得、通電を遮断して励磁電流による
吸着力を解除する吸着用電磁石の制御方法において、吸
着力を得る際は、吸着用電磁石に並設した保持用永久磁
石の磁力を増強する励磁電流を電磁コイルに通電し、吸
着完了後は前記励磁電流を遮断する一方、吸着力を解除
する際は、前記保持用永久磁石の磁力を打消す電流を電
磁コイルに通電し、次いで直流および/または交流の消
磁電流を電磁コイルに通電することを特徴とする吸着用
電磁石の制御方法 【請求項3】 吸着用電磁石の電磁コイルに電流を通
電して吸着力を得、通電を遮断して吸着力を解除する吸
着用電磁石の制御方法において、吸着力を解除する際は
、前記電磁コイルの励磁電流を遮断した後、直流および
/または交流の消磁電流を電磁コイルに通電することを
特徴とする吸着用電磁石の制御方法 【請求項4】 交流の消磁電流は、減衰電流とする請
求項1乃至3の何れか1項に記載の吸着用電磁石の制御
方法 【請求項5】 直流の消磁電流は、1個の方形パルス
又は1個の鋸歯状パルス電流とする請求項1乃至3の何
れか1項に記載の吸着用電磁石の制御方法【請求項6】
直流の消磁電流は、励磁電流の遮断後、タイムイン
ターバルをおいて通電する請求項1乃至3の何れか1項
に記載の吸着用電磁石の制御方法【請求項7】 吸着
用電磁石の電磁コイルに励磁電流を通電して吸着力を得
、通電を遮断して吸着力を解除する吸着用電磁石の制御
方法において、吸着力を得る際および/または吸着力を
解除する際に、吸着用電磁石の電磁コイルに一定振幅、
一定周波数の高周波電流を通電し、該高周波電流の変動
を検出することを特徴とする吸着用電磁石の制御方法 【請求項8】 高周波電流は、励磁電流に重畳して通
電する請求項7記載の吸着用電磁石の制御方法【請求項
9】 高周波電流は、励磁電流に重畳することなく独
立させて通電する請求項7記載の吸着用電磁石の制御方
法 【請求項10】 整流回路の出力に、2個のスイッチ
ング素子を直列に接続したスイッチング回路が2個並列
に接続してあり、各スイッチング回路の、2個のスイッ
チング素子の接続点を電磁コイルに対する出力端として
あると共に、各スイッチング素子の制御入力に対して、
前記各スイッチング素子をON、OFF制御する為の制
御回路が接続してあることを特徴とする吸着用電磁石の
制御回路 【請求項11】 スイッチング素子は、バイポーラト
ランジスタ又は電界効果トランジスタとした請求項10
記載の吸着用電磁石の制御回路 【請求項12】 請求項10記載の吸着用電磁石の制
御回路において、一定振幅、一定周波数の高周波発振回
路が設けてあり、該高周波発振回路の出力に高周波電流
検出回路が介設してあることを特徴とする吸着用電磁石
の制御回路 【請求項13】 高周波発振回路の出力は、スイッチ
ング回路に接続された出力端と共通または独立の出力端
に接続された請求項12記載の吸着用電磁石の制御回路
【請求項14】 コアと電磁コイルを備えてなる吸着
用電磁石において、前記電磁石コイルは少なくとも2個
の独立した電磁コイルで構成してあり、そのうち1個の
電磁コイルはインダクタンスの変化を検出する為のコイ
ルとしてあることを特徴とした吸着用電磁石【請求項1
5】 少なくとも2個の独立した電磁コイルと共に、
永久磁石が並設してある請求項14記載の吸着用電磁石
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| JP2-234750 | 1990-09-05 | ||
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| JP40733390 | 1990-12-07 | ||
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| JP2617146B2 JP2617146B2 (ja) | 1997-06-04 |
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